1. どうせ死ぬ三人
  2. #004 コミュニケーションは文..
2022-07-09 35:29

#004 コミュニケーションは文化資本だった

今回は、Muroによる「コミュニケーションって、共通インフラじゃなくて文化資本だから伝わらなくて当たり前」というお題です。

【もくじ】
00:00 オープニング:今回はMuroからのお題

00:40 「コミュニケーションは文化資本だった」
言語や論理的思考でコミュニケーションしている人はたったの数%?/経済資産より文化資本の方が財産である可能性/コミュニケーションタイプを明示しよう/共通言語がないからディスコミュニケーションが起きるのは自然なこと/コミュニケーションタイプの自覚が大事

35:10 エンディング


【今週のビジネスパーソン語】
●done(ダン)
男性性、オスみのことではなく、完了した・終わったことなどに使う。例文)「先週頼んでいたリサーチは、もうdoneなのかな?」

00:09
スピーカー 1
どうせ死ぬ三人。
野郎です。
スピーカー 2
俺、三月です。
スピーカー 1
ユムです。
スピーカー 3
今回はですね、この間僕たちで飲み会したじゃないですか。
あの時した話でちょっと忘れちゃったなっていうことをもう一回聞きたいんで、それいいですか?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
それかですね、コミュニケーションの文化資本の話みたいな。覚えてますかね?
スピーカー 1
僕はね、まるっと覚えてますよ。
すごいですね。僕、まるっと覚えてないですよね。
スピーカー 2
この話のセクション、まるっと覚えてないんでしょう?ユムズさん。
その話はしたことが知らないもん。
スピーカー 1
初めてだって、今日その飲み会でそういう話をして、その話を今日しようと思いますと言われて、飲み会でしたんだって思いましたもん。
結構ユムズさん、「へえ、なるほどな、確かにな。」とか言ってたのに。
またじゃあ同じようなこと言うかもしれない。
あの時にしたのは、すっごくざっくり言うと、言語とか論理的思考によってコミュニケーションをやってる人っていうのが、実は人口の5%から7%ぐらいしかいない可能性があるっていう話をしたんですよね。
で、その他の人はどうやってコミュニケーションしてるかっていうと、いろいろな他のメッセージでしてる。
その、表情だったりとか、シグスだったりとか、別のメッセージ。
僕たちって多分すごくいろいろなメッセージを発したり、ゲットったりしてると思うんですけど、
その言語性とか論理性みたいなメッセージ、僕たちが発してるメッセージの中のものすごく一部に過ぎないと思うんですよね。
けど、今の社会って文書っていうものが優位な社会だから、言語性とか論理性みたいなのがものすごく重視されてる社会にいるんで、
僕たちでバイアスとして、コミュニケーションっていうのは基本的に言語とか論理で行われてるって思い込んでるんだけど、実はそうじゃないんじゃないかっていう話で、
むしろ僕たちって基本的に社会のベーシックなのは、論理性とか言語性でコミュニケーションしてる人が標準的な人たちで、
それができない人は、社会から落ちこぼれてる人みたいな感覚でいるかもしれないけど、
実は江戸時代とか古代とかで文書行政を担ってた貴族とか武士とか、
豪商とかすごく大きな商人とか大きな農家の人とか、ごく一部の文書っていうものを扱う技能を持ってたごく一部の人口の5%か7%の人たちだけが、
03:10
スピーカー 1
文字を読み、論理的思考をするっていう習慣が歴史的にかなり長い間そうだったんじゃないかっていう話で、
この人たちの子孫っていうのは結局、論理的思考とか本を読む習慣みたいなものを引きずっており、
結果としてその読解力みたいなものを身につけていて、狭い意味での読解力ですよ。
