設計資料の重要性
こんにちは、つねぞうです。
デザイン・リビューFM第128回目。
このデザイン・リビューFMは、世の中の様々なもの、主に工業製品について、私の主観で勝手にデザイン・リビューをしていこうという番組です。
今日はですね、ちょっと喉の調子があまり良くなくてですね、風邪とかじゃないと思うんですけど、
ちょっと流行に敏感な方はお気づきじゃないかと思うんですけども、花粉が飛び始めてますよね。
花粉症の症状としての喉の意外がというか、だと思うんですけど、ちょっと喉が痛いっていうのと、
ちょっと今日何話そうかなーって考えてたんですけど、あんまりまとまってなくて台本も全然ちゃんとないんですけども、
とりあえずですね、デザイン・リビューする上で大切なもの、設計資料をどう保存してますか。
何を保存してますか。どうやって保存してますか。そんな話をちょっとしてみようかなと思います。
まずですね、じゃあ何を残すかというところからお話ししていこうかなと思うんですけども、
僕は設計業務、開発業務やっていく上で、いろんな作業というか、お仕事してると思うんですけども、
何でもかんでも残すことに、残すに越したことはないと思うんですけど、何でもかんでも残そうと思うと結構資料を用意するだけでも時間かかっちゃうし、
保存するだけでも時間かかっちゃうんで、何でもかんでも残せばいいっていうことでもないと思うんですけど、
私がやっている判断基準というか、何を残して何を残さないかっていうところの基準として、
例えば簡単なその部品表の修正だったり、単純な図面の動き訂正とか、というものは残さないですね。
それは残さないし、あとはエコーの設計変更指示ですね。
エンジニアリングチェンジオーダーの頭文字取ってECO、エコーですけども、
そのエコーの中にこれどういう指示だよっていう文章を書くんですけど、
その文章の中で伝えられるぐらいの内容であれば、特に設計資料まで残さなくていいかなと。
その図面なり何なりが出たときのECOを見てもらえれば、理解してもらえるような内容であれば、
そこまで残さなくていいかなと思っています。
逆にそれ以外のもの、単純な修正とかじゃなくて、何かしらの設計が入るものとか、
そのECOの文章の中だけではなかなか表しきれないぐらいの複雑さというか半雑さというか、
そういう内容のものは基本的には設計資料という形で何かしら残すようにしています。
保存の方法
じゃあどうやって残すかということなんですけども、
基本的にはサーバー上にですね、開発部内のサーバー上の中に残します。
一応決められた場所がありまして、その機種ごとですね、機種ごとのユニットごとに、
こういうふうにフォルダ分けしましょうねっていうルールがありますので、
そのルールにのっとって、特定の場所に残していきます。
そのトップの方の階層についてはある程度決められているんですけど、
その中っていうのは比較的その設計者の自由にできますので、
そこはもう残しやすいように残すんですけど、
例えばその使ったカタログ、新しくダウンロードしてきたカタログだったり、
業者さんからもらった資料だったり、そういうものを残したり、
あとはやっぱり自分で作ったものが、自分で作る資料っていうのが一番大きいんですけど、
そういうカタログとか、業者さんからもらった資料であればそのままポイントね、
フォルダの中にカタログとか、業者から受け取った資料みたいなフォルダを作ってそこに入れておくものもありますし、
あとは自分で描いたポンチ絵とか、パワポの絵とか、2D CADで構想したものとかね、
そういったものもいっぱいあるんですけど、そういったものって結構バラバラと点在しやすいというか、
いろんなところに行っちゃって、その考えの流れというかね、自分がどう考えて、何を考えて、最終的に出力する形までたどり着いたのか、
そういった思考の流れみたいなものを残したいんですよね。
なので、私どうやってるかというと、これ私が考えたわけじゃなくて、上司から指導されてこういうふうにやってるんですけど、
もう何でもかんでもパワーポイントに貼っちゃうんですね。
もう何でもですね、さっき言ったポンチ絵、アナログで描いた裏紙に描いたポンチ絵をスキャンしたものだったり、
構想している段階で簡単にパワポの図形を使ってこういう形にしようかなって考えた絵だったり、
今既に生産されている既存の機械のユニットのキャプチャーを貼って、こんな感じにこれと類似な感じでやりたいなとか、
あとは適当にね、2D CADを使って適当に図面を描いたものの絵を貼ったりとか、
それで構想図、それをパワポイントにポンと貼って、コメントを入れて、日付とコメントを入れてこんな感じに考えてますよという絵を貼ったり、
