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2025-12-08 04:53

吹奏楽コンクールの「昭和的構造」に迫る!指導者の読譜力が未来を変える理由とは

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吹奏楽コンクールの現状と課題を深掘りし、作品や演奏技術の進化の裏側にある「音楽理論教育の欠如」や、「コンクール中心主義」がもたらす影響を考える。審査の偏り、指導者の育成、そして感性と理論のバランスという観点から、これからの吹奏楽教育のあるべき姿を語り合う。

サマリー

吹奏楽コンクールの現状が昭和のまま変わっていないことについて議論されており、指導者の読譜力向上が求められています。音楽理論と感性のバランスを重視することで、子供たちに真の音楽の魅力を伝える重要性が強調されています。

吹奏楽コンクールの現状
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。水野太一です。
今日のテーマは、東洋経済オンラインの記事、「吹奏楽コンクール 今の仕組みは昭和のまま?」です。
掲載日は2025年11月9日。吹奏楽コンクールの在り方や、指導者の読譜力向上に焦点を当てた内容です。
こんにちは、高橋さやかです。吹奏楽コンクールって毎年かなり盛り上がりますよね。
でも、昭和のままってどういう意味なんでしょうか?
うん。記事では、仕組みや価値観が何十年も変わっていないということを指しています。
伝奏レベルはものすごく上がっている一方で、音楽理論の理解が十分ではなく、
子供たちが芸術として音楽を味わいきれていないのでは、という問題提起なんです。
確かに、練習量が多すぎて、楽しむよりも勝つための活動になっている気がしますね。
そうそう。記事でも、10代のうちにもっと幅広い体験をすべきなのに、
コンクールのために音楽図験になっている現状に懸念を示しています。
しかも、作曲家もコンクール映えを狙った曲を作る傾向が強くなっていると指摘されているんです。
なるほど。じゃあ、もう少し自由に音楽を楽しめる仕組みに変えていく必要があるんですね。
その通り。しかも、少子化も影響しています。
学校の部員数が減っている今、地域全体で吹奏楽を支える仕組みが求められています。
記事では、法人家や、異なる学校との合同バンドなども提案されていました。
へえ、吹奏楽を学校だけでなく、地域の文化として支えるってことなんですね。
そうです。そのために重要なのが、指導者の育成、音楽理論や読譜力を高めないと、
子どもたちに本当の音楽の面白さを伝えられないんです。
私も音楽の授業で学法を読むのが苦手でした。
確かに、指導者が理論を理解していたら、教え方も全然違いそうです。
まさにそこが読譜力のポイントですね。
音楽理論と感性のバランス
読譜力というのは、ただ音を読むだけでなく、そこに込められた和声の流れや、感情の動きを読み解く力なんです。
記事にもありましたよね。音程を合わせるだけじゃなくて、それがどう感情に繋がるのかを理解しないといけないって。
その通り。例えば、超三和音って明るく聞こえるけど、それは実は音の関係性が脳に与える影響なんです。
そこを理論的に理解すると、表現の深みが増すんです。
すごい。そう考えると、音楽が感性だけじゃなくて、科学にも繋がってるんですね。
そうなんです。記事では、感性と理論の両輪が必要という言葉が印象的でした。
感性を磨くと理論も精度が上がり、未論を学ぶと感性も深まる。これは教育全体にも通じますね。
確かに。単に感覚でできるようになるまで練習じゃなくて、なぜそうなるのかを学ぶことが大事ですよね。
そしてもう一つ注目なのが、審査の公平性の問題です。
慶應義塾大学の研究によると、吹奏楽コンクールでは演奏の内容よりも見た目の印象に左右されることがあるそうなんです。
え、見た目って演奏の並び順とか動きとかですか?
そう。例えば演奏順は早い団体ほど評価が低くなりやすい傾向があるという研究もあります。つまり審査が完全に公平になるのは難しいんですね。
なるほど。そうなると、コンクールそのものの意義や目的を見直す時期なんでしょうね。
おっしゃる通りです。記事では、今の吹奏楽がやりがいを得るための競技になっていて、本来の芸術の深みに届いていないと厳しい言葉で書かれています。
でも、そういう課題が見えてきた今こそ、変わるチャンスかもしれませんね。
まさにそう。持続可能で子供たちの成長につながる吹奏楽を目指す。これがこれからの課題ですね。
今日は音楽理論っていう言葉がすごく印象に残りました。音の裏にある仕組みを知るって教育的にもすごく大事なことだなと思います。
そうですね。教える立場としても、感性と理論をどちらも大切にしていく姿勢が求められますね。
今日の話を聞いて、私ももっと楽譜を読む力をつけたくなりました。きっと音楽以外の学びでも活かせそうです。
リスナーの皆さんも、ぜひ自分の学びの理論を意識してみてください。教育の現場でも、吹奏楽の世界でも、理論と感性のバランスが未来を変えていくと思います。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。次回の教育化セテラースもぜひお楽しみに。
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