00:01
【Dialogue cafe 筋書きのない対話から新しいアイデアと自分自身に出会う場所】
この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
7月になりました。
ねえ、7月。もうちょっと遅かったね、梅雨始まったのね。
あ、そうかもね。確かに。
なんか、6月の半ばぐらいにようやく梅雨が入った?
かたん。
うん。なんか、あれとか見て、でもそこまで雨降ってないよね?
降ってない。
なんか、降ったらめっちゃ大雨になる日とかもあるけど。
なんか東南アジアっぽい感じ。
そうだね。でも、わりと早めに明けるというような噂も聞いたんだけど、
今日も雨は降ってないですか?
ね。
あの、夏。夏ですね。
夏です。夏です。
前回、今回は虎翼の話をね、一月経ったんでね、6月の振り返りをしようっていう回なんですけど。
もうね、ありすぎだよね。
そう。振り返ってみたわけ。この1ヶ月のね、話し始める前に何あったっけって言って。
前回、ユウゾウさん出生したとこまでだったんだよね。
そうなんだよね。まだ戦争終わってなかったんだよね。
そうなんですよ。だから、あの後ね、ユウゾウさんはね、まあまあ死んじゃうなって思ったけど死んじゃって。
トラコの仕事を復帰して、憲法できて。
それ弁当誌じゃなくて、裁判官になって。新キャラもいっぱい登場して。
裁判官編のキャラも濃いよね。
お父さん死んで、お母さん死んで。
そうだった。あのシーンもね。
あのシーンもね。もうなんか、旬を追って振り返っていかないと。
これね、たぶん1回じゃ無理だなってことで。
2回に分けて。
で、やろうという風に思うんですけど。
まあなんの話から。
そうそう、その前に。
あの半分終わったじゃない。6月までで。
その4・5・6で3ヶ月終わったんで。
それで、私たち、私たちってヨコちゃん来てないんだけど。
脱落したんだけど。
そう。トラの翼を愛する同世代の女性たちで、
トラコの会をやりました。
みんなでステーキ食べに行ったんですよ。
濃いね。
エビスのピータルーガーっていうステーキハウスがあって、
ニューヨークのね、私も昔10年以上前にニューヨークで
ピータルーガー行ったことがあるんですよ。
ブルックリンによって。めっちゃ美味しかったもんね。
で、日本にできたのが数年前。
そうだね。
まあ日本だとね、いろいろ円安の影響もあってか、
ニューヨークより値段が、当時食べた時よりも全然値段上がっちゃってるんだけど。
あ、そうなんだ。
私たぶんニューヨークで食べた時は、1人1万円は絶対いかなかったと思うんだよね。
03:00
ほんと?
うん。結構あの、4人ぐらい、ニューヨークに住んでる日本人4人ぐらいで
ご飯食べに行って、8000円ぐらいだったんじゃないかな。
普通に飲んで食べて。
でもまあ、日本でね、この間ワインも多少飲みましたけど、
2万4000円でした、1人。
1人?高っ。
そう。だからね、高いっていうのも分かってたし、
しかも、もうお年頃的にね、ステーキ
そんなたくさん食べられない。
食べられないじゃない?
で、コースとか絶対無理だなと思って。
無理無理無理。
で、でも食べたい。どうしようと。
で、きっかけを探してたのね。
やっぱり一定の人数集まらないといけないなと思って。
かつ、人数集まらなきゃいけないし、
それなりのお金を出さなきゃいけないから
お金も出せるね。
それに賛同してくれる方々と
そういう気分、テンション上げていく時に
行きたいなと思ってて。
それで、こういう虎の翼を語る会をやろうっていうこと自体はね、
もう結構前に。
あれいつ?
4月ぐらい?
ぐらいに言ってたんだよね。
最初はさ、9末にやるっていう話が
終わった後にね、全部。
最終回。
最終回を見ながら。
そう、って言って。
そしたら、足りないみたいな。待てないみたいな声が上がって。
それでじゃあ、折り返し会やるかっていうので
6末にやろうっていうので
私が漢字をやってたんで提案しました。
でね、洋子ちゃんも最初は行くって言ってたのに。
そうなのよ。牛肉がね、胃もたれしちゃって食べられないよね。
ダメ?ダメなの?
