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2020-12-09 54:50

漫画「風の谷のナウシカ」と持続可能な社会

回はリスナーの方から送っていただいた漫画「風の谷のナウシカ」を扱っていきます。
 風の谷で行われているのはどんな農業? 
映画と漫画、二つのナウシカはどう違う? 
という話をしております。 長々と続いて、結論がはっきりでない、漫画版ナウシカのような回となっておりますが、よろしければお聞きください。 風の谷のナウシカ 全7巻 https://www.tokuma.jp/book/b504001.html
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皆さんこんにちは。この番組を配信しております北海道在住30代米農家をしておりますジョンと申します。よろしくお願いします。
本日は2020年12月9日、水曜日となっております。
ここ最近、私は微妙に忙しいのが続いているというか、毎日何かしらの予定が中途半端な時間に入っているという日々を過ごしておりまして、
なかなか休まるのか休まらないのかという日が続いているような状況となっておりますけれども、
皆さんいかがお過ごしでございましょうかね。
ここ最近、私がちょっと頭を悩ませておりますのが、コロナ禍の影響もあるのでしょうけれども、
お米の売れ行きがなかなかかんばしくないという状況となっておりまして、ちょっと頭を悩ませているような状況となっております。
なんでそういう風に売れ行きが怪しいのかと言いますと、皆様も影響を受けております通りコロナ禍の影響でございます。
うちのメインのお客さんというふうなのは、大体B2Cが半分、もう半分が事業者さんだったりするんですけれども、
その事業者さんが大体飲食店さんとかそういうところが多いものですから、そこがのきなみ営業中止やら何やらでちょっと影響を受けつつありまして、
あと一般の販売している方もいろいろと大量にあちこち出していたりするんですけれども、
そちらの方もコロナ禍の影響を受けてお米がダダ余りしているような状況となっておりまして、市場価格が下落しておりますと。
弊社の場合は無農薬栽培とか有機栽培とかそういうような形で付加価値をつけて売るというふうなのではなくて、
大量な量と均質な品質で提供するという、要はおいしいお米は作ってはいるんですけど、
どっちかというとそういう軸足を大量生産の方に向けているのかだったりはするんですよね。
そのおかげでこういうお米の値段が下落しているような状況になりますと、
ちょっとそこに影響を受けてお米の単価を変更したりとかそういうふうなことで対応していかなきゃいけないんですけれども、
そういうような対抗をしてもなかなかに売れ行きが伸びないようなぐらい、
今現在お米とか農作物というのが派手に余っているような状況となっておりますね。
そんな感じで皆さんもスーパーに行っていただければ、
農作物、野菜がとにかく安いねというふうなところを見ていただけるかなとは思うんですけれども、
そんな感じで我々もようやっと世間様に追いつくような形でコロナ禍の影響を派手に受けるような状況となっております。
今回ちょっと扱いますのは、そんなコロナ禍で読むのに正しいのかなというふうな、
ちょっと共通する部分もあるんだけれども、普遍の名作というふうになっております。
漫画版の風の谷のナウシカを扱っていこうかなというふうに思っております。
こちらの漫画版の風の谷のナウシカはですね、私もともと前回持ってたんですけれども、
知人に貸したところ、借り返されたままになっておりましてね、
買うのもどうしようかなというふうに悩んでおりましたところ、
Amazon欲しいものリストに載っけておきましたら、千葉県相さんというふうな方にですね、
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ありがたく送っていただいたものとなっておりまして、
それをもとにちょっと今回配信をさせていただこうかなというふうに思っております。
今回やっていく内容としてはですね、風の谷のナウシカの農業描写警察というふうなのをやって、
あと漫画版と映画版ってどう違うのというふうな話をやっていく過程でですね、
持続可能な社会ってどういうものになるのかねというふうなところを、
私の感想的な部分をちょっと付け加えさせていただこうかなというふうに思っております。
だいたい今回も1時間コースになるのかなとは思っておりますけれども、
長丁場お付き合いのほどよろしくお願いします。
というわけで今回も参りましょう。
営農とサブカル。
この番組は北海道の中心部札幌市のちょっと東側にあるエベチ在住のジョンさんが、
日々の営農と日々摂取しているサブカルについてお話をしていくオーディオSA番組となっております。
本日扱いますのは、漫画版の風の谷のナウシカを扱っていこうかなというふうに思っております。
最初にさらっと概要を説明しますけれども、
だいたい風の谷のナウシカ、
皆さん金曜ロードショーとかで映画が公開やってるのを一度は見たことあるんじゃないかなというふうに思っておりますね。
一応今回の話をする前提でですね、
映画版のネタ割れはガッシガシやっていくことになりますので、
ちょっとそれだけはご了承いただければなというふうに思っております。
これはね、見てない奴が日本国民として悪いというふうな体でいきたいんですけどね、どうでしょうかね。
どうしても見てないよとか知らないよというふうな方はですね、
ウィキペディア詳細なものが載っておりますので、
よかったらそちらをググっていただけるといいかなというふうに思っております。
こちらの漫画版はですね、
1984年にスタジオジブリから公開された映画、
風の谷のナウシカの原作というふうに一応言われております。
なんですけれども、漫画版をどっちかというと完全版というふうなのが正しいかなというふうに思っております。
こちらの漫画版はですね、
映画が始まる2年前、
1982年からアニメージュというふうな雑誌で連載をされておりました。
こちらね、映画版の原作というふうなことなので、
1巻2巻目まではほとんど映画版と、
映画と変わらないような内容で進んでいくんですけれども、
それがですね、
完結するまでになんかどんどん違う方向に行っていって、
そして途中長い救済を挟んで、
完結したのは1994年というふうになっております。
なので、映画版が公開された後で、
いろんなファンからの批判やら、
あと批評家の皆さんからのコメントやら何やらを、
宮崎駿監督自身が受けて、
さらにそれを完結させたのがこちらの漫画というふうになっておりますね。
そうそう、話しておりませんでしたけれども、
当然のことながら、
映画版の方で監督を務めておりました宮崎駿監督が、
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自分で漫画を描いているのがこの漫画版というふうになっております。
本当はストーリー的には同じようになる予定だったらしいんですけれども、
内容がすごく大きく異なっていくというふうなのが、
こちらの漫画版というふうになっております。
だから、映画版を見ているから漫画版を読まなくていいやっていう風な方こそ、
見ていただきたいなというふうに思うのが、
こちらの漫画版というふうになっております。
