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ダイアログカフェ。筋書きのない対話から新しいアイデアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
なんか、9月さ、重めのさ、結構法律系の話もいっぱい。
存続殺人とかね。
存続殺人、原爆裁判。
原爆裁判、確かにそうだった。
意外とあっさり終わったんだけどね。
あっさりだったね。
法律、法定時代はね。
あと少年法改正とかね。
少年法改正とかね。
なんか、まああとね、あの人ミサエ。
ミサエの娘さんが出てきて。
結構ね、色々なものの伏線回収がされていったけど、
なんか、あのミサエのさ、話、あれどう思った?
こういう感じ?みたいな感じ?
なんか、ぶっちゃけ、あんまり僕、なんかそんな心を動かされる感じでは私はなかったかな。
なんか、なんだろうね、唐突。
ちょっと急いだ感じがするっていうか、描き方が。
なんかちょっと消化できなかった感じがすごいあるかな。
まあ確かにね、いろんなものが立て込んでる感じがあったからね。
立て込んでる感じがあって。
そのミサエが、あの子はさ、ほら自分は特別だと思ってて。
で、その地方のすごい有力者の娘さんで、頭も良くて、
っていう中でね、特別だと思ってた女の子が東京に来て、
東大だけど、別に自分は全然特別でもなくて、みたいなところの葛藤とか。
子供を持ったら特別になれるかと思ったけど、そうじゃなかったとか。
なんか一つ一つのところは、わからないでもない部分とかはいろいろあったけど、
なんかちょっとね、展開が早かったっていうか、
消化したり考えたりみたいな、響いたりみたいな、
特に私はあんまりいかなかったんだよね。
なるほどね、そっかそっか。
ユコちゃんは何かあった?
あ、でもこういう風になるんだなと思った。
なんかその元々ミサエはさ、なんかやらかしそうだなこいつっていう感じの
不穏なものをすごい新潟で出して、
またなんか必ず再登場して、何か波乱を起こすに違いないと思ったら、
そっくりな娘だったって。
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娘がそれを踏襲してれば踏襲してるんだけど、
でもその残した、
ああいう田舎の万能感を持っていった、
それはある意味では若いからなのか、
私はね、ちょっと前回の時には言わなかったけど、
いやいや、私ミサンガ配らないし、犯罪を強査したりもしないけど、
いやいや共感してたのね、ミサエに。
共感っていうか、
あ、それ何?動かすってことで?
いや、この万能感。田舎にいた時の自分の万能感は、
ちょっと近い感覚を私は持ってた感じがする。
なるほど。
でも私はさっき言ったように、ここでは私こうだけど、
東京に行ったらそうじゃないだろうなっていうのを
すごく親から言われてきたってこと。
前も言ったかもしれないけど、
自分の期待を超えていく自分みたいなのを
18ぐらいまではずっと感じてきたわけ。
なんかできないかなと思ったことができるとかさ、
これぐらいかなと思ったものを
常に自分が上回っていく感じを18ぐらいまで感じてて、
だから私は何でもできるんじゃないかっていう気持ちが。
万能感とか感じたことないよね、47年くらい生きてるけど。
勘違いなんだよ。勘違いなんだけど。
勘違いでも、やっぱりその万能感を感じるっていうのは、
持つっていうのは、すごい強いと私は思うけどね。
それを試してみたい気持ちっていうのが、
親は否定するわけじゃん。
あんたは勉強はできるけど、
勉強以外のことは思いやがんなみたいな感じのことを、
うちの親はミサイルの親と違って、
うちの親はめちゃくちゃそういう風に言ってくる人だったから、
そうなのかなって。
でも自分は試してみたいみたいな気持ちがあって、
だから東京にすごく行きたかったんだろうなって今思うんだけど、
でもじゃあ東京に来たらどうだったのかっていうとか。
でも自分は特別じゃないっていう風にミサイルが感じて、
子供を産んだらじゃないけど、恋愛とかね、
そういうものにおいて、何か自分を特別視する、
何かを求めたっていうその焦りみたいなものも、
わからんではないなって。
だから私8月までのミサイルはすごく最高な感じだったけど、
何かわかるってのあったんだ。
