ノイジさんはまだオーダーになってはないですか?
そうなんですよ、いろいろタイミングが合わなくて、見れてなくて。
いやー見たいんですけどねー。
これなんか話したいですけどね、なんか話したいというか、話したら面白いのかなっていう。
僕ちょっと喋ると拒否反応の部分を大きく出ちゃうんですよね、本作に関しては。
あーまあそうですね。
刺さった部分は、もう刺さりました以上にはそんなにならなくて。
ただその刺さり方はめちゃめちゃ深く刺さってるんですよ、本当に。
もう結構致命的なところまで刺さってるんですけど、同時にめちゃくちゃ強い拒否反応があって。
いやでもあの、これぐらいの何ていうか、相反するものを一人がキャッチする作品って、ちょっと久しぶりかなと思って。
なんか人によって賛否両論とかじゃなくて、自分の中でも完全に分裂してるんですよね。
そうですね、うん。
めちゃくちゃ好きって言ってる自分と、嫌って言ってる自分がいるんですよね、これ見てほんとに。
いやいるいるいる。
いますよね、これね。
いやもう本当、嘘だろ?みたいな気持ちになりましたけど。
いやーでもやっぱ、糸葵のシーンがすごい良いんだよなーっていう。
本当にすごい良かったですね。
もう、もう言葉が出ませんわ、みたいな。出ませんわもう。
早く見なきゃなー。
じゃあちょっともう言葉が出ないので、ちょっと次の話したいと言っちゃうんですけど。
ここ最近ちょっとリバイバル系の映画めっちゃ熱いなーって思ってて。
それこそ大石さんが話してくださったカップルズも見たんですけど。
カップルズやばいっすね、これも。
すっごい面白かった。もう、ゾクゾクしちゃいましたね。
それはなんか過去の映画だけ見てればいいやって気持ちになっちゃうぐらい面白いというか、気持ちとしてですよ。
本当になんか、町そのものが主人公というか、その町にゆごめくその欲望っていうか、
すごいこれ大石さんも言ってたんでしたっけ?
結構アノーラに近い世界観をもうこの時点で描いてたよなっていうふうに思ったんですけど。
人々の欲望っていうのはすごい対価とかによって叶えられるみたいな。
それによって止める、すごい裕福になるものもいれば、
それが搾取される人もいて、っていうような世界観?
今の都市、資本主義と言ってもいいんですけど、
っていうのがどうやって膨らんでいっているかみたいなものを、当時の多分、
何というか、状況?みたいなものを反映したものだと思うんですけど、
全然今も昔も変わってないというか、もうその時点でそうだったねみたいなものがすごいよく描かれてるなぁと思いました。
本当に大石さんも言ってましたけど、綺麗にしっぺ返し食らわされるとか、
気持ちいいというか、うわーって気持ちになりますよね、本当に。
絶妙にうまいことが全部うまくいかなくなっちゃうんですよね、なんかね。
で、自分はそうならない、そんなもんだ関係ないって思ってたような人が、
まんまとそこにカラス目取られちゃうみたいな。
もうちょっと、うますぎるっすねっていう感じでしたね。
それでいて、最後の終わりの、
それでも何か希望みたいなのがないのかみたいなのを、最後さらっと提示するあたりが、
すごい見事って思いました、本当に。
たしか、僕の感想の時に、そこに愛はあるんかって言ったんですけど、
なんていうか、愛にできることはまだあるかい?も流れてきそうな。
そうですね、もうすげー天気の子を思い出しながら見てましたよ、カップルと。
分かる、僕めっちゃ分かります。
すごい、これ以上ないほど天気の子に近いって思いました。
クーリンチ少年殺人事件の時もちょっと天気の子みを感じてはいたんですけど、
なんか究極が来たなっていう感じですね。
いやーこれはめちゃくちゃ面白かったっす。
これなんか喋りたいっすね。これも喋りたいなって、サンリー見てたらって思いました。
ちょっとこれの今後旧作取り上げる枠とかに入れておきたい一本だなって思いましたね。
あれっすね、エドワード・ヤンまたヤイニャンが今度リマスターされるんですよね。
やるらしいと聞いて、いやすげーちょっと最近もうエドワード・ヤンめっちゃ見たくなってるぞみたいな。
もう一回恋愛時代も見たいぞみたいな気持ちになりましたし、
クーリンチももう一回再挑戦したいなみたいな。撃とうとしてたら嫉妬中みたいな感じですね。
他のもう恐怖分子も見たことないですし、ちょっとそういうのも見たいなっていうふうにすごい思いました。
あともう一本、ミステリアス・スキンっていう映画を見まして、
これ2000何年ぐらいの映画だったっけ?
