始まりました映画の話したすぎるラジオ第278回になります。この番組は大阪で映画トークバーイベント映画の話したすぎるバーを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるバー店長の山口です。 大石です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
今回マリオンさんが体調不良で収録お休みとなりまして、2人で話していきたいと思います。では番組宛にお便りいただいてますので大石さんお願いできますか。
はい。今原さんからいただきました。第276回の研究で山口さんが述べられていた白鳥とコウモリ時には懺悔の2作品を鑑賞しました。
どちらも面白かったのですが、白鳥とコウモリは1984年に流行った邦楽流行歌の使い方に感心しました。
1984年は邦楽が一番熱い年だと思っているので見ていてテンションが上がりました。
時には懺悔は山口さんが熱くなるのも納得の作品で私も泣いてしまったのですが、結末に関してはだいぶ引っかかりも覚えました。
どちらも今度お会いした際に改めてお話しできればと思います。
また第276回といえばワルプルギスの開店の回でしたが、ワルプルギスでやって欲しかったことを名探偵プリキュアの映画ですべてやってくれてかなり満足できました。
名探偵プリキュアはテレビアニメの第1話の冒頭数分ほどが非常に出来が良く、そこだけ見てくれれば映画も概ね問題ないかと思われますのでほんのりおすすめです。
はい。ありがとうございます。
ありがとうございます。
大石さんどれかご覧になられてますか?
実はどれも見れてないんですよね。すみません。
白鳥とコウモリ、舞台が1984年から始まるんですよね。
はいはいはい。
本当に大昔の因縁から始まって、この因縁がずっと往復し続けるっていう東の敬語っぽい。
ですね。確かに。
いやもうね、親の因果が子に報いって本当に嫌ですよね。
地獄みたいな話ですね。
本当に。でもまあそこがらしさでもあり人欲でもあるので。
これ台風クラブでも出てくる歌あったじゃないですか。
はいはいはいはい。
冒頭それが流れるとこから始まるんですよ。
なるほど。
パッと今出なかったんですけど。
はいはいはい。
わらべのもしも明日がですね。
なるほど。
非常に印象的に流れるんですけど。
これから始まって、えむはらさんこのわらべのもしも明日がに関しては一過言あるのはずっと聞かされてきてるので。
なるほど。
それも含めて思い入れが強いみたいなんですけど。
名探偵プリキュアに関しては僕子供と見に行ってるんですよね。
そうなんですね。ご覧になられてるんですね。
僕的にはそこまでワルプルギスの回転と重なる部分があるわけではないんですけど。
ただ今回題材として少女が落ち込んでるっていう状態をどう救うかみたいな話がテーマになってきて。
ある意味マドカマギッカのライトな語りとも言えると思うんですよね。
まあ確かに。
完全に堕落したものをどうするとかではなく落ち込んでるのをどう救うみたいな話で。
そもそもマドカマギッカがこういう少女向け魔女っ子もののカウンターではあるわけなので。
むしろライプルギスがそれの本能をやってるというか。
まあ確かに。
少女を題材にした物語をちゃんと女の子に向けてやってるっていうその本家本流の堂々たる姿みたいなのはあるんですよね。
ストーリーテリング自体はごくごくオーソドックスであるんですけど。
そのオーソドックスだからできることみたいなのもあって。
まあ良かったですね。
メタンティプリキュアの映画は。
まさに王道でというか。
だからそれをてらいなくやるってむちゃくちゃ大事なことだなって本当に思うんですよ。
なんか子供向けでカウンターとかやってる場合じゃねえって。
それは本当そうですね。
まとまりが子供向けかってのは色々議論はあると思うというか。
まあ多分そうではないわけですけど。
それは絶対に違います。
僕こういうプリキュアとかを語るときに魔法少女って言葉は使わないようにしてるんですよ。
完全に文脈が違うと思ってるので。
むしろ本家本流、本当に女の子に向けて作ってるこの女の子が変身するものっていう。
