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2021-11-24 14:26

今日の10分de1テーマ「ケアの倫理とDJ松永とキモいおっさんランキング」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

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結構久しぶりというか、ちょっと忙しくてあれだったのと、風邪ひいたりとかですね、今もちょっと風邪気味なんですけど
あとコロナが落ち着いてものすごい飲み会が増えて、もともと飲み会とかも行けなくなったんで、
一人で話せる場所を作ろうと思ってやってたんで、すげー回数減ってたんですけど、今日久しぶりにやってみようかなと思ってやりました。
ただ問題があってですね、ちょっとですね、なんか同僚にバレたっぽいんですよね。
でですね、同僚にバレて探したら見つかりましたとか言われて、マジかってなって、やめよっかなと思ったんですけど
いやでも大丈夫です、効かないんでって言われて、あ、そうって言ってたら、手元のダッシュボードで再生回数見れるんですけど
だいたい毎日1回くらいやってた時とか、聞いてる人数が5人とかなんで、だいたい1回ですね、
録音して配信したら、だいたい1日5再生くらいなんですよね。
なんですけど、昨日いきなりですね、何の録音もしてないのに、配信もしてないのに、20再生くらい言ってて、絶対これバレてるやんけみたいな、誰か絶対まとめて聞いてるやんと思って、
ワイワイワイってなったんですけど、それでええわと思ってですね。
でもなんかね、会社辞めよっかなとかですね、本当にアホのことに巻き込まれたなとかですね、本当好きかって話してるんで、
どうなんでしょうね、どうなのかなと思うんですが、まあいいかということで、とりあえず今日の話したいんですけど、
最近いくつか自分の中で引っかかってたことがあってですね、
一つは、クリーピーナッツのDJ松永が炎上したという話があって、
何かというと、松子DXとテレビ番組で話してた時に、日本でラップやるとこのぐらいが限界なんじゃねえかと、
何でかというと、もともとラップってディスり合いとかっていうのが文化にあるんだけど、
そこで良くない言葉とかを使ったりするとそれで炎上になるみたいなことで、
なんかそういうふうにですね、貧困法制さみたいなのを全員に対して求める中で、
03:00
こうやってラップとかをやってても限界があるんじゃないかみたいなことをつらつらと松子DXに話してみたいな、
松子DXが答えてるうちにDJ松永が僕の気持ちをこんなにわかってくれるなんて泣き出すみたいなね、
そしたらそれを見て松子DXももらい泣きするみたいな面白い回があったんですけど、
その時に、例えばラップの中でミソジニーって言葉を使ったらそれが炎上したりするんですよって言ってたんですよね、
ミソジニーだから女性嫌悪ですよね、っていうのを使ったら炎上したりするんですよって、
そういう切り取られ方をするんですよねみたいなことを言ってたんですけど、
そしたらですね、まんまとですね、それが炎上したんですよね、
なんかDJ松永はラップの中でミソジニーという言葉を使ってもいいんじゃないか、
使えないのが不自由だみたいなことを言っているが、そんなことを許されるのかみたいなですね、
ちょっとネット偽フェミニストみたいな人から集中報告を浴びたと、
それについてラジオでまた話してたらしいんですけど、
その収録、実際の放映時間は20分くらいだったんですけど、
実際は2時間くらいだらだら話してたらしいんですよね、
それを編集して20分にしたと、
その過程で、ちゃんと20分の番組に収めるために話の筋を分かりやすくした結果、
そういうような映像になって、
それがですね、そこでまず1回切り取られてるわけですよね、
切り取られてミソジニーという言葉を使ったら炎上するような世の中ですよみたいな流れになっていて、
それがですね、さらに切り取られてですね、もう2回切り取られてですね、
その切り取られてる部分を指して、
これは政治的に良くないんじゃないかみたいな感じの炎上をしているという感じだったわけですよね。
切り取られるのは辛いという話だったんですけどね、
それがまた切り取られて可哀想と思ったんですけど、
そんなことがあってですね、