何が言われている、何が語られているのかについて理解するみたいな、狭い意味での読解力っていうのをその人たちが持っているんじゃないかと。
この特定の文化的な仕草とか習慣みたいなものを引き継ぐっていうのが、
フランスの社会学者のPierre Bourdieuという人がいて、その人が考えていた概念なんですけど、
文化資本っていう概念があるんですよね。
文化資本っていうのは、例えば本がいっぱいある家で育った子供っていうのは本を読むし、
ピアノがある家で育った子供っていうのはピアノを弾くし、
両親が例えば文学とか演劇について話す家庭で育った子供っていうのは文学とか演劇について話すっていう習慣を持つみたいな。
親とか一族とか家族とかが持っている文化っていうのを基本的に子供も引き継ぎますよっていう話ですよね。
この子供が引き継ぐっていうのは経済的な遺産とか資産とかと同じように子供に引き継がれるんだけど、
経済的な資産より文化資本っていうのは目に見えない。格差があっても格差が分かりにくいよねっていう話。
例えばお金があっても文化がない人っていうのはいわゆる成り勤みたいな人たちだし、
お金がなくても文化がある人みたいな、没落した貴族の子孫みたいなのもいて、
そういう人たちっていうのはどっかよくあるんだけど別に経済力なかったりするし、いろんなパターンがあるんだけどみたいな話を僕はその時にしました。
スピーカー 2
酒飲んでよくそんな話聞きますね。
スピーカー 3
ね。確かに。
スピーカー 2
一つも覚えてなかったですけど今初めて聞きました。
スピーカー 1
僕が二回目です。
スピーカー 2
なるほどね。あるよね。
スピーカー 1
イムさんはこの話をどうしてもう一回聞きたいと思ったんですか?
どうやらそれすらも忘れてますね。
なんてだったっけ。
06:03
スピーカー 1
なんか聞いたなって。で、それについて話したいなって思ったことは覚えてるんだけど、
今もう一回説明を聞いてみてもそれについて話したいなって思ったのがなぜか思い出せないんだ。
スピーカー 3
そうでした。
スピーカー 1
なるほどね。
どっかになんかね、ここだっていうとこがあると思って聞いてたんですけど、ないまま終わったんですよ。
僕がその時に話して今回話せなかったこととかがあるのかもしれないですね。
スピーカー 3
あー。
っていうことにしといていいですか?
スピーカー 2
なんか広い意味でその、広い意味でとかいろんな部分であるってことですよね、その文化資本は。いろんな要素で。
スピーカー 1
いろんな要素があると思います。
スピーカー 2
でも導入はその言語の話だったじゃないですか。5%とか7%の人しか使えないなみたいな。
なんかそこと使えていないんじゃないかみたいな話。
スピーカー 1
だからそことなんかあったのかなみたいな。それを話した背景が。
スピーカー 2
ピアノでもなんでもいいんだけど、導入がその言語を操れる人みたいな導入だったから、
なんかそこと関連する何かからその話になったんじゃないかなって。
僕がその時いたけどいなかったのでわかんないですね。
スピーカー 1
そうそうそう。コミュニケーションの話かもしれないですね。
スピーカー 3
相手に自分が言ってることを理解してもらえないみたいな話かもしれないですね。
スピーカー 1
その人の文化資本がその人のコミュニケーション方法に現れるよってことですか?
多分そう。文化資本だけじゃなくてその人の脳の特性とかもあると思うんですけど、
一人一人多分異なったコミュニケーションスタイルを持ってるんですけど、
僕たちの社会で一般的に言語性とか論理性みたいなのを重んじるじゃないですか。
言葉でちゃんと説明をすることを求められるし、
言葉で説明したときに論理的であることをすごく求められるじゃないですか。
だからそのような教育っていうかそのような社会の中で育ってきたんで、僕は。
