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2021-09-07 12:35

今日の10分de1テーマ「知識よりも知りたいことの方が大事な件」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。

※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

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はい、というわけで前回の続きです。
今の教育というのは、多分結構いろんな人が潜在的な不満を抱いていて、何かのニーズを満たせていないと
なので結構ですね、僕含めいろんな人が教育というのにすごい興味を持っていてですね
ソニーを代表しり添えてまで教育をやりたいという人もいるぐらいだと
でですね、じゃあその教育ってどうやって出来上がってきたかというと
いろんな発展の歴史があるんですけど、一つルソーのエミールで一つ理想系というのが出来てですね
同じタイミングでナポレオンの大統というのがあって、ナポレオンが自分を国民だというふうに辞任している
ある程度の教育水準の人がたくさん欲しいと、国民全員そうなってて欲しいと
いきなり徴兵してもちゃんと作戦とか意味を分かって戦えるようになって欲しいとかというニーズが合致して
で、今の教育の形、少なくとも義務教育ぐらいの形はそれに習ったまま現在まで来ている
けどやっぱりそれがですね、ちょっと現在のニーズを満たせていないので
やっぱり不満が少し高まっているんじゃないかなというふうに思うというような話でしたね
でですね、まあそのだいたいどんな教育がいいんやという話なんですけども、これからは難しいんですが
まずですね、学校で面白くですね授業をできる先生というのもいると思うんですけど
今はですね、ネットでいろんなサービスとかもしくはYouTubeで無料とかでですね
すごくわかりやすく面白くですね、授業を教科書に習って
している動画とかはいくつもあるわけですよね
なのし学校の授業をですね、教科書を手に入れてその動画さえ見ていれば
かなり質のいい授業を受けられてしまうと
というのでですね
ただ教わるということだけだと教師のいる意味合いというのはだいぶ薄くなっているんですよね
そっちの方が逆にわかりやすいわみたいな話になっちゃうと
じゃあですね、なんかその教師がいらないかって言ったらそうも思ってなくてですね
やっぱりこのその一方的なことじゃなくて
双方向で何かやることで
初めて学びになるんだっていうのはですね、まあこの僕が
このところの企画持ち込み受けていたとか
そういう経験でもですね、やっぱ思ったんですよね、やっぱこれ
あの真剣に向き合った時に初めて教育っていうか学びっていうのが起こるんだなぁ
しかも双方に
っていうふうにまあ思ったんですけど、なんで
その一方的なですね、ネットからこう動画を見てるっていうのも、まあ一つ知識の吸収としては別に
ありなんですけど
えっとそうじゃないですね、双方向なやり取りっていうのはやっぱり
必要があると思うんですよね
03:01
でですね、あとはあの
学年で横で縛る、同じ年齢で縛るってことの意味合いがもうかなりないなと
どちらかというとですね、あの
縦の縛りですね
えっといろんな年齢の人がいる中で暮らすっていう、まあ普通に会社とか入ったらそうなわけですよね
あの、とかまあ普通に社会で仕事とかしてたら、いろんな年齢の人がいるわけで
そういう場所の方が
教育としてはですね、やっぱりこう
あの豊かだとは思うんですよね
で同じ学年の中にいてね、同じぐらいのレベルでですね、なんかこうお前
違う、お前はちょっと違うなとかみたいな、そこに合わせてですね、そこに平均化していくよりですね
やっぱ縦の縛りの中で自分の
役割みたいなのをですね、なんか見つけていくっていう方がいいんだろうなっていう感じはしてるんですよね
なんでですね、まあ
あの小学校だとちょっと早いかもしれないですけど、中学生ぐらいになったらもう企業インターンとかやっていいんじゃねえかな
というふうには思ってるんですよね
まあ別にですね、職業訓練を早くしろっていう感覚も全くなくてですね
そんなこと早くしてもしょうがねえなと思うわけですけど
まあですね、あの
例えばルソーがですね、そのエミールの中で書いてるらしいんですが
13歳くらいまではひたすら感覚を研ぎ澄ませるような経験をさせた方がいいと
だから自然の中で育てた方がいいみたいなことを言ってるんですけど
というのは
その後は全てですね、感覚を通して物事を認識していくんだから
その感覚っていうのがしっかりしている必要があると
その感覚もしっかりしてないのに知識が入っていてもおかしいっていうのことを言ってるんですよね
これすごいですね、もうあの
ほんとそうだよなというふうに思うんですよね。なんか僕はですね
田舎で生まれ育ってですね、自分が小学校の時やってることとかを
思い返すとですね、めちゃくちゃアドベンチャーをやってるんですよね
でですね、それが僕かなりなんというか
なんかなんとか自分のですね、強さとか良さ
強さっていうのかな、なんか良さに結びついてるなっていう感覚があるんですよね
そこでですね、なんかすごい勉強させられなかったっていうのがまあ自分のこのすごい
幸せな環境だったなというふうに思うんですけど
今ですね、こうやって都内で仕事して、仕事じゃねえや、あの
育てしていると
どうしてもですね、この
むしろこの時期までにめちゃくちゃ詰め込まないといけないっていうような感じなんですよね
だからですね、それが結構ジレンマはあるわけですけども
でですね
なんかあの
そういう意味で言うと、まあなんて言うんですかね、そういう
早く職業訓練したいみたいなことは全く思わないんですが
思わずですね、どちらかというと結構ある時期までは結構ゆったり、なんかとにかく