それに対して日々チーム内、上司とデザインレビューをした時のその記録っていうものもそのパワーポイントの中にどんどん書き込んでいくと。
何月何日、何々課長、何々係長とデビュー、そのデビューにどういう指摘をされたかというのもパワーポイントのその1ページに書いて、
その次のページにそのデビューで受けた指摘に対してどういう変更をしたか、どういうことを考えたかっていうのをまたどんどん貼っていくんですね。
そういうふうにどんどん貼っていくと、例えば1つ1個大きなユニットをやると100ページ以上のパワーポイントになっちゃうんですけど、量が多い分には全然問題ないと思っていて、
大事なのは後から見た人、後からその設計資料を見た人がこの人がどういう考えでそこまでたどり着いたのかという考えを追っていけるように、
考えをなぞれるように追体験できるようになっていれば、全然きれいにまとまってなくていいんですよ。
全然きれいにまとまってなくていいんですけど、その追体験できるような構成資料になっていればいいかなと思います。
最終的な出力としては図面があって、部品表があって、それをリリースするECOがあって、
当然3Dモデルも最終的なものがリリースされて、PLMの中に保存されてますので、それぞれを最終的には出力として出すんですけども、
あとISO的に設計計画書とか、そもそもの仕様とかデザインデビューの議事録というものを残さないといけないんですけど、
そのパワーポイント自体がデザインデビューの議事録として使えるんですね。わざわざ別に作らなくていいと。
その設計計画書の中にデザインデビューの議事録を示す場所があるんですけども、そこにパワーポイントのリンクをペロッと貼っておけば、それでおしまいなんですね。
一つパワーポイントを作っておくことで、そういったISO的な資料の議事録にもなるし、
そのままいきなり上司に設計どうなのって言われた時に、わざわざデザインデビューの資料を作らなくても、パワーポイントを見てもらえれば、そのままデザインデビューの資料にもなるし、
さっき言ったように、そのまま後から見た人が、後から例えば5年後、3年後、入ってきた新人が、この設計参考にしたいなと思った時に、
なんでこういう設計をしてるんだろうと、追いかけたい時、その時に、当然設計した本人がいれば聞いちゃえばいいんですけど、
コミュニケーションの役割
なかなか忙しくてすぐ聞けない場合とか、まず自分で調べようって時に、そういったモデルを見ると思うんですけど、モデルを見ただけだといまいちわかんないなーって時に、
その設計資料を見てもらえば、こういう考えでこういう形にしてるんだなと、こういう考えで設計してるんだなというのを追うことができる。
これがやっぱり一番大事ですね。
あとは、そういうパワーポイントを作った時に、さっきもちょっと話しましたけど、カタログとかサーバーに保存するって言ってましたけど、そういったパワーポイントもちゃんとサーバーに敷かれる場所に保存すると。
サーバーに保存しておくことがやっぱり一番大事ですね。
アナログ自分のローカルのパソコンに入れておくと、当然他の人見れないですし、パソコンがクラッシュした時に消えちゃいますし、良いことがないです。
必ずサーバー上に保存しておくと、これは当然ですよね。
ということで、誰でも見に行けるし、今どの会社にもあるかわからないですけど、弊社の場合、開発が設計資料を保存するサーバー内を全文検索できるシステムがあるので、とりあえずサーバー上に何か保存しておけば検索すれば引っかかるんですよね。
例えば、スプラッシュガードの空乱と漏れ対策。
ざっくりしすぎですけど、そういったキーワードで検索すると、スプラッシュガードの空乱と漏れ対策について何か書いてある資料があればそれがずらーっと並ぶんですよね。
社内全ての機種、縦型機も横型機も五軸機も三軸機も、全ての機種の設計資料が同じ、いろんなサーバー、いくつかサーバーはあるんですけど、そのサーバー全て巡回してナンバーニングというか、探せるんですね。
本当に単純にネジ、ボルト、波段とか、そういうのを調べられますし、本当にそのNCのアラーム番号、お客様からとか営業とかからこういうアラームが出たんだけどっていう時に、パッと自分じゃこのアラーム番号じゃわからないな、ソフトに聞かなきゃいけないなーっていうような時も、とりあえずそのシステムでアラーム番号を検索すれば、
他の機種で同じようなアラームが出たトラブルがあればそれが引っかかるので、それを見ると、このアラームってこういう意味なんだっていうのをそこから類推というか、判断することができたりとかね、とても便利です。