論理的に言葉で説明すれば、誰しもが共通の理解に到達すると思ってたんですよ。
1たす1は2じゃん。2たす3は5じゃん。2たす5は7じゃん。
っていうのをやっていけば確実に共通の理解に行く。
7にみんな到達できるみたいな感じかなと思ってたんですけど、
案外そうじゃないなっていうことに気がついて。
09:01
スピーカー 1
でも僕がわからないことはみんながわかってたりとかするわけですよね。逆に。
新年1日目の出勤日はまず部門長に挨拶するみたいなのとか。
なんでみんなわかるんだろうみたいな感じですよね。
言っとけよみたいな。言ってくれたらわかるのにみたいな。
スピーカー 2
誰も言ってくれないけど、みんなからしてみたら、そんなことぐらいわかるでしょみたいな感じですよね。
スピーカー 1
分かんないですね、僕。
この辺ほら、たぶんそういうのがダメな人たちが集まってるもんね。
だから、その辺の能力でトレードオフだと思うんですけど。
トレードオフなんだけれども、だからこそ僕たちって、
同じ言葉で同じ話をしてるのに話が通じてないみたいなことってあるじゃないですか。
スピーカー 2
よくある。
スピーカー 1
AはBですよねっていう話をしたときに、相手が、
わかります、AはBですよねって言ってくれるんだけど、
それに基づいてBがCと一緒かどうか検討しましょうみたいな話をしたときに、
そこが、そうですね、でもCってDだし、Eでもあるから、
そもそもCってDだし、みたいな話を始めて、
いや、いらんくね?そのパートみたいな。
BがCであるかを検討するのに、CがDであるか、CがEであるか、あんま関係ないよね。
BとCを比較すりゃいいじゃんみたいな。
で、既にAはBであることが合意されてるんだから、
CはAであるかとかっていうことを考えればいいじゃないですか。
AとCが同じ物でないのであれば、BとCは同じ物でないという結論になり、
BとCが同じ物なのかみたいな疑問に対する答えは同じ物じゃないになるわけなんですけど。
なんでDとかEとか出てきたんだろうみたいな感じなんだけれども、
それはおそらくAがBであるっていう話を始めにしたときに、
相手が、あ、AはBですよねって言ってくれたから、
僕はその部分わかってるのかなと思って話を進めてたんだけど、
その部分で実は合意されてなかったみたいな。
僕がAがBであるって言ったことと、
相手がAがBであるって理解したこととはあんまり同じじゃないみたいなことがあったりとかするわけですよね。
それって多分コミュニケーションのスタイルが違うからなんだと思うんですけど、
12:05
スピーカー 1
僕がバカだからとか相手がバカだからじゃなくて、
まあ単純にコミュニケーションのスタイルが違うんだと思うんですけど、
難しいな。
スピーカー 2
なるほど。難しいですよね。
スピーカー 1
おでこに入れ墨してくれればいいんですけどね。
コミュニケーションタイプAとかコミュニケーションタイプ6とか書いといてくれればいいんだけど、書いてないから。
すっげえ説明した後に何も分かってなかったりとかするから、
なんだったんだろうみたいな。分かんなくなったところで手を挙げてくれればいいのにみたいな感じ。
スピーカー 2
あと、よくないんですけど、
僕は結構早々に諦めちゃうんですよね。
この人分かってないなみたいな時に。
諦めちゃうことが結構多くて。
なのに向こうが諦めてないって時はすごい辛いんですよ。
めっちゃ聞いてくるみたいな。
もう言いたくないみたいな。めっちゃ聞いてくるみたいな。もう言いたくないみたいな。
で、言ったらなんか怒り出すみたいな。地獄やなみたいなことがよくあるんですけど。
どうしたらいいんですか?そういう時って。
相手のスタイルに変換しないといけないんですかね?
スピーカー 3
でもそれってできるもんなんですか?
