00:03
くおん
皆さん、こんにちは。デザイン×金融ニュースを愛知市する味付け学校です。
この番組は、デザインと金融に関わる市場のニュースについて、
味付け広報のクウォンと、代表となる鳥島劇の梅本さんがコメントする番組です。
今週も梅本さんと一緒に、最新のニュースについて語っていきたいと思います。
梅本さん、こんにちは。
s-umemoto
こんにちは、梅本です。よろしくお願いします。
くおん
よろしくお願いします。今週もよろしくお願いします。
s-umemoto
よろしくお願いします。
くおん
すみません、先週の番組で毎週木曜日に配信すると言っておきながら、今週遅刻してしまいました。
s-umemoto
どうしたんですか。
くおん
すみません、夏風邪にかかってしまいました。
s-umemoto
うーん、流行ってますからね。
くおん
皆さんもお気をつけください。
s-umemoto
はい。
くおん
ありがとうございます。
新紙幣のデザインと肖像画の変更
s-umemoto
今週のニュースについて、私のほうでピックアップしてみたのが、新紙幣のデザインというニュースでした。
くおん
7月3日から新しい紙幣が発行されていると。
この新紙幣のデザインについて、主に肖像画の変更と人道防止の技術とユニバーサルデザインが特徴と言われてるんですけど、
このニュースについて、いかがですか。見ましたか、新紙幣のデザイン。梅本さんいかがですか。
s-umemoto
はい、ありがとうございます。私は5000冊だけ新紙幣を見ましたね。津田梅子さんのやつですかね。
本物を見た感じですか。
本物を触らせていただきました。
くおん
いいですね。いかがですか。パッと見て変わった感じ。
s-umemoto
やっぱりすごい精密な機械みたいな印象を受けましたね。すごい感動しましたけど。
くおん
これが紙なのか、紙じゃない、なんなんだろうみたいな。
パッと触った感じですか。
s-umemoto
触った感じとかですね。安い紙じゃ当然ないなっていう印象です。技術がいっぱい詰まってるものみたいな感じでしたね。
くおん
へー、そうなんですね。すごい。早く見てみて。そんなにパッと見てわかるものなんですね。
s-umemoto
そういうバイアスをかけて見てますけどね。
くおん
新紙幣と今のお札ってですね、主にどんな特徴があるんですか。違いっていうか。
新紙幣の特徴とユニバーサルデザイン
s-umemoto
そうですね。おそらくさっきコーンさんがおっしゃったユニバーサルデザインの観点でお話ができたらと思います。
紙幣が変えられる理由っていうのは、偽造防止対策が一番大きな理由だと言われますよね。
簡単に形とかデザインを変えるだけじゃやっぱりダメなので、技術的なものもしっかり入れていかなきゃいけない。
その中にユニバーサルデザイン、どんな人でもわかりやすく対応できるような、わかりやすいものになっているようなデザインも施されているという点ですよね。
くおん
偽造防止の観点で見ると、昔だったらスカッシとかあったじゃないですか。
s-umemoto
今回は角度を変えると、お札に描かれた人物の肖像がですね、3D画像が回転しているように見えるホログラムなんですよ。
実際もやっぱり3Dっぽかったんですか。
そうそうそうそう。あ、こうなってるんだ。どうやって作るんだろうと思いながら触ってましたけど。
たぶんそれが一番驚きのポイントなんじゃないかなと思いますね。
あとは、スカッシがもっと高精細な模様になってるとかですね。
くおん
偽造防止だとそういう特徴があるんですよね。
ユニバーサルデザインはどんな特徴があるんですか。
s-umemoto
ユニバーサルデザインでは、指の感触で識別できるマークの形状変更とかになってました。
そこについては、触って識別できる特殊なマークが施されてるんですね。
例えば1万円札だと鍵型のマークとか、5000円札だと八角形型のマークとかがあります。
ザラつきがついてたりするみたいです。
すごいですね。
とにかく指の触ってみて識別できるっていうところが、ユニバーサルデザインの今回の大きな特徴になっているんじゃないかなと思いますね。