これは全然もう10年くらい前からあるシステムで、今のね、生成AIとかそういったものと関係ないところで構築されているんですけど、最近はそのシステムにもね、チャット的なものも導入されて、生成AIのジミニとか、チャットGBTみたいな感じで検索することもできるようになりました。これとてもいいですね。
それは余談ですけども、そういったシステムで探せるようにするためにも必ずやっぱりサーバーに保存しておくと。大事ですね。
あとね、そういう設計資料の一つとして、メールですね。メールで弊社いろいろやり取りしているんですけども、その社内だったり社外とメールでやり取りをするし、チーム内の連絡とかもね、メールでやってるんですけども、そういったメールも設計資料の一つとして保存すると。これいいですね。
メールの本文内容とかも検索システムで検索できるので、とりあえずぶっ込んでおくと、何かその業者さんから資料をもらった時のメールとか、納入証書をもらった時のメールとか、サービスからトラブルの連絡があった時のメールとか、それに対する対策について開発から設計から連絡した時のメールとか、そういうやり取りのメールをね、とりあえず保存しておくと。
あとから自分とか他の人が見直した時にも、とりあえずそのメールを見れば把握できるし、そういうシステムでも検索できますので、そういったメールを保存しておくっていうのもやっぱり大事ですね。
最近スラックとかTeamsみたいなチャットのシステムっていうのもあって、うちはTeamsなんですけどTeamsのチャットみたいなのもあるんですけど、よくXだとメールなんか古くてチャットで十分だみたいな話を見たりするんですけど、チャットだとそこら辺の情報の保存というか、
あとから置いたい時とかがうまくできないと思うんですよね。私はあまりそこら辺のやり方がわかんなくて、チャットだとやっぱり本当に一発だけの連絡とか、後々に残さなくていいような連絡はチャットでもいいと思うんですけど、
あとに残すのが有用であるような有用になりそうな情報とか、そういったものをやっぱりメールでやり取りしたくて、っていうのもそのメールをサーバーに保存しておけるし、自分の中に留めるにしても、
メール整理とフォルダ管理
アウトロックなんですけど、アウトロックで自分用の保存のファイルを作って、その中にすごい私フォルダ分けするんですね。いろいろメールも人によって扱い方が違うというか、私のある知り合い、知り合いというか会社の知り合いの先輩はもう年ごとに、2025年、2026年という年ごとだけのフォルダがあって、
とりあえず来たものを全部そこに突っ込んでいくと。アウトロックの中でも検索できますからね。ある文言があれば検索できるって、そういうやり方もいいと思うんですけど、私はもう細かく内容ごとにフォルダを作って、例えば機種であれば機種ごとにも今手持ちというかチームで担当している機種が5,6機種あるんですけど、その5,6機種ごとにフォルダがあって、
ある機種の中には5機ごとのフォルダがあって、何百5機、何百5機という新しく受注するたびに5機のフォルダを作って、そこに受注しましたみたいなメールが来るんですよね。何号機受注しましたみたいなメールが飛んでくるんで、
そのメールを突っ込んでおいて、新たな設計が必要だったりとか、そういったインプット、営業から来る特殊な見積もりのメールだったりとか、トラブルの連絡だったりとか、とりあえずその号機ごとのフォルダに突っ込んでおくと、そろそろ後から探せますしね。
あとはその開発内での連絡のフォルダを作ったりとか、あと内部監査のフォルダとかね、いろいろあるんですけど、そういった内容ごとにフォルダを作っておくことで、検索すれば見つかるかもしれないですけど、検索する前にパッと探しに行けるので、私はそういう使い方をしてますね。
メールで残しておくっていうのがやっぱり一つ設計資料の残し方としていいかなと思います。ただそのアウトロックの中の個人的なファイルだと他の人が検索できないので、やっぱり重要なやつはこれは多分後から参考になるなーっていうものに関してはサーバー上のしかるべきところに。
例えば機種ごとのフォルダだったりとか、ユニットごとのフォルダだったりとか、その中のある設計項目に対して作ったフォルダの中だったりとか、そういったところにとりあえずメール保存しておくと大事だと思います。
結構有効なのがその業者さんですね。業者さんとのやりとりのメールを入れておくっていうのがとても役に立つことがあって、例えば直導ワイドとかボールネジとかスケールとかポンプとかフィルターとかいろいろな要素を購入するんですけども、何か新しいものを使いたいなとか、