もうちょっと大きい文法で捉えるべきだと思うんですけど。
そういう中でやっぱり何を語るべきかみたいなのをちゃんとしようとしてるっていうのが良かったなっていう。
本当にてらいがなさすぎるっちゃなさすぎるので。
知らないとまあまあまあみんな絶対になっちゃう部分もあると思うんですけど。
そこが良さでもあるというか。
なるほどなるほど。
最近見たいなと思いつつ今週も結局後でオープニング話すんですけどあんまり映画が見れてなくてですね。
時には残業とかもね見たいんですけどね。
これはねまあ僕はむちゃくちゃ好きだし熱く語ったんですけど。
ほころびがないわけでは全然ないので。
そこは逆にちょっと人の意見聞きたいなと思って。
冷静になりたさもあるというか。
確かにそこはそうですねっていうのはちょっと自分的に捉え直したい部分もあるんですけど。
ちょっと絵村さんがここ引っかかったっていう部分が僕と一緒かちょっとわからないんですけど。
時には残業本当に正しくない話なんですけど。
正しくないけどいい話なんですよ。
なるほどなるほど。
ただ正しくないけどいい話とは別にどう捉えてもいい話にはならないみたいなものあると思うんですよね。
ちょっとそこのグラデーションのあれこれはいい話なのかみたいなのは感じた部分は僕も確かにあって。
これ正しくないけどいいなっていうのとこれいいかみたいな。
同時にこうあるというか存在してるというか。
タイミングによってねこの人の下りは正しくねでもいいってなってるけどこの人の下りはいや良くないだろうみたいな。
なるほどなはいはいはい。
っていう風になってる部分があったりはしてたので本当にちょっと人の意見聞いてみたい作品だなっていうのはありますね。
これ見たかったんでちょっとまだ見れてないんですけど見たらまた映画版までに見れるといいんですけどまたちょっと感想オープニング特等で喋ろうかなと思ってます。
はいでは近況の話入っていこうかと思います。
大石さんいかがされてました?
さっき言ったんですけど全然最近劇場行けてなくてですね。
今回も配信で見たわけですけどそうですねなんだろうな。
最近生活の話をすると引っ越しましていろいろ家探しの話してると思うんですけどついに住宅ローンというものを組んでしまいまして働くか死ぬかの二択の人生をこれから歩むことになったんですけど。
あー背負いましたね。
背負ってしまいましたね。
そうなんですよその引っ越し等々もあってまだ片付けも完璧に終わってないので全然ちょっと映画に向けてないっていう状況なんですが。
いやーなんていうかねその映画におけるというかなんだろうね生活の生々しさみたいなものというか映画においても多分家を買うみたいなイベントたまに映画のテーマとして描かれたりするじゃないですか。
ビバリームとかもそうですけどなんかそういういろんなこう家を買うという行為に宿る社会性というかみたいなものを結構味わったなっていう感じがするというか。
地域的なものもそうですし土地の価格みたいなものだったりあるいは都市計画みたいなものだったりそのなんていうんですかね自由に暮らすということの難しさと言えばいいですかね。
なんかそういうものをすごい必死と感じながら今に至るっていう感じですね。今全然この選択には満足はしてるんですが現時点においては。
ただそうですねなんかいろいろいろんなことをいろんなところに行って考えさせられたなっていう1ヶ月2ヶ月だったなと思いますね。
僕それが嫌で賃貸ですもん。
あーなるほど。
経済的には絶対に家買っといたほうが良かったと思うんですけど実家があるからっていうのもあるんですけどねそのあたりが。
ただまあやっぱこう確定する物事が増えすぎるなと思って。
いやーそうなんですよねそうなんですよ。
ちょっとそこを背負う勇気がなかったっていうのが正しいんですけど僕については。
まあもちろん昨今家を買ったとてそこを一生の杖の住処にするって考え方もなかなかないようで。
もう全然そこをある所元でに別のところに移るとかも全然ありじゃないっていう風にはよく言われてはいるんですけどとはいえやっぱねなんか違うじゃないですか。
賃貸と変わった時のそのフットワークの軽さというか。