ダメなの。
もうね、ほんと胃が弱い。
胃が弱い。
胃腸が弱い。
胃なのかね。
胃な、なんだろうね。
分解できないの?脂を。
そう、牛肉の脂を分解できない感じ。
それでなんか、もともとそんなすごい食べるわけじゃないんだけど
全然シェアだし、いけるかなとか思ってたんだけど
家で薄い、薄い牛肉の一切れを食べたら
なんか胃もたれして
あ、ちょっとステーキは一口も無理かもみたいな。
なるほどね。
私、気持ちだけはトラコの会に行ってたんだけど
お肉が食べられなくて参加できずっていう。
そう、洋子ちゃん残念ながら来れなかったんですが
6人で、しかも予約名が
いのつめともこで
予約したんだよ。
そう、私はね、自分で笑いながら。
笑いながら行ったの?
私が行った時ね、先客が来てたっていうか先に入ってる人がいたから
私はこっちで走らかったんだけど
一人目に行った人とか、後で最後の方に来た人は
いのつめって言って
いのつめ以外何て言うんですかって予約名、いのつめなんだからみたいな
06:01
ウェブで予約して
いのつめ、最初
それでやったらテーブルチェックかなんかで
アカウントで入るとかね。
それで、私の名前でね、本名でね
予約名が入っちゃってて
途中でいつも洋子ちゃんが来なくなったから
人数変更しなきゃいけないから
メールを送ったわけよ。
そしたら予約名が
田中だか小林だかになってるわと思って
ちょっと訂正訂正って思って
予約名が小林で入ってるようですが
いのつめでお願いしますって
下の名前もよろしいでしょうかって
いのつめ投稿でよろしくお願いしますって言って
笑いをかぶ殺しながら
予約名を告げて
承知いたしました、いのつめ様
ちゃんとしたレストランですよ
高級レストランですからね
そんなに笑ったりしませんよね
笑ってたかもしれないけどね、内心ね
表には出しませんね
それでみんなね、いのつめで
予約名はいのつめなんで
みなさん、私がいのつめですが何か
という感じで
入ってきてねって言ったら
どんな罰ゲームって言って
そういう行く場合から
テンション上げていこうみたいな
会をやったんですよ
連続で6人ね
だいたい40代のね
女性たちが
とらつ場合を語るっていう
濃いね
面白かったよ、洋子ちゃんもね
来ればよかったのにね
ほんと
みんな何で盛り上がってたかな
ちょうどね、その日が
翌日
梅子さんの
ほら、梅子さんがさ
ごきげんよう
って言った
会の次の日だったのね
なるほどね
だからもう
大盛り上げしたよ
あれは盛り上がるよ
そう
最後、その次の金曜日は結構
泣ける感じだったし
その話は多分2本目に
梅子さん絡みの話は
2本目にすると思うんですけど
そんな感じでとらつ場は
盛り上がってるよっていう
ご報告です
私もすごい勧めちゃうし
見てない人がいたら
やっぱり見てない人も
複数人から勧められるから
朝とら
ちょっと見てなかったけど
今回見るようになって
泣くっていう
私何であんなに泣いちゃうんだろう
みんな泣くっていう
うちもそうなんだけど
私も中1の娘と一緒に見てて
娘もファンなんだけど
結構お友達も娘さんと一緒に見て
娘もハマってるっていう
娘は泣く?
