1. 今日の10分de1テーマ
  2. 今日の10分de1テーマ「マン..
2021-10-07 10:37

今日の10分de1テーマ「マンガ『女の体をゆるすまで』」について①

spotify

本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

00:04
はい、というわけで始まりました。本日はですね、 ペスヤマポピーさんという漫画家さんの
女の体を許すまで、女って書いて自分って読むんですけど、その自分の体を許すまでっていう漫画のですね
とですね、まあその漫画のメイキング記事を読んだので、ちょっとその 読んでですね、まあいろいろ思ったことがあったので、その話をしたいなと思いました。
まずですね、この漫画というか、このペスヤマポピーさんの 漫画がですね、まあ
実体験の漫画なんですけど、どれもですね、すごい読むのが辛くてですね、 読めなかったんですけど、
ちょっとこういう記事にもなっているし、読んでみるかと思って、これをですね、まあ1回以前ね、チラッと読んだ時はキツッと思って読めなかったんですけど、
今回ですね、頑張って4、5話ぐらいまで読んだらですね、 まあ本当にいろいろ思ったんですよね。
で、まあ めちゃくちゃ切実な話だなぁと思ったんですけど、
この作者のですね、ペスヤマポピーさんという方は、いわゆるノンバイナリーというやつでですね、
まあ自分の性自認が、まあ女性なんですけど、その
体は女性なんだけど、その性自認は子供の時から男って思ってたんだけど、
体がどんどん女として発達していって、あららってなって、まあ今はですね、 中間よりちょっと男よりぐらいの感覚らしいんですよね。
なんでですね、自分のこのですね、女の体を憎んできたらしいんですよね。 だからですね、この女の体を許すまでっていうですね、
女とか言って自分の体を許すまでっていうタイトルは、まあそういう意味があるわけですけど、
でですね、まあその人がですね、そのある漫画家さんのところにアシスタントに行ったら、そこですごいセクハラをされると。
でですね、まあそのセクハラされてですね、まあそれだけでもまあ結構きついわけですけど、
さらにですね、セクハラをされることで、
自分がですね、女だからこんな目に合うんだって言ってですね、自分の体を憎むようになるんですよね。
だからですね、被害者が自分を憎むみたいな感じでですね、
もうそれでですね、すごい精神的に崩壊して引きこもって、
あのなんかもう2年間ぐらい引きこもってたらしいんですけど、みたいなことがまあセキュラーに書いてある本なんですよね。
でですね、まあ結構これを読んでですね、いろいろと思ったんですが、
なんていうんですかね、まあ本当に今日あった自分の話なんですけど、今日ですね、ほとほとですね、
まあ、人っていうのはこう自分という与えられた乗り物を乗ってるんだな、
その乗り物は選べないんだな、っていうことをですね、今日自分自身が感じたことがあってですね。
で、それはまあ能力のこととかもあるんですけど、まあ物の感じ方みたいなこともあってですね、
僕は今日ですね、ちょっと用事があって会社に行かなきゃならなかったんですけど、
03:02
えーと、今日会社に行くのはなんで行くの?みたいなことをですね、なんかこうすごい聞かれてですね、
もう仕事だからもう自由にさせてくれよみたいなね、仕事なんで行かなきゃなんないんだよみたいな、
それ全部言わなきゃいけないのか?みたいな感じですね。
まあものすごくですね、もうあーってなったんですよね、もう朝からぐったりしてですね。
で、もう本当にもうすごい嫌な気持ちがしたんですよね。
で、この嫌な気持ちがしたっていうのはですね、僕の主体的な行動じゃないんですよね。
その、なぜかですね、自分の自由を侵されていると感じるとですね、めちゃくちゃ嫌な気持ちが勝手に湧き起こってくるんですよね。
自分でもどうしようもないんですよね。
で、もう本当にですね、朝から仕事に行くのにですね、そんな変な気持ちを抱いてですね、なんかぐったりしなきゃいけないのも、
すげえ嫌だなと思ってですね、まあ行ったんですけど。
で、なんかですね、まあだからそれはですね、なんかどちらかっていうとこう、そういうこと言われるっていうのが嫌というよりもですね、
まあなんかその、そういうことでいちいちですね、ぐったりする、まあ自分という乗り物めんどくさと思ったんですよね。
ああ嫌だと思ってですね。
で、まあ自分はですね、自分のこう乗り物の性能をですね、まあ40年間乗ってるんで、
えーと、だいぶですね、把握していて、その自分がですね、なんてこう自由にですね、
なんかこうやりたい時にやりたいことをやらないと気が済まないんだろうということを知ってるんですよね。
例えば小学校5年生くらいの時にですね、突然台風の大雨の日に、
あ、なんか近所の園芸屋さんで売ってる種買ってきて野菜植えたいと思ってですね、
台風の来てる中ですね、家の畑スペースみたいなところにですね、ものすごい雨の中土をですね、
ひっくり返して種を植えてると、で、おばあさんがですね、それを覗き込んでですね、
あんた何もこんな台風の日にそんなことせんでええがなーって言ってたんですけど、
まあ僕もですね、おばあさんのセリフに全く同意なんですけど、
だからその時はですね、それがしたいと思ったからですね、
もうするって感じだったんですよね。
で、それがですね、例えば、
