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2025-11-19 24:13

第238回(2)『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』数多のルーツを束ねた先の未知

『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』の話をしました。 前作から続くキャラクターの魅力、前作から前進した世界設定の深み、見たことある要素が盛り沢山ながら見たことない領域に到達した本作の出来の良さなどについて話しています。 ■メンバー 山口 https://creators.spotify.com/pod/show/chottoeibana マリオン https://x.com/marion_eigazuke ■映画の話したすぎるBAR 日時:2025年11月22日(土) 詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar 場所:『週間マガリ』大阪市北区天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com ■お便り https://virtualeigabar.com/contact ■SNSアカウント X(Twitter):https://twitter.com/virtualeigabar Instagram:https://www.instagram.com/eiga_shitasugi ■番組グッズ販売 https://suzuri.jp/virtualeigabar

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サマリー

このエピソードでは、中国の劇場アニメ『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』に関する議論が展開されています。聴取者は、妖精と人間の共存を描いた物語やキャラクターたちの成長、アクションシーンの魅力について深く考察されることを楽しむことができます。 第238回では、『羅小黒戦記2』のキャラクターデザインや作品世界の深化に焦点が当てられています。特に、人間と妖精の対立やテクノロジーの取り入れ方に関するシビアな世界観が描かれています。 作品では、キャラクターたちが直面する新たな戦いの中で、無限師匠の圧倒的な力とその影響が表現されています。また、戦闘シーンでは強力な武器や超能力が組み合わさり、物語は困難な局面に進展します。 ポッドキャストでは、『羅小黒戦記2』のスタッフや声優、キャラデザイン、作画技術について詳しく語られており、アクションシーンや人助けの描写に対する評価も行われています。前作との比較を通じて、作品の進化が強調されています。 『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』においては、中国アニメの文化的影響や日本アニメとの共通点が考察され、豊かなストーリーやキャラクターへの深い愛着が議論されています。また、アニメのリズム感や演出力についても高く評価されています。

物語の紹介
今日のテーマトークは、『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』です。はい、ではマリオンさん、解説お願いします。
はい、映画ドットコムより解説を読ませていただきます。 妖精と人間が共存する世界を舞台に、猫の妖精・羅小黒の冒険と成長を描いた中国の劇場アニメ
『羅小黒戦記2 ぼくが選ぶ未来』の続編。 前作で心を通わした、妖精シャオ兵と人間無限のその後を描く。
師匠である無限とともに、小さな村で穏やかな日々を過ごしていたシャオ兵だったが、ある時、とある海艦への襲撃事件が、長きに渡って保たれていた妖精の世界の平和を脅かす。
妖精海艦からの任務によって、シャオ兵と無限は引き離され、二人の運命は大きく揺らぎ始める。
次々と現れる脅威に立ち向かう中、シャオ兵は姉弟子ルーイへとともに、真実を求めて新たな冒険へと旅立つ。
やがて思いもよらない敵を前にしたシャオ兵は、大きな決断を迫られる。 日本語吹き替え版では、前作に続いてシャオ兵役を花澤かなが担当。
人間でありながら、妖精たちの集う館に所属する最強の執行人である無限を宮野守が演じる。
その他、ルーイへ役を結城葵、菜田役を美名瀬祈が務める。
はい、ではここから内容に触れる話が入っていきますので、ネタバレ気にされる方がいらっしゃったら是非見てから聞いていただけたらと思います。
ではアッサーの感想、マリオンさんいかがでしたか。
そうですね、前作大好きで、まだ吹き替え版で全国的にこうしねこんで公開される前ですよね。
字幕版しかない頃、まだミニシアターでしかやってない頃に初めて見て、どえらいアニメやぞと、めちゃくちゃ面白いやんけってなって、それ以降ファンではあって、
でなんかちゃんと結構幅広く日本でも見られるアニメ作品になっていってるなーっていうのがすごい勝手に嬉しく思っていたんですけど。
で今回も字幕版の方で見てみたんですけど、前作のクオリティを余裕で超えてくるじゃんっていう。
ほんと文字通り正統派な続編、しかもめちゃくちゃ面白いっていうので、もう度肝をまたも抜かれてしまう、抜かされてしまったなっていう感じでした。
すごくなんか日本アニメの影響を受けてる感じっていうのは、前作もそうでしたけど、で今作もそういうのはあると思うんですけど、
なんかもう今の日本のアニメーションの枠組みとかからではなんかもうなかなかそれでは作れないようなこう間口の広さと、
あとまあ社会的なテーマ性みたいなのも持ち合わせた作品になってるなと改めて思ったというか。
前作もそういう側面はあったと思うんですけど、なんかそれをよりこう深く続編で掘り下げてくれたなという感じがしました。
何より本当今回も目まぐるしいアクションの連続とアニメーションの動きもすごく良くって、あとキャラクターデザインも本当に素敵というか、
まあ一つ一つのキャラクターというか世界観を構成する線が太い感じっていうのもすごく僕は好きなポイントだなと思っていて、
シンプルだけどすごくそれがぐるぐると動くっていうのが、まあちょっと違うかもしれないですけど、ロボットドリームズとかも近いニュアンス感じるというか。
シンプルで線の太いキャラクターというか、まあそれで構成された世界とキャラクターがしっかりとぬるぬると動いてくれるっていうのがすごく気持ちいいっていう感覚がやっぱりちょっと共通してる感じが僕はあったかなというふうに思ってます。
あとまあ今回は本当ルーイエっていう新キャラクターがすごく良いキャラクターだったなーっていうのと、あとまあちょっと前作にも出てたナタの活躍もちょっと増えてて、個人的にはナタ結構キャラクターデザインもだし、キャラ立ちとしても結構好きなキャラクターだったので、今回ちょっとかなり活躍の場面が増えていて僕は嬉しかったなっていう感じでした。
はい、僕はですね、むちゃくちゃ面白かったです本当に。むちゃくちゃ面白かったのと、あともうね、僕ルーイエ好きすぎるんですよね。本当にルーイエだけで5億点出てって、はい、むっちゃ好きなんですけど、あとまあ世界観に奥行きが出たなって思って、前作からより。
で、あの僕1作目の時点だと結構飲み込みにくい部分もあって、あのすごい好きな映画なんですけど、妖精側が人間に同化していくことをゼッとしすぎている感じをちょっと受け取ってたんですよね、1作目の時点だと。
ちょっとそれあまりに人間側というか文明側みたいなものから見た時に、そうじゃないものがそこに迎合していくことが本来はいいんですよみたいなのがちょっと強いなっていう感覚があって、ちょっと僕その1の少し飲み込みづらい部分だったんですけど、
2作目でそこがいろんな人の思惑が出てきたことで、その部分、1作目のその視点も含めて相対化できたことで、あの作品世界全体に深みが出たし、1作目のことも受け入れやすくなった部分もあったかなと思って、すごく良い2だったなと言いましたね。
あと、やっぱりこのシリーズで特筆すべきなって、やっぱりアクションシーンだと思うんですけど、本作のアクション僕すごい好きで、何が起こってるかわかるんだけれども、ただ何が行われたかっていうのを飲み込み切るよりワンテンポ早く次の行動に入って、そのテンポに追いつくためにどんどん集中せざるを得なくなるというか、
常に理解よりアクションシーンがワンテンポ早いから、それを必死で追いかけていかないといけないような鑑賞体験があるなと思って。けれども、そのアクションシーン自体に何が起こってるかがわけわかんなくなるみたいなことはないんですよね。
