確かに観光地的には割と有名どころというか、関東の人は温泉地として行く人が多いかなっていう感じがしますけど。
我々もちょっと前に行きましてね。
いつもとは違うメンバーで行ったのでそれも新鮮だったし。
楽しい旅でしたね。
やっぱり伊豆半島というと、東京の人がよく一泊とかで行ける手軽な温泉地旅行地として非常に有名なんじゃないかと思うんですよね。
大体東京からだと三島とかまで新幹線で行って、伊豆急箱根鉄道とかで主前路まで下るという方もいれば、
そもそも東海道線から乗り入れて熱海で伊東線に分岐して、そこから東海岸の方をずっと行って下田まで行ってしまうというコースもありますけれども、
要は非常に伊豆半島って縦に長い半島なわけですけど、
どこに行っても大体温泉とかがあって、海があって山があってっていうようなね、
もう本当に観光地として保養地として恵まれた環境なんですよね。
ちなみに伊豆だと今まで行ったところはどのあたりですかね。
この間行ったのもそうですけど、
たぶん小学校の林間学校とかが伊豆高原だった気がするんですよね。
伊豆高原ね。
たしかね。もうほぼ記憶ないですけど、
たぶん個人的に旅行とかっていうのは意外とたぶんこの間が初めてだったかな。
そうでしたか。
たしかね。他族で行ったような気がしないでもないけど、まあまあでもそんな感じかな。
なるほどなるほど。
あのある意味では結構王道的な場所ではあるんですけれども、
ちょっとね今回はねまた別の観点からこの伊豆というのを考えてみたいなと思うんですね。
それがね、このタイトルにもあるわけなんですけれども、
読む旅、これ読むというのはねリード、本を読むという意味の読む。
そして言葉のふるさとというふうに書いてありまして、
今回のですねテーマというのはズバリ本です。
なるほど。伊豆でその文学っていう切り口から見ていくと。
そうなんです。文学だけでは実はないんですけれども、
本というものの、まあまあ主に文学なんですけど、
から伊豆というものを見ていった時に、どういった地域のフードだったり文化っていうのがあって、
なぜ伊豆にはこういう魅力が生まれるのかというのをちょっとやっぱり考えてみたいなというふうに思うんですね。
なのでいわゆる伊豆の有名な観光地には実はあまり今回行かないので、
結構マイナーなというふうに思われてしまうスポットあるいは町、
伊豆の中でもそこには行ってこなかったなっていうところにねご紹介ができるんじゃないかと思います。
ただまあ逆に言うとちょっとやっぱりこの本だけで2泊3日というのはなかなかだなと思う方は、
例えばご自身で行きたい温泉地とかがあったらそこに近いところで1日だけこれを通り込んでいただくとかね、
アレンジとかもどんどんしてもらった方がいいんじゃないかなというふうに思っていますね。
確かにそういう意味だとアレンジしやすい場所。
しやすいですね。東京の方ならば本当に行きやすいというのもありますし、という感じですね。
今回のシチュエーションなんですけれども、そういうわけで文学とか本とかっていうものが好きな、読書とかが好きな方っていうのがやっぱりいいかなと思います。
あとはね温泉も当然入れますからやっぱりいいし、伊豆の良さはもちろん逃がさないようにしたいのでね、
温泉グルメというのは必ず欠かせない。
やっぱり全体的にちょっと落ち着いたしっとりとした旅になるので、大人のデートみたいな感じでもいいんじゃないかなと思っていて、
実はねこれねとある事情によってね一人旅はあまりお勧めしないんですね。
テーマ的にはめちゃくちゃ一人がいいんですけれども、
泊まるとある宿がね一人ではなかなか難しい宿がありまして、
ここのためにねちょっとね何人かで行った方が実はいいかなと。
二人とかでもいいと思うんですけどね。
そうね。我々はそこに泊まったんですよね。
そうなんですそうなんです。
でそこは確か一人では受けてないっていうふうにおっしゃってたので、
だから複数人で行ってもらえるとそこの宿には泊まりやすいのかなという感じですね。
あとはちょっとねだいぶ絞っちゃって恐縮なんですけど、
もしこのコースをままやっていただけるという場合は、
曜日とね月の中のいつ行くか注意をいただきたくて、
毎月の第1、第3の同日月でこの2泊3日を行っていただけるとありがたいですね。
非常にちょっと貴重な公開するタイミングの施設に行きたいと思っていますので、
この通りにやるなればそうなんだけれども、
必ずしもその1日だけ取り込もうとかであれば別にその限りではないので、
そこはうまく考えていただければいいかなと思います。
というわけで早速そのコースに入っていきたいと思うわけなんですけれども、
今回はですねそういうわけで多くの文学作品とかが登場するんですね。
なので観光地の紹介をもちろんするのと同時に、
その作品というものにも実際ちょっと触れてみたいと思うんですよ。
最初にこの伊豆というところがどういったところなのかを考える上で、
非常に大きな示唆を持っている文章がありますので、
これをちょっと朗読させていただきたいというふうに思います。
伊豆は市の国であると世の人は言う。
伊豆は日本歴史の宿図であるとある歴史家は言う。
伊豆は南国の模型であるとそこで私は付け加えて言う。
伊豆は海山のあらゆる風景の画像であるとまた言うこともできる。
伊豆半島全体が一つの大きい公園である。
一つの大きい遊歩場である。
つまり伊豆は半島の至るところに自然の恵みがあり、美しさの変化がある。
という言葉を残した人がいるんですけども、
これが川端康成さん。
この方は皆さんもご存知なんじゃないかと思うんですけども、
日本で初めてノーベル文学賞を取ったということで、
教科書に絶対載っている日本の歴史の中で最も有名な作家の一人と言っても良いと思いますが、
この人の言葉が今の伊豆序説っていうエッセイの冒頭部分を読ませていただいたんですね。
まずぜひ考えてみたいのが、
伊豆は市の国である。市というのはポエムですね。
市ね。
市の国であると世の人が言う。
そして日本歴史の宿図であると歴史家の人が言う。
南国の模型であると私、この川端さんが言っている。
で、海、山のあらゆる風景の画廊。
これ画廊というのはギャラリーですよね。絵のギャラリーだと言うこともできると言っているんですけれども、
これどういうことなんでしょうかね。
うーん。
まあだからそれだけの市とか歴史とか自然、あと南国っていうそういう要素がもうその半島にギュッて詰まってるっていうことですよね。
そうなんです。
それでね、さっき内田に伊豆のどこに行ったかって話を聞いたわけなんですけど、
これ何が言いたいかっていうと、つまり伊豆半島、伊豆の国なんですけれども、
地域地域によって全然見えてくる表情だったりとか、味わえる恵みだったりっていうのが違うんですね。
なのでこれもね、一括には全然できないというのがポイントなんですよ。
そこでちょっとね、今回は扱う地域がどの辺りなのかというのは先にね、Googleマップで見ておきたいと思うんですね。
改めて伊豆半島が出てきてね、非常に縦に長い巨大な半島なわけなんですけれども、
そういうわけで昔がこれ一つの国でした。
今の熱海市からが伊豆の国で、沼津はね、実はスルガの国なのでね、ほぼほぼ半島がそのまま伊豆の国になったという感じで、
ちなみに言うと沼津の中でもね、ヘダというところを伊豆が扱いましたけれども、これはね、伊豆の国に入ってるんですね。
沼津の中心市街地はスルガの国の一番東なんですね。
で、伊豆のこの半島の中で最も中心的な地位をね、古来占めているのが三島というところです。
三島、三つの島で三島なわけですけれども、これはあの東海道新幹線の駅にも当たっていますし、
つまり東海道の宿場町でもあって、伊豆半島を南へ下る上での起点なんですよね。
これ今も昔も全く条件は変わっていませんし、実際我々もこの間ね、伊豆半島を旅した時に三島で待ち合わせしましたよね。
そうだね。みんな三島に集まって、そこから我々は車で降りていったって感じでしょうね。
三島 伊豆の国の国府とか国分地というのはこの三島にありました。ので伊豆の首都がここにあったんですね。
で、一方でですね、そっから南の方へ下っていきますと、伊豆の国市、そして伊豆市というものがあります。
このね、伊豆の国市までのあたりは、実際行ってもらったらわかるんですけど、まだ平野が多くてね。
三島って畑とかもすごいお野菜作りも有名な場所なんですけれども、本当にのどかな田園地帯という風になっていて、
まだ平野の動きが強いんですね。
Googleマップで見ててもまだ白い地域ですよね。
三島 そうなんですそうなんです。なのでね、まだまだね、半島の分け入ってる感じじゃなくて、開けた感じだなと。
で、このあたりはね、今回実はちょっと飛ばすんですけれども、なぜ三島と伊豆の国を飛ばすかというと、これはここだけでね、やりたいんですね。
っていうぐらいね、ここが日本の歴史を大きく動かした場所として非常に有名で、のでこの辺はちょっとまた飛ばさせてもらう。
で、伊豆の国市を越えるとね、だんだんだんだん山が迫ってくるんですよね。
これもう見て通りなんですよ。
そうね。伊豆の国市、伊豆市越えてくともう、Googleマップでは緑になってくるっていう感じですね。
三島 そうなんです。このあたりからもう平野ではなくて全くの谷合い、山道になっていって、道はどんどん狭くなっていくんだけれども、
その代わり渓谷とかうっそーとした樹林とか道を追い始めて、陰が多くなる分ね、どこか寂しさとか切なさも感じるような。
ただその中にしっぽりと湯煙が立ち上っているというようなね、漁場というのがまさに本当に味わえるような景観になってくる。
この辺中江津と言うんですけれども、半島の中央部。
その中でやはりね、一番有名なのはね、伊豆市の市役所もある朱禅寺ですね。
これは聞いたことある方も多いんじゃないかと思いますね。
ここはまあやっぱ特に温泉で有名なところじゃないですかね。
そうですそうです。
かつこの朱禅寺まではね、三島から鉄道が通っているということで、車がなくてもね、ここまではね、行けるというのでね、非常に人気の温泉地でもありますよね。
でまあ大体ここまでがね、一段落になるんですけど、ここから先、伊豆市から先というのは、なかなかまた趣の変わってくるんですよね。
ここからは、東・南・西というふうに分かれます。
東伊豆・南伊豆・西伊豆と言うんですけれども、ざっくり。
東伊豆から話をすると、東伊豆はもう要は相模湾の方に面して、海の辺りをずっと走っている。
ここには伊豆急の鉄道が入っていますから、鉄道でも来れるところで、中心は伊豆市です。
まあ伊豆の東ってそのまま伊豆なわけですよね。
なるほどね。
ここも本当に昔からの温泉地であって、港町でもあって、特に金目台とかが有名だね。
辺りでもありますけれども、東京からのアクセスもよくて、よく東海道線も最後伊東終点というのが結構ありますから、結構移住者とかもなかなか注目をされているような場所でもありますよね。
南伊豆の方に行っていただくと、三島と対応なす伊豆半島の中心都市として名高いのが下田です。
これもやっぱり歴史上の観点から言っても、ご存じの方も多いんじゃないかと思うんですよね。
下田は昔から幕府の武僚署とかが置かれていたところで、幕末にペリーとかと条約を結んで、初めに開港したところの一つがこの下田ですよね。
幕府はあんまり神奈川とか東京に迫ってこられたくないから、下田っていうなかなか行くのも大変だった。
しかし港としては栄えていたところをうまくアメリカにいざなったという感じなんですけれども、そのおかげもあってなんですが、
下田というのはどこか伊豆半島の中でも秘封が開けたような異国情緒もちょっと立ち込めているようなところ。
でもある一方で南伊豆の川端康成のような南国情緒がありますから、美しい白い砂浜があっていて、ビーチとかで泳ぐ分には、やっぱりこの下田っていうのはめちゃくちゃいいところだと思うんですよね。
そして最後は西伊豆なわけですが、西伊豆は他の地域で条件が大きく違うのは、鉄道で行けないことなんですね。
そうか。
ここに鉄道路線は走っていません。つまりどうやってもバスか車で行くしかないんですよ。
