1. デザイナーの給湯室
  2. #014 主観で好きなデザインを..
2022-03-24 33:35

#014 主観で好きなデザインを紹介する「第1回 勝手にデザQアワード」

今回はとことん主観で良いと思ったデザインを紹介する「勝手にデザQアワード」。Googleで検索しながらご視聴ください。今回はとことん主観で好きなデザインを紹介する「勝手にデザQアワード」。装丁デザイン、ロゴデザイン、そして、枠を飛び越えてテレビCM。そして、またもや都市伝説に大脱線するデザイナー(もちろん大幅カット)、、、、 ぜひググって画像を見ながらご視聴ください。

 ぱちぱちがテレビ取材を受けた話
 「氷山の南」
 ホシザキのロゴ
 「とっぴんぱらりの風太郎」
 ※ネタバレあり
 西松屋のCM

【今回ご紹介のデザイン】
■氷山の南/池澤夏樹(デザイン:中川真吾/装画:影山徹)
■ホシザキ株式会社 https://www.hoshizaki.co.jp/
■とっぴんぱらりの風太郎/万城目学(デザイン:文春デザイン室・関口信介/挿絵:中川学)
■西松屋のCM https://seriff.co.jp/works/1119 (制作:SERIFF・岡田文章)

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【ぱちぱち】
デザイナー。登録者1万人超えのデザイン系YouTuber。
(著書)『一生懸命デザインしたのにプロっぽくなりません。(翔泳社)』発売中
(YouTube)https://www.youtube.com/channel/UCc-QzxU1sCPDv7thToQ0ZYQ
(Twitter)https://twitter.com/CS_428

【UTA】
デザイナー兼イラストレーター。
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thanks!
タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:08
デザイナーの給湯室。
こんばんは、pachi-pachiです。
こんばんは、utaです。
今日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ついにですね、僕、テレビの取材を受け…
そう、らしいですね。
急遽決まってですね、急遽撮影して。
今、放送を聞いていらっしゃる方にはあまりピンとこないかもしれないですけど、
月曜日に撮影をして、その週の木曜日に放送されるっていう。
結構タイトですね。
すごいですよね、テレビ局の方の編集のスピードって。
5分くらいの放送枠なんですけど。
でも撮影自体はね、昼から始まって、夕方までやってたんで。
その5分のためにこんなに素材を撮るのかっていう。
僕なんかYouTubeはもう撮った素材の80%くらいは使ってる。
効率を考えたらそうですよね。
なるべく無駄なものを撮らないみたいな感じですよね。
プロの方の撮影の現場は面白かったですね、なかなか。
初めての経験なんで。
めちゃくちゃいいマイク使ってるとか、こんな照明僕も欲しいみたいな。
ちょっとYouTuber的な目線で見てしまいましたけど。
というのもあれなんですよね、書籍の出版社さんと話してる中で、
プレスリリースを打ってくれないかって話を僕からさせていただいてて。
プレスリリース?
