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スピーカー 1
【全員主役の多形ネットワーク ゲスト】 鎌田薫さんをお招きしての3本目です。
薫さんが、すごく仕事もそうだし、コミュニティみたいなところで、いろいろ講師ともにすごく充実した30代前半ぐらいまでをお伺いしてきたんですけど、
ご結婚されて、お子さんが生まれて、それは何歳の時なんですか?
男児は35歳です。
35歳で出産。で、そのタイミングで、お仕事っていうのは、そのタイミングでは、育休とって復帰したりしたんですか?
育休とって復帰しようと思ったら、事例が出て、離職をしてロンドンに来ました。
夫が事例が出て。
なるほど。その時は、子供も小さいし、当然一緒に行きますっていう、特に迷いとかは何もなくって感じだったんですか?
そう、迷いやなかったわけじゃないですけど、育休中だったってこともあって、
他に私のポストを代わりにやってくださっている方もいたっていうのもあって、
踏ん切りがついたかなっていうのもあります。
スピーカー 2
一旦辞めまして、サロン側に会社の社長さんにお話しした時とかってどういう反応だったんですか?
心よく送り出してくれる感じだったんですか?
スピーカー 1
まず私がすごく大好きな会社で一生働くと思っていたので、辞めますってのが言えなかった。
社長と社長の奥さんとさんって話だけ言わなきゃいけないんだけど、言えないみたいな。
私がそんな感じだったから、お二人ともそっかみたいな。
スピーカー 2
苦しい決断っていうのを、社長ご夫妻も感じてくれたっていう?
スピーカー 1
そうですね、目の前に立った時に本当に辞めたくなかったんだなって思っちゃったっていうか、自分分かっちゃったみたいな。
スピーカー 2
でもそんな辞めたくなかったのに、やっぱり辞めてついていくっていう決断をしたっていうのは、
どういう、河村さんの中での優先順位っていうかだったんですか?
スピーカー 1
夫がまず家族とは一緒にいるものって思って、すごく思いが強くて、
まだ子供生まれたばっかりだったので、それは一番大きいかなって思ったのと、
あとはロンドンって憧れてた国だったなと思っていて、
だから結婚する時に英語圏に行くこと100%ないですよって言われたけど、
いざ転勤ってなったら英語圏で、しかもロンドンだったので、
良いことだなって思って行ってみるのもいいかなっていう感じですね。
スピーカー 2
最初の仲裁はどれくらいだったんですか?
スピーカー 1
1回目は2年でした。トレーニーっていうのがあって、なので2年って決まっていて。
そっかそっか。じゃあまあ2年って決まってるし、そこから戻ってきて、
また仕事を復帰、何らかの仕事をすればいいやぐらいな、
なんかそういう自分自身のキャリアがここで断絶しちゃうとか、
そういう気持ちはその段階ではそんななかった?
その段階ではなかったです。
スピーカー 1
はい。みんな行ったきゅうちょだったし、周りの友達が。
なるほどね。その段階ではなかった。で、戻ってきて、再就職しようとした。
そしたらさっき1本目で言ってたような壁があったってことですか?
それ、その前に落ち込んだっていうのがあって、ロンドンに行ってられる。
なるほど。行った。
落ち込んだっていうのがあって、
行って、半年くらい経って生活になってきたときに、
育休時代もひるつぶママ部っていうのを立ち上げたんですよ。
スピーカー 1
育休中だけ力が余ってるママ達ってやっぱ仕事も超やるんですよね。
で、みんな復帰してって。で、SNSとかで復帰した、頑張ってるよみたいなのを見たときに、
先生に雑したと思っちゃったんですよ。あっち側じゃなくなっちゃった、私って。
みんな管理職になったりとかいろいろ苦労しながら頑張ってるんだけど、
全然私ロンドンで専業シェフだしみたいな。
頭の中考えたら、見たらいいことなんですけど、
子供のことと毎日食事どうしようかなっていうことで、
社会に今までは役立ってるっていう自負があったのに何もないわって。
逆に語学もそんなに堪能じゃないから助けてもらってばっかりでみたいな。
なんか価値がないってすごい思って超落ち込むみたいな。
SNS見たくないみたいな。
スピーカー 2
それなんか結構駐在でね、一緒についていかれた方からよく聞くんですけど、
やっぱり自分のアイデンティティっていうか自分の価値がどこにあるのか、
特についていくまでめちゃめちゃバリバリやってた人からすると、
すごいやっぱりそこが占める割合って、
時間としても自分の頭の中でもめちゃめちゃ大きかった。
それがスコーンって抜けた時に、アイデンティティクライシスっていうか。
それは河村さんの中で、それが来るなって自分の中では何か思ってたりもしました。
