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  2. #67-2 大切なことは全部あの場..
2024-12-18 37:35

#67-2 大切なことは全部あの場所で学んだ!プロを育てる人材輩出企業【P&G育ちの働くかあさん ゲスト:マーケティングリサーチ会社経営 福吉彩子さん】

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

▼内容:
戦略インサイトリサーチャーの育成/才能があっても働き方に制限のある女性/顧客の本音を引き出す!B2Bビジネスの取引先インタビュー/アルムナイによるビジネスパートナーシップ/新卒比率98%!六甲アイランドで育まれる魂/「君はどう思う?」自分の意見を持たないのは悪/カルチャー+プロフェッショナル教育/目から鱗の売場の視点/いずれ辞めるのが前提の組織/20代が学ぶには最高の環境

▼出演:
ゲスト
福吉彩子さん(マーケティングリサーチ会社経営、2児の母)

MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)


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▼関連エピソード:
#2‐1 トヨタで学び、戦コンで修行
#4-1 戦略性ゼロ?だけど意外にハマったマーケティングの道
#15-3 20年ぶりの再会!トヨタ同期3人が語るDX・モビリティ・マネジメント
#29-1 これが昭和の大企業!男女雇用機会均等法で訪れた、女が決断するとき
#49-3 ハイスぺ女はかわいくない⁈元官僚のしなやかキャリアと悩ましき婚活

サマリー

福吉彩子さんは、P&Gでの経験をもとにマーケティングリサーチの会社を設立した経緯を語ります。フルリモートでの働き方を実現し、質の高い調査を提供することで人材の育成にも力を入れています。彼女は、P&Gでの経験を通じてリサーチャー育成の重要性とその仕組みについて説明します。業務では、社内でスピーディーにインサイトを把握し、クライアントとの関係を深めることが求められています。また、多様な業界へのアプローチやP&G出身者との特有な連携についても言及します。福吉さんは、P&Gでの経験を通じて自分の意見を持つことの重要性や、プロとしての教育の重要性について考えを述べます。特に、日本企業の教育制度と比較しながら、マーケティングリサーチにおける意見のぶつかり合いや組織文化の影響について考察します。最後に、P&Gでの経験を通じて得られたキャリアパスとスキル向上についても話します。彼女は、若い世代がプロフェッショナルとして成長するための環境の重要性を強調し、P&G文化の影響を振り返ります。

00:01
スピーカー 1
ダイアログカフェ 筋書きのない対話から新しいアイディアと自分自身に出会う場所
この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
福吉彩子のP&Gでの経験
スピーカー 1
福吉彩子さんをお招きしての第2回なんですけれども、
スピーカー 2
P&Gでいろいろリサーチの仕事をね、
すごい、めちゃ、なんていうか、やっぱP&G違うなっていう感じのお話を聞かせていただいて、
でもまあそこから今はもうお辞めになって、
スピーカー 1
リサーチの会社を作ったっていうことですよね。それはいつですか?
会社法人化したのは今2年前かな。
P&Gいつまで勤めてたんですか?