こちら漫画版のあらすじの方をご紹介をさせていただきます。
高度な産業文明を滅ぼした、
火の七日間と呼ばれる最終戦争から、
千年後が舞台となっております。
こちらの舞台になっているのが地球なのかどうかというのは、
ちょっと怪しいんですけれども、
例えば、劇中に出てくる串穴殿下とかは、
串穴町とかというふうな、
遊牧民族の一族の名前とか、
そういうふうなのがついてたり、
あと日本国内とかでも、
広く知られているような単語とかが、
ちょこちょこ出てきたりするような感じになっておりますので、
おそらく地球が舞台であろうなというふうになっております。
汚染された大地には、
人体に有害な蒸気を出す不快と呼ばれる、
巨大菌類の森が広がっているような状況となっておりまして、
巨大な虫たちが生存圏をその中でどんどん広げておりました。
人類はというと、不快の及ばない変境に追いやられて、
旧世界で作られていた文明の残屍を使いながら、
細々と暮らしているというふうな状況になっております。
トルメキアの周辺同盟国である風の谷に暮らしているナウシカは、
ある日、同じくトルメキアの同盟国であるペジテの難民船が
墜落するところを目撃します。
救助に向かった際にペジテの王女ラステルから、
とある石を兄に渡してほしいというふうに頼まれてしまいます。
その石は、火の7日間で使われた最終兵器、巨神兵を
蘇らせるための奇跡でありました。
実行の事件を皮切りに、ナウシカはトルメキアと
ドルク諸皇国との戦争に巻き込まれていくことになっていきます。
あらすじの段階で、うーんって思われる方の方が
結構いらっしゃるかなと思うんですけども、
映画しか知らない方のために、ちょっとその辺の部分を
補足をしていこうかなというふうに思っております。
まず、漫画版はですね、ペジテが書店から滅亡している状況から
スタートしております。
そして、風の谷とペジテとトルメキアはですね、
それぞれ同盟諸国というふうになっておりますね。
これはもともと同じっちゃ同じですね。
ペジテは、映画版の方ではペジテ氏というふうに言われている。
トルメキアと同盟関係があるけれども、独立した国家として
数えられていたように思うんですけども、
漫画版ではそうなっております。
漫画版と映画版は大きく違うのが、
映画には出てこなかったドルクという、
もっと大きな帝国が出てくるんですよね。
こちらがですね、トルメキアが高校と戦争することになりまして、
クシャンナ殿下はですね、基本的にはこのここと戦争をするために
風の谷を含む周辺諸国からですね、徴兵をするために
こちらの方にやってきているというふうな状況となっております。
09:01
クシャンナはですね、そのついでに風の谷とかその辺を調査する傍らでですね、
巨神兵を復活させる鍵を探しに、こちらの方に来ているというふうなことになっております。
そんな感じでですね、映画版の内容と同じく進んでいくのが
1巻2巻目なんですけれども、こちらの風の谷のナウシカ、全7巻あります。
その中でですね、この中にですね、
残り5巻はですね、全然違う方向に進んでいくというふうな形がなっているんですよね。
で、こちらの戦争の方式も結構違っておりまして、
それであの、舞台になるのが風の谷のナウシカなんだけど、
風の谷からどんどん離れていくんですよね。
映画の方は、要はあの、なんか風の谷周辺で起こった巨神兵を巡る
トルメキアとペジテの戦争だったりしてたわけなんですよね。
まあだからね、風の谷のナウシカはですね、
巨神兵を巡るトルメキアとペジテの戦争だったりしてたわけなんですよね。
まあだからトルメキアが巨神兵が欲しいばっかりにペジテを滅ぼして、
そしてペジテがその報復にオウムを使った大海上攻撃っていうね、
そういう風なのをやっていくっていう風なのが映画版だったりしてるんですけれども、
漫画版の方ではトルメキアがドルク諸公国へ仕掛けた侵略戦争っていう風に言われてるんですね。
一応作中ではトルメキア戦役っていう風な名前になっております。
そのためですね、舞台がこのドルク諸公国をナウシカがどんどん移動していくという風な話になっていきますので、
まあ風の谷が出てくるのがですね、冒頭の1巻2巻でちょっとぐらいなんですよね。
一応ナウシカがいないけれど風の谷でこんなことが起こりましたエピソードみたいなのも後半の巻で挟まれたりするんですけど、
まあとりあえずナウシカはどんどんどんどんドルクの奥深くまで進んでいくっていう風なのがこちらの漫画版という風になっております。
映画版の方ではですね、もともとは巨神兵が欲しいトルメキアと、それを奪われたばっかりに大変なことになったペジテがそれぞれ戦争をするという風な状況になってたんですけども、
漫画の方ではですね、トルメキアは基本的に奴隷が欲しいっていう風なのでそういう風になっておりまして、
それでドルクの方に進行していくという風な話になっております。
ドルクはですね、それに対抗するためにですね、ペジテがオウムを使った大怪獣攻撃をやったかのごとくですね、また別の手段で、
なんていうかな、例えるんだったら地獄内に核兵器を使うような凄まじい手段で対抗していくという風な形をやっていくんですよね。
今回ちょっと漫画版の方はなるべくネタバレなしでちょっとお話をしていこうかなという風に思っております。
一応こちらの本を送っていただいた千葉県の愛さんからはですね、ネタバレ全開でもOKですよという風な話をいただいてたんですけども、
こちらを聞いている方々、大抵の方は漫画版読まれてないかなという風なのも思いますし、
あとできればこの機会に読んでもらいたいなという風に思っておりますので、
ちょっと私、漫画版の方に関してはなるべくネタバレをしないように進めていきますので、ちょっとお付き合いいただければなという風に思っておりますね。
こういう風な感じで戦争が起こるので、ナウシカはですね、初手からトルメキアの方に徴兵されて一緒に戦っていくという風な感じなんですね。
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あんまりクシャナ殿下との初対面は最悪ではない、あんまり良くはないんですけど、そこまで悪くはないよという風な感じになっておりますね。
でもキャラクター造形的にはそこまで変わっている部分はなくてですね、姫姉さまは姫姉さまのままなので、
敵味方、人間、虫の区別なくとにかく慈悲を振りまいていくという風な感じになっておりますね。
戦闘は当然のことながらして、血を流させたり流させられたりとか、その辺はあったりはするんですけども、そういう風な感じでちょっと活躍はしておきます。
で、あと漫画版の方がですね、クシャナ殿下とクロトアの方の活躍がね、結構あったりするかなという風に思っておりますね。
あとユパ様は同じように大活躍してたりはしますので、その辺のことが気になる方はぜひ読んでもらえればなという風に思っております。
こんなところで概要の説明を終わらせていただきまして、今回のお品書きでございます。
今回は一応前編後編という二部構成で考えております。
前編の方はですね、私の求められている役割であるところの風の他人のナウシカの農業描写計画をやっていこうかなという風に思っております。
で、この中でですね、だいたい風の他人の農業ってどういう風なことをやっているのという風なので、一応序盤の方に出てくる描写とか、あと映画の描写とかという風なのが、基本的に漫画と映画、この辺の描写の違いはほとんどなかったので、それについての話をちょっと中心にさせていただければなという風に思っております。
