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2026-01-21 04:51

4月1日生まれが“前の学年”に入るのはなぜ?教育現場にもつながる年齢法の話

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「4月1日生まれ」がなぜ「早生まれ」になるのか――その理由は、明治時代に制定されたたった一文の法律にありました。教育現場にも影響するこの「年齢計算ニ関スル法律」は、現代でも運転免許や成人年齢などに適用されています。今回は、意外と知られていない「年齢の数え方」の法律的な裏側を、分かりやすく解説します。

サマリー

4月1日生まれの子供は早生まれとして扱われる理由は、明治35年に制定された法律に由来しています。この法律は、誕生日の前日に年齢が上がるという規定があり、それが教育や社会のさまざまな分野に影響を与えていると解説されています。

明治時代の法律の影響
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス進行役の水野太一です。
こんにちは、高橋紗友香です。この番組では、教育に関する身近な話題や最新ニュースを、カフェで語るようにお届けしています。
今日のテーマは、れんごし.comで2025年12月7日に掲載された記事、4月1日生まれが早生まれになるのはなぜ?明治時代の年齢法が今も影響、という話題です。
この話、SNSでも見ました。4月1日生まれは早生まれって聞くけど、なんでそうなるのか、実はよく知らないんですよね。
そうですよね。実はこれ、年齢計算に適する法律という明治35年、つまり1902年に作られた法律が関係しているんです。なんと、この法律はたった一文だけなんですよ。
え、そんなに昔の法律なんですか?しかも一文だけってどんな内容なんですか?
こう書かれています。年齢は首相の日よりこれを記算す。これだけです。でも、この一文に民法143条の期間の計算が関係していて、誕生日の前日の終わりに年を取ると解釈されているんですよ。
先日の終わり、つまり4月1日生まれの人は3月31日が終わる瞬間に年を取るってことですか?
その通り。だから法律上は3月31日中に6歳になったことになるんです。その結果、4月1日生まれの子は学年度区切りでは3月生まれの子と同じ扱いになる。つまり早生まれになるというわけです。
なるほど。そう聞くとスッキリしますね。でも、なんでそんなややこしい数え方をするんでしょう?
面白い質問ですね。実はこの決まりには公理的な理由があるんです。例えば2月29日生まれの人の場合、もし誕生日当日に年を取るとしたら、ウルー都市にしか誕生日が来ないから、4年に1回しか年を取らないことになってしまいますよね。
確かにそれは不思議ですね。4年に1回しか年を取らないってことになっちゃうんですね。
そうなんです。でも今のように前日の終わりに年を取るというルールなら、2月29日生まれの人も毎年ちゃんと2月28日があるから、年齢の計算に矛盾が生まれない。ウルー都市の年だけは2月29日、他の年は3月1日になるというわけです。
なるほど。ちゃんと考えられてるんですね。そう思うと明治時代の法律ってすごい。
教育への影響
そうなんです。しかもこのルール、選挙権や飲酒喫煙の年齢制限、運転免許、成人年齢など、いろんな分野で使われているんですよ。
教育にも関係してるってことですよね。就学のタイミングとか。
その通り。学校教育法第17条に、子供は満6歳に達した日の翌日以後に始まる学年から就学すると書かれています。だから、3月31日までに満6歳になった子は、4月から小学校に入るという仕組みなんです。
てことは、4月1日生まれの子も前日に6歳になる扱いだから、ギリギリ前の学年に入るってことですね。
そうなんです。感覚的には4月生まれなのに、法律的には3月までに生まれた人と同じ扱いになる。少し不思議な話ですよね。
確かに。もしこのルールが変わったら、教育の現場もかなり変わりそうですね。
そうですね。例えば4月1日生まれの子が遅生まれ扱いになったら、就学年齢がずれて、全体の学年構成が変わってしまいますからね。
そう考えると、たった一文の法律でも教育にかなり影響しているんですね。
まさにその通り。法律って、表面上は単純でも、社会全体を支える深い仕組みになっているんです。
今日の話で明治の法律が今までずっと生きている理由がすごくよくわかりました。歴史と教育って意外とつながってるんですね。
そう思います。教育を考えるときは、こうした法律の背景や歴史の文脈も意識すると、もっと視野が広がりますね。
今日は、法律と教育の関係をすごく身近に感じました。誕生日が法律で決まってるなんて、ちょっと不思議で面白いです。
本当にそうですね。さて、今回のテーマは、4月1日生まれが早生まれになる法律の話でした。
番組を最後まで聞いてくださった皆さん、ありがとうございます。
次回も身近な教育ニュースをわかりやすく掘り下げていきます。ぜひまた、教育カフェテラスでお会いしましょう。
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