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余計わかるって思ったわけ。
ちょっと8月も違うけど何となくわからんではないなって思ってたものが、
9月の回収されたときに、やっぱり近いなって思ったっていうか、
だから何かわかるって思ったの。
そうだよねっていう。
何か自分が特別じゃないってことを東京に来て知る感じとか、
それはわかってたようだ、わかってなかったような。
それを恋愛というかね、子供を産めばじゃないけど、
田舎にいたときは自分がモテ遊んでいたとか、
人の心をモテ遊んでた気持ちだったのに、
東京に来たらモテ遊ばれる自分っていうのを感じるみたいな、
それは東京だからなのか大人の世界だからなのかとか、
そういうのはわからないけれども、
でもそういう挫折みたいなものはどこかで来るわけじゃん、人生において。
そういうのはずっと来ないってことは、
万能感を維持したまま一生生きられる人なんていないわけだから、
だから10代の頃の自分の万能感みたいなものが、やっぱり崩れていく感覚が、
あるいは事故で死んだっていうことだけれども、
でもやっぱり自分が消えてしまいたいって思う、
そんな自分は価値がないって思う、そこに陥った。
私は別にそこまでならないんだけど、
でも何かわからないではないなみたいな感じがちょっとした。
私にとっては身に覚えのあるところに落としてくるんだっていうのが、
へーって思ったんだよね。
もっとあれが派手に展開してたら、自分とは違うものだったと思うわけ。
そこまであの万能感を維持しながらトラコと対決みたいな感じになったら、
そんな子いないよねって。
そんなすごい奴いるみたいな、そんなモンスターいるみたいな感じがするんだけど、
挫折したって聞くと、そっかって言って、
まあそうだよねって思うというか。
挫折したっていうのはわかるんだけど、
娘にそれがまた繋がっていってるところまであるじゃない。
そうね。
だから、ドラマというかストーリーとして盛り込んだって感じがあるなって思ったんだけど、
でもその万能感で言うと、トラコだって万能感あったと思うんだよ。
10代の子のトラコってさ。
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なんかハテがいっぱいあるけど、私はそっちそうじゃないと思う。
私は違うと思う。
結構おかしいみたいな。みんな騙されてるみたいな。
自分の考えに対しての、自分が思うハテっていうか疑問に対しての、
ものすごい言語化できるわけではないけど、
でも信じる気持ちっていうのはあったと思うし、
だけどその万能感という意味で、大きい意味での万能感で私は同じなんじゃないかなと思うけど、
でもそのトラコとミサヤの違いって何なのかって言ったらさ、
やっぱり絶対家庭だと思うわけよ。
でもさ、きっとミサヤのお父さんお母さんもさ、愛としてはあったと思うんだよね。
なんかちょろっとしか出てないけど、おばあちゃんとかさ、お父さんとか出来合いしてたじゃん。
そうだね。
そう。見てないけど。見えてないけど。
そうそうだよ。そうだと思う。そうだと思う。
だけど愛情はあるんだけど、何て言うのかな。
見たい側面しか見てない愛し方っていう。
だからその能力とかね。
特別。
でもトラコの場合は別に、
そういう親がトラコを肯定するのは別に能力を肯定するわけでもないっていうか、
能力もないわけじゃないかもしれないけど、
でも別に特別であることが必要ではないっていうかさ、
特別じゃなくなったら私は愛されないみたいなことは、
そういう特別だから愛してるわけじゃないっていうかさ、
でも実際はどうだったかは分からないけど、そう思うものがあったんじゃない。
私が優秀だからとか、私がこうだから親は鼻が高いんでしょうとか、
人は私をチヤホヤするんでしょうみたいな。
でも特別じゃなくなったら誰も私を認めてはくれないみたいな気持ちがどこかにあったのかもしれないし。
なんかさ、子育てでもいいけどさ、
ビーイングっていうか、ありのままの部分を認めてるのか、
できてることっていうかを評価してるのかっていうのは、
無意識にやってる部分って多分あるのを、
子供はなんか敏感に感じるんだろうね、きっと。
確かにそういう意味ではさ、