2015年に辞めましたね。7年間空白があります。
空白というか、フリーランスでやってた。
もう少し正確に言うと、2015年に会社辞めてすぐは専業主婦をしていたので、
子どもがちょうど小学校1年生に上がるタイミングだったっていうのも、
一応言い訳としてはあって、子どもが1年生のうちはほぼ家にいたんですよね。
そこからぼつぼつなんか、会社を辞めた先輩から依頼が来るようになって、
私もこの仕事できるかなって思ったのが、P&Gを辞めた先輩たち、
主にマーケティングに行かれた先輩が、マーケティングで転職っていう、
結構当時からたくさんポジションをしていたんですけど、
その先輩の中で、マーケティングリサーチの部分を作りたいんだって言って、
作りたいけど、人を集めたけど、俺は教えられないみたいな、
そういう感じでおっしゃる方が何人かいらっしゃって、
そのマーケティングリサーチとか、どういうことをしたらいいのかみたいな、
外部の講師的に入ってくれないかっていう依頼があって、
なるほどみたいな。
じゃあ、研修講師的な感じで最初は。
最初はその感じで入って、若手の人たちに、私がP&Gで学んだようなこと、
マーケティングリサーチとは、メーカーのマーケティングリサーチとは、
みたいなことを教える機構みたいなのがあって、
なるほど、これ仕事にできるのかなって思ったんですね。
それと同時に、もともと私P&G自体に、文化会みたいなのがリサーチの部署の中にあって、
その部署、コンシューマーマーケットナレッジの略でCMKという部署だったんですけど、
同時にCMKの中の文化会で、例えば、私たち販売量予測とかもしてたんですよ。
このファブリーズは次のコマーシャル、このコマーシャル、
このクオリティのコマーシャル、この量流したらどんだけ売れるのかみたいな。
突発心みたいなこともあるし、そんなこともあるんですけど、
っていうのをやってた、その販売量予測のモデルをすごく質を高めるチーム、
アンケート調査と言われる定量ですよね、千人に聞いて何とかみたいな、
その定量調査のクオリティを高めるチーム、
定性調査と言われるインタビューを中心とした調査の質を高めるチームっていうのに、
大きく3つに分かれて、ご覧だり、そこに勉強会みたいなことをする人たちがいたんですけど、
私当時から一貫して2015年に辞めるまで定性調査の勉強会にいて、
最後の3年くらいはそこのリーダーだったんですよね。
販売量予測、定量調査、定性調査っていう、私たち大きな三本橋の仕事の中でもっとも興味もあったし、
もっとも好きだったし得意だった。
あるいはちょっと販売量予測むずいな、どうしようかなみたいな、
やってたのもあるのかもしれないですけど。
なのでそこにいたときに、いろんな一般的なモデレーターと言われる調査をインタビューする人の仕事っていうのも
いろいろ見てきていて、いろんな人が言うのも見てきていて、
この人たちの働き方って、例えば単価とか仕事の仕方とか見てもいいなみたいな、
みなさんほとんどフリーランスなんですけど、
これはなかなか仕事としてはいけないんじゃないかっていうふうに思ったことが、
何ならサブリーズで2003年に転部したときからずっと思ってたんですよね。
っていうのもあるし、あの仕事をしながら、
今みたいな県23市の行使しながらっていうことのフリーランスってあんま聞いたことないし、
やれるんじゃないかなっていうふうに思って始めたのが、
やめて1年ぐらいかな。
そこで調査会社さんから依頼がきて、
いろんなメーカーのいろんなリサーチの、
訂正調査のモデレーターって言われる仕事をやってきたんですね。
でもそこでもう一つ気づいたのが、
モデレーターさんっていう仕事って、
調査会社、あるいはその上のクライアントがこういうふうにしたいから、
こういうふうにしてって来た、
降りてきたものをそのままインタビューするのが仕事なんですよ。
だから本当にこの目的だったら、
この人じゃないでしょ、来るのは。
インタビューすべきはこういう状況の人じゃないでしょ、
っていうのが私の中で黙々と湧いてくることが。
インタビューEとかがもう決まってる状態だと。
スピーカー 2
プロの、いわゆる調査会社さんの中のモデレーターって、
本当にインタビューするのが仕事みたいな感じに、
スピーカー 1
けっこうMCみたいな感じでね、回すことだけが。
台本があってみたいな。
台本は言って作るんだけど、
だけどその来る人を選べない。
来る人って結局何が目的なのか。
そこ大事ですよね。
でも何が問題なのか。
違うやん、みたいな。
この目的でこの人にこのインタビューしても
まったら見つけないよな、みたいなこととかっていうのに、
割と各社その問題に私は当たったんですよね。
いろんなメーカーさんなり、いろんな調査会社さんとやって。
でも、割とそのモデレーターさんには、
私と同じ問題意識を抱えてくれる人っていうのはそんなになくて、
別にみたいな、そうですかね、みたいな感じで、
なんかちょっとカタスカシクラタな感じになったんだけど、
でも私は強くもっとこの調査、いい調査にできたはずなのに、
なんか責任が私にされるのも嫌だし、
これはおかしいって思って、
