1. 脱線おじさんズ
  2. #79 引き際ライン
2025-09-28 38:31

#79 引き際ライン

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何事にも、いつの日か幕引きは来るわけで。

それが自らの意思に委ねられることも多々あるわけで。

何をもって引き際とするのか。するべきか。

サマリー

このエピソードでは、サッカー選手の三浦和義(キングカズ)の引退に関する話題が展開され、彼の現役続行の意味や引き際についての美学が考察されます。キングカズの高齢におけるパフォーマンスの低下や、その背景にある個人の意思についても触れられています。また、引退や引き際についてさまざまな視点から考察され、特にスポーツ選手や自営業者の引き際に焦点が当てられています。中田秀俊選手の早期退引退や、農業やバーの経営者としての将来に対する不安や信念が語られています。引き際や仕事の持続可能性についても考察され、特に飲食業やバーテンダーの仕事の引退について意見が交わされます。お金や体力よりも精神的な要素が優先される場合が多く、個々の引き際について深い議論が展開されます。

キングカズの現役生活
はいどうもお疲れ様です。お疲れ様です。 脱線おじさんズバーティーです。エラです。よろしくお願いしまーす。お願いしまーす。
はい、まず今回はですね、お互いのスケジュール合いませんで、ちょっとね、バタバタでやって、
あとはエラくんのマシントラブル等もあり、ちょっとエラくん側のお子さんの声が入ったりだとか、
入ってしまう可能性が高いです。はい、することもありますが、微笑ましくお聞きください。
はい、あの心霊音声じゃないんでね。そうですね。普通の音声なんで大丈夫です。これ先に言っといてよかったですね。はいはい。
はい、ということです。そして今回はですね、私バーティーの方からテーマを出させていただきたいと思います。
今回私が喋りたいのは、引き際ラインについてです。なるほど。はい、この番組でも喋ってきましたけど、僕とエラくん、サッカー経験者じゃないですか。
はい。で、世代的にですよ。はい。あのJリーグが発足したのが小学生ぐらいで。そうですね、はい。でもあの時ってもうみんなサッカー見てたじゃないですか。
見てましたねー、はい。で、その時のやっぱりこう代表的なプロサッカー選手といえば三浦和義選手だったんですよね。
もう完全なレジェンドというか、本当に初期の初期から活躍されている選手ですよね。
はい。まあ通称カズと呼ばれてたわけですけれども。キングカズ、はい。
そう。で、その今キングカズと呼ばれるようになったのが、多分40歳超えたあたりとかなのかなと思うんですよね、カズ選手が。
そうですかね、はいはいはい。なんか要はまあサッカー選手のピークってやっぱりこう、言って30代前半とか、
半ばぐらいからちょっとまあ引退を検討し出すみたいな中で、40歳超えてもまだカズ現役やってるぞと。
はいはいはい。なんなら50歳超えてもやってるぞと。みたいな、なんかそういうところもひっくるめてで、まだ現役のレジェンドみたいなとこも込めてキングカズと結構呼ばれるようになってきたかなとか、
はい。思ってるわけですよ。はいはいはい。で、今カズ選手が、これちょっとわかんないです。多少前後あるかもしれないですけど、僕が調べた時点で58歳。
58? 58歳なんですよ。マジか。やばいね、歓励やん。でしょ。で、たぶんJFLとかになるのかな、今。
JFLって書いてますね、ウィキペディアでは。なのでまあ、なんて言うんでしょう、海外のリーグとかで表すと、まあ四部リーグみたいな位置ですかね。
あー、そうなんですね。うん。で、まだやってらっしゃると。はいはいはい。で、ちょっと前までって、ちょっと前って僕の体感で、ほんと4、5年とかですかね。はい。
まあやっぱり、今その時点でもね、50歳超えてらっしゃいますから、まあ安定して先発でレギュラーで出場という感じではなかったんですけど、
それでも要所で出てきたら、ワーッと客席が湧いてですよ。うわ、その年でまだ動けるんだ、みたいな感じの評価が多かったと思うんですよね。
僕もすごいなぁみたいな。たまにしか出ないとはいえ、これだけ動ける50歳すごいよなぁとか思っていたんですが、
最近ですね、ちょっと残念な方の投稿であったり動画だったりを目にするようになってきまして、久々に出場したキングカズがさすがにちょっとみたいなプレイ動画とかがあって来てたりするんですよ。
あ、そうなんですか。で、僕もちょっと見てみたりもするんですけど、一応かじったぐらいの僕の目から見てもですね、確かにですね、やっぱりスピードであったりとか、ちょっと動きの質みたいなものはさすがに厳しくなってきたなぁっていうのがここ2、3年で見えるんですよ。
おー、まぁ58歳ですからね。普通に考えたら、その状態でJFLの試合に出てる方がね、これ世界的にも稀有な例ですから。