そうです、放送局とかメディア向けによくあるじゃないですか。
ニュースになるといろんなところが出してると思うんですけど。
結構書籍の発売に伴って出されている方もいらっしゃって。
その結論を聞いてなかったんですけど、どうやら出してくれてたみたいで。
それを石川テレビの方がご覧になったようでですね。
お問い合わせいただいて、今回の話に繋がったということでございます。
石川テレビの方がプレスリリースって業界に回すんですかね、情報を。
たぶんテレビ局とかだとひょっとしたらファックスで言ったりしてるのかもしれないですけれど。
石川の新聞社だったかな。
そういったところを経由してネット上で開示されてましたね。
僕も見れる状態だったんで。
たまたまその書籍も店頭でご覧になって興味を持っていただいて。
確かにそうだ。僕も働いてた先が大きい新聞社だったんで。
とにかく憲法が集まるんですよ、すごくいっぱい。
03:01
PRしたいですからね。
そうなんですよ。想定とかも全然出来上がってない状態で来るんですよね。
こういう内容なんで。
テスト版の本が来るんですよ。
へー、表紙のない。
それでよく僕はアイドル系の写真集持って帰ってましたよ。
テスト的に来たやつが。
そうそう。わーすごいって思いながら。
特権ですね、それは。
そうですね。
なるほど。冒頭、油断がちょっと長くなってしまいましたけど。
今日はですね、おすすめのデザインですね。デザインアワードみたいな感じで進めていければと思っております。
はい。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、まず宇田さん。
はい、僕からですね。
はい、お願いいたします。
僕のアワードというほどではないですけどね。
アワードと言ってしまうと大げさなんですけど。
本当にもう自分の主観で好きなものをご紹介したいなと思っていて。
主観でいいと思いますよ。
そうですよね。
ずっとこれね。そうだ、ちょっと待ってください。
共有しますね、まず。画面共有。
この番組お聞きの方はご自身でアクセスしてご覧いただくような感じになりますので。
多分Googleで検索すれば。
検索すれば多分大丈夫だと思います。
こちらですね、まず最初1点目。
これ想定デザインなんですけど、書籍の氷山の南っていう書籍の想定デザイン。
このデザインがすごく好きで、これジャケ買いしちゃったんですよね、僕。
書籍は珍しいですね、ジャケ買いと。
そうなんですよ、ジャケ買いなんですよ。
僕よく書籍でジャケ買いしてるんですよ。
CDのように。
そうそうそう。
で、僕これ内容全然読んでないんですけどね、実は。
なんか今、ふたたんさんはGoogleの画面を、画像検索の結果の画面を共有されてますけど、2種類ぐらいありますか、これデザインがひょっとして。
そうなんですよ、これ片一方は文庫本ですね。
なるほどなるほど。
その文庫本じゃない方ですね、ちゃんとした方ですね、四六版のちゃんとした方。
ハードカバーの方。
ハードカバーの方ですね。
池澤なつきさん。
なんか有名な方らしいですね。
僕小説はほぼ読まないとわかんないですね。
なんか童話ですね、どちらかというと。
童話で有名な方らしくて、僕もこれ内容読んでないんで。
そっか、読んでないんですもんね。
そうなんですよ。
これ僕どちらかというと多分視聴者さんには伝わらないかもしれないですけど、この想定画がすごい好きなんですよね。
これイラストなんですか?
06:00
イラストなんですよ、これ。
ちょっとリアルタッチっていう感じでもないのかな。
そうですね、でもリアルタッチっちゃリアルタッチで、標山があってその標山が夕日に当たってる感じですね。
この雰囲気がすごく好きで。
好きそうだな、本田さん。
そう、ブルーにピンクっていうのが。
好きそう、色の使い方の組み合わせというか。
そう、組み合わせ大好きなんですよ、これ。
わかるわ。
裏面もこういう感じなんですよね。
表紙から表紙までつながってる。
そうなんですよ。
広げるとなかなか素敵な。
これちょっとね、本当に聞いてる方には伝わらないのが残念なんですけど。
是非見ながら一緒に聞いていただきたいですね。
そう、本当に。
これあれですか、なんかその標山なんだけど、なんか建物のようにも見えます?