やっぱりその調査会社さんに依頼されるビジネスモデルは
よろしくないから、
自分で企画して実行して分析するまでの仕事っていうのをしたいし、
絶対これは質が上がる調査だから需要があると思う。
そういった時に出会ったのが今のメインの仕事のパートナーなんですけど、
もともとピアノ人出身の彼がコンサルティングの会社を作って、
いろんな企業さんのマーケティングアドバイザリーをしていくっていう事業に、
どうしても調査が必要だから一緒にやりませんかっていう話になって、
私、社員にはならないけれども一緒にやっていきましょうっていう形で
パートナーでしばらく聞いてたんです。
質の高い調査と人材育成
スピーカー 1
フリーランスでもかなり本格的にクライアントがついて
しっかり仕事するようになったのが2017年くらいですかね。
彼の先見の命があったのは2017年コロナよりずいぶん前から
完全フルリモートで働けるようにしたいっていう風にしていて、
クライアントとの会議は全部ズーム、やりとりは全部スラック。
移動しないから、会議と会議の間に移動時間を持たせないから
効率よく回せるっていうことをしてきて、
私も自宅で子供が小さかったから働けるし、
どこにいてもできるしみたいな形でやってきて、
インタビューだけは当時オンラインはそこまで進んでなかったから
対面でインタビューすることもあったんですけど、
フルリモートの働き方みたいなことを私も確立していた中で、
時間あたり単価ってことを考えると、
この仕事ってやっぱりいろんな人ができそうな気がするって思ったんですよね。
例えば、よくあったのが旦那さんの海外駐在だから
ついていくから仕事辞めないといけないっていう才能があるのに
仕事が限られてしまうので、
あるいは仕事だけの、旦那さんの都合だけじゃなくて
才能あふれるのに子育てで子供を見たいから
仕事を制限するとやりたかったことができなかった女性
介護でもそうかもしれないと思ったときに、
そのいろんなライフステージの中で、いろんな事情で
働き方が制限されるのは女性が多い現状の中で
比較的時間の融通も利くし、自分でコントロールができて
単価もそこら辺にあるってことは、
これは他の方にもできるようにしたいという気持ちが
湧いてきたんですよね。
そうすると、もう少し組織にしてやらないといけないかな
というふうに思って解放人化するに至ったときに
やっぱり今の私のもともとやってた仕事を
クオリティを担保できる仲間が必要だってなって
スピーカー 2
で、洋子さんに声かけたっていう
いいとこいたわみたいな
スピーカー 1
洋子さんができるはずだみたいな
スピーカー 2
洋子ちゃんもちょうど辞めた頃?
辞めてちょっと経ったぐらいかな
ブランディングの仕事とかはプロジェクトベースで
ちょいちょいやり始めてた頃かなって
あと大学院に行ってたときね
まだ行き始めたばっかり
スピーカー 1
それで今もまだ道の中ではあるんだけれども
こういう働き方ができる人を増やしていきたいし
市では調査の質を高めることになるやり方だと
私は信じているので
40代後半は社会貢献じゃないけれども
調査業界に少なからず質を上げたりとか
人の人材を増やすとか
ということはやっていけたらいいなと思って
今に至る感じですかね
スピーカー 2
すごいユニークだなと思うのは
基本フルリモートなのね
あと会社もみんな業務委託という形で
仕事をしていて
どれくらいやるかとか
私も福井さんとのアンドリー・サイトの仕事以外のこともやっているし
アンドリー・サイトの仕事だけをやっている人もいるんだけど
それぞれの形
どれくらいの量やるかとか
そういうのも個人の裁量によるし
スピーカー 1
かなり自由な形でやってますよね
リサーチャーと呼んでいるんだけれども
戦略インサイトリサーチャーと呼んでいるんですけど
リサーチャーの育成
スピーカー 1
戦略インサイトリサーチャーの仕事は
社員になったらちょっと効率が悪くなっちゃうので
目指しているみんなが自由に働けて
稼げるということをするためには
業務委託がベストだと思います
幸いなことにパートナーがいて
仕事が比較的営業なしで来ているということがあるから
そういうみんなが受けたいときに受けられるとか
他の方が忙しいときにはこの方がちょっと必要いくけどごめんねとか
対応しながら何とかしているような感じなんですよね
スピーカー 2
リサーチャーの方はみんな
もともとどこかの会社で
スピーカー 1
そういうリサーチャーの経験をされてきた方ばかりなんですか?
多様なクライアントとの関係
スピーカー 1
よこさんみたいな方もいらっしゃいますし
そうじゃない方を一からトレーニングしたケースもあります
そういう方が増えていけるようになるには
私がちょっと自分の仕事のキャパを減らして
トレーニングにフォーカスしないといけないということもあるので
スピーカー 2
やっぱり今受けている事業そのものの受けられる方っていうのを
スピーカー 1
基本的にはここの室を担保するという意味では
経験がある方が来ていただけると非常にありがたい
パートナーの方っていうのは営業を中心にやってらっしゃるってことですか?