やってることはシンプルだし整理されてるんだけど、とにかくそのテンポの速さに頑張ってついていくっていうこと自体がちょっと鑑賞の仕方として面白いっていうのがあるかなとは思ってて。
この2もそこはよりブラッシュアップされてるというか、本当にマリオンさんもおっしゃれてましたけど、ちょっと今回僕1見直したんですけど、2圧倒的ですね本当に。
いや、本当に僕も見返したんですよ。2を見た後に、今回喋るので振り返りっていうことで見たんですけど、めちゃくちゃ桁違いに良くなってるというか、まだやれるのって思いましたよね。びっくりしちゃったというか。
本当にすごい。1ってまだ伸びしろあったんやみたいなのがちょっとびっくりして。
ちょっとびっくりしちゃいました本当に。
こんなにやれるんだと思って。だから凄すぎて凄さがもうちょっとよくわかんないなってなってたんですよ2。
1と見比べることで凄さがようやく飲み込めたというか、1ってまだ頑張って作った感残ってたんだけど、もう僕2、そういう世界にしかはみえなかったぐらいだったんで。
いやでも、そこが本当に凄さだったなと思いましたね。
新キャラクターとキャラクター造形
あと、僕今回字幕で見たんですよ。で、字幕で見たのは僕、このシリーズの中国語が大好きで。
わかるわかる。
というかあのね、シャウヘイのシーフーっていうのが好きすぎて、絶対中国語で見ようと思ってたんですけど。
ただ、見てから1の時のことを思い出したんですけど、このシリーズ、アクションのテンポ早すぎて字幕だと追っつかないんですよ。理解が。
アクションシーン自体は理解できるんだけど、字幕の方の理解が追っつかないというか、一瞬しか起きないことに字幕がポンと入って、もうそれ読めないんですよね。
だからこれは、本作に関しては吹き替えの方が良かったかもしれないなと思って、というかどっちも見るのがオススメです、本当に。
そうなんですよ。多分どっちも見た方がいいと思います、やっぱり。
どっちも良さがあるというか、というのはあるんですけど。
ちょっと1個だけ文句言いたいことがあって、前作、1作目、配信ではなぜか吹き替え版しか見ることができないっていう状況になってて。
そうなんですよ。
これはどういうことですか。有意識問題ですよ、みたいな。
中国語版の声が大好きな我々にとっては有意識問題だなって思ってて。
これ明らかに間違ってて、何度も見返せるバージョンでこそ字幕版であるべきだと思うんですよ。
そうですよ、本当ですよ。
だから何が起こるか分かってる状態で繰り返して見るんだったら、何だったら巻き戻して何回も見るとかができる状況でこそ、言語版の中国語を楽しみたいっていうのがあるから。
そうそうそうそう。どうですよ、なんか。
ちょっとやっぱ、本当に言語版の中国語の響きとか、前期は良いと思ってたので、それがすぐ楽しめないっていうのは困るっていうか、ディスク買えよっていう話なのかもしれないですけど、ちょっと不便すぎるというか。
せっかく劇場版、今回の2作目はどっちも見れるようにしてるのに、なんでそんな意地悪なことするんだろうって思って、ちょっと意味がわかんないなって思ってました。
何なんすかね、まあ権利関係は何がしかあるんでしょうけれども、いやーちょっとね、配信の方では僕字幕言語版で見たかったなと思いましたね。
僕もそうですね、見たかったなというか、またあの声のシャオヘイとかムゲン様のが見たかったなというか、僕とかね、やっぱ結構好きだったから字幕版2回ぐらい見てるんですよね、映画館で。
で、まだミニシアターでやってた頃って、字幕結構怪しかったりするじゃないですか。
その感じは日本では使わないなみたいな感じが平気に字幕に残ってるみたいな、なんかそのちょっと手探り感とかちょっと拙さというかあったんですけど、でもどんどんブラッシュアップされて、結構改訂されてたんですよね、確か字幕版って。
なんかね、その変化とかもかみしめながらこうというか、ああ変わってってるとかいうのも分かって、それで言語版も見ていたので、やっぱ結構元の字幕版というか言語版めちゃくちゃ思い入れあるので、何とか今すぐにでも配信でも見れるようにしてくれっていう要望ですね、これは。
いやもうね、シャオ兵の声が可愛いんですよ、本当に。 本当に可愛い。本当に可愛い。ちょっとここまで言語版だって言ってますけど、吹き替え版ももちろんいいんですけど。 いや、いいですいいです。
もう間違いないキャストで、いい完成度なんですけど、どっちも楽しめるようにさせてください、お願いしますっていう感じですね。
いやー思いますね。はい、じゃあそんな感じで深掘りしていこうかと思うんですけど、さてどこからいきましょうかね。
もうちょっとキャラクターの話から入っていったら結構広がっていく気がするんですけど、早速ルイへの話してもいいんじゃないかなっていう。
いやもう最高ですよ、本当に。最高。 いやかっこいいし、本当に理解あるキャラクターで、今回の話を引っ張ってくれるいいキャラクターだったなと。
いやーなんだろうな、まずファッションが好きなんですよ。 ファッションが好きで、一番初めに着てるちょっとその中国の古風な着物を現代風にアレンジしたような感じって言ったらいいんですかね。
の格好も好きだし、後日着替えてからのミリタリー風のファッションもむっちゃ好きで。
で、ラストバトルのタンクトップ姿ですよね。 いやもうむちゃくちゃかっこいい。僕ああいう薄ら筋肉ついてる骨格のいい女性のシルエットむっちゃかっけえと思ってるんですけど、
アニメーションであの体型を表現できてるのすごいなぁと思って、むちゃくちゃかっこいいですよあれ。 そうですね、スポーティーな感じって言ったらいいんですかね。
前作もすごいちょっとその影響っぽいさ感じてたところあったんですけど、ナルトの特になんかナルトの女性キャラって、サクラとかイノとかって結構近いニュアンスあるくないですか。
いわゆるちょっと女の子っぽさではなく、ちゃんとこう鍛えている、忍者なんでね。鍛えている感じのスポーティーさがあるみたいなキャラ造形みたいなのは、今回のルイエもちょっとそこを僕は見ながら連想してたりはしましたね。
まあ全体的にナルトっぽさはすごいありますよね。キャラクターのシェイプもそうだし、アクションの動きもそうだし、揚術と対術を組み合わせてのバトルとかもまさにナルトだなと思うんですけど、あとまあ五行とかが絡んでるから、
その術の属性としてそれがあるから、そこもすっげーナルトっぽいんですけど。いやー、あのルイエのね、仕事人キャラというか、まあ適切な言葉じゃないけどキャリアウーマンタイプのキャラ造形だと思うんですけどね。
ちょっと贅沢が好きなところがめっちゃいいなと思って。安宿に泊まらずに最高級ホテルをわざわざ指定するところの、ここでキャラの奥行き出すのうまいなと思って。
そうですね、前作の無限とはちょっと違いますよね。ホテルで泊まるシーン前作でもありますけど、まあだいぶ安いや、ビジネスホテルだなーみたいな感じでしたけど、わざわざ高いところ行くみたいな感じっていうか、ちょっと高級志向なところで、まあ007みたいなところなのかな、近いのって。ちょっと違うか。
そうですね、だから無限師匠との差別化にもなってるし、あとまあドライに見えて愛嬌があるところもすごい魅力的だなと思って。シャウヘイが無限に化けてるやつをボコボコにしてるところをカメラで楽しそうになってるのとか、わーいい性格しとんなーみたいなのすごいよくって。
わかりますね、あそこいいですね。そういうちょっとファニーなところというか。これはルーエに関わらずですけど、キャラクター作りというか、特性?性格みたいなのがバランスいいというか、いろいろそれぞれギャップがあったりとかして面白いですよね。
そうなんですよね。このキャラだからそういうことしかしないみたいなのにせずに、ちょっと揺らぎみたいなのをあえて入れてきてる感じがあるなと思って。一本調子にならないキャラクター作りになってる感じはあるなと思って、すごい魅力的に感じるんですよね。
キャラクターデザインの印象
あとなんかルーエのそのキャラクターデザインって、僕ちょっとキャラクター側もわかんないんですけど、ドラゴンボールでこんな感じのキャラクターいませんでしたっけ?って思いながら見てたんですけど。
人造人間18号ですかね。目つきの感じというか、ドライでクールに見えて、愛嬌がポロってにじみ出てくる感じは18号を思い出すかもしれないですね。
それだったのかな。こんな感じのキャラドラゴンボールにいなかったっけみたいなというか、なんか前髪だけこうちょこっと出てる感じとかも。なんかいた気がするけど何だったか思い出せないみたいな。
髪型か、髪型って誰だろう。なかったっけって思って。誰だろう、ランチさんかな、ブルマかな。あ、ドラゴンボール全然ですか?