前半ずっと好きだったしずっとファンなんだけど、
結構トランツバの前半好きなんだよね。
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女学校時代とかさ。
そうだね、分かる分かる。
お父さんお母さんとか、犬爪家とかさ。
その中で、しかもお母さんがトラちゃんをすごい好きじゃん。
すごい好きだし、法学部に行きたいっていうときに、
すごい説得するときにさ、
私勉強もできるしみたいなことをトラちゃんが言ったときに、
そんなの知ってますみたいな。
言ってて、あなたが勉強できることなんてもう分かってます。
そういうことじゃないって、あなたの幸せを考えたときに。
みたいな一連のやり取りとかも、
すごい本当に子供そのものを受け入れてみて、
幸せになってほしいって思うというか。
だから、地獄の道に行く覚悟はあるのって言葉もすごく重たい。
重たいけど背中を押すっていうかさ。
そうだね。
犬爪家とか、その後の後半の保守系とかっていうのは、
結果的にすごくいい人たちの愛のある家庭。
だからトラ子もユミちゃんも自分の人生を肯定できる感じだなっていう。
それは確かに理想だよねっていうのと、
でも一方で家族に恵まれないっていうかさ。
家族が壊るべきだみたいなことさえ願っても叶わない。
米子さんとか梅子さんもそうだし、後半の存続殺人のね。
だってそうだし、凌子様もそうだし、
みんな家族には恵まれなかった。
それによって夢を諦めなきゃいけない。
最後また米子さんも長い時間をかけて、
弁護士になったし凌子様も取ったりとかするんだけど、
けどやっぱりトラ子は本当に恵まれてるんだよね。
めっちゃ恵まれてるよね。
そうじゃない人たちの方が。
でもなんかその地獄がさ、誰にでも地獄があるっていうのが、
前編を通したメッセージだった。
確かに地獄がない人いないよね。
そうそうそう、みんな地獄。
途中米子さんが言ったじゃん。
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原爆裁判の時だっけ?
なんか自分で選んだ。
結局その地獄だから辞めた方がいいじゃなくて、
地獄を自分が選択して、
そういう地獄じゃないと戦えないだろうみたいな。
証言する人、顔に火傷を負った女の人が証言する時に、
やっぱり自分が出てった方がいいんでしょうって。
で、東京まで広島から来たんだけど、
証言者を出した方が裁判に有利になるから、
裁判を出した方がいいって主張してるのも米子さんだったんだけど、
でも、やっぱり声を上げた人に社会は容赦なく意思をぶつけてくると。
だから自分の意思でやるんじゃなければ辞めた方がいい。
で、結局出なかったんだよね。
だから地獄がない人生とか、傷つかないように生きていくなんてことはできないんだけど、
それを納得して、その地獄を選んだかどうかが大事なんだっていうことを。
それも結構さ、前編メッセージで雨垂れ石を穿つもさ、そうじゃん。
最後にトラコが言ったのは、自ら雨垂れになるんだったら自分は臨んでなるって。
そこがさ、小高先生がトラコが妊娠して倒れた時に言った雨垂れの話と、
違うのは、自ら雨垂れになりたいと。
この石を穿つ一滴に自分はなりたいと志願してなるのかと、
すごい雷だと思って入れられたら、お前雨垂れとして入れたのかよみたいなのと、
全然違うっていう。
やっぱり自分の意思で動くっていうことは、前編結構大きなメッセージとしてあったよね。
そうだよね。そうなんだよね。
みんなちょっとずつ何かを、ちょっとずつかちょっとずつでないかわからないけど、
地獄的なものがね。人生のある時期なのか、あるいは一つのある時期の中でも完璧ではないっていうことなのかわからないけど、
それぞれの選んだ地獄があるから、正解がどこかにあるわけでもなければ、
100%満たされるみたいなものもなければ。
だから楽させようみたいな、例えば親が子供に対して楽させてあげたいみたいな、苦労させたくないみたいなことを一生懸命先回りするんだけど、
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けど別に楽なだけの人生なんてどこにもないっていうか、
でも楽させてあげたいみたいな、そういう発想、大変だからやめとけばみたいな。
楽させてあげたいっていうのはどうなんだろうな、ある?