マーケティングアドバイザーとか
そこのマーケティングのプロジェクトの中のリサーチの部分をお願い
自分たちでクライアントを見つけに行ったりとかはしてない?
してないです
なるほどね
私過去に7年6年この仕事をしてて
それをしたことがないので
スピーカー 2
あそこからの繋がりで
マーケティングとかブランディングだけではなく
リサーチだけやって
お客様のインサイトを適切にきちんと取っていきたい
それで自分たちで社内で企画を立てたいみたいな案件はあります
スピーカー 1
調査だけで続いていく?
会社が入らずに続いていくこともあれば
もうちょっと行くと
自分たちでインタビューもしたいっていう会社がある
もちろん私たちに頼めばいいのかもしれないけど
1回かお金もかかるし
自分で調査ができる人が来られたいっていうニーズは割とあるんですか?
そうトレーニングをしている
なるほどね
確かに確かに
スピーカー 2
なるほど
社内でそういうことができる人が育つと
マーケットを見る習慣とか視点とか
あとインサイトを掴むスキルみたいなところも成し得るし
スピーディーに自分たちで動けるっていうのは絶対あると思う
インサイトが社内に来てくると
主に消費財のお客さんが多いんですか?
スピーカー 1
そんなこと全然ないですし
消費財のお客様ももちろんいらっしゃるんですけど
いわゆるペンチャーのサービス業のお客様もいらっしゃるし
金融系のお客様もいらっしゃるし
どこのジャンルかってことでは
スピーカー 2
結構幅広く
スピーカー 1
最近は比較的国内の大手みたいなお客さんが増えてきつつあるのかな
というのはありますけれども
あまり業界の区別はないかもしれない
P&G出身者の影響
スピーカー 2
あと意外とB2Bも結構あって
そうだよね
陽子ちゃん前
B2Bの取引先とかに聞きに行くとかいうやつね
そこの取引先の
例えば部長さんとか
意思決定の方たちに
なんでそこの会社と取引を決めたのか
みたいなところをインタビューする
なるほど
お客さんとの関係をより理解して
自分たちが
そもそもお付き合いしてもらってるのも
どこ評価してもらってるんだっけみたいなのも
なんとなくで付き合ってて
部分には改めて話すっていうのもちょっとなかったりとか
第三者じゃないと言いにくい本音みたいなところも
そうそうあったりとかするから
そういうのを依頼されて
インタビューで聞いたりとか
スピーカー 1
なるほどね
スピーカー 2
結構B2Bのやつも意外と面白いなと思う
スピーカー 1
そうなんですよ
そんなこと話すっていう風に思いがちなんですけど
乗せてね
お金かけていくっていうのも我々の仕事なので
それもテクニック
なので最初は何か
なんですかみたいな感じで始まるのが
やっぱり私基本的な考え方として
例えば今日の私とかもそうかもしれないですけど
人は自分の話を聞いてもらいたい
自分の話を聞いてああそうなんですかとか
えーって興味関心持ってもらいたいというのが
多分根底にあって
子供がねえかあさんねえかあさんって言って
ねえこっち見て話聞いてもらいたいのと
多分同じで
いくつになっても自分の話を聞いてほしいんだと思うんですよね
なるほどね
私その場合によってやっているので
もちろん初対面の人に話したくなんかないわっていう考え方もある
お前が何かわかんねえっていう考え方もあると思う
けどその一つのアジェンダがあって
その目的がある中で
それを介して話すことについて言うと
やっぱりだんだんと15分20分が経ってくると
本音が伝わってくるのがすごいわかるから
やっぱり
確かにところに入っていく感じでね
そうなんですよ
なのでそこは人の根底にある気持ち
聞いても欲しいんだろうなっていう気持ちっていうのは
思いながらお話を聞かせていただいて
なるほど
スピーカー 2
そうやって本音が出てくると
その依頼したクライアント側も
自分たちのこういうところが
例えば安心につながって取引になってるんだとか
そういうのに気づいたりとか
こういうのを踏んづけると
信頼が壊れる可能性があるんだなとか
やっぱりそういうのが見えてきたりもするから
それをクライアント側の共通知識として
きちんと持っていって
自分たちが
例えば営業の人たちも
共通してこれはやらないといけないとか
そういうふうに共通知識ができていくんだよな
面白さ
だいたいね
Tubiとかだと
そんなに1時間も話すことないよ
みなさんおっしゃるんだけど
全然1時間ね
なるほどね
そうそうそう話していただく
りょう子ちゃんさ
スピーカー 1
割とお客さんの会社って
P&G出身の方が多い関係者がね
スピーカー 2
同じリサーチをやってきたり
マーケティングをやってきたけど
スピーカー 1
P&G出身の方とお仕事すると
なんか驚きっていうか
トヨタとの違いとか
スピーカー 2
あるいはなんかこう
スピーカー 1
P&Gの人ってこんな風にやるんだみたいな
スピーカー 2
なんか発見とか
スピーカー 1
そういうのを感じたものってある?