ただ一方でその分良さみたいなものもあって賃貸の頃ってやっぱりどこまでも借り物感っていうのは拭えない気がしてて。
例えばそのちょっとこの家のこの部分窮屈なんだよなみたいなとことか。
ここってもうちょっとこうなったらいいのになみたいなところがやっぱり自分のものではないっていう感覚があるんですけどやっぱ。
一回自分のものだってなった時のじゃあここもできるなっていうその枠の広がりみたいなものはすごいやってて面白いところはあるというか。
なんですかね動物の森がマインクラフトになった感じと言えばいいですかね。
ここまで自由度広がるんだっていうところは意外と面白くてそういうところ最近はちょっと楽しんだりはしてますね。
それわかりますね。
わかるからこそ賃貸が楽だなっていうのがあってその自由度をあきらめたいんですよね。
きりがなくなるから。
なるほどね。
本当はこれができたらなっていうのをあきらめられなくなるから所有してしまうとできてしまうからやって良くなるから。
初めからあきらめておきたいっていう気持ちがあってそれによって心の猶予をあけておきたさみたいなのがあるんですよね。
家にこだわるって結構人生の楽しみの一つだと思うんですよね。
ただ僕それほんと興味なくて基本的にハードに興味ない人なんですよ。
なるほどね。
僕物集めないんですよ本当に物集めなくて結構昔漫画とかも集めてたし映画関連のグッズとかも集めてたしキャラクターグッズも集めようとしたりしたんですけど結局全部手放して
自分の記憶の中に残ってるものだけでいいやってちょっと思ってるところがあって本当にその物を所有することで楽しみを得ようとするのがあんまりあってないし
めんどくさくなっちゃうっていうのがあって多分それの延長かなっていう身体であることによってその物理的な何かを早々に諦めざるを得ないっていう
それによって自分自身のキャパを開けてるみたいなその開いてるキャパを使ってもうとにかくそのソフトのことに使いたい。
ハードじゃなくてっていう感覚ですね。
その感覚も何かわかるというか何か納得できる気はして確かにこれはあの分からないですよ。分からないし物理的な距離の方がどちらかというとあるだろうと思うんですけど
今映画をそこまで見なくなって、気が的に見なくなったなって感じがあって、それってその実人生の方を向かなきゃいけない要素がちょっと強くなってるというか
物語に逃避するしてる暇がないというんでしょうかね。その余裕っちゃ余裕なんですけど実人生に向かい合う方が優先度は上がってしまったっていう感じがあって
で、もちろんそれはあの映画のことが好きじゃなくなったとかそういうことではないんですけどなんかやっぱフェーズが一個変わったなって感じがこう最近すごく感じていて
映画に対してのその人生の逃げ場的なというか実人生からの逃避行としての映画っていうものが自分にとって一個手放せる状態になってるんだなっていうのを結構最近ひしひしと感じるんですよね。
で、一方でその結果なんですけど、じゃあ物語に何を求めたらいいのかっていうのが難しくなりつつあって自分の中で。
実人生はある程度、まあてか自分で何か決めるっていうフェーズになってしまった、逃げることができなくなってしまった状態に入った中で、でも物語はやっぱ摂取してないと何か不安を感じるんですよ。
脅迫関連的なものというか。でもこれまでのような物語の摂取の仕方は多分自分はもう欲していないっていう状況になった時に、果たして私は今物語に何を欲しているのかっていうのが最近自分で何かわかんなくなってきてて、なんかねそこが今すごい人生の課題なんですよね。
物語を手放すっていう方が自分のためになるのか、いやでもそれでもやっぱ物語に何かを欲した方がいいのかっていう。
なるほどな。そのフェーズの変化は絶対的にありますよね。特にこれぐらいのタイミングって絶対的にあると思うんですけど。
20歳ぐらいの時はもう何か映画を見ることで人生の答えがあるはずだって思いたかったのはあったんですよ。
はい、わかります。めっちゃわかります。
それはないなというか、いまだにあると思ってるんだけど、そこまでクリティカルにはならないなっていう感覚はあるんですよ。
最近の僕の感覚は、映画を見に行くたびに新しいジグソーパズルを買ってるっていう感覚があって、