例えば、みんなスポーツができますっていう状態だとして、
僕は野球ができますとか、
むろこしさんはサッカーができますとか、
っていう状態でやり合わないといけないみたいな状況だとしたら、
僕がすぐにサッカーできるかつったら、そんなにはできないっていうパターンもあるじゃないですか。
スピーカー 1
けどね、あんまりそういうことって起きないと思うんですよ。
サッカー好きな人はサッカー好きな人同士で集まってることが多いし、
野球好きな人は野球好きな人同士で集まってることが多いんですけど、
多分世の中で問題になるときって、サッカーができる人と野球ができる人とラグビーができる人とバレーボールができる人を集めて、
スピーカー 3
ビリヤードしましょうみたいなことやってるんですよ。
スピーカー 1
誰もビリヤードのルールわかりませんみたいな話のことをやってて、
で、サッカー好きな人はとりあえずボール蹴ってみるんだけど、
ボール蹴って見たのを見て、蹴られたボールを野球好きな人が拾って投げたりとかして、
ラグビーの人がそのボール持ったものがいなくなったりとかして、
おい、いなくなっていいのかなみたいな感じになるみたいな感じだと思うんですよ。
スピーカー 3
多分世の中のプロジェクトって、世の中のプロジェクトっていうか、僕たちがやってることって。
スピーカー 1
カオスなんですね。
カオスなんですよね。
スピーカー 3
なるほどなあ、そっか。
スピーカー 1
だからディスコミュニケーション問題になると思うんですよ。
なんかこう、やらなきゃいけないことがなければ、別にディスコミュニケーション起きることそのものってあんまり大事じゃなくて、
15:05
スピーカー 1
僕たちがホームサーフェンスは基本的に同じ空間にただいるとかだけで、コミュニケーションってかなり十分なんだと思うんですよね。
スピーカー 2
相手の存在を感じてるとかで相当十分、かなりダウンしてると思うんですよ、80%ぐらい。
スピーカー 1
コミュニケーションが、ディスコミュニケーションしててもいいんですよ、別に成り立ってなくてもいいですよ、会話が。
会話成り立ってなくても、交わされてるみたいなことのほうが大事だったりとかするから、いいんですけど、
近代社会は、我々が愚かであるがために何かの共同のプロジェクトをやらないとできないみたいなことがいっぱいあって、
仕事とか家庭運営とか、そこで恐ろしいことが、ディスコミュニケーションだとできないように、
私たちそれもコミュニケーションに向いてないみたいなことがあって、難しいことになってんじゃないかなっていうのが最近僕は考えてることですね。
ちょっと1,2分戻っちゃうんですけど、本当にすいませんね、ダウンはビジネスパーソン語ですか?
出ちゃった。
出ちゃったよ。出ちゃった。
これビジネスパーソン語が何回か発見されると何か痛い目にあったりします、僕。
スピーカー 3
一応集計はしていこうかなと思ってます。こっそり。
スピーカー 2
グラフにしてね、誰が一番言ったかみたいなのをちょっと視覚化していきたいですよね。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
いい動きをつけていきたいと思います。
スピーカー 3
ダウンは終了とか終わったとかそういう意味ですか?
スピーカー 1
やり終えるみたいなことですよね。
スピーカー 3
わかりました。ダウンはやり終えたです。わかりました。
スピーカー 1
はい、すいません戻しますね。コミュニケーションは難しいよねっていうとこですよね。
スピーカー 2
難しいなーって思います。
スピーカー 3
いや、マジむずいんですよね。むずいんだよ。
例えば文化資本が違ったとして、一緒の場にいればっていう場合とZoom上でっていう場合だとやっぱZoom上の方が難易度が上がったりするんですかね。
スピーカー 1
それも多分コミュニケーション特性だと思うんですよ。
スピーカー 3
言語制でコミュニケーションしてる人ってZoomと対面の情報量はほとんど変わってないと思うんですよね。
スピーカー 1
あ、そっか。そうですよね。
話されたことがすべてだから。けどそうじゃなくて別のコミュニケーション方法を用いてる人がZoomだと。
18:05
スピーカー 1
今のビジネス、ビジネスターさんですか?