いや、何を持って楽かっていうのはあるんだけど、
例えば小学校受験させるみたいなのって、よく言うのは中受が大変だから、高受験が大変だから、大学受験が大変だから、
大学附属校に小学校で入れたら、この子は最低限のものっていうかね、
大学までも受験なしでいけるじゃないっていう理由で受験させる時の親のマインドとして、
子供にこの子を苦労させたくないみたいな、分かんないんだよ、どっちが苦労か分かんないんだけど、
でもそういう発言ってあるじゃん。
別に中受でもどれでも一緒なんだけど、別に中受も高校受験が大変だから、
ただやりが大変だからっていうのの先回りってどこまで、
それでも自分が選んだ道なら納得するかもしれないけど、親が選んだじゃんみたいな感じだと、
学校とかは一つだけど、でもそういうのって先回りしたくなる気持ちみたいなのがね、
だから春さん、春さんだって最初はそうだったわけじゃん。
地獄なのよと、だから嫁に行ったほうがいいみたいな、女の幸せはそれなんだからみたいな、
幸せっていうか、ベタっていうか、最悪じゃないっていうぐらいの意味だと思うんだけど、
それしかないんだからって彼女は言ってたけど、そうじゃない道は地獄よって言って、
あなたが選ぼうと行こうとしてるのは地獄なのよって。
でもじゃあ、そっちじゃなくて、嫁に行って寸として暮らしていたら、
それはもう地獄じゃなかったのかと思うけどね。
だから結局どっちも地獄なんだけど、自分で選んだかどうかが結局は大事っていうか、
だから自分で選ぼうっていうことなんだと思うけど、
何者にも、親にもとらわれない、それを応援してくれる親もいるし、
親が反対する場合もあるし、
自分が楽に生きるにはどうしたらいいかとか、
どれがより幸せかっていうよりは、どっちなら責任取れるのかみたいな、
どっちなら何があっても、自分でその結果を受け止められるのかっていうか、
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そういうことでしかないみたいな、いろんな人の地獄を描いていった感じがするなって。
そうだね。本当に深いなと思うのは、生き方みたいなところもすごくあるし、
自分の人生を自分で決めて切り開いていく。
その時の決め方、どっちに行くのがいいのかとかっていうのは、
結局正解はないから、自分自身がどうしたいのか、自分自身がどうしたいのかやったら幸せだと思うの。
そこを追求する重要性っていうか、あるいはだったら地獄は耐えられるし、
地獄を最高だとも言える。なぜならだって自分で選んだからっていうメッセージと、
変化を起こしていくみたいなこととか、やっぱり社会の中でのマジョリティに対しての気づきをさ、
常に石を投げていくっていうか、小石でも、みたいなところと、
全体とことを常に描いてた感じがする。
女性の話かなと思いきや、後半になるほどすごくいろんな立場の人が出てきて、
男女だけじゃないものになっていって、むしろ女性っていう要素はだんだん減っていった感じはするけど、
より社会的な問題が。それが好みがあるんだろうけどね。
それに拒絶してる人もいたよね。
あれ、なんで拒絶しちゃうんだろう。
なんか押しつけがましく感じるのかな。
でもさ、実際そうなわけだからね。いるわけだからね。
あと別姓問題とかもね。
そこに同意できない人っていうか、いわゆる保守かリベラルかみたいな考え方で、
保守に近い考え方の人からしてみたら、こんな話聞きたくないっていうかね。
見たくないっていうかね。
だからうまく変わんないんだと思うんだけど、
私は結構考え方の違いだから、こんな一部の人が言ってる、
その人から見たらよ、一部の人が見てるエキセントリックな話を、
あたかもすごく大きな問題かのように扱ってハイライトするなんて、
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すごく政治的で嫌だなって思うとかね。
いう人もいるのかもなっていう。
くだらないこだわりだからさ、夫婦別姓なんて。
別に強く、これを夫婦別姓問題みたいなものになったら、
日本社会が崩壊するみたいな強いこだわりまである人っていうのはすごく一部だと思うんだけど、
でもどっちでもいいじゃんみたいな。
そんなの苗字なんて、オペレーションめんどくさくなるから、
何文句わがまま言ってんのって思ってる人が結構多くて、
そういう人たちからしたら、いやこれが問題だみたいに言われると、
何くだらないこだわりをみんなの問題みたいに言ってんのって思うのかなっていう。
ゲイのことだって何度ってそうなんじゃない?
