投資を始める理由の探求
はい。今回はですね、多くの方が、投資なかなか始められないんだよなって感じるその理由、ここにちょっと深く切り組んでいきたいなと思ってます。
はい。
元にするのは、プチメタ3.0っていうブログの、あなたが投資をしない理由に一つ一つ反論していくっていう、かなりストレートなタイトルの記事ですね。
そうですね。
これ、FXとかデイトレードじゃなくて、あくまで長期の株式投資っていう前提で書かれてるんですよね。
はい、その通りです。
リスナーの皆さんが感じているかもしれない、そのなんとなく踏み出せない壁みたいなものに、この記事がどういう視点を示しているのか、一緒に見ていければと。
この記事、結構その投資しない言い訳って言っちゃうとあれですけど、まあ、ためらう理由にかなり具体的に反論を試みてますよね。
うん。
これを機に、ご自身の考えを整理する、まあそういうきっかけになれば嬉しいですね。
ですね。じゃあ早速まず一番よく聞くやつ。損するのが怖い。これも誰しも思うことだと思うんですけど、記事ではどうですか?
それがですね、面白いんですけど、記事の主張は、むしろ損をしないために投資するんだって言ってるんですよ。
え、逆ですか?
そうなんです。つまり、何もしないと、ほら、物価って上がっていくじゃないですか。
まあそうですね、インフレとか。
え、だから現金の価値って時間が経つと実質めべりしていく。これってある意味緩やかに損してる状態なんだと。
なるほど。何もしないこと自体がリスクだと。
そういう視点ですね。だからインフレに負けないためというか、資産価値のめべりを防ぐ手段として投資を見直そうよっていう。
うーん、その視点面白いですね。じゃあそれに関連して、これもよく聞く、お金が十分に貯まってから始めようっていう考え方。資金面のハードルはどうでしょう?
ああ、これもね、記事は、いや、順番が逆だって言ってるんですね。
また逆ですか?
ええ、お金を貯めるためにこそ投資を始めるべきだと。
ほう。
あの、ただ貯金箱にお金入れておくだけだと、お金自体は、まあ、付加価値生まないですよね。
まあ利息はほぼゼロですしね、今は。
そうなんです。だったら、投資でお金にも働いてもらいつつ、同時に貯蓄もしていく。こっちの方が効率的じゃないかっていう考え方。
なるほど。貯めながら増やすっていう発想の転換ですね。
ええ。
次に、これも多いですね。知識がないからできない。勉強しないといけないのはわかるけどっていう。
これは結構、記事ストレートに問いかけてますね。じゃあなんで勉強しないの?って。
おお、厳しい。
ええ。初心者向けの本とかネットの情報とかも、もういくらでもあるでしょうと。
まあ確かに。
知識がないっていうのは、結局学んでないからじゃないか。で、その学ぶためのお金、本題とかセミナー代とかも、将来のリターンを考えたら、それはコストじゃなくて、むしろ投資なんだっていう。
うーん。耳が痛い人もいるかも。でも確かに、情報はあふれてますもんね。
そうですね。
じゃあ、その次。投資ってなんかギャンブルっぽいっていうイメージ。これはどうでしょう?
ああ、これもよく言われますよね。記事では、ギャンブルと株式投資はちゃんと違うものだよって区別してますね。
ほうほう。
ギャンブルって、基本誰かが勝てば誰かが負けるゼロサムゲーム的な側面が強いですよね。
はい。パイの奪い合いみたいな。
ええ。でも株式投資は、企業の成長にお金を投じて、その企業が大きくなれば、配当とか株価上層とかで、投資した人も利益を得られる。
うまくいけば企業も投資家もみんなが得をする可能性があるプラスサムゲームになり得るんだっていう点を強調してますね。
なるほど。企業の成長に参加する行為なんだと。
そういう捉え方ですね。
今はちょっと忙しいから、もうちょっと歳をとってからとか、先飛ばしにするケース、これは?
これも、バッサリですね。単に決断を先延ばしにしてるだけでしょうと。
うわー。
人齢を重ねたからって自然と投資がうまくなるわけじゃない。
結局、成果が出るかどうかは知識と経験次第なんだから、行動しないと何も始まらないと。
ふんふん。
待ってても状況は勝手には良くならないし、時間だけが過ぎちゃうよっていう、かなり厳しい指摘です。
特に長期投資だと時間も味方になりますもんね。
まさに。
じゃあ最後に、今の生活で別に困ってないし、資産を増やす必要、特に感じないんだけどっていうスタンス、これについてはどうでしょう?
これも、今は必要なくても将来もそうだとは限らないでしょっていうのが記事の主張ですね。
将来への備え
ふん。
面白い例えでシートベルトの話を出してるんですよ。
シートベルト?
普段事故に合わないからってシートベルトしなくていいわけじゃないですよね。
まあそれはそうですけど。
それと同じで、万が一の備えっていうのは普段は必要性を感じにくいものだと。
資産形成も、いざお金が必要になったり将来困ったりしてから、
あ、準備しとけばよかったって気づいてもちょっと遅いかもしれないよっていう継承ですね。
なるほどな。備えっていうのは平時になかなか実感しにくいと。
ええ。
ここまで投資をちょっとためらっちゃういくつかの代表的な理由と、
それに対するブログ記事の結構ストレートな反論を見てきました。
この記事の切り口、全体としてどう感じましたか?
そうですね。やっぱり根底にあるのは、現状維持って必ずしも安全じゃないよっていう考え方。
それと、ちゃんと自分で情報を得て行動しましょうよっていう強いメッセージを感じますね。
提示された反論が、まあちょっと耳の痛い部分もあるかもしれませんけど、
ご自身の考えをいろいろな角度から見つめ直す、いい刺激にはなるんじゃないかなと思います。
確かにそうですね。では最後に今日の話をまとめて、
一つリスナーの皆さんに考えてみてほしい問いを投げかけたいと思います。
記事は不確実な状況とか、今すぐには必要性を感じてなくても、
将来を見据えて行動することが大事って言ってましたよね?
ええ。
もし皆さんが、今の安心感だけじゃなくて、将来の可能性、
未来の自分とか家族とか、そういう視点をより強く意識して、
お金との付き合い方を見直すとしたら、あなたのアプローチってどう変わるでしょうか?
ちょっと立ち止まって考えてみるのもいいかもしれないです。