今の100位です。
すいません面白かったものですよね。
何だっけ。
スピーカー 3
何でしたっけ。
スピーカー 1
そうそうそう。別のコミュニケーション方法を取ってる人はZoomだと、例えば相手の表情とか仕草とか座る場所とかの情報とかっていうのを取ってるタイプの人って、
座り方とかの情報を取ってる人ってZoomだとすっげー大変だと思うんですよね、やっぱ。
何の情報もないじゃんみたいな感じになると思うんですよ。
けどそれが自分は表情とか仕草とか座り方から情報を取ってるって本人が分かってたら問題ないってこと。
けど僕たちコミュニケーションって言語で話されてるって思ってるから、
その、なんていうかな、言語以外のコミュニケーションみたいなものを使っている本人でさえ、自分は言語でコミュニケーションしてるって思ってると思うんですよ、本人。
スピーカー 2
それなんだよ。それなんだよ。
スピーカー 1
だから、そういった人は、マジで言語だけでコミュニケーションしている人とかっていうのに会った時に、
で、Zoomとかでそういう人と話した時に、あの人って話が難しすぎて分かんないみたいなこと言うんですよね。
もっと簡単に喋ってくれればいいのに。
スピーカー 2
ダンとか言わずにね。
スピーカー 1
そうそうそう、ダンとか言わずにね。
うん。
パースペクティブとか言わずにね。
はい。
けど、多分どんなに簡単に喋っても伝わりにくいと思うんですよ。
言語性じゃないところでやってる可能性が高いから。
うんうんうん。
スピーカー 2
いや多分確かに、本人自覚がないパターンっていうのは本当にね、あの、さっきちらっと言いましたけど、辛いんですよ。
言語で確認してくるから。言語で確認した方がいいんだって思いながら。
でも答えないとなんかこう、それもまずいからもう質問には答えるけど、なんか違う感じになっちゃうみたいな。
スピーカー 1
ハグすりゃよかったんだよみたいな。
ハイタッチそこはすればよかったものをなんで言葉で確認したんだみたいなことがあるんですよ。
多分ね、分かんないけど。
仮説、今日の話、今日の僕の話、全部仮説です。
何の科学的エビデンスもないです。
スピーカー 2
あったかったかな、使いましたよ。
スピーカー 3
あ、すいません、ぼーっとしてました今。
エビデンスね。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 3
まあありそうですね、でもこれ、確かに。
スピーカー 2
あとね、嫌なのが、言語性が強い社会、この社会自体が今かなり言語に優位に作られてる感じするじゃないですか。
21:03
スピーカー 2
だから、そうじゃない人と、さっき言った、言語で自分は理解するタイプじゃないのに、言語で理解するタイプだと思い込んでいて、
言語で確認しようとしてくる人がいて、でなんか噛み合わないってことが起こるじゃないですか。
で、あなたが言ってることはこうでこうでこうだから尻滅裂なんだってことを言語的に説明するとやっぱ馬鹿にしているとか責められているとかってことになっちゃうんじゃないですか。
スピーカー 1
でも、そうじゃないってことがわかったしですよね。
スピーカー 2
言語的に見ればそうだと言ってるだけであって、他の別にダンス踊るでも僕はいいんですよ。
スピーカー 1
でも言語で確認しないでくれって思ってるんですよ。
スピーカー 2
むずい。
スピーカー 1
難しいですね。馬鹿にしてるって言われるのつらいですね。
つらいんですよ。噛み合ってないよってことを言ってるだけで、別にお前が悪いとか言ってないんですよ。
スピーカー 2
だから言葉にする他の方法って言ったら、なんかお前と話にならねえって言われてると思い込んでたりするから。
確かに言語は難しいかもね。あなたが得意な方法でやりましょうよって、むしろ情報をしてるつもりなんだけど、馬鹿にしてるとかなっちゃうのは、
この社会が入れ物として言語優位になってるからってことなのかな。それでやらないってことが馬鹿にされてるってことなのかな。
スピーカー 1
そうだと思う。それで、全然なんでもいいのに。
そう、なんでもいいんですよ。
コミュニケーションがうまく取れないとできないようなことって本当は多分あんまないんですよね。
大体のコミュニケーションでできることばっかりだと思うんですけど、そういう目標値の設定みたいなのが結構きつくて、それでみんな苦しんでる気がする。
例えば、ビリヤードで弾がいっぱいある中で1個だけ穴に落とせばいいですみたいな話をしてるっていうか、
多分それくらいのことが本当はやらなければならないことなのに、どうやって弾を落とすかみたいなことでディスコミュニケーションが発生してうまくいかないみたいな。