2000年代前半ぐらいの映画なんですけど、
主演がジョセフ・ゴードン・レビットと、
ブルータリストの監督でおなじみの今、今はや、
ブラディ・コーベットが役者として出てて、
っていう映画になるんですけど、
でこれ結構重い話になってまして、
前からちょっとかなり重いことを言いますけど、
2人の青年の話なんですけど、
かつて少年時代に同じ野球部に入っていて、
その校地から性的暴行を受けてたみたいな話が語られるんですけど、
でジョセフ・ゴードン・レビットを演じる方の青年は、
もうそれ全然覚えていて、
で青年になった今でも、
なんというか、いわゆる男性というか、
男たちとお金、対価を払ってもらって行為をするみたいなことをやってる青年になっていて、
で一方のブラディ・コーベットを演じる方の青年は、
その時の記憶がすっぽり抜け落ちていて、
多分そのショックからだと思うんですけど、抜け落ちていて、
で、でなんかそれの抜け落ちてることの理由付けとして、
エイリアンに拉致されて記憶を改ざんされたんだみたいな、
っていうことを信じ出すみたいな風になっていて、
でその成長してから2人のことも全然接点もなくて、
でその2人が再び相場見えるっていうような話になるんですけど、
まあまず結構こういう重たいテーマを扱った映画っていうのがまず、
2000年代前半ぐらいからこういうのあったんだっていうのもちょっと知らなかったですし、
で演出もある意味でポップっちゃポップみたいなところもあったりするんだけどとにかく重たいみたいな、
っていうあたりのバランス取りがすごい上手というか、
すごくなんというか、最後とかね結構、
これちょっとツイッターでXで書いてる人がいたんで確かになって思ったんですけど、
終わり方がすごい偉人たちっぽい終わり方してるなみたいな、
おー、いいね。
終わり方というかちょっと似てるよねみたいなのを重ねて言ってる人がいるみたいな、
確かになって思って、
だからそのやっぱり幼い頃に受けたあるショッキングな出来事みたいなのを分かち合えるのは結局この2人だけみたい、
っていうのが最後により際立つみたいな。
なんかなんとなく何があったんだろうかなみたいなのを察しているような人はいるんですけど、
けど決してその人から特になんかそのことについて投げかけられることはないみたいな。
あくまで本人がどう向き合ってどうするかみたいなところをすごく丁寧に描いてるなというふうにすごい思いました。
これも見事な素晴らしい映画でしたね。
これもすごい印象的に残る映画で、
あとすごいジョセフ・ゴードン・レビットがすごい本当に美青年をやってるみたいな時期の映画にもなるので、
そういった意味でもまあ見どころかなっていう映画でしたね。
ジョセフ・ゴードン・レビット、自分が初めて見たの何だったっけっていうのがあんまり思い出せなくって、
あれかな、インセプションかな。
僕もインセプションで初めて認識した人かなと思うんですけど。
映画本的にはやっぱり500日のサマーですよね。
多分そうですよね。
なんかその500日のサマー以前のジョセフ・ゴードン・レビットを全然認知してなかったんで、
その方はもうめちゃくちゃノートでずっと連載、ブログかな?はてなブログかな?からずっと連載をされているブロガーの方らしくて。
でもう基本的にはそのファンの方がまず来られるし、それで自分の店の前にまで結構人がたかるみたいな感じになるし。
おそらくそうじゃない人っていうのも、発信の上手さなんだと思うんですけど、
どんどんどんどん本を買いに来られて、本当人が尽きることがあんまりない感じのブースだったんですよね。
悔しいんで僕も一つ買いましたけど。
いやーで、やっぱこういう機会が今回散見されたらしくて、Xでも割とそういうかんような、隣のブースがすごい売れてるけど、うちは全然売れなくてっていうような話をされている方がいて。
なんていうんですかね、まあ何もなんていうか、コミュニティの外側から入ったものなので、そうなることは全然あるのはわかったんですけど、
いやーとはいえ、なんていうか、正しく打ちのめされた感じがするというかしっかり。
なんていうんですかね、めちゃくちゃ文振り自体、僕は途中お客さんとしても楽しんだし、今回はどちらかというとプロよりもジェビナーに近いような売り方をしているような人たちの本をたくさん買ったんですけど、