その後ですね、ツイッターで今度はですね、
フェミニスト系の人なのかな、ちょっと分からないんですけど、
ニトユメナさんという人かな、
ツイッターでキモいおっさんの言動ランキングみたいなことをやったんですよね。
それがですね、募集してですね、発表しますみたいな企画みたいなことをやっててですね、
それはそれで逆の炎上ですよね、
おっさんをそうやって吊るし上げていいのかみたいなね、
それは女性からの男性差別じゃないかみたいな炎上をしていてですね、
あったんですよね。
でですね、それを見てて、
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まあ確かにね、それはやめといた方がいいんじゃないかという理屈は色々出てくるんですけど、
一方でですね、単純にこんなことをやりたくなるくらい今まで嫌な目に遭ってきたんだろうな、
と僕は思ったんですよね。
ただですね、そんなことをわざわざ挙げつらう必要も僕はないんで、
なんかこの人、よっぽど嫌な目に遭ったんだろうなー、
くらいな感じだったんですよね。
でですね、なんかこう、
やっぱりね、
やっぱりね、
やっぱりね、
やっぱりね、
でですね、なんかこう、
まあ言っちゃうとですね、例えばですけど、なんか飲み屋とかね、
バーでですね、この人が隣の席に座っててですね、
で、話聞いて、
キモオッサンが向いて、
もっと困ってんすよって言って、
キモオッサンの限度ランキングしていいすかって言ったらもう大盛り上がりだと思うんですよね。
面白いね、みたいな。
まあそれとか飲み屋の中だったら全然オッケーなわけですよね。
でですね、DJ松永のですね、
その多分2時間ですね、松子デラックスと話してた話とかですね、
飲み屋とかだったら超楽しい話だと思うんですよね。
でですね、まあそこにいる全員がですね、
なんかこう、それをして良くないみたいなね、
その味噌汁ってことかどうかみたいな感じですね、
急にそこを聞いとって喧嘩になるみたいなね、ことまあまあ考えづらいわけじゃないですか。
だからですね、まあ飲み屋の中だったらオッケーなんだけど、
えー、
そのツイッターとかですね、テレビの電波に載せるとですね、
まあやっぱり切り取られて良くないっていうようなことなんですよね。
でですね、まあこういうことあるなーなんて思ってたときにですね、
なんか、図書館で借りてきた本で、
えー、これなんて読んでたっけ、
小川君代さんか、小川君代さんの
ケアの倫理とエンパワーメントっていう本を借りてきたんですよね。
で、それを読んでたらですね、ちょっと面白いこと書いてあって、
それがその何かっていうと、
すごい面白いこと書いてあったんですけど、
なんていうのかな、まあ言っちゃあれですけど、
本としてはそんなに面白くないというか、
文章がちょっと論文苦調すぎて、
もうちょっと読みづらみたいなね、
なんだろう、カタって感じだったんですけど。
ただですね、まあその触りの部分を読んでちょっと面白かったんですが、
それがですね、そのまあ、
一応その正義の倫理みたいなことっていうのはすごく注目されてきたと。
例えばですね、自立だったりとかですね、
ちゃんと正しい行動をするとかですね、
ちゃんと何かの結論に至るとかですね、
まあそういうような正義の倫理っていうのはすごくたっ飛ばれてきた。
だからなんかそれはその、
例えばフェミニズムみたいな文脈でもそうで、
ジェーン・エイアーっていう小説を取り上げてたんですけど、
それのその評論誌みたいなものが、
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ジェーン・エイアーっていうその主人公が、
いろいろあってお金持ちの娘の家庭教師みたいなことをやってたんだけど、
最後の方は自由恋愛の末に、
誰かと結婚してですね、そこを飛び出して、
自由に生きるみたいな話らしいんですよね。
まあ読んだことないんですけど。
でですね、そのジェーン・エイアーを評価するときはですね、
その考え方についてはですね、
まあその、
ジェーン・エイアーを評価するときはですね、
その後半部分の、
自分で自由恋愛して意思を持ってですね、
世の中を切り開いていくっていう部分がですね、
そういう女性の姿っていうのがすごく評価されてるんだけど、
その前半部分のですね、
家庭教師としてあるお金持ちの娘をちゃんとずっと見るっていうのはですね、
なんかその全然評価されてないんだと。