で、前編の方を踏まえた上で後編はですね、こういうような風の他人のような場所、そういう風な部分から考える持続可能な社会ってどういうものなのだろうねという風なのをちょっと話をしていければなという風に思っております。
後編の方はね、映画版で出た結末と漫画版で出た結末っていうのが結構異なってるんですよね。
その違いを話しつつ、持続可能な社会ってどんな形かねっていう風なのをちょっと提言ができないんだよな。
まあ提言はできないんですけども、解説をして問いを投げかけるっていう風な、結局のところ宮崎駿監督も漫画版の方も結局のところ派手なオチがついてるわけではないので、そういうところも踏まえてちょっと後編の方は話していこうかなという風に思っております。
というわけで、今回も1時間近くになると思いますけど、お付き合いのほどよろしくお願いします。
第1部 風の谷の農業描写警察
はい、では早速風の谷のナウシカの農業描写について見ていこうかなという風に思っております。
まず風の谷の概要についてからちょっと話をしていこうかな。
まずこちらの舞台になる風の谷はですね、人口500人ほどの小さな国という風に言われております。
海から来る風様に守られているおかげで、不快の法師が飛んでこず、不快化せずに住んでいるという風な場所となっております。
こちらの風の谷の主な農業なんですけれども、私が見た限りではおそらくブドウをメインとした果樹栽培が中心になっているかなと思いますね。
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あとは細々と落農をやっているという風な形になるかなとは思っております。
気になるのがですね、この風の谷、どうも穀物は作ってないみたいなんですよね。
畑のような部分が映ったりするシーンがあるんですけれども、見ている限りどうも牧草地なんじゃないかなという風な感じがするんですよね。
なんですけれども、穀物がないかという風に言われると、この世界ではどうも小麦とか穀物に関しては流通はしてるんですよね。
というのも、例えば風の谷のナウシカ、映画版でも出ましたし、あと漫画版の方の冒頭でもですね、ゆぱさまおかえりおめでとうパーティーという風なのをやってたりはするんです。
そのパーティーのところとかにもですね、たぶん小麦を練って丸めて伸ばしたものを焼いたものなんじゃないかなという風な、そんなようなパンケーキ的なものがですね、穀草の場に出てきてたりはしております。
あと漫画の作中もですね、小麦一袋でどうのこうのとかという風なことで、そういう風な単位とか名前とかが出てくるあたりですね、穀物は当然のことながらこの世界もあるなという風に思っております。
ただ、見た感じどうも自給的な農業という風なわけではなくてですね、ぶどうメインにしている果樹栽培という風なことだから、当然のことながら相手がいる商売をしているという風なのがあって、
これを最初に見てた時にですね、私は宮崎駿をやってやがるなという風なことをちょっと思ってたわけなんです。
中野もですね、この宮崎駿監督、皆さん他の作品とかもそうなったり見ててわかっていただけるかなと思うんですけど、
例えば他の作品天空の城ラピュタとかはですね、鉱山と背景はイギリス、軍と機械はドイツ、生活と基地はイタリアという風な感じでですね、
なんて言うかな、一つの国じゃなくて混ぜこぜになっているような文化という風なのを作中の中に入れるってことが多かったりするんですよね。
例えば日本が舞台になっているはずの千と千尋の神隠しとかでも、
例えば、湯屋までに来るまでの湯屋街、あそこの舞台とかは台湾にモデルの村があるとか、
あとは湯屋のモデルになっている建物とかも日本の建築様式に沿ってはいるんだけれども、ちょっと異物感があるような。
あとは湯婆婆の家の中身とかその辺のデザインとかがなんとかイギリスのイギリシアガーデン風な場所に住んでいるとか、
そんな感じでその和洋社中をやりがちな人だったりはするんですよね。
だから風の谷のナウシカにおいても同じようなことをしてるんじゃないかなと思って、
いろいろとWikipediaやら、あとはインタビュー集やらそういうふうなのをひも付いて調べていってみたんですけれども、
どうもこの風の谷のナウシカが舞台になっている世界はですね、
中央アジアの乾燥地帯が荒廃した未来がああいうふうになっているっていうふうなのがインタビュー記事でありまして、
それを見た後でちょっと私、それだったらちょっとあり得るかもなっていうふうなので考えを改めております。
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おそらく結論から申しますと、風の谷で行われている農業というかこの風の谷の人々はですね、
おそらくなんですけれども、もともと遊牧民的な生活をしてた人々が定住をするようになったグループなんじゃないかなというふうに思っております。
風の谷を含んでいる周辺所属というふうに言われている雑多な国家が風の谷周辺にはあるみたいなんですけれども、
そこはおそらくモンゴル帝国同じくですね、内部に定住者のグループを抱えている遊牧民国家なんじゃないかなというふうに思っております。
なのでちょっとそれを裏付けるようなですね、描写というふうなのがちょこちょこありますので、それも一部ずつ挙げていきますね。
まず、これ皆さん聞き覚えがあるかなというふうに思っていた部分なんですけれども、ナウシカのポジションだったりはするんですよね。
皆さんナウシカを紹介されるときにですね、ナウシカは族長の子というふうに言われてたりするんです。
国王でも領主でも貴族でも何とか家でもなく族長の娘なんですよね。
そういうふうなことを考えると、この種族単位でこの風の谷というふうなのは運営されているというふうなことを考えると、
ここもちょっと遊牧民と同じく種族単位で動いているというふうなところがちょっとそれっぽいなというふうには思ってたりしております。
それともう一つは族長が命名に乗るというふうなところが遊牧民的かなというふうなのもちょっと思っております。
遊牧民の皆さんの売り物なんですけども、基本的には家畜を育てて売ってそれをどうこうしていくというふうなのが主なお仕事なんですけれども、
もう二つ別のメインのお仕事がありまして、それが物流と武力を売るというふうなのが遊牧民の皆さんのね、
特にモンゴル帝国だった頃とかその辺の時代の主なそういう風な感じになってたそうなんですよね。
だからナウシカが命名を狩るのもですね、出兵とか徴兵をされる際にガンシップに乗るのもですね、
基本的にはそういう戦闘能力を売るためというふうなのがあるので、それで族長がそういうふうに仕事としてついてたりするんですよね。
あと、女性が族長になれる社会というふうなのもちょっと遊牧民的だなというふうなのは思ってたりしております。
当然のことながら族長とかそういうふうなところで戦闘に出たりもするんですけども、
遊牧民の社会って結構実力社会なところがあって、腕っぷしと弓の腕さえあれば女性でも地位が高いところにつけるというふうな話をちょっと調べてて読んでて、
へーって思ってたりしてたんですよね。
だからナウシカがその後次期族長というふうな形で漫画の作中の方では言われてたりするんですけれども、
そういうふうなことができるのも、もともとそういうような気質と生活スタイルを持ってたからじゃないかなというふうなのはちょっと思ってたりしてたんですよね。
