137:【科学系ポッドキャストの日】社会を変えた発明「活版印刷」
2026-04-05 15:30

137:【科学系ポッドキャストの日】社会を変えた発明「活版印刷」

#科学系ポッドキャストの日 の企画に参加!

今月のテーマは「社会」

ホストは宇宙ばなしの亮さんです


下記プレイリストから他の番組も聴いてみてください


■参考URL

科学系ポッドキャストの日プレイリスト

https://open.spotify.com/playlist/7DYWRfTZIbXM3VBWnKXxaC?si=0FHhP39sRPmh58_DuK6Dfg&pi=eWxd_eXjT4SGa


■プロフィール

つねぞう

ものづくりが好き。工作機械メーカーで設計をしている。猫を飼っている。


■文字起こしLISTEN

下記で文字起こしが読めます。

https://listen.style/p/designreviewfm


■番組へのお便りはお気軽にフォームよりお送り下さい!

https://forms.gle/yi27jVHA2kBi7Vpj6


Podcast アプリなどでレビューしてくれると大変励みになります!

Xアカウント: @tsunezo_works

■番組内で「OtoLogic」様の素材を使用しています


感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

本放送は「科学系ポッドキャストの日」の企画に参加し、「社会を変えた発明」をテーマに、グーテンベルクの活版印刷について解説します。パーソナリティは、普段使わない家庭用プリンターを処分し、仕事では図面印刷に不可欠な大型プリンター(プロッター)を使用する経験から、印刷技術の重要性に触れます。活版印刷は、可動活字、モジュール設計、既存技術の応用により、知識の民主化と情報伝達の革命をもたらしたと分析します。後半では、最近参加したライブや漫画の感想も語られます。