足で蹴ったらいいんでしょうか。投げたらいいんでしょうか。持って走ったらいいんでしょうか。
たまに、とりあえず何でも入れるんだよ、このところにみたいなのが、なんか思い切ってやらないみたいな感じなんですけどね。
24:04
スピーカー 2
ちっちゃい頃って確かにもっと言葉とかから解放されて遊んでた気がするんですよね。
それこそこれやっちゃいけないことだから法律で書かれているからとかいうことはわかんないし、あんまり意識も及ばないから、
目の前にあるものと一緒にいる人たちの関係性の中で、空気の中でこんな風にしようよっていうことをそんなに言語化せずにこんな風にしたいんだろうなみたいなことを察しつつ、
なんか一緒に遊んでたなあ、そんなに言葉にしなかったなあって思うんですよね。
スピーカー 1
そうか。でも今ちっちゃい頃の話をされて、ふと思い出したんですけど、3歳から5歳とか結構言語性にばらつきがあるじゃないですか。
言語で説明できない人のことなんか、動物のカテゴリーに入れてました、自分の中で。
サイコパスのラジオですかこれ。
なんかそういうやつに限って体が大きくて暴力的だったりするわけですよね。
全くよくわからないところで突然暴れ出したりとか怒り出したりとかするわけですよね。
何の説明もできないんですよね、たぶん。
スピーカー 2
言語的にはね。
スピーカー 1
言語的には。
なんていうの、広告誌っていう、なんていうの、チラシか。チラシでうまく棒を作ることができない時とか、なんか突然怒ったりとかしてたやついたんですけど。
動物だと思ってました。
あんまり自分の中で人間のカテゴリーに入れてなかったです、そいつのこと。
スピーカー 3
なんかツイッターかなんかで見たんですけど、言語化能力が低いとそれがストレスになって起こりやすいみたいなのを見たんですけど、そういう現象が起きてたんですかね。
スピーカー 1
そうかもしれない。
昔、あるプロジェクトで、プロジェクトを統括してる人を、僕がそのプロジェクトの中で最もランクが低い人だったんですよね。
最もランクが高い人とナンバー2の人とナンバー3の人と4人で会議に入ったんですよ。
で、僕がそのプロジェクトについて、ナンバー1の人がいろいろ言ってたんだけど、それに対して対案みたいなものを出して、ナンバー1の人を論破したんですよね。
27:01
スピーカー 1
したらナンバー1の人がブチ切れて、ナンバー2の人を激詰めするっていうことが始まったんですよ。
2に行ったんですか。何が起きたかわからなくて、僕。
ナンバー2の人に、「君はどう思うんだ!」みたいな怒りを始めて、「え?」みたいな。
僕に怒るならわかる。それでもわかんないけど、別に自分のプランをディフェンスすればいいだけなのに、怒ってもしょうがないから、別にディフェンスすればいいんだけど。
せめて僕にならわかる。こんな右も左も分からないような若造が夢道のことを言い上がってみたいな気持ちになるのは、私は非常に理解できるから、僕に怒る分はいいんだけど。
多分、本人はなんで言いくるめられてるのかわかんないんだけど、僕の言ってることの方が正しそうだなっていうことは理解したと思うんですよね。
だからここで僕にキレるのはあまりにもカッコ悪すぎるって思ったんだと思うんですよ。
だからナンバー2の人になぜ意見を出さないみたいな、よくわからない角度からのキレをしてたんだけど、
言語性が低いとストレスみたいなのが、やっぱりそういうのがあるのかなって今思いましたね。
スピーカー 2
あるなぁ。確かに。
でも室野さんの言語を理解できないと怖いよね確かに。
なんか言ってきてるナンバー4が、しかもナンバー2と3見たらどっちかと言ったら4の意見に納得してそうだってことでしょ。すごい不安ですよね。
スピーカー 1
ナンバー4じゃないですよ。その場合僕ナンバー60ぐらいの立場かな。
スピーカー 3
ナンバー60の意見にナンバー2が賛同してる雰囲気に起こったんじゃないですか。
スピーカー 1
内容じゃなくて理解できないけどみたいな。理解はできないけどなんでナンバー60の方を支持してんだよみたいな。感じたんじゃない。
そうだと思うけど言えばいいじゃないですか。直接ね。
僕に言ってもいいし、その僕の言ってる内容がわからなくても、僕のプランを支持してほしいって僕が責任者だから、
僕の責任でこっちをやりたいからこうしたいって言えばいいじゃないですか。別に論破する必要ないんですよね。
彼が決済権限があるんだから、こいつに言ってることはよくわからないから僕の案でとりあえず行こうねって言えば、
誰も別に逆らわないわけですよね。あなたの責任であなたが決めたんだからコミットしますよっていう、そういうチームなんだから。
スピーカー 2
自信もなかったんじゃない?
