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この番組は、言語大好きで英語嫌いな私、ソウイチが、英語への悪口を垂れ流しながら、
言語について色々なことを考えていく、ポッドキャストプログラムになっています。
番組内で登場する英語への悪口は、全て私の個人的な見解ですので、どうぞご了承ください。
はい、どうも。エイゴサーチのお時間でございます。
先週ぐらいから急に暑くなってきたんですけど、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
会社はオフィスワークなので、あんまり普段日中に外に出ることはないんですけど、
何か用事があって外にバッて出た時にね、もう、うわーって、なんか、数空気がもう暑いんですよね。
いやー、なんかもうこんなところでね、昼間に外出するようなお仕事の人、本当に大変だなって思ってしまいます。
熱中症になきゃならないように、皆さんお気を付けくださいませ。
さて、今日もまたね、英語のことについてちょっと色々話していこうと思うんですけど、
皆さん、中学校の英語の授業の時に、3単元のSって、なんか呪文のように言わされたような覚えってありませんかね。
英語がめちゃくちゃ苦手な友人なんかは、なんか俺なんか3単元のSで挫折したよ、みたいなことを言う人もいて、
まあ多分初級の英語の中では最初の関門になってるんじゃないかなって思います。
単にね、単語を並べるっていうんじゃなくて、主語に合わせて単語の形をこう変えなきゃいけないっていうのが、
これ活用って言うんですけど、日本人にとっては感覚としてはあんまり馴染みがないんじゃないかなって思いますね。
一応ちょっと復習なんですけども、3単元のS、三人称単数現在のSっていうのは、英語の動詞の現在形を言う時に、
主語が三人称でかつ単数の時、つまり、heとかsheとかitとか、あるいはその他全ての単数の普通名詞のものが主語になっている時に、
動詞の語尾にSをつけるっていうルールですよね。
例えば、I play tennis だけど、he play tennis じゃなくて、he plays tennis っていう、そういうやつです。
これね、英語を母語とする人っていうのは、どういうあれかわかんないんですけど、ちっちゃい子供でもね、ほぼ忘れることないんですよ。
he plays tennis ってちゃんと言えるんですね。
日本語を母語とする人が女子、あの、はとかがとかの女子ですね。
女子の使い方をほとんど間違えないのと同じようなレベルで、英語を母語とする人は、
三人称単数現在のSをつけ忘れるということはほぼないと言っていいでしょうね。
僕なんかは、あの、中学生の時はしょっちゅうね、このSをつけ忘れて原点食らって、
その度にね、なんでSなんかつけなきゃいけないんだとか、なんかたかだかS一つ忘れただけで原点だなんてひどいとか、
散々キレ散らかしてたんですけど、なんなら今でも急いで長めの文章を書いてる時とかに、こうSをつけ忘れてね、
なんかすごいキレたり、ちょっと恥ずかしがったり、うわぁ!みたいな感じになるんだけど、
もう、そうなってくるともはや何に対する怒りなのか、もう分かんないですよね。
ま、さっき主語に合わせて動詞を変えていくことを活用と言いますっていうふうに話をしたんですけど、
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これフランス語とかドイツ語だとか、英語以外の言語だと主語が変わるたびに全部動詞が変化するんですよね。
1人称、つまり主語が私の時と複数だったら私たち、2人称のあなたとあなたたち、3人称の彼彼女それと彼ら彼女らそれらっていう、
この1人称2人称3人称の単数と複数合わせて6つあるんですけど、これを全部で動詞の形が変わったりします。
確かドイツ語は複数の時は全部同じ形だったんじゃないかな。
イタリア語とかラテン語とかだと動詞の形を見れば主語がもう分かっちゃうから、もはや主語代名詞は言わなくていい、そういう言語もあったりします。
フランス語はイタリア語なんかと同じようにすべての人称と単数複数で6つに変化するんですけど、
でも発音が同じ活用がすごいたくさんあって被ってるので、主語代名詞も全部きっちり言わないとわかんなくなっちゃいます。
実は英語も古い時代には動詞の形が4つに変化するようになってました。
1人称と2人称と3人称の単数が3つ、そして複数は人称に関わらず全部同じ形というので4つですね。
例えばですけど、現代英語のloveに相当するluffianっていう動詞があったんですけど、
これは主語が1人称の時はルフィエ、2人称ではルーファス、3人称ではルーファス。THの音ですね、ルーファス。
主語が複数だったらルーフィアス、みたいな感じでした。
時代を経るに従って一番使用頻度が高いであろう3人称単数の語尾のこのスっていう音ですね。
ルーファスのスっていう音がスっていうSの音として現代語に残って、残りはもう全部捨たれてしまったっていうのが3人称単数現在形の正体です。
3人称単数現在っていうふうに言った時に、本当は1人称、2人称、そして3人称っていうものがあって、それぞれに単数と複数というものがあって、
本当は全部で活用するんだけど、現代の英語では3人称単数以外の活用が全部捨たれちゃって、語尾のSだけが残っているみたいな説明ってなかなか学校ではしないんじゃないかなと思います。
そもそも3人称単数現在って言った時に、人称ってのは何なのか。主語の数、単数とか複数ってのはどういうことなのか。
はたまた現在形ってのはどういうものなのかっていうのを、多分学校の英語の授業ではあんまりちゃんとやらないような気がするんですよね。
現在形についてはちょっとやりますかね。でもそういうことをきちんと触れないで、いきなり3人称単数現在っていう用語だけがちょっと難しいね。
ちょっと小難しい文法用語だけがポンって出てきても、やっぱり混乱しちゃうのはもうしょうがないんじゃないかなと思いますね。
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でもそこまで丁寧に教えてくれる学校の先生多分あんまりいないと思うんですよね、残念ながらね。
そこがすごくもったいないというか残念なところだなって思ってしまいます。
だって言語っていうのは一般的にはだんだん単純になっていくものなんですよね。
だから英語も3人称単数現在以外の活用は全部廃れてしまったんですけど、じゃあなんでSだけ残ったのっていうのがね、やっぱり考えるとイライラしちゃいますよね。
どうせなら活用なんか全部なくしてくれればよかったんですよね。
いやどうせやるんだったらもうとことんやっててほしいんですよ。
英語ってどうせ主語は絶対言わなきゃいけない言語なんだから、もう活用なんかいらないんですよ本当は。
だからもう別にhe play tennisって言っちゃってもいいんじゃないかなって思うんですよね。
僕としてはね、本当にいつか3人称単数現在のSっていう概念そのものがもう消えてしまって、
英語から動詞の活用っていうものがもうなくなってほしいっていうね、そういう気持ちで実はいるんですよね。
わかんない、でもあと何百年か経ったら、もしかしたらその3人称単数現在のSはもう廃れてなくなってしまうかもしれません。
そんな日が早く来たらいいなーって思っています。
そしたらね、中学生たちもあんまり苦労しなくて済むようになると思うんですけど、どうでしょうか。
最後までお聞きいただきどうもありがとうございました。
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ありがとうございました。