なので言葉を選ばずに言ってしまうと、やっぱり一番まだひなびているというか、あんまり都会的ではない、都市とかしてもあんまり大きく物がないっていう感じなんです。
しかしここはここで実はすごくいいね、趣深い街があって、逆にここにそういった物語が生まれてきたりとかっていうようなところもあるわけで、
あと西日の美しさとかね、温泉としての非常に潜質が良いということでもなかなか有名なので、
まさにこの音旅のように旅のリピーターとかの方はね、今度は西伊豆行ってみようなんていうことをこれを聞いて思っていただけるとなおさらいいんじゃないかと、そんなふうにも思っています。
ここまで結構時間を使って説明しましたけれども、なぜここまで行ったかというと、今回のこの2泊3日のコースについては、三島伊豆の国はそういうわけで飛ばさせてもらいますが、
主前地域から4つの地域、中伊豆、東伊豆、南伊豆、西伊豆にそれぞれ訪れてみようと。
ここをね、四角形をつなぐようなイメージで2泊3日をね、ドライブしてみたいと思うんですね。
それぞれのこの地域に生まれた別の文学とか作品があるので、なぜその地域にはそういう作品が生まれたのかってことも合わせて考えてみたいと。
そんなコースになっているということなんですね。
なるほど。じゃあ割と長距離ドライブ旅みたいな感じになるかな。
そうです。はい。なのでね、車の運転に慣れている方、道はそんなに狭かったりとかしないんですけど、距離としては結構長いものをドライブしますから、そこはね、車の運転ができる方が何人かいるといいんじゃないかと思います。
ということで、コースを始めていったわけなんですけれども、今回の出発点はやはりね、伊豆半島の出発の定石であります三島に置きたいというふうに思います。
三島駅にね、今回は朝10時頃に着いているというコースでお願いできればと思っています。
今回は主に関東の方が中心になるかなと思うので、新幹線で行っていただければ東京から三島は1時間かからないかかかるかぐらいかなっていう感じですかね。
なので、常識的な土日とかであれば全然行けるんじゃないかなというふうに思います。
三島駅の近くで車を借りていただきます。車を手にしたら、初めにですね、ちょっと予習として伊豆半島の中に入らないで三島のあたりでちょっと行っておきたいところがあるんですね。
それがですね、三島駅から車で20分ほどのところにある長泉町井上文学館です。
はい。
井上康の専門の博物館みたいな感じですかね。
はい、おっしゃるとおりです。井上康さんという方については、内田はどうでしょうか。
いやー、名前は聞いたことありますよ。
名前聞いたことある。
いやそうだ、僕はね、文学もマジでわからんのよね。
高校の時、国語は得意だったんですよ。
はいはいはい。
めちゃめちゃ得意だったんだけど。
文学史の問題だけ全部落とすっていう。
ああ、なるほどね。
そういう学生でした、僕は。
まああれは歴史ですからね、ある意味もね。
そうそう。どっかが得意だったんだけど。
だからそう、わかんないのよね。
ただ作品を読むことじゃない、小説を読んだりするのはどうですか。
読まないのよね。
ああ、そうですね。
井上康さん、あんまりイメージがないかもということなんですけれども、
この方はね、主に昭和から平成にかけて活躍して、非常に長い期間活躍した方なんですけれども、
生まれは北海道なんですが、育ったのは伊豆なんですね。
この人の話は今日1日目のメインテーマになるんですけれども、
まず文学科の概要を話しておくと、この井上康さんの個人文学科になるわけで、
学生時代は最初沼津で過ごしたりしてるんですね。
だから本当にこの伊豆半島近縁のところでね、青春時代を送って、
その後金沢に行って、京大に入って、京大から新聞の記者になって、
新聞の記者になっている間に小説を書き始めて、
1950年、芥川賞を取って、そこからだいたい文壇デビューをしていくと。
そういったキャリアの方なんですよ。
なので伊豆はある意味、ふるさと的なところなんですね。
この方は、伊豆の風土というものを本当に非常に愛した方で、
これからお話しする事情によって、ある特別な思い出があって、
そのことに紐づいて、この伊豆半島というものを見ていた方なんですけれども、
同時に沼津とかの中古時代沼津で過ごしているので、すごい思い入れがあって、
大御所になった後はずっと東京にいるんですけれども、
たびたび伊豆には帰ってきて、伊豆とのつながりを習性持ち続けた方なんです。
この文学館は、沼津の学生時代の後輩が、駿河銀行さんって今もありますけれども、
静岡の大手の知人ですが、そこの遠取だったと。
そのご縁で、自分の先輩である井上敏の文学館を作ることで、地域の振興に役立てたいというふうなことで、
長泉町っていうのは井上敏の出身地ではないんですけれども、
三島からも行きやすいということで作ったというのが、この個人文学館で、
非常に珍しい例なんですけど、井上敏さんがまだ存命中にこの文学館をできているという、
そういったものだったりします。
本当だ。
作家存命中に設立された個人文学館は珍しく話題になりました。
開館後、井上は何度も訪れ、読者との交流を重ねました。
そうなんですよ。
確かにこれはなかなかない光景な気がするね。
そうですね。どうしても亡くなってから検証するみたいなのがよくある話ですけれどもね。
これ個人的に話になると恐縮なんですけれども、僕すごい本読むのとかすごい好きなんですけど、
日本の小説家の中で最も好きな人は誰かって言われたときに、一人を選ぶの難しいんだけど、
何人かこのトップクラスに好きな人がいるんですけど、その中の一人なんですよ。
3人挙げられたら絶対入るぐらい、僕この井上敏さんの本というのが好きで、
なのでちょっと思い入れが強いんですけれども、
井上敏さんの作品、話を始めるとちょっとあれなんですけれども、
いくつかのジャンルに分かれるんですよね。
芥川賞とか取ったものっていうのは結構心境小説、
人間の心理の内面を描けるようななかなかハードな小説だったりするんですけれども、
その一方でこの人はもともと詩人でもあるんですね。
言葉の美しさもすごくて、そして自然の美しさとかを歌ったりするのも得意な人で、
あとは歴史小説ですね。
僕も井上敏さんの小説最初に読んだのは2007年の大河ドラマ、宇治の西洋さんがやった風鈴火山というね、
山本完祐を主人公にして川中島の戦いを描いたというイズに話しましたけど、
あれの原作者なんですよ。
なので小学校の時にその原作を読んでみたくて、初めて手に取ったっていう感じだったんですけど、
そういった歴史小説をすごい書いてる方。
それは日本の歴史もそうなんですが、
もう一つこの人の画期的な非常に大きな功績としては、
西域、これつまりシルクロードとかなんです。
中国の西とかからいわゆるオリエントのあたりの伝ったシルクロードの文化と文明というものを、
世の中の人に大きく広めた開拓者でもあったんですね。
この人はめちゃくちゃ旅行が好きで、生涯何十回って中国に行ってるんですよ。
それで中国のまだ全然観光地下もされていなかった仏教遺跡とかを訪ねて、
どうしてこういった、要はもう何も文明は滅亡してしまって、遺跡だけが残っている。
なぜこの遺跡があって誰がこういうことを残したんだろうかっていうことから想像を立てて、
小説にしていったことで、それでもめちゃくちゃ大ブームになって、
みんな西域っていう言葉を知ったり、
そんな文明に興味を持った井上康さんの小説になったっていう人も多いんじゃないかと思うんですね。
そしてもう一つこの井上康さんを語る上で絶対欠かせないジャンルが自伝小説なんですね。
僕実は歴史小説から入ったんですけど、今は少なくともこの僕は井上康さんの自伝小説があまりにも好きで、
その小説化として僕はすごく興味をそそられてるんですけど、
ご自身の思い出とか、ご自身が見てきた周りの人たちの描写とか記録っていうのが、
すごくね、なんというか、これは本当に難しいんだけど、
人間の人生の生き方っていうものの不思議さと、
縁というものの素晴らしさと、本当にポジティブにもある意味ちょっと冷えた気持ちにもなるね、
こんな文学作は僕なかなか他にないと思うんですよね。
ってぐらいご自身の人生を通して、
人間の真理っていうもの、あとは人間の美しさというものを描き出していった人なんですよ。
その舞台がやはり伊豆なんですよね。
書道書とかにもよくなりますよね、小学校のね。
うん。
城番馬という小説をね、聞いたことないですかね。
えー、俺読んでないかもしれないな、これ。
うん。
いや、ちょっと僕はもう何もわかんないですよ。
うん。
笑
これはあの井上家のまさに辞伝小説のまあ傑作として有名なものなんですけれども。
井上家はね、今でいう小学生の時に、伊豆半島のある湯ヶ島。
これ後から行くんですけれども、のところにあった土蔵の中で生活をしてた人なんですよ。
ああ、井上も育った家。
そう、彼にとっての家なんです。
へえ。
うん。
なんでこんなことが起こったのかということなんですけれども。
はい。
これは井上氏の宿命的なものなんですが、
家というものにね、非常に複雑な問題があったんですね。
へえ。
ちょっと画像検索で城番馬家計図って打ってもらっていいですか。
はい。
これはですね、この家計図、この作品に作られるくらい複雑な家の構造なんですが、これ実はなんですね。
はい。
城番馬は井上氏の小学生の時代の自伝小説なので、自動文学の課題としてもよく出ます。
僕もこれ小学校の確かで、読書感想の作品だったんですよね。
へえ。
主人公は光作君という小学生なんですけれども、
はい。
これなぜかというと、お父さんが陸軍の軍医をしていて、いろんなところに赴任しなきゃいけない転勤族だったんですよ。
当初はお父さんと一緒に暮らしていたんだけれども、ある時妹が生まれると、自分の家になった時に、
転勤もいろいろしなくちゃいけないし、妹の面倒見るの大変だからっていうんで、お母さんが自分の実家に一瞬だけ息子を預けておいたんですね。
はあ。
ご両親どっちも伊豆の出身なんですけれども、実家に預けておいたんですよ。
じゃあ、おばあちゃんのところに行ってねって。
おばあちゃんのところに行ってねって。あるじゃないですか、こういうことって。
あるよね。
しかしながら、井上康二は、光作はここから少しの間だけのはずだったんだけど、ずっとここで小学生時代を送ることになってしまったんですね。
ああ、引き取りに来なかったんですか。
そうなんですよ。って言ったら、それはお母さんが一人来なかったというよりも、逆にね、この井上康二を話そうとしなかった人がいたんです。
おばあちゃん。
おばあちゃんはおばあちゃんなんだけど、血の繋がっていないおばあちゃんと、小学校の時代ずっと暮らしたっていうんですよ。
ほお。
ちょっと書き図見てください。
はい。
井上康二はつまりこの光作という主人公のところにありますよね。
はいはい。
これ本名八重さんなんですけど、七重と小説になってます。この方がお母さんです。
七重さんは文太と種っていう人の間に生まれた長女なんですよね。
しかしながら、その上に養子関係のこの線でおぬいっていう人がいますよね。
ああ、なるほど。
つまりこの七重さん井上康二のお母さんは、種というおばあちゃんの実の娘なんだけれども、おぬいっていう別の女性の養女に入ってるんですよ。
はあ。
っていう複雑な感じなんです。
その血の繋がらないおばあちゃんっていうのはこのおぬいさんのことなんですね。
へえ。
うん。じゃあこのおぬいさんって何者だったのかというと、井上康二さん光作さんから見て貧乙女ちゃんにあたる小説の中で辰之助っていう人がいるんですけれども、
この人の、まあ言葉を選ばずに言ってしまうと昔なのでね、おめかけさんだったんですよ。
うんうん。
愛人ですね。がこのおぬいさんなんです。
はあ。
つまり辰之助さんにはちゃんと奥さんがいるんですけれども、その間に生まれてるのが井上康二の本当のおじいちゃんとかおばあちゃんにあるわけですが、
自分のおめかけさんがもう一人いておぬいさんなんですけども、この人のところに井上康二のお母さんは養女に入ってるんですよ。
うわあ、なんか嫌だねそれ。
そう。なんで嫌だと思いますか?