何かトラブルがあるなって時に、じゃあこういう話でその業者さん、例えば直導ワイドであれば直導ワイドのメーカーさんの誰に連絡すればいいのかなってちょっと迷う時があるんですよね。
ちょっとここ2,3年やり取りしてなかったんだけど、今担当誰だろうっていう時に最近やり取りしてそうな新機種開発しているフォルダを見に行って、その中に当然やり取りしているメールが入ってますので、今作っている新機種でやり取りしている人がこの人だから今この人担当なんだろうなと思って判断してその人にメールを、その人宛にメールを出すとかね。
電話してみるとかね。大体それで合ってますので、そういう使い方をしたり、そういった取っ掛かりになるものとしてメール残しておくのはいいと思います。ということで、またちょっと今日もまとまりのない話になってしまいましたけども、結局何が言いたいかというと、
あとから見た人がそのなんでこの人こんな設計したんだろうっていうのを辿れるように考えをなぞれるような設計資料なりを残しておきましょうと。結局そういう話ですね。
ソフトウェアの選択と使い方
私今日パワーポイントにバシバシ貼るっていうのをやってますよ。お勧めしましたけども、別にパワーポイントじゃなくてもいいですし、別にエクセルでもいいし、ワードでもいいし、もう全然違う。
ノーションとかネットワーク上に保存するのはなかなか開発的、開発というか会社的に難しいと思いますけど、ノーションみたいなシステムがローカルであればいいんでしょうけど。何でしたっけ?オブシリアンだから。そういうシステムありますよね。ちょっと待ってくださいね。
オブシリアンっていうマークダウン形式でナレッジをためれるようなノートを作成するようなノーション的な世界観ができると思うんですけども、私もこのオブシリアンっていうのを試しにパソコンに入れてローカルで使い始めてみたんですけど、今一応まだうまく使いこなせてなくて。
ちょっとうまく使い方を探っていきたいなと思ってるんですけども、メモアプリですかね。高機能、多機能なメモアプリ、OBSIDIANってあるんですけど、とりあえずこれで今TODOを管理しようと思って、開発設計のTODOをこれで管理できないかなと思って使い始めたんですけど、
こういったローカルメモアプリみたいなもので設計資料を残しておいてもいいのかなと思います。ただ当然こういったソフトを使っちゃうと、他の人も同じソフトを使ってもらわないとあまり有効じゃないというか、特別なソフト的なものがないと見れないようなファイルでやっちゃうとそこはあまり良くないので。
たまにいるんですよね。うちの開発もいるんですよ。もうマークダウンで26とか書くやついるんですよ。本人はいいかもしれないですけどね。本人はいいかもしれないけどそのマークダウンで書かれちゃうともうおじさん方とか見れないんじゃないかと。
.md のファイルを作るやつがいるんですけど、普通のテキストで見ればいいのかもしれないですけど、ちょっとどうなのかなと私は思うんですよね。
結局誰もがパソコンに入っているソフト、誰もが見れるものでそういった資料を何を残そうと思うと、結局マイクロソフトのパワーポイント、エクセル、ワード、うんたらかんたら、そういったものになっていくのかなと。
そういった中で設計資料を残すということを考えるとやっぱり絵とかも張りたいので、結局パワーポイントが一番使いやすいのかなって気がするんですよね。何かそういった設計資料を残すために良いものがあれば教えてほしいです。こういうソフトいいよと。
結局そこの特別なソフトが必要となっちゃうと導入するためのコストというか、無料のソフトだったとしても、例えばその使い方を講習しないといけないとか、教えなきゃいけないとか、そういったコストが発生しちゃうので、標準的なマイクロソフト系のものが結局はいいのかなと思って。
ということで、後から見た人がわかるような設計資料を残しましょうというお話でした。このポッドキャストへの質問、感想などは概要欄のGoogleフォームからお待ちしております。また、XでハッシュタグデザレFM、デザレはカタカナ、FMはアルファベットFMをつけてポストしていただけると探しに行けます。
そして、このポッドキャストがいいなと思ったら、各ポッドキャストアプリでのフォロー、そして高評価、星5つつけていただけると今後の励みになりますので、ぜひお願いいたします。まだ星つけたことないよっていうあなた、ぜひお願いいたします。ちょっと最近あまりいただけないですね。はい、ちょっと今後の励みにしたいので、よろしくお願いいたします。
はい、ではお疲れ様でした。