それとも思ってた以上に衝撃があったというか。
スピーカー 1
思ってた以上に衝撃でした。
なんでついてきちゃったんだろうっていうのと、
私の人生どうしてくれるのって思ってたぐらいだと思います。
あんなに頑張ったのに、私のキャリアを取られてしまったとか。
スピーカー 2
そう思ってからその後ってどんなふうに動かれたり、動かなかったのか。
どんな感じだったんですか。
スピーカー 1
それまたコミュニティなんですけど、そう思ってたら、
育休中に手伝っていた姫ママっていう、
東京で日本で最大級のママ支援コミュニティを代表やってる方が、
スピーカー 1
お友達でロンドンに遊びに来てくれて、
ちょうどめっちゃ落ち込んでるときに、
東京であんだけやったのに、
今専業主婦やってて悲しいですみたいな話してたら、
そういうと思ったっていうので、
カオルちゃんが若くそうな話を持ってきたよって言って、
姫ママを世界進出してほしいみたいな。
姫ママロンドン開いてって言われて、
暇なんでやりますみたいな。
で、やってみたんですけど。
やってみたんですね。
それはロンドンにいる、
そういう駐在のママたちを束ねるコミュニティを仕切った。
そうです。
ただ姫ママっていう名前がめっちゃママだからなんですけど、
普通に駐在で行くと、
全然日本の友達作るの簡単なんですよ。
ママとして子供を軸にね、
子供のこととか話せる場所なんてお腹いっぱいぐらいあって、
私も子供の話はいいんですよ。
自分の話したかったんですよ。
今どう思ってるかとか、日本で何やってたのかとか、
この経験をここから先どう繋げていけばいいのかとか、
そういうことを話せる人が欲しかったから、
ママではなくて、私が主役のコミュニティっていうのを
キーボードに出して、
子供の話じゃなくて、自分の話をしたい人が集まってくださいっていう。
そういうコミュニティ。
ひめのままっていうのはそういうコンセプトのコミュニティなんですか?
もともと。
そうでもないです。
そうでもないんだ。
じゃあもうカオルさん独自解釈で、
私がやるならこうするっていうふうにしたってことね。
なるほど。
スピーカー 1
東京の代表もそういうのはすごく分かってくれてるし、
私のキャラクターをよく分かってるから、
普通のママコミュニティじゃないだろうなっていうのを想定していて、
いいよいいよって。
スピーカー 1
なるほど。
そしたら結構反響があったんですか?
反響ありました。
私も自分と話したいっていう人がたくさんいた。
スピーカー 1
うんうん。
当時、しかもよくあるのが、
ちゅうずまさんで自分が思いがあって立ち上げたけど、
その人が帰ったら活動が弱まっちゃうっていうのは、
スピーカー 1
それは嫌だったんですよ。
よくあるあるで、今もあるかもしれないけど。
だから、私は帰ることが見えてたから、そのタイミングで。
あと1年ちょっとで帰らなきゃいけなかったから、
帰る前提で、私がいなくても回る仕組みを考えていく。
立ち上げてるのにやめるってずっと言ってるから。
帰るって言ってるから。立ち上げてすぐ帰るからって言って。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
っていうので、そのためには駐在の人だけじゃなくて、
あと永住の人。駐在はすぐにお友達になれるから。
永住の人とお友達になりたかったんですよ。
だから永住の人で一緒に代表やってくれる人いないかなって、
一つずつ探して、それで駐在と永住の代表、共同代表制でやったら、
永住の人が駐在妻さんでこんなに公明政大に仲良くなりましょうって
言ってくるコミュニティって今までなかったのって。
どうなんですか。
また面白いよね。
なるほど。
スピーカー 2
それは何なんだろう。
でも分断はある気がする。
永住組と駐在組で交わってる人の方が少ないかもしれないですね。
スピーカー 1
それ私ちょっと全然個人的な興味として、何でなんだろう。何があるんだろう。
スピーカー 2
河村さん何があるんですか。
スピーカー 1
生活の仕方というか、同じ女性でも海外にいる女性、日本人女性でも、
夫のお金で仕事もせずに、人によってはキラキラと過ごしてる。
でも自分で覚悟を決めて、仕事もしながらこっちの国で暮らしてるっていう、
生活ぶりの違いだったりとか、あとは仲良くなっても帰っちゃうでしょ、
みたいなのもあると思うし。
私たちは分かり合えない人たちっていう思い込みがもともとあるのではないかと。
価値観が違うとか、背負ってるものが違うみたいな。
なんて宙詰まってお気楽な人たちね。
私なんてここで永住権を取るためにすごい苦労してんのにとか。