私には関係のないことなのに、あたかもみんなの問題みたいに、
みんなが見てる朝ぶらで扱うなんて、全然共感できないし面白くない。
説教が欲しいなとかさ、って思う人もいるのかも。
それは本当にマジョリティ側の無意識の傲慢さというか、だよね。
マジョリティの価値観を否定してるわけでも、脅かすわけでもないじゃん。
選択肢を広げようっていう議論じゃん。
LGBTQにしてもさ。
リベラルな考えの人はそう思うんだと思うよ。
だから、その選択肢を広げるということに対しての、
複数の考え方や価値観があるということを公に認めることの怖さって何なんだろうね。
自分が信じてたものが否定される感じなのかな。
それもあるんだろうね。
そこが面白いなと思うのは、
マジョリティ側が信じてるものを否定してるわけではないじゃん。
そこからAからBに変えますということではなくて、
今までAしかなかったものの選択肢をBを増やしましょう。
BとかCもあるよっていうような議論じゃん。
Aはやめますって言ってるわけじゃないけど、
Aの人が感じる怖さっていうのは理屈じゃないシステムとしての怖さなのかな。
でもそう思う人がたくさんいるから変わんないんだよね。
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だから保守っていうのはそういうもんだよね。
これだけが正しいって言ってるのに、
例えば白人だけがいい国だったのに、
そういうのはあったよね。
私何かのフレーズで聞いたことがあるけど、
昔は白人ばっかりのいい国だったのに、
最近は黒人やら、ヒスパニックやら、アジアやら、
違う人たちがいて、前のようないい国ではなくなってしまった。
映画で見たのか、何だったのかわかんないけど、
別にそれを何の悪気もなく、
昔はいい国だったのになーみたいに言っている。
だから白人だけであることがいい国だったっていう、
それが脅かされる感じっていうか。
生存本能的なものなのかな。
まあそれもあるかもね。
例えばさ、文化を守りましょうとかさ、
失われていく伝統技術を継承しましょうみたいな。
それはどこまでなのかってことだよね。
すごい形式的なものとか、
守らないと一つでも変えたら全てが崩れるみたいな。
そういう価値観と。
いやなんか精神を残しながら、
ここは柔軟に変えていきましょうよみたいな。
実際にはそれでいろんなものは変化したから、
むしろ継続しているものはあるんだと思うけど。
ちょっとちょっと変わってきて、
面白いなって思った話をちょっと今思い出したんだけど、
天皇制の話を古典ラジオでやってたときにさ、
なんで日本は天皇制が残り続けているのかみたいな、
この世界最古というか最長の王朝なわけだよね。
これって、
日本の文化の中で、
日本の文化の中で、
天皇制を残しておくことが、
他の人たちにとっては都合が良かったっていう。
普通は外敵とかが来ると、
天皇制をやめて自分が王様になろうとすると。
だけど日本は天皇制を残しているから、
この人の権威をかけて、
自質的な権利をかけて、
自分が王様になろうとする。
日本は天皇制を残しているから、
この人の権威をかけて、
自質的な権利、力を手に入れるみたいなことが、
許されるっていうかさ。
これを否定しちゃうと、天皇制を否定しちゃうと、
自分は何のためにあなたが王様になる、
一番の権力を手に入れる権利があるのかって言ったら、
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自分も脅かされるじゃん。
でも天皇に絶対的な王様があなたやっていいよって認めてくれると、
この人の権威が守られるので、
ほらだって王様がいいって言ってるよ、
私が力を持つことをって言ったら、
他の人もそれに対して、
そうだねっていうのを従わざるを得なくなるみたいな。
だから天皇制を残し続けることに、
すごい価値があったみたいな。
朝廷と将軍の任命するっていうか、
反抗されるみたいなね。
でその天皇制っていうのは、
あれ意味あんのかとかって言ったら、
現実問題、天皇って別に何の権限もないわけじゃん。
象徴だからね。
だから意味ないじゃん。
例えば税金いっぱい使ってるとかさ、
いろいろみんな言ったりするわけだけれども、
天皇制廃止すりゃいいっていう過激な考え方の人もいるけど、
でも天皇制は残った方がいいみたいな。
よく女性天皇の話を、
女性でもいいんじゃないかとか、
そういうことを言う。
だって女性でも優秀な人。
でも優秀か優秀でないかで、
天皇を選ぶっていうこと自体が崩れるっていう。
それすっごい納得したわけ。
天皇は優秀である必要ないわけよ。
だって象徴天皇なんだから。
で、これが女性が天皇になって、
まあ別にこれはルールじゃん。
一つの。男性が。
それが合理的かとか、
いい子とかとか、
まあそういうペア化とか。
でもそれって女性でもいいじゃんっていう考え方の中には、
天皇になりたいでしょうがある感じしない?