ね、おばあさん別にええがなーって言っただけでですね、別に止めもしなかったんですけど、
それをですね、止めて引きずり戻されたりとかですね、
なんであんたはバカなことを言ってるんだとか言われたらですね、
すごい嫌な気持ちしたと思うんですよね。
まあ幸いそういうことはですね、言われるようなことはなかったんですけど、
あの、その時に限らず、幼少時代は全くなかったんですが、
なんでですね、まあそうやってなんかこう、あの、
ね、その自分の自由にやりたいことをやれない、
やりたい、そしてそれを邪魔されるのがすごい嫌だっていうのはですね、もう、
自分という乗り物のですね、まあどうしようもない性能なんですよね。
06:03
性能というか性質というか。
でですね、まあそれはもう、皆さんそうだと思うんですよね。
与えられたですね、乗り物を乗っててですね、
まあなんかですね、うわ、なんでこんなことをしちゃうんだ、この乗り物みたいなことをですね。
なんかこう、まあ長年、だんだんだんだんわかってきて操縦がすごいずっと上手くなったりとかですね、
いつまでだって上手くならなかったりですね、
まあ交通事故を起こしたりみたいなんですね。
まあもう生きとし生ける人みんなそうなんだと思うんですよね。
でですね、なんか本当だから今回ですね、まずそのペセンポピーさんがですね、
その子、あの成人がですね、なんか気がついたらノンバイナリーというね、
ちょっと女の体なんだけど男だというふうに思うし、
世から受けたですね、まあその加害者じゃなくてですね、
自分の体をだから自分を憎んでしまうみたいなんですね。
っていうのはもうこれはですね、なかなかなこう乗り物を与えられてですね、
その乗り物の性質にまあ苦しんでるわけですよね。
どうこれを処置したらいいのかみたいな感じでですね、
まあ本当にケサあったこととか思い出すななんて思ったんですけど。
でですね、まあその後ですね、その、あの、もう、
ネーバーソロのアシスタントの時はですね、まあそんなことがあって辞めるんですけど、
えっと、それでですね、なんか一回なんか弁護士かなんか相談してたのかな、
そうしたらなんかこう、あの、勝てない。
裁判になっても勝てないから、なんかまあ泣き寝入り死ぬみたいなことを言われてですね、
でグググってなってたんですけど、
あの、それでですね、まあものすごいそのグググってなっている間もですね、
まあ自分への怒りとかですね、世界への怒りみたいなのが止まらないんで、
まあ苦しい日々を過ごしてたわけですけど、
そんな間にですね、こうMeTooとかでですね、
割とこうフェミニズムの運動という、運動っていうのかな、まあそういうのが盛り上がってですね、
まあ時代がこう追いついたというか、
もうそういうのにですね、どんどん声を上げていった方がいいんだ、
みたいな風な風潮になってきたと。
でですね、いうような話なんですよね。
でですね、まあちょっとその話はまたちょっと巻き戻るんですけど、
なんかですね、その最初の方に結構ですね、なんか、
割と軽くセクハラトークみたいなことがですね、最初の、
まあどんどんエスカレートしていくんですけど、最初の方にセクハラトークみたいな、
その先生にされた時にですね、
まあ割と早々にこうノンバイナリーだということを打ち明けるんですよね。
実は自分あんまり、女の体なんですけど、
自分の性よくわかんないところがあって、
男なんじゃないかと思ってる部分もあって、みたいな。
だからそういう性的なことが聞かれるの、
なんか嫌だし、なんか興味もありませんみたいな、
そういうようなことをはっきりと言われた最初の方にちょっと言うんですけど、
そしたらですね、その先生がものすごくですね、焦って、
ああ、いるよね、そういう女の子、つって。
あの、性に潔癖な女の子っていうかね、みたいな感じですね。
まあ自分、私ちょっと女の子って感じがしなくてっていうのを言ってるのにですね、
09:06
女の子っているよね、みたいな感じですね。
こう焦ってラベルを貼るっていうことをするわけですよね。
その時すごいですね、汗汗してですね、
やばいやばいやばいみたいな感じでですね、
すごい焦ってたみたいなことを描いててですね。
これすごいリアルなリアクションだなと思ったんですよね。
なんかですね、たぶんその先生からしたらですね、
分類不能なものが来てしまったみたいな感じですね、
な部分があって、
それでこう、チューブラリンなもののですね、
不安定さみたいなのにやっぱこう、耐えられなかったと思うんですよね。
でですね、なんかどこかにカテゴライズして落ち着けたくなったんだと思うんですけど、
それでですね、まあそういうですね、
これはもう性に潔癖な女の子ということにしようみたいな感じですね。
まあ急いでですね、理解したということにして、
まあそういうラベルというかカテゴライズをするというようなことをしたわけですけど、
もちろんですね、
そのカテゴライズはですね、その人そのものにぴったり合うわけではないっていうか、
女の子じゃねえって言ってんのに、女の子って言われてるんでですね、
まあめちゃくちゃですね、理解したというですね、
まあそのカテゴライズというのはかなりの暴力性を帯びてるんですけど、
まあですね、まあこういうことってあるなぁと思ったんですが、
そんなところで10分経ったのでまた続きは明日話します。
よろしくお願いします。
10:37

コメント

スクロール