ええ、だって名前から見たら自分のおじいちゃんのおめかけさんのところに入るわけですよ。
そうですそうです。
嫌じゃない?
そうですそうです。いろいろおっしゃるところなんですよ。
ねえ、本当のおばあちゃんがいるのにっていう話だよね。
そうなんですよ。
うん。
ましてこう、本祭と、まあね、昔で言うよ?昔で言う本祭とおめかけさんなんて、当然仲が悪いわけですよね。
はいはい。
要はライバルですからね。
うん。
おかしいじゃないですか、こんなの絶対。
そうねえ。
うん。
で、そこに工作が入って済むことになる。
そうなんですよ。このおぬい婆さんっていう人と工作、この二人のことを描いたのがこの城番場なんですよ。
はあ。
ゆが島には工作君井上さんの本当のおじいちゃんおばあちゃんが本家に住んでるんですね。
うん。
で、その近くに土蔵があったんですよ。
うんうん。
その土蔵にはおぬい婆さんが住んでたんです。
はあ。
しかも二人なのそれ。
二人なんです。
うわあ。
はい。
うわあ、なんかやだなそれ。
そうなんですよ。
はあ。
ドロドロですよね。
ああ。
で、当然のことながらこの本家とおぬい婆さん仲が悪いんですよ。
はいはい。
おぬい婆さんっていうのもね、まあとんでもない気性の荒い人で、超いろんな人の悪口を言っちゃったりする。
うんうんうん。
で、だからますますギツギツする。
はい。
うわあ、なんかすごいなあ。
うん。
でもこの関係性は事実なんだよね。
事実はなんですよ。
はい。
すごい家だなあ。
そうなんですよ。
はあ。
だからこの孫祖父の辰之助って人がどういうことなんだって話も多いんだけれども。
まあ時代もあんのかなあ。
まあそうですよね。
わかんないけどね。
だけど、おぬい婆さんの手元に引き取られて育てられてるってことで、複雑な状態なんですよね。
うんうん。
だけど、こういうドロドロの大人の中を育った工作は、いろんな人からだからいろんな人の悪口を聞かされて育ったりもするんですけれども、おぬい婆さんとの間にはやっぱり深い関係性っていうのが持ってくるんですよね。
はいはい。
血が繋がってないんだけど、本当の育ての親なんですよね。
まあそうだよね。
うん。
そのおぬい婆さんと暮らした何年間との話っていうのが、この城番場。
うん。
で、それの舞台になったあの土蔵っていうのをイメージしてるんですよね。
はあ、なるほど。
うん。で、まあね、とりあえずこの城番場ということがね、小説があるということをまずちょっと押さえておいていただきたくて、これが猪谷市の人生を決定づけた数年間だったんですね。
ちょっと今日はね、この城番場の話を一日かけてね、やっていきたいというふうに思いますので、まずはこの予習として、その城番場をイメージした長泉町猪谷市文学館で、展示内容もすごくね、
猪谷市さんの本当の遺心だったりとか、実際の原稿だったりってのがありますから、文学のファンにとってはすごいたまらないね、素晴らしい博物館になっています。
で、徐々に今日はね、伊豆半島南の方へ下っていくんですね。猪谷市が生まれた湯ヶ島というところを目指します。
はいはい。
はい。でね、その途中にあたるのが朱禅寺なんですね。
おお、なるほど。
はい。そこでちょっと立ち寄りたい店があるので、行ってみたいと思います。
長泉町猪谷市文学館から車で40分ほど南へ行っていただくところにあるのが、松屋商店さんです。
はいはい。ここは僕ら行ったところですね。
はい。まずじゃあちょっと概要を簡単に話しておくとですね、
これはいわゆるその朱禅寺温泉という非常に有名な温泉地の中にある酒屋さんなんですよね。
うん。
酒屋さんなんですけれども、店舗の中が大きく二つに仕切られていて、
一つはお酒とかを売っているいわゆる酒屋さんなんですけれども、もう一つはEat inのレストランがあるんですね。
はいはい。
そしてその酒屋さんコーナーの中にも、めちゃくちゃこうおいしそうなお惣菜がたくさん並んでいて、
まさかのビュッフェがね、酒屋さんの中であるというね、不思議な作りの、ただすごくいいデザインで温かいね、地元の人に愛されているお店なわけなんですけれども、
はい。
ここでお披露いただきたいと思うんですね。
なるほど。
はい。
ああいいなあ。
どうでしたか?ここの印象は。
いやもうね、これ入った途端すごいいい匂いするんですよね。
はいはいはい。
もうほんと惣菜がビュッフェ形式でもう置いてあるんで、それの匂いがね、店内に充満してて、もうすげえいい匂いがするんだよ。
うんうん。
僕らはこれ食べてないんですよね。
そうなんですよね。
そう、お酒を買いに行ったので食べてないんですけど、これ食べたかったね。
そうなんだよね。
めちゃめちゃうまそうだったんだよね。
うん。
で、ここで店員の方とお話してって言ってたのは、まあ割とその主前次っていうこともあって、観光客の方が結構いて、外国の方も割といるというので、割とね、エスニック系とか洋食系の料理もたくさんあって、だからもうほんと種類豊富で、もうなんかどれ食べてもおいしそうだなって感じのお店ですよね。
そうなんです。僕もまあおっしゃる通り一緒に行った時は食べれてないんですけれども、やっぱりあまりにも魅力的なお店でね、酒屋さんというだけじゃなくてイートインの方もね、気になりすぎて、2週間前かな、行ってきてしまったんですね。
マジか。
はい、食べに行っちゃいました。
いいなあ。
めちゃくちゃよかったですよ、やっぱ。もう大当たりですよ。
絶対うまいもんなあ、あれ。
ここね、お昼を食べられるわけなんですけれども、具体的にはワンプレートビュッフェというものをやっていまして、大皿以降あるわけですが、それを渡されてその中に並んでいたお惣菜というものを自由にビュッフェ形式で取っていく。
それとご飯がいっぱい、これも雑穀米とかだったんですけれども、と汁物、これはついてくるんですが、要はワンプレートの中は自分で選べるよっていうのが面白いところなんですよ。
なので誰一人として同じものは多分ないと思うんです。
実際じゃあどういうワンプレートの候補があるのかっていうのがね、今言ってくれた通りなんですけれども、例えば僕が言ったときのいくつかやるとですね、野菜たっぷりラザニア、ヤムーンセン、
あとはスパイスカレー、地坂のなめろう揚げ、あとは野菜のグリル、春野菜の天ぷらといったようにね、主にやっぱりお野菜というものを非常によく使っていらっしゃって、しかも地のお野菜が多いんですよね。
そういったものをまあいろんな調理法、いろんな味付けでビュッフェ形式にやっている一方で、結構ボリュームメニューとしてもちろんお肉系も魚系もあって、特にさっきの地坂のなめろう揚げっていうのは、これ伊藤の方でよく食べられるんですけど、ちんちん揚げっていうね、じーって揚げ物が言うかららしいんですけれども、ちょっとコロッケ風じゃないんだけれども、なめろう揚げだっていう面白いものがあったりするんですが、こういった郷土料理にも触れられて、それを自由に盛り付けできるっていうものなんですよ。
いいなあ。
これが美味しかったですね、やっぱね。
いいなあ。
いやもうほんとバラエティ豊かだからね、もうほんと選ぶのも楽しいし、食べるのも楽しいっていう感じなんだろうな。
そうなんですよ、そうなんです。
野菜の旨味と甘みがしっかりどれもやっぱり出ていてて、春に行ったからなおさらこう春野菜が一番ピークだったのかもしれないんだけど、いい時にいい店を見つけたなと思いましたね。
天ぷらとかいいなあ。
めちゃくちゃ美味しかったです。
ねえ。
伊豆の山菜の天ぷらでした。
いいなあ。
あと伊豆は椎茸も有名なのでね、椎茸のグリルみたいなのもあって、それも美味しかったですね。
いいなあ。
そしてね、何と言っても忘れてはいけないのが、レストランみたいに言ってますけれども、ここ本来はどういうお店なんですかってことなんですね。
まあ酒屋さんですよね。
飲めます。
はいはいはい。
もちろん飲めます。
なんとね、格打ちとして利用してもOKですという風になっておりまして、もちろん店内で販売しているお酒をオーダーいただければ、このワンプレートをある意味おつまみのワンプレートにね、自分でセルフで変えていただいて、格打ちを楽しみながらお昼ご飯いただけるっていうめちゃくちゃ良いお店なんですよ、これ。
こうなったら不思議な画像がありますね。
マスの中にシャンパングラスみたいなのが入って、そこにシャンパンが入ってるんですね。
グラスがマスに入ってるの面白いな。
ここの酒屋さん、結構種類豊富にお酒取り揃えてますからね。
伊豆というのはね、この間の第2回のコースでもありましたけれども、沼津とか伊豆とかのあたりってクラフトビールめちゃくちゃありますから、冷蔵庫の中にクラフトビールがぎっしり入ってね、我々も買わせてもらいましたよね。
あるし、伊豆はね、酒蔵はそんなに多くはないんだけれども、静岡県って見るとすごい酒が地酒ありますから、その日本酒をいただくこともできるし、逆に中伊豆にはワイナリーがあったりするので、そのワインもいただくことができますね。
本当にいろいろあったよね。ウイスキーとかも確かあったし。
そこら辺のやつをいろいろ飲めるってことですね。
ですから、料理も和洋されぞれでありますけれども、お酒をそれぞれに合わせてオーダーもできると。
もちろん酒のプロがいらっしゃるわけですから、オーツとか聞きながらね、できるってことですね。
本当に好みに合わせて楽しめるって感じだよね。
そうですそうです。
そしてお店がすごくオシャレでね。
あったかい雰囲気ですよね。
あったかい雰囲気。
僕が一人で行ったときも、そのときは土曜日か何かに行ったから、結構観光客の方が多かったんですけど。
若い大学生のカップルみたいな、伊豆とかっていいじゃないですか。
とか来たときに、そのときちょうどね、ピューフェを新しい種類出してきたおばあちゃんがいたんですけども。
それがちんちん揚げについて、これは自分の子供のときからよく食べてたみたいな話だったりとか、この山菜はどうやって採ったみたいなね。
あのおばあちゃんの知恵みたいなのをね、話してくれていて。
それをすごい大学生の子たちがすごい喜んで、やっぱり地元の人とのこの触れ合いの喜びというのをね、感じてはしちゃったんじゃないかなというふうに思った。
一方で、僕が入ったときには、うちの人たちいなかったんですけど、多分オーナーさんなのか先代なのかわかんないですが、
おじいちゃんがね、入り口のところでバッと思ってね、何故か待ってきてくださって、入ってきた途端にね、いろいろ話しかけてくださって。
で、なんか車の中心もっといいとこあるんだとか、なんか扇動してくださったり。
なんか面白い方でね、駐車場で、あのすごい春のいい大きいだったのでね、最後はなんか運動兼ねて素振りとかをされてたんですけれども。
そういう気ままで何もかすらないフランクなおじいちゃんが一人いて、そういった方と海外のね、欧米系の外国の方が、言葉は通じないんだけどすごい交流をしてるのがね、ほほえましい感じでね。
やっぱり海外の方はカレーとかがあって、すごい安心することもあるみたいで。
そういう本当に国際食も豊かなんだけどね、本当に温かい光景で、観光客のおもてなしじゃなくて地元の人たちのお惣菜とかもありますから。
本当にこの中の空間の温かさっていうのは特筆すべてものがありましたね。
なんか店員さんもすごい話しかけてくださってね。
そうそうそうそう。
僕らもお酒買っただけなんだけど、なんかチョコもらったりとかね。
そうそう、チョコレートね、プレゼントいただいたんですよね。
本当に温かくて、もう初めてでも居心地がいいっていう、なんかすごくいい空間ですよね。
ぜひね、ここビュッフェも行っていただきたいと思います。
そしてですね、手前寺は本来であれば泊まってもいいぐらいのところなんですけれども、ちょっと今回はそういうわけでマイナーなところで結構行くので、あえて飛ばします。
が、一つだけ絶対飛ばさないところがあるんですね。
それがですね、松屋商店さんから車で8分ほど、伊豆急箱根鉄道ですね、の手前寺駅のもう目の前なんですけれども、長倉書店さんに行きたいと思います。