そうなんですよ、ちょっとこれは僕も内容読んでないんで。
全てそれについてしまう。
そうなんですよ。
でも今意味があるんでしょうね、きっとね。
多分意味あるんじゃないですかね、この形に。
なんかビルにも標山に見える。
やたら四角い角張った標山。
そうなんですよ。
あとこの標山の南っていう書体ですね。
この書体もなかなか好きで。
これはあまり見にしない書体ですね。
おそらくオリジナルじゃないですかね、おそらく。
そうですね。
ちょっとカクッとしたミンチを。
なんか丸みのないフォークって感じかな。
そうですね、そんな感じですね。
フォークよりももうちょっと大人っぽいですね、でも。
そう、落ち着いた感じですよね。
こういう全体的に好きなデザインなんですよね。
帯も含めていい感じですね。
そうなんですよ、帯の。
帯なんですよね、きっとね。
帯です、帯です、これ。
帯ですよね。
そう、これ帯も裏がこうなってんすよね。
なんか新聞記事みたいに。
そうなんです、新聞記事みたいな感じになってて。
一段分って感じ。
面白い。
なんかビジネス書でよく見るような煽りもなく、すごく普通の帯なんですよね。
それがすごく好感も出て。
全体的に好きなんです。
あと厚みか。
この厚みがすごく好きで、結構分厚いんですよ。
結構分厚いですね。
そう、600ページぐらいあったかな。
短編集とかではない?
短編集じゃないですね。
一本のストーリーでしたね。
読んではないけど。
読んではないけど、なんとなく。
短編集ではないっていうことぐらいは。
そう、短編集ではないですね。
読まれました。
そうそうそう。
でもあのおもくじだけは見ました。
いいですね、僕も好きです、これ結構。
本当ですか、よかったです、これ。
イラストもあるけど帯の入れ方が、文字の入り方が結構。
いいですよね。
いいですね。
なんかあんまり見ないですよね。
普通なんかもうちょっと商業寄りになるというか。
書体を今たぶん3種類使ってるけど、
09:00
どれも違和感なく存在してるんだよな、そこに。
その書体の必要性があって、その書体になってるっていう気がします。
21世紀の冒険小説が今。
これ組というか漢字とひらがなで違うんかな。
見出し民町かなんかかなって思ってるんですけど。
ひらがなが何か、かのなんかこの羽の部分の。
そうですね、独特ですよね、これ。
独特ですよね、繋がりがあるから。
かなだけ別書体なのかな。
かもしれないですね。
これちょっとデザイン事務所まで調べてなかったんですけど、
売っちゃったんですよ、これ。
売ってないんだ。
そんなに。
だから画面共有なのか。
そうなんですよ。
本当は持っててこれなんですよって探したんですよ、すごい。
探したんですけど、なかったんですよ。
なぜなら売っていたから。
そう、売っちゃったんですよね。
残念です。
何やってんだろうと思って。
カバーデザインのためだけに持っていくっていうのもあれですね。
カバーだけ取って残しとけばよかったなと思って。
面白いかもしれないですね、そのカバーだけ。
格装して飾っとくみたいな。
僕ね、絵本とか全部カバーだけは取っといたんですよ。
いいですね、そういうの。
絵本すごい綺麗なカバー多いんで、捨てるのもったいないし、付けっぱなしにしておくとボロボロになるじゃないですか。
我が家は真っ先に捨てますね、絵本のカバーは。
ですよね、やっぱりそうなんですよ。捨てちゃったり取っちゃったりするんで。
でもそのまま捨てるのもったいないなと思って取っといてあるんですよね。
飾ってるんですね。
飾りはしないんですけどね。
飾ってはないのか。取ってはある。
コレクションしてるだけです。
そうなんですよ。これが一つ目でした。
二つ目ですね。二つ目いっていいですかね。
お願いします。
二つ目、ちょっと統一感ないんですけど、今度ロゴデザインですね。
僕がずっと好きなロゴデザインがあって。
こちらですね。
冷蔵庫の星崎さん。
また青かよっていうね。
好きやな青。
そう、好きなんですよこれ。
青好きですね。
そう、星崎さんのマークって多分こういう画面で見ちゃうとちょっと良さが伝わらないというか、