娘はさすがになんか
たまにかな
09:01
たまにぐらいかな
中1にはちょっと
泣きっぽい
普通にエンタメとしての面白さは
もちろんあるんだけど
泣く場面は
本当にドラマとしての
例えば泣くなるとかさ
そういう場面で
純粋にエンタメとしても
面白いんだけど
泣くは別のところに
私たちの泣きはね
泣かせるような場面じゃないんだけど
悲しいことは何も起きてないんだけど
ちょっとした
登場人物の
言動に
泣けちゃうのよ
本当毎日
でもさツイッターとか
Xとかでも
泣くって結構みんな
書いてるから
やっぱり泣くんじゃない?みんな
なんかね何だろう
この気持ちは何なんだろう
なんか
でもやっぱりこれ見て
私だけじゃないんだなっていう
感じが
すごくするのよ
こんな風に思うのは
自分だけなのではないかとか
こんな風に思うのは
おかしいまでは言わないんだけど
人に言えないとかね
分かち合えないのではないかと
思ってたような
なんかもやもやとか
はてみたいなこととか
なんかちょっと昔悔しいことあったな
とか
嬉しいこともあるかもしれないけど
あと私ね
泣きポイントとしては意外と
花江ちゃん絡みで泣く
それは意外だね
なんか花江ちゃんと
私は全然生き方が違うけど
でも
花江ちゃんみたいな
人
が
そういる
いて
そういう人も
何か
いろんな時代とか
そういう流れの中で
ああいう生き方を選んでるんだけど
ちょっとやっぱり
そういう人が持ってる迷いとか
生きつ戻りつじゃん
別に迷いばかりでもないし
誇りもあると思うし
その
でもそれですごくリアリティがあって
そうなんだよね
全般
映画面でちゃんと
まとまってるしドラマとして
すごく面白いんだけど
やっぱり人物描写とか
場面とか
エピソードにリアリティが
入ってるんだよね
だから
すごい
自分の経験とか
共感とか
自分の近しい人の視点とか
そういうのも見えたりとかして
心を揺さぶられるんだよね
別にね
あえて登場人物が
主要な人物だけって
12:01
女性の生き方いくつか
出てくるわけだけども
別にどこかに自分が必ず
分類されるっていうよりは
みんなグラデーションじゃん
どういう要素もみんなある程度持ってるし
身近な人が持ってたり
何かが違ってたら自分もこうなってたかも
とか
こういう道もあったかもとか
そういう迷いの
そういう中にいて
全部ちょっとずつ
どこか自分
なところもあるし
そこに女性の連帯
よく連帯っていう
表現をね
このドラマを持って言われることがあるんだけども
すごく連帯を感じるんだよね
みんな
別に
違うんだけど
どこか繋がってる感じとか
みんなで
これを分かち合い
切り開いていくみたいな
すくい上げて
お互いに
支え合っていくみたいな
なんか
そういうメッセージを感じるというか
泣くんだよ
この話してるだけで
泣けてくるもん
なんだかよく分からないけど
そうだね
本当だよね
泣きポイントが
ありすぎて
始まる前もどっから行くみたいな話を
出たんだけど
やっぱり前回がさ
まだ終戦前だったから
裁判官編が
始まってから
とりあえず
振り返りたい
切り替え方も
良かったんだよね
裁判官編への切り替え方も
あの
5月の終わりですかね
5月の終わりだと思う
あの
伏線回収を
第1話の冒頭で
憲法を読み上げている
憲法の新聞を
読んでいる
みたいなところから
スタートして
そこから
トラコがまだ
学生だった時に
話が戻って1話がスタートするんだけれども
あの
5月の最後に
新憲法が
できて
まあ
トラちゃんが
トラちゃんが
そこに復帰を
決めるっていうエピソード
っていうのは
それを読んで
1話がね
しかも
小泉憲さんが
亡くなったことを知って
お母さんの春さんが
お金を渡して
お金はあなたのためだけに
使いなさい
で
悲しみと向き合いなさい
で
そこで
ヤキトリを買って
15:01
そのヤキトリの包み紙の新聞に
新憲法が
書いてあって
そこまでずっと
トラちゃんは弁護士を辞めて
家のことをやって
戦争中出し疎開して
法律の世界からすごく離れている中で
なんかすごい
