では、お互いそんな感じで、あるカラートピックを出していきましょうか。
いろいろあるんですけど、大体どこを沢山というか、どのポイントからいきましょうかっていう、本当に質問になりますけど。
ちょっとまだ話題にちゃんと上がってないんですけど、大人あかりの高畑美月さんさんの話ですね。
これはある種の別の理想化なんですけど、アニメ版がかなりドライに描かれてるじゃないですか。
なんなら高畑のこと覚えてすらいないぐらい。
原作に出てくるあかりって、過度に理想化された姿か、ドライっていうか、その極端な似たくない。
あんまり本当、あのキャラクターこそ地肉が通ってないと言えるキャラクターだと思うんですよね、原作。
中学の年齢が止まってますもんね、小学校の中では。
ほぼ止まってますよね。
で、それにある種この現代的な解釈というか、覚えてはいますよっていうバランスにしたのは、
まあ、ありっちゃありなんですけど、難しいです。
なんか、ある種ちょっとドライさを求めていた自分としては、
例えば、小学生のエピソードというか、小学生があったなってことは覚えていても、
そこで約束があったなまでは覚えていてほしくなかったっていう。
それはわかります。
なるほどな。
いや、これ難しいんだよな。
僕どっちもありだなと。
どっちも難しい。
どっちもちょっとこう、デメリットがある。
そうなんですよ。
で、やっぱり原作の両側って、よく言われる、ちょっとあんまり言いたくもないんだけど、
男は別名保存で、女は上下挙保存で。
はいはいはい。
そう、このあらゆる落とし込まれちゃいがちな作品の意見ですからね。
明は過去のことなんか忘れてるけど、高木だけ縛られてますっていうので、
ちょっとその男のダメさに対して、逆張りのナルシスティックな感情が入っちゃいがちなんですよね。
両側をセンチメートルって。
それがちょっと良くなさもあるじゃないでしょう。
おっしゃる通りです。それはそれでね。
で、そこに対して、明の側もちゃんと覚えてます。
もちろん程度の差はありますがっていう着地は、今回の実写化は良かったなっていう思いもありつつ、
覚えていてくれるっていうのもまた甘えだなと。
そうなんですよ。おっしゃる通りで。
うわぁ、そうなんだよな。分かりますよ。分かりますよ。分かるんですけど、
今回の、覚えているっていうことに対して、
今回って過去との向き合い方みたいな話になってると思うんですよね。
やっぱりこれ諸に意識してるでしょう。
ダストライブス。
でしょうね。
っていうのは去年ですよね。
去年見て、我々も大人の秒速みたいな感じの話をしたかも思うんですけど、
そこのことを考えると、僕も同じようなこと考えたんで、
それは秒速でやってくれることがすごい大事だったなっていう感じが。
それは分かります。分かります。
僕の中ではですけど。
分かりますよ。
甘えだなと言われても、分かります。それは分かりますけど、
過去の話としては、過去を巡る話としてあれやっぱりいるんですよね。
っていうのが僕にできたり。
だから感情も逆に伝えないぐらいのバランスでも良かったのかなとか思ったりもして。
めっちゃそう。
そうなんですよ。
あるのはいいんですよ。
それがそういう風に言ってたっていうシーンがあるのはいいけど、
でも高木は知らないでもいいんじゃない?ぐらいに思っちゃう。
いやぁ、もうね、それはゲーム作が言葉足らずだったから。
今回はちゃんと言葉にしてくれて嬉しいんですよ。僕は。
しかもその独白の松村もこさんめちゃくちゃいいんですよ。
そう。もうあそこが一番泣くからみたいな。
あそこがすごかった。
泣くから。
そうですよね。
そうだなぁ。難しいところではあるんですけどね。
だから見ながら救われてはいるんです。
ただ、救われていいのかっていう。
その疑念が自分のものからあって。
突き放して欲しいし、救っても欲しいし、みたいな。
でも多分両方とも過度の理想化なんですよ。ある意味。
そうそうそうそう。過度ではあると思う。
リアルは再開して気まずいが本当だと思うんですよ。
そうですね。
あっ、あぁ、おぉ、たまたまね、グライドブース置いたんだ、みたいな。
かもしれないですね、本当はね。
こういうのの多分一番良いオンロカの着地は
互いに、「あ、久しぶり!」って
ちょっと休校でも温めようかって言って
カフェでお話しするって
話し合いが盛り上がりました。
で、じゃあまた日常に戻りましょうってなったら
それが現実において一番温等な着地だと思うんですよね。
一番平和。
でも彼が語ってたこともちょっとそれに近いですよね。
お久しぶり?みたいな。
なんでもない話をしたいなっていう。
その気持ちめちゃくちゃ分かる。
そこをね、やっぱり
それだけのことを応用にしているじゃないですか。
そうですよ。
それを言うための話ですから。
そうですよ。
そうですか?
ですけども。
それをこう、そうだなぁ。
あとまぁやっぱり本作が
劇映画として面白くするっていう側面でなんですけど
やっぱりこれね、ラブストーリーなんですよ。
初めて見る人にとっては。
我々はそういうものとしては見てないです。
初めて見る人にとってはラブストーリーだから
全く二人の中で何の関係性も生じないまま終わっていく話って
これって結局10年前に別れたままずっと
話が並行してって終わりってこと?ってなりかねないから
逆にアニメ版のその苦みの方が強くなっちゃうっていう。
だからそのニアミスしてニアミスして
最後お互いにいたのかもっていう
相手の存在を互いに何となく感じて終わるっていう
せめてもの交流がそこにあったっていう
でも互いに別の人生歩みますよねっていう風な
ちょっと苦いラブストーリーの温度感で終わるっていうためには
ああするしかないというか
ずっと泡ままなん?みたいなのって
だいぶこの秒速っていう文脈を経てない人からした時に
なんなんこれってなると思うんですよ
これこそ呪いの再生産ですよね
まあ確かにね
ああそうか
だからある人これある人
成仏じゃないですけど
そうなんですよね
めちゃくちゃ成仏みたいな空間はすごいあった今回