それは接することがないからこそ、お互い分かり合えないのかもしれないけれども、
そういう風に分断が、まさに分断が起きていたんだけれども、
そこをいやいや混ざってみようよ、みたいな。
私興味あるし、みたいな感じにすると意外と分かり合えたっていうか、
お互い嬉しかったみたいなことなのかな。
そうなんです、そうなんです。
なるほどね。
スピーカー 2
なんかすごい、いろいろ思うところは個人あるかもしれないけど、
明確に嫌だっていうよりは、
あと交わる機会が物理的に少ないっていう気もします。
永住の人たちは永住の人たちで友達の友達みたいな感じで集まるし、
駐在の人たちは駐在の人たちで、
前の駐在の人たちから教えてもらったり、
別の駐在の人たちから情報を教えてもらったり、
みたいな感じで集まっていくし、みたいな。
結果的に意思を持って橋を渡そうとしないと、
なかなか接する機会がなかった、みたいな。
そんな感じもしますよね。
スピーカー 1
確かにそうですね。
それがめちゃめちゃ分かりやすく、意思を持って。
スピーカー 2
かおるさんが意思を持って。
スピーカー 1
意思を持って。
もともと境界とか好きじゃないんですよね。
境界線があるとか、分断とか、競合とか、そういうの好きじゃなくて、
混ざり合うのが好きだったんで、そこも混ざっちゃおう、みたいな。
スピーカー 2
なるほどね。
あと、コミュニティって立ち上げた人が結構カリスマ的になるコミュニティっていいと思うんですよ。
やっぱりその人が好きとか、その人に憧れてとか認めてもらいたい、みたいな。
その人と仲良いっていうことが嬉しいとか、みたいな。
結構、やっぱり創業者ってカリスマになりがちなところはあるかなと思うんですけど、
かおるさんの中では、それはすごい嫌だったっていうのもあるんですか?
スピーカー 1
嫌だったっていうより、別にカリスマになるほど何かに長けてないんですよ。
別に誰かに何かすごいこと言えるわけでもないし、何かすごい知識があるわけでもないんですよ、私は。
できるのは、何か面白そうっていう人を集めるだったりとか、
あとは私よりも素敵な人にもっとスポットライトを当てるだったりとか。
スピーカー 1
何ていうのかな、芸能人の推し活は全くハマったことがないんですけど、
私の周りの人の推し活が多分好きなタイプなんですよ。
うーん、そんなことできるんだったらやってみなよ、みたいな。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
だから、主役がいっぱいいる感じです。
スピーカー 2
うん、面白い。
ヨコちゃん、面白いよね。
コミュニティってさ、やっぱり独特な何かあるじゃない?
スピーカー 1
そうね、ヨコちゃんが語りたいコミュニティの話ね。
そうそう、ちょっとこれは全然別の文脈でね。
前々からちょっと最近、今度多分雑談会的な感じで、
それをテーマに話そうかって言ってるんだけれども、
ヨコちゃんちょっとコミュニティに、
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
っていうものに抵抗感があるんだよね。
スピーカー 2
そうなの、私ちょっと苦手で、
なぜなら、やっぱりそこにある種の同調圧力、
同調圧力というか、やっぱりカルチャーが出来上がるから、
そこのカルチャーとか価値観っていうところに沿っていく。
やっぱりコミュニティを立ち上げた人にどうしてもみんなが向かう、
この構図っていうか、みたいな矢印の向き方とかに
ザワザワしちゃうタイプなんですよ、私は。
で、そこの同じ方向向いてるかみたいなところが苦しくなっちゃって、
ちょっとスッと引いちゃうみたいなことが私は結構過去あって。
なんだけれども、川原さんのコミュニティの作り方みたいなのが、
矢印がヒエラルキーというか、一方通行じゃなくて、
いろんな方向に矢印が飛んでるコミュニティっていうか、
常に流動性がある感じのコミュニティっていうのが、
私のコミュニティ概念を取り払ってくれる。
新しいコミュニティ概念で、面白くて素敵だなと思って。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 1
だからセミナティスっていう名前なんですよ。
セミナティスって、多形構造みたいな、
いろんなところから矢印が入っていて、全然トップダウンじゃないっていうので、
数学の用語だったりとか建築用語とかで使われるんですけど、
その界隈の人と名詞交換するときとかに、
なかなかいい感じの名前つけたねって言われるんですよね。
重なり合っていく。
アメーバー状に広がっていくみたいな、そんなイメージなんですけど。
だからコアメンバーもいるんですけど、忙しくなったら抜けるときがあります。