うーん。
天皇になりたい人がなるとか、
能力が高い人がなるみたいなことをやり始めると、
天皇になるための争いが生まれるわけ。
だからルールを作って、
もう長男です。
男性だけですって。
最初の決めが良かったか悪かったかってあるし、
むしろ天皇制を継続させるためには、
女性っていうのもいいよっていうルールにした方が残せるから、
女性でもいいんじゃないと思う。
別に私はどっちもスタンスっていうわけでもなくて、
ただなんで女性天皇じゃないとはダメなのかっていうことを、
本当にその問題について考えてる人の
冷静な意見の中には、
今のルールを変えることによって、
逆に変えられるんだみたいなことになることによって、
神聖が生まれると。
そうすると、ちょっと話は違うかもしれないんだけど、
意味があるのかないかわからないけど、
形式として残ってるものって、
実はその構造が守ってる何かがあるっていう。
でもさ、団形って決まったの?
33:02
多分、明治かな?
そうじゃない?
だからさ、別にそれもその時の、
その時の考えで制定をしてるわけじゃない?
そうなんだよ。
だから別に必然性はないと思うんだけど、
昔は女性の天皇もいたし、
でもとにかく天皇というものを、
でも女性でもいいんじゃないか?
なぜなら男女が平等だからみたいな、
その論調が違うんじゃない?
そうだね。それはそうだろうね。
それは天皇性を維持していくためには、
女性じゃないと。
だって生まれる子供の数も減っているし、
っていうことを考えた時に、
昔みたいにたくさん生まれて、
団形が何人もいるとかっていう状況じゃない時に、
そもそも団形って選んだ時点で、
ものすごく選択肢が狭まる、
継続性のリスクがあるわけじゃない?
みたいなところの議論だよね、多分。
そう。徳川もさ、なぜ幕府が続いたかっていうの、
最近やってたじゃん。
だってさ、もうさ、
家を続けるっていうことの方が重要だから、
徳川幕府だけじゃなくて、
養子とかめちゃめちゃすごいじゃない?
そうそう。
あれも争いの時代に戻らずに、
徳川幕府っていうものを長く継続させるために、
あれも優秀かどうかで将軍を選ぶんじゃない?
っていう、
割とそういう仕組みに家康は持っていきたかったみたいな、
もうルールで決めます。
長男が継ぎますとか、
そうじゃなかったらこの人、
そうじゃなかったらこの人、
実際には誰が将軍になるかの、
政治的なものは起きちゃったんだと思うんだけど、
でもいかにそれを排除するかみたいな、
下告状の強い者が上に行くとか、
優秀な人が上に行くみたいなルールを
どのように脱出するかっていう、
形式に持っていくことの方が、
実力じゃなくて形式に持っていくことの方が、
安定には役に立つっていう、
それはなんか分かる気がするっていうか、
だからオーナー系企業が、
例えば逆にオーナー系企業は政権争いが少ないっていう、
決まってるからね。
争ってもしょうがないから。
確かに派閥争いしてもね、
なれないもんなれないからね。
その人に気に入られるようにとか、
あるかもしれないけど、
そういう、
分かんないんだけど、
でも何か古いものを買えないっていう時には、
それで都合のいい何かの構造が、
あるんじゃないかなって思う。
36:02
単純に普通に素直に考えたら、
いいじゃん、フェアじゃん、そんな時代じゃないでしょ。
あなたの何かを否定してませんよって。
別にやってる方も、
男性と女性が平等じゃないとか、
そういうことを思ってるわけじゃないんだけど、
でも今あるものを何か買えることで、
どこかのバランスが壊れる。
それはどこなのかは、
一個一個紐解く必要があるかもしれないけど、
だからややこしくて、
冷静なはずの人が議論しても、
前へ進まないものっていうのもあるのかなっていう、
感情だけの付け合いだったら、
だんだん意識も変わってきてるから、
マジョリティで言ったら、
もしかしたら、
多様性を認めたいっていう人の方が、
もしかしたら増えてるかもしれないんだけど、
そうじゃない何かがあるのかなっていう。
なるほどね。
ありそうだね。
でもさ、そういう意味でも何だっけ、
法とは何かみたいなのがさ、
最初からずっとちょいちょいあって、
清らかなもので守っていかないといけない、
みたいなことを初期に言ってたり、
最後に船のようなものだと思う、
みたいなことを言ってたじゃない。
やっぱりその何か、
