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いずみ
運営?どういった趣旨の?
よしむら
ずっとやってたのは、Hack Uっていうイベントの運営をやっていて、大学向けにハッカソンイベントをやるんですけど、それのチューターっていう教えるお兄ちゃんみたいな役割で、プログラムを教えるみたいなことをやってた。
いずみ
じゃあ、作る主役は大学生の方で、何かわからないことがあったら、優しくなのか厳しくなのか教えてくれる気のいいお兄さん役と。
よしむら
大学生向けのイベントなんで、大人はそんなチューターっていないんですけど、大学生はチューターをつけてやったら、プログラムの垣根が広がる、楽しかったってできるかなっていうので、チューター制度があって。
いずみ
何回くらいやられてたんですか?
よしむら
10回とか15回とか。
いずみ
すごいですね。
よしむら
そのチューターと運営もやっていて、先生と会って、なんかセッションするみたいなことをずっとやってたりして。
いずみ
そうなんですね。よしむらさん、そういう教えるのお得意ですね。
よしむら
好きなんですよね。好きなんでよくやってます。
いずみ
最近はイベントをやろうとか思ってるんですか?
よしむら
最近もイベントをこのデータ横丁でやろうと思っているので。
いずみ
なんと、もしかしたらその話が別の回でしっかりお時間とって聞いてみたいと思います。
では本日の質問です。
ラジオネームパラタローさんからです。
データ分析やAI導入をしているシステム会社で営業をしています。
弊社ではPythonで構築されたシステムの開発、運用、保守も行っていまして、
この保守運用を行っているお客様から、今あるデータを利活用したいと考えていると相談を受けました。
今あるデータの利活用を行うにはデータマネジメントが必要なのかなと思うのですが、保守範囲で可能なんでしょうか?
またデータマネジメントの必要性を分かってもらうにはどうしたらいいのでしょうか?というお便りですね。ありがとうございます。
この質問を読んで私が思ったのは、データ利活用を行うにはデータマネジメントが必要。
なんかここがイコールで結ばれているような気がしたんですが、ちょっとどうなのかな。
よしむらさんどう思いますか?
よしむら
遠からず近からずって感じで、ただデータマネジメントって結構概念として、僕が広義のデータマネジメントと狭い意味の狭義のデータマネジメントという言い方をよくするんですけれども、
狭義の方は活用を合わせて、組織と基盤を合わせて、会社全体でどう活用してビジネスにつなげていくかっていう考えまでも含めて、活用も含めてデータマネジメントという考え方が広い意味の広義のデータマネジメントですね。
狭い意味の狭義のデータマネジメントは、データ基盤をいかにきれいにして作っていくかとか、そこが一番フォーカスされてデータマネジメントと言われているかなと思います。
なので、この方は行うにはって書いてあるんで、狭い意味のデータマネジメント、狭義のシステムとかデータをどう保管していくのかっていうのがあるんですけれども、ここは多分レベルがありまして、データさえあれば活用は一旦はできると思うんですよね。
つまり、バラバラのフォーマットバラバラのエクセルがあれば、エクセル内で何かグラフを作って示唆を出すということは全然できて、そのエクセルのバラバラのメモ書きをエクセルに起こすっていうのもデータマネジメント一つだって考えれば、データマネジメントは必要だとは言えるんですけど、一番最初にシステムに何億かけて投資したシステム基盤が必要かって言われれば、それはノーですよね。
そこら辺はいろいろレベル感があるのかなと思います。
っていうのが一つ。
いずみ
この方のおっしゃってる中で、私がもう1個って思ったのが、保守範囲で可能なんでしょうかっていうご質問があって、データ利活用を行うにはデータマネジメントが必要なのかなと思うんですが、保守範囲で可能なんでしょうかっていうことなんですけど、保守で可能かどうかはちょっとわからない契約次第かなって。
よしむら
これは実際やるときは契約を確認していただくしかないと思っていて、可能じゃなければ覚書結ぶとかになると思うんですけど、そこは確認いただくとして、まず自分がやるならどうするかっていうところを話してみると、保守契約結んでいるっていうことは何か保守の範囲でデータを見れるっていうことだと思うんですよ。
活用するっていうことは活用の目的、つまりビジネスにどういうことをやってどういう価値が出るか、いくら儲かるかみたいなことを提案してやりましょうって話になると思うんですけれども、何も情報がないとそのプランもできないじゃないですか。
いずみ
何も情報がないっていう意味の情報っていうのは。
よしむら
データ活用の提案をしに行きたいんですけど、どういうデータを使ってどう加工したらどういう成果が出るかもしれないよっていう提案を持っていかないとデータ利活用の提案ってできないじゃないですか。
その提案するまでの情報は先方と確認して、保守の範囲で確認させて提案を作りたいんでっていうのを確認した上で、1時間とか2時間とかでできる範囲で動いて、提案ができて実際データ活用をやりましょうってなったらちゃんと契約結んでやるみたいなことを自分ならやっていくかなと思う。
いずみ
なるほど、なるほど。データ利活用を提案するための準備ぐらいだったら保守でできるんじゃないかなと。
そっから先は多分具体的な提案というか手法というかコンサルティングみたいな形になるので、それはもしかしたらちゃんとその提案をサービスとして提供した方がいいよっていうことですね。