悲しみと向き合いながら
ヤキトリのタレがちょっとついた
新聞で
新憲法を
読み上げていくっていうね
あの場面とかもね
そうなんだよ
すごいグッとくるものが
グッとくるね
グッとくる
私はそこまで
全然気づかなかったけど
オープニングの
イラストレーション
アニメーションが
新憲法を
読み上げている時の
街の人みたいな
いろんな女性
名もなき女性たちの
戦後のね
すごい苦しみの中で
生きている
普通の女性が
映されているのよ
そこが実はオープニングのアニメーション
になってたっていう
はぁーみたいな
なるほどみたいな
そうなんだよね
やっぱりさ
憲法とか法律っていうのは
一部の
人が
扱うものじゃなくて
全ての人に関わってくるもの
なんだよっていうことが
すごく
根底にある感じがするね
描き方も含めて
なんかその
割と序盤かな
かつらばさんとね
ドラコが法律とは
みたいな話をして
いた時に
法律って
守ってくれるものとか
裁くものとかっていう
じゃなくて
みんなで守る
みんなでその精神を守る
みたいな
憲法ってまさに
新しき時代に
新しい社会に
出来上がったものなんだけれども
まさにこの1ヶ月の
法律を作る立場の
ドラコは今
仕事をしている中で
法律の解釈もそうだし
社会とどう
折り合いを
つけていくかだったり
みたいなことを別にさ
どこから降ってくるわけでもなんでもなくてさ
自分たちで作っていくみたいな
感じ
それがすごく感じられる
一貫してこの1ヶ月
すごい感じられる
話が多かったなって
本当そうだよね
すごいでそこへの
ドラコの復活っていうか
クレッシェンド感が
すごく描かれてたと思うし
18:02
法律
新憲法を見て
ドラコのスイッチが入るんだけど
そのスイッチだけで
全部ドラコが復活
わけでもないじゃんまた
あの描き方もすごくリアルで生々しいし
でも新憲法を見て
ドラコがスイッチが入って
家に戻って
書き写しながら
家族を呼んで
家族会議やりますって言って
尚明に弟に言うんだよね
弟に言うんだよね
男だからって大黒柱にならなくていい
そうそう
あのシーンとかもね
やっぱり尚明は
もう父さんが亡くなって
唯一の
政治にしている男性だから
自分が
家族を支えなきゃみたいなところで
まだその時大学を諦めてるんだよね
行ってなくて
働くって言ってたんだけど
男だからって
選択しなくていいと
好きな勉学に来なさいと
大学に行きなさいと
私は好きな法律で
また働きます
っていう宣言をするんだよね
そうなんだよね
あとその戻って
いきなり本庁寺に行かないっていう
果てが戻らない
そうそう
あれはほんとリアルだよね
やっぱりその
家庭の中で
尚明に
言った言葉とかも含めて
一瞬一見
虎子戻ったって感じが
すごいするんだけど
気持ちとしてはそうなんだと思うんだよ
虎ちゃんも
実際働く場に戻った時に
周り全員
男性で虎子一人
女性で
しかも臨時職員
じゃないけど
正式な裁判官ではない
形での
職宅職員だっけ
そっちの立場で
雇ってもらって
しかも一回
法の世界から離れてる
みたいなところの追い目
そうなのよ
もう失敗できない
もう逃げちゃいけない
みたいな
その気持ちの葛藤が
すごく彼女の言動に
ロックをかけるんだよね
あれってさやっぱり
育休からの復帰とかさ
時短から不利に戻すとかさ
一回自分は
そう思う必要はないとは思うんだけど
一線から自分は
退いたとかさ
一回捨てたとかさ
米ちゃんからはそう言われちゃうわけじゃん
逃げたくせに
私は逃げたんだ
だから
そんなに
大手を振って偉そうなこと言えない
みたいな
すごい遠慮しちゃう気持ちが
あれもすごい
21:00
あると思うんだよね
本当さヨコちゃん言ったみたいに
そう思う必要ないんだけど
でもやっぱり
なんかこう
自然に出てきちゃうっていうか
実際ブランクがあるのは事実じゃん
その間の動きに
ついていってないのも事実だし
みたいなところもあって
なんかこう
引いてしまう
遠慮しちゃう感じが
すごい上手く描かれて
前のドラマだから
物言う
出たところを