はじめに:科学系ポッドキャストの日とテーマ紹介
こんにちは、つねぞうです。
デザインレビューFM第137回目。
このデザインレビューFMは、
世の中の様々なもの、主に工業製品について、
私の主観で勝手にデザインレビューをしていこうという番組です。
今回は、科学系ポッドキャストの日の企画に参加します。
この科学系ポッドキャストの日とは、
様々なポッドキャスターたちが共通のテーマで
お話ししましょうという企画になっておりまして、
今月のホストは宇宙話のりょうさんですね。
りょうさんが決めてくださった今月のテーマは、
社会ということで、
社会を変えた科学をテーマに色々な話題で話してください。
例えば、AI、GPS、ネット、スマホなどなどということで、
今回このデザインレビューFMでは、
社会を変えた発明というところでお話ししていきたいなと思います。
それでは本編をどうぞ。
家庭用プリンターの処分と仕事での印刷事情
はい、ということで今回はですね、
科学系ポッドキャストの日ということで、
お話ししていきたいと思うんですけれども、
最近家のプリンターを捨てました。
プリンターと聞くとね、
あれ3Dプリンター捨てちゃったのと思う人もいるかもしれないんですけども、
このプリンターはね、
普通の紙を印刷するプリンターのことですね。
なんで捨てたかというと、
たまにしか使わないんですよね。
本当に印刷する機械が減ったというか、
もともとあまり家でプリンターを使うことがなくて、
たまに印刷しようと思うと、
インクが詰まってる、固まっちゃってて、
なんかね、
こすけた色が出てきちゃうということがあって、
で、インクを買い直して、
その時はまた復活するんですけども、
また次久しぶりに使うと思うと、
また同じようにインクが出なくなっているということがたびたび起きてて、
で、もう今はですね、
家のプリンターを使うことを諦めて、
コンビニで印刷してます。
スマホとかパソコンからネットプリントの予約をして、
近くのコンビニに行ってね、
印刷すると。
もうそれで十分、
こと足りてしまうというか、
たまにしか印刷しないので、
トータルで考えるとそっちの方がコスパもいいし、
ストレスが少ないかなと思ってそうしているので、
もうプリンターいらないなと思って捨てちゃいました。
で、一方、仕事ではですね、
会社では毎日のように会社のプリンターを使って印刷していますね。
機械設計者なので、
図面をね、必ず紙に出して印刷して、
それで検図するんですよ。
図面に間違いがないか、
寸法抜けがないかとか、
穴指示が間違ってないかとか、
交差、ちゃんと書かれているかなとかね、
検図するんですよね。
画面でもできるっちゃできるんですけれども、
やっぱり紙の方が、
気づきやすい、見やすいというか、
どうしても画面だと、
これも散々話されているネタなんですけども、
なかなか検図がしにくいというかね、
図面に限らずなんですけども、
やっぱり紙で印刷したものを見た方が、
色々と脳にね、
情報が入ってきやすいというところがあると思っているので、
会社としてもそれを推奨しているので、
図面を印刷して、
建造していますと。
家ではプリンターは捨てちゃったんですけども、
会社では図面の大きさにもよりますけどね、
普通のプリンターだとA3までなんだけど、
もっと大きいね、A2とか、A1とか、
A0サイズでも印刷しなきゃいけないことがあって、
皆さんA0の紙って見たことありますかね?
会社でその図面印刷するときに、
本当に大きな部品だとA0サイズで印刷しないと、
もう見れないというところがたまにあって、
A0で印刷するんですけども、
A0の紙を印刷するプリンターっていうのは本当に大きくてですね、
プロッターって呼ぶんですけど、
ロールで紙が入っているんですね、
こう曲がれた状態で紙が入っていて、
それをそのプロッターの中で自動的にA0サイズとかでカットして、
それに印刷してくれるというものなんですけど、
印刷っていうのは本当に貴重な、
貴重なというか大事な技術だなと思ってますね。
ということで今日はですね、
社会を変えた発明:活版印刷の歴史と仕組み
印刷する技術のきっかけというか、
始まり、始まりではないんだけど、
重要な発明、活版印刷というものがあります。
世界の三大発明と言われているんですけども、
三大発明の一つなんですけども、
火薬と裸信版、そして活版印刷。
これがやっぱり社会を変えた発明機械だなと思うので、
今日はその話をしていこうと思います。
今日はグーテンベルグの印刷機、活版印刷のお話です。
まずちょっと違う話から入るんですけど、
地、地球の動かし方という漫画、
読んだことありますか、みなさん。
私好きな漫画で、漫画も見たしアニメでも見たんですけど、
その中世ヨーロッパを舞台に地動説を信じていた人たちの話なんですよね。
当時の教会っていうのは天動説を正しいとしていて、
その地動説を唱えるということはもう命がけだったんですね。
それでもその事実に気づいてしまった人たちっていうのは止まれないというところで、
そういう物語なんですけれども、
この漫画の中でその印刷機が重要な役割を果たすシーンがあります。
今まで手書きで秘密輪に写していた地動説の文章というものを、
印刷機によって一気に複製して拡散しようとするんですね。
印刷で大量にプリントできれば、
その知識というものが特定の人間だけのものではなくて、
一般的な皆のものになるという、そういう瞬間が現れるわけです。
そのカッパ印刷が人々に革命を起こすと、そんなお話だったんですけれども、
そのカッパ印刷、グーテンベルグさんという方が作ったんですね。
作ったのは1450年代のドイツです。
それ以前は本はどうやって作られていたかというと、
さっき話したように写本ですね。
修道士たちが羊の皮で作ったような紙に手で書き写すんですね。
聖書一冊を写すのにも数ヶ月から数年かかったそうです。
当然その書いた人によって字も違いますので、
一冊一冊微妙に違うんですね。
文字の書き方も違うし、当然誤字にも入っちゃうかもしれないですね。
言い回しも変わるかもしれないし、装飾も変わると。
コピーするたびにある意味劣化していくと。
設計者的に言うと再現性がない状態ですね。
どうしても量産ができませんので、本というのはその当時高価で、
聖職者だったり貴族しか持てなかったそうです。
その知識というのはアクセスできる人が限られていたということですね。
グーテンベルグの印刷機の発明はその状況を解決する手段となりました。
グーテンベルグの印刷機の発明の革新は可動活字というものですね。
それ以前にも印刷する技術はあったんですけど、
文字を一文字一文字分けるんじゃなくて、同じ板に書いちゃうという状況で、
それをグーテンベルグは可動活字として、
一文字ずつ金属のブロックに分けて彫刻されたパーツを作って、