書店ですね。
やはり今回の旅のテーマは本ということで、本屋さんに行きたいんですね。
この長倉書店さんというのはもう手前寺、伊豆というもので地域にしっかり根差した個人的な書店さんなんですが、すごく老舗なんですね。
そしてね、やっぱり僕もこれ以前大学生の時かなんかに初めて寄らせてもらったんですけど、伊豆のね郷土市の本とかの充実ぶりが尋常じゃないんですよ。
そもそもこれ1928年と言いますから、まもなく100年になるというね、超新生書店なんですけれども、このね、僧侶者の方がそもそも本屋さんやる前にはね郷土史家だったそうなんですよ。
だから歴史とかの学術の分野にいた人だったそうなので、すごいそういった地域の歴史というものをしっかり掘り下げて発信することの大切さだったりっていうのを、ポリシーとしてもう代々受け継いでいる方々なんですね。
ですからこの書店さんが特筆されるのは、もちろんいろんな本を売ってるというだけでもすごいんですけれども、自分たちで出版業務を行っていて、伊豆の埋もれてしまうような小さな小さな歴史だったり民間伝承とかを拾い集めて、それをまとめてアーカイブしておくっていうような本というものを自分たちで作って、
赤字になってしまうかもしれないにもかかわらず、ちゃんとそれを出版しておくっていうことに大きな意味を生み出している人たちなんですね。だからこの書店に行かないと手に入らない本も結構あるんですよ。こういうところに面白いエピソードが生まれたりするんですよ。しかもね。
すごいね。めちゃめちゃ密着型というか。 めちゃめちゃ密着型です。
それで言ってすごく活動的というか活発にやられてるんですね。 そうなんですよ。そういうのも100年間、だから3代目4代目かもしれないんですけどにわたって活動されている。
すごい。 特に朱禅寺物語っていうね、明治時代の有名な作家岡本喜堂、これ僕大好きな人なんですけど、怪談とかがすごいプロだった。怖い話を書く人なんですけど、この人がね朱禅寺物語っていう偽曲かなあれはない?を書いてて、それがもう忘れ去られた存在だったのを復刻した。
それによってこの朱禅寺物語っていうのはどういうものかっていうのはね、注目を集めたっていうようなこともあったりして、そういった文化事業としてもすごい大きな役割を担ってるね。
方々なんですね。しかしやっぱり100年続くというのはね、ただ古いものを復刻するいいというだけじゃなくて、現代のニーズに合わせてやっぱり活動されているわけですよ。それがですね、これなんですよ。
はい。 あの普通の書店の販売のスペースの隣に別の部屋があって、なんとねギャラリーがあるんですよ。
ここ何をテーマにしてるかっていうと、旅と本っていうテーマで、店主自らが選書した旅と本にまつわるものを集めた木のね、ウッドデッキのギャラリーみたいなのがあるんですよね。
ちょっと書斎っぽいよね。 ああまさにまさに。
へえ、なんか旅と本ってなんか我々のコーナーみたいな感じですけど。 そうなんですよ。だから僕めちゃくちゃここ刺さるんですよね。
なあそうだろうね。 これ必ずしもイズだけじゃなくて、旅と本っていうテーマでいろんな作家が書いた気候文だったりとか写真集だったりとかっていうのをいろんな形で展示されている。
だからもう一個一個見ていくだけでも当然面白いんですよ。しかしこれ本当に僕大きな舌を受けたんですけど、もっと面白いのがこの旅と本の、ただ置いてるだけでも十分面白いんですけれども、
その中にね、僕が行った時には55人の知人っていうコーナーがあって、これ何かっていうと、ちょっとこれねとある日経さんの記事からそのまま読ませてもらうんですけれども、
コロナ禍でお客が来なくなった時の打開策として旅と本に変えたんだと。さらに55人の知人コーナーは手作りの推薦文がまかれた文庫本が55冊。
長倉さん、これ店主さんですね、SNSを使って知り合いに人生観が変わった本の選書と推薦文を依頼した。これどういう人がやってるかっていうと、作家さんとかじゃないんですよ。
長倉さんの知人なので三島市の広告代理店の副社長が推薦するモンサルトに関する本が一番売れてるって書いてありますけれども、
要は一般の人だけど三島というか伊豆という地域で活躍されている方々が、一般人の推薦なんだけど面白い推薦方がされてるっていうもので、何かと似てるなって思いませんか。
何か?
今日は旅の話ですよ。
確かにね。それぞれの視点からおすすめを紹介するっていうね。
そう。
確かにね。
そうなんですよ。本棚とポッドキャストって違いこそあれ、やっぱりいろんな人のおすすめ、いろんな感性が集っているから面白いわけですから、本でも旅でもやっぱり面白いんですよね。
それはそうだろうね。
これ多分ジャンルも全然違うわけだよね。
そうですそうです。
必ずしも旅じゃないんですよここはね。人生観が変わった本。
それぞれのいろんな立場の人の人生が変わった本だから、やっぱちょっと面白そうだよね。
そうなんですよ。自分だったら何を選ぶかって考えるのも面白いでしょうし。
っていうねすごく面白いね。本当に地域の文化のハブになっているような素晴らしい書店さんなんですね。
ですから今回はやはり本の旅でもありますから、ここ行っていただいて、実際にいずれの知らなかった文学というのを買っていただいてもいいでしょうし、それを温泉宿に持って帰って読むなんてもいいでしょうし、
一方でこういった旅と本だったり、こういったギャラリースペースでこの展示とか発想の面白さに触れてもらうっていうのもね、どっちもいいんじゃないかと思うんですね。
なのでやっぱり今回の旅のテーマならばここは欠かせないなという。必ず行っておきたい場所ですね。
ただ一つ要注意点があって、これがですね、朱禅寺と三島に1店舗ずつあるんですけれども、朱禅寺の方の本店に今回行くんですが、土日しか開いてないんですよ。
ですからそこだけは要注意です。土日しか開いてませんので、これだけくれぐれも注意してください。
これは毎週土日やってる? はい、基本はそうです。詳しくはSNSで。
ここは第1、第3ではないということね。 ないということです。
そしてね、ここでやっぱり本のムードにまた切り替えていただいて、同時にお酒も飲んでるんでしょうからね、厚松屋さんでね。
ドライブだっつってね。
切り替えていただいて、ここからはですね、井上康史さんの話にまた入っていきたいと思います。今日1日は井上康史さんの特集です。
そういうわけで、井上康史さんの生まれ故郷である湯ヶ島に近づいていきたいんですね。
湯ヶ島は今の伊豆市ですので、朱禅寺と同じ行政区分です。
長倉書店さん、これつまり朱禅寺駅なんですけれども、車でまた20分ほど南へ行っていただいたところにあるのが神の家というところです。
これは上の家と書いて神の家なんですね。
見た目はお家ですね。
はい。
白バンバにも登場する、主人公耕作少年、すなわち井上康史の本家にあたる家。
はい。
耕作の両親が住んでる家。
そうそうそう、両親はね、その時転勤で、別のところにいるんですけど、
おじいちゃんおばあちゃん、血の繋がっている方のおじいちゃんおばあちゃんがいた家が、幻想してるんですね。
へえ。
ほぼ当時のまま残されていますね。
そうなんです。
ただの民家と言えば民家ですから、もともとはね。立派な家ではあるんですけれども。
なんですが、やっぱり白バンバを読んだ人にとってここはね、もう忘れがたい家なんですよ。
残念ながらその土蔵自体は取り壊されてしまってるんですけれども、耕作少年はこの本家の方にもよく行くんですね。
なぜ行くかっていうと、ここにはね、ひそかの思い人がいたんですね。
それがね、おばなんですよ。
はいはい。
若いね、お姉ちゃんみたいなおばさん、お母さんの妹がね、だいぶ年の離れた妹がいて、
この人がね、この本家にいるってことで、恋ではないかもしれないんだけど、お姉さんのように慕っているっていうね、
ちょっとその小学生の時の甘酸っぱいような感じの大人の、当時の大学生ぐらいのお姉ちゃんなんですけれども、
っていうね、存在がね、出てきて、これがね、またしろばまの大きな重要な登場人物なんですね。
僕の夏休みみたいな感じね。
もうそういうことです、そういうことです。
で、まずこの家の話をしておくと、そういうわけで上野家っていうことで、猪谷さんの猪谷家の本家にあたる家でした。
で、ここには、そういうわけで猪谷さんの家は文家に結局なるので、
そうなんですよ、文家を建てたんですよね。これも一応複雑な事情があるんですけれども、
おぬいばあさんとやすしの本当のお母さんは文家扱いにされたんです、そこで。
おぬいばあさんは養子に入ったから。
だから猪谷さんのお母さんの下の兄弟たちが本家を継いだんですよね。
なのでその本家なんですよ。
なるほどね。
猪谷さんが大人になってからもその本家が続いていますので、
つい最近まではここは本当に猪谷家の方が住んでいらっしゃった場所です。
で、実は猪谷さんは平成に入ってから亡くなられてるんですけれども、
まだお子さんたちはまだ健在なんですね。
ですから猪谷さんの命日だったりこの伊豆の法事の時には、
今でも東京とか各地からやすしさんの息子さん娘さんたちが集まってきて、
猪谷家の工場をするそうなんですね。
で、ここの家に寄ることもあるそうなんですけれども、
ただ猪谷家の所有を本家の方が問われる事情で話した時に、
やっぱりこれはただの家じゃないと。
シロバンバっていうもう本当に普及の名作の舞台になった家だからっていうんで、
伊豆市がちゃんとこれは管理しようと。
公開しようということで、
クラファンを実施して、
シロバンバの文学世界を伝えるためにってことで修復をして、
公開をした。
そのためにこの神谷は見られるようになったんですね。
なので僕シロバンバっていうのは、
猪谷さんが本当に好きなので、
湯ヶ島にはもう何度も行ってるんですけれども、
最初に行ったのが大学1年生の時だったんですが、
あの時はまだこれ見れなかったんです。
まだ猪谷さんが住んでいらっしゃったんですよね。
なので割と最近これも僕初めて見るようになったんですよ。
中に行くと、猪谷さんの本当にまだ文学の業績ももちろん紹介されてるんですが、
さっきの長泉町の資料館と比べるとやっぱりここはシロバンバに特化してます。
実際にその猪谷さんの子供の時の写真とか、
小説の中のおぬい婆さん、これ本名は岡野さんなんですけれども、
の写真が見てきて、
この人なんだっていうのがやっぱりよくわかる。
そして密かな憧れを持っていたおばさんの写真も出てきて、
文学世界で本当に実話なんで、
それがありなりのとこで見て取れると、より深さが増すんですよ、理解が。
なんか不思議な感覚になりそうだね。
不思議な感覚なんですよ、これすごく。
小説って普通フィクションなんだけど、でもそれがやっぱ自伝小説だから、
実際にあったんだっていうのがそこで見れるわけだね。
おっしゃる通りです。
なんかゾワッとしそうだね。
ゾワッとする、なんか本当に不思議な気持ちになります。
そしてさらに不思議な気持ち、いい意味でね、になるのが、
ここ入るとですね、地元の湯ヶ島のおじいちゃんおばあちゃんのボランティアガイドさんが、
ついてくださって、実際に使われている家の話だったり、
いろいろ説明をしてくれるんです、しろばんばん話を含めてね。
ただここですごいのが、この方々はやっぱり地域の生き地引きなわけであって、
この方々は、僕が知りようのない井上さんその人の姿も知ってる人たちなんですよ。
あーそうか。
生前の優しさのことを知ってるんです、この人たちは。
僕が生まれる数年前に優しさなくなってるんで、僕らが生まれる前にね。
なんですけど、当時のその伊豆で寄生されていたときのこととかを知ってるんですね、この人たちと。
へー。
うわー、もうすごいどんどんどんどん生身というか、
現実感が迫ってくる感じがある。
そうなんですそうなんです。
特別その深いあれじゃなかった方もいると思うんですけど、もちろんもう地域の英雄とかもう名刺。