なるほど今回はこういうパズル買って、じゃあこういうふうにここの思考を並べていってみようみたいな。
何かを考えるきっかけとして使ってる。こういうピースなのね、じゃあこうはめようかなみたいな。
そのパズルを映画見に行くたびにやってる。新しいジグソーパズルを買ってきてるみたいな感覚。
だから見ながらジグソーパズルやってるし、見終わった後もジグソーパズルやってるみたいな感じで、
そのジグソーパズルやって考えたことをここで話してるみたいな感じですね。
なんかその本当に見る前と見た後で人生が違うものになるみたいな、そこまでクリティカルはやっぱもう想像ないですけど、
それぐらいの日々の積み重ねみたいなきっかけ、考えることとか感じることのきっかけの材料として映画を使ってるっていうのは割とあるなっていうのと、
あとはもうあれですね、人間関係のくさびというか、言葉選び何があってるんだろうここは。
かすがいか。
はいはいはい。
ここはかすがいとか言いますけど、やっぱ今映画でつながった人間関係が多いので、
というかもう家族以外は基本的に映画でつながった人間関係しか残ってないんですよね。
なるほどなるほど。
だからこれ切ったらマジでもう人間関係本当に地元のツレぐらいしか残らなくなるんですよね。
そういうフェーズに入ってるかもっていう、でもこれはね多分40代ぐらいになったらあるあるというか、
この物事自体がすごい好きというより、この人間関係をつなぐ理由のためにこの趣味をやってるんだなっていうのは見てて思いますね。
それはちょっとあまりに実際的すぎる運用というか、実理的すぎる使い方ではあるんですけど、
でもまあ実際映画でつながった人間関係の中でもまあ要は自分が好きな映画でつながれる人とつながってる側面は強くなるわけじゃないですか。
その人間関係って感性的にもある程度あってるわけだと思うんですよね。
だからそこのふるいにかけた上での人間関係って相当ええがたいものだとは思うので、
この人間関係維持するためだったら映画見続けるさっていう。
なるほどね。
でもそう言われると確かに、だからある意味、もちろんこれは自分のためと言えば自分のためではあるんですけど、
そのコミュニティに居続けるためっていうと、少しこう立派とは違うんだけど、目的の支柱をずらすというか、そうなんだなと思ったし、
あとよくこれ最近後輩も、私に今いくつだ、5個ぐらいしたの後輩がいるんですけど、
その後輩も別の理由で25歳になる人生の悩み方をしてて、
何をしていても意味があると思えないみたいな意味のいい悩み方をしてるんですけど、
その彼女に確かに言ったのは、やってて無理がないなって感じれるものを続けたらいいんじゃないのって話は確かにしたのを覚えてて、
今ある意味映画ってそうなってるなとは思うんですよね、自分にとって。
頑張って、もちろんやるかっていう時もあるんですけど、見に行くかみたいな時もあるんですけど、
一番その中でも無理がない感じはするというか、自分の体に馴染んでる感じはするっていうのはあって、
だからそれを続けてみるというか、別にここから何か映画評論家として体制したいわけでもないし、
映画を見る人として自分自身のことを位置づけているので、
確かにコミュニティと繋がるだったり、あるいは自分の中での思考のきっかけにするっていうのは、
今後の何か一個のやり方というか見方になってくるのかなっていうのをさっきお話聞いてちょっと思いましたね。
自分のやってることを信じられないっていうのはそれは無茶しそうで、
本当自分ほど信じられないものはないと思うんですけど、
ただ周囲がそれを通じて自分のことを信用してくれているらしいみたいな瞬間はあるわけじゃないですか。
それにすがりたいっていうのはあるかなっていう。
主観としては結構不確かだけど、それを通じて他人にキャッチされている自分はどうやらそれなりに確からしいぞっていう手応えみたいな。
自分にとってそれが映画だったんだろうなとは思ってはいるので、
いろんなことをやっていく中で周囲の人間からその手応えを感じるみたいになっていくんじゃないかなって気はちょっとしますかね。
反射して帰ってきたもので自信じゃないけど自分ができてくるというか。
