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2025-09-21 05:22

AI時代を生き抜く力!モンゴルの遊牧民から学ぶ適応力と共同体の知恵

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今回のテーマは、世界経済フォーラムの記事をもとに、モンゴルの遊牧文化から学ぶAI時代の教育と社会のあり方についてです。AI国家キャンペーンや教師育成の事例を交え、伝統とテクノロジーの融合、持続可能で誰も取り残さない未来づくりのヒントを探ります。

サマリー

モンゴルの遊牧民の知恵から得られるAI時代の適応力や共同体の助け合い、自然との共生の重要性について論じられています。特に教育においては、デジタル格差を解消するための取り組みが求められていることが強調されています。

モンゴルの遊牧民の知恵
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。水野太一です。
高橋紗友香です。よろしくお願いします。
今日は世界経済フォーラムの記事を情報源にしてお話しします。掲載日は2025年9月10日でした。
テーマは、モンゴルの遊牧民から学べるAI時代の知恵です。
いきなりですが、紗友香さん、モンゴルの人も約40%が未だに遊牧生活をしているって知っていましたか?
40%ですか。かなり多いですね。デジタル社会とは真逆のイメージがあるけど、そんなに多いんですね。
そうなんです。そして今、モンゴルは、AIを活用した国家的な教育プログラムを進めています。
AI国家キャンペーンと呼ばれていて、全国2,250人の先生、さらに250人のAIエンジニアを育成する予定なんです。
遊牧生活とAI教育って、すごくギャップもあるように感じますけど、どう繋がるんでしょうか?
いい質問ですね。記事では、遊牧民の3つの特徴が、AI時代の学びに役立つと紹介されているんです。
1つ目は、変化に応じる柔軟さです。遊牧民は天候や草原の状態に合わせて移動しますよね。
この不安定さを前提にした適応力が、急速に変わるAIの時代にそっくりなんです。
なるほど。技術ってすぐ進化しますもんね。
日本だと最近、生成AIが教育やビジネスで一気に広まって、先生方もどう対応するか悩んでいる感じがあります。
まさにその通りです。例えばEUのAI法も、リスクに応じて規制を変える仕組みで、遊牧民のように常に対応できる体制が大事ということなんです。
日本の教育現場でも柔軟に対応できる仕組みっているんじゃないかなと思いました。
学習指導要領も10年ごとくらいに改訂されますけど、AIの進化に間に合うかなって。
そこが課題ですね。次に2つ目の教訓は、共同体として助け合う仕組みです。
遊牧民は食料や家畜を分け合い、互いに世話をしながら生きています。
同じように、デジタル社会では格差を広げないことがとても大事なんですね。
デジタル格差って確かに問題ですよね。
確かに問題ですよね。私の家庭教師の生徒さんでも、家にWi-Fiがない子がいて、調べ学習ができなくて困ってたんです。
やっぱり環境の違いが学習に直結しちゃいますよね。
そうなんです。モンゴルでは特に女性や地方の人が取り残されないように、ガールズAIというプログラムも実施されています。
これまで150人の女の子を育成し、さらに女性教師も巻き込んで広げているそうです。
素敵ですね。しかも、地方まで対象にしているのはいいですね。
日本も農産村地域や過疎地域のICT活用は大きな課題だから、参考になりそうです。
3つ目の教訓は、自然とも共生です。
教育におけるAIの役割
AIを動かすには膨大な電力や水が必要で、環境負荷が心配されています。
記事では、アメリカのメンフィスで水資源をAIデータセンターが大量に使っている事例も紹介されていました。
AIって便利なイメージしたけど、環境にそんな負担があるなんて意外です。
有望国民って自然に合わせて生活してるから、その考え方がAI開発に必要ってことなんですね。
その通りです。自然に合わせるという姿勢が今後のAIには欠かせないんです。
便利さだけでなく、持続可能性をどう確保するかが課題ですね。
日本でも、再生可能エネルギーとか環境教育と絡めた形でAIを導入していくと、新しい教育の形になりそうです。
面白い着眼点ですね。最後に記事では、
AIは人間を置き換えるんじゃなくて、AIを持っている人が持っていない人を置き換えるという傾向が引用されていました。
これはデジタル格差の怖さを表しています。
それは考えさせられますね。
学校教育でもICT機器の利用に差があると、将来の職業選択にまで影響しちゃうかもしれませんね。
だからこそ、モンゴルみたいに、誰も取り残さないという発想で教育にAIを結びつけることが大切なんです。
今日の話を聞いて、遊牧生活とAIがこんなに関連するなんて驚きました。
でも、教育の現場に置き換えるとすごくわかりやすかったです。
僕もこのテーマを扱ってみて、教育の未来を考えるいいヒントになりました。
まとめると、天下への適応力、共同体の助け合い、自然との共生、この3つがAI教育を進める上でも大事だということですね。
そうですね。そして日本でも、これらを意識することで、より持続可能で公平な教育ができるんじゃないかと思います。
私も教育実習の時に、地域や家庭の環境に合わせた柔軟な指導を意識してみたいなと思いました。
いい心がけですね。これから実践で試す機会もありますし、自分のスタイルを育ててください。
はい。楽しみです。
それでは本日の教育カフェテランスはこの辺りで締めたいと思います。最後まで聞いてくださった皆さん、ありがとうございます。
次回もぜひ聞いていただければ嬉しいです。
ご視聴ありがとうございました。
05:22

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