なんだけどそういうことも評価すべきなんじゃないの?みたいな感じだったわけですよね。
だからその、
自由に生きる、もっとね、力強く生きる、
もっと探求していくみたいなですね、
正義の倫理みたいなのに対して、
そのケアの倫理っていうのをもっとちょっとちゃんとこう、
注目していくべきじゃないかみたいな、まあそういう主張の本だったんですよね。
で、その中でですね、その
ネガティブ・ケイパビリティという言葉がその紹介されてて、
で、それがですね、そのケイパビリティというのが
達成するとかですね、
探求するとかですね、結論に至ったりするような力のことを言うらしいんですよね。
で、ネガティブなんでそれの逆だと。
だからですね、それはどういう力かっていうと、
その宙吊りの中にいられる力、みたいなね。
あの、疑問の中にいてもそのまま、
その疑問を結論に結びつけない、
解決しようとしたりしない力のことを言うらしいんですよね。
で、そういう2つあるよねと。
なんだけど、そっちのネガティブ・ケイパビリティの方っていうのは
なんか軽視されがちで、
なので気がついたですね、普通のケイパビリティの方がちょっと優位になっちゃうと。
っていうのでですね、まあなるほどなと思ったんですよね。
まあそういうことだよねと思ってですね。
そのDJ松永の件にしろですね、さっきの2と夢の3の件にしろですね。
なんかこう、それに対してどうとでも正しい理屈でワイワイ言えるわけですけど、
ただですね、なんかダラダラですね、話ししてふんふんふんって一緒にいるみたいなね。
そこそこ飲み会で一緒に飲んでてですね、
この人とここから向こう数時間は一緒にいて話さなきゃいけないんだっていうような状況だったらですね、
全部まあ別にいいわけですよね。
いちいちジャッジをする必要がなくてですね、
大変なんだなとかですね、ははははみたいな感じですね。
まあなんというか、心外の情みたいなものでですね、
ゆるやかにつながっているような状況だと思うんですけど、
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そういうような関係性を結べれば、
言っていることを僕はね、悪だ正義だという話ではないんですよね。
なんでですね、なんですけど、やっぱですね、
今のね、テレビとかツイッターとかにしてもですね、
今僕が一消費者というか、一資生の人間としてですね、
ものすごく多くのこと、人の振る舞いみたいなものをですね、
と接するわけですよね。
それをですね、処理していかなきゃいけない。
しなくていいんでしょうけど、処理して、
それについて一つ、この人のこの行動についてはこうであるとか、
この人が書いているこの問題についてはこうである、みたいな感じですね。
パンパンパンパンって全く知らない人、全く関係ない人、
全く関係ない事件についてでもですね、
まあなんだかの結論らしきものを出していってですね、
どんどん処理していかなきゃいけないと。
という中でですね、やっぱりそういう、
中でじゃあそういうおっさんのキモいランキング、
キモい言動ランキングと言われたらですね、
ちょっとおっさんの一人としてつらいという気持ちが少ししててですね、
じゃあそれに対して何かそれはよろしくないという理屈を
こねてちょっとぶつけてやってですね、
僕の中の結論みたいなものをですね、
きちっと世の中に残したらかい、みたいな風になるわけですけど、
だからですね、やっぱりこうね、
たくさんの人とつながるというのは本当に良くないなと思いましたね、
そういう意味で。
そもそもね、たとえばこれもう5人10人とかでですね、
人里離れた村とかでですね、
住んでたらもうこのネガティブケーパークリティーしかないと思うんですよね。
だらだらだらだら一緒にいるみたいな。
で、なんとなくの親愛の城でつながっているぐらいなことしかなくてですね、
ジャッジとか入らないと思うんですよね。
なんですけど、たくさんの知らない人とつながっていることでですね、
正義が入ってくると、
それぞれに対してジャッジを入れていくと、
いうようなことが起こるんだなという風に思いました。
ということでですね、
久しぶりにやったらいきなり14分ぐらいになっちゃいましたけど、
本日は以上です。ありがとうございました。
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