僕全然なんですけど。そうなんだ世代間ギャップですね、本当に。いやでも、僕の世代でもドラゴンボールちゃんと通ってる人は通ってるんですよ。はいはいはい。
僕が通ってないだけです、それは。あんまりジャンプっ子じゃないので、何回か書いてみましたけど、僕どっちかっていうとサンデーで染まってる人なので、ガッシュとかの世代なんで。
そうですね、僕とマリオンさん10年弱の差ですけど、僕らの世代になるとジャンプって望むか望まざるかに関わらず通る羽目になるんですよね。特にドラゴンボールは基本的に何か通ってるはずなんですよね、僕らの世代は。
どっちかというとマリオンさん、ナルトとかの方が感覚的には近い感じはありますよね。そうですね近いですね。本作ってジャンプ漫画めっちゃ思い出しませんかって思ってるんですけど。はいはいはい、わかりますわかりますよ。
もちろんナルトは一番初めに出てくるんですけど、最近で言ったら呪術回戦は出てくるなとは思って。はいはい。無限師匠の圧倒的無敵感、五条悟るに近いなってちょっと思ってたんですけど。
あー確かにそうですね、五条悟る感ありますね、はいはいはい。いかにその一番強い無敵のやつを活躍させないようにするかっていうのが敵側の策になってくるじゃないですか。はい。一作目も二作目もいかに無限に暴れさせないかっていうのが敵の策になってるから、そこって呪術回戦に通じるとこあるなってちょっと思って。
はいはいはい、確かにそうですね、言われてみるとそうですね。あと僕はあれかな、呪術回戦の名前が出たんであれですけど、ハンターハンターぽさ。はいはいはい。というか僕が感じたハンターハンターぽさって、名もなきキャラクターまでデザインが行き届いてる感なんですけど。はいはいはいはい。
めちゃくちゃキャラクターゴロゴロ出てくるじゃないですか。はいはい。獣神系やら、かわいい系から、イケオジから、美青年系からみたいなというか、もうマスコットっぽいキャラクターやらみたいな。はい。いろんなキャラクター総集合みたいな。はい。
それもしかも名前もよくわかんない、みんなね、名前わかんなかったりするし、みたいなところまでめっちゃキャラデザインが行き届いててそれがいっぱい出てくるみたいな感じは、なんとなくハンターハンターぽいなって思ったりしました。
物語のシビアな展開
僕はテクノロジーの取り入れ方とかがハンターハンターぽさを感じてましたね。ああ。しれっとスマホとかPC使うみたいな、そのバランス感覚がハンターハンターぽさをすごい感じてましたかね。
今回の軍事兵器みたいなのも近いんですかね、ハンターハンターぽさみたいな。そうなんです。それですごいそこを思ったんですけど、一作目になかったハードさが本作で一気に出てくるじゃないですか。
そうですね、かなりハードな展開になってきたなというか、冒頭のね、もろに軍事作戦みたいな展開、ちょっと上がりましたよね、展開として。妖術的な、魔法的なものvs軍事兵器みたいな、一種格闘技戦みたいな、そういう面白さがありましたよね。
一作目の時って、そんなに直接的に人死にって描いてなかったと思うんですよ。たぶん死んでる人はいるんだけど、画面の真ん中には出てこないみたいなバランスの絵作りだったと思うんですけど、本作、むっちゃ人死んでるんですよね、冒頭から。
いや本当に妖精も人間もいっぱい死んでますよね、あれ。
うん、めちゃくちゃ死んでて、でびっくりして、あれってこんな話やったっけっていう、そのギアの切り替え方でまず痺れたっていうのがあって、まぁ情け容赦なく人が死ぬところと、異能側とある種対等なものとして近代兵器が出てくるっていう感覚も、ハンター×ハンターっぽさはすごい感じたっていうのはあったんですよね。
はいはい、なるほど。
あとあの、ハンター×ハンターっぽさというか、その作者のトガシヨシヒロ作品っぽさの部分なんですけど、善悪の不確かさみたいなものと、ある種の諦めみたいな空気感を本作、僕2作目から一気に感じて、でそれはあのトガシヨシヒロ作品のハンター×ハンターもそうだし、過去作のあの悠々白書とか、あの多分マリオンさん悠々白書全然ご存知ないと思うんですけど。
そうですね、あのキャラクターはなんとなく見たことありますみたいな。緑のガクランみたいな人ですよね。ガクラン?あれ?わかんないけど。
僕本作一番世界観として連想したのが悠々白書だったんですけど、なんでしょうね、その人間側と妖精側のどっちにもいいやつはいるし、めっちゃ悪いやつもいて、なんかそれってもうどっちが正しいとかって一言で言い切れるもんじゃないっていうことと、
あともう世の中がこうなってしまってることに対して別にそこを全力でよしと思ってるわけじゃないんですけど、でもまぁもう現状こうなってしまってるし、こうしか生きていけないよなぁみたいな、ある種の諦めの空気感みたいなのが結構悠々白書にはあるんですよね。
主人公って妖怪の側と人間の側の間にいるみたいな存在なんですけど、別にどっち側に立つとかじゃないし、まあ人間側で生きていきたいとは思ってるんだけど、別に人間側に寄りかかっているわけでもないというか、
まあ身内が危ない目にあったらやりますけど、別に積極的にどうこうしたいとは思わないんですねみたいなバランス感覚というか、その感覚が僕この2作目で一気に出てきたというか、このめっちゃシビアな世界観が2作目で一気に出てきたなっていう感覚が僕はあったんですよね。
1作目の時って人間側に同化していく、迎合していく方が結果的にはいいじゃないですかっていう、そのなんか全体のバランス感覚みたいなのが、前作の唯一ぐらいの僕の少し飲み込みづらい部分としてはあって、
いやだってされた側からしたら嫌だろうみたいなのは思ってたから、それに対していやテクノロジーとかもスマホとかも触ってみたら面白いですよとか言われても、いやこっちは実家を侵略されてるんだからみたいな。
そうですね。
それに対して、なんか人間のこと嫌いだけどテクノロジーは嫌いじゃないみたいな、そんなポップな落とし込みでいいのかみたいなのは前作ですごい感じてた部分であったんですけど、
2作目がそこを結構ギリギリにしてるなって思って、そういうスマホって面白いですよ、だから人間界も悪くないですよとかっていうのじゃなくて、
もう常に一触即発なのをギリギリバランス保ってるっていう、でいろんな人の思惑が入り乱れてて、でその主人公側の意見も正しいかっていうのはあんまり保証されてないというか、
なんかそのドライな空気感とある種の諦めの上の善みたいなものが、その絶対に正しいことなんて僕たちできないですけど、
でも目の前にある悪いことにはせめて抗いますねみたいなのが、2作目で際立った感覚があったって言ったらいいんですかね。
これちょっと言語化難しい部分なんですけど、1作目でそう対価しきれてなかった部分を世界観の広がりが出ることで描けてるようになったんじゃないかなっていうのを覚えたというか。
人間と妖精の対立
でも僕もなんかすごくわかるなというか、この世界観の中に起こる対立っていうのが人間、テクノロジー対自然っていうのと人間対妖精みたいなのが、その2つの対立みたいなのがあるかなと思っていて、
で、前作はどちらかというと自然とテクノロジー、そういう科学とかによってもたらされた文化みたいなものとの衝突みたいな感じがすごいあって、なのでかつて自然の森だったとこが追われた風刺でしたかね、がその場所を取り戻したいみたいなニュアンスが乗るというか。
そこにもちろん人間と妖精の対立っていうのも含まれてはいるんですけど、どっちかというとそこの自然と科学みたいな話の対立っぽかったなという印象はあって、で、今回ですごく人間と妖精との対立、民族の対立というか、人種問題とかとも近いようなものですよね。
っていうのがすごくなんか全面に出た回だったなというか、というふうにはすごい思ったんですよね。なのでよりそこのおかげで深まってる感じはあるのかなというかと思ったりはして、それぐらい今現実問題、結構根深い問題というか、ずっとある問題なんだけど、よりちょっと今の世界どうですか、この人種問題というか差別みたいな話って、