スピーカー 2
なんかね
なんかそのやり方っていうよりは
どうなんだろうな
でもP&G出身者の
COB出身者のマーケティングコンサルの方たち
スピーカー 1
なんですよ
スピーカー 2
だから
なんていうのかな
アウンの呼吸とか
用語で分かんないと思ったことはない気がするけれども
でももしかしたら
リサーチのバックグラウンドがあんまりない人だったら
用語が分かんないとかもあるかもしれないなとか
あるかもしれない
なんかそう考え方で別に
これは違うなと思ったりはあんまりないけれども
なんだろう
すごく言語化しにくい
皆さんの共通の考え方のフレーム
それかインサイトから企画に落としててとか
そういうののフレームとかが
すごい共通してるから
やっぱり早い
スピード感がすごくあるなと思う
スピーカー 1
確かに
私そのトヨタの組織構造がどうなってるのか分からないけれども
P&Gジャパンに比べたら圧倒的に人数も多くいらっしゃるし
いわゆる本社勤務みたいな方の数からすると
うちはめちゃめちゃ少ないから
すごいたくさん人がいらっしゃるんだと思うんですけど
うちはさっき言ったみたいに
新入社員は営業が工場の人以外
ほぼロックオーランドの人工島に建てられた本社ビルで
今三宮にあるんだけど
そこにも集められて
超三角構造の平均年齢20何歳みたいな感じの組織になるじゃない
マーケティングのリサーチ
経営管理ってファイナンス部門を管理するんですけど
だからみんな
あんま言葉は良くないかもしれないけれども
その若い人で新卒が98%だから
修道採用がほぼいないんですよね
だからみんな最初にそうやって
スピーカー 2
教育をグッとされる
スピーカー 1
同じ環境で
しかも言い方は悪いけど
大学のサークルじゃないけれども
上下3つぐらいまでは
仲良く仕事をする
プライベートも一緒に遊びに行くみたいな
なぜなら神戸にみんな友達いないからみたいなね
それが多分本社も新シナティ
オハイオ州新シナティっていう
およそ都会じゃないと思うんだけど
理由ともたぶん
自立選びは考えられたんだと思うんだけど
神戸、東京じゃない理由として
確かにね
マーケティング屋のように東京じゃないっていうね
そういうメンタリティっていうのかな
一緒に
隔離された都市じゃないけれども
そういうところ
自分のホームから離れたところで
新職ともにして
してるっていう
軍隊なの?みたいな感じだけど
少なからずあるかなっていう風にもあると思うんですよ
だから私の上下の先輩とか
やっぱり仲がいいし
今でも信用してるし
あの頃があったから
一緒に乗り越えたよね
みたいな感覚はすごいあるのと
あとすごいトレーニングが多い会社だから
あらゆるフレームワークがあって
それがこうやって
っていうところを学んでいく
P&Gでの教育と意見
スピーカー 1
っていうところもあるんですよね
っていうのとか
突然その
社内の
もちろんその
ランチとかね
そういうときは日本語ですけど
基本的には会議英語なんですよ
社内のメールとかも全部英語
ドキュメントももちろん全部英語だし
みたいな世界なので
みんながみんな流暢なわけでは
私も含めてないんですよね
でもそこで何とかやっていくしかない
しかも自分の意見も
がないことがマジでありえないとされる
が多分洋子さんがもしかして思われたか
かもしれない
そういう風につながるのかもしれないけども
できないことよりも
自分の意見を持たないことが超悪だとされる
何も考えてないっていう風になされる
イヤワンの新入社員が
ファブリーズの今後について語るとか
マジそんなことおこがわしく出てきません
みたいなこととか
いやでも君はどう思うのって
自分のことを言われると
それを楽しい英語で言わないといけない
みたいなプレッシャーもある
っていうことが
多分
隠された空間であったりとか
すごくプレッシャーをかけられる
自分というものに対してのプレッシャーをかけられる
この2つを共有してるっていうのは
やっぱりすごく大きいのかもしれないし
特に高校生は自分の意見を
言わないことが悪みたいなこと
いわゆる日本の会社さんだと
多分違うんだと思うんですよね