一応漫画の方ではですね、女が族長になったことはないがナウシカなら認められるだろうというふうなことをナウシカのお父さんのジルが言ってたりするので、
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そういうふうなところを考えるとちょっと定住者っぽくなってるかなとは思うんですけどね。
でもそういうふうな腕っぷしさえあれば女性も族長につけることができるし、
あとはその遊牧民的な部分でちょっとそういうふうな形で、もともと多分流通しているような一族か何かが劇中には描かれてはいないけれども、
そういうようなところが、例えばこういうふうな葡萄をはじめとした果実種を作ったり干し葡萄を作ったりとか、
そういうような明らかな嗜好品みたいなものを公益に流すための手段があるような国家だから、
こういうふうな葡萄やら何やらを栽培するというふうなことをやってたりするのかなというのはちょっと思ってたりしてたんですよね。
実際にこのナウシカの祖先はですね、一応劇作中で言われていることなんですけれども、
エフタルという大きな古代国家の末裔というふうに言われてたりはするんですよね。
このエフタルはですね、映画版でも古い国家がオウムの大会場にあって不快に没しましたっていうふうなの出てたの。
映画見てた人は覚えていただけるかなと思うんですけれども、
そのエフタルがそういうふうにこの大会場によって不快にのまれた後ですね、
おそらく難民化して、その難民化している最中にですね、遊牧民みたいな生活スタイルに戻ってったんじゃないかなっていう。
そしてそういうふうな遊牧民みたいな生活スタイルをずっと続けていったんだけれども、
ある日風の谷を見つけてそこに定住するようになって、
定住するようにはなったんだけれども、そういうふうな遊牧民的な生活をしている人が他にもいるので、
そこと交易をするような形で周辺所得を形作ったんじゃないかなと思ってたりはするんですよね。
それで食べ物どうしてんの問題とかっていうふうなのはちょっとここから話をしていこうかなというふうに思ってるんですけども、
この遊牧民の皆さんの生活スタイルっていうか食生活なんですけども、
私今回のことがあってちょっと調べてびっくりしたのがですね、遊牧民の皆さん基本的に穀物も野菜も摂らないそうなんですよね。
あるインタビュー記事を見ててちょっと笑っちゃったのが、野菜?羊が植物をたくさん食べてるだろう?
羊の肉と羊の乳を飲んでるんだったら、野菜を摂取しているのも同じじゃないっていうふうなことをね、
答えてるモンゴルの人のインタビュー集みたいなのを見ててちょっと吹いてしまったんですけれども、
そんな感じでですね、基本的にこういう野菜とかそういうふうなものを食べない食生活をしてるんですよね。
単純に言うと、移動したりなんだりするので、基本的に畑をやってる余裕がない人々なんですよね。
なんだけれども、やっぱり定住する人々と交易やら何やらしてないといけないっていうふうなので、
遊牧民国家やら何やらっていうふうなのは、基本的に定住している人を内側に囲んでいる国家になっていることが多いそうなんですよね。
なんだけれども、移動中は基本的に家畜から出てくるお乳やら何やらを食べたりなんだりするっていうふうなので、
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大体回してるっていうふうなことを言われてたりするんですよね。
基本的に遊牧民の皆さんはですね、夏場は白い食事、冬場は赤い食事といってですね、
冬場は肉を食べて、夏場は乳製品を加工したもの、チーズ、ヨーグルト、あとバニュー酒、
そういうふうなものを片っ端からめちゃめちゃ飲んで、それでなんとか生きてたりするっていうふうなことを聞いてですね、
人間の体すごいなっていうふうなのをちょっと思ってたりしておりましたね。
足りない栄養素があるとですね、それでもなんとかなるように体が変わってくるらしいんですよね。
そういうふうなことを考えると、風の谷の皆さん、おそらくこれね、天空の城ラピュタにも出てきた毛長牛っていう、
角が生えてる毛の長い牛が劇中出てくるんですけども、おそらくそれを育ててやっているんじゃないかなというふうに思っておりますね。
で、あとね、馬とかそういうふうなものはどうしてるのっていうふうに言われると、なんていうかな、チョコボみたいなやついるじゃないですか。
作中では鳥馬って言って、ユパ様が乗ってる馬がいるんですけれども、あれを使って、そういうふうな遊牧民生活みたいなのを主にしていて、
その生活スタイルのまま定住をして、で、交易をするのに便利なものは何か。
そう、葡萄がいいねっていうふうなところで、そういうふうな交易品やら何やらを作って生活をしているんじゃないかなというふうに思っております。
で、小麦が出てくるのは、おめでたいこととかそういうふうなところだけっていうふうなところなので、
風の谷の皆さん、基本的に遊牧民と同じような生活をしてるんじゃないかなというふうに私は考えておりますね。
で、あとそれでですね、作中ちょっと出てくるチコの実っていうふうな植物が皆さん覚えてるかなというふうに思っておりますけれども、いかがでございましょうかね。
あれです。映画の中でアスベルとナウシカが一緒に食べてた、長靴いっぱい食べたいよっていうふうに言われる実なんですけれども、
あれもですね、おそらくは私はスパイス的なものだとして、多分本当は交易に使われるようなものなんじゃないかなというふうに考えております。
なんかね、さっと調べるとチコの実をクコの実っていうまた別の実なんじゃないかっていうふうな説を挙げている方がいるんですけども、私は明確に違うかなというふうに思っております。
なんでかというと、クコの実、チコの実の使われ方として作中で説明されているのが栄養がある、きつけに使われることがある、かじるとコリッと音がするっていうふうなのがあるんですよね。
正直なところチコの実がですね、チコの実じゃないクコの実はですね、似ているのは名前とあと栄養があるっていうふうな部分だけだと思うんですよね。
実際に多分作中に出てくるものから考えると、おそらくこちらはですね、スパイス的な使われ方をするものなんじゃないかなというふうに思っております。
今回もちょっとコメント紹介する予定のトリビードさんからですね、ピンクペッパーっていうふうな、コショウ族の仲間の植物がそれっぽくねっていうふうに言われて、
私もね、チョコレートとかによく乗ってるやつなんですよね。確かに近い味だろうなっていうふうなことはありましたので、
多分こういうふうなスパイスとかそういうふうな高液品的なものも同じように作ってたんじゃないかなっていうふうなのも今回の説明としても通りやすいので、
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おそらくチコの実はそういうような植物なんじゃないかなっていうふうに私は考えておりますね。
そんな感じでですね、風の谷は基本的にこういう遊牧民的な、定住しているけれど遊牧民的な生活をずっとしておって、
そして基本的に穀物とかそういうふうなものはですね、おそらく流通をしているであろう別の遊牧民グループみたいなものが存在していると思うので、
それを通してブドウやら何やらを加工したワインというか果実種を渡して、それで交換やら何やらをしていくっていうふうなことをやってるんじゃないかなというふうに思っております。
