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はい、というわけで始まりました。
本日はですね、以前ね、オチアイとビスマルクが似てるって話をしてたんですけど、
それでですね、ビスマルク言うてもそんな、なんかちょっとした本で軽く読んだくらいだったんで、
もう少し知りたいなと思って、2冊本読んだんですよね。
中央口論から出てるビスマルクっていう、まさにそのままの本と、
あとまた同じく中央口論から出てる、歴史に残る外交三賢人ビスマルクタレーランドゴールって本読んだんですけど、
これ合わせて読んだらですね、すごく理解が進んだというか、
でですね、めちゃくちゃ面白いなと思ったんですよね。
その、この、なんだろうな、ここに書かれてるというか、
なんつうのかな、なんかこう、すごく自分の世界の見方、
世界って本当にこのワールドというか、世界情勢とかの世界っていう意味もありますし、
あとその、なんていうのかな、本当に自分の仕事とか、
なんかこう、みたいな、ひきんな部分の世界の見方っていうんですかね。
っていうのにもですね、めちゃくちゃ思い当たる節があったりとかすごくあったので、
ちょっとですね、またこういう本まとめ系の話ってめっちゃ長くなりそうだなと思って、
うまくまとまるのかなと思ってドキドキしてるんですけど、とりあえず話してみようかなと思います。
えーとですね、まぁちょっと、その、ビスマルクが何やったか、何やった人かっていうのをですね、
まぁすごくざっくりと三つ言うとですね、
一つは、バラバラだった、もう百何十とかですね、
ビスマルク当時で三十何個かな、に分かれていた、バラバラだった、
あれですよね、江戸時代の日本みたいな感じなんですけど、
だったですね、ドイツをですね、統一したのが一つ目ですよね。
二つ目はですね、その前後というか、
ドイツ統一前もドイツ統一後もですね、すごい外交でですね、
ヨーロッパをすごいコントロールしてたんですよね。
で、最初のですね、統一までは戦争バンバンバンって三回やったんだけど、
統一後はですね、戦争起こらないようにずっとコントロールしてたって感じだと。
でですね、三つ目が、世界初の福祉政策を行った。
何か三つ挙げろって言われたら多分この三つかなと思うんですよね。
でですね、まぁそういうことをやった人なわけですけど、
何かですね、外交でヨーロッパをコントロールしたって言うとですね、
なんかすごいこう、もう全て計算づくようみたいな感じもするんですけど、
改めてですね、ちょっと流れを全部読んでみたらですね、
まぁどっちかというとその場しのぎでベストの回答を出し続けてるみたいな感じなんですよね。
で、一応もちろんですね、思惑とかですね、ものすごい国々のパワーのバランスとかを見てですね、
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で、こういうふうにやったらこうなるよなって言ってもちろん計算をしてるんですけど、
必ずですね、内外に何か計算、お前そんなことやるんかいみたいなことがですね、
必ず発生して、おっとってなってそれを見てですね、
あの、やったとしたらこれがベストかみたいなことをですね、
常にもうその場しのぎで出し続けてるって感じだなと思ったんですよね。
全てコントロール、予想通りコントロールできてますぐらいな感じではないなっていうのがあってですね。
で、この変数、以前もちょっと話しましたけど、
変数をですね、一応入れるだけ入れ込んだと思ってもですね、
必ずやっぱ何か予想外のことってのは当たり前ですけど起こるわけで、
変数全てを計算しきれないわけですよね。
でですね、そうやってですね、その場しのぎでベストの回答を出し続けていった結果ですね、
すごくですね、複雑さがすごく上がっていってですね、
その複雑さが上がっていくんで周囲からは、
なんでそんなことするのか分かんなくなってくるんですね、だんだん。
ビスマルクの中ではもうずーっと外行とかですね、
採取をやってるんで分かるわけですよ。
こことこことこういう揉め方したらダメだからこういう餌を渡してこうでこうでみたいなことをですね、
もう自分の頭の中ではもうこのその場しのぎの積み重ねでですね、
複雑ながらもまあ一応把握はしきしている。
そんな中でも日々その場しのぎをしているみたいな感じだったわけですけど、
周囲から見るとその一つ一つが分かんないわけですよね、その全体像が分かんないから。
なので複雑さがすごく上がっていった結果、そのビスマルクにしかできない状態になっていってですね、
外行とかその立ち振る舞いというのはそのビスマルクのおかげで平和を保ててるんだけど、
その平和の保たせ方がですね、ビスマルクにしかできない状態になっていったと。
一言で言うと俗人性がすごく高まっていったんですよね。
なのでビスマルクが死んだ瞬間にですね、世界大戦に突入するっていうような感じだなと思ったんですよね。
このすごい感慨深いなと思ってですね、このシステム化、人化みたいな話でもあるなと思ってますし、