死後で分かったんですけど、実はノーベル文学賞にノミネートされてたってことは分かったくらいの、
もう世界的な作家だったので、もう湯ヶ島の本当に英雄なわけなんですけど、
が帰省されたときとかにやっぱり話したこともあるとか、そういったことを話してくださったり、
しろばんばんには井上さんの幼馴染、これも実際の人物なんですねみんなね。
それは湯ヶ島の酒屋さんであり本屋さんであり雑貨屋さんでありっていうのも、
その人たちはむしろ地域のおじちゃんおばちゃんとして、
安志さんが東京へ去ってしまった後もずっと湯ヶ島で商売をしていた近所の人だったそうなんですよ。
だからその人がしろばんばんの小説の中に現れるのがすごくやっぱり不思議な感覚だった。
そんなことも言ってる。
その幼馴染の人たちは当然、もう今は亡くなってますけど、
俺はこんなこと覚えてないよとかってしろばんばん言いながら見てたとか、
逆にこれはよく覚えてるとか、そんな話もよくしてたとか。
へぇー。
うわぁ、なんか現実と虚構が入り混じる感じだよね。
そうそうそうそう。
はぁー。
でね、かつね、やっぱりちょっとここでまたしろばんばんの話になるんですけど、
1階はそういうわけでいろいろ治療が展示されてるんですけど、
2階がね、すごいんですよ。
これはですね、しろばんばんを読んでる人にとってはこの2階っていうのは特別な意味を持ってるのはわかってるんですね。
これ、これからもし読もうと思ってる方がいたらここ飛ばしてほしいんですけれども。
ネタバレね。
ネタバレになりますんで。
さっき言った憧れのおばさん、おばさんというかお姉ちゃんみたいな大学生ぐらいの女子大生ぐらいのお姉ちゃんがいたんですけど、
さきこという名前で小説が登場するんですが、この方はね、地元の教員だったんですよね。
沼津の女学校を出て先生になったんです、小学校の。
だから、工作少年が通ってる小学校の先生としては親戚のおばさんが帰ってきてるんですよね。
しかもその校長は自分の実のおじさんなんですけど。
母方のおばさんは教員で父方のおじさんが校長なんですよ。
これも実話なんですけど。
なんですけど、校内結婚みたいな感じで体育教室だったかな。
若い2人でできちゃって。
で、子供を産んで。
産んだんですけど、やっぱ地域は当時はまだそういうの結構ね、白い目で見られてしまうご時世だったりして。
いろんな精神的な披露もたたったのかわかんないんだけど。
この佐紀子さんはね、血格なのかな。
肺の病気になってしまって。
若くして命を落とすんですね。
それがシュロバンバって前編後編で分かれてるんですけど。
前編は佐紀子の死までを描いてるんですよ。
これを通じてこの佐紀子っていう最愛の憧れの女性がね。
亡くなってしまうっていうのが工作少年にとってすごく大きなダメージでもあり。
ある意味通過リレー的な悲しみなんですけれども。
佐紀子が療養していたのはこの2階の畳の部屋で。
これも本当に残ってるんですね。
工作と佐紀子の最後の別れはね。
肺病なので移ったらいけないからって言うんで。
工作少年がでもお姉ちゃんに会いたいから。
襖を一生懸命開けようとするんですよね。
左の襖を開けようとしたら佐紀子はそれをダメとか言ってこうやって閉じる。
右横を開けようとしたらそれもダメとか言ってこうなんか。
工作少年が開けようとするんだけど。
佐紀子が上手いようにからかって最後にポンって頭を叩くシーンがあるんですけれども。
ちょっとその年上の憧れのお姉さんに小学校の時に接されると。
ちょっと遊ぶみたいになって楽しくなっちゃったりもするんで。
それが最後の別れなんですよ。
その襖がね残ってるんですね。
これは泣けますよ。
本当に小説読んだ後だと。
そうなんですよ。
あとは佐紀子が子供を産むのもこの2階の部屋なんですけれども。
それを工作少年が子供というものを産まれたばかりって言うんで。
近寄るなって言われてるのに悪ガキだったので。
佐紀子の部屋の近くに木があったんですけど。
その木に登って見に行くシーンがあるんですよ。
それをおじいちゃんに見つかってめっちゃ怒られるんですけど。
その木も残ってるんですね。
だから幼い井上靖が本当に登った木も残ってるんですまだ。
確かに佐紀子の部屋から見ると見れるんですよその木が。
この距離だったら会話もできただろうし赤ちゃんの姿も見えただろうし。
どれだけやっぱりこの工作少年にとっての佐紀子。
靖にとっての本当のおばさんなんですけど。
っていうのが生と死っていうものを一番体感してしまったんですよね。
小学生の時にこの井上靖にとっての。
生まれてくる子供もいればなぜか死んでしまう佐紀子の話。
佐紀子の死ってのがやっぱり非常に気ショックで。
彼はそれを逆にだんだん大人になっていくんですよこの小説においてもね。
そうかね。
だからその両方が行われた2回が残ってるんですね。
残ってるんです。
すごいな。
そしてね後編前編は佐紀子の死までなんですけれども。
後編はねおぬいばあさんとの関係がだんだん変化していくって話なんですよね。
小学校低学年の時まではただただおぬいばあさんについて回って。
おぬいばあさんと毎晩一緒に抱きしめて寝てもらってっていうような本当におばあちゃん子だった。
頼りない少年だったんだけど。
佐紀子の死を逆にだんだん成熟していてちょっと少年になっていくような感じになると。
反抗期とは言わないまでもおぬいばあさんにもちょっとやっぱり疑問を持つようになっているようにしてるんですよ。
おぬいばあさんの強引なやり方だったりとか。
でもその一方でやっぱり愛情っていうのをすごい受けてるから。
なんか反発もしづらいけどでもなんかおかしいような気もするし。
佐紀子とおぬいばあさん仲悪かったりしたのでそれもあって。
だんだんこうだから離れていくんですよね。
まあ親離れじゃないけど。
そう親離れをしていくんですよ。
そういう時にある時本当のお母さんが帰ってきていい加減もう私の時に帰ってくださいと。
当時豊橋にお母さん住んでたんですけど豊橋に行ってみたらそこでまたお母さんと喧嘩してすぐ帰ってきちゃって。
やっぱり湯ヶ島がいいおぬいばあちゃんがいいって言うんだけど。
でもやっぱりお母さんは佐紀子と似てるってあって若いし綺麗なお母さんで。
どうかやっぱり母の面影っていうのをどうしても禁じ得ないところがある。
だからお母さんを求めてしまうようになってくる。
けどおぬいばあちゃんはおぬいばあちゃんはやっぱりかわいそうな感じもあって。
自分がいるからこの湯ヶ島の集落で認められているっていうのをなんとなくもう社会大人の事情も気づいて始めるんですね。
なるほどね。
自分いなくなっちゃうとおぬいばあさんは一人になっちゃう。
そう一人になっちゃうっていうふうなかわいそうさもあって。
そのジレンマを抱えて始めるんです。
ただし工作もいろんなところがあって中学受験をすることになるんですよ。
いろんなきっかけがあって。
それはやっぱり豊橋とか沼津っていう都会に行ったときにいかにこの自分の湯ヶ島っていうのが田舎で教育的にも遅れていてというのが痛感してしまった。
だから自分もこの湯ヶ島そしておぬいばあさんというものを出て広い世界を見てみたくなった。
お母さんのもとに行ってみたくなったっていうどっちもの心情が高ぶってきて中学受験をめっちゃやるんですよ。
受験勉強をめっちゃ蔵の中でやるんですよ。さっきの銅像の2階で。
そして中学に受かるんですよね。
ただその時に本当にこれをね気を逸にしたようにおぬいばあさんはね体調崩して亡くなってしまうんですね。
でおぬいばあさんが亡くなるシーンっていうのもすごいこれが雑誌なんですけどもすごい泣ける場面で。
あのその日工作少年は体調を崩していて土蔵でおぬいばあさんが寝てるところであまり看病に行けなかったんですよ。
でその代わり引き取り手になったのがこの神の家で神の家の2階に寝かされてたんですね。
かつてさきこがいたその部屋に。でおぬいばあさんの死に会えなかったんですよ。
目と鼻の先に土蔵はあるんだけどおぬいばあさんが土蔵で亡くなっていくのを翌日か何かに知らされたんですよね。朝目覚めた時に。
でただなんかやっぱりもう工作も小6ぐらいになって生と死っていうものとかおぬいばあさんの死っていうのをなんとなく悟ってたし。
もしかしたら今僕が出て行く前にっていう気持ちももしかしたらあったのかもしれない。おぬいばあさんのためにもっていう。
そんないろんな気持ちがあったかもしれないけど死に目に会えなかったんだよね。
でお母さんが帰ってきて。でまあ工作のお母さんにとっては一応血縁はないけど手続きから上は母なんですよ。
だから葬儀をするんですけど。工作は熱にうなされてたので2階ずっと寝てるんだよね。
たださすがにおぬいばあさんにとってもね、工作にとってもこの2人の絆ってのはあっただろうということで。
この2階の窓の前を送列が通っていくんですけど窓の下でね一瞬だけその血縁が止まるんですよね。
そこでね、ちょっとこれ泣いてるんですけど、冬の日にね、おぬいばあさんの送列がね、山上の渕に上がっていくのを工作少年は窓から見送るんですよね。
それが残ってるんですよ。その窓もね。
そうそうそう。これはね、泣けるんですよね。本当に最後。
いやー、なるほどね。
本当にその工作を取り巻く生と死とそれにまつわる分岐点の部屋だね。
そうそう、本当そうなんですよ。それが残ってるんですよね。
いやー、だからそれがフィクションの再現でなく本当にあるっていうのがまたなんかすごいことだよね。
ある程度はどこまでがあれなのかわかんないけど、でもほとんど実はなんだと思います。
やっぱ井上さんのほぼ年分照らしても全部ほんとほんと動いてるのでね。
いやー、なるほど。
そうなんですよ。
うわー、それはちょっとやっぱ読んでからいくとすごい。
いやー、泣けますよ。
ああ、感情が出てきそうだね。
これはね、なんかすごい重い気持ちになるんだけど、
まああの工作は元井上康氏なわけですけれどもが、本当に湯ヶ島を旅立つ前にね直前におぬいばあさん亡くなってそれを見送るのが最後なんですけど、
本当にまあそこからの井上康のことを知ってるとね、なおさらこの家がもっとかその日の景色だったり、
おぬいばあさんと暮らしたその何年間ってのはね、どれだけこの人の人生と文学に大きな影響を残したのかっていうのはね、非常に見て取れるんですよね。
なるほどね。
これ読んでいかないともう何が何がだろうな。
そうそうそう。逆にそうなんですよ。
これ読んでいかないとあんまり正直何が何なのかわかんないと思います。ぶっちゃけ。
いや、ただね知ってるとそれだけの考えが出てくる。
そうなんですよね。
でね、このシロバンバーっていうのは、そのおぬいばあさんとの関係、あるいはさっきことも前半は関係が描かれるんですけど、
そのさっき言ったように幼馴染の雑貨屋の息子とかも本当に実在の人物がいっぱい出てくるんで、小説の中の雑貨屋はここにありました。
雑貨屋はどこにありました。この人の人はまだここにいるとかっていう話も全部わかっちゃってるんです。ヨガ島に。
っていうぐらいローカルな小説なんですよね。
で実際この辺り周りにはあの土蔵の跡ですよ。土蔵も本当に20メートルぐらい先にあるんですけれども。
この跡地があったりとか、あるいは小説の場面場面でね、さきこがその結婚する体育教師の先生と密かにデートしてるのをやつ氏が一緒について行っちゃったその神社とか、
共同浴場でちょっとこのまだ小学校だと思ってたけど、さきことかあれ幼馴染とかと婚約になってちょっと途中で恥ずかしくなっちゃうこの共同浴場とか、全部一個一個残ってんだよね。
だからその辺はやっぱりね、このヨガ島っていうもの自体はこの小説の作品に本当に取り込まれてるので、これだけで聖地巡礼って一日できるぐらいのものですね。
はー。
だからちょっと追体験というか、その物語の世界にもう実際に入ってる感じがするわけだね。
そうなんですよ。
で、特にね、僕がやっぱりここに行って初めて知ったこともやっぱりいっぱいあったんですけど、僕もさっきも何気なくこれね、本シロバンバって言っちゃいましたけど、シロバンバって何か知ってます?
