レオンポケット5の概要
さて今回は、ソニーのレオンポケット5。レオンポケット5。これあの、着るエアコンなんて呼ばれてますけど、実際のところどうなのか。
あるユーザーさんの詳しいレビュー記事を元に、ちょっと掘り下げてみましょうか。
いえ、お願いします。レオンポケット5、注目されてますよね。
そうなんですよ。記事によると、これ7月時点ではもう、ひなうす状態で。
ああ、そうでしたね。
定価が1万7600円なのに、かなり高値でしか見つからないみたいな。
うわあ、すごい人気。
レビュー書かれた方は、運良く公式サイトの再販で買えたそうですけど、そこまで人気だとね、期待しちゃいますよね。
確かに。
で、一体どんな仕組みで動いてて、実際の使い心地はどうなのか。あとこれ、本当に買いなのかどうか。そのあたりをレビューから探っていきましょう。
はい。
まず、基本の仕込みですけど、これは首の後ろにこう冷却プレートを直接当てるタイプですよね。ペルチェ素式でしたっけ?
ええ、そうです。ペルチェ素式を使って直接肌を冷やすと。で、よく誤解されるんですけど、上についてる空気の出口みたいなところ。
はいはい、ありますね。
あれは冷風を出すんじゃなくて、あくまでプレートを冷やすときに出る熱を外に逃がす、排熱用なんですよね。
だから扇風機みたいに風を浴びるのとはちょっと違うんです。
なるほど。直接冷却型。
じゃあ操作とかはどうなんですか?毎回スマホ出すのちょっと面倒かなとか思うんですけど。
そこがですね、このレビューだとすごく評価されてる点なんです。まずスマホとの接続。スリープからの復帰とかもすごく早いらしいです。
へえ。
で、もっと重要なのが自動モード。
自動モード。
首につけたのを検知して勝手に電源オンオフしてくれたり。
おお。
あとは周りの状況とか見て冷却の強さも自動で調整してくれるスマートクールモードっていうのがあるんですよ。
へえ。賢いですね。
だから一回スマホで設定しちゃえば、あとはもうつけるだけみたいな。この手間いらず感は普段使いにはかなり大きいかなと。
へえ。
装着検知でオンオフ、冷却レベルも自動。それはもう本当に着るだけって感じに近いですね。
そうですね。
ただ、いくら便利でもつけ心地が悪かったら意味ないじゃないですか。その辺、レビューではどうでした?
ネックバンド自体は調整できるみたいなんですけど、やっぱり最初は少し違和感があったとは書かれてましたね。
まあ、慣れは必要ですかね。
ええ。自分に合う位置を探すみたいな調整はいるかなと。あと面白かったのが、排熱ダクトの話で。
排熱ダクト?
はい。長いのと短いの、2種類ついてるらしいんですけど、Yシャツにネクタイっていう格好だと、長い方だとちょっと襟が後ろに引っ張られる感じがしたって。
ああ、なるほど。わかります、それ。それでその方はどうしたんですか?
通勤の時はもう快適さ優先で、その排熱パーツ外しちゃってたらしいです。
あ、外しちゃうんだ。
ええ。まあ、排熱の効率はちょっと落ちるかもしれないけど、襟元の快適さを取ったってことでしょうね。服装との相性は確かにありそう。
そういうなんかリアルな使い方の話は参考になりますね。
ええ。
あと、こういうデバイスで気になるのはやっぱり音じゃないですか。作動音。
これがですね、驚くほど静からしいんですよ。
え、そうなんですか?
主な音は排熱ファンの音なんですけど、レビューだと首の後ろにあるのに動いてるかわからないくらいって書いてありました。
え、首の後ろで動いてるのにわからない。
ええ。で、一番強くしてもまあ普通のハンディファンくらいの音量だそうです。静音性はこれかなり優秀だと思いますね。
それはすごいな。静かなオフィスとかでも全然気にせず使えそう。
でしょうね。
で、肝心のその冷却効果。実際どれくらい涼しくなるものなんですかね?