とはいえやっぱりものを作って、それを届けるっていうことの本質的な難しさというか、そのものだけで売ってるんじゃない感じっていうのを結構、しっかりと刻まれたというか。
今後、抱えた在庫をどうしていくかっていうのと、あとこれからどう続けるか否かっていうのもちょっと含めて考えようかなと思いましたね。
ただ少なくとも申し訳なかったのが、今回僕の出展なんですけど、僕自身は本を出してなかったんですよ。
で、何人かそこそこラジオを聴かれている方の中でも、「大石さんの本ないんですか?」って言われる方がちょこちょこいらっしゃって、その方にはマジで申し訳ないことをしたなと思ってるんで、
少なくとも自分の本はさすがに出そう、次回以降はとは思いました。
確かにちょっとハイコンテクストですよね、今回大石さんがされたことって。
まあそれはそうですね。
いやーでも面白いとは思ったんですけどね。セレクトそのものがクリエイティブだっていうのはめちゃめちゃ面白いんですけど、
ただやっぱりこの人と人との繋がりの世界でもあるじゃないですか。
どうやらそうなんですよ。
特にアマチュアって。
やっぱそこがなんというか、ことこじゃなくて、そのネットワークに価値を置いた発想だから、ちょっとこう、なんていうか、一個違うレイヤーにも思える部分もあるというか。
ちょっとその、なんていうか、その界隈の本来的な文化じゃないものだったりするのかなっていうのも、ちょっと推察は聞いてて、してみたりはしてたんですけど。
あとまあ、なんでしょうね、もっと場を楽しむ方向でいってもいいのかなって思ったんですけど。
そうなんですよね。やっぱりリッチが悪かったのも多分往々にしてあるんですけど、隣がめちゃくちゃ人気ブースだったっていうのも含めて。
その、さっきおっしゃられてたブログ書いてる方って、その人の本来のフィールドって、その文フリーじゃなかったわけじゃないですか。
だから、常に書き続けてきて、その延長として文フリがあったっていうことなので、その人にとって書くことがまず本来の自分のフィールドとしてあってっていう、やっぱりそれって積み重ねとしてアドバンテージにはなってるから、
初出展でもガンってお客さんが来てくれたりとかもするとは思うんですけど、まあ今回その大井さんも初参戦で、そこの文脈とかもそこまでない状態で参加されてってことなんで、いきなりゼロベースってことはちょっとやっぱその難しさはあったのかなっていうのは思うんですよ。
だから、その自分が何を楽しみたいかっていうのを、なんというか、こう因数分解はしといてもいいのかなって気もして。
そうなんですよね。
だったら例えばノートで発信を頑張りたいかっていうと、正直その欲求ないしなっていう気持ちがあったりとか。
なんかそうですね、僕も確かになんかノートやればいいのかなみたいな繋がりを作っておくみたいなのは、まあ売るという意味ではすごい大切なことなのかなと思ったんですけど、でもなんか最初からそのネットワークありきってあんま面白くないっすよねみたいな気持ちもちょっとあるじゃないですか。
そうなんですよ。ちょっとそうなんですよ。
なんか偶然の出会いとかを求めにも行ってる場じゃないですか、ああいうところってきっと。
だからなんかちょっとその寂しさっていうかまあしょうがないんでしょうけど、そもそもちょっと文学フリーマンって大きなイベントだからなのかもしれないですけどね。
ちょっとデカすぎたなっていうのは正直思いましたね。
なのかもなーとはちょっと思いましたけどね。なんか実は僕も神戸でなんかジンフェスっていうのがあって、なんか文学フリーマンみたいなイベントがあったんで行ってたんですよ。
もう文学フリーマンと比べ物にならないくらいちっちゃいアイスフェスで、で、もうなんかすごい並びも適当、たぶん適当なんじゃないかなって思うんですけど、なんかジャンルごとにも分かれてない感じのとこ行ったんですけど、
やっぱりそういったところが偶然がいろいろあって面白いなーみたいな感じをすごいしたので、まあどっちがどういいのかとかありますけど、なんか難しいんだなーって思いましたね、その辺のこうバランス取りというか。
そうですね、少なくとも初っ端大舞台じゃないんだなっていうのはすごい感じたのは思いましたね。
だから次回それこそ文フリっていう場をこだわる必要はそこまでないなっていうのは正直思ったりはして、まさにジンフェスとかもう少し小さいところで何か出展できないかなっていうのはちょっと考えていこうと思いますし、