スピーカー 1
だから多分誰が決める権利がある、その人は僕の非常に印象深い言葉である、なぜ私に決めさせるのかっていう名言を。
30:02
スピーカー 1
その人が決済権限者だったから、あるプランについて、A案とB案とC案があって、A案の良いところはここで、悪いところはここで、B案の良いところはここで、悪いところはここで、C案の良いところはここで、悪いところはここなんですけど、
どれがいいと思いますか?みたいなことを聞いたら、なぜ私に決めさせるのかって聞かれたんですよね。
あなたが決済権限者だからって思ったんだけど、何を聞かれてるかよくわからないから、にわかに答えられなくて、黙ってしまったんですよね。
聞いたら彼が、もうちょっとよく考えてきてくださいって言われて、何を?みたいな。
スピーカー 2
僕の中では今映像は、室田さんが湖に出てきて、金の斧ですか?銀の斧ですか?それとも普通の斧ですか?みたいな言ってる状態に対して、なんか、僕に選ばせるんですか?って言ってる状況が浮かんできちゃいましたね。
ちょっとよく考えて出らせてください。もう一回湖に帰っていく感じで。
スピーカー 1
けど、金の斧と銀の斧の人は、その状況だったら僕に選ばせるんですか?って思わないですか?だって、落としたのは鉄の斧なのに、金の斧ですか?銀の斧ですか?って聞かれたら、え?え?ってならないですか?
スピーカー 2
でもそれぐらいの突然起こったことだったじゃないですか。鉄の斧を持ってて、なんか自分は仕事しようと思ったら、金の斧と銀の斧をこいつ持ってきたわ!みたいな。
どれにしますか?みたいな。やば、金の斧と銀の斧持ってきた!みたいな。
スピーカー 1
だったら、その動画と同じように、僕が落としたのは鉄の斧なんですけどって言ってくれれば。
ああ、そうですね。
ああ、そうか、みたいになるんだけど。で、その時に、面白いなーって思ったのは、いろいろ考えて。
で、僕が、やっぱA案の筋がいいと思います、みたいな話をして。したら、決裁権限の方が、それはもうね、とんでもない悪手だと。
どう考えてもC案だ、みたいなことを言って。もうじゃあ、はっからそう言えや!って思ったんだけど、そのC案で仕事を進めたんです。
で、だいたい9割9分ぐらい仕事ができた時に、決裁権限者の方が力作の仕事を持って、最終権限者のところまで持ってったんですよ。
最終権限者のことは、「何これ?普通に考えればA案でしょ?」みたいなことを言ったらしくて。
怒りながら帰ってきて、僕の机にこのC案のモデルのやつをバーン!って置いて。
33:06
スピーカー 1
A案がいいんだって。でももう取り戻し効かないから、C案で行くから、とか言われて。
なんで怒ってんの?って感じですよね。
スピーカー 3
大変ですね、これ。
スピーカー 1
大変っていうか、僕が世間知らずだったですね。社会ってそういう感じだったんだって知らなかったから。
今ならもうちょっと上手くやれる。
上手くやるって言ってもね、結構きついけどね。
スピーカー 3
だからもう今なら何にも考えないっていうのをやる。
スピーカー 1
仕事をしないっていう作戦ですよね。
スピーカー 2
案なしってことですね。
スピーカー 1
確かにそのプロジェクト11人いたけど、稼働率5分の1ぐらいだったから、
スピーカー 2
そういう状況で働かないみたいなのは自然の成り行きとして、合理的判断としてなるんですよね、たぶん。
張り切っちゃいけないみたいな。
スピーカー 1
すごい世界だな。
スピーカー 3
すごい世界ですよね。
スピーカー 2
オノの話も出たんで、これも絵本にしていくしかないですね。
確かにね。
スピーカー 1
あなたが落としたのはAなんですか、Bなんですか、Cなんですかって。
スピーカー 3
で、それ読んだ読者がオノって言うんでしょ。
そういうの出てくるんですね。
スピーカー 1
すごいな。今まじで思いもよらなかったです。
僕はね、こういうのを絶対に取り落とさないっていう気概で生きてるから。
そういうポッドキャスターですか、これ。
いいですね。ちょっと見習っていきます、僕も。
スピーカー 3
じゃあ、お後がよろしいようなので、この辺で終わりますか。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
35:29

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