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はい、というわけで始まりました。本日はですね、
セックスロボットと人造肉。テクノロジーは生殖・生死を征服できるか?
っていう本を今読んでるんですけど、まだ半分ぐらいしか読んでないんですけど、
すげえ面白くてですね、その話をしたいなというふうに思いました。
これはちょっと仕事の資料本として買ってですね、読んだんですよね。
帯に書いてあるのがですね、その未来はユートピアかそれともディストピアか。
欲望のために所有するロボットの伴侶。命を奪わず肉食も続けられるバイオニク。
妊娠も出産も不要になる人工子宮。簡単にこの世をされる自殺マシン。
先端科学が約束する未来は本当にバラ色なのか?っていう舞台文庫の本なんですよね。
つまりテクノロジーの際の部分というか、倫理の際っていうんですかね。
特にキリスト教権のね、これは海外の本なんで、ジェニー・クリーマンってイギリスの方が書いてるんですけど、
キリスト教権だと尚のことその要素強いと思うんですけど、
生命倫理みたいなのをですね、際だからこそですね、
あんまりテクノロジーが今まで侵入していなかったところにテクノロジーが侵入していってると。
それをですね、ご取材したこのルポルタージュなんですけど、まあ面白いですね。
まだ僕はバイオニックのところまでしか読んでなくてですね。
なんですけど、最初のですね、このセックスロボットの話っていうのが既にしてめちゃくちゃ面白かったんですけど、
結構アメリカ、中国とか、日本ももちろんそうなんですけど、
ダッチワイフみたいな、昔で言うダッチワイフみたいな、
セックスできる人形みたいなのを生産しているわけですけど、
それがですね、どんどん行動化していて、
今その、AIでですね、ちゃんと人間らしいリアクションができる。会話とかもできてですね。
見た目もですね、ちょっと一回検索していただきたいんですけど、
中国の企業でDSドールっていう、この本に紹介されてたんですけど、
セックスロボットみたいなのがあってですね、
それのですね、もう出来やばいですね、本当に。本当に人間みたいな感じで。
それがですね、まだぎこちないんですけど、
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ただ会話もある程度自然に、思理みたいに自然にできるし、
表情の作り方とかもですね、結構自然でですね。
二足歩行までするっていうところにはまだ行ってないんですけど、
ただね、二足歩行っていうのも他の会社ではもちろん実現しているわけなんで、
それも可能だと思うんですよね。
だから本当にこうですね、ほとんど生きた人間みたいな姿、形をして、
したセックスロボットみたいなのがですね、もう本当に思ったより早く作られる。
もう数年いないぐらいにはですね、びっくりするようなのができちゃうんじゃないかぐらいな状況だと。
というのでですね。
それに対する作った人たちを取材したりとか、それに反対する人たちを取材したりみたいな、
そういうことが描かれているんですけど、
何から話せばいいのかあれなんですが、
ちょっとこの本全体みたいな話からすると、
ロボットの伴侶、つまりそのセックスドールみたいなのはですね、
例えば性格とかも完全に選べるわけですよ。
知的な方がいいのかとか、こんな方がいいのか、こんな会話ができる方がいいのかとか選べたりとかですね。
あとはもちろん見た目も選べると。
言っちゃうと、本当に最高の僕の理想の女性みたいなのを作れちゃうわけですよね。
そうなると当然、疑問というか、引っかかり、いいのかな、みたいな、
なんとなくちょっと気持ち悪くなってしまうんですよね。
自分の想像通り、理想通りの女性っていうのを、
もちろん男性も思っているんですよね。
その女性っていうのは、
男性というのは、
女性というのは、
女性というのは女性というものだから、
女性というのは女性というものだから、
女性に男性のロボットって受けが悪いらしくて
男性に女性のロボットの方がはるかに売れるらしいんですけど
余談ですけど
女性をですね、理想の女性っていうのを
所有したいという
なんていうのかな
ちょっとこれはカッコつきで言うと
誤った欲望みたいなものをそのまま承認してるんじゃないか
みたいな批判意見が当然出るわけですよね
あと僕はこの本をパッと見た時に思ったのが
そういう風にですね
この理想化された
理想的な伴侶だったり
理想の伴侶だったり
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そういう風に
理想的な伴侶だったり
理想的な伴侶だったりとか
みたいなものをオーダーメイドでですね
自分の理想通りのものを
作ってもらって所有する
みたいな
っていうようなことをやってると
普通に人と人との関わり
性愛とかみたいなことを抜いても
もちろん性愛含めてもですね
ままならないことっていうのが
なんていうか肝だと思うんですよね
人と人との関係性って
ままならないもんだよねみたいな
思い通りにいかないもんだよねみたいな
俺の思った通りに人って動いてくれないよねみたいな
当たり前なんですけど
それを思い通りに動けっていう時に
そこに暴力性みたいなのが帯びてくるわけですけど
言っちゃうと人を物として扱うような
暴力性みたいなのが出てくるわけですけど
まさにですねこのロボットは
物なので物として扱っていいんですよね
だから理想的な
ものっていうのを作って
それを所有するっていう感覚であると
そうすることでこういう開発者の人たちとかは
例えば男性向けに
ロボット売ってるんだとしたら
女性に恵まれない人
性愛とか愛情とかに恵まれない人が
愛情を育めるというか
持てるようになるっていう