まあ自分の発信としても別にさっき言ったようにネットでコミュニティをもう一回力作り直したいっていう気持ちは正直さらさらないので、自分ができる範囲の中でどういう風な発信ができるかな、発信って言うほど発信ってつもりももう正直ないんですけど、
もうただ喋ってるのを垂れ流せればそれでいいぐらいの感じなので、自己満足として。なんかそれぐらいのバランスの中でちょうどいいところを探っていけたらいいのかなとは思ってはいます。
なので作ることは、なんか今回一回やって作ってること自体はすごい楽しかったんで、それ自体は全然続けてもいいのかなと思ったんですけど、そうですね。
ただ僕が一回行ったお店でめっちゃいいなって思ったお店が一個だけあって、ドットダッシュっていう本を作られてる松村なんとかさんっていう方のブースに行ったんですけど、その方は日記本を売られてて、でも全然製本とかもきちんとしてないんですよ。
もう自分で手作業でホチキスで止めて、そこに最後紙をべって貼って、家のプリンターで印刷したものみたいなやつですね。それを1000円で売ってるみたいな感じのブースで、ただその話聞いたらその日記っていうのが文振り浮かると思ってなかったのに浮かっちゃったから、浮かってから書き始めた日記らしいんですよ。
へー。
その方も初出展らしくて、もともと漫画を書かれてたんだけど、ある時まさにコミティアか、コミティアに出されてる方だったんですけど、漫画があるとき書けなくなっちゃって、いろいろな、例えば自分のコンプレックスを書いた方がいいんだけど自分にコンプレックスがまだ見当たらないみたいな。
じゃあそれって何なんだろうっていうのを文振りって言って文章を書くから、漫画も書けないから仕方ないから文章で書こうって思って書き始めたらしいんですよね。
で、結構中見ると絵たくさんあるんですよ。で、めちゃくちゃ絵書かれてるじゃないですかって言ったら、この絵は全部5月に書いたんですよって言ってて。
5月に。嘘だろ、早。
だからその方はずっと仕方ないから文章を毎日書いて、で、書いてるうちにだんだん絵書きたくなってきて、で、日記がそれこそ5月の11日に文振りがあったんですけど、5月の9日まで最後のページ書いてあって、そこのページを書いた段階で漫画が書けるようになったって言うんですよね。
すごい。
何それ面白すぎると思って。
すごいですね。
想定とかそういうものじゃないんですよ、その人。しかもブログとかでもないんですよ、おそらく。
本当に自分の、人生の一部をつぶさに記録するっていう文学性。
すごい。
それを、もう今夜徹夜で寝ずに作りましたって本をそのまま、しかも数冊だけ携えて売りに来てて、めちゃくちゃかっこいいなと思って。
すごい。
いいですね。
そうなんですよ。
そうか、これが文振りだよって思って、形にこだわって、むしろ本として物にこだわることは大事だし、それはそれで面白いんですけど、そうじゃなくて、とにかく自分の中に今現状あるものを、
本という形、何ならその形をしてなくてもいいから、とりあえず出してぶつける、それが文振りだろっていうことを、ちょっとなんかその方に教えてもらった気がして。
いいですね、それ。
ちょっとね、次回以降というか、今後の自分の表現活動全体に影響を与えるような作品をもらったなっていう気がしてます。
あの、やっぱりすでに大井さんの中にあるものから紐づけたものを出展する方がいいのかなって気はしたんですよね。
それでいくとやっぱり、映画批評かなって思って、映画批評本かなと思うんですよ。
ただ、より大井さん個人に紐づいている方が面白いと思うんですよ。
だから、僕がちょっと今聞いてて思ったのは、サメ映画を本気で批評する。
サメのポリティカルコレクトネスの観点から。
あー、なるほど。
俺の文章でスピルバーグのジョーズを殺してやるぐらいの怨念を込めて、ジョーズ批評を書くとか。
あー、なるほどね、なるほどね。
サメ研究してた人間として、スピルバーグのジョーズを俺の文章で殺してやるみたいな怨念をぶつけるとか。
あるいは、研究者に至る道の一つであったジュラシックパークを本気で批評するとかっていう、
大井さんの怨念を神にぶつけた方が面白くないですか。
なんか、これで世界を殺すっていう覚悟で文振りに出た方が面白くないかなとはちょっと思って。
めちゃくちゃラディカルですけど、確かに面白いなー。