だって事務職、体を動かさない仕事でさえも60歳で引退なのに、体を動かす仕事で58歳でまだ現役やってるってめちゃくちゃすごいですよね。
でですよ、まぁわかりません。ご本人の意思だったりチームの意思あると思いますから、そこにどうこうってこともないですけども、いずれはさすがにね、キングカズ選手も辞める時が来るわけじゃないですか。
とかを考えた時に、僕そのここ数年のちょっとこう悲しい衰えの隠せないプレイを見た時にですね、4、5年前が引き際でも良かったんじゃないかってちょっと思ったりしたんですよ。
引き際の美学
まあ50歳ちょっとで、とはいえまだたまに途中出場した時に場が湧いて、年の終わりにすごいプレイとか出したらおーってなってた頃に、引退とかの方がもしかしたら良かったんじゃないのかなとかちょっと思うところもあって、今回のテーマ、引き際ラインについてなんですよね。
なるほど、そうですね。
これ以前続ける辞めるラインっていうテーマでも話したことがあって、これに関しては例えば我々のようなものが何かの結果を出すのにどこで見切りをつけるかどこまで続けるかみたいな話だったんですが、今回も似たようなテーマに一見聞こえるかもしれないんですけども、
これに関してはもうある程度何かを成し遂げた人の引き際についてっていうニュアンスの話ですね。
エラ君その近年のカズさんのプレイとかって見たりしました?
いや全然見てなくて、たまーにそのニュースとかで流れてくるじゃないですか、そのプレイ動画はないにしてもまだやってるよっていうニュースが流れてくるのを見るぐらいだったんですけど、辞めるっていうニュースが出てないってことはやってんだろうなってずっと思ってたんですよ。
そうですね、やってらっしゃるんですよ。
で、今年齢聞いて58?ちょっと上記を逸してるというか、これ辞める辞めないの時も話出たかもしれないんですけど、僕結構プロ野球も好きで見るんですけど、山本正選手っていうのがね、野球は見ないでしたっけ?
そうですね、僕は存じないですね。
山本正選手っていうピッチャーなんですけど、この方が本当に長いこと現役でプレーをされてて、2016年ぐらいに引退をされたんですね。引退した時点でたぶん50歳ぐらいだったんですよ。
それもだいぶっすね。
本当にプロ野球選手としては最長ぐらい長い経歴だと思うんですけど、ただこの人もギリギリまで結構活躍をされてたんですよね。
そうなんや。
なので、この50歳の現役っていうのでもすごいと思ってたのに、58でまだ現役って聞いてさらに上がいるんだっていうのは僕の感想なんですけど、
これバーティさんの意見を聞く前に僕の意見なんですけど、引き際っていうのって美学みたいなのがたぶん関係してると思うんですよ、個人の。
多分多くのスポーツ選手とか、そういう結果を出し続けるっていう業界にいる人にとっては、自分が思った通りの結果が出せなくなった時がたぶんもう美しくないというか。
もう引くべきだっていう美学をたぶん結構たくさんの人たちが持っていて、パフォーマンスが満足いかないものになった時にもうやめるって思ってるんだと思うんですけど、数選手は違うんじゃないかなと思うんですよね。
美学自体が。
美学自体が。だから僕本当にこれ直感で思ってるだけなんですけど、本当に純粋にサッカーが好きなだけなんじゃないかなと思って。
あーなるほどね。
うんうんをもう超えて、やれるまでサッカーやりたいみたいな。そっちが勝っちゃってる人なんじゃないかなってちょっとニュースを、さっきの話を聞いて思ったんですけど。
なるほどね。
これどうですか、どっちを優先するかみたいな話にはなってくると思うんですけど、要は他人からどう見られるのか、他人を満足させるのかという視点と、自分がやってて楽しいのかっていう視点の、たぶん二つの問題なんじゃないかなとは思ったんですけど。
まあそうですね、確かにね。ただ一応そのJFLとはいえプロスポーツですもんね。
他人の目と自己の楽しさ
はいはいはい。
で言うとまあエンターテイメントの一つだとは思うので。
はいはいはい。
とかの観点は僕は入っちゃうかもしれないですね。
あーそのエンタメの。
結局そのお客さんの前でプレイをするっていうエンターテイメントだとは思うので。
はいはいはい。
なんかちょっとやっぱ悲しいわけですよね。
見てる側としてはですね。
僕らはその一番前世紀から見てるじゃないですか。
もう黄金時代をまさに目の当たりにしてますから。
でまあそれを経て、でまあ結構ベテランの域に入ったけど、
あでもまだ続けるんや。40超えても50超えてもみたいな。
なんかそういう意味でもキングカズみたいな方で行くんだなとかは思っていたら、
ちょっとねやっぱねこう揶揄するような投稿を目にするとかがね。
やっぱこうちょっと往年のその世代の一サッカー少年だった身としてはですね。
なかなか悲しいとこもあってですね。
そうですね。多分多くの選手っていうのはその声に徐々に負けていくというか、
