2025-08-05 09:39

犬のしつけにおやつのグレードって関係あるの?

30年ペット業界の第一線で働いてきました。 動物看護とトリマーの専門学校を卒業し ペット業界の荒波にもまれ 3社を経験後3人の子供を出産ののち ペットサロンリーデレカーネを独立開業 トリミングにおける犬の負担を軽くできないか 模索しながらドッグトレーニングの資格を取得 犬を愛する人の暮らしを楽しくすることで 動物保護って?犬らしく生きるとは? ペット業界を変えるためには? 日々1000頭以上の犬と関わり 悩み考え続けることで 日本のペット業界の道を明るくしていきたいと思っています そのために飼主さんである人の行動を変える投げかけを行っています 一般社団法人ドッグワーカーコーディネーター協会 ホームページhttps://riderecane.hp.peraichi.com/dwcn?_gl=1*7b7pm6*_gcl_au*MTA4NTMwMDQ5OS4xNzUxMzQ3NTAxLjE1MzIzMjIxODcuMTc1MTk1OTI2Ni4xNzUxOTU5MjY2&_ga=2.177972263.340515817.1751959179-683925957.1706599591  インスタグラム  https://www.instagram.com/dwcn202414/ フェイスブック  https://www.facebook.com/yaeko.haraguchi/ ライン(リーデレカーネ兼用) https://lin.ee/QDMbWlM

サマリー

犬のしつけにおけるおやつの重要性と、そのグレードがどのように影響するかを検討しています。特に、犬の好みに合ったおやつの使用方法や、訓練時の報酬の与え方に焦点を当てています。