いいですね。
盲目の方がお作を識別する方法とかって、ザラつきとか鍵型のマークとかもおっしゃってたと思うんですけど、
くおん
他にも何かやり方というか、識別する方法ってあるんですか。
s-umemoto
そうですね。盲目だけじゃなくて、目が弱視というか見えづらい方にとっては、
額面に施されてる数字が大きくなっているところがあると思います。
くおん
あ、なるほど。
s-umemoto
アプリとかを活用して識別する方法もあるって聞いたんですけど、どんなアプリがあるんですか。
私もそんなに使ったことないんですけども、いわゆるキャッシュリーダーとかですね。
Seeing AIというマイクロソフトが出しているものがあるんですけども、
くおん
それで、視覚障がい者向けの視閉識別アプリっていうのはいくつかは存在してますね。
素晴らしいですね。
s-umemoto
日本製でもあるのかな。
くおん
あんまり日本製は聞いたことないんですけども、知っている方がいたらぜひ教えてほしいなと思います。
デザインが変わるって、おしゃれにかっこよくなったかなって思いつつ、
今回ユニバーサルデザインをかなり大々的に歌ってたんで、
こんなものがあるのかなって言ったら、結構素晴らしい、いろんな変化があったんで嬉しかった。
s-umemoto
そうですね。
くおん
私はわからないですけど、基本お札ってサイズが違うじゃないですか。
s-umemoto
1万円札が一番大きいのかな、確か。
でもそういうのを、もしかしたら目に障害のある方が触ったときにはすぐにわかるようになったのかもしれないですね、実際に。
なるほど。
そこはちょっと自分も目を閉じて訓練してみると、訓練したらできるのかな。
くおん
これ何円札ですね、みたいなのがわかるんだろうなと思いますけどね。
今回お札、この新紙幣がユニバーサルデザインを取り入れた。
他に普通の企業が誰でも使いやすいようなユニバーサルデザインを取り入れたとかの事例とかもご紹介いただいてるんですか。
ユニバーサルデザインの事例と読み上げ機能
s-umemoto
事例か。
そうですね。ユニバーサルデザインの取り組みっていうのは、いくつかあるかなと思います。
一番多いのはハード面の話かなと思います。
ハードとソフトとどっちもあると思うんですけども。
ハード面だと、例えば段差のない入り口とかですね。
垣のおトイレとか、あとは筆談ボードとかがユニバーサルデザインの具体的な形の一つかなというふうに言われてると思います。
あとは各社さん、銀行でもいろんな取り組み出てるんですけども、視覚障害者の方も使いやすいATMとかですね。
車椅子の方でも使いやすいATMとか。
くおん
そういうものが徐々に出てきているなと思います。
s-umemoto
視覚障害者の方が使いやすいATMって、例えばデザインの工夫がされてるんですか。
読み上げ機能になるんですけども、読み上げの機能って普通のインターネットでもあるんですね。
アクセシビリティって言われるやつで、読み上げリーダーみたいなものがOS標準でついていたりします。
結構ウェブサイトを作るときに、特に行政機関のところだと読み上げ機能をつけてくれたりするんですけども、
サイト独自でつける読み上げ機能と、ブラウザが持ってる読み上げ機能とは若干違ったりするんです。
一般的にはブラウザだったり、OSの読み上げ機能に対応しているサイトを作っていくっていうのが、
アクセシビリティとかユニバーサルデザインに対応していることになると言われるので、
あんまりオリジナルで作りすぎることは控えたほうがいいんじゃないかとは言われてますね。
わかりました。いろいろな事例も踏まえて、
くおん
梅本さんの話をすごく勉強になりました。
s-umemoto
今週は7月3日から新しく発行された新紙幣、そしてユニバーサルデザインについて語ってきました。
くおん
梅本さん、今週もありがとうございました。
今週もありがとうございました。皆さん聞いていただいてありがとうございます。
ありがとうございました。
s-umemoto
また来週もよろしくお願いします。