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遊ばしたりとかいろんなことさせるのがいいんじゃないかというふうには思ってるんですけど
えっと
一方でですね、その
なんでじゃあインターンとかもさっさとやったほうがいいんじゃないかと
学年縛りじゃなくて縦の縛りのほうがいいんじゃないかと思うかというと
えっとですね
今の教育にですね、その一番
必要なんじゃないかって感じるのが切実さなんですよね
僕その結構ですね、あのまあいろんな場所でちょっと他人に
いろんな人に対してですね、何かを話してくださいって話したりとか、なんか教えるみたいなですね
機会がここ数年結構多かったんですけど
えっと一番ですね、その感じたのが、これ切実さがないと何にもないわと
僕はいくらですね、いいことを言うほうがですね
聞いてる側に切実さがないと
どうしようもないんだなということがよくわかったんですよね
で、切実さなので何を話すかと言ったらむしろですね、その人の切実さっていうのを
挙げたりとかですね、何かそこに訴えかけたりするようなことを
話すべきだと思ったんですよね、何かを情報を教えるようなことではなくてですね
その人の切実さを
に訴えかける
その人の切実さみたいなのを呼び起こすということが
すごい教育にとって重要なんじゃないかと思ったんですよね
逆にそれさえできれば
その人は勝手に学ぶ
と思うので
その切実さが今すごい重要なんじゃないかと思ってるんですよね
で今はですね、その
例えばですけどね、その学校の授業で何かある程度の
あの部分を先生から学びます、もしくは同じことをもっと面白く
ネット上で見ますっていうのはですね
まあそれはそれで必要だと思うんですけど単純な情報の摂取であって
で、そういうですね情報というのはもう溢れかえっていると
でですね、その溢れかえっている中でですね、そのいわばジャンクの山なわけですよね
一見ジャンクの山なんですけど、そのジャンクがですねピカッと光って見えてこれ欲しい
と思えるかどうかはやっぱその人が切実
かどうかというだけだと思うんですよね
でその切実さをもたらすものがやっぱコミュニケーションだと思うんですよね
あの吉原松陰がね、その
あの田舎町で、田舎の村でね、あの農民の子供たちとかを
に話してですね、したらなんか話しているうちにそのみんながこう
俺は国のために何か動かなきゃってすごい切実な気持ちが湧いてきたわけじゃないですか
それでもうおーっつってですね
半分テロリスト感になったわけですけど
でですね、まあでもそれがやっぱ教師のやることなんじゃないかと思うんですよね
えーと何かですね切実さっていうのをかき立てる、かき立てるって言い方があれなのかわかんないですけど
09:05
まああの
もたらしてですね、でこの子供たちが生き生きとですね
何かを学ぼうとするっていうことがすごい
あの重要なんじゃないかと思うんですよね
昨日話したときにその
僕はね学生時代にこういうことを教えて欲しかったなぁなんて言ってたんですけど
実はですね口で言いながらまあ本当はそうでもないなと思っててですね
何でかというとあの
そのことを教えてもらっても全然こっちは切実じゃないんで
あっそうポカーンって聞いちゃうんですよね
だから全然こう、あのそれが必要だっていう感覚はないわけですけど
まあ仮にですねまあ何かの職場経験みたいなことをしてればですねそれがいかに必要かということが
身に染みてわかるんでちょっと頑張って興味湧いたりとか勉強したいなという気持ちが湧いてくると思うんですよね
だからですねまあ本当はそのそこに
そのことを教えて欲しかったというよりもそこへの切実さみたいなのを
えーともたらして欲しかったという方がまあ正確なのかなというふうに
思うんですけども
まあですねなんでまあ今はそういう部分その切実さっていうニーズにですね答えられてないんじゃないかっていうのが
まあ僕の感覚なんですよね
でですねまあその切実さをもたらすのは一方的な事業じゃなくてやっぱり
双方向のコミュニケーションなんだよな
どんな形なんだろうなーっていうのはちょっとわかんないんですけど
でですねえーとまあそれがねでもまあその
ルソーがねエミールと本を一冊書けばですね
まあ今の教育の形というのが出来上がってその思想をバックに出来上がっちゃうわけでですね
なんかこうガツンとした思想出てこないかなというふうに思うわけですけど
まあねそれを元にですねなんかこう新しい形っていうのがまたあの
形作られていけばいいなと思うんですが
また一方でですねやっぱ日本ってすごい
大学受験を中心に全てが考えられていると
その後のキャリアもですね
それまでの学生生活ももうその大学受験というもう人生一大最大のイベント
ハンター試験みたいなですねイベントが
もう真ん中にズガーンとあって
そこの前後をですねそれを元に逆算して設計されているぐらいな感じだと思うんですよね
でですねそこをですね通過してですねもうどんでこれ頑張ってもう
東大行ったと思ってんねみたいな人がですね官僚だったり政治家だったりするわけなんで
その仕組みをですねわざわざ動かしてですねなんか自分たちのいる位置にね
頑張って通ってきたものをですね無効化するような方向に
ねあの政治が自然と向くはずがないというふうには思ってるんで
まあですねなかなかこうあの手をこまねいててもね
多分何か新しい展開そろそろないと思うんですよね
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そこにですね飾らなきゃいけないような面白いことができればなというふうに
ぼんやりと考えてるんですけども
まあですねまた
そうですねちょっとこういうことを考えましたというようなことがあればですね
またお話しできればなというふうに思います
というわけで本日は以上なんですがまたご意見ご感想
とありましたら
ローマ字でadrian-taro-gmail.comまでご連絡くださいよろしくお願いします
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