キルエアコンって言われると結構期待しちゃうんですけど。
レビューによれば、炎天下でも首筋にはちゃんとヒヤッとした冷たさは感じると。
お、それは良いですね。
なので、暑さに対するうんざり感みたいなものはかなり減るらしいです。
ああ。自燈とした嫌な感じが減るのは嬉しいですね。ただ。
ただ、やっぱり汗が全く出なくなるっていうほどの効果ではないみたいで。
ああ、なるほど。
これだけでじゃあハンディファンいらなくなるかっていうと、そこまででもないと。
だから過度な期待はちょっと禁物かなという感じですね。
なるほど。
劇的に体感温度が変わるというよりは、その不快感を和らげてくれるっていう方向性なんですかね?
そうですね。で、このレビューで特にこれ効果あるって指摘されてたのが。
はい。
外から冷房がガンガンに効いた室内に入った時。
ああ、はいはい。
あの時にブワーッと汗が吹き出すじゃないですか。
出ます。あれすごく嫌ですよね。
あれがかなりマシになるっていうんですよ。
それは大きいかもしれない。
これは多分直接肌を冷やすそのペルチェ素子ならではのメリットなのかなと。
確かに。
だからレビューでは、炎天下でずっと作業する人向けというよりは、むしろ通勤とか通学みたいに、
屋内と屋外を行き来する時の温度変化による不快感。
これを減らしたいっていう人に特にいいんじゃないかって分析してましたね。
評価と考察
なるほどなあ。ターゲットがはっきりしてきましたね。
そうなるとバッテリーの持ちとか持ち運びやすさとかその辺も気になりますけど。
バッテリーはまあ冷却の強さによりますけど、メーカーの数字だと一番弱いモードで17時間。
結構持ちますね。
一番強くすると4時間。
まあ普通のスマートモードとかで使っていれば半日くらいは持つかなっていう計算ですね。
USB-Cで充電できるのもまあ便利ですよね。
それなら十分そうですね。
持ち運び自体はどうですか?
重さが150グラムくらいで厚みも2センチくらいなので、
使わない時にずっと首にかけっぱなしだとちょっと邪魔に感じるかもとは書かれてました。
ああ、まあそうですよね。
ただつけたり外したりするのは慣れればネックレスつけるくらいの感じで結構簡単らしいです。
Tシャツなら一瞬、Yシャツでもまあ10秒くらいでできるって。
へー。
だから使う時だけさっとつけるっていうのが現実的な使い方になりそうですね。
着脱が楽なのはいいポイントですね。
これレオンコケット5ってもう5世代目なんですよね。
そうなんですよ。2020年の初代からもう5代目。
着実に進化してて人気もちゃんと定着してる感じですよね。
確かに。
やっぱりハンディファンとかより目立たないし、両手もすきますしね。
あとこの直接冷やすっていうちょっとメカっぽい感じがガジェット好きには刺さるのかもしれないですね。
確かに。なんかこう未来感ありますもんね。
へー。
なるほど。まとめるとこのレオンポケット5はすごく静かで自動モードで手間いらず、つけ外しも簡単。
ただ冷却効果は万能じゃなくて、特に温の変化があるときの不快感を笑うげるのに強みがあると。そんな感じですかね。
そうですね。そういう特性が見えてきましたね。
なので最後にちょっと考えてみてほしいんですけど、あなたが暑さで一番こう嫌だな不快だなって感じるのってどんな時ですかね。
あーなるほど。
じりじり照りつける太陽の暑さそのものなのか、それとも今回のレビューにあったみたいに屋内と屋外を行き来したときの急な温度変化で体がついていかない感じなのか。
ご自身の困っていることとこのデバイスが提供してくれるものがちゃんと合っているかどうか。そこがこれを選ぶ上での一番のポイントになりそうですね。