結構それによって戦争とか大事となってますけどみたいな、結構もう洒落にならないみたいな段階になってるのを、なんか積極的に取り入れてる感じもあって、で、なおかつそこに自然と科学の対立ももちろん乗ってるので、ここに来て物のけ姫みたいな複雑性を広げてきたじゃんみたいなふうにはすごい思ったんですよね。
そう、物のけ姫っぽさが出た感じはあるなって僕もすごい思って、あの1作目だとあまりにちょっと進歩主義的すぎるというか、テクノロジーっていいですよねって、妖精もみんなテクノロジーを受け入れたら幸せになるかもしれないですよみたいなのを、ちょっと強く言ってきてる感じがあるなっていうのがあって。
なんか、物のけ姫で、いやあ、サンもそんな山犬と一緒に暮らさずに文明の中に来たらいい暮らしできるのになあみたいな話を物のけ姫の中でされたらちょっと嫌じゃないですか、なんか。
そうですね。 でもやっぱり本作って、1作目はちょっとその気があったなと思って、あまりにその文明に対して無邪気だと思うんですけど、2作目で描かれてたのってある種の対等なものとして描かれてるというか、どっちも腹に一物ある感じって言ったらいいんですかね。
妖精側もまた人間の技術とか文明っていうものを利用して、何だったら人間側に歯を唱えてやろうみたいな気配がやっぱ、館の上の人たちにはあったじゃないですか、人というか。館のトップ連中にはあったと思うんですよね。
その中で直接的な武闘派であるとかもいたりとかっていうそのバランスがちゃんと相対的に描いてるというか、どっちも善なんかじゃないっていう感じがあって、その上で絶対に正しいとかじゃないけど、せめて今この瞬間の均衡は保とうよっていうバランスになっていくっていう感じですかね。
そうですね。集団としての一貫性、館の方針があったりとか、あと侵略というか、妖精たち滅ぼそうじゃないですけど、敵対的な行動をとる人間側みたいなとか、今回敵チームとかも含めて、一本何かしら筋というか方針はあるんだろうけど、その中のいる人たちは結構グラデーションがあってっていうところですよね。
そういう意味である意味一枚岩ではある意味はないというか、でもそれでもそれを続けてかなければならないみたいなところの難しさというか複雑さみたいなのをしっかり描いているというか、前作でもその複雑さって全然あったりはしたんですけど、そこがより深くなったというか。
なので僕的にはその前作が自然とか科学とかの対立構造が強く出てるって感じなのがあったので、どっちかっていうと最初期ぐらいのポケモン映画っぽいなっていうか、環境問題とか結構積極的に入れがちみたいな。時期のポケモン映画っぽさがちょっとあるというか。
で、なんか2作目でもののけ姫ぐらいまで一気に来ちゃったみたいな感じがあるなというか。ほんと一個ちょっと人間側の存在がちゃんと攻撃的な存在として出てくるのって、もうタタラバの人たちと一緒というかニュアンス近さというかでもあるし、一気にこの間にすごく進化してるっていう感じでしたね。
あとあの妖精のトップ連中の話の中でもやっぱり複雑なこと言ってるなっていうのが、人間側の文明とか技術が発達してない段階だと妖精たちの方が上だったわけですよね。その力関係としては。
だから余裕があったものが、人間側の技術が発達することで妖精を脅かす存在になっている状態であるっていう。そこで現状均衡を保ってるけど、なんだったらもう一度人間の上に立ってやろうみたいな野心も見え隠れしているみたいな感覚っていうのが、なんて言ったらいいんですかね。これまあだいぶひねた見方にはなるんですけど。
なんかまさに中国っていう国がそうでもあるのかなとは思って、だからあの近世に入るまでって中華文明って世界トップの文明なわけですけど、近世に入ってまあヨーロッパが世界のトップに上がってくるわけですよね。
で、それがいつの間にか完全に中華がしたヨーロッパが上っていうことになったって、これって妖精と人間の関係にも重ねられるんじゃねみたいにちょっと思ったりして、かつての文明レベルだったら上だったものが文明の力によって勝ち越されてしまって、いやでもその力を取り入れて今度はもう一度踏み越えてやろうみたいな。
なんかそういうものにも見えんことはないなみたいな気もして。
まあちょっとそこにつなげる感じでちょっと僕もひねた見方じゃないですけど、やっぱり今回のその敵のポジションとしての人間側で出てくる人たちが喋る言語は英語っていうので。
中国政府との配慮
いろいろ思うとこあるぞって、これはちょっとそこまで考えすぎやろって言われたらそうかもしれませんけど、いやでも中国本国で作る映画でじゃあ諸に中国政府みたいなのを敵にしたらそれは公開できませんしっていうのも絶対あるしってあるんですけど。
そこで諸にあれは某国アメリカさんでしょうかみたいな感じに見えるのはなんかいろいろちょっといろいろ考えちゃうよなっていうのがありましたよね。
あのロシア武兵戦記の世界って結構国とかぼかされてるなと思うんですよ。ほぼ中国だけどなんかちゃんと中国って言い切ってないなみたいなのは見ててすごい思ってて。
あと地名とかも実際のそれではないというか距離感とかもじゃあそこってどこみたいなのは見ててすごい思ってたんですよ。どこの土地のこと言ってますかみたいなのはすごい思っててすっげーぼかされてるなぁと思って。ほぼ中国なんだけど現実の中国じゃない何かみたいな感じ。
でそれあの僕思い出したのがトッパガンマーベリックで作戦を行う相手国の基地あれ話聞く限りだとおそらくイランぽいっていうのは話として聞くんですけど、だから別にイランって全然名言してなくってみたいな。
そうですね。ならずもの国家みたいなこと言われてましたかね確かね。国名は出ませんけどね。
だからその現実のちゃんと敵対している国みたいなのが劇中の仮想的として描かれてるんだけどそこは名文化しませんみたいなバランスでそういう話として見えすぎないようにしているというか。
そうですね。これはしょうがないというか配慮っていうか。でもまあそのとこにも思い至るよなというか。なのでまあかといって僕らがそれをなんかそれどうなんですかって言ったところでいやお前ら別に人のこと言えたもんじゃないぞみたいなところはあるしなみたいなのがある。
もっと普遍的な人類の話として捉えていいかなと思いますけどね。
そうですね。それはそうだと思います。こういう見方をしすぎなくていいというか。
そうですね。ちょっとそれはあの僕も前作とかであの館の面々があの敵はよーく情報規制するところとか見たときにあーなんか得意そうだもんなーって思ったりして。得意そうだなーって。
当局が暗躍しているのはなんかねオンワンでもないというか。
そうって思ったりしたんですけども。でもそれはちょっとやっぱり穿った見方すぎるなというか。あくまでやっぱり館という組織の統制の取れているというかそのプロフェッショナルのその連携プレイみたいなのが面白いところではあるので。
いやーあのその部分の見方を加速させていくとそのワンの文明の側に同化することをゼとするものが何として見えるかみたいなの関係出すとむっちゃ嫌なものに見えかねーなみたいなのむっちゃあって。
そうなんですけどまあそれをそこに中国というのを当てはめてるかそう見えるだけで見えちゃってますけど別にそれいろんな国でも同じこと起こってませんかっていうことなので。
だから一個やり玉にしてでもこれってさーっていうのであんまりよろしくないというか。
はいそうなんですよね。
まあ思ったよということあるっていうので言っちゃいましたけどあんまりその見方あんまりよろしくはないなという感じ。
そうなんですよ。全然日本にも帰ってくる刃だしこれって。
そうそうそう。お前らこうじゃんって言った気になったけどいやいやいやこっちも一言言えませんけどみたいなことは全然あるので。
だからまあそこはある程度敷衍的な禅の話としてまあ見とく方がいいかなっていうのもありますねそこは見えるけどっていう。
無限師匠の強さ
ちょっとキャラの話に戻そうと思うんですけどあの無限師匠がもう完全にマスコットになったなと思って。
まああのちょっとあまりにも強すぎるっていうことで完全にもうマスコットというかっていうかもうちょっとあの無限様なんか存在がドクターマンハッタンみたいだなって思ったんですけど。
こいつの遺憾によって全て決まるじゃんみたいな。
前作って結構ね小規模な作戦というか捜査みたいなことをしてたのでそんなに無茶できないっていう感じで、
まあ比較的現実的な現実ではないんだけどカンフーの延長みたいなバトルにはなってたんですよ前作の範疇だと。
そうですね。
それが本作もう普通に軍事行動みたいになった時に遠慮しなくなったらもう何も聞かへんやみたいな。
ちょっとあのやりすぎではっていうかあのなんですかあの人工衛星からのレーザー攻撃みたいなのを余裕で跳ね返すって強すぎでしょって思いましたけど。
あそこ僕笑っちゃってあそこのシーン。
もう何も姿勢を変えることもなくカンフー的なアクションで攻撃を避けるとかじゃなく聞きませんって言って同じポーズのまま向かってくるのってなんだろうこれ。
全部その聞かないというか跳ね返してましたよね。銃弾とかは。
そうですねまあ鉄というか金属製だからそういうの操れる人ですけどでもレーザーとかも食らってあれはちょっとなんかやばないですか強くないですかみたいな。
すごいすごいですよねあの衛星からのレーザー。
ちょっとあの攻撃ちょっとまあ兵器としてもやばいものを持ってきてるしそれを余裕何も無傷な無限様はちょっと怖いですねはい。
いやもうあそこで最強キャラっていうただの看板を掲げた存在になってもいいっていう。
問答無用で最強ですっていう看板を首から掲げたみたいな状態になったから笑っちゃってゴジラやと思ってあそこ。
ちょっとあそこ本当に怪獣映画館あったというか何一つ武器が効かないだとみたいなっていうちょっと恐ろしさありました。
確かにまああの近代兵器と相性良すぎるんですよねあの人。
そうそう確かにそうなんですよね。
いやでもあのやっぱり前作って守る戦いだったからあんまり余裕もなかったんですよね。
将兵を助けないといけないみたいなのであんまり余裕なかったし結構街中だったからむちゃくちゃもできなかったんですけど。
あんな平原の中にある基地を攻め落とすなんてもう彼にとっては絶やすい。
そうですよねしかもあれって無限一人で行くから過労死で戦争ではないという風なポジショニングというかの体をなせてるってことですよねあれっておそらく。
あとまああの人死人は出てないっていう状態を作ろうとしてますよね。
その前の別の基地攻めるシーン人間多分司令官以外全員死んでると思うんですけど。
もう完全に圧死って感じでしたよね。
だからもうラストの無限師匠の戦いはもう心を折る戦いだからお前たちに勝ち目なんてみじもないですっていう近隣兵器は一切効きませんっていう基地の壁も一瞬で穴が開きますっていうので心を折りに来てるなっていうのは。
だから完全にドクターマンハッタンなんですよねっていうか。
パワーバランスが完全に壊れている存在ですよね。
こいつがそこにいるからみんな攻め込まないだけですみたいなのに近いというか。
でもなんか世界の均衡というかバランスみたいなのってなんかそういうので今保たれてる感じもあるじゃないですか現実だったら。
なので結構現実の一側面をしっかり捉えられてるなとも思うし。
だけどめっちゃそれがシリアスすぎないみたいな。
ギャグですからね。
ウォッチ面だったらもう重い重い話になるじゃないですかっていうか。
ドクターマンハッタンは完全に染みったれた存在にどんどんなってきますけど人間性がなくなっていってみたいな。
なってきますけどそういうわけにもならないというかそこの間口の広さがやっぱちょっとすごいバランスでこれを成り立たせてるなっていうのはやっぱ思いますね。
同時にあんな存在があるから他の勢力としても同じような力が欲しいってなっちゃうじゃんっていうのもあって。
あいつらだけ無限いるのズルくねみたいな。
俺たちも無限欲しいってなるじゃんっていうのがあって。
いやーちょっと結構怖いぞみたいな。
2作目でほんとちょっとシャリにならないぐらいシビアな世界というかこの世界の平和壊れるなみたいな状態まで結構進んだというか。
本当に週末時計の針がめちゃくちゃ今回で進んだ感あるなと思ったんですけど。
ナタと無限のバトル
一方であの人の可愛げ。
もうねあの前回はシャウヘイを助けないといけないっていう焦りで余裕なかったんですけど今回ずっと余裕があって。
だから誰かを守らないといけないとかじゃなかったらまあ最終私が行けばまあなんとかなりますねみたいな余裕がずっとあるというか。
だしなんかこんな強い人がなんかしれっと普通に執行人形もやってるの怖いなって思いましたけどね。
前作とかも最初登場シーンなんか銃人形キャラみたいなの捕まえてみたいなさっとやってましたけど怖い怖いみたいな。
いきなりそんな最強レベルの人来られたらもう降参しますって感じになりますけどね。
あとねあの人って不器用キャラなんですよね前作から。
まずあの料理が下手っていうのと車の運転ができないっていうものすごい隙を見せてくるんですよ。
たぶん電子機器もそんなに上手じゃないんですよね使い方とかもおそらくは。
で前回はスマホ濡らして電子決済できないみたいなことになってたりしてクイニングしたいみたいな可愛げを出してくるんですけど。
じゃあそういう機械って苦手なんだなぁと思ってたら今回テレビゲームが上手っていうまた新しいギャップを。
前作で見た隙がある方向のギャップを見せたと思ったらじゃあテレビゲームは下手なんだろうなと思ったらテレビゲームはすぐに上手になりましたみたいな。
もう一回裏の裏を出してくるっていうなんてトリッキーな味付けをしてくるんだってなって。
ちょっとねたまらんかったですねあのキャラ付け。
いや本当にあのナタとムゲンがゲームしてるシーン大好きなんですけど。
あれって要は遊兵じゃないですか。
まあ容疑者だから動くだという状態ですけどあんなコミカルな気ままな遊兵シーンないなというか。
しかもあのこっそりお付きの人みたいなじゃないですけど逐次情報を監視しとけみたいな人そこバレてるとか。
もう実質もう野放しだけど楽しそうだからいいやみたいな感じがすごいなって思いましたね。
いやもうなんでしょうねあれ。
実質遊兵はナタがいるからギリできてるっていうとこですよね。
そうですね。
いやそうだから今作やっぱナタの出番がね増えてるので嬉しいんですよね。
前作ナタが出てきたとこでテンション爆上がりだったんですよ。
もう中国神話における大スターじゃないですか。
そうですね。
うわーすげー出たみたいなので上がったんですけどあんま活躍しないんですよ。
だいぶあのネタ要因みたいな感じでしたよね。
よろこびさんねもうよっしゃ助け行くぞって言ったら入れんのかーいみたいなとか。
だいぶ絡まってたんですけど今回がっつりね。
戦いというかあれはお戯れですけど。
作中2トップがバトルっていうすごいいいシーンで。
で神一重でナタ側が上っぽいですよね。
そうですねやっぱり強いなという感じですよね。
で多分ナタが出ていったら解決するんですよね本件も。
ただあのあそこにいる人間多分全員死ぬと思うんですよそれ。
そうですねもう容赦なく消し積みになると思いますけど。
でそこで人を殺すって方向でアクションさせないってなったらやっぱり無限と退治させるっていう風になってて。
しかもそれが作中最強の2人の対決っていう味もあるから。
いやーいいシーンだなぁと思ってたんですよ。
あんな見せられたら周りちょっと自信なくすやろなぁと思って。
いやもうドン引きですよね他の執行人たちみたいな。
いやーそれねちょっともったいないなと思って。
いやまだこの世界にはこんなに強キャラがたくさん隠れていたんだみたいなワクワクシーンじゃないですかあそこ。
でもまあここが2トップやからまあここよりは下やなみたいなのでちょっとこの微妙にめべりしちゃうというか。
まあそうですねまあシーンというのは長老キャラはどうなんかでもそこまで強くないのかなどうなんでしょうね。