やっぱり言えない
し
会議の場でさ
亭台の
お偉い教授さんが
ひげ生やしたおじいちゃん教授さんが
女性がいると
女性が一人いると
場が華やぐな
みたいな発言とかも
あるある
そうだよね
でもそこであの時は
ハテと内心思いながらも
何も言わなかったんだよね
何も言わないんだよね
でもそこからね
ハテが復活するまでの
流れの中で
無邪気なさ
ライアンとかさ
無邪気に振っていったり
あの
どんどんどんどん
よく悪く入っていったり
そうだね
でなんか
女性代議士の人たちの
声を集めるみたいな場面で
その彼女たちが
すごく
昔のトラコみたいな感じで
ガンガン意見を言っていて
でそれをさ
トラコがまとめてラインに
広告する時に
みなさん素晴らしくて
今ね新しい時代が始まってる中で
変えよう
変えようという
思いが素晴らしくてみたいな話をした時に
なんでそんな
一言みたいな言い方をするの
君だって今その場にいるじゃない
変えられる
その場にいるじゃんみたいな発言をさ
そうだね
するのとかもね
ライアンいい上司だね
あんな上司に出会えば
やっぱり
あんゆ上司が必要だってことでしょ
横ちゃんのその
女性部長をなぜ
どうやって増やすかに
ライアンが必要ってことだよね
でもめっちゃライアンに当たる確率めちゃめちゃ低いよね
ライアンあの時代
奇跡のような人だけどね
アメリカ帰りのね
今の時代だって
あんな人なかなかいないですけど
いないよね
でもああいうね
上司がちょっと
引っ張ってくれる
私的にトラックの果てが戻ったのは
穂高先生の
この無邪気な
良かれと思っての
もう果て案件
問題案件
今だともうちょっと
24:00
セクハラ
マタハラ
マタハラかな
そういうあのね
女性
良かれと思って
働き
もうそんなに苦労して働かなくていいんだよ
みたいな
辛い仕事を続けなくていいんだよみたいな
だから私がもっと
働かなくていいようにしてあげるとか
もっと楽な仕事
みたいなのね
辛い法律の世界に引きずり込んでしまって
ごめんねみたいなね
あの
ね
不幸にしてしまってごめんみたいな
私は不幸なのですかみたいな
不幸じゃありませんみたいな
そこで彼女はね
派手が戻ってくる
そうだね
あの小高先生いいよね
小高先生ってさ
これまでにもずっとね
彼女を支えてきた
きっかけを作ってるし
でもなんか彼女を
でもああいう人も
いるんだよね
決して別に
悪気もないし
むしろ良くしたいって
力になりたいって思ってるのに
絡まっちゃう
ちょっとその上の世代の
方?
いるいる
ありがたいんだけどね
そうそう
ありがたいんだけどね
ありがたいんだけど
なんていうのかな
やっぱりトラコみたいに
私は法律が好きだ
法律で仕事をしていきたい
みたいな強い思いが
あると
そこが
例えば派手になるし
起爆剤になったりもするけど
そこまで例えば強い思いがない中で
そういう風に
言われ続けたら
やっぱりもともとの
社会通念というか
価値観もある中で
やっぱりその方がいいですよねって
思う人も
多いと思うんだよね
実際
そうやって
周りから価値観が
作られていく感じ
っていうのは
なんかこう
あるなと思う
トラコみたいに
行く人たちばかりではないというか
そうなんだよ
だからすごくありがちな
みんなこのフレーズ
聞いたことあるわっていうね
言われたことあるとかね
でも派手って思ってても
多くの人は言わずに
波風立てちゃうからさ
言わずに終わってる
人が普通の人だから
あれはねやっぱりドラマの
主人公はそこを派手と
でもトラちゃん
それまでは言ってなかったからね
あそこで復活するっていう
リアルな話でいくと
その派手が復活して
27:00
会議でさ発言するじゃん
手を挙げて
で会議の場とかも
テーブルの周りに
ずらっと座ってる
メイン出席者がいて
でその部下みたいなのが
後ろに座ってるみたいなのって
結構ある
役所関係のミーティングとかさ
大きい会社のミーティングとかでも
あり得ると思うんだけど
そのメインテーブルに
座ってない
後ろのパイプイスの人が
発言するっていうのは