おそらくユパ様がああやって集落を出て、いろんなところを旅して回ってるのもですね、不快の謎を解くためっていうふうなものも当然あるとは思うんですけども、
それよりにですね、たぶん周りの状況を調べたりとか、あの村どこどこなくなったわとか、あの村ではあれが足りないわとか、そういうようなことを調べる役割も負ってたんじゃないかなとは思うんですよね。
そういうふうな感じでですね、風の谷にはそうやって公益やら何やらと外部とやりつつというふうなところでいろいろ暮らしておりますと。
で、こういうような描写からわかるですね、風の谷の描かれ方なんですけれども、宮崎駿自身がですね、おそらくこの風の谷、理想的な集落として描いてるんだろうなとは思うんですよね。
特に、なんていうかな、要はこういう空に困らないような生活をしてるんですよね。
特にブドウに力を入れてるっていうふうな果樹栽培やら何やらをやっていけてるっていうことは、周りにそういうふうな食べ物を流通させるような仕組みがあって、
そしてそもそもヨカで作ってもいいようなやつをメインに擦れられるぐらい栄養状態はいいっていうふうなところを、
なんていうかな、村社会はとってもいいよっていうふうなところで描かれてるもんなんだと思います。
で、あとナウシカのポジションとかも特にそういうふうに、そうそう、ナウシカが女性だてらに俗調になれたりするのも、
あとナウシカがというふうな畑やら何やらをやらないでですね、
深い巡りを趣味のようにやってても許されたり、あとは尊敬されたりするっていうふうな、
そういうふうな、誰が勝手なことをしてても認められたり、牧歌的に受け入れられるっていうふうなところで、
ひどく理想化された集団として言われてたりするような感じだと思うんですよね。
だからトルメキアとかペジテとかから攻め込まれてきてたりするけれども、
なんかそういう村の中のやだみ、当然のところながらそんなところを描写してる暇が映画的になかったってのもあるし、
あと漫画版の方も特にそういうふうなのがなかったんですけれども、
でも明らかにこの風の谷という集落はですね、この作中世界の中においても、
けうなぐらいとってもいい集落として描かれてるんだろうなというふうに思っております。
基本的に映画の結末みたいなもの、特に映画を見られてる方だったらですね、
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最終的な結末としては、風の谷のように深いと共存をしていけば、
いずれ自然がなんとかしてくれるから、そこで多くを望まず細々と製品のように暮らしていきましょうねというところで落ち着いてたかなというふうに私は思うんですよね。
そういうふうなところで済む話じゃないよねっていうふうなのが、
これから話す漫画版の大きな創意点というふうな感じになっております。
その辺についてはですね、後編の方で詳しく話をしていきますので、
もうちょっとお付き合いのほどよろしくお願いします。
後編、風の谷のナウシカから考える持続可能な社会について。
はい、では後編の方はですね、映画版の風の谷のナウシカと漫画版、
どこが大きく違うのかっていうふうなことを中心にですね、
そのテーマ的な部分についてお話をしていこうかなというふうに思っております。
まず映画版の落ち、ちょっと私の言葉の方で説明をさせていただきますね。
映画版はですね、前編の後半の方でもちょろっと話しましたけれども、
人々が和解して、不快と共生を始めれば、大地がいずれ再生するので、
それさえ待っていれば人間はいずれ繁栄できるかもしれないというふうなところで終わっていたのが、
映画版というふうになっております。
ナウシカがね、奇跡を起こしまして、大海賞を止めることができて、
あと巨神兵もいろいろあって死んじゃいましたのでね、
トルメキアはわざわざ戦争する理由もなくなって帰っていくし、
ペジテは実家がなくなったので、そのまま風の谷に居座るようになります。
それぞれのところで共存していくので、風の谷は風の谷でね、
どうも不快にぼさないでは済んだような状況となっておりましたので、
平和に暮らしていきましたよというふうなのがエンディングで明かされるようになっております。
その象徴的なシーンがですね、映画版の一番エンディングのシーン、
終わりっていうふうに出てくるシーンでございますね。
あれにですね、例えば不快の底の正常な地っていうふうに言われている場所、
あそこでナウシカとアスベルが食べてたチコの実が落ちたんでしょうね。
その落ちたチコの実から目が出ていて、それがナウシカが落としていた頭巾、
それと片割にあるっていうふうなシーンで終わってたりするんですよね。
これは人類と自然が共生をできるっていうふうな、
そういうふうなのを暗示させるエンディングかなというふうに思っております。
なんですけれども、映画公開した後でですね、
当然のことながら、いろんな矛盾点っていうふうなのが言われているようなものとなっております。
例えば、故郷を亡くしたペジテの人々、
難民になってて数が減ってるって言ってるんだけれども、
風の谷にそれだけ受け入れられる余裕って本当にあるの?っていうふうなのが疑問だったりするのと、
あと、オウムの大海賞はナウシカが奇跡を起こしたおかげで引いていったけれども、
オウムの体についてた宝石、本当に風の谷の中で芽を芽吹かないで大丈夫だったの?っていうふうなところでね、
疑問があったりする部分かなと思っておりますね。
一応ね、映画の方のエンディングではですね、食場をしているシーンとかがあったので、
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おそらく森の一部は焼いたんだろうなと思ってはいるんですけども、
そんな感じでですね、不快にならないで済んだのかどうかっていうのはちょっと怪しいかなというふうに思っております。
で、あと不快が浄化を始めているっていうふうなのはいいんだけれども、
いつ浄化が終わるの?っていう、あの人類が生きている間に浄化は終わるのかっていうのはあったりするんですよね。
で、あと放置されている問題にですね、
例えば、シロウジのミトジートがかかっている石化の豪病というふうに言われている病気があります。
これはね、どんどん体が動かなくなっていく病気なんだけど、
これの解決策が特にないよねっていうふうにもなっているし、
あとトルメキアに何の成果もなく兵器ばっかり失ったクシャナデンか、無事に帰れたのかなとかね。
あとはあんなに良い集落、トルメキアがいろいろ思い揚げたってまた戦争の被害になったりしないのかなとかね。
そんなようなところでですね、あの後を考えるとそんなにハッピーエンドっていうふうなところでもないよねっていうふうになってたりはするんですよね。
当然のことながらこれを書いてた宮崎駿監督もですね、当然のことながらそんなことは分かってたわけで、
それを漫画版で解決しようとですね、七点抜刀してたんですけれども、
一応の決着はつけたんだけどもなかなか難しくなかったっていうふうなのが漫画版となっております。
で、漫画版はどういうふうな形で終わっていったのかというとね、
ネタバレなしで話すとこんな感じになるかと思います。
他に手段がないまでに追い詰められた人類はやむなく和解をすることとなり、不快と共生世代労を得なくなっていく。