可変であるっていうかさ、
守るべきものだけど可変であるっていうのが、
やっぱりすごい大事だと思うんだけど、
そういう意味で、
守るべきものがやっぱりすごい大事なメッセージ。
でもさ、可変なんだけど、
やっぱり守るべきものであったものを変更するって、
ものすごい労力と議論とエネルギーがいるっていうかさ、
っていうのも同時にあるよね。
そこ今ユコちゃんが言ったみたいに、
守ってきたからには、
守ってきたなりの理由が、
言語化できないかもしれないけど、
一部違う側面から見たら、
もう境界化してますみたいなものもあるかもしれないけど、
でもそこに何かしらの真理があることもあるわけじゃん。
っていうのはあるからね。
でもさ、そういう意味ではさ、
元々めっちゃルールの多い国じゃん、日本って。
そうなのかね。
例えばさ、学校の拘束とかもすごい多いじゃん。
謎の拘束とかも。
そうだけどさ、でも歴史的に見ると、
日本って法治国家になったのってかなり後の方で、
江戸時代、武家に対してはあったかもしれないけど、
結構無法主体的な、不問律みたいなものはあるんだけど、
明文化されてなくて例外もめっちゃあるみたいな、
割と西洋の方が、
法治国家だよね。
きっちりルールを決めるみたいなさ。
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戦後なのかな?
戦後なのかね。
いや、どうなの?
そういうことだから、不問律みたいなものが、
明文化はしないが、規制はあるっていうか、
そこそこ空気読むみたいな。
そうね。
逆に明文化されてないから、
明文化されてたらもしかしたら解釈だったり、
これがおかしいとかいう話になるけど、
不問律ってこういうもんだから、みたいな。
確かに。
だからルールが多いかどうかわからないんだけど、
読まなきゃいけない空気が多い感じは、
あるよね。
ある感じはするよね。自由な感じはしないよね、日本って。
海外からさ、海外暮らしが長くて、
久しぶりに日本に帰ってくる人がだいたい言うのは、
ちゃんとしないといけない感があるんだって。
服装も振る舞いも、ちゃんとしないといけないって思うんだって。
日本に帰ってくると。
っていう空気を感じるんだってよ。
なるほどね。
なんだろうね、恥、恥みたいなのがあるんだろうね。
何なんだろうね、世間様、世間、世間ってやつ。
でもそういう空気ってさ、空気だからさ、
言語化が難しいけど、やっぱそれぞれが持ってるものとか、
そこのコミュニティが持ってるものとか、
社会全体が持ってるものみたいなのが、
コミュニティによって微妙に違うと思うのよ。
例えば地方が持ってるものとか、都市にあるものとかも全然違うじゃん。
まあね、確かにね。
でもそれが名分化されてるかってそうじゃない感じはするよね。
逆に名分化されてないが故に、めっちゃ人を見なきゃいけないっていうか、
逆にルールさえ守ってりゃ何でもいいんでしょうみたいな開き直りって、
あんまりない感じがするっていうか、
ルールに書いてあるか書いてないかの問題じゃないみたいな、
人としてみたいな。
でもそういうのに、何ていうのかな、
必要なスキルかどうかはわかんないけど、
求められたり、長けてきたりとか、
そこに長けてるか長けてないかが結構生存、
生存能力に生きてきて、
組織の中とかまさにそうで、
地雷が埋まっているところを読めるかどうかとかさ。
それこそ内進点高い低いもさ、
評価されやすい子とかあるわけじゃん。
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名分化されてないけど、
先生に好かれる子、
そうでない子とか、
何か評価されちゃう子とかいるわけじゃん。
評価されない子とかさ、
能力高い低いでも何でもなくて。
だからそういうの日本人は、
空気を読んでそれに適合できる人が、
なぜか評価されちゃう社会なんだよね。
だからそこに合わせに合わせにいっちゃうわけよ。
そうしていくと果てが生まれないわけだけど、
だってそこに最適化してるから。
で、その方が生きやすくなるし、
そうなんだよ。
生きやすくなるんだよ。
生きやすいことと生きたいかはまた違うんだけどね。
確かに。
生きやすいものにどんどんどんどんいってくと、
気がついて、何歳で気づくの?50くらいで、
あれ?なんかこれ私がやりたかったんだっけ?