何だろう、こういう感じですね。
分かりますかね。
あ、そうだこれちゃんと言ってなかったすいません。
星崎のロゴってちゃんと説明しました?僕、今。
僕が先に言っちゃいました。
言っちゃいましたか。
はい。
この星崎のロゴって、星崎って分からない方にまず説明すると、
業務用のキッチン器具って言ったらいいですかね。
冷蔵庫とかですね。
冷蔵庫、あと製氷機、いろんなものですね。
それらを作っている世界シェアナンバーワンの会社です。
で、その会社のロゴが僕が好きだっていう話なんですよ。
一般の方は目にしないのかな。
12:01
僕結構厨房のアルバイトが多かったから。
あ、そうですか。
よく目にしてましたけど。
冷蔵庫についてますよねこれね。
そうですね。
これね、多分あんま一般的には見ないんですけど、
僕、会社で見たのはあれでしたね。お茶を入れる機械。
ああ、はいはいはい。
お茶を粉のお茶を。
給湯マシンみたいな。
そうそうそうそう。
星崎も作ってるんだ。
作ってらっしゃったみたいで、そこに星崎のマークがありましたね。
このマークが僕すごく好きで。
でね、いろいろ調べていくと、このマークの形、デザインに落ち着いたのが、なんとね、1970年なんですよね。
おお、僕らが生まれる前から。
おお、69年か。
あんま変わってないですね。
そうなんですよ。ずっとこの形のまんまなんですよ。すごいなと思って。
ほぼほぼ変わってないですね。
そうなんですよ。
背景の氷の雰囲気。
そうなんですよ。69年から確立されたと言っても過言ではないんですよね。
ずいぶん早い段階で完成されちゃってるんだな。
でもこのロゴどっかで、なんか他でも見たことないですか?
え?なんだろう。
なんかあれ似たようなやつ見たことないですか?
こんな感じの?
こんな感じのやつ。
なんでしょう?ピンとこないです、何も。
ピンとこないですかね。
一応、リスナーさんに言葉で説明すると、丸いエンブレムなんですよね。丸いエンブレムで。
で、周りに星咲きっていう文字が入ってて、上下に文字が入ってるパターンで、真ん中にペンギンのイラストが書いてあるロゴなんですけど。
これに似たようなやつ、世界的なロゴマーク知らないですかね?世界的なお店のロゴマーク。
世界的なお店。スタバとかですか?
正解です。
きっとスタバでしたね。
正解です、スタバですよ。
色は違えど。
そう、違えど。これ俺実はパクってんじゃないかなってちょっと思ってて。
スタバ画ですか。
そう、星咲きって製氷機の世界シェア9割なんですよ。で、スタバが製氷機を使っててもおかしくないんですよね。
なるほど。
で、星咲きのロゴマーク見て、お、このデザイン良くない?って思って、ちょっと寄せてみない?っていうことでこうやって作ったんじゃないかなって。
ちょっとスタバの歴史も見てみようと思って調べてみたら、スタバスタバでロゴ結構丸いエンブレムの形。
で、確立されたの結構古いんですよね。
71年。
そう、71年でも確立されてたんですよね。
もう元なんでしょうね、昔のね、たぶん。
そうなんですよ。この方がたぶん丸いエンブレムの方としてはこういう方が流行ってたんでしょうね、きっと。
なんかうたさんが出してくださってる画面の中の、あの見せ先に吊るされてるアンドンっていうんですかね。
これですかね。
なんかそういうデザインのアンドンって言ってわかるかな、なんかあの見せ先に出てる。
はい、僕はわかりますけど。
昔からその商売やってるお店ってヨーロッパの方ではなんかお店の上の方に玄関の上の方にこういう丸いものとか縦の形のものとかでロゴが吊るされてたじゃないですか。
15:12
そういう歴史がたぶんあって、そこから着想してるんですかね。なんか星崎はそれ店じゃないからちょっと違うかもしれないけど。
そうなんですよ。なんかあれですかね、樽のふたとか使ってたんですかね、昔は。
ああ、そういうことなのかもしれないですね。
それに変えて彫ったりしてね、ロゴを変えてたかもしれないですね。
だから丸、必然的に丸が多いみたいなことなのかな。
そう、なのかもしれないなっていう僕の勝手な想像なんですけどね。