それを組み合わせることで文章を作って、
インクをつけて紙に押し付けるというものを発明したんですね。
写本というのはある意味その文章として完成したものを複製していたんですけども、
グーテンベルグはその文字をあるパーツ、部品として標準化して、
それを組み合わせる方式にしたんですね。
現代の設計手法、機械設計の手法でいうと、
モジュール化というものに近いもの、近い考え方だと思います。
この可動活字の材料には鉛だったり錫、アンチモンという合金を使ったのも良い選択だったと思います。
鉛はU点が低くて、胃がたに流し込みやすくて量産に向いています。
そして錫はその強度を補って、
アンチモンというのは冷える時に膨張する性質があったそうで、
細かい文字を鋭く再現できるそうなんですね。
こういったものをうまく配合して活字のパーツを作り上げたということです。
もう一つ重要な技術として、スクリュープレス機構というものがあります。
圧力をかける機構ですね。
グーテンベルグは、この活版印刷、活字に紙を載せてギュッと押し当てるところにスクリュープレスを使いました。
スクリュープレスの機構というのは、グーテンベルグが発明したものではなくて、
もともとあったんですね。
ただそれはワインだったりオリーブオイルを絞るための農業用の機械だったんです。
そういった他の分野の構造をゼロから発明したんじゃなくて、
既存の技術というものを活版印刷に応用したんですね。
これも設計的にはよくあることで、
革新的な製品というのは全く新しい技術を使うんじゃなくて、
既存の技術、枯れた技術ですね。
枯れた技術の水平展開というわけじゃないですけども、
それを組み合わせることで新しいものを生み出すということが多いですね。
グーテンベルグがやったのはまさにそれだったということです。
活版印刷がもたらした知識の民主化と現代への影響
この可動活字の最大の意義というのは、
どのページも同じ品質でスレる、プリントできるということです。
100冊吸っても1冊目の1ページ目と100冊目、1000冊目の1ページ目は同じになるということですね。
これによって正しい情報が正しい形のまま遠くまで届くということが可能になりました。
写本というのは伝言ゲームだったので、写すたびに変わっていくんですね。
それに反して印刷機というのは完璧なコピーを無限に生成できるということです。
この確実なコピーが社会を変えた一番わかりやすい例が宗教改革ですね。
1517年にマルティン・ルターが95ヶ条の論題を発表します。
これはグーテンベルグのこの印刷機がなかったらあんなに広がらなかったと言われています。
このルターの文章というものは印刷されて数週間でヨーロッパ上に拡散したと言われています。
教会がラテン語で独占していた聖書もドイツ語に翻訳されて印刷されました。
民衆が自分でそのものを読めると、自分で解釈できると、教会の解釈が本当に正しいのかというのを問い直せる。
これはまさに最初のアニメの地の物語と重なるところになりますね。
知識が特定の権威だけのものではなくなると。
印刷機が作ったのは本だけではなくて知識の民主化だったということです。
グーテンベルクの印刷機を見て思うところとしては、
先ほども話したように技術的には当時の最先端じゃない部分も多い。
スクリュープレスは農業器具の典容でしたし、活字の金属加工というのも既に存在した技術だったんですね。
何が凄かったのか、何が発明だったかというと、
標準化と組み合わせ、そして再現性ということを一つの機械で実現したということなんですね。
今、工作機械だったりCNCの世界でも同じことが起きていまして、
NCプログラムを作ってそれで加工すれば、大体どの機械でも同じような精度が出せると。
設計データを共有すれば、離れた違う工場でも同じ部品が作れると。
これはグーテンベルクがやった現代版のようなものなんですね。
再現性のある情報がこのものづくりの精度と規模を変えたというところで、
社会を変える機械というのは大抵そういう再現性を持ち込んだ機械じゃないかなと思っています。
ということで、最後まとめですけれども、
グーテンベルクの印刷機:発明のポイントとまとめ
今日はグーテンベルクの印刷機を分解・分析してみました。
可動活字のモジュール設計、材料の選定、スクリュープレスの転用というところがグーテンベルクの発明のキーポイントですね。
改めてこの地をアニメを見たり漫画を読む方は、
印刷機が登場するシーンを改めて見てみてほしいなと思っております。
ということで今日はですね、
ものづくり系じゃないや、科学系ポッドキャストの日の企画、
テーマ社会でお話ししてみました。
最近のコンテンツ:ライブと漫画の感想
最後、コンテンツ系の話をちょっとしてみようと思います。
3月25日ですね、ライブに行ってきました。
TOWというポストロックのバンドなんですけども、
ポストロックの日本の第一人者というか、
日本でポストロックといえばこのTOWというバンドなんですけども、
本当は去年の10月にですね、両国国技館で25周年ライブがあって、
そのチケットが当選していたんですけど、
海外出張で急に行けなくなってしまったので、
それのある意味リベンジというか、個人的にはリベンジのライブでした。
渋谷のSpotify OIST、ライブハウスみたいな感じなんですけど、
ほぼスタンディングで1500人くらいいたのかな。
TOWのライブは初めてだったんですけど、良かったですね。
やっぱりね、実際目の前で音楽を聴くっていうのは良いことですよね。
普段はiPhoneとかで聴くんですけど、生の音楽が良いなと思いました。
ただね、やっぱり2時間くらいあって立ち見だったんですけど、
なかなか日頃運動不足だと2時間経っているのは辛いですね。
もう1時間くらいから足とか腰とかが痛くなってきて、
落ち着いて座ってみたかったなという気持ちもあるんですけども、
運動不足を解消していかないといけないかなという気もしましたね。
あとは漫画、ルリドラゴンという漫画を読んでいるんですけど、
これの5巻が発売されていたので読みました。相変わらず良かったですね。
ルリドラゴンはアニメ化も決まっているそうで楽しみにしております。
ということで、コンテンツの話でした。
番組からのお知らせとエンディング
ということで、このポッドキャストへの質問お便りは、
概要欄のGoogleフォームからお待ちしております。
また、XでハッシュタグデザレFM、デザレはカタカナ、FMはアルファベットを付けて
ポストしていただけると探しに行けます。
そしてこのポッドキャストが良いなと思ったら、
各ポッドキャストアプリでのフォロー、そして高評価、
星5つ付けていただけると今後の励みになりますので、
ぜひぜひお願いいたします。
では、お疲れ様でした。
ご安全に。
15:30

コメント

スクロール