え、いや、わかんない。
そう、これ最初の冒頭なんですけれども、少しだけ読みますけれども。
その頃といっても大正4,5年のことで、今から40数年前のことだが、夕方になると決まって村の子供たちは口々にシロバンバ、シロバンバと叫びながら、家の前の街道をあっちに走ったりこっちに走ったりしながら、夕闇の立ち込め始めた空間を、わたくずでも待っているように浮遊している白い小さい生き物を追いかけて遊んだ。
素手でそれを掴み取ろうとして飛び上がったり、ひばの小枝を折ったものを手にして、その葉にシロバンバを引っ掛けようとして、その小枝を空中に振り回したりした。
シロバンバというのは、白い老婆ということなのだろう。
子供たちはそれがどこからやってくるか知らなかったが、夕方になると、その白い虫がどこから飛ぶのか現れてくることを察して不審にも思っていなかった。
夕方が来るからシロバンバが出てくるのか、シロバンバが現れてくるので夕方になるのか、そうしたことははっきりとしていなかった。
シロバンバは真っ白というより、ごくわずかだが青みを生んでいた。
明るいうちはただ白く見えたが、夕闇が深くなるにつれて、それは青みを生んでくるように思えた。
およそ今のストーリーを語ったらわかると思うんですけど、シロバンバというのはおぬい婆さんのことをたとえて言っているもので、これ学術用語では雪虫という虫なんですね。
たまに僕も見たことがあるんですけど、山の山陸とかで夕方になると確かに、白い光ってるのか渡げたのかよくわかんないちっちゃい虫がいるんですけど、それのことをシロバンバって言うんですよ。
地域の呼び名らしいんですけど、ところが僕はやっぱシロバンバって言っちゃうんですけど、この神の家で出会った人たちはみんなシロバンバって言うんですよね。
シロバンバっていうのが湯ヶ島の本当の発音なんですって。
だから井上康史さんも文字にしてしまうと僕らがシロバンバって言っちゃうんですけど、これはシロバンバはっていうふうに多分康史さんの声の中では読んでたんだと思う。
そういったこともね、ここに行くと現実がわかってくるんですよ。
これだと読み方も音の印象も変わってくるので、やっぱこれは声の面白さ、ポッドキャスト風に言えば。そんなことだったりしますね。
その小説がどんどんどんどん、肉体を得ていくというか、そういう体験な感じがするね。
ほんとそうなんですよ。
なかなかやっぱりここまでローカルで自在する幼馴染とか一般人とか井上康史さんがとかっていうのも含めてリアルに書いた小説ってなかなか珍しいと思うんで。
これやっぱりね、現地に行っていただく意味っていうのは読んだ後だと大いにあると思うんです。
すごい体験だなそれ。
まあね、湯ヶ島は時間ここで使いたい方は、湯ヶ島っていうのも実はすごい良い温泉地で、結構高級な旅館が点在している渓谷沿いの静かな温泉地ですので、
ここに泊まっていただくのも全然ありですから、この辺りは自分の好みに応じてアレンジをしてもらってもいいし、
近くに井上康史資料室っていうのが町の図書館の中にもあったりして、そこに井上康史さんの書斎が再現されていたりもあったりするので、
その後でも自由にやってもらってもいいかなと。
なので井上康史のファンの方は本当にここはすごいスペシャルな場所ですね。
いいっすね。
あっで、神の家が第一、第三の土日にしか開いてないんですよ。
なるほどね。
なので長倉書店さんもそもそも土日しか開いてないんですけれども、ここが要注意だということをくれぐれも覚えておいてください。
なので必ずいつ行ってもじゃないよってところだけ抑えて、計画的にここに行く場合は日程を決めてもらえればと思います。
そして次までが伊豆市の観光地になるんですけれども、そこから来るまで10分ほどさらに南へ行っていただいたところにあるのが、伊豆近代文学博物館です。
これはですね、道の駅アマリ越え。
このアマリ越えっていうのはね、もうおそらく伊豆というかもう日本の年末年始のフェーブとしては有名じゃないかと。
石川さゆりさんのね歌う名曲ですけれども、あのアマリ越えなんですよここね。
アマリ峠ってのは伊豆市からね南水に抜ける途中の峠のことです。
実在の峠ですもちろん。
あなたと越えたいね。
そうですそうです。
まさにそのアマリ越えみたいな名作が生まれるっていう縁もあるよっていうのがまさに伊豆なわけなんですけれども。
この近代文学博物館は道の駅アマリ越えというものの中にあって、いくつかのね有料施設が分かれてるんですけれども、
この伊豆の林業とか地質とかってことに焦点を置いた森の情報館っていうものもあったりして、理科系のは森の情報館。
文系なのはこの近代文学博物館というような感じで一緒の県で見ることができるんですね。
この近代文学博物館には何があるかっていうと、伊豆の林業さんの話ももちろんあるんですけれども、
それ以外にもねやはり伊豆の文学で一番有名なのはね川端康成さんが書いた伊豆の踊り子。
それ以外にも伊豆っていうのはやっぱりいろんな人がね東京で疲れてしまった文学者とか悩んでる青年とかがここに訪れて、
温泉地で保養して文豪みたいに書くみたいなね、そういったイメージで昔実際そういうのがたくさんあったわけですよ。
だから名作がいっぱい伊豆に生まれるわけなんですけれども、どこにどういう人が滞在してどういう文学が生まれていったのかっていうその解説だったり、
原稿だったり、そしてそれが映画化されていく過程だったりとか、
っていうのを井上康史さん、川端康成さんっていうのはちょっと2つ特集されてますけど、
他の文学者の方とか文学作品も結構しっかり解説されている博物館なので、
これも今回のテーマならばマストで行った方がいいと思うスポットです。
まあやっぱ井上康史、川端康成はフォーカスされてて。
そうですね。
旧井上康史て。
はい、そうなんです。
なんとですね、この文学博物館の隣には旧井上康史てがね、移築されてるんですね。
なのでここもね合わせて絶対見てほしいスポットなんですよ。
で、この井上康史てっていうのはちょっと複雑な話もあるんですけども、
この井上康史ては何かっていうと、要は井上康史てはお母さんの家系から分家してるんですよ。
おぬい婆さんの幼女にお母さんが入って分家している。
分家には分家で家が1個ある。
その分家の裏に銅像があったんですよね。
で、その分家はおぬい婆さんの持ち物で、
おぬい婆さんは自分で仕事はしてないんですけれども、
分家を別の人に貸して賃貸をすることによって、
家賃収入で生計を立ちていた人なんですよ。
それはそうできるように、おぬい婆さんの相手であった井上康史の非おじいちゃんが、
自分が死んだ後に生きていけるように財産を分与したんですよ。
だから分家にして、かつてそのおぬい婆さんの立場を確保するために、
自分の孫である井上康史のお母さんを、
非おじいちゃんが幼女に入れたんです。
なるほどね。
なのでその分家の方、おぬい婆さんの持ち物だったけど、
おぬい婆さんが暮らさずに人に貸していた分家っていうのが残っていて、
ただこれはおぬい婆さんが亡くなった後、
そして井上康史が大人になる頃には、
井上家のものに戻ってきているので、
井上康史さんが暮らすこともできた家なんです。
ただ康史さんは小説家として東京でバリバリやってましたから、
ここには住みませんでした。
その代わりに住んだのが、あの実のお母さんだったんですよ。
さっきシロバンバの時には、
おぬい婆さんとバチバチにやりあってしまう、
離れて暮らして一緒に暮らせなかったお母さんが、
この湯ヶ島に戻ってきて、ここで暮らしたんですね。
まあでもそうだよね。
お母さんもその分家の人なわけだから、
当然まあ使う権利ですね。
もちろんそういうことなんですよ。
ここでね、紹介したいのが、
ここを舞台にしたね、名作がまたあるんですよ。
また別で?