深読み楽しいですね。
この星崎、僕昔から好きなんですよこれ。小さい頃から好きで。
ペンギンが好きってことですか。
なんかこのブルーとこの黒のコントラストがすごく好きで。
てかこれもあれじゃないですか、青と氷がモチーフっていう。
そうですね、氷モチーフでしたね。
青と氷だったら割と何でもいけるんじゃないですか。
そうですね、割と何でもいけますね。
これが星崎のほうでした。
星崎が二つ目でしたね。
二つ目でしたね。
で、三つ目ですね。三つ目もちょっとまた統一感なくて申し訳ないですけど、また今度想定デザインに戻ります。
想定デザインで、トッピンバラリのプー太郎、ご存知ですか。
なんですか、いや、存じ上げないですね。
そうですよね、恐らく小説読まない方あんまわかんないですよね。
小説読む方は多分、恐らく有名な方だと思うんですけど、マキメ・マナブさん。
マキメ・マナブさんはさすがに聞いたことあります。
いろんなドラマとか映画とかにもなってますよね、マキメ・マナブさんって。
その方の一つの作品で、トッピンバラリのプー太郎という書籍がございまして、
こちらのデザインが僕すごく好きですごい攻めてるんですよね。
なんか、モノグラムみたいなやつ。
まず簡単に説明すると忍者モノのストーリーなんですよ。
忍者モノでモノグラムをデザインするっていう、その奇抜さ。
奇抜さもそうなんですけど、この想定自体が実はこれ、カバーないんですよ。
カバーがないんだ。
もう直なんですよ、これ。
なるほど、表紙がそのままカバーになる。
そうなんですよ。
カバーというか、表紙がそのままデザインになってるんですね。
これは帯はついてるんですか、今これ。
その白い部分が全部帯なんですよ。
なるほど、なるほど。
これね、ちょっと言葉で説明すると帯が3分の2ぐらいあって。
でかいですね、帯がね。
そうなんですよ。
で、その帯が巻いてるRだけなんですよね。
それを取っちゃうとPP加工されたような表紙がついてないんですよ。
カバーがないんですよ。
あまりないですね、こういうタイプの方は。
結構攻めてるなと思って。
こういう小説って結構マキメ・マナブさんだから、結構将軍寄りのヘンテコなデザインのこういうやつですね。
18:08
なんかもっともっとちょっと、なんて言ったらいいんだろう。
煽り気味のキャッチが入ってるようなデザインの帯がつきがちなんですけど。
ニート忍者健三って書いてある。
そう。
これすごい、ちょっと話しやすくなっちゃったんですけど。
すごく落ち着いたデザインしてますよね、帯のデザインが。
そうですね、シンプルでスッキリしてますね。
シンプルでスッキリしてて。
刀が入ってるだけっていう。
多分書籍作ってる営業さん怒ったんじゃないかなと思って。
全然伝わんないよって。
忍者かどうかわかんないじゃんって。
刀が出てるから忍者ってわかるかもしれないけどっていう。
どっちかっていうと刀は侍のイメージですよね。
そうなんですよ。
これ結構攻めたなと思って。
何だろう、僕もう一個好きなのがこの創画、創画って言ったりかな。
創画じゃない、挿絵か。
挿絵。
挿絵もすごく好きで、週刊文集だったっけかな。
なんか雑誌のコーナーで連続小説言ったりかな。
連載されてたんですね。
連載されてたやつがあって、そこで連載されてたので、挿絵がモノクロなんですよ、全部。
なんか特徴のあるイラストがすごく好きで、これにも惹かれて買ったんですよね。
これもジャケ買いなんですよ。
デザイナー的にはちょっとグッときますね、これやっぱり。
そう。
これももう一つ、さっきの氷山の南と同じ共通点があって、とにかく分厚いんですよ。
分厚そうですね。
そう、これも600ページぐらいあったかな。
単行本だと上下間に分かれてる感じなのかな。
まあ、文庫本…
単行本じゃん、文庫本は。
文庫本だと上下間に分かれてて、文庫本のデザインはあんまり好きじゃないですけど。
ちょっと気を照らしすぎてる感はあるかもしれないですね。
そう、ハードカバーを意識しすぎちゃったかなっていう。