深刻な悩みじゃないんだけど割と切実な悩みではあるみたいな状態なんで今。
割と今年ぐらいが人生の確定させてしまったところに対してハードが固まってきたがゆえにソフトをどうやりくりするかっていうところが今ちょうど悩みどころって感じですね。
なるほどな。
いやーライフステージ変わりましたね。
変わりましたね本当に。
本当もう下手したらパズドラしかできなくなる状態に本当に行くんで今のハードがあまりにもハードすぎて。
究極映画切ってもいいとは思うんですけど映画が結構肌に合ってるんだったら映画以外の何かをちょっと間引くっていう選択肢は考えてもいいのかなって気はせんでもないですけどね。
なるほどねそれはそれはでもそこがもうそこも悩みなんですよね結構ね。
映画以外と映画をつなげることでこれまで私は映画を楽しんできたところがあるなっていう不信もあるので映画単独でってなってくるとっていう私はそうしたら何ができるんだろうかみたいなこともあったりして。
僕30になるタイミングで映画以外の趣味切ったんで。
マジですか。
なるほど。
だからその結果にじみ出てきたらそれをやってもいいけど主体的にあんまりやろうとしなくした。
なるほどなるほど。
とは思います。
というかまあ映画に関する何かをやるのにかなりリソース注いだんで。
正直それ以外のことをやる暇がそんななかったっていうのもあるんですけど。
マクロさんも確かにそうか。
そこですねなんかでもだからそこを絞るかどうかっていうところの悩みどころですね本当に。
はいそんなちょっとお悩み相談になっちゃいました。
私の近況は。
はいえーじゃあ僕はですねまあそのさっきも言ったんですけど名探偵プリキュアの映画を子供と見に行ったのとあと響けユーフォニアムの新作最終学章の後編っていうやつを見てきたんですけどこれ前編の話って僕しましたっけもう覚えてないんですけど。
えっとねされていたような気がうっすらありますが私の記憶にもあんまりないです。
なんかあんまり腰据えて喋ってなかった気がするんですけどまずオイスさんって響けユーフォニアムって見たことある人ですか。
アニメのシーズン1は通して見たかなぐらいですかね。
でこれは僕常々言ってるんですけど僕響けユーフォニアムのテレビシリーズ見たことなくってリズと青い鳥史上主義者なんですよね。
相当極まってるというか。
であえてそのテレビシリーズ触れずにリズと青い鳥だけを煮詰め続けてきたんですけどこの最終学章になる1個手前の映画から初めて響けユーフォニアム本編の方の系譜にあるストーリーを見て
でこの最終学章の前回の前編を見て今回後編を見たっていうだからまあ映画3本だけ見てるって形ですね響けユーフォニアムとしては。
でまずあの僕ねこの響けユーフォニアムの題材になる北宇寺高校吹奏楽部が怖いんですよね。
まあ怖いですよね。
ちょっと怖くて傷つくときは高校生なりの脆さみたいなのがあるんですけど、
攻めるときがもうなんか殺す覚悟がないな。
すごいギャップあるんですよね。
高校生の脆さと武芸者の攻撃力を合わせ持ったメンタリティの集団だなって思って。
基本的に響けユーフォニアムはずっとそのキツさがある話なんだけど、
この前編がまたその極まっててそれが新たに入ってきた主人公の大前久美子と同級の黒江真由っていう新キャラがいるんですけど、
このコンボを単とユーフォニアムなんですよ。
だから久美子と被ってるんですよ。
ただこの真由っていう子はむちゃくちゃ演奏の力はあるんですけど、
あんまり競い合うとかしたくないっていうタイプなんですよね。
私はみんなで楽しくやれたらいいよって感じなんですけど、
一番今のユーフォニアムに入っちゃいけないタイプの。
前編やばくてむちゃくちゃスパルタなんですよ。
3年生になって久美子が部長になって部全体を率いるようになるのがこの最終学章なんですけど、
それで全国の金を目指すかそうじゃないかみたいなので、
どういう部であろうとするかみたいなのを部員内で投票するんですよ。
教習で。
怖いことしますね。
みんなの意思には任せるけど、私は全員揃って全国を目指したいって言って演説を打つんですよ。
やべえと思って。