それが、僕ねこれが一番好きかな、
井上康史さんの小説の中では。
随筆なんですよ。
その認知症になってくと、
記憶が昔に戻ったりとかっていう話もあるからね。
それでお母さん自身が昔に戻った感じにもなるし、
まあやっぱり衰えていくのを見て、
自分がやっぱり昔を思い出すこともあるし。
そうなんですよ。
そこでやっぱり重なるのが、
シロバンバの登場人物たちも同じなんですよね。
要は昔のおぬいばあさんくらいの年齢にはとっくにお母さんはなっていってて、
その旬間さんとかって言ってた憧れの男性がいたっていうのは誰も知らなかったんだけど、
それが自分にとってはあの佐紀子さんだったんじゃないかとかって重なるんですよ。
だからお母さんとは複雑な感情がやっぱりあったらしいんだけどね、最初は。
だけどやっぱり結局は我々は血のつながっていた親子だったのかなとか、
たぶんそんなこともいろいろ思ったと思うんですよね。
本当に複雑なんだけど、ユーモラスで愛に満ちていて、
だけどやっぱりそこびえにする人間のわからなさと怖さっていうのもあって。
ちょっとね、参考リンクをぜひYouTubeのほう見てもらっていいですか。
これはやばそうだなー。
これはね、泣けますよ。
これ泣けるんですよ、本当に最後。
これは、いやーちょっとキャストもすごいしなー。
すごいですよね。
絶対いいなーこれ。
今言っとくと、2012年に作られた映画でね、
井上康子と主人公を役職おじさんが演じられて、
もう一人の主人公であるお母さんですね、脇木キリンさん。
亡くなる前の直前ですね、本当にね。
にやられて、安志の娘でね、小説でも結構出てくる人なんですけど、
この娘さんをね、宮崎葵さんが演じられてますね。
いやーやばそうだなーこれ。
各世代の本当にトップの人たちを集めたっていうすごい映画でした。
実際に国際的なグランプリ賞も取ったっていう、
モントリオールの賞を取った映画ですね。
監督の原田雅人さんね、残念ながら去年亡くなってしまわれましたけど、
この人は沼津の人ですね。
だからやっぱりふるさとの。
本当なんか人生に迫るような話な気がするね。
そうなんですよ。
だからシルバンバを読んで、そのお母さんとの複雑な関係。
一方でおぬいばあさんの手元で育ったっていうことの、
ある意味コンプレックスでもありでもすごい素敵な思い出であるから、
このシルバンバは生まれてるんですけど。
ていうのを経て、自分が大人になって、そして老いていったら、
おぬいばあさんと同じくらいになったお母さんとの間の記憶をなくしていく母は、
だんだんその若かった時の母に近づいていくんですよ。
自分が本当におぬいばあさんと暮らしていたから、
触れられなかった若い時の母の愛情、子供の時に受けたかった愛情、
その年代に図らずも認知機能低下っていう皮肉な感じで近づいてしまうんですよね。
その時に自分の子供の時に得られなかった愛情っていうのが、
今何か得られるかもしれないっていうその複雑なジレンマと、
けど目の前にいる母はもう何も分かっていない母。
そのでももう衰えていくもやのかかった中に、
瞬間瞬間にスポットが立っていくその春馬さんだったりがあるんだけど、
その中に自分が果たしてどういう人生として、
母は自分のことを見て死んでいくのだろうかっていうことをね。
まあ書いた小説は映画なんですよね。
これは感動します本当に。
これだから順番に見てた方がいいね。
そうなんですよ。
白バンバインで母の木を読んで、で映画見るのがいいのかな。
どう思いますね。で湯ヶ島へ行っていただく。
そのだからこの我が母の木の話の舞台になってるのが、
さっきの9位の上安指定なんですね。
伊豆近代文化博物館に移築されてる方のやつが、
ここが実際お母さんが暮らしていた場所でもあるんですよ。
なので我が母の木の話はこっちをやっぱり見たほうがいいですね。
すごいな。重厚感があるな。
そうですね。かなり骨太だけど、これはね、
僕もとうとう収録中に泣いちゃいましたけど、
本当にこの辺の小説と絵が泣けますよ。
今までも何度かうるっと来てた時はあったけど、
ついに泣いたね。
これは本当に泣けるんですよ。
やっぱり井上さんの本ってね、
我が母の木と白バンバをピックアップしましたけど、
これ以外にももちろん歴史小説とかもあっていいんだけど、
自伝小説は他にも本当に短編でも、
湯ヶ島に出会った人たちのことを書いた本が多くて、
特に家族ってものに対してこの人はやっぱりすごく複雑な気持ちと愛情があった人だったようなので、
このね、いろんなさっきの家系図ちょっと出ましたけれども、
白バンバではおぬい婆さんとお母さんと、
お母さんの妹である憧れの女子大生の人たち。
で、我が母の木では自分のお母さんが驚いていく姿と、
あと自分の兄弟たちと自分の子供たち。
子供たちにしかなぜか分かってないお母さん像があるとかっていう、
自分を中心した三世代の話なんですね。
自分と自分と出会った人たちとの縁とかっていうのを、
本当にその一人一人に寄り添って、
寄り添いつつも突き放しても観察して、
その人の人生の断片断片だけを繋ぎ合わせるんだけど、
人生の豊かさっていうのを表現してくれる作家で、
それがまさにこのおぬい婆さんと我が母の木は、
ある意味どちらにも共通するテーマで多いというものがあるんだけども、
不思議なんだからね、ある意味これは白バンバが前編、
で、我が母の木は後編っていうふうに捉えるといいぐらいかもしれない。
っていうものなんですね。
なんかすごいな、それだけ複雑な環境で育ってて、
まあ、歪んでしまってもおかしくない環境なのに、
それを作品にして出してるっていうことがすごいし、
それでやっぱ亀を受ける人がたくさんいるし、
なんかすごいことをしてる作家ですね。
そうですね、本当にでもね、なんかやっぱり結構怖さもあるんだけど、
人間をこう見るっていうね、だけどやっぱりなんかね、
この人の根底の人間観ってすごく温かいものだなって、
愛情がやっぱりあるんですよね、特に家族に向けられた愛情。
だから僕はなんか泣けるんだけど、
最後はなんかすごく前向きで温かい気持ちになる小説が多くて、
やから余計好きだったりもするんだけど。
なのでぜひね、どっからの入り口でもいいと思うんですけどね、
この井上和志さんやっぱり伊豆が生んだ、
そして伊豆に来たらよりわかる文学世界の面白さがあるので、
この辺はぜひ読んでから言っていただくといいんじゃないと思います。
ここまででもうおよそ観光は済んでいると思いますので、
ここからは宿泊の場所に向かいたいというふうに思います。
ただですね、ちょっとですね、一個だけマストに立ち寄りたいところがありまして、
詳しくは翌日紹介するんですが、一個だけ工程に組み入れさせてください。
今日泊まるのがですね、東伊豆の方に行きます。
東海岸の方ですね、の方に行くんですけれども、とある事情があって。
伊豆近代文化博物館、これつまり中伊豆の伊豆市です。
から車で45分ほど、ちょっと山道を越えて東の方へ行っていただくと、
稲取という地域があるんです。
2日目はちょっとここに焦点を当てたいと思うんですね。
稲取温泉って有名な温泉地でもあるので、観光地として知っている方もいるかもしれません。
海沿いの港町ですね。
ここのね、伊豆稲取駅という駅があるんですけれども、
その駅の中にお土産物も売ってるセレクションが併設されています。
それがですね、町のレセプションヨーヨーというお店なんですね。
これ駅の中なんだ。
そうなんです。
切符がなくても入れます。
でもなんか結構新しい目で、この白と水色がすごい可愛らしい綺麗なお店ですね。
これはね詳しくは2日目にやるんですけど、
1日目はやっぱり井上さんっていうすごい重厚な文学世界があったんですが、
2日目はね全く違うテイストの、ただやっぱり物語の話をするんです。
今この稲取というのはすごいところでして、
物語を自分たちで作って、それをきっかけに稲取に来てもらおうっていう、
文学とか物語を新しく想像することによる町おこしを図っている地域なんです。
今現在進行形で作り出されてるんだ。
そうです。文豪とかではないんだけれども、
今我々同世代の人たちがすごい頑張っている町なんですね。
そこでね、なぜここにわざわざこんな寄ってるかっていうと、
この町のレセプションヨーヨーさんにはね、
稲取の名産とかもいっぱい売ってるから、
お土産ショップとしてもすごい使ってもらって全然いいんですけれども、
どうしてもこれ手に入れてほしいものがあるんです。
それがですね、風の足跡、稲取で暮らす5人の物語、
出版社はマイクロディベロップメントの空想旅文庫という、
風の足跡という本があるんですが、
これが売ってるのがここだけなんですよ今のところ。
これを手に入れてほしいんです。この本を。
この本のことを翌日しっかり話したいんですね。
なるほど。じゃあ2日目の準備として、
そうなんです。 その風の足跡をゲットしに行くと。
あざいってもいいんですけど、
肯定的に駅から離れたところを2日目巡りますので、
できれば今日ついでに駅に寄ってもらって、
この本だけとりあえずゲットしてもらう。というのがいいと思います。
だけどもし他に、例えば稲取で、普通に温泉として遊びに来られた方でも、
稲取の名産だったりカフェも併設されていますから、
もちろんそういった本来のセレクトショップとしての用途で行っていただいても大関係だと思います。
閉店時間にくれぐれも気をつけてください。
4時にはついておいた方がいいと思いますので、土日祝は17時までだね。
月水木金は16時までとのことなので、
ちょっと行く日によって気をつけてください。
土日祝は17時までなんですね。
そうですね。 いずれにせよそんなに遅くまではやってないから、
気をつけないといけないですね。 そういうことです。
火曜日は定休ということになってますね。
というわけで買い物をとりあえずしておいてください。
この本の話は翌日詳しく話します。
そしてね、今日は稲取温泉で泊まりましょう。せっかくなのでね。
稲取温泉はそういうわけで海に面した温泉街で、
本当に有名な旅館もたくさんありますから、特段指定はしません。
ただ今回、もしちょっとよりこのおとだいポートキャッスのテーマに
すごい親和性を覚えていらっしゃる方とかがいたらですね、
一つ推薦をしたい宿があります。
こちらがですね、港さんずいに奏でると書いて、港のいおりと書いて
曹湾というね、お宿なんですけれども、
曹湾はいくつかありまして、お部屋がですね、ちょっと見てみましょうかね。
サビオ南道。
港町の暮らしを旅する一組限定リノベーション宿。
曹湾石塔。
泊まれる路地裏カフェがコンセプトのお部屋。
そしてね、僕が泊まったのはね、曹湾六王茶。
これは一人旅でね、泊まりやすいところなんですね。
なんかいずれにせよ、わりとこうローカルな感じの、ちょっと民泊っぽいような雰囲気のウェアドですね。
そうなんです。いずれもね、この稲取で、これもあの若い方が立ち上げた不動産屋さんがあって、
そこがね、手掛けているんですけれども、
稲取の使われなくなった空き家になってしまった民家というものを改装して、
まあいわゆるおばあちゃんの部屋じゃないですけれども、
昔ながらの暮らしを体感しながら、そして稲取らしい路地にね、
稲取ってすごい路地がね、階段とかもあって、なんかノスタルジックな街なんですけれども、
その溶け込むようなね、ものというのをここに作っている。
まあなんか民泊っぽいって言ったけど、でも全体的には綺麗ですね。
めちゃくちゃ綺麗ですよ。清潔感も全く問題ないです。
ちょっと衛生面とか気になる方でも問題なさそうですよね。
今回は複数人でと言っていますから、
例えばこの一組限定リノベーション宿をね、もう予約してしまえば、
もう完全にプライベートな空間になります。
これはなんか良さそうだな。
うん、めちゃくちゃいいですここ。
暮らしを体感するっていうのですごくね、落ち着いた気持ちになってね、
稲取の暮らしの溶け込んだ感じですごくいいんですよ。
こういうのがね、実はね、稲取に起こっている若い動きの鍵になっている宿でもあるので、
これ泊まっていただくのもいいと思います。
ただやっぱり稲取って言ったら温泉でしょうという方もいると思うんですよね。
ってなった時に僕はその六王茶っていうね、一人旅向けのお部屋に泊まったんですが、
なんとこの六王茶はですね、稲取銀水槽っていう、
稲取でおそらく最も有名な新生の旅館があるんですが、
そこのね、入浴チケットがプレゼントされてるんですよ。
あーなるほど。
ですから、六王茶に泊まりながらにして、
夜は銀水槽のお風呂に入れるっていうね、めちゃくちゃいい体験ができるんですね。
はー。
うん。
だからその点から推しても非常にお得でもあるということです。
まあでもやっぱり温泉などでくつろぎたいよって方がいらっしゃったら、
全然温泉はたくさんいいところありますから、
それぞれ選んでいただいてもいいかなと思いますが、
いずれにせよ今回はこの稲取温泉ちょっとね、フィーチャーしたいと思うんですね。
で仮にね、六王茶とか泊まった場合っていうのは、
巣泊りが基本ですから、一応食事のところも一つだけご紹介しておきます。
はい。
それがですね、温泉街の中心部から大体10分ほどのところにある小屋さんです。
あ、お蕎麦ですね。
はい。
すげえ、伊勢美天精露とかがあるね。
