さあ、今日一番ポッドキャストさんのお悩みであるところの音質の問題、それに必要な機能BEST③ということで、まず一つ目に必要なものは、こちらになります。
コンプレッサー
コンプとかっていうふうにも言ったりしますよね。コンプレッサーです。コンプレッサー。
読んでのごとくですね。プレッス。プレッスですね。圧縮です。圧縮さんです。
音の圧縮ですね。道路とかでね、道路工事でアスファルトをプレッスしている様子をご覧になられたことがあるリスナーのあなたはいらっしゃるのではないのでしょうか。
そのようにですね、音もプレッスしてですね、いい感じに調整してくれるのがこのコンプレッサーなんですよ。
このコンプレッサーがかかっていることでどんなメリットがあるのかというと、大きすぎる音はちょっと小さくねとか、あと小さい音はちょっと持ち上げてみたいな感じでですね、音の本当に大小の差が小さくなって、
そしてですね、ある一定の音圧というか音量感にしてくれるっていうところがコンプレッサーのいいところです。
コンプレッサーですね、色々調整ができます。本当に細かい調整ができるんですよね。ゆったりかける場合もあればちょっとね、きつめにかけるっていうこともできたりします。
はい、今実際今日はヤマハのAG-06をすごい久しぶりに使ってるんですけども、コンプレッサーを使いながらかけています。
コンプレッサーを使っているので小さな声の時もこれぐらい聞こえるんですけれども、コンプレッサーを仮にオフにすると小さな声の時もこのぐらい聞こえるんですけど。
という感じでですね、小さい声の時に聞こえづらくなってきます。これもう一回コンプレッサーに上げますと小さな声の時もこんな感じで聞こえるんです。
という感じなんですね。これでコンプレッサーを下げちゃうと小さな声の時も、みたいな感じで小声になった時の持ち上がり感の違いからコンプレッサーの有無の感覚っていうのを覚えたのではないでしょうか。
こんな感じで小さすぎる音は大きく、そして大きすぎる音は小さく、みたいな感じで圧縮してくれるというところですね。
さっき道路の例えを出しましたけれども、道路のアスファルトは平たく平たくしますけれども、コンプレッサーの場合は底上げもしてくれる。
底上げの方のフラットもフラットにしてくれるというところがあって、それがPodcastの場合はすごく使いやすいですね。
Podcastのゲストとかの方がいる番組だと、ゲストの人が声が小さかったりするじゃないですか。マイクのノリが悪い人もいらっしゃるじゃないですか。
そういった時にコンプレッサーをある程度かけておけば、ゲストの方の声による代償、声量による代償、いきなりこの人の時に小さくなっちゃったんだよねっていうのを防ぐことができるようにつながっていきます。
このコンプレッサーはどこにあるのかというと、例えば今日紹介したようなヤマハのAG-06のオーディオミキサーにもありますし、私が愛用しているRodecaster Pro2のミキサーにもありますし、
あとはプラグインとして入っているものもありますね。いろんなプラグインがありますけれども、代表的なのなんかちょっと今ふと思いつかないんですけど、
私はこのプラグインはLA-2AとかCLA-2Aとプラグインを使わせてもらっています。そんなこんな持ち上げながらいつもやってるんですけども、皆さんのお耳にはどのように聞こえていますでしょうか。
ということで、まず1つ目がコンプレッサーがあるといいよという話をさせていただきました。では2つ目に必要なものは何になりますでしょうか。
ハイパスフィルター。これハイパスなので、ハイパスのフィルターですね。フィルターをかけるんですよ。ハイをパスするフィルターということになります。
ハイパスフィルターの場合は、ハイをパスするのでローは入れないよという隠れた意味合いがあるんですよね。これよくわからないんですけども、ローカットとかも言いますが、
ハイパスフィルターを基本的にはポッドキャストの場合はかけます。これなぜかというとですね、理由がありまして、声ってやっぱりね、いらない音、いらない低音っていらないんじゃないですか。
基本的にあのよっぽどの何この男性のこの低いボイスじゃない限りは私の声なんか男性一応男性ですけど、あの低音をカットしちゃいます。
その方がねあの bgm との相性というかね、なんか邪魔にならずにですね、低音がウワンウワン、なんか喚くような低音がグワーンって感じにならないのですごく好きで、
ハイパスフィルターは必ず入れています。基本的にはハイパスフィルターはポッドキャスターにはポッドキャストの音源には入れた方がいいかなという感じです。
ハイパスフィルターどういう風にかけるのというところなんですが、
基本的にはマイクについているものもありますとか、あとはオーディオインターフェース側で入れてあげるとか、
あと編集の時にカットしてあげるとかっていうやり方があります。一番簡単なのはこのマイク側でハイパスフィルターがあるマイクであれば、
それをオンオフにしてみて、「あ、かかった。かかってない。」みたいなのがわかりやすいかなと思います。
ちなみに今、私はこれ、YAMAHAのAG-06の移動インターフェースとマイクの方で両方でかけてましたね。ごめんなさい。かけてますけども、
どうやってやるんだっけ。あ、ハイパスフィルター。じゃあオーディオインターフェースのハイパスを、あ、今オーディオインターフェースのハイパスをカットしました。
そうすると低音がガンと入ってきてますね。あとはここでマイク本体のハイパスもカットしましょう。
だいぶボワボワしますね。はい、これが全部低音もカットしないで、ローを全部入れている音になります。
ハイパスフィルターをオフにした状況ですね。低音がガンガン入ってきてます。
ここからオーディオインターフェースの方でハイパスをまず入れるとこんな感じ。
そしてもう一回戻してマイクの方でハイパスフィルターを入れるとこんな感じですね。
今マイクの側でハイパスフィルターを入れました。
私は結構マイクだけのハイパスフィルターとかオーディオインターフェースだけのハイパスフィルターに頼らずに全部入れちゃいます。
もういらない音を全部カットしちゃうっていうところをやってます。
よく気をつけなければいけないのが男性の声の場合ですね。
カットしすぎちゃうとちょっとなんかこう痩せ細った音になったりするので、これもしかしたら私の声痩せ細ってるかな?どうかな?