で、そのサメ研究やってた人間がジョーズを殺すつもりで批評してみたみたいなタイトルになってたら、別に一元産でもキャッチーになると思うんですよ。
サメ研究してた人がジョーズを?みたいな面白みもあるし、もちろん大井さんも知ってる人だったらそれはそれで間違いなく面白い視点だと思うので、
そういうのもありかなってちょっと思ったりはしたんですけど。
そうですね。それこそブラックデーモンでその話をしましたけど、やっぱね、もうちょっと詰めた方が良かったなっていう、
詰めきれてないところめっちゃあるなって結構反省点も自分の中であったりするんですよ。
そうなんですよ。結局僕らと喋る中で妥協してることもあるじゃないですか。
ありますあります。
いやいや、その、純度100%の大石印でサメ映画を殺すっていう。
研ぎ澄ますしかないか。
もうサメ映画全部殺すっていう、もうサメ映画100本切りみたいな、100人切りみたいな。
しんどいなー。
サメ映画100本、まあ100本見るとは限らないですけど、100本ぐらい見ないとみたいなね。
どっか始めなきゃいけませんけどね。
いやでもね、まずね、ジョーズって強敵がいますからね。マジで相手は強いから。
あれだけで100人分があるっちゃあるけどね、みたいなね。ありますけど。
確かに。いやちょっとそれは、そっかその方向性か。なるほどな。
そうですね。いやそれはちょっと1回出してみるしかないか。
特急事物、いやでもどうだろうなーって言っても、いやすごい、その若干の抵抗感があるのは、
言っても、そのサメ研究者って言ってもまだサメ研究者のペーペーナーだったわけですよ、自分は。
もっとクロートの人が見たらどう見えるんだろうの怖さに、この手のたぐりなものは勝てるかどうかなんですよ。
そうそうね、そうですね。そのサメもっとずっと研究してる人もいるね、みたいなことですよね。
そこは、なんというか、ブレンドの比率をどうするかの話ですよね。ですね。
サメ研究の割合と、映画的な文脈の割合と、あと大石さん個人っていう割合の、どの割合でブレンドするかっていう、そのバトルですね。
そうですね。いや、でもちょっと面白い。その方向性で、もう書いてみるかとりあえず、ダメ元で。
いや、怒ってる人間って面白いですから。
いや、わかります。怒りが一番エンタメですよ、人間の感情の中で。他人の怒り一番面白いですからね。
そう、なんでちょっと文振りでなかなか渋い思いをしましたというのが、今週の僕の、はい、ピントでございます。
で、翌日ですね、たべっ子動物を子供と見てまいりました。
で、ただそのアブさんが聞きまして、最初の5分と最後の5分しか覚えてない。
大爆睡ですね。
一番見たかったのは僕だったはずなのに。子供は楽しんでたから良かったんですけど。
ああ良かった。それも良かった。
で、マネオさんがおっしゃってた特別なゲスト。これはね、サプライズですねこれは。
ですよね。もう本当にあの最初と最後の5分だけ見ていても分かるところができるのでね、本当に。
親切設計なんですけど、びっくりしますよねやっぱね、あれね。
そういうことみたいな、お菓子のトイストーリーみたいな話になってましたよね。
そうですね。とか、僕ちょっと思い出したらシュガーラッシュとかね。
はいはいはい。
お祭り感というかね。一応もう公式にも一応誰誰が出てみたいな感じで出てるんですけど、ここでは言わないようにしておきますけどね。
最初の5分だけでもそれは楽しめたっていうのと、あとちょっと驚いたのが映像のクオリティなんですけど、
もちろんそのピクサーとかドリームワークスとか、もう世界レベルでの3DCGアニメーションのトップクラスのスタジオに比べたらもちろんそこまでの圧倒的さではないにしろ、
もう必要十分なクオリティでの3DCGアニメーションを達成しているので、全然通用するなって思いながら見てて。
物語を描いて観客を楽しませる上で、もう十二分な技量に達しているなっていう、ちょっとその驚きはあったんですよ。
日本の3DCGアニメーションってやっぱちょっと後陣を背しているとかあるのかなってイメージあったんですけど、全然楽しめるかなっていうのがあって、
あと本当ラスト5分だけ記憶あって、この言い方合ってるかどうかわかんないんですけど、その5分から察した限りで、あれ結構やろうとした、
しざもピクサーに近いことやろうとしてた?みたいなのをちょっと察した?みたいな、ちょっと近いことやろうとしてませんでした?