大地はいずれ再生するかもしれないが、その再生が終わるまで人類も不快も虫も生きている保障は全くない。
っていうふうな形は終わってたりはするんですよね。
で、この終わり方なんですけれども、宮崎駿監督自身がですね、こんなことを言っております。
こういうふうにね、いろんな答えに答えを出そうと七点抜刀した割には何の喜びもなく終わった作品だというふうに言われてたりはするんですよね。
で、すごくね、なんかこの辺の部分が重い言葉だったりはするんですけども、
要は宮崎駿監督自身がですね、最初映画版の方を作ってた頃はですね、自然と共生する。
だから過度な文明発展、いろんなゴミを出したり地球を汚したりとかするような文明を発展させるんじゃなくて、
ある一定程度の文明レベルで留めておいた方が我々は幸せに過ごせるんじゃないかとか、
過度の発展を捨てれば幸せになれるよねっていうふうなところが言ってたのが映画版だったりはするんですよね。
だから映画版を見てた方がですね、特に農家をされている方とかが多いんですけれども、
自然栽培とか有機栽培とか、現代の化学栽培を批判する文脈の中で風の谷のナウシカを使ったりすることがあるんですけども、
ただ漫画版の方を使おうと思うとそれは全然違うよという形をちょっと思ってたりしてたんですよね。
漫画版の方はですね、特に捨てたところで過度な発展を手放したところで寿命が伸びるわけもないし、生活が楽になるわけでもないよね。
36:08
だけれどもそんなような状況でも一緒に生きていかないといけないよねっていう風になっているのが漫画版だったりはするんですよね。
だから、牧歌的な社会にすれば持続可能だよっていう風に言うのも、それはちょっと違うんじゃないっていう。
それはそれで茨の道なんだけれども、そういう茨の道でも選んでいいのかなっていう風なのを悩んでいるのがこの漫画版だったりはするんです。
特にここからちょっと私の方でね、感想的な部分とか今現在もね、
例えば持続可能な開発目標を立てましょうという風なところでSDGsのことが動いておりましたり、
あとはコロナウイルス感染拡大が世界中で広まっているおかげで、今までの社会のあり方みたいなものを見直していかないといけないよねっていう風な状況となっておりますと、
そんなような状況の中でですね、この漫画を読んでたりするとですね、同じように全部と共存していかないといけないんじゃないか。
だから我々の発展やら何やらを捨て去るを得ないような状況で、そしてそれはそれで苦しいような状況にもなっていくんだけども、
その中で喜びを見出してて何とか生きていかないといけないんじゃないかっていう風なね、そんなような気分にさせてくれるような漫画だったりはするんですよね。
よくこの漫画版の批判としてですね、文明批判だとか明確な答えがないじゃないかっていう風なところでよく言われてたりするんですけど、
まあそうなんです。今現在の社会においてもですね、明確な答えって出ていなかったりするわけじゃないですか。
一応目標を決めてそういう風になっていければいいねっていう風になっていくんですけども、
それはやっぱり今まで私が享受してきた文明社会の残滓をどんどん捨てていかないといけないよねっていう、
どんどん不便になることに慣れていかないといけないのがねっていう風な道筋になってたりはするんですよね。
そこを納得させたりするっていう風なのがなかなか難しいし、
あとは結局のところ楽をしているところはずっとズルをしているだけじゃんっていう風になってて、
その嫌な部分とかそのしわ寄せみたいなものがしもじもに来るような状況っていう風なのが、
私非常にひどくSDGsにはなんかうーんっていう風に思ってたりする分だったりするのと、
あと同じようにコロナ禍においてもちょっと似ている風な部分もあるかなという風には思っております。
このことコロナ禍、特にナウシカの世界では不快に行ったらマスクをしないと生きていけないという風なところがですね、
我々の日常にもすごく似通っている風な部分だねっていう風なところで話題に挙げさせられてたりはするんですけれども、
確かに似ている部分もある作品かなとは思っておりますけれどもね、
ちょっとそういう風な読み方もできるっていう風な形にしか取れないかなという風には私は思っております。
ただコロナ禍のアナロジーみたいなものを漫画の方から読み寄せようかなという風に思うと、
要はコロナってナウシカでいうところの不快なのかなという風に思っております。
39:01
それを広めているのは何かというと大怪獣というか人間だったりはするんですよね。
こうやって我々の生存権やら何やらどんどん脅かされるようになっていって、
それを追い払うのにクシャナ殿下のように巨神兵を使って不快を焼き払う方向に進むのか、
それと共存する方向に進むのか、どっちがいいのかなという風な話なんです。
今現在当然のことながらワクチンを作ってそれを焼き払う方向でやろうとはするんだけれども、
その幸せはどういうような形で来るのかなっていうね、
そういうようなことをちょっと考えていかないといけないよねっていう風な部分だったりはするんですよ。
ただやっぱりこういうふうな紐付けをして読むっていう風なのはね、
私はあんまり好きじゃないかなとは思っております。
ただどちらかというとこのナウシカの漫画版から読み取れるのはですね、
持続可能な社会っていう風なのを選び取ろうと思えばできるかもしれないけれども、
それって結構茨の道で、そしてやっぱりそれに対する対応策っていう風なのは、
生きねばっていう風な形で何とか生きていく他ないんだなっていう風なところしかね、
落ちがつけられなかった話だったりはするんですよね。
宮崎駿監督自身がそういうような形でしか落ちがつけられなかったものをですね、
私が読んだところでそういう風に言えるかっていう風に言われると、
本当に生きねばという風な状況でしかなかったりはするわけなんですよね。
私もね、何とか会社を何とか存続させるやら何やらの方策を考えたりとか、
これからも何とかして何とか生きねばっていう風なところしかね、
言える部分はないかなという風に思っておりますね。
そんな感じでですね、ちょっと映画版は、
ぼっか的な社会に戻れば何とかなるんじゃないという風なふんわりした回答だったんですけども、
漫画版はですね、突き詰めて考えた結果、
こちら側に問いを投げかけられていて、
それについてどう答えるべきかっていう風なことをすごく悩むような、
そんなような作品となっております。
ただなんですけども、そういう風に悩ませてくれる作品という風なところで、
もう漫画版の風の谷のナウシカは古典として読める作品となっていて、
いくらでも今日世は作れるような作品かなという風に思っております。
お値段、7巻セットで全別3200円。
日本国内で読める価値あるバンドですねという風になっておるかなという風に思っております。
ほぼただ同然でですね、
鬼滅の刃全巻を買おうと思ったらその3分の1の値段で買えるという風なの。
大変お安くなっておりますので、
皆さんもよかったらちょっと手に取って見ていただけると、
これだけ話した甲斐はあったかなという風に思っておりますね。
私もいずれ仮博が返ってくることを願ってはいるんですけども、
どうしてもダメだったらちょっとまた買い直そうかなという風にちょっと思ってたりしておりますね。
そんな感じでちょっと長々と最後ふわっとはしておりましたけれども、
今回も漫画版の風の谷のナウシカについてお話をさせていただきました。
ではエンディングの方入っていきます。