いやーちょっとねまだまだみたいな奥底を隠してるキャラみたいなのがいたらまだあるんやみたいになったと思うんですけど全員がアセントしてみるみたいな感じだったから。
そうですねまあそれぐらいちょっとこの世界観の広がりもっと欲しくなっちゃってるっていうのはありますよねやっぱり。
もっと強キャラが出て欲しいっていう気持ちってやっぱそれぐらいこの世界観の広がりというか世界観が好きっていうことの表れですよね。
いやーあのやっぱ執行人集合のシーンとかだいぶテンション上がる感じやったと思うんですよ。
上がりましたね。
あとあのめっちゃ強そうな人一瞬でやられてましたね。
そうそう冒頭ぐらいねすごいイケオジのね活躍するんかだみたいなやつ一瞬で出番終わるっていうその外し方するんやっていうね。
そういう外しねっていうみたいな。
あとあの人メガネのセンス持ってるやつ。
あーはい。
あのキャラやばくないですか。
いいですよねあのキャラクターね。
すごい正直僕あんまりキャラクターの名前覚えられてなくて名前は覚えてないんですけどもう見た目でビリビリくるキャラ付けしてて。
はい。
いやーなんかこの糸目のやつ糸目のメガネ。
糸目のメガネねはいはい。
声優と吹き替えの評価
石田明の声で喋りそうなやつやと思ったらエンドロールで石田明って名前出てきて絶対あいつやんと思って。
その通りなんですけどねっていうね。
あってますよっていう。
絶対あいつしかおらんわってなりましたもんねあそこ。
いやほんとちょっと思いました。
そういう意味ではやっぱ吹き替え版も見たくなりますねやっぱり。
あそうですよねいやあの吹き替えの当て方僕このシリーズま少なくとも前作は僕吹き替え見てるんで完璧だと思うんですよ本当に。
完璧な俳訳吹き替えが。
だからきっと2もそうなんだろうなと思って。
あの須安部純一さんが声やってましたけどあれですよね壁のやつですよね。
あそうですねあの土遁の術使う人ですね土遁の術っていいのかな。
ナルトすぎる。
ナルトで言いますけど土系のね地面を盛り上げたりとかする人ですね。
いやあまりに須安部純一キャラすぎますよねあそこ。
もうほんと須安部純一キャラと石田明キャラが並んでるみたいな感じですよねあそこ。
そこがね最高ですね。
外さないんだよなあそこ。
ルーイはね勇気青いって解説書いてましたけどどんな感じなんやろってちょっと気になるなって。
ちょっとやっぱ吹き替えも見てみたいな。
あとあの好きなキャラねコート落つ。
はいはい。
むっちゃ良くないですか。
いいですね。
ナルト少年漫画に出てきそうな主人公感のあるキャラデザインでもあるし。
ナルトでいうところの中人ぐらいの感じなんですけど。
あの感じがよくて。
あとねあの忍魂の上級生みたいな感じ。
わかりますね。
忍魂の6年生ぐらいの感じ。
先生方ほどめちゃくちゃ強くはないけど。
信頼できるだけの実力を持ってるバランス感覚のなんかちょっと幼さも残したキャラトーケー。
すげえいいなあと思って。
いいですよね。
あとやっぱコート落つっていう名前で笑けてくるのを感じわかる人たちで良かったなって思いましたけどね。
なんて雑な名前つけてんだみたいな。
そんな契約書みたいな名前つけやがってって思いましたけど。
名前のつけ方に興味がない人の名前のつけ方ですね。
いいんだよなあ。
アクションシーンの魅力
2人すげえいいなあと思いながら。
あとね、その2人が活躍するっていうのもあるんですけど、
飛行機の救助シーン。
むちゃくちゃかっこいいあそこ本当に。
あれいいですよね。
あのアクロバティックな感じを展開として用意できてるのも偉いし、
僕あれ思い出しましたね。ダークナイトライジング。
あーはいはいはい。なんかあったなあ。
あれもちょっとこう、まああれは救出じゃないですけど、
飛行機を文字通り空中で解体してダッシュするみたいな展開でしたけど、
あれに近いなって思いましたね。
あのシーンはルイがかっこよすぎて、すげえ好きでしたね。
あと本作、前作もそうでしたけど、やっぱり人助けのシーンをものすごく魅力的に描いてるシリーズだなあと思って。
結構ね、それぞれの妖精が自己の能力を駆使しながら人助けしていくっていうのが前作でもありましたけど、
本作でもあの飛行機のシーンでそれやってて、すげえいいなあと思って。
あれは本当にドキドキワクワクする展開で、すごい楽しかったですね。
うーん、そうですね。
あとあの、ちょっと見ててまさかと思ったことなんですけど、これって本作って作画?CGですか?あれ。
どうなんですかね。あんまりでもCGっぽさ感じないからなあという。
今回一作目見直して、一作目は明らかにキャラクターは手描きなんですよ。
やっぱりその手描きゆえのブレみたいなの、ブレというか歪みみたいなのがあって、
それはすごい良かったんですけど、本作そのブレみたいなのがなくって、
ちょっと驚異的なレベルのCGになってるんじゃないかなって。CGというか3Dモデルを動かしてるように見えたんですけど。
でもあんまり3Dっぽくはなかったかなあというか。
今ちょっと流行り感のあるこの2Dっぽさを残した3Dアニメ表現みたいなのもありますけど、
それっぽくもないなあと思ってたので、
シンプルにクオリティ高くなったのかなっていう印象だったんですけど、
パーフレットとかちょっと買ってないので、今回わかんないですけど。
シャウヘイが無限師匠に化けたやつをボコボコにするところで、その手前でシャウヘイがニヤって笑うシーンがあるんですけど、
そこの口の動きすげえ3DCGっぽかったんで、
ああそうかな、ただ口がこう動いてるような動きだったんで、
もしかして3DCGが動いているのかみたいなのをちょっと思ったんですけど、違かったのかな。
いやちょっとわかんないですね。もう気づかないレベルでそうなっているのかもしれないですし。
でも3Dっていう意味では、ちょっと3D使ってる場面で、ちょっとそれは違和感あるなあみたいなシーンがあったんですけど、
それこそ無限師匠に化けてたやつを見つける雑踏というか、市場みたいなシーンあったじゃないですか。
あそこの多くの市民たちの動きみたいなのが3Dだったんですけど、あれちょっとダメかなって思っちゃったなあというか。
そこもうちょっと前作の方が上手くやってたくないかと思って。
本当ですか。僕今回見直して前作、僕も2のモブの動きはかなりテンプレ使ってるっていう感じだったんですけど。
そうですよね。
1作目もっと低レベルだったと思ったんですけどね、僕。
そうですか。あんまり前作そこまでそういう場面なかったかなあみたいなイメージがあって。
3Dも前作全然使ってるんですけど、街とかね、車とかは当然使ってるなあみたいな感じがあったんですけど。
それこそやっぱりあの、冷戒?特殊な空間上に街がこう入っていく感じ。
電脳世界観がある、もうちょっと近いニュアンスあるから、あそこで3Dなのか全然違和感あんま感じなかったっていうのはあったんですけど。
ちゃんと雑踏とかでああいう感じの3Dの使い方されると結構違和感あるなとは思ったっていうのがありましたね。
やっぱ人を動かすのが一番むずいですもんね。
しかもあの大人数を?っていうのが多分、そこをね、一個一個労力かけるわけいかないからこそ3Dとかでこう使うと思うんですけど。
なんか他がいいだけにちょっと違和感があって、ちょっと思ってましたね。
まあよく見ますよね。モーション使い回しのMOVの3DCGよく見ますよね。
まあありがちですけどね。まあしょうがないかなと言うか。
あとまあこれはもう言っちゃうもんですけど、飛行機を襲う骨のドラゴンも手書きだったらかっこよかったなと思うけど、あれは無理かと思って。
まああれはそんなにすげえって感じじゃなかったですね。
前作はそれこそ絵で描いたものが動くみたいなやついるじゃないですか、確か。
あれのドラゴンみたいなのが動くみたいなとか、結構いいじゃんみたいなって思ったので。
まあでもそのレベルのドラゴンじゃないやつが出てたのでしょうがないかなと思うんですけど。
まあそれゆえにダイナミックなアクションの展開を作れてたと思うので、そんなに別に悪いとは思わないんですけど、
もっと手書きやったらなんかもっとワクワクしたかなーみたいな。
