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2025-08-27 06:31

小遣いは貯金せずにすぐ使え

保守的な人ほど銀行預金を選び、
「元金を失うから」と投資を敬遠するが、
資産を守りたいならなおさら投資をした方が安全だ。
銀行は「頑丈な財布」というだけで資産を増やす効果はない。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20181222/1545466200

https://mclover.hateblo.jp/entry/9393/

サマリー

小遣いを貯金せずにすぐに使うことの合理性について、D.IKUSHIMAさんの視点が探られています。インフレやお金の時間的価値に基づき、預金よりも消費の方が賢明であると提言されています。

消費の合理性
今回の探究へようこそ。今日は、D.IKUSHIMAさんのブログ、「プチメタ3.0」からですね、お金に関する、ちょっと常識破りな視点を探っていきたいなと。
お願いします。
貯金は損、使うが価値かもしれないみたいな、そういう考え方なんです。
小遣いは貯金せず、すぐ使うのが正しい。金銭的不安から貯金するのは間違い。
かなり、あの、挑発的なタイトルですよね。
そうですね。インパクトがあります。
この2つの記事から、まあ、貯金と消費、それからインフレについて、著者D.IKUSHIMAさんが何を伝えたいのか、その確信の部分に迫ってみましょうか。
はい。
まず面白いのが、子供の頃にお金、お小遣いをすぐ使っちゃうのって、実は合理的だった。ここ、なんか、すごく引っかかりませんか。
非常に面白い視点だと思います。これは単にお金を使いましょうっていう、その消費省令の話ではないんですよね。
と言いますと?
そのお金の時間的な価値、特に物価が上がっていくインフレっていう現象と絡めて論じられてるんですね。
なるほど。
著者自身の子供時代のその体験が元になってるっていうのが、また興味深いところで。
IKUSHIMAさん、子供の頃はお小遣いもらうと、もうすぐ使っちゃって、貯金が得意な妹さんと比べられて、金使いが荒いなんて言われてたそうですね。
まあ、ありがちな光景かもしれませんけど。
でも、IKUSHIMAさんは大人になってから、これを別の角度から捉え直したと。
そうなんです。つまり、物価って基本的にはずっと上がり続けるんだから、もらったお金はその、もらった瞬間が一番価値が高いんじゃないかって考えたわけですね。
なるほど。例えば、当時100円で買えたジュースが、今は130円とかになってる。
ええ。
同じ100円玉では、買えるものが少なくなっている。つまり、100円のその購買力自体が、時間とともに下がったってことですよね。
そういうことです。
だから、価値が一番高い、今使うのが、実は最も賢い使い方だったのかもしれないと。
まさに。その考えをですね、2018年の記事では、もっと具体的な数字で示してるんですよ。
あ、そうなんですね。
1985年頃に100円だった缶ジュースが、30年後の2015年には130円になったっていう例ですね。
30年で30円の値上がりですか。年利平均にすると、大体1%くらいの物価上昇ってことになります?
投資の重要性
その通りです。まさにそういう計算になりますね。
ということは、当時の100円も少なくとも年1%以上で増えていなければ、数字の上では100円のままでも、実際に買えるものの価値、つまりその実質的な価値っていうのは、もう減ってしまってると。
金額が変わってないから損してないよって考えるのは、インフレを考えると間違いなんだっていう指摘なんですね。
いやー、なんかシビアな現実ですね。
それでじゃあ、銀行預金はどうなんだって話に繋がってくるわけですね。
そうですね。
今の金利だと、まあ普通預金で年0.002%とか、定期預金でも結構頑張っても0.2%とかですよね。
ええ、かなり低いですからね。
これじゃあその年1%の物価上昇にはもう全然追いつかない。
そうなんです。だから利息でほんの少し、ほんのわじかにお金が増えたとしても、それ以上に物価が上がってしまえば、結局銀行に預けているお金の実質的な価値は、残念ながら減っていく一方だということになるわけです。
なるほど。
この指摘なんですけど、実は生島さん自身の著書からの引用なんだと記事には書かれてるんですよ。
あ、そうなんですか。どの本なんでしょう。ちょっと気になりますね。
それがですね、飯屋幸島さんご自身が書かれた電子書籍で、「資産運用に無関心な人が読む本」っていうタイトルだそうです。
へえ、資産運用に無関心な人が読む本。
はい。これはAmazonで購入できるとのことなんで、もしこの考え方をもっと深く知りたいなって方はチェックしてみるのもいいかもしれないですね。
なるほど。電子書籍で。じゃあその本の中でも、やっぱりその銀行預金に対する過信みたいなものに継承をならしてる感じなんでしょうか。
そのようですね。銀行は頑丈な財布ではあるけれど、それ以上ではないんだと。
頑丈な財布ですか。
資産を増やす効果は期待できないってかざりはっきり書いてるみたいです。
多くの人がなんとなく抱いてる、銀行なら安心っていう感覚に根本的な問いを投げかけてるんですね。
だからこそ元本を失うのが怖いって言って、なかなか投資に踏み出せない人ほど、実際にそのインフレによって預金の価値が実質的にめべりしていくリスク、こっちにも目を向けるべきだと。
そうですね。
むしろそのめべりを防ぐためには、リスクを取ってでも投資を考えた方が長い目で見れば資産を守ることになるかもしれないっていう逆説的な主張につながってくるんですね。
何もしないことのリスクとも言えるかもしれませんね。
チャレンジを先延ばしにすることでインフレに負けないリターンを得るチャンス、つまり長期的な資産形成の機会を失っている可能性もあると。
そういう示唆ですよね。
今回の探求を通して見えてきたのは、相久島さんの現金とか低金利の預金で持ち続けることは、インフレによる購買力低下っていう無視できないリスクを伴うんだと。
だから、価値がめべりする前に使うか、あるいはインフレ率を上回るリターンの目指して投資を検討すべきだっていう一貫したメッセージでしたね。
さて、これを聞いてあなたはどう感じましたか?
相久島さんは記事の中で、執筆当時2018年ですけど、株価が下がっている、今が投資のチャンスだとも述べているんですが、投資には当然ご存知の通り元本割れのリスクが伴いますよね。
ええ、もちろんです。
一方で、銀行預金は元本こそ保証されやすいですけど、インフレによって実質的な価値が減っていくことは、これはもうほぼ確実とも言えるわけです。
うん、確かに。
この投資による損失の可能性と、預金による確実な価値減少、この二つのリスクをあなたはどのように天秤にかけますか?
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