それが悪いとかじゃなくて、自分は無理やなってなっちゃうんですよね、そこで。
怖くてそれが。
僕が例えばこの水槽学部入って、
しんどいもうやめたい全国金とかいいってなっても全国目指そうよって言って、
無理ってなるにあったらいっそ諦めてくれたらいいのに引き上げてくるから、
怖すぎて。
実際にこの前編は、
新入部員とかがむちゃむちゃ私もついていけませんっていうのを
全員そのまま連れていくみたいな感じなんですけど、
この新キャラのマユっていう子だけは、
内面的にそれについていけないままなんですよ。
なるほどなるほど。
そのまま前編が終わるんですね。
不穏だ。
むちゃくちゃ不穏な終わりというか、
すっげえ大事な部分が解決しないまま前編終わってるから、
後編になるんですけど、
もうその完全に全員が覚悟決まってるから、
これ武芸者の集団なんですよ。
そうですね。
剣術道場みたいな区域なんで、
みんなと仲良くはしたいけど、
もう絶対にお前より強くなりたいみたいな、
それが共存しているんですよ。
武のために自分はあるっていうのと、
自分が誰よりも上手くありたいっていう、
二律背反を内包しているんですよね、
部員全員が。
怖い集団ですね。
すごいですよね。
そんなメンタルセットってなかなかできないと思うんですけど。
そうですね。
確かに中高の感じだったら、
運動部とかだったら理想的だってなる瞬間もあると思うんですけど、
大人になったらそれを振り返ってみたら、
怖さたるいやですよね。
大人になるとそうはいかないものを、
マネジメントでやりくりするっていうことを覚え出すと思うんですけど、
とにかく登場人物たち全員が武芸者なので、
心が。
メンタルがね。
全員で目指すと自分が一番でありたいっていうのが、
もう両立するものとして成立しているっていう、
ただそこからクミコが前に寄り添っていく中で、
でもこんなに上手いっていうことは、
だから一度演奏するとなったら絶対に手を抜けないってことでしょ?
っていうふうにクミコが言うんですよ。
ここで僕、武芸者同士の対峙やなと思ったんですけど、
それでもお主の心の中には鬼が住んでおるのだろうっていうことなんですよ。
怖すぎる。
だからマユはずっと、
剣を抜いてしまったらクミコを斬ってしまうっていう。
斬りたくない、クミコを斬りたくないっていう。
でも渋井は剣を抜けと。
剣を抜いた上でクミコが勝つんだっていうのを周りは信じてるんですよ。
クミコもマユに剣を抜いてほしいと思ってるわけなんですよね。
マユとしてはもう剣を抜いたらクミコを斬ってしまうっていう。
バカボンド中原・佐々木小次郎と同じですね。
本当にそういう、やっぱ剣豪者を思い出して。
ですよね、確かに。
すごい思い出しました、弾いてて。
僕は佐藤一の一作目を思い出したんですけど、
泣くようになってしまって、
剣を抜いてしまったらお前を斬ってしまうんだっていう。
それでもっていうね、何か限りを感じて。
高校生スナックグループでそんなことやってるの?
そう、全員心にシュラを買ってるから。
すごいな。
で、クミコがマユに対してお主もシュラなんだろって語りかけるところは、
本作のハイライトだなと思ってるんですけど。
もう伊藤一藤祭に見えてきた。
バカボンドの伊藤一藤祭、こんな感じでしょうね。
抜かないけど入ったら斬るとかね、
結局お前もシュラだろって言ってくるやつですからね。
ただ、そのアンバランスは本作の魅力だなと思って、
圧倒的攻撃力とむちゃくちゃ脆い防御力を合わせた高校生たちの戦いがちょっと面白いなと思って、
だからみんな悟りにはいたれないんですよ。
バカボンドと言ったら野球石集祭とかにはなれないんですよ。
ですよね。
確かに。
でもおかしいじゃないですか。
競い合う中で悟りに至れるなんて、僕あれ、疑問もいいとこだと思うんですけど。
そこから抜け出すことがまず初めですからね。
でもそこを抜け出すとこまで至らなくていいっていう。
高校生ですもんね。
高校生だし部活動だから。
そのほとばしるエゴのまま最後までいっていいっていうような話だなと思って。
ちょっと僕、吹奏楽部の話として捉えると怖すぎたんで、
これ武芸者の戦いなんだと捉えたらキャッチできたっていう。
なんとかシフトして。