まあこれはちょっと求めすぎかなっていう感じですかね。
確かにね、前作の絵に描いたモンスターで戦うシーンはすごい躍動感ありましたし、
あの動きすごい良かったですもんね。
だからそれができたんなら今回もみたいなのはちょっと思ったかなってなりましたね。
そうですね。一方でなんですけど、背景とか今回で言うと車とかのCGはめちゃくちゃパワーアップしているんですよ。
で、一作目、マジで車、だいぶ雑って言ったらあれなんですけど、レベル低かったんですよ。今見たらね。
今ね。
で、2は全然その低クオリティさみたいなものは一切感じなかったんで、やっぱそこは本当にパワーアップしてるなと思って。
ほぼ全てのシーン、絵はしっかりゴージャスだなって思ったんですよね。
そうですね。
あとサウリの感想でも触れたことなんですけど、やっぱり本作のアクションシーンはもういくら褒めても足りないぐらい。
足りないしね。言葉で表現できないなというか、すごいから見てくれっていう感じですね。
何が起きてるかわかんないみたいなシーンって全然ないと思うんですよ。
うん、本当にその通りですね。
ものすごい整理されてる、起きてることが。ただ、めっちゃ速いんですよ。
スピード感がね。
めっちゃ速いっていうところに、こっちの認知が追いつかない、超越した者たちの戦い感が出てるというか、
ごちゃごちゃってして、よくわかんなくすることですごいじゃなくて、わかるんだけどこっちが追いつけないっていう、そこに凄みを出してるのがすげえなって思うんですよね。
作画技術の進化
やっぱそのわかるアクションって僕大好きで。
そうですね、ちゃんと動きが整理されたコンテが切られてるというかね。
そこはすごい本当に、いくら褒めても褒め足りない。
そうですね、ちょっとなんか比較として出すことでちょっと草してる感じになっちゃうかもしれないんですけど、
チェーンソーマンのレゼ編とか本当によくわかんなかったので、すごいのはわかるけど。
はいはいはい。
大好きなのはロシアお平戦記ぐらいのスピード感でちゃんと整理されてる方が、僕は好きかなっていう感じはあったかなって思いますね。
好みっちゃ好みですけどね。
そうですね、好みだし。どちらもすごいパワフルなアニメーションの技術が詰まってるとは思うんですけど。
いや、わかります。わからないけどすごいとかじゃなくて、わかるけど追っつけないすごさみたいな。
そうですね。
常にこっちの認知のワンテンポ先を行ってるっていう感じがすごい良いですね。
はい、やっぱりだからこそやっぱ世界を構成する線も太いというか強い。
あんなしっかりしてるのを動かすのって大変だよなっていう感じがするというか。
それも相まってこれがちゃんと動いてるっていうのがちゃんと実感できるっていうのはやっぱ今作の強みだと思いますね。
そうですね。連続シリーズの方とかって見てたりします?
いや、実は見てないんですよねっていう。だいぶでもね、質感違いますよね。でもかわいいのな。かわいいのな。
でもやっぱなんか映画が好きっていうのがあって。
そうですね。
なんかあんまりそっちに触手が伸びてないですね。
いや、見たら面白いんだろうなというか。
毎回エンディングで絵が出てくるじゃないですか。そこに出てくるキャラクターがメインですよね、たぶん。
あんま詳しく知らないんですけど。
そうなんですよね。
これで言ってロシアは平戦記大好きなんですって言ったら、ちょっとファンからしたら、おいちょっと足りてないんちゃうかって言われるかもしれないんですけど。
それはご容赦くださいというか。
足りてないかもしれないですけど、我々ミニシアターでやってたときから見てるぐらいには好きなので。
俺このバンドのすごいインディーズから知ってるけどみたいので勝負していきますんで。
そうですね。吹き替え版を作らせたうちの2人ですからね。
そうですよ。嫌なマウントですよねっていう感じですけど。
でも本当最初見たとき本当すごくいい作品だなって思ったけど、ここまでちゃんと広がってくれて本当嬉しかったというか。
だって僕最初見たの第7芸術劇場ですよ。
すごいですね。
そんなところでやってたのって思いますよ。今思うと。
その後、塚口さんさん劇場でやってるのを多分、確か僕とマリアンさん同じタイミングで見てるはずなんですよね。
ね。僕全然覚えてなかったんですけど。あれ?一緒に見てたんでしたっけ?同じ回でしたっけ?みたいな。
同じ回だったはず。
でも話したってことですもんね。
6年ぐらい前ですもんね。
そうですよね。だからまだコロナ前ですか?
前です前です。
コロナ前ですよね。そうですよね。19年とかに確か見た覚えあるから。
あの時の、なんかすげーもん現れたぞ感すごかったなと思って。
いや本当すごかったですしね。日本ウカウカしてられんぞみたいな感じだったんですけど。
いやごめん、めっちゃ追い抜かされてないかみたいな感じすらしたぞみたいな。っていうふうに思いましたけどね。
どっちが良い悪いとかではないというか、特色かなとは思うんですけど、各国のとは思うんですけど。
でもなんか日本でもこれぐらいやれたと思うけどなっていう感じも、それぐらい期待してたのも日本のアニメーションにももちろん期待もしてるから。
だけどなんか悠々と超えられていってるなって感じすごいしたんですよね。
僕妻が結構ジャンプアニメとかの見てるんで、それを横でちょっとだけ見てたりするんですけど、
呪術回線とかは結構食べ張る部分あるかなって気はしますけどね。
特に作画すげー回とかヤバいなってなりますけど。
『羅小黒戦記2』の魅力
ただまあちょっとその単純比較できないんですけど、やっぱりジャンプって身近だから、
分かってるっていうこと自体がすごい魅力にもなってるっていうのはあるんですけど、やっぱり知らないものがすごかったっていうのは別種の感動があるなとは思って。
そうですね。
ただもちろんこのロシャウヘイ戦記自体は、むちゃくちゃその日本のアニメの影響下にもあるから、その見やすさは知ってるものの延長にあるっていう見やすさはもちろんあるんで、
そこも単純に純粋に知らないものというよりは、知ってる文脈の中の知らない新しいものみたいな感じではあるんですけど、
それでもね、やっぱり特に愛着のないキャラに映画を1回見てめっちゃ愛着持ってるってすごいことだと思うんですよね。
いやそうですよね。ちょっとこれはびっくりするぐらい密度濃いというか、全てが一級品だなってやっぱ思ったので、
前作見返して泣きそうになりましたからねちゃんとね。もうみたいな。今回もすごく良かったし。
実際前作1回目見た時、もうずっと無限師匠無限師匠って言ってたし、今回見て僕ルイエルイエってずっと言ってますから。
もうそんぐらい胸をつかんで離さないというか、っていうパワフルな作品というかシリーズになってるよなというかって思いますし、
やっぱ世界のアニメーションってマジで広いわって思えるというか。
すごいですね中国。人口の暴力なんだろうと思いますけど、あんだけ人がいたらそりゃそのトップにいる人たちは。
ロシア戦記が中国のトップのアニメなのかもよくは知らないんですけど。
ちょっとそこも僕もあんまり詳しくないんですけど、ある種の特異点的な存在なのかもしれないですし、どうなんでしょうね。
映画に限って言うとやっぱすごく3Dアニメの印象が強いんですけどね。
ライオン少年とか見たことありますけど、ナタ転生でしたっけあれ。あれもシリーズね。
2作目はもう世界的大ヒットみたいになってましたけど。
中国で当たったらもうそれだけで世界的大ヒットですもんね。
もう大ヒットみたいなのもあるし。
結構日本でも公開されてないような映画のポスタービジュアルとか見たときにもやっぱすごい、
そもそも中国っていろいろ神話というか独特なファンタジー、幻想的な世界観ってあるじゃないですか。
それをアニメ映画に落とし込んでいるイメージがあって、
やっぱそれってフレッシュじゃないですか。やっぱり他国から見たときに。
僕らが日本から作る中国的なファンタジーとはやっぱ違うじゃないですか。っていうのがやっぱあるから。
