-
-
いずみ
ちょまど やってる内容は全然違う、役割は全然違うってことですね。
よしむら
そうですね、役割は全然違いますね。
いずみ
ちょまど よく会話の中でデータマネジメントが大事だ、データガバナンスをしっかりしないとみたいな感じに並列で言われることも多いんですけど、
そこら辺、しっかり理解して言葉として使っているのかなっていうのはちょっと疑問ではあるんですよね。
ここら辺って結構組織として独立して役割を持った別組織がある場合が多いんですかね、それともここら辺は一緒のチームというか組織で担当しちゃって、その中で担当者が分かれてるみたいなケースが多かったりするんですかね。
よしむら
これは担当者が違うんですけど、これデータの話だからややこしいんですよね、多分。
これをお金の話に考えてみると、事業部は予算を割り振られてお金を使ってその事業の推進やってるじゃないですか。
事業がそれで好き勝手にお金を使えるかっていうとそうじゃなくて、経営企画みたいな人が見張ってるじゃないですか、ちゃんと使ってるのって。
いずみ
なるほどね、確かに。
よしむら
だからお金を使うって行動だと、事業部が推進しているデータマネジメントだとデータマネジメント部隊であって、ガバナンスだと経営推進とかマネージャー陣とかもそうですし、
ちゃんと管理監督して、変なことにお金使わないよねって見張ってる組織があって、だから倫理があってワークフローがあって、月次で決算とか回して内部的な、で監督してるじゃないですか、それがガバナンスですよね。
そういうことですよ、データも。
いずみ
ちょまど 使って活用していくところと、管理監督するところっていうところですね。
そこを上司の方のお話の中で耳にしたときに、今は使う活用のことを言っているぞ、今は管理監督のことを言っているぞっていうのがイメージできると、ちょっと理解がしやすいという感じですかね。
よしむら
そこは一個だけ違っていて、データガバナンスをデータプライバシーっていうことと踏まえて喋る人もいますね。
いずみ
データプライバシーという意味で喋っている人もいる。
よしむら
だから、データをちゃんと個人情報保護をしないといけないよね、データガバナンスしないといけないよねっていうことですね。
法令重視しないといけないよね、だからデータガバナンスしないといけないよねっていうような使い方の人もいるんで、監督っていう言葉で使っている人とプライバシーをちゃんと守っていこうよ、データを守っていこうよっていうことを使う。
どっちを喋っているのかを意識して聞かないといけないですね、我々は。
いずみ
なるほど、それは発言者さんの文意、前後の文脈から推察していくっていう感じですかね。
よしむら
そうですね、2つの用語で使われているってことを抑えておいて推察するのが大事ですね、我々は。
いずみ
かなりわかりやすい解説だったのではないかと思いますが、データの迷子さんいかがでしょうか。
これから上司との会話の基本を抑えたくてっていうお話だったので、上司の方からお話があった時には、前後の文脈も加味ながら、どっちの意味かな、どういう意味かなっていうのを推測しながら、ご理解いただけるといいんじゃないかなと思います。
はい、では本日のデータマネジメントラジオは以上です。ありがとうございました。
よしむら
さようなら。