なかなかに勇気がある
いるっていうか
オブザーバーだからね
発言する立場じゃないからさ
そうだよね
それも
普通のドラマだったら
ドラマだし
そこから発言することに対して
あんまり
ドラマとして受け止めるんだけど
それまでの
果てが出ない伏線とか
見ながら
あの会議だから
余計生々しいっていうか
そこから
声を出すことの
勇気とか
特殊さとか
通常だとないっていう
そうだよね
でもね
民放の
話に
民放を作る話で
の会議じゃね
あの時発言した内容が
そうだったか覚えてないけど
ひらがな民放の
家族放のところって
ひらがなで書かれるみたいなのを
それはなんかこう
誰にでも分かるよね
そうそう
春さんとかアナヤちゃんたちが
よく分からないわみたいに
言ってたところから
トラコがあそこで発言した
ことによって
いいじゃないですか
って言ってひらがなになる
みたいな
真実は知らないけど
でもそういう
生活者としての
別にそれって誰が言ってもいい
ことじゃない
なんか彼女だから
言えることだと思うし
まさに
ダイバーシティみたいなものが
イノベーション上じゃないけど
なんかそういう
違う視点の人がいるから
生まれるみたいな
そういう会議の場だな
と思ったし
そこで躊躇せずに
自分の意見を言うっていうことの
それによって彼女の存在意義
みたいなのが
そこで認められてより自信になる部分もあったと思うし
それを拾い上げたのも
小高先生だったかな
そうだね
コースとして
うまく言語化できる会なんだけど
なんかその
30:01
会社と従業員
みたいな感じも近い感じがするんだけど
あの例えば
定題の教授とか
法律作ってる人たちは
自分たちが
よく分かってない人たちを
守ってあげないといけない
みたいな
上からの目線だよね
例えば
教育しなくてはいけないとか
守らなくてはいけないとか
そういう目線であって
だけどその
一貫して描こうとしてるのは
でも法律は
その国民のために
あるべきであるっていう
そこのずれ
みたいなのが
確かに
感じるんだけど
結構これって
いろんな
会社とかでも
あるんじゃないかなと思うんだよね
人事制度とかもそうだかもしれないけど
そうだね
ラジオでさ
かよわきご夫人みたいな
家庭裁判所は
家族や
少年みたいなものを
助けるためのもの
PRのためにラジオに出て
そしたらこういった活動によって
かよわきご夫人を
助ける場所なんですね
みたいなことを言ったら
彼女たちは別にかよわくありません
みたいな
でもそういうことって
かよわきから
騎士道的に
守らねばみたいな
それが
そもそも出発点として
違うっていうかね
庇護するもの
庇護されるもの
みたいな感じの
意識があるかどうかと
個々人が
平等に
人権があり権利を主張していい
っていうところに
常に立ち替えられるか
みたいなところの
差みたいなのは
すごい感じるよね
深いね
深いよ
かなりこのドラマ深いね
本当に深いよ
そうなんですよね
もうね
もう30分以上
喋ってるけど
まだ全然行きつかないね
花岡さんもあるしね
花岡さん
復活したと思ったらね
そうなんだよ
前回さ
収録した時
花岡さんを散々ディスる話を
こんな人連れてきちゃって
そう
賢い女はダメか
ついてくる女じゃなきゃダメか
みたいな
そういう話をしたと思ったら
花岡さん
高潔すぎたね
33:01
戦後のね
でもね
ただ出身っていうところで
どっちかだろうなと思ったんだよ
脱出のが?
そう
ウィキ情報によればみたいな
そうね分かる分かる
で
闇食料を拒否して
脱出したハンチは
どっちかかなって思ってたんだけど
ハンチになったのは
花岡さんだったから
ね
そうなのよ
トドロキさんがね
花岡さんを
まあ
名言ではないが
一応その
LGBTQ的なニュアンスも
ちょっと込めた感じ
実際脚本家の方は
そういう意図だっておっしゃってるんだよね
最初からその意図で書いてたっていう風に
言ってたよね
友情とかじゃなくて
そこには恋愛感情的なものが
入ってると
あのシーンさ
率直にね
最初見たときどう受け止めた?