これすごいよね。
いやでも普通に精露とか、とわり蕎麦、限定って書いてありますけど。
はい。
まあまあまあお蕎麦ですね。
これがおいしいんですよここ。
はいはい。
僕お蕎麦最近めちゃくちゃ好きなんですけど、
蕎麦のこの風味とかってやっぱり全然伊勢美天精露と違うんだなってやっぱり思ったときに、
この小屋さんは僕すごい結構感動したお店の一つで、
めちゃくちゃおいしかったんですこのお蕎麦。
僕の好みに合ってただけかもしれないんだけど。
僕結構蕎麦はしっかり、蕎麦を食べてる感じの方が好きなので、
問わりをいただいたんですけれども、
やっぱりなんだろう、この鼻に抜けてくる感じとかすごくよくて、
特に伊豆に来て蕎麦っていうのは一つ大きなポイントがあって、
伊豆の名産といえば何なのかってことなんですよ。
わさびか。
はい。
伊豆のわさびを薬味にしていただく蕎麦ってめちゃくちゃ贅沢で、
お蕎麦の上に乗っけて混ざらないようにわさび蕎麦みたいな感じで食べる。
うまいんだよねめちゃくちゃ。
わさびね。
我々もわさび食べたんですけど、めちゃめちゃうまいね。
そうでしょ。やっぱ伊豆はすごいですよね。
全然違うなって思った。
そうなんですよ。天然わさびのおいしいのってね。
だし、この高野さんについては蕎麦はいろいろ、
越前とか新州とか北海道とかいろいろな頃からセレクトされてるらしいんですけど、
お野菜については本当に自家栽培とかにこだわっていらっしゃって、
僕は天ぷらの盛り合わせもいただいたんですけれども、
冬に行ったんですがその時なんか株みたいなものが出てきたんですけど、
ちょっと聞いてもらわない種類の株でなんだろうと思ったら、
もううちの畑の山の上の畑で作ってるんですよみたいな形で、
天守自ら栽培されてるお野菜、
本当に自然の農法にこだわってそれもやってらっしゃるということだったんですけれども、
っていう方もいる。
さらに沼津の知り合いの農家さんからもらった何々とか、
なんかすごい顔の見える間柄の野菜が出てくるから、
なんでですかって話をしたら、みんな学生時代の友達でみたいな話をしてもらって、
農業系の高校とか大学かな、ちょっとわかんないですけどにいらっしゃった方で、
その時のご友人がやっぱり静岡県内にいっぱいいらっしゃるそうなんですね。
ですから本当にそういった人間関係の一対一の、
中でもおいしいという風になっている安全なお野菜をね、
おいしくいただくことができる。
すごいローカルな感じするね。
あとはね、サンガ焼きかな、
港町のローカルの郷土料理とかも食べられますし、
あの魚のすり身焼きですね。
そうそうそう。でそれに合わせるのが日本酒なわけですけれども、
ここ日本酒のメニューもすごくてね、ちょっとメニュー出ますかね。
日本酒のリストがあるんですね。
はい。当店の聞酒師が選んだ厳選のお酒ですと。
日本一の酒どころ静岡県ということでね。
ああ。産地が藤枝、沼津。
うん。岡部ですね。
とか藤宮とか。
はい。
なるほど。静岡県のお酒を集めてるんですね。
はい。主に伊豆はね酒蔵があんまり少ないんですけれども、
駿河地方のお酒とかをね、静岡のお酒をPRするってことに非常に熱心な方で、
この方ねすごく日本酒に詳しい方で、実際酒蔵のお友達とかもすごい多いらしいんですよ。
で、高谷さんの中でもそういう日本酒の研究会みたいなイベントがあったりもして、
それ以外この静岡の酒っていうのを普及させようということでね、
すごい積極的に動かれてる方なんですね。
ですから僕も出してもらったんですけど、
長期照明柄とかも持っていらっしゃって、それもお知り合いの農家さんから実はどうこうとかっていう話だったりとか。
それぐらいこうねローカルなつながりによって我々観光客の人間にもね静岡酒蔵を提供してくださる。
しかもリーズナブルなんですよね。で、少量からいただけるんですよ。
90ミリからやってくださるので。
なるほど。
はい。
本当だね。グラスが220円とか330円とか。
はい。
もういいですね。だからちょっとずつこういろんなのを食べてる感じでね。
そうそうそう。
はあ。
出してそうしてほしいと思ってるからこういう出し方なんじゃないかと思うんですよね。
うん。超おすすめですこの店。めっちゃおいしいです。で、うちは好きだと思います。すごく。
いいね。日本酒と蕎麦と。
うん。
はあ。で、一品物もあるわけだもんね。
そうですそうですそうです。
いいじゃないですか。
なのでこの高屋さんで飲んでいただいて温泉に行っていただく。
温泉的にも高屋さんは銀水槽の近くなので、高屋さんで飲みすぎない程度に飲んで銀水槽で一服して、
蕎麦の方に帰るとかでもできますしその逆もできますし。
はいはいはい。
という感じですね。で、ホテルに着くのがね、ちょっと今回早めで20時頃に設定してます。
はいはい。
なぜか、この後やってほしいことがあるんです。
うん。
さっきのヨーヨーさんで買った風の足跡。
はい。これをぜひ読んでおいていただきたい。これね、ページ数で言うと120ページくらいなんですけれども、
クミハを見てもらうとわかる通り、すごくね、読みやすいんですよ。
ああ、行間がわりと広めですね。
そう。つまり、普段本とかあんまり読まない方でも、この文字量とかだったらこうなんだろう、ノートとかをSNSで読んでるくらいの感覚で、
行間をしっかり開けながら、こう読むこともできる。
へえ。いいですね。
うん。読みやすいと思うんですね、負担なく。
うんうんうん。
なので、読むスピードにもよりますけど、一日あればまず絶対読めます。
はいはいはい。
なので、ぜひね、なるべく早くね、今日買ったばかりの本ではあるんですけど、ゆっくり温泉使った後にね、お部屋で読んでいただくっていうのがいいんじゃないかと思うんですね。
じゃあこれをちゃんと読んどいて、2日目に臨むという。
そういうことです。
ああ、いや気になるなこれ。
はい。ということでね、1日目を終わりにしたいと思うんです。
はい。
それでは1日目を振り返っていきましょう。今回のスタートは、朝10時ごろ三島駅です。
そちらで車を借りまして、車で20分ほど、長泉町井上康文学館ということで、この1日目のテーマである井上康について、まずはこの文学館で予習というか、総ざらいをするという感じですね。
建物もね、井上康が過ごした土蔵をモチーフにした建物になってますので、こちらでね、まず井上康をインストールするという感じですね。
はい。
そこから車で40分ほど松屋商店。こちらは老舗の酒屋さんなんですが、半分くらいはレストランになっていて、ワンプレートビッフェでいろんな料理を楽しむことができると。
で、また酒屋さんですから、そこに売られているお酒も楽しむことができるというお店ですね。
ですので、ここでご自身の好みに合わせたお昼ご飯を召し上がっていただければと思います。
はい。
全部ですのでね、お酒は要注意という感じですね。
はい、ぜひ犠牲者を誰か。
そこから車で8分ほど長倉書店さんですね。こちらは人文系の本をたくさん取り揃えていらっしゃる書店ということで、旅と本というね、コーナーがありまして。
そこでいろんな土地の旅に関する本を集めているコーナーだったりとか、あとは55人の知人というね、選手さんの知り合いの方が推薦する本のコーナーだったりとか。
この書店ならではのラインナップがこちらにあると思いますので、この店内の雰囲気も含めてね、いろんな本に触れていただければということですね。
そこから車で20分ほど神の家ですね。こちらは井上康が育った土蔵の近くにある本家のもうそのお家ですね。
白板場か。本蔵の舞台ですよね。ぜひその本を読んでからこの神の家に行くと、もうその現場が目の前に広がっているということで、もうあらゆる考えが出てくるんじゃないかなと。
すごく感動します。不思議な体験。そしてこの小説がどんどんどんどん肉体を帯びていくような感覚になるんじゃないかなと思いますので、ぜひ白板場読んでこちらに向かっていただくといいのかなと思います。
そこから車で10分ほど伊豆近代文学博物館。こちらは道の駅天城越えの中にある文学博物館ですね。井上康だったり川端康成を中心としてこの伊豆ゆかりの作家だったり作品というのをたくさん紹介をされていると。
そして井上家の旧宅が移築されてこちらにあると。はい。こちらは井上康のお母さんがね、杖の住処としたお家ですから、この我が母の木の舞台ですね。ですのでこちらはその我が母の木を読んで、あと映画も見て。そうですね。
行っていただくとこちらも思いが溢れるんじゃないかという感じですね。なので、この2つのスポットは予習をしてからぜひ行っていただくといいですね。そこから車で45分ほど東伊豆の方にね、移動していきます。
町のレセプションヨーヨーという伊豆稲取駅にあるセレクトショップカフェとなっております。普通にねセレクトショップとしてお土産をね、こちらで見ていただくのもいいんですが、こちらによる一番の目的は風の足跡というね本をこちらでゲットするというのが目標になっております。
この2日目がこの風の足跡にまつわる行程になってますので、ぜひこちらをゲットしてから2日目に向かっていただきたいなと思います。そこから来るまで5分ほど、稲取温泉の宿にチェックインをします。
温泉地ですのでね、温泉宿にお好きなところに泊まっていただくのもいいですし、今回紹介したのは創安。この土地で新しく生まれているムーブメントというか、暮らすように泊まるお宿がありますので、そちらに泊まっていただくのもいいですね。
そちらにチェックインをしまして徒歩10分ほど、高野さんですね。こちらはお蕎麦屋さん。そのお蕎麦と一緒にわさびもね、味わっていただければと思いますね。そしてその地元さんの野菜を使った天ぷらだったり、一品物だったり、あとは地酒。静岡県の地酒ですね。
そうですね。
それもたくさん取り揃えられていますので、そちらを堪能していただくと。そこから徒歩10分ほどでホテルに戻りまして終了なんですが、ぜひ風の足跡をこの夜に読んでいただくと。そうするとこの2日目が楽しみになるということですので、予習の夜という感じですね。というところで1日目が終了と。
はい。
さらに今年は各番組ならではの体験ブースも併設。今までいなかったポッドキャストイベントがここに実現。
この番組ではお便りを募集しています。番組の感想、質問、リクエスト、旅の情報、ふつおたなど何でも結構です。番組概要欄に記載しているお便りフォームのURLから投稿お願いします。
また各プラットフォームのフォロー、レビュー、コメント、それから我々の関連SNSアカウントのフォローなどよろしくお願いいたします。
ぜひハッシュタグおとたびをつけて投稿していただきたいと思います。そして我々のマイマップ、年表、ノートそれぞれございますので参考にしてみてください。
まあまあいのえあすしがちょっとすごいですね。そうですね。これちょっと読まないとね。僕も読んでないので、その考えというか心霊には触れてないとは思うんですけど。
やっぱり読んでこの現場に行っていただくと。
そうですね。もうおっしゃる通りなんですけれども、同時にやっぱり文学、伊豆が文学のふるさとであるということを非常に大切にされている方が多いっていうのも一方であるんですよね。
長倉書店さんがまさにその代表なんですけども、いのえあすしは実際に小学校の時から湯ヶ島に過ごして、その後自身が転々としてる後も、やっぱり湯ヶ島には習性ずっと関わりを持ち続けた人ですから。
ということをやっぱり地域として伝えていこうという試みだったり、あるいは翌日また話しますけど稲取の方でも新しいムーブメントが起こっていたりということもありますけど、
なんとなくその伊豆と文学と物語と、伊豆がなぜ物語を生むのかっていうところのちょっとした見方っていうのの返りにも触れてもらえるんじゃないかと思うんですね。
そしてやっぱりあとは伊豆のね、最初に僕が冒頭で読んだ川端康成さんの本、この校庭は三島から入ってだんだん南へ行って東へ抜けるんですよ。
そうするとだんだん伊豆って言ってもどんどん表情が変化していって三島のあたりのこう開けたあたりから、
自然上超えると本当に谷合いの静かな川の中に家が建ってるみたいな感じで、猪谷が過ごした土蔵のあたりとかもこんな小さな集落に暮らしてたんだなっていうのがいろいろわかるから、伊豆の表情の変化っていうのが一番よく見れる一日なのかなと思うんですね。
そのいった自然の美しさっていうのもいつの季節行ってもやっぱすごいですから、ちょっとやっぱり東京で疲れて自然に触れたいなって思ったら、自然の美しさと陰影ですよね、濃さっていうものの精気というかそういうのに触れたいなと思ったらね、やっぱ伊豆を下るっていうのは良い試みだと思いますね。
ということで、2日目はその東伊豆をこの風の足跡に沿ってというか、まつわるスポットを巡っていくという感じですかね。
はい、午前中はその稲取という暮らしとかをこの小説に乗っ取ってやっていきたい。そして午後は南伊豆の方にちょっと一緒に行ってみて、ここには伊豆の文学で最も有名な伊豆の踊り子の舞台が残っていますので、今度は伊豆に生まれてないんだけど伊豆を訪れた旅人の目線で伊豆がどう描かれていくのかっていうのをちょっと考えてみたいと思うんですね。
だからまた違った目線からっていう感じなんですね。ということで今回はこの辺でありがとうございました。
ありがとうございました。