なんとなくおもんばかって言わないとか
何でさせて損だといったこともあると思うし
でも私たちは
じゃあ私はこう思う
あなたはこう思う
そうなんだっていう
意見が違うことを
別に悪いことだと思う
もちろんどっかで透き寄せていかないといけないんですけれども
っていうところを
私は国書でも何でもない
日本のしかも文学部
日本文学科の学生からすると
ものすごいカルチャーショックで
おこがましくてこんなこと言えないと思ってたのが
やっぱりどんどん教育されて
強制されて
こんだけ私はっていう人間に
マーケティングリサーチの役割
スピーカー 1
若いうちに育っちゃうんだと思います
スピーカー 2
25、6とかで
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
組織は日本人の割合ってどれくらいなんですか?
スピーカー 1
今はどんなのかわからないんですけど
当時は
でもやっぱり日本人が多かったですよ
私の2番目の上司はフィリピン人でしたけどね
その後もインド人でしたけど
私たぶん2010年前後ぐらいに
いわゆる日本のマーケティングの
ブランディングをする
リサーチにしても
マーケティングの組織が
全部シンガポールにいろいろあったんですよ
日本はいわゆるデリバリーって言われる
反射扱いって言うんですかね
扱いになってからは
そこに外人はすごい少ない
逆に日本人がたくさん
アジアで言うとシンガポールに入っている
感じになっているので
ちょっと今はわからないですけどね
なるほどね
スピーカー 2
大企業って
日本企業も
教育めちゃめちゃすごいじゃない
だからやっぱり教育をすることによって
なんていうのかな
会社の基本的考え方を
インストールしていくっていうか
みたいなのは
どこでもあると思うんだけど
なんか
それプラス
プロフェッショナル教育みたいなのも
かなり確立されているな
っていう感じがすごく受ける
スピーカー 1
確かにね
スピーカー 2
それが部門別採用もあると思うので
スピーカー 1
移動もほとんどないっていう
スピーカー 2
ことだからね
それこそトヨタの調査部とかだと
他の部門
部署に比べると
長い人が多い
だけれども
移動はあるし
それまで別の部署だった人が
調査部に来るとか
調査部から商品企画に行ったり
営業に行ったりとかっていうのも全然あるし
そこで
そもそもそこのプロを育つ
ずっとそのプロになるみたいな感じでは
多分キャリアを描いている人も
少ないんじゃないかなと
部署の中での
育成計画
みたいな中で
ここに配属されたからには
プロになってもらおう
っていうことでの
部署育成計画はあるんだけど
なんていうのかな
P&Gみたいな
会社と部署が
基本入ったところから一緒で
決定的にプロ
教育を受けるっていうほどまで
確立されてないから
そういう意味では
会社文化プラス
プロフェッショナル教育が徹底的にされているから
すごくスピードも
速いし
意見のぶつかり合い
スピーカー 1
みたいなものも
スピーカー 2
トヨタとか一般的な日本企業で
移動とかしていくと
一定のスキルももちろん
それぞれの部署であるかもしれないけれども
スピーカー 1
逆にいろいろ
相手の気持ちが分かりすぎちゃうみたいな
確かに
行けば行くほど
スピーカー 2
リサーチとかマーケティングは
結構言いやすい
スピーカー 1
データもあるから
正義を振りかざせる
スピーカー 2
そうだと思う
私は調査部の時に
新人配属の調査部だったから
ペーペーでも
この案件は私が一番分かっている
っていう自負で
議論をしてたし
それがわりと
許される環境だった
やっぱり営業とかに行くと
ちょっと違うよね
リサーチが強い
ところは
特にそのカルチャーもあるのかもしれない
なぜなら
あの人がどうなのっていう前に
マーケットどうなってるの
お客さんはどうなのっていうところを
知ろうっていう
強いよね
スピーカー 1
そこが強いんだと思う
誰が言うかっていうのが
結構大事な部分
それだけで決まるわけではないんだけれども
スピーカー 2