ヨネさんがさ
お前これ出たんだろ?
あの場面でどう受け止めた?
どう受け止めた?
なるほどって思ったよ
あれさ
賛否両論あったじゃん
余計なんじゃないかとかね
でもなんていうのか
なるほどって思ったし
男らしさみたいなことをさ
すごいトドロキさんは
言ってたんじゃない?
最初の
学生の時から
でもあのご夫人たちは
男だ!
あの心構えは男だ
俺が思う男だ!みたいな
だからなんかその
彼にとって別に
男とか女とかっていうのは
最初はあったかもしれないけど
ああいう女性の同級生たちと
接する中で
性別を超えたものとして
人として
彼が
あるべき姿みたいなものを
表面的には別に性別じゃない
っていう風に感じるようになったんだな
っていう
リベラルな人なんだなと思ってたけど
彼自身も
どこまで自覚してたか分かんないし
あの時代さ
なかなかそんな
自分で認めることさえ難しかった
と思うんだよね
その彼方に対する
トドロキさんの感情っていうの
だからきっと難しかっただろうなと思うけど
でもLGBTQって
やっぱり人口の
1割ぐらいは何らかの形で
性的指向だけ
じゃないけどね
あるっていう風に言われているから
なんかあれが不自然だ
っていう風に
思う必要はないっていうか
表には出てこなくても
そういう人は
10人に1人ぐらい
36:01
いるなら
こういうこともあるかもしれないって
私は思ったし
このエピソードが入ってくることにも
そこまで
違和感はなかった
逆にヨネちゃんが
トラコ好きなのかなって思ってたって
私もそう思ってた
どうなのか知らないけど
逆にヨネ
ねじれた感情とかね
逆にね
そういう風に
でもトドロキさんかとは思ったけど
意外だなとは思ったけど
そうだよね
それまでに
たしかに
ジェンダーとかを超えて
彼の中の
尊敬すべき人間みたいなところに
すごい価値観があるんだなっていうのは
もちろん感じてるんだけど
匂わせるような場面とかっていうのは
視聴者側としては
気づかなかっただけかもしれないけど
感じなかったから
私結構びっくりしたっけね
そう来たか
まあね
想像はしなかったよね
全く想像はしなかった
で、そう来たかって感じで
で、その
その時に
私がやっぱり
一番
最初に思ったのは
この
そう来たかって驚くと
この
設定は必要だったのかな
みたいな違和感は確かに感じた
でもその後に
脚本家の人の
話を読んで
確かになって思ったんだけど
その
こう
わざわざ
この設定を入れる
この設定を入れる
みたいな感じに思う感覚
そのものが
インクルージョンされてないわけ
いや、そうだと思う
だからそこに対して
あ、私の感覚は
インクルージョンされてなかったんだなって
やっぱり気づくことが重要っていうか
だなと思って
すごいなこの脚本家って思った
そうそうそう
そうなんだ
別に普通なんだよ
あれは別にそんなに
別にその
一般的に
ゲイのドラマ
みたいなのがあるわけじゃん
そういう世界だよって最初から言って
そうじゃないと取り扱っちゃいけない案件かって
そうじゃないんじゃないっていう
別に普通にいるから
10人に1人ぐらい
表に出て、今までは出てこなかったし
特にあの時代だったら
決めてることの方が
普通じゃん
だからそうなんだ
と思う
だからなんか
そうかみたいな
あそこでさ、視聴者はさ
どっちかっていうと
とどろきさんと米ちゃんが一緒に法律事務所やるみたいな
その前だったっけ
39:01
あのエピソード自体は
でも2人が再会する
みたいな
でもなんか再会して
世間の声はあったじゃん
未だにあるけど
ゲイだけどバイトじゃないとは言い切れない
みんなが
誰かと誰かをくっつけたがる
視聴者っていうかね
押し通しをくっつけたいみたいな
そういう
そういうのわかるけど
