読書フィットネスの定義と目的
みなさん、こんにちは。今日からみなさんには、みなさんの人生をより豊かに、そして主体的にデザインしていくための特別な講座にご参加いただきます。
その名も、読書フィットネスです。まず、みなさんに質問です。 読書と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべるでしょうか?
おそらく、多くの方が、知識を得るもの、時間をつぐすもの、リラックスするものといったイメージを持つかもしれませんね。
もちろん、それらも読書の大切な側面です。 しかし、今日から、みなさんには、読書を最高の自己投資と捉える視点を持っていただきたいと思います。
では、読書フィットネスとは一体何なのか、その定義からお話ししていきましょう。 読書フィットネスとは、自分に合った読書の型を見つけ、最高の自己投資を実践し、そのリターンとして健全な人格、
姿勢、ユーモア、そして社会性を身につけていくこと、です。 単に本を読むだけではなく、自分自身を成長させるためのトレーニングだと考えてください。
そして、この読書フィットネスを行う目的についてです。 読書フィットネスの目的は、読書という具体的な活動の実践を通じて、キャリアオーナーシップのマインドと、
自分のキャリア戦略を描き、それを実行するリテラシーを身につけることにあります。 キャリアオーナーシップとは、まさに自分の人生のハンドルを自分で握り、
自ら進むべき道を決定していくことを意味します。 私たちは、自分で意思決定しているという感覚こそが幸福を生み出すと考えています。
そして、意思決定の量と質を高めることが、人生の豊かさを左右するのです。 読書フィットネスは、皆さんがまさに自分の人生のハンドルを握り、
自ら進むべき道を決定していくための強力なツールとなるでしょう。 さらに、読書フィットネスの根底にはある強い信念があります。
それは、豊かなものの見方によって豊かな人生は作られるという信念です。 私たちは、同じ出来事でもそれを見るものの見方、
つまり、哲学や思想、信念によって私たちの思考や行動、そして生み出される成果が大きく変わると考えています。
読書フィットネスでは、この豊かなものの見方を増やすために、より高いし座、より広い視野、より多くの人の立場の視点、そしてより深い洞察という4つの観点を意識していきます。
物事の捉え方一つで人生が大きく変わる可能性があるのです。 そして、このものの見方は何が正しいかではありません。
皆さんが自分がどのものの見方を採用したいか、採用すると決めるかが最も重要なんです。 読書フィットネスは皆さんが自分にとって最適なものの見方を採用し、それを実践していくための土台となります。
学習スタイルとキャリアデザイン
この自分で選んで決めるという自由こそが幸福の源なんです。 読書フィットネスを通して皆さんは自分の学習スタイルを確立し、インプットする力、アウトプットする力を磨いていきます。
そして人生を経営する力を養い、あなた自身のキャリアをデザインし、創造していくことができるようになるでしょう。
今日の講座で読書フィットネスの全体像と目的、 そしてその根底にある信念を感じ取っていただけたでしょうか。
次回からは具体的な実践方法について、さらに詳しくお話ししていきますので、どうぞお楽しみに。