お客さんを知ってるとかマーケットを知ってる
スピーカー 1
それはそうなんだけど
スピーカー 2
あの人が言ったとか
納得したとか
話した寝回ししたみたいな
スピーカー 1
結構そこのスキル
それって別に
プロフェッショナリズムというよりは
スピーカー 2
組織人としてのスキルっていうのが
スピーカー 1
めちゃくちゃ求められる感じ
スピーカー 2
例えばどこの会社でも
あると思うんだけど
ウエイト
ウエイト
スピーカー 1
さっきの営業ネタで全然違ったって話
に関わるかもしれないんだけども
私ピアノ人の
ファブレイズを担当しました
長かった
日本のファブレイズ
私が一番よく知ってます
少々誇大カテゴリー
日本では知ってますっていうキャリアを
結婚で一回中断してるんですよね
結婚出産で
帰ってきて
東京で他のアサイメントして
ピアノ人の最後のアサイメントが
栄養のチームの
マーケティングリサーチの
役職だったんですよ
これが
スピーカー 2
カルチャーショックすぎて
スピーカー 1
私何も分かってなかった
っていうことがあったのが
さっきのファブレイズは
ブシャブシャに濡れるまでスプレーしますよ
だから
本当は洗いたいって思ってるから
洗濯を早期させるような
ことってすごく大事だ
みたいなことを
マーケティングで復活して言ってきたし
例えば毛毛がやっぱり
ベースとして
大事だから
嫌な匂いの原因が脱がったんだってことを
言うこととかが
あったんだけども
結局置いてもらえへんかったら
売れへんかなっていう
コンシューマー
消費する消費者じゃなくて
ショッパーを
見る
同じ人なんだけど
そのモーメントが違う
使うっていう時と
使う人と買う人と
使うっていうモーメントに着目してきた
スピーカー 2
そのブランディングから
手に取らせるっていう
スピーカー 1
そこがないと
そもそも置いてへんかな
置いてもらうために営業の方もいるわけで
当たり前なんですけど
十何年かけて
はぁってなって
あんまりそこまで
もちろんそこまで
テレビコマーシャルまでっていう
役割分担にいたからなんですけど
そうかということも
すごいありましたよね
だから
えっと
実際に置いてもらうにはどうしたらいいのか
どういう例えば
マーケットのディテールが必要なのか
リサーチが必要なのかもしれないし
お客さんが買う時には
ファブリッシュのコマーシャルとか
ファブリッシュじゃなくてパンテンがどうやったかとか
覚えてるかもしれないけど
ずーらーって並んでて
どうしよっかなって迷ったりするっていう
共謀の環境があると
どうやったらそこに目がいくのか
手に取らせるのか
それが
ドラッグストアでは
スーパーマーケットでは
ホームセンターでは
売り場環境が違うのかどうするのか
もうちょっというと
松本清ではどうかとか
ここからファインではどうかとか
国民ではどうかとか
なんならアマゾンではどうかみたいな
そういうことまでやらないといけないっていう
結構幅広いことを見る部署にいたんですね
そこで
同じ部署
同じ部署ではあるんだけれども
ブランドが違ったら結構カルチャーも違えば
消費者とショッパーの違い
スピーカー 1
見ることも違うし
このコンシューマーと
ショッパーではずいぶん違う
っていうことを考えるときに
いろんな部署
同じ部署であるけどいろんなことをさせてもらったな
っていうのはすごい思うし
PMGを選んだ理由の一つに
私なんか
別に誰かロールモデルが
いたわけではなかったんだけれども
よくさっきの話じゃないけど
転勤とか出産とか
そういうことがあって
キャリアを中断させられる可能性っていうのが
すごく
あるなーっていうことを
ぼんやり思っていた
20代就職活動のときだったんですよね
だから
20代のうちに絶対何かものにしておかないと
後々絶対自分は
困ることになるんじゃないか
だからいわゆる
ジョブローテーションみたいなので
いろいろやって
そういうものになってきた頃に
結婚したいとか子供を見たいとか
困るって思ってて
だから若いうちに
責任のあることをやらせてくれる
絶対20代のうちに
何か使い物になるような人に