このハードカバーのこのね、現物感がまた秀逸で、現物感って言ったらいいのかな、実物感って言ったらいいか、なんて言ったらいいかわかんないですけど。
手触りとかも含めて。
手に取っていただくと、この感じすごくいいっていう。
ちょっとこれ本好きじゃないとわかんないかな。
内容がちょっと僕本のがわからないんで、それをうまく表現できてるものなのかはちょっと判断ができないんですけど。
全然。
関係ないんですか。
関係ないです。
そこがまた攻めどころでいいなと思ってて。
そうなんだ。
ちょっとストーリーざっくり説明した方がいいのか。
これは読んだんですよ、実は。
はいはいはい。
どんな話なのか。
すごい面白かったんですよ、これが。
要するにニート忍者が1人対10万人の戦いなんですよ。
21:00
もう絶対勝ち目のない戦い。
そう、勝ち目のない戦いと思いますよね。
で、これちょっとここに惹かれて買っちゃったんですよね。
はいはいはい。
で、これ舞台としては豊臣家が滅ぼされる冬の陣と夏の陣の話なんですよね。
で、ちょっとここら辺からネタバレになっちゃうので、もし読まれる方はちょっとスキップしていただいて。
えっとですね、ストーリーの革新的な部分が要するに豊臣家の血筋を守るっていう話なんですよ。
守ってこの忍者トッピンパラリのプー太郎って呼ばれてる主人公が、その血筋を守ってその最後の1人を逃がすっていう話なんですよ。
で、これがね面白くて、なんだろう都市伝説で豊臣秀頼が生きてるっていう都市伝説をちょっと掠めてて。
はいはい。
都市伝説ご存じないですか?豊臣秀頼の。
知らないですね。
秀吉の息子さんの都市伝説があって、夏の陣の後に滅ぼされて、で、そのお城の焼け跡から秀頼の死体が出てこなかったんですよ。
そうなんですね。
そうなんですよ。で、秀頼ってすごい特徴があって、ものすごいでかいんですよ。
そうなった。
そう。天草志郎が秀頼だったんじゃないかっていう都市伝説があるんですね。
だいぶ脱線してますけど大丈夫ですか?
脱線しました。脱線しましたね。
本の内容。
全然関係ない。
で、その都市伝説を多分この牧目さんは自分なりに表現したんだと思うんですよね。
あーなるほど。
で、本の方は秀頼の子供を、どこだっけか、台湾だったかな。台湾じゃないか。
えっとね、香港かな。香港に逃がすって話なんです、最終的に。
はいはい。
主人公死んじゃうんですけどね。
うん。プー太郎は死んじゃう。
プー太郎は死んじゃうんです。
はい。
またこれがすごく泣けてくるんですけどね。
うん。
それは読んでいただいて、ぜひ読んでいただければなと思うんですけど、結局デザイン関係なくなっちゃったな。
それを期待して聞いていたのですが。
デザイン関係なくなっちゃいましたね。
全く関係ないのかな、じゃあ。何かあるんだろうな、このモノグラムにしてる意味っていうのが。
そうですね。あ、でもここに、モノグラムの中にその逆平坦って言って、秀吉のロゴマークも入ってきてるんですよね。
あーなるほど。そこからいろんな忍者にまつわるモチーフを。
そう、手裏剣だったりとか。
マークとして、でマークイコール、ビトンのモノグラムみたいな。
そう、そんな感じで繋げたのかなと思いましたけどね。
24:04
まあなんとなくデザイナーの好みで作ったのかなっていうのも、否めないのかな。
そっか、なるほど。割とじゃあ感覚的に好きっていうものが多かったですね、歌さんは。
そうなんですよ。僕はちょっとね、そういう深読みせずに、あ、いいなって思って手に取っちゃう人なんですけど。
まあデザインに触れてる層っていうのは別にね、デザイナーじゃない方でもね、本買う人も。
秀吉がいいから買うみたいな人ってやっぱり少ないから。
その辺はそこまで意味がなくてもいいのかもしれないですけど、どうしても意味を求めてしまう病気があるのでね。
これあれですかね、でも売れたのかな?よくわかんないんだよな。
まきめまなぶさんだから売れてるんでしょうね。
ちなみにこの続編があるんです、一応。
福太郎は死んだのに。
豊臣家の血筋を継いだ後、現代版があって、それがなんだっけ、プリンセス豊臣かな。
あー、はいはいはい。映画になってましたっけ?