だからそういう意味では
なんかこう
米ちゃんととどろきが
くっつくのかなみたいな
その前ちょっとさ恋愛の話が多かったじゃん
確かに
トラコと花岡さんとか
ゆうぞうさんとか
夫婦愛だったり
あの
そういうものはたくさん描かれてきている
文脈の中で
こことここもくっつくのかなと思いきや
の
そうじゃないっていう
ものを出してくるのは
純粋にエンタテインメントとしての
じゃあ他にどこで出しどころあった
みたいな
とどろきさんの
セクシャル
セクシャリティというか
末的思考が
他のどの文脈で出てくる
かなって言ったら
あそこしかなかったっていうのは
そうだなって
思ったけどね
でもそういうところまで全部
どっかで入れたかったんだろうね
脚本家の方も
全体の中の
そういうキャラクターも
やっぱり
女性を扱う
女性のテーマで扱うならば
やっぱこのテーマも
扱うべきだ
っていうのは
あったんじゃないかな
あとね
すごい私が考えさせられたのは
なんていうのかな
そのさっきの
例えばLGBTQのドラマです
みたいなフレームがあると
もうその頭が
入るとかではなく
そういう準備なしに
しかも例えばさ
ドラマのキャラ設定が
おねえ言葉だったりとかね
明らかに
みたいな形の
キャラ設定だったら
そこもまた自然に入っていった
でもすごい
むしろ
男らしさ重要みたいな
一見こう
男々した感じのキャラ設定
で来た人が
そういう思考っていうところに
あの
驚きがあったんだと思うんだけど
でも実際あり得るじゃん
ってなった時にやっぱり
そういう性的思考
の人たちっていうのは
あの
一見わかる人もいれば
一見じゃわからない人もいるわけで
そのわからない人に対して
やっぱり無意識に
自分と同じ
っていう感覚でやっぱり見てしまってる
42:00
そうね
っていうのを
気づかされるっていうかさ
そうだね
いやほんと
いやすごいと思うし
また
トドロキというキャラクターの深み
みたいなものもあれで増した感じが
そうだね
ただのバンカラな
なんか人じゃなくて
カレンの
まあ
内面みたいなものが
すごい愛の深い人だよね
そうそうそう
そういう存在として
まあやっぱり彼もある意味
マイノリティだったし
その
ほんと今回いろんな形の
テーマ
人の
その
権利とか社会問題みたいなものが
すっごいいっぱい
例えばひょんちゃんもさ
いわゆる在日の
じゃない?
まだそこまでそこのテーマは
浮かぶれない
これから先だと思うけど
でもこれもさみんな
あんまり真正面から
そこを
扱ってないね
普通の
在日の人たちをテーマにしたような
あの
映画とかあるけど
それは在日のコミュニティを
やっぱり在日のことを描きますよ
って言ってる
なんか映画とかはあるんだけど
この普通の日本社会の
中で生きている
あの
人の実はすごく近いところに
いるこの問題を
私たちがあんまり
意識してない
なんならなかったことにしてる
っていうかでもある
で結構な人口もいるし
あの
そこを
やっぱ拾い上げていく
感じが
ほんとすごい丁寧だなと思うし
丁寧だよね
すごいきっかけになる
なんか
女性っていうのも色々いる
っていう話もあるし
それ以外のマイノリティもたくさんいて
それを一個一個
拾い上げていったり
この問題を扱ってるならこの問題はどうなんだみたいな
いろんな
横槍をね一個一個
うん
丁寧に
こう扱っていく感じが
いやー
1ヶ月でも盛りだくさん
過ぎるっていうね
まだね
大事な話がまだあるから
次回ね
大事な話
大事な話
梅子さんとかね
梅ちゃんとかね
どっちかっていうと
良き妻
良き母みたいなものは
どうなのっていう
どうだろうっていうか
そこのその人たちの
45:00
生き方みたいなのを
ちょっと掘り下げてみたら
そうしよう