はい、今回も長々とお聞き下さいまして誠にありがとうございました。
当番組への感想コメントはツイッターハッシュタグ
42:02
A-NOのAにサブからのサブ、Aサブとつけてコメントをつけていただくようお願いします。
その他メールアドレスなしでも送れるグーグルフォームがですね、
ポッドキャストの番組の紹介ページの方にURLを貼っておりますので、
よろしかったらそちらもご利用ください。
まず最初にですね、お知らせから入っていこうかなという風に思っております。
クドクドと話しております通り、
ノーコロの方で配信されておりますやつはですね、
今月末でなくなりますので、それだけご了承いただきますようお願いします。
早いとこ、A-NOとサブからの方のホームアカウントに切り替えてねという風に思っておりますね。
あとお知らせというか、今回のいただいてた風の谷のナウシカ全7巻セットはですね、
千間県のアイさんの方に私から想像で作ったノーカード風ポストカードという風なのを作りましたので、
そちらにメッセージを添えて近々お送りさせていただきます。
こちらの想像で作ったノーカードっていう風なやつなんですけど、
何それって風に思われる方の方が多いでしょうね。
今現在ね、ノーカードプロジェクトっていう農家の写真を集めたトレーディングカード、
トレーディングカードなんだけどゲームになってないので特に対戦とかできるわけじゃない。
要は写真付きの名刺みたいなやつがあるんですけど、
そんなような感じのやつをですね、私作っておりましたので、
それをちょっとお送りさせていただきます。
ノーカード風ポストカードなので、ポストカードなのでちょっとデカいんですけどね。
ついでに以前ビール差し入れていただいた永須根彦さんにもですね、
ノーカード風のポストカードを郵送しておりますので、
よろしかったらちょっと受け取っていただけたらなという風に思っております。
あと当番組ではこんなような感じでですね、
Amazon欲しいものリストに私が番組になりそうだなっていう風なやつを書籍とかを上げております。
その他ですね、私に差し入れがしたい方向けにですね、
ビールとかそういう風なものを置いてたりしております。
そちらのもの、今回もちょっと更新しておりますので、
よろしかったらちょっと送っていただいたりすると嬉しいかなという風に思っております。
今回も番組Twitterの方でこういう風な配信しましたようなTwitterのリストの末尾の方に
欲しいものリストのリンク貼っておきますので、
よかったらちょっと見ていただけたらなという風に思っております。
あとこちらはお礼でございますね。
なんか最近見直しましたらですね、
Apple Podcastの評価の方のなんか星が増えておりましたね。
だいたい評価増えて、評価数が増えて評価のやつが4.5で変わってないという風なことはですね、
皆さんだいたい星5を付けていただいてるんだなという風に思っておりますので、
本当に皆さんありがとうございます。
という風に星だけでも付けていただけるだけでも結構嬉しかったりしますので、
よかったらちょっとね、星付けていただいたりコメント付けていただいたりすると嬉しいかなという風に思っておりますね。
あと長々となりましたけど、
ここからねコメントの紹介も今回ちょっと長いのでね、
手早くやっていこうかなという風に思っておりますね。
まずTwitterのアカウントネームたけさんよりコメントいただいております。
サンプル動画じゃなくて映画予告会が面白かったです。
僕も疲れ切って本編まで見るのはエネルギー足りないないという時は予告だけ見たりしますが、
45:02
ほとんどメジャー作品だけだったので、
こういう予告の見方って面白くて参考になりましたっていう風な感じでコメントいただいておりました。
ありがとうございます。
メジャー作品はメジャー作品で結構面白いんですよね。
抜きどころがメジャー作品予算高くているだけあって、
多かったりしますので面白いんですよね。
今年もですね、私多分テネットも結構繰り返し見てたかなという風に思っておりますね。
あの予告編も結構いい出来だったと思いますね。
内容が全然わからないというのは特に良かったのでね。
あとメジャー作品はですね予算があるだけあって、
予告編以外にもですね、
例えばミュージックビデオとかPVとかも作られたりすることがあるんですよね。
特に今回扱ったスタジオジブリと同じような、
宮崎駿監督の風立ちぬの予告編はいいですね。
松尾屋由美さんの飛行機雲という風な歌に乗せて本編映像が流れるという、
あの大変よくできた予告編になっておりますので、
皆さん気になる方よかったら見てもらえるといいかなという風に思っておりますね。
であと、
昨年の公開の映画でですね、
アニメ映画で怪獣の子供っていうのがあったんですけども、
これのエンディングテーマを米津玄師さんが歌っているやつのミュージックビデオがね、
YouTube上上がってるんですけど、
皆さんよかったらちょっとこれ見てください。
あのめちゃめちゃ出来がいい、
本編よりも本編しているミュージックビデオとなっております。
米津玄師さんがね、怪獣の子供という風な漫画の原作漫画の方を
すごくファンでいらっしゃったらしくてですね、
原作の理解度が半端ない歌詞構成と、
あと本編の映像がそれに乗るとですね、
めちゃめちゃいいんですよね。
なのでちょっと映画本編はですね、
なんかあのすごく難解な映画だとはなってたりはするんですけれども、
あのミュージックビデオはもう繰り返し見ちゃうぐらいすごくいい出来なので、
よかったら見てもらえるといいかなというふうに思っておりますね。
続きまして、
Twitterのアカウントネームこしょうさんという風にお呼びすればいいかな。
地雷を踏みかけるジョンさん。
作品ごとの映像表現の創意点が際立つ職出演者を覚えやすいログラインの創造と切り口が面白かったです。
毛出し敬願と言わざるを得なかったです。
面白かったという風な感じでコメントいただいておりました。
ありがとうございます。
味方を伝える会でお褒めいただき恐縮でございます。
こういうような感じでですね、
映画の予告編雑多に見てたりする会とか開くと楽しそうだなっていつも思うんですよね。
私あの結婚前にですね、
妻とお付き合いする前にお付き合いしてた女性がですね、
映画好きの女性でして、
札幌市内にですね、予告編をアホほどリピードでかけるカフェっていうのがあったんですよね。
今そちらのカフェ営業してるかどうかちょっとわかんないんですけれども、
そこでですね、その2人で予告編見ながらずっと映画のお話ししてるっていうのは大変いい時間だったなというふうに思っておりますね。
まあなんですけどね、今現在ちょっとそういうふうなことをする機会がなかなかなくてね、
ちょっと困ったもんだなと思っておりますね。
で、まあそれの影響でですね、
それの影響でじゃないな。
その当時付き合っていた女性がですね、門脇麦さんに似てたんですよね。
48:00
そのおかげでですね、私あの門脇麦さんが出てる映画を何となくチェックしてしまうというふうな習性がついておりまして、
ここ最近もね、あの子は貴族っていうふうな映画に門脇麦さん出ておりますので、
それであの見てたりはしてたんですけどね、
これもちょっと気になるなというふうな感じになっておりましたんで、
予告編もよかったのでよかったら見ていただけるといいかなというふうに思っておりますね。