なるためにはどうしたらいいんだろう
ってことはすごい考えて
出発をしてた気がする
思い残ってます
スピーカー 2
さっきPMGは
スピーカー 1
ピラミッド型な
若い人が多くて平均年齢20代
当時の本社はそうだったんじゃないかな
それってやっぱり
上は辞めていくからですか
上のポストが少ないから
ってことは辞めるってことですよね
そうですね
スピーカー 2
実際だからこそアルム内がね
辞めた方がたくさんいて
スピーカー 1
他で活躍されてるってことだと思うんだけど
スピーカー 2
もうそれは会社も
その構造を是として
スピーカー 1
一程度
だから若い人を常に
入れて
スピーカー 2
入れるわけじゃないってことは
スピーカー 1
そういうことだと思う
減って困るんだったら普通は
スピーカー 2
中間入れるけどそうじゃない
スピーカー 1
上にそんなにたくさんいらない
役割として
スピーカー 2
だからそれって
大規模の
一つのモデルだと思う
スピーカー 1
アルム内も公式だと思う
PMGが認めてるんだと思う
活動するの
今でこそ
リクルートアルム内とか
長者のアルム内とか
かなり昔から
XPG界って存在をしていて
そういう
会社みたいに集まって
そういうのが
あった頃からずっと
しかもオフィシャルダイナの頃から
スピーカー 2
PMGって
辞めた後に
スピーカー 1
それを目当てで
PMGに入りたいっていう
スピーカー 2
学生もいると思う
PMGの
マーケティングを
学んできたっていうのが
実際の自分のスキルにもなるし
肩書きとしては
スピーカー 1
強みを持つ
市場価値が上がる
スピーカー 2
転職にしてよ
企業というか
転職が多いかもしれないけれども
元リクルートみたいなのもある
スピーカー 1
だから
ある意味20代の頃は
必死で働いて
スピーカー 2
何かを身につけようみたいな
その意味では
さっきも話したみたいな
PMGカルチャーの共有
プラスプロフェッショナル教育
みたいなのが
セットとしてあるから
すごい
外に出ていっても
RM内の人たちが
すごい活躍してるし
それが
マーケット評価みたいなのを
作っていって
PMG出身者って言ったら
結構思うよ
スピーカー 1
マーケット評価も作ってる気がする
でももはや私やめて
10年近く
10年近く
あんまり言うのやめようと思って
スピーカー 2
でも言うのちょっと
スピーカー 1
でも森岡さんとかも
ずっとPMG出身って
スピーカー 2
本人は言ってないかもしれないけど
周りの人がみんなPMGはやっぱり
スピーカー 1
ついてくるから
ついてくるかはついてくるけど
もうそろそろちょっと言うのやめようかな
と思っているけれども
でもやっぱり
いろんなことを
経験して
学ばせてもらう
20代に働くには素晴らしい
環境だったんじゃないかなと
振り返って思います
20代の成長環境
スピーカー 1
本当にしんどかったけれども
スピーカー 2
だって今
どの大企業も
上の方が結構重くてね
構造的に苦しんでる時に
でも
その人たち上になればなるほど
ちょっと出てね
自分が通用するんだろうか
みたいな怖さとかがある時に
ここにいたら
いつでも出れる
自信とスキルと
両方つけるっていうのは
すごいと
組織にとっても強いし
そこの組織に入った
個人にとっても強いし
またその魅力が
侵入者にというか
すごい一つの
大企業モデルな気がする
そうなんじゃない
スピーカー 1
すごく上手くいってる感じがするよね
スピーカー 2
プライベートの話まで
いかなかったけど
ちょっと3本目が
プライベートの話かな
スキルを身につけて
スピーカー 1
それで飛び出していく
スピーカー 2
企業を今
してらっしゃるわけだけど
でもそうはいえ
プライベートの部分でも
スピーカー 1
お父さんも
先輩でした
先輩だったんだ
スピーカー 2
そんな話も
スピーカー 1
お子さんのこととか
その辺の話も聞きたいなと思うので
次回
スピーカー 2
次こそは
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