映画になってますよね。プリンセス豊臣っていう映画に繋がっている本なんですよ。
なるほど、それの前日談的な。
そう、前日談的なやつ。発売日は前後してるんですけどね。
先にプリンセス豊臣を発売して、その後にドッピン・パラリ・ノク太郎。
ありがちなパターンですね。
そうそう、後で付け足したみたいな感じ。
無理矢理スピンオフ作ったみたいな。
そうそう、スピンオフ。でもなんかあれですね、ストーリー的にもお勧めですよっていう話ですね。
でもなんとなく着地できてよかったです。
そうですね。
どこに話が行ってしまうんだろうっていう。
俺も何話してるんだろうって思いました。
リスナーさんがどんどん離れていってないかっていう心配をちょっとしてしまいました。
戻ってこれてよかったです。
こんな感じですね。
じゃあ宇多さんは今の3つということで。
僕の方はじゃあ1つだけ。
僕CMなんですよ。まさかのアロークとか。
グラフィックデザイナーがお勧めするものだから。
グラフィックデザインを皆さん期待されたかもしれないですけど。
CMじゃねえかっていうね。
いいじゃないですかね。映像もグラフィックですよ。
そうそう。結構ねグラフィック的な良さがあるなっていう目線でいいなと思ってるんです。
西松屋のちょうどいい服っていうシリーズのCMがあって。
ちょっと今宇多さん見たことあります?これ。
27:01
いやないと思うんですね。
ラジオ上では多分ここカットになっちゃいますけど。
一回ちょっと見ましょうか。
良くないですかこれ。
デザイン的にまとまりがいいなって思ってますよね。
もちろんそのレイアウトとか使ってる色とかめちゃくちゃいいんですけど。
何て言うんでしょうね。
無駄が全くないなと思ったんですよ。この構成。
すごいシンプルに作り込んでしかも言いたいことだけをちゃんと伝えてきてる。
めちゃくちゃいいクリエイティブだなと思ったんですよね。
リスナーの方もぜひ一度見ていただきたいんですけども。
僕が今宇多さんにご覧いただいたのは2021年のやつかな。
一番新しいやつなんですけど。
画面を二分割にして左半分で商品を俯瞰でちゃんと商品がどんな商品か分かるようにずっとレイアウトしていて。
右側でそれを実際に着ている子供がめちゃくちゃ無邪気に動き回っているっていう対比で見せてるんですけど。
こういうやり方って結構グラフィック的だなと思ったんですよね。
僕流通系のチラシとかよく作ってたんで仕事の中で。
商品をしっかり見せつつ仕様例も合わせて訴求するっていうやり方をめちゃくちゃやってきてたんで。
それをCMでなんかこういうふうに表現してるのってあんまり見たことなくてですね。
なんかやられたって思ったんですよねこれ見た時に。
そのチラシとかカタログがそのまま動画になったなっていう印象を受けてですね。
ちょっと心が。
これ商品が欲しいとかそういう意味じゃなくて心が上がったっていう感じです。
でも実際欲しくなりますよね。やってみると。
そうそう本当に値段も上品にちゃんとうまく結構いい大きさで入ってるんですけど。
やらしくない見せ方になってていいかなって感じですね。
西松屋の店舗のイメージとちょっとCMの世界観が乖離してるっていうのはあるかもしれないですけど。
素敵なCMだなっていう感じなんですよ。
これねなんかやっぱりこういうものを作ってる人はさすがに実績があるんだろうなと思って調べたら。
やっぱりそれなりの方が作ってしまいましたね。
有名な方ですか。
セリフっていう制作会社なのかな。僕も詳しくはわかんないですけど。