なるほどな。
でも響きがここにあるアニメシリーズ見てるときも、
どこまで吹奏楽部でスポコンをするかっていう話なんだなというか、
まる意味啓音のアンチテーゼでもあるなと思ったんですけど、
日常ではなく高校生におけるスポーツ的あるいは競争の中に身を置きたいっていう
渇望って確かにあるよなと思うんですよ。
高校生時代とか中学生、部活動というものにおいて、
一切競争がないっていう理想もあるけど、
一方で競争の中に身を置きたいっていう理想もあるよなっていう。
もちろんそれがね、多分大人になってから結構効いてくるというか、
悪い方向でよなっていうのはちょっと思ったりはするんですが、
とはいえやっぱりそれを求めてるところもなんかあるよなっていうのは、
結構響きユーフォニアムの第一クールを見ながら感じてはいたところというか、
なぜか泣いてしまってる自分はまだその競争心を求める心がまだ残ってんだなって思っちゃうというか、
そこに結局響かされてるっていうところの、
いやーこれは良かったのかなとかっていうのを含めてすごい味わい深く見てた覚えがあるんですけど、
ちょっと黒絵眉のキャラクター性はもちろん過去があるってのもありますけど、
若干未来的な感じしますもんね、彼女たちからすると。
大学生とかそのぐらいの年代の本来であればキャラクターなのかなっていう気がして。
あとクミコの鏡合わせなんですよね。
確かに確かに。
クミコも同じパートの競争で苦い思いをしていって、
それの鏡合わせになってる。
しかもクミコはその時にある意味その競争から降りることに対して、
割と素直に受け止めちゃったってことなんでしたよね、確かね。
1話の描き方的に。
そこを僕知らないので空白のままキャッチするんですけど。
確かにそうなんですよ。
クミコはむしろ最初はあまり競争に乗れない人として描かれるはずなんですよ、確か。
で中学の最後の大会で自分の隣で泣いてる人を見て不思議に思ったみたいなところから確かアニメが始まった気がするんですよね。
そんな彼女がその競争の中に身を置くことにアイデンティティを見出していくって話が
響きユーフォニアムの第一クールだったかなと思ってるんですけど、
そういう意味では確かに鏡写しではある気はするんですよね。
だから高坂玲奈に合わなかったオーマイクミコなんですね。
確かに確かに。
だからそこはすごく響きユーフォニアムの最終章として
すごい総括的なキャラクターと言ってもいいんじゃないかなとは見ながら思ってたんですけど、
あとねもう一つ注目ポイントがあって、本作においてはリッド・アウトリーに出てきたミゾーレイは
音楽系の大学に行って活躍してるんですけど、
やっぱちょっとね格上の存在として描かれてるんですよ。
なるほど。
かつちょっと競争とかっていう領域にいない存在になっててミゾーレは。
だから野球積極大会でいるとしたらミゾーレなんですよ。
そうですね。そういう状態ですね確かに。
だから一人だけ姿勢が違うって描かれ方になってるんですよ。
なるほどね。
クミコの本性を見抜くっていう役割を持ってて、
これまさにその殺し合いの因果から離れて、
択感した献成の領域に至っているんですよねミゾーレが。
確かに確かに。
あーそういう感じになっていくんだ。なるほどな。
武芸者に見えてきたらなんだ。
そう捉えないと僕見れんくて。
いやでもお気持ちはよくわかります。確かに。
僕の知ってる部活じゃない。
スラムタンクの方がよっぽど学生の部活してると思うんですよ。
あれに比べたら。
そうっすよね。ちょっとね。
なるほどな。
ちょっと遡ってテレビシリーズ見たことあるというか、
そういう中学時代にそういう螺旋から降りた存在が、
再びその螺旋に入っていくっていう、
殺し合いの螺旋に入っていく話として。
その話なのか。
まあでも確かに確かに。
競争の螺旋の中では確実に入っていってる。
肯定記事を見つけたことでね。
だって僕知らないですけど、
レイナと裏切ったら私を殺してって約束してるでしょ。
言ってました言ってました。言ってましたよ。
スラムダンクにそんな物騒な観光出てこないですよ。
そうっすね。
ちょっと行くとこまで行ってますからね、あの二人の関係。
そうなんですよね。