私が選んだんだっけ?とか思って、
ミドルライフになっちゃうっていう感じ?
そうだね。
心に果てを。
心に果てを。
なかなか勇気いるけどね。
果てを口に出すのはね。
思うのは思ってもさ。
確かに確かに。
だからさ、だからほら飲み屋が盛り上がるんだよね。
そうだよね。
ガス抜き的な感じになっちゃう。
ガス抜きが、果てが。
そうなんだよね。
そういうのが、やっぱりなんかこう、
たくさん、分かんないけどね、
どこの社会にもあるしさ、
外資だってめちゃめちゃ、
あるある。
外資ほど、もう上に気になれるかどうかで変わってくるから、
そういうの大きいけど、
やっぱり空気を読むことを自然と求められて、
本能的にやっぱりそれをやっていかないと生きていけないみたいなことも、
賢ければ賢いことさ、
学習したりとかするから。
そうだよね。
そうだよ。
だからこそ、やっぱり果てが、
システムの維持の健全性っていうかさ、
に時折必要というか、
ルールが至極真っ当に機能しているときには、
別にみんなで空気の中でもいいけど、
環境が変わってきたり、
ちょっとおかしな方向が入ったときに、
でもその空気のまんま進んだときに、
やっぱりリスク、
動質性のリスクみたいなのが、
増幅しやすい環境なわけじゃん、それって。
だからやっぱり果ての健全機能が重要っていうか。
心に果てを。
心に果てをね。
そうですよ。
すごいね。朝ドラでこんなに語れるなんてね。
ねー、ほんと。
そんな朝ドラは初めてだったね。
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ほんとに。
もうでも新しいの始まってるから。
おにぎり。
おむすび。
違った。梅子さんのおにぎりだった。
おむすびだったよ。
おむすびですよ。
おむすびだった。
ちょっとね、やや不安だけどね。
やや不安だよね。
朝ドラらしいオープニング、
今日ね、第1回放送されて。
ちょっとどうなるのか。
トラツバとはだいぶ趣が違いますけど。
あれだよ、トラツバとのギャップにちょっと苦しい方は、
BSの7時15分からカーネーションの最高層を見よ。
カーネーション面白いです。
カーネーションはおすすめ。
そっち見るといいと思う。
そうだね。
そう。
わかんないおむすびも面白いかもしれないよ。
そうだね。見るよ、朝ドラは。
見るよ。それは見る。
生活習慣だからね。
生活習慣だから見て、
もしかしたらね、おむすびが思いのほかめっちゃ面白かったら、
1ヶ月後におむすび振り返りやってるかもしれないし。
確かに。
ここでもさ、1回インプットされたトラツバ愛が、
自分たちの中のマジョリティであり規制ルールになってるんだよ。
橋本寛太は何も悪くない。
何も悪くない。
出演できてしまったトラコルールで、
おむすびを見ようとするから、
理屈じゃない拒絶感が出るんだよ。
ここにも同じ構造が。
そうだ。メタ認知よ。
メタ認知。
ということで。
毎月振り返ってきたトラツバ愛もこれで、
そうですね。
おしまいです。
残念。
さよなら、またいつかですよ。
ほんとだよ。
ドラマの方が歌を伏線回収してたよね。
伏線回収してたね。
さよなら、またいつかってみんなに言わせてたもんね。
言わせてた。
すごいよね。
歌が先行してる感じがまたすごい。
ロネーズすごかった。
ロネーズすごい。
ずっとなんか口ずさんじゃうしね。
何か鼻歌的に自分は。
ぜひ振付師の人がさ、
振付師自身が踊ったYouTubeがあるから。
めっちゃかっこいいから。
振付した人が?
その振付の踊りが。
切れ切れなの?
切れ切れなの。
大分実際のやつはそうでもない。
ないけど、その前のとことかめっちゃ切れてる。
そうなんだ。
だからぜひそれも見てみて。
あと松山家一郎Xフォローしよう。
Xフォローして。
ということで、では。
さよなら、またいつかね。
さよなら、またいつか。
48:00
これ続けるね。
はい。
では、お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。