今マイクのハイパスをオフにしましたけどこれぐらいの方がいいのかな?いいかもしれない。
マイクの方でハイパスフィルターをかけた方がいいのか?微妙に違いますね。
オーディオインターフェース側だけでかけた方がいいのか?ちょっと微妙な違いすぎて何とも言えない。
一応私はハイパス両方今かかってます。
これはお好みですね。
マイクでかけてオーディオインターフェースでかけて編集でさらにがついカットする。
根こそぎなくカットするっていう人もいますけども、男性の声の場合はちょっとこう痩せ細った感じになっちゃうので低音を残したいという人も割と多いですから、
ポッドキャストの場合はやっぱりね温かみみたいな感じの求める番組もあるじゃないですか。
あなたの番組のテイスト感に合わせて男性の声の場合ハイパスフィルターどれぐらいかけるのか80とか70ぐらいからかければいいかなと思うんですけれども、
どういう感じにするかによってまた変わりますのでぜひ参考にしてみていただきたいなというふうに思います。
2つ目がハイパスフィルターをかけようということでした。
最後3つ目がこちらになります。
ノイズゲート。
なんだなんだなんだって話なんですけど、ノイズゲートというのは、いわゆるこのね、
普通に録音しているように見せかけて何も喋ってない時には録音しないようにね、
入力の回線が来ないようにしてくれる、そういうね、いわゆる音の門番ですよね。
門番もですね、すごく優秀な門番さんでですね、音っていわゆる入ってくるじゃないですか、
でもものすごい軽微な音の場合は入れないよみたいな、マイクに入れさせないよみたいなね、
そういう判定をしてくれるんですよ、ノイズゲートが。
だからマイナス40デシベルからより低い、より小さい音は入れませんとか、
マイナス40とかマイナス45とかマイナス50ぐらいだと思うんですけども、
そういうね、軽微な本当に小さいかすかな音が来たら、もうお前らあっち行けみたいな感じですね、
マイクに近づけない、喋ってない時でも入れさせないよみたいな、
うちは大きな人間の声しか受け付けないんだみたいなね、そういう門番さんです。
これね、なかなかあるといいんですよ。
ちなみに今ね、この収録はノイズゲートがありません。入れたいんだけどね、
一応ちょっと今入れられない状況に今出先なんで、ちょっと外しちゃってて、
それがですね、持ってこれなかったので入れておりません。
なので喋れなくなった瞬間に、部屋のちょっと微妙な音が実は入ってるんです。
今BGMしてるので、分かりづらいかもしれませんけれども、
何も喋れなくなった時にね、これね、入ってるんだよね。微妙に。
冷蔵庫の音、これ冷蔵庫近いんだよね。
冷蔵庫の音が聞こえているリスナーのあなたではないでしょうか。
というところでちょっと微妙な話でしたけれども、
ノイズゲートね、例えばマイクチャンネルストリップ、
DBX-286Sとか、ロードキャスタープロ2には入ってます。
残念ながら今使ってるですね、ヤマハのAGシリーズにはないんですけども、
普段私は使っているのが、UADのプラグインの方でゲートを使って収録してます。
ちょっとね、今日UADのプラグインがアクティベートできないので、
ユニバーサルオーディオのオーディオインターフェースを持ってきていないので、
アクティベートできないんですよね。
これができたらいいんだけど、そういうね、これありがたいです、ノイズゲート。
ただし、ノイズゲートをちゃんと設定しないと、
マイクの収録、声の収録の時の音がうまく入らない。
まだ変にプチプチ言いながら収録みたいな感じになっちゃったりすることがあるので、
ノイズゲートやってあるからとか言ってですね、
適当に設定しちゃうと、後で痛い目に、
この番組のこの人の声が喋ってない時からの切り替えのところで、
プチプチ言うなみたいな感じになっちゃう時があるので、
ぜひお気をつけいただきたいなというふうに思います。
ノイズゲートの適切な設定とかもまたどこかでやっていきたいなと思うんですが、