まあそうですね。近いことかな?ちょっとあれだけど。
達してなかったのかもしれないんですけど、レゴムービーとかそういうことに近いことをやろうとしてたのかなっていう察し。
まあまあそうですね。確かにね。やろうとはしてるけど、ちょっと触れただけかなみたいな感じをするんですけど、正直。
いやでも、お菓子って何?みたいな話をしたいんだと思うんですよ。したいっていうかしてたのは確かにそうなんですよ。
お菓子って何のためにあるの?っていうところとか。だからいろいろなんか話がね、もりもりなんですよ。本当に。
ライオンくんのリーダーとしての話とか、その辺が特になんか、めっちゃちゃんとお菓子とは何かみたいなとこめっちゃ絡んでみたいなわけでもないので、別に。
荒々しくはあるんですけど、でも確かにそのやりたいこととしてはすごい近いと思います。
だからそこのストーリー構築のノウハウも積み重ねたら、もしかしたらピクサーに近づけるんじゃないかみたいな。
これは課題な期待を背負わせてしまってますから、これは。
いやでも、やっぱピクサーとかクリストファーミラーフィルロード作品みたいなやつ日本から出て欲しさありますもの?それは。
いや、そうですね。それは本当にそうです。
それに近いことやってるのは多分日本だったらクレヨンしんちゃんだと思うんですけど。
確かに確かに。
そうですね、ちょっとクレヨンしんちゃんに近いかなーと思いましたけどね。
確かに。
レゴムービー的なことをしようとしてたといえば、ドラゴンクエスト言わす通りとかもありますけど。
なるほどな。
いやでもあの本当にダークホースです。いきなりこんな作品が現れて、9台以上の点を取って帰っていったっていう、
なんじゃこりゃみたいな驚きがある作品がいきなり公開されたなっていう感覚ではありますね。
なるほどな。
あと旧作なんですけど、恋はデジャブっていう映画を見まして、
超有名なタイムリープものの映画だと思うんですけどビルマーレイが出てる。
見たことなかったんで、ちょうど2時間ぐらいの空きがあって、
なんか2時間ぐらいで見れる映画見ようと思って、恋はデジャブを見てたんですけど、
結構まあ面白い映画だったかなと思うんですけど、まずその主人公のビルマーレイがお天気のレポーターみたいな人なんですけど、
田舎のグラウンドホッグデイっていう、なんかモグラみたいなやつにお天気の占いさせるっていう田舎のお祭りのレポーターをさせられるのがめっちゃ嫌で、
ずっと皮肉言ってるんですよね。こんなしょうもない田舎に来てしょうもないイベントのレポーターさせてよみたいな感じで、ずっと文句言ってるみたいな感じのやつで、
めっちゃ嫌なやつなんですよ主人公本当。こんなしょうもない番組じゃなくてもっと上のテレビ局に転職するんだみたいな上昇志向とか、
あとまあセクハラ気質だし、皮肉屋だし、なんかめっちゃアメリカのビジネスパーソンの嫌なとこ煮詰めたようなやつで、
それにビルマーレイがぴったりなんですよ本当に。本当嫌なやつが似合うなってビルマーレイ。
でそのテレビのプロデューサーの女の人がいて、その人に好意を持ってるんですけど、ただまあとにかく皮肉れてるので、
仲良くなろうとするというよりは、いちいち皮肉を言っては、はいはいみたいな感じでちょっと上手くいってないんですけど、
でなんかその取材に行った先の田舎町で、その同じ日を繰り返し続けるっていうことになるんですけど、
でまあいろんなことをするんですよね。本当にもうスケベなこともすれば悪いこともするし、
でタイムリープっていう機会を生かしてどんどんどんどんやりたい方でやっていくんですけど、
そのこいつ本当さみたいなのが繰り返されていく中で、だんだんちょっと話のフェーズが変わっていくんですよね。
あれなんか自分のことばっかりやり続けても、なんかあんまりやなぁみたいなことになっていって、本当に変わっていくんですよね。その話の目指しているところが。
はじめ本当にアメリカのビジネスパーソンの嫌なところを見つめたようなやつだったビルマーレーが、だんだんある種のそのアメリカの美徳とされるようなもの、
勤勉さであるとか、あるいはその隣人愛みたいなものを体現する存在に近づいていくのかなぁみたいな、そのもう繰り返しの中で、
なんかその全然違う目的地に進んでいくっていうのがすごい面白くて、なんかこれは見っけもんだな、見っけむというか、とっくに見つけられてたんですけど。
見てみてよかったなっていう作品ではありました。っていう感じですね。
よかったら見てみてくださいっていう感じでした。ではテーマとか入っていきたいと思います。