趣味への許容量の重要性
結婚相手を選ぶときって、共通の趣味ってよく話題になりますよね。
A. ええ、なりますね。
D. でも、本当に大事なのってそこなのかなーって。
今回はですね、あるブログ記事をちょっとヒントにして、趣味が合うことよりも、むしろ相手の趣味への許容量?
これが重要かもしれないという視点について、あなたと一緒に考えてみたいと思うんです。
A. はい。
D. はい。早速ですけど、この記事結構面白くて、
多くの人が、パートナー選びで共通の趣味、これを重視しがちだと。
でも、いやいや、本当に大切なのは趣味の許容量なんだって、こう主張してるんですよね。
この許容量って具体的にはどういうことなんでしょうか?
A. そこが非常に興味深いポイントですよね。
この趣味の許容量っていうのは、自分がその趣味に、例えば全く興味がなくてもですね、
相手がそれに時間とかお金とか、あるいは情熱を注いでいるのを、どれだけまあいいかって受け入れられるかっていう。
D. ああ、なるほど。
A. そう。相手の世界を尊重できる度量みたいな。そんなふうに言ってもいいかもしれませんね。
D. 相手の世界を尊重する度量ですか。なるほどね。
記事の筆者の方の例がすごく具体的でわかりやすいんですよね。
A. そうですね。
D. ご自身は毎日ゲームをするけど、奥さんは特に何も言わない。
しかもゲーム機とかテレビの取り合いもないと。これ結構理想的じゃないですか。
A. そう思います。なかなか。
一方で奥さんの方はディズニーが好きで、関連情報とかよく見てると。
筆者自身はそこまで熱心じゃないんだけど、でも誘われれば一緒に行くっていうスタンス。
D. ああ、その距離感がいいですね。
A. ここにも相手の趣味への歩み寄りが見えるというか、無理に合わせるんじゃなくて、邪魔はしない。
で、時には付き合うみたいな。そういうバランス感覚ですよね。
D. 確かに。他にもありましたよね。
ご自身はお酒を飲まないけど、奥さんが飲むのは全然OKとか。
逆に自分が何か突拍子もないことを試すときには、奥さんが協力してくれるとか。
A. これって単に趣味が違うっていうこと以上に、お互いの存在とか選択をもっと混沌的に肯定し合ってる感じがしますよね。
D. まさにそうだと思います。
ただ重要なのは、この許す要領にも限界はあるぞっていう点も筆者はちゃんと指摘してるんですね。
A. ああ、限界もある?
D. はい。例えばですけど、昆虫をペットにするとか。
A. うわあ、それはちょっと…
D. ですよね。あるいは休日を全部パチンコで潰すみたいなことは、さすがにお互い受け入れられなかっただろうなと。
A. なるほど、なるほど。
D. これがいわゆるNG領域っていうことなんでしょうね。
A. ああ、NG領域。なるほど。何でもかんでもOKっていうわけじゃなくて、お互いにとってこれだけは譲れないとか、これはちょっと生理的に無理みたいなそういうラインがちゃんとあると。
D. そうなんです。
A. で、そのNG領域に踏み込まない限りにおいては、相手の趣味を尊重できる、そういうことですかね。
D. おそらくそういうことだと思います。つまり、この筆者が考えている相性の良さっていうのは、表面的なその趣味が合う合わないということよりも、もっと深いところのお互いの根幹にある価値観とか、どうしても許せないことか、まあぶつからないこと、そっちの方がはるかに重要なんだっていうことなんでしょうね。
許容量とNG領域
A. それは深いですね。結婚する前からずっと続けてきた趣味とか、自分にとって大切な時間ってありますもんね。
D. ええ、ありますよね。
A. それをパートナーができたからって、じゃあ簡単に手放せって言われるのは、想像以上にストレスになる可能性はありますもんね。
D. そう思います。記事では、趣味の仲間は家の外でも見つけられるとも付け加えてるんですよ。
A. ああ、それも大事ですね。
D. パートナーにそのすべてを求めるんじゃなくて、自分の世界はまあ自分で維持しつつ、パートナーとはお互いの世界を尊重し合うみたいな。
A. そういう関係性の方が、もしかしたら長続きするのかもしれないですね。
D. 確かに何でも共有しなきゃって思うと、なんか息苦しくなることもありますしね。
A. ええ、ですから今回の話をまとめますと、パートナーを探すときに、もちろん共通の趣味があればそれは楽しいでしょうけど、
A. それ以上に相手の好きなことを自分も許容できるかなとか、自分の好きなことを相手も邪魔せずにいてくれるかなっていう、その許容量の視点ですね。
D. うーん、許容量。
A. これを持つことが、もしかしたらその本質的な相性を見極める鍵になるのかもしれないなと。
A. なるほど。最後にあなたに考えていただきたい問いかけなんですけども、この許容量とかNG領域っていう考え方って、これ趣味だけの話じゃないなって思うんですよね。
D. ああ、確かにそうですね。
A. 例えばお金の使い方とか、時間の使い方、人付き合いの仕方、あるいは家事の分担に対する考え方とか、長期的な関係を築く上で大切な他の側面にも同じような許せる範囲、許せない範囲ってあるんじゃないでしょうか。
D. うーん、ありますね、きっと。
A. ご自身のパートナーシップにおいて、あるいはこれから築く関係性において、どこまでが自分の許容量の範囲内で、どこからがNG領域なのかななんて、ちょっと立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれませんね。