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2025-05-12 06:57

PISAが変わる!これからの子どもに必要な「デジタル学力」とは?

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OECDの最新記事をもとに、日本の教育デジタル化の現状と課題を深掘り。世界と比べてどこが遅れている?GIGAスクール構想、AI活用、今後のPISA。エストニアなど先進国の事例、日本が学ぶべきポイントや、教員の理解不足という課題まで徹底解説します!

サマリー

日本の教育のデジタル化は進んでいるものの、現場では教科書の利用やAI活用に対する理解が不足しているという課題があります。2025年からはPISAでデジタル環境での学び方が評価基準に加わり、今後の教育においてデジタルリテラシーの重要性が示唆されています。

日本の教育デジタル化の現状
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、新校の水野太一です。
今日は、日本の教育デジタル化について、ちょっと気になる最新動向をお話しします。
こんにちは。アシスタントの高橋さやかです。
日本の教育デジタル化と聞くと、ギダスクール構想が思い浮かぶんですけど、最近は世界でもいろいろ進んでるんですね。
そうなんです。今回の話題は、合気メディアビジネスオンラインの記事、2025年4月30日掲載のものを情報源にしています。
日本や他の国の教育デジタル化、AI活用の状況、そして今後PISAがどんな風に変わるのか、じっくり見ていきましょう。
PISAといえばOECDですね。日本はデジタル化が遅れてるって本当なんですか?
OECDは国際的な教育政策について、中立的な調査とデータ提供をしています。
日本はギガスクール構想でデジタル化を進めているけど、実は端末やネットワークの整備はできていても、現場でのデジタル教科書利用率などはまだ低いんです。
みんなにタブレット配ったってニュースは見たんですけど、実際はあんまり使われてないんですか?
そうなんですよ。例えばデジタル教科書の導入率は高いのに、2022年の使用率は効率高で36.1%しかありません。
理由はいろいろあって、教員の理解不足や現場の準備が整っていないことが大きいです。
現場の先生が使い方をしっかり分かってなかったり、ちょっと抵抗があるってことなんですね。
ちなみに海外はどうなんですか?
日本のように国が指導してICTインフラ整備を進める国は、ルクセンブルクやベルギーなどがあります。
両道にアクセスできる環境作りに力を入れている点は似ているんです。
あと、デジタル教科書と紙の併用はフィンランドやメキシコ、韓国などでも採用されていますよ。
それにアイルランドは日本みたいに記者で高い学力を維持しつつ、デジタル化も積極的に進めているということで、日本が参考にできる国の一つです。
なるほど。記者とデジタル化、どっちも大事ってバランス良さそうですもんね。大学についても日本は特徴があるって書いてあった気がします。
そうです。日本ではJMOOCというオンライン学習プラットフォームを国が戦略的に整備しています。
他の多くの国では大学や地域が独自に行うのが一般的なので、国主導は珍しい事例なんですよ。
JMOOCって大学生向けのボンライン授業みたいなものですか?
日本の大学生は活用してるんですか?
はい。オンライン授業のプラットフォームで公開講座やeラーニングが受けられるんです。活用については徐々に広がっているけれど、まだまだ工夫の余地があるかもしれませんね。
そもそも日本の教育現場ではAIってどれくらい使われてるんでしょう?海外とだいぶ差があるんですか?
AI活用では日本はまだ慎重な姿勢が強いです。一方でエストニアは社会全体のデジタル化が進んでいて、AIとの共存が前提になっているんです。
AI導入やデータ活用にも抵抗が少なく、リスク管理の信頼も高いんです。
エストニアって教育だけじゃなくて国全体がデジタル化しているってどこかで聞いたことあります。
AIで生徒の学習データを分析して支援とか、ちょっと未来感ありますね。
まさにそうです。日本だとAIはリスクにも注目されがちですが、エストニアはどう使うかに目を向けている。
OECDもAIの効果的かつ公正な利用を重視してガイドラインを出しています。
確かにAIって便利だけど、データの扱いとかバイアスの問題も気をつけなくちゃいけないですもんね。
日本の学校はAI導入に慎重な理由ってやっぱりそういうリスクへの心配が大きいんでしょうか?
それも大きいですね。それに保護者や地域の理解も必要なので、いろんな面で準備を進める必要があります。
教員自身がAIを使いこなせるようになることも大切です。
教員のデジタル活用能力ってやっぱり重要なんですね。
授業で使うには先生たちが安心して使えることが前提なんだなと感じます。
その通りです。教員へのサポートや研修、美容ルールの策定などが鍵になるでしょう。
AIやデジタルツールはあくまで手段なので、何のためにどう使うかを考えることがポイントです。
PISAの変化と今後の展望
自分が将来先生になる時も、デジタルは怖いものじゃなくて、一緒に使ってみようって姿勢を大切にしたいなと思いました。
とてもいい発想ですね。
ちなみに、これからのPISA、つまり世界の学習到達度テストも変わっていきます。
2025年の調査では、デジタル環境での学ぶ力が評価基準になる予定です。
おお、デジタル環境で学べる力って、例えばどんなものなんですか?
自分で情報を探して組み合わせる力、AIなどのツールを使いこなす力、そして自分自身の学びをコントロールする力などが評価されます。
学習成果だけでなく、学び方そのものも見る方向です。
男女や家庭の経済状況で差が出てしまったり、格差の問題も気になりますね。
AIやデジタルの活用が、みんなの学びを深める道具になるといいなと思います。
まさにその通りです。そして、2029年には、PISAでもAIやメディアリテラシーが本格的に調査項目になる予定です。
デジタル社会で大事な力が、ますます学校教育でも問われるようになっていきます。
そう考えると、今から先生も学生も一緒にデジタル時代に向けて準備していくことが大切ですね。
日本も世界に負けないように頑張ってほしいです。
今回の内容をまとめると、日本はインフラ整備では進んでいるけれど、現場の活用や教員の理解がまだ課題。
AI活用の先進国にも学びつつ、使いこなす力を育てていく必要があるということでした。
話を聞いてて、単にタブレットやAIを取り入れるだけじゃなくて、どう使うかをみんなで考えることは本当に大事なんだなと感じました。
先生が安心してチャレンジできる環境も大事だし、生徒も一緒に成長していきたいです。
そうですね。これからの教育は、テクノロジーとの向き合い方そのものも学びになっていきますし、みんなで学び合い、より良い教育を目指していきたいですね。
今日の話、すごくわかりやすくて面白かったです。リスナーのみなさんにも、未来の学校像をちょっと想像してもらえたら嬉しいです。
最後までお聞きいただき、ありがとうございました。これからも教育カフェテラスで、みなさんと一緒に教育の今とこれからを考えていきましょう。
それでは、また次回お楽しみに。
06:57

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