犬の本能と好み
皆さん、こんにちは。ペット業界歴30年トリマーで、ドッグトレーナーで、ペットサロン経営者のハラグチが犬と楽しく暮らすコツをお伝えしています。
5回目の今回は、犬のしつけにおやつのグレードって関係あるの?というお話をさせていただきたいと思います。
そもそもなんですけど、このポッドキャストを聞いてくださっているとよく出てくるんですけど、そもそも犬って肉食動物ですよね。
なので、お肉系が好きです。ワンちゃんって人からすると、自分の子供とかね、かわいいので、人間の子供のイメージっていうのを持って接している方がどうしても多いんですけど、
そうすると、ボーロとかクッキーとか、なんかあげたくなるんですけど、やっぱり肉が好きなんですよ。
特に内臓系とか、あとちょっと腐ってるものが、ちょい腐りかけが好きなんですよ、犬って。
で、なんで内臓系が好きかっていうと、内臓って中にすごい良い菌とか、あと酵素とか、いろんな栄養素が結構詰まってるんですね。
なので、本能的にそこがいいっていうのがわかってるので好きっていうのがあるんですけど、あと腐りかけが好きっていうのは、野生の時にいつでもピチピチとれたてが食べられるわけでもないですし、
人間のおこぼれをもらってた時代も、人間が食べ残したものでちょっと腐ってきたものとか、いつも獲物が取れるわけじゃないから、ちょっとお腹いっぱいになったら埋めて隠しといたりしたりとかして、それで腐ってるものが本能的に好きなんですよ。
なので、ちょっと匂いの強いものとか食べがいがあって、内臓系だとレバーとか砂肝とかですね、匂いきつい系で言うとチーズとかそういうのも好きな子がいるんですけど、ワンちゃんも人間と同じで、もちろんそれぞれお好みがあるんですね。
鶏肉が好きとか、あとそういうチーズが好きとか、お魚系が好きとか、それぞれあるんですよ。
自分の愛犬が好きなレベル、好きなものをどういうのが好きなのかなっていうのをよく観察してもらって、とっておきを作っておくんですね、知っておくというか。
おやつの効果的な使い方
それは普段はあげないでもらって、普段は何でもいいんですよ、ちょっと好きなもので、クッキーでもボーロでも何でもいいんですけど、このとっておきっていうのはここぞっていうときに使います。
そのここぞっていうのはどういうときかっていうと、初めてのこと、初めての練習をしてもらうときとか、あと苦手を克服するときですね。
もう爪切り嫌いになっちゃいましたとか、ドライヤー嫌いになっちゃいましたとかなったら、それを取っておきを使いながら苦手を克服していきます。
人間と違うもう一個の違いがあって、回数を多くもらうことにすごい喜びを感じるんですね。
人間だとステーキドーンみたいな、ハンバーグドーンみたいな、1回で満腹みたいな感じで、やった食べたっていう感じがするんですけど、
ワンちゃんはたくさん回数をもらうとすごい嬉しいし、条件付けっていうんですけど、そのときの状態、状況とそのご飯、おやつのいいイメージが結びつくんですね。
なので、こちらがしてほしいことを覚えてもらいたいとか、克服してもらいたいっていうときに、ちょっとの量を回数たくさん上げることによって定着していきます。
なので、量はほんと爪の先ぐらいってよく会員さんにもお話しするんですけど、爪の先ぐらいでいいです。
これは別に大型犬でもちょっとでいいです。
で、なぜ普段からいいおやつをあげちゃいけないのかっていうと、
例えて言うと、人で毎日5万円のディナー、5万円ぐらいのお食事を毎晩っていう人に、
じゃあ今日お誕生日だからとかね、結婚記念日だからとか言って、同じぐらいの5万円のディナー食べましょうって言っても、いつもと一緒じゃんってなるじゃないですか。
そんな特別感出ないですよね。
でも、普通のね、私なんか庶民でね、1000円ぐらいのお夕飯食べてたとします。
で、じゃあお誕生日だから同じように5万円のコース料理食べに行こうってなったら、すごいあの時の誕生日よかったねって、ちゃんといい思い出になったりね、すごいいい印象になるじゃないですか。
なので、その普段どういうものを食べてるかとかどういう暮らしをしてるかっていうので、同じ報酬が出たとしても違いますよね。
受け取りが受け止め方が変わってきます。
で、あとよくこれも例えるお客さんに例える例なんですけど、あなたが雨の日に100メートル先のね自販機にこのジュース買ってきてって言われたとして、
それが困ってる人じゃないですよ。困ってるとか、今ね、水分を取らなきゃいけないとかそういうじゃなくて、ただ単にパシリ的にちょっとねジュース飲みたいから100メートル先の自販機に行ってこれ買ってきてって言われたときにお駄賃がいくらなら行きますかっていう例をよく出すんですけど、
例えばちっちゃい子っていうか小学生ぐらいの子で100円でも行くかとか、1000円なら行くかとか、1万円なら行くかとかっていうので価値観って人それぞれ違いますよね。
なので、ワンちゃんにとってしつけっていうのは本来する必要ないことなんですよ。生きていく上で必要なことではないので、それをやってもらうためには報酬が必要なんですね。
そのレベルをどこでどういうふうに使うかっていうのがトレーナーのプロデュース力にもかかってくるんですけど、どの程度のおやつをどこで使うかっていうふうな感じでよく利用してるんですが、
うちのペットサロンが経営してます、保育園ではクレートに入れたほうがいろいろ移動するときとか安全に移動できたりとか、あと自分の体を休める安全な場所っていうので、クレートトレーニングはしたほうがいいんですけど、
クレート嫌いですっていう子もいるんですよ。なんか閉じ込められたとか、初めて動物病院行っちゃって、それに入ると嫌なことされるっていうイメージがついちゃってますっていうふうな感じで、クレート嫌いですっていう子もいるんですけど、
じゃあその子をどうやってクレート好きになってもらうか、クレートの中で落ち着いて過ごすことができるのかっていうのを練習するときに、クレートに無理矢理入れないでまずおいしいおやつをちょっとずつ投げ入れて自分の足で入ってもらってとか、すぐ出てこれるよみたいなところから練習をしていって、
長くいるときにもすごい特別なここでしか食べられない、缶詰とかウエットフードをコングっていうおもちゃに詰めて入れたりしてるんですけど、ここですごい特別なものここでしか食べれないってなると、より好きになる可能性が高くなってきます。
利用の仕方はいろいろあるんですけど、そういうふうに利用しています。
次回の予告
このようにおやつを利用して、おやつのレベルを利用して、ワンちゃんにこちらがして欲しいことを教えていったりとか、あと苦手を克服していくってことをやっていくんですけど、よく言われるのが、「おやつがなきゃ何もできないってどうなの」っていう話になるじゃないですか。
なので、その辺りについてはまた次回お話しさせていただきたいと思います。最後までお聞きいただいてありがとうございます。
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