いいよ、忙しかったらって。
なるほどね。
だからね、オンラインサロンみたいな感じの、
あれもコミュニティだし、
だいたい主催する人がいて、
その人がどのくらい関与するかは別にして、
でもその人のファンとか、その人の考え方にすごく共鳴している人が入ってきて、
その人はちょいちょいお題を出すぐらいな感じなんだけど、
スピーカー 1
ファンの人たち同士がその考え方にのっとって、
何か活動しているとか、文化会があるとか、そこから何か生まれるとか、
スピーカー 1
そういうのがオンラインサロンだとよくある形だなと。
でも抜けた人は二度と戻ってくるなみたいなムードがあるとか、
私は入ったことがないから分からないけど、
そういうようなサロンもあるよとかいう話を聞くと、
でもやっぱりそれぐらいにしないと、ビジネスとしては成立しにくいのかなみたいな、
自由にね、だからすごいセミラティスのあり方って面白いなって思うんですけど、
誰が中心でもなく、いろんな方向でやってるよみたいな感じだと、
抜けようが抜けまいが、もうちょっと自由な感じも、
実際抜ける人少ないんですって、少なくともこの1年の中ではって、
カムさんおっしゃってたんで、そこに心地よさというか、
何かそこで得るものがあるっていうふうに感じてらっしゃって、
コミュニティに皆さん参加してるんだと思うんですけど、
そうだとすると、お互いに向き合うよりも、
ただ拡散してしまうようなコミュニティも、
なかなかビジネスにはならないっていうものも多いのかな、
だからそこが両方うまく絶妙なバランスなのかもしれないし、
それはそれを実現したいっていう、
河村さんの大事にされてる基盤があるから成立してるのかもしれないし、
何か面白いなって思う。
ありがとうございます。
スピーカー 2
面白い。
今さっきまだキャリアマークの話を聞けてないんですけど、
きついと言ってみるだけで面白くなっちゃった。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
面白くなって聞いちゃったんだけど、
でもさっきの話に戻ると、
ひめままロンドンを立ち上げて、
そこからキャリアマーク、
駐在女性のキャリア支援みたいなところに入っていくんですか?
スピーカー 1
そうなんです。
帰ったら今度はひめまま世界戦略チーフになって、
世界拠点を作ってほしいと言われて、
無職で帰ったから暇だったんで、やりますって言って。
パリとバンクーバーとかサンフランシスコとか、
スピーカー 1
友達の友達はこういう感じの人が多いので、
やってくれない?みたいなコミュニティー上の方法とか教えて、
展開していくと。
同じように、A中の方と駐在でミックスになると、
代表の方から、
駐在の人たちがキャリアに悩んでたりするから、
そういうのとかもっとサポートしてあげられないのかなとか、
相談を受けるようになってたんですよね。
そういう人たちもだんだん帰ってくると、
一番初めの自己紹介の時に話した、
仕事がやる気満々だったら辞められなくて、
いざ仕事ができるってなったら、
履歴書とか書類のところで落とされちゃうっていうのがあって、
これはもったいなさすぎる。
海外にいることは、
むしろ会社員として働いてるから、
得られる助けももちろんあるけど、
会社員としては得られなかった、
いろんなことが見えてくる。
逆に言った人によっては、
もしかしてレベルアップしてるかもしれない。
語学力だけじゃなくて、
いろんな柔軟性だったりとか、
整わない環境で暮らしてることが多いので、
日本ほどいい環境ってないから、海外に。
何これ!っていう中で、
働いていく中でだいぶ柔軟性が出てくるっていうか、
それもすごくアンラーニングだったりとか、
柔軟性だったりとか、
スキルになると思うんですよね。
どこでも使える。
だからそういう人たちがたくさんいるっていうのを、
ちゃんと伝えて、また社会で活躍できる道を
作りたいっていうので作ったっていう。
スピーカー 2
なるほどね。
1本目でね、
人材会社の社長を、
免許もらってらっしゃる社長さんと一緒に、
やられたっていうことだったんですけど、
立ち上げて、
すぐに、
紹介というか、
始まったんですか?
それとも最初は結構、
立ち上げてから苦労されたりとかもあったんですか?
スピーカー 1
はじめの1年ぐらい、
そこの会社でやってるメディアの編集長だったんだ。
幼稚園ママで働こうと思ったら全然仕事なくて、
超ショックって。
その社長の子に言ったら、
その会社がやってるメディアがあって、
次期編集長を探してるんだけど、
幼稚園ママって分かりやすく時間のない人でも、
もしやることができたら、
幼稚園ママでもやれることがあるって思う、