続きまして、ツイッターのアカウントネームヨドルフさんよりコメントをいただいております。
こちらダンジョン飯会ですね。
ロジカルな作品世界の構築が魅力のダンジョン飯に、
さらにロジカルな読みが加わるスリリングさがたまらない。
面白かったですって感じのコメントをいただいておりました。
ありがとうございます。
ダンジョン飯、一部界隈だけOKしているというふうな、
そんなような反響をいただいているんですけどね、
載っていただいて本当にありがとうございました。
見てない方もですね、ぜひ読んでもらいたいなというふうに思っております。
TSUTAYAとかでも全然レンタルできますし、
すごく面白いかなというふうに思っております。
あとこういうような感じでですね、
私はパキッとした世界観の作品結構好きだったりしております。
もし皆さんの中でですね、異世界もの、
特に私あんまり触れていることが少ないジャンルだったりしますので、
そういうふうな中でこれ扱ったらいいんじゃないというのがありましたら、
ちょっとお勧めありましたら、
ツイッターのハッシュタグまでリクエストなりなり送っていただけると嬉しいかなというふうに思っております。
グウィンサーガとか送るのやめてね。
さすがに100巻もある小説はちょっと読んでらんないなというふうなのがあったりしますので、
それでも12国記、12国記もつらいな。
ちょっとサクッと読めるようなやつをご紹介いただけるとありがたいなというふうに思っておりますね。
同じくダンジョン飯会にですね、
トリビートさんよりコメントいただいております。
シャムソテツの写真をちょっと今回送っていただいてたんですけども、
こちらのバロメツに似てるのはシャムソテツなんじゃないというふうなのでちょっと写真を送ってもらいました。
ソテツの中では歯の感じや歯が落ちた歯の跡などがバロメツに似てました。
羊の成熟化はマトン、未成熟化はラムとすれば未熟のうちに収穫する理由にならないでしょうかという感じでコメントをいただいておりましたね。
確かにそれはあるかなというふうに思っております。
ダンジョン飯の中でも話しましたけれども、
ハイを食べているシーンがあるんですよね。
小さなラム的なやつ。
そのハイとマトン、その中間のやつというふうなことを考えると、
ちょっとどうなるかというのはちょっとわかんないですけど、
でも確かに美味しい味が乗ってて美味しいかもしれませんね。
そんな感じでコメントをいただいておりました。
ありがとうございます。
こちらはですね、最後のまた予告編回ですね。
こちらのGoogleフォームでコメントいただいておりました。
しらおれさんよりコメントいただいております。
ありがとうございます。
映画の予告編回とても面白かったです。
予告編と聞いて、ある映画を思い出しながら聞いていたら、
紹介された一発目がロイ・アンダーソン監督作品で増えてしまいました。
というのも、ベネチア国際映画祭金実賞受賞、
構想15年、撮影4年、固定カメラ1シーン1カット、
51:00
全身スタジオ撮影という触れ込みと、
人生うまくいかない人たちの愛すべき悲哀を描いた素晴らしい予告編映画像を見て、
これ見なきゃ!と映画館へ行ったのが、
ロイ・アンダーソン監督作のサヨナラ人類でした。
とにかく素晴らしい比喩表現の連続なんでしょうけど、
その高尚な比喩が現実に無頓着な東洋人のおじさんには難解すぎて、
結局ウトシッとしながら見てしまいました。
また今夜も無駄に寿命を減らしたなと思いながら映画館を後にしました。
予告編だけを楽しむ方がいい映画ってたくさんありそうですね。
という風な感じでコメントいただいておりましたね。
ありがとうございます。
詳細な情報までの受けていただいて本当に助かりました。
Googleフォームでいただくとこういう風な長文で来るんだなという風なのが、
ちょっと新鮮で面白かったりしておりましたので、
皆さんもちょっと長文を送りたかったら、
こういう風な感じでコメントいただければなという風に思っておりますね。
あとロイ・アンダーソン監督は、
ちょっと私いずれ扱おうかなという風に思っておきます。
ミッドサマーでおなじみのアリアスター監督にも影響を与えてたりするんですよね。
だからちょっとその辺で気にはなるなと思うんですけども、
でもやっぱりね、タルコフスキーの匂いがするんですよね。
だからちょっと手を出すのがきっついなという風に思いつつ、
なかなか手が出ないでいるような作品だったりはするんですよね。
私も多分眠くなるだろうなっていうんだね。
映画館に行っても眠くなるんだったらちょっと手に負えないだろうなという風なのがね、
ちょっと思ってたりしておりましたね。
はい、というわけでちょっと今回はですね、
こういう風な感じでお便り紹介をさせていただきました。
一応全部紹介したつもりではいるんですけどね、
抜け落ちてたら申し訳ございません。
もしなんかこういう風な感じでちょっとリクエストとか、
あとはこういう風な感じのことを話して欲しいよという風なのがありましたら、
AのAにサブからのサブ、Aサブのハッシュタグか、
Googleフォームでコメントいただくようお願いします。
その他、Twitterのダイレクトメール公開しておりますし、
あとメールアドレスの方もありますので、
よかったらそちらの方まで送りいただけると嬉しいかなという風に思っておりますね。
じゃあ残り時間を使って次回予告の方をしていこうかなという風に思っております。
次回はですね、私今現在、
PlayStation 4の天水のさくな姫という風なゲームをですね、
結局あんだけブーブー文句を言っていて、結局勝ってやっております。
そして案の定ハマっていて、
稲作パートをやることに対してですね、
すごく嫌だなという風に思ってたんですけども、
稲作パートを攻略する際にですね、
すごく農業って面白いなという風な気分になっております。
そんな話はですね、よかったらちょっと次回、
稲作パートを中心に話をしていこうかなという風に思っておりますので、
次回はゲーム会という風になっておりますので、
気になる方、よかったら聞いていただけたらなという風に思っております。
で、この天水のさくな姫を終わらせないとですね、
私次に控えているサイバーバンク2077が全然手が付けられないような状況となっておりますのでね、
来週ちょっとその辺頑張ってやろうかなという風に思っております。
これが終わったらまたゴーストオブツシマを触るか、
漫画のビースターズ、ちょっとビースターズですね、
54:01
最終刊を読む段取りがなかなかつかないような状況となっておりましてね、
最終刊がまだレンタルになってないので、
ちょっと手が出せないような状況になるので、
まだ先延ばしになるかなという風に思っておりますね。
もし次やるとしたら、
その次やるとしたらゴーストオブツシマかミッドサマーか、
どっちか当たりになるかなという風に思っておりますね。
そんな感じでですね、
日がない1日いろいろ悩んだりなんだりしながら、
頑張って収録を続けておりますので、
皆さんも良かったらこれからもお付き合いいただけると嬉しいかなという風に思っております。
というわけで、今回も長々とお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
では次回もお楽しみに。
54:50

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