素晴らしいものを作ったんだとは言ってるんですけど
いやそれって
あっちゃいけないような
欲望を承認してるだけなんじゃないの
っていう批判意見もあるし
そもそもこれは僕の意見ですけど
人と人が交わる時に
何かのままならなさみたいなのがあると
そのままならない
相手が思う通りにならないっていうところが
人間と人間の関係のミソというか
単純に人と人が対等に向き合う時っていうのが
相手が思う通りにならないなっていうことが
すごく大事な大きな前提なわけですけど
これはですね
ロボットというものだから
思い通りになってしまうという
こういうままならなさみたいなものが
どんどん排除されていくと
それって
生きてるのそれみたいな感じがするんだよね
例えば
人工支給とか
妊娠・出産が不要になる人工支給とか
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不要になったらいいような気もせんでもないんですけど
あとですね
簡単にこの世をされる自殺マシーンとか
そういうものが
自殺マシーンとか
自殺マシーンとか
そういうものが
思う通りになってしまうということは
ままならなさみたいなものがだんだんなくなってしまう
でもままならないってことが
結構生きてる時の醍醐味じゃ醍醐味じゃないみたいな
海外旅行とか行った時ですね
後で思い出すのはトラブルのことばっかりみたいな
こんなトラブルあったなあんなトラブルあったなあみたいな
海外でままならないことっていうのが
海外旅行の結構醍醐味だと思うんですけど
海外旅行の結構醍醐味だと思うんですけど
生きるっていうこともやっぱりそういう部分あんのかなみたいな
後から考えるとですね
ああ楽しかった楽ちんだったみたいなことあんま残ってなくて
ああ楽しかった楽ちんだったみたいなことあんま残ってなくて
いや大変だったなあみたいなことが残っててですね
それがあるから面白いっちゃ面白いみたいな部分もあるわけですよね
だからですね最初はその
こういうままならんさみたいなものを
排除していくテクノロジーみたいなのと
その果てにあるものっていうのが
どうなのかねみたいな
違うんじゃないかなあみたいな風に
最初手に取った時点で思ったんですよね
思ったんですけどよく考えたらですね
普通に人間ってずっと原始時代からですね
すっごいままならないことだらけですね
例えばですけど幼児死亡率がむちゃくちゃ高かったわけですよね昔は
例えばですけど幼児死亡率がむちゃくちゃ高かったわけですよね昔は
だし食べ物も定期的に手に入らないとかですね
病気になったら治療法がないとかですね
病気になったら治療法がないとかですね
例えばですけど肉食いたいって言った時はですね
命がけで病院に行かなきゃいけないとか
みたいな感じですね
もうままならないことだらけだったわけですね今と比べたら
なんですけどそれがですね
すごいテクノロジーの発展によって
そのままならなさが今消えたということが
大部分消えたということが前提で僕ら生きてるところがあると
大部分消えたということが前提で僕ら生きてるところがあると
スーパーに行ったらパック肉が並んでるわけですけど
それを昔の人が手に入れるにはね
マジで命がけで病院に行って
動物を殺し
その悲鳴を聞いて血を浴びて
それを解体して食うということが必要だったわけですけど
今僕らはそういうものを見ずに
美味しくご飯だけいただいてるっていうのは
状況なわけですよね
ままならないっていうことを
テクノロジーってのはずっと排除してきていて
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それが
その上に排除されまくった上に僕らがいると
その上に排除されまくった上に僕らがいると
その中でもちょっと生命倫理みたいなのに関わる部分
ここから先なんとなく
良くなくないみたいな部分でしたね
特にキリスト教的な感覚で言うと
特にキリスト教的な感覚で言うと
こっちから先はやばくないみたいなところは
ちょっと手つかずになっていたけど
でもそこは逆に言うとフロンティアだから
でもそこは逆に言うとフロンティアだから
どんどん技術が革新していっている
どんどん技術が革新していっている
っていうようなものを書いた本なわけですよね
ここから
ままならないものが消えたら
来てる感じないよねとか言いながら
随分ままならないものを掃除していただいた後に
僕らは生きているなと思って
ただ一方で
例えばですけど
田舎で
イチゴを食いに来た野鳥みたいなのを
おじいさんが捕まえて
首をひねって殺して
その肉を夜食べたこともあったし
魚釣りに行ったら
魚を殺して食ったりするわけですよね
その時はやけに記憶に残っているんですよ
その時はやけに記憶に残っているんですよ
いろんな食事を忘れてきたけど
そういう体験って残っているわけですよね
ある種のままならなさみたいなものは
ザラッと肌触りが残るわけですけど
何も見ずに話してるから
話を言ったり来たりしてるんですけど
ままならないもの排除していいのかな
そもそもだいぶままならないもの排除されてきたよね
でも確かにたまにあるままならなさは
生きてるって感じがする
なんとも複雑な感想を抱いたんですけど
著者の女性は
ポルノスターみたいな体型をしている
セックスロボットとか見て
かっこわらみたいな感じで
開発者の人に厳しい質問をしたり
女性ってこんなんじゃないですか
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女性をこういう風に見てるんじゃないですか
女性をこういう風に見てるんじゃないですか
みたいなツッコミ方をしていくわけですけど
この話長くなりそうと思ったので
また続きを明日話そうと思います
ありがとうございました