そういったのはやっぱすごい強みだと思うし、見てみたらもっと面白いんだろうなというか、掘ってみたら。
ちょっと掘り切れてないのが惜しいんですけど。
ライオン少年は僕も見てて、見たときに思ったんですけど、やっぱりすごい良い作品なんですけど、
ちょっと癖あるというか、自分たちが知らない文脈に乗ってる部分もあるなっていうのがあって。
あれ、シシマイをやる話ですけど、シシマイ自体というより、
ちょっとしたキビみたいなところで、知らないリズムとテンポで話が進むみたいな感覚はちょっとあったんですよね。
わかりますね。なので僕もちょっとライオン少年めちゃくちゃ好きっていうわけではないんですけど、そこちょっと合わなさはあるんですけど。
でもあのシシマイの動きとか、毛並みとかすごかったですし、
あとあれですよね、地方と都市部の結構世界観の違いって結構中国ででかいみたいなところをしっかり描いてたと思うんですけど、
それって僕らからすると、こんなにも差が大きくなるんだというか、
日本における都会と地方の差とはちょっと比べ物にならないレベルで、
で、でかく横たわってる差があるみたいなのを描いてるとかはすごいフレッシュに映るというか、
とかあったりとかして魅力的な映画でしたよね。
別の国に行くようなもんですもんね、あれ。
本当にそんぐらい違うんだっていう、それぐらい格差というかなんというか、
世界観が一つの国の中でこんなにも違って見えるっていう、その規模感のでかさに驚かされるというかね、ところですね。
あとそのやっぱりちょうどこの中国が世界最大級の経済大国になるタイミングで、
あの地方と都会の格差で、都会に行った若者が貧困の中でもがき苦しんでるっていう、
そこの現在進行形で経済成長した国の中での若者の苦しみみたいなのって、
ちょっと僕たちもタイミング的に違うと思うんですよね。
そうですね。
70年代とかの日本にありそうな肌感覚の映画だったなと思って、僕、ライオン少年見たとき。
その感覚は、例えば僕、新幹線大爆破とか見たときに感じた感覚に近いんですよね、ライオン少年って。
時代の中で負けていく側の話みたいな。
あるいはその圧倒的に速いスピードで動いていく時代に必死ですがろうとしてる人間の話みたいな。
なんかすごいその緊張感を描いてたなと思って。
それって僕らあんまも分かんないなと思ったんですよ、やっぱり。
そうですね。
ただ、ロシア御兵戦記はその分かりにくさみたいなのは一切ないと思います。
はい。
むちゃくちゃ分かりやすい。
まあ、描いてることがかなり普遍的っていうのもあるんですけど、
あとまあやっぱり日本のアニメのリズム感で作られてるなっていうあらゆるものが。
そうですね。
かなり近いというかもうほぼそれですっていう感じですよね。
逆シーンとかもこれ日本のアニメのやつやろみたいなのシーンめちゃくちゃ多いです、本当に。
多いですね。
けどなんかそれがツッコミっぽくなってないというか、ボケツッコミでもたらす笑いっぽくなってないというか、
ちゃんとコメディシーンとして面白くするみたいな演出は前作とか、前作は結構よりコメディシーン多いですけど、
その辺すごくテンポ感とか描写だけで見せるみたいなのがしっかりやってるなと思ってて。
本作もそれは一緒だなと思ってますね。
はいはいはい。
でそれをどっちもシリアス一辺倒にならずそれもやりきっちゃうみたいなところが、
なんかもう演出力もすごいし、なんか度量が深いというか、
そこまでやれる器の広さみたいなものがすごいなと思いましたね。
文化的影響の考察
カイスガエス良かったなと。
そうなんですよね。
あと結構僕ジブリにも重ねて見てたんですよね。
さっきモモ巻姫って話出たと思うんですけど、
僕一作目って平成狸合戦ポンポコだと思ってて。
平成狸合戦ポンポコって、開発されていく山に住んでた狸が、
それに対して化けて人間に対抗するっていう話で、結構人間がちゃんと死んだりするんですけど、
感覚的に割と前作の風刺側に近い。
で学生運動みたいな感じなんですよね。
必死で時代に抗ったけど結局負けて妥協して生きていきますみたいな話なんで、
そこも含めてやっぱり一作目はちょっと無邪気さを感じるというか、
負けていく側をもっと突き放した方がむしろ救いにはなるなっていう感覚があって。
あとあの、そもそもこれって隣のトトロが人間に変身して戦ってるみたいな話なんやなっていうことに気づいたというか。
まあ確かにそうですね。
実際トトロみたいなやついるじゃないですか。
いますね。
あいつら多分普段は山とかに住んでてトトロみたいな姿してるんだけど、
街に出てきた時に人間に化けて割と幕道一体してるんですよねきっと。
そうですよねきっとね。
はい。でユージには術式を使って危機に対処したり、
トトロがしてるんだなって考えたら結構なんかまた新たな感動があるというか、
トトロがみたいな、トトロの人間体の声当てたら何がいいかなみたいな。
一番大きいトトロって声低いから、須田健次郎が声当てたりするのかなとかそう言ってたら、
ちょっとまた見方変わるなと思って。
確かにジブリっぽさみたいなのは、
もののけ姫って名前僕もあげましたし、
今日本のアニメ界でそのジブリっぽさみたいなのってあんまないイメージがもうあって、
キャラデザとかルック的な意味ではそれを継承してるとこありますけど、
なんかそこで描かれてたある種の根幹みたいなというか、世界観というか、
そういったのはなんかロシャオ平戦記の方に引き継がれてる感じは、
今回あったのかもなというイメージありますねもしかしたら。
だからジャパニメーションとジブリって微妙に違う系譜だと思うんですけど、
そうですね。
どっちも引き継いでるんですよね、ロシャオ平戦記って。
あともう細かい話ばっかりしますけど、
アキラネタじゃないですか。
衛星からのレーザーってアキラのソルじゃないですかって。
なるほど、そっか。
そうですね、僕なぜか人工衛星からレーザーバーみたいなやつ、
実写の方の映画だったらクリエイター創造者ってやつ思い出してたんですけど、
でもまあ多分アキラですね。
一作目の異空間みたいな黒い球が大きくなっていくのも、あれもアキラの爆発のやつやなって思って。
確かにそうだそうだそうだそうだ。
ちょっと今回他作品になぞらえる話多かったなと。
なんかそれぐらいリファレンスというか多いと思うんですよ。
でそれが別に、主には日本アニメっていう文脈で僕らは結構喋りましたけど、
けど意外とそんなことも多分ないと思うし、
僕飛行機のシーンは多分ダークナイトライジングだと思うけどなーみたいなとか、
いろいろ多分あると思うんですよね。
それをこんなにもフレッシュにやり切って新しく作れるっていうのがやっぱすごいことですし、
やっぱそこですよね。
そうですね。リファレンスの集合体だけどハイクオリティすぎて新しいものに見えてるって感じありますよね。
だと思うんですよね。
でもそんなこと簡単にはできませんよっていう。
今後のイベント情報
いやーすごい本当に。
重ね重ね良かったなと。
もう良いしか悪いとかほぼないですみたいな。
ではそんな感じでロシャウ兵戦記2の話は終わっておこうかなと思います。
ではお知らせになります。
映画の話したすぎれば次回開催日は11月22日土曜日になります。
これまでは毎月最終土曜日の開催が基本でしたが、今後は開催タイミングが流動的になりますのでご注意ください。
場所は大阪南海町週刊回り19時オープン23時クローズです。
またこの番組ではお二人を募集しております。
番組全体や特定の作品に向けてご自由にお送りくださいませ。
番組の最新情報次回テーマはエックスおよびインスタグラムにて告知しております。
各ご案内は番組説明文をご確認くださいませ。
それでは映画の話したすぎるラジオ第238回ロシャウ兵戦記2僕らが望む未来の回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
24:13

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