岡田文明さんっていう方が元白報道の方ですね。
岡田文章さんっていう風に水から名乗られてることもあると思うんですけど。
日月のCMをやられてる方ですね。
日月2にスルーの賛成っていうのがあったと思うんですけど。
その方と元白報道ケトルの森川俊さんっていう方が立ち上げられた会社があってそこがやってるっぽいですね。
あとタイガータイガークリエイティブっていう関西のエージェンシーがあるらしいんですけど。
ここは元柳井さんのグループっていうかカゼグループの関西のエージェンシーとしてやられてるらしいですね。
30:07
カゼトロック?
カゼトロックか。雑誌?雑誌じゃないんだあれ。
カゼトランディーっていう会社を作られて西脇さんという方が活動されてたらしいんですけど。
もともと大工の出身らしいですねこの方は。
そうそうたるメンツの方々がやられてるだけであるなと思って。
そうなんですよね。結局いいデザインってそういうとこなんですよね。
何て言うんでしょうね。そき落とし感が半端ないというか。
結局僕ら、僕みたいなこういう弱小デザイナーだとあやってそき落としたデザインを提案するって勇気いるんですよ。
そうですよね。そうなんですよ。それを通らないし通せないっていうのがやっぱりね。
結局説得力ってやっぱり僕自身がないから、いくら説明しても実績が輝かしい実績がないし、なんかうまく説明できないんですよね。説明できないとか説得できないって言ったりも。
経歴のある方が言ってるんだからしょうがないっていう感じで通ってるのかもしれないですけど。
でもそれにしても結構考え抜かれてるなってやっぱり思いましたね。
単純にこうおしゃれとか綺麗とかなんか素敵っていうだけじゃなくて、理屈っぽく見ても完成されてるなっていう印象でした。
それいいねシリーズっていうのもあるんですけど、その辺も結構いいですよ。
似たようなアプローチですけど。
それいいね。
それいいね。今この下に見えてると思いますけど。
これですね。
ちょっと機会があれば。ちょうどいい服も。
ちょうどいい服。
去年のやつとかもあるんで。あ、一昨年か。ぜひちょっと見ていただければと思います。
デザイナーの給頭室。
はい、いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
今日はそれぞれがお勧めするデザイン、デザイン製作物というかについてお話をしてきたわけですけど。
ちょっと途中あれですね、宇田さんのお話が。
そうですね。
意図的につままれてる部分があったかなという気はするんですけど、
危うくちょっと別の度に出そうな予感が。
そうですね、長くなっちゃいましたね。
僕の方で編集を少し入れさせていただいておりますが、
多めに見ていただけるといいかなと思います。
デザイナーの給頭室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
TwitterのDM、YouTubeのコメント欄などからどしどしお寄せくださいませ。
33:02
またハッシュタグデザキを付けて投稿してもらえると、
リプライやリツイートをしに参りますので、お気軽に投稿してください。
次回は3月31日木曜日、21時頃お耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お相手は私、パチパチと、
宇田でした。
バイバイ。
33:35

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