すごくですね、その場その場でなるべく自分なりのベストを出してですね、
でも必ずやっぱり予想外のことが起こってですね、その場その場で対処していった結果複雑さが上がってですね、
自分にしか何をやっているか分からないっていう状態がですね、起こるっていうのも、
僕もですね、仕事上でちょっと経験したこともあるんですよね。
うまく人に説明できないみたいな。説明してもよく分からない。
もっと簡単に言ってくれって言われるみたいなことっていうのはありますと。
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ということでですね、本当にちょっともうすごくいろんな面で何かも思い当たるというか勉強になったんで、
ちょっとちゃんとですね、自分の頭の中も整理したいなと思ったんで話したいなと思うんですけど、
まずそのビスマルクがですね、活躍した時の世界観の説明からしていった方が分かりやすいかなと思うんですが、
これをその、この歴史に残る外交三賢人という本を書いている国際政治アナリスト伊藤寛さんという人が書いてるんですけど、
この本ですね、はっきり言ってそんな良い本じゃないというか、
何て言うんですかね、この伊藤寛さんの政治的な思想とか価値判断が入りすぎててですね、
人物にすごい、例えばこのすごいバカなやつだとか、ものすごく素晴らしい人だみたいな感じのですね、
人物とか出来事にすごいこの人の形容詞がいっぱいついてくるんですよね。
本の書き方としては良くないんですが、書いている内容はめちゃくちゃ面白かったんですよ。
あと分かりやすかったんですよね。
でですね、この人は学んで国際政治アナリストがやってるんで、
やっぱり国際政治の観点からビスマルクのことを表しているわけですけど、
なのでその話の中ですごく面白かったのはですね、
まず最初にものすごいデカい世界観として、
人類有史以来、現在に至るまで、世界はずっと無政府状態であるって言ってるんですよね。
えっってなって、いや無政府状態じゃねえだろと。
日本政府とかアメリカ政府とかあるやんけって思うんですけど、
本質的には無政府状態だとこの人は言ってるんですよね。
それはどういうことかっていうと、
例えばですけど、なんかアメリカがですね、ものすごい難苦性をつけてですね、
例えばアフガニスタンとかイラックとかに攻め込んでですね、
おめえね、大量破壊兵器持ってるだろって言ってね、
空爆とかをやりまくってですね。
で、持ってなかったんだ、左遷したみたいな感じでですね、
そのことについて誰もお咎めを受けてはないわけですよね、アメリカの政府とかは。
ものすごい国際法何個違反してんねんみたいなことをですね、
やりまくってるわけですけど、誰もお咎めを受けてないと。
で、もしですね、世界政府っていうのがあったとしたら、
イラクがですね、そのふうに難苦性つけられて攻撃されるっていう時にですね、
ちょっとアメリカさんがめちゃくちゃ言ってるんで、
ちょっと頼みますわみたいな感じで裁判所に駆け込んで、
世界裁判所っていうのがあったら裁判所に駆け込んでですね、
世界警察が動いてですね、アメリカの政府が逮捕されるとかですね、
処罰受けるみたいなことが働くわけですけど、
もちろんそんなことはないわけですよね。
そういうことをですね、国際連盟とかは多少そういう機能を期待されてたと思うんですけど、
国際連合か国際連合は期待されてたと思うんですが、
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もちろんそんな強い権限はないと。
ということでですね、つまり政府があるというのは、
政府の保護下の中である程度リノック通ったですね、
やり取りが行われると。
それはちょっとご無態だよって言ったら辞めさせたりとかですね、
処罰したりみたいなことが働くわけですけど、
今現在においても一言で言ったら、
強いやつがどんな好き勝手なこともできるという状態は続いている。
それは有史以来ずっと続いていると言ってるわけですよね。
なので世界は無政府状態であると。
まあ確かにねと思うわけですよね。
じゃあ無政府状態なんだとしたら、
世界政府っていうのがバッチリあるんだとしたら、
世界政府っていうのが機能することで平和だったりとかですね、
それぞれの国とか人の権利とかが認められるわけですけど、
世界政府がないと。
強いものがものすごい暴力を払って歩こうと思ったら働けるっていうのが、
実は今の世界の実情だよねっていうことを前提にですね、
じゃあどうやったらその中で国とか人の権利とかを平和を守るのかというと、
それはパワーオブバランスだって言ってるんですよね。
でですね、このパワーオブバランスっていうのをすごくですね、
そのビスマルクを理解するときにですね、
すごく根幹になる概念なんですけど、
としてこの人は言ってるんですけど、
パワーオブバランスだって言っていますと。
ということで、その話の続きはまた明日お話します。
失礼します。