押されながらもう俺もそろそろ引き際かと思ってまさに引退されていくと思うんですけど、
もうカズレベルになるともうその他人の声とかも関係ないんじゃないですか多分本人的に。
ああそうか。
届いてないというかもう気にしてないというか、誰に何言われようがもう関係ねえと。
俺はもうサッカー好きだからやるんだみたいな。
まあなあ。
ここまで貫いちゃってる可能性あるかなと思うんですけど。
ああ確かにそれはちょっと考えてなかったけど、
まあエラ君の今のを聞いてかなりそれあるなあとは思ったっすね。
まあそこまでのメンタルがあったこれこそ多分今まで続けられてきてるんだろうなとは思うんですけど。
そうね。
誰もそのサッカー留学なんて今ほどというかもう全く考えられなかった頃に一人で、
ブラジルでしたっけ?
ブラジルか。
一人で行ってサッカーやってっていうようなこのメンタルを持ってる人なので。
確かになあ。
本当にもう常人では考えられないメンタルを持ってるというか、
本当に人の目を気にしないんじゃないかなって思っちゃいますね。
いや確かにねその最近ので流れてきた動画でも、
ゴールの可能性がある絶妙な位置のフリーキックを若手に譲らず率先して蹴って。
大外ししてらっしゃって。
それも揶揄されてたんですけど。
出しゃばって外す数みたいなテロップが出ちゃう感じの胸が痛む動画だったんですけど。
僕あのちょっとね詳細の記事がそれこそどっか行っちゃったんであれなんですけど、
ちょっと前に永友選手のインタビューみたいなのを見て結構衝撃を受けたことがあって。
永友選手ももうだって30後半差し掛かるぐらいですよね。
そうですよね。結構頑張ってプレイしている選手なんですけど、
その永友選手は批判とかを全く本当にもう恐れないというか、
まあ多分それはねもちろん強がっていらっしゃるというかその言い聞かせてる部分もあると思うんですけど、
ミスをしたりした時とかにも関係ねえよみたいな。
俺が悪いわけないだろうみたいな。
そういうメンタルを持ってやってるっていうインタビューを見て、
やっぱすげえ日本代表ですプレーするような選手はそんなメンタルでやってんだと思った覚えがあるんですけど。
いやそれ僕も見たなあ。
見ました。
でやっぱ海外でも活躍する選手って結構やっぱそれぐらいじゃないとみたいなのはよく聞きますよね。
そうですよね。もう自分が悪いわけないだろうみたいな。
もうそういう強さを持ってやってるっていうことだと思うんですけど、
永友選手でもそうなんだから、数って多分もうそれをもう凌駕してるというか、
自分に言い聞かせることすらもなくもう悪くないだろうみたいな。
なるほどね。
最強なんじゃないですかねあの人。
だって当然その周りの声って入ってくると思うんですよ。
まあね。
多少はね。
カズさんそろそろと。
どうなんかな。言える人いるのかなあ。
どうなんですかね。今その四部リーグぐらいですか。
でその契約をしてきちんとプレーされてるっていうのは工業的なね。
数がいればお客さんが見に来てくれるとか。
まあ集客的な意味でもですよね。
そういう意味でももしかしたらその契約があるのかもしれないけど、
そういうのってある程度ビジネスでお金がかかってくることなので、
ある程度そのすいませんそろそろみたいなのって、
多少あるんじゃないかなと思うんですけど、
それをもう跳ねのけてるとしたらもう最強ですよ。
まあね。
僕ちょっとねそのご本人の意思の観点全然考えてなかったんで、
平くんの推論を聞いてなるほど感あるんですね。
そうなってくるとですよ。
引き際っていったらいつなんだろうって思ったときに、
今まで何回もこのポッドキャストで話してきましたけど、
その日本人は恥を持ってるっていう文化で、
恥っていうのを重んじる文化だとすれば、
その本当に人前で恥をかきたくないとか、
恥ずかしい姿をさらしたくないとかっていう美学のもとに、
自分が思ったプレイができない、
引退の美学
その観客を満足させられるプレイができないとなったときに、
引退するっていうのが多分通常の引き際。
それがスポーツ選手であれば多分30代後半とか40代ぐらいになってくると、
当然パフォーマンスが下がってきてだと思うんですよ。
もしもそれを超えるなんかこの信念みたいなものがあるとすれば、
引き際ってもっともっと終わりがなくなるというか、
何を持って引き際になるんだろうなっていうのはちょっと興味は確かにあります。
だからこれもその以前やった続けるやめるラインと何が違うかのところも
結構ここに来て重要で、
今日その引き際について考えてるのは何かを成し遂げた人たちの
みたいな観点だったわけですよ。
っていうと何かを成し遂げてる時点で、
やはり一定数のファンであったりとか支持者であったりとか
っていうのがあるっていうのもやっぱり加味されるようなと。
例えば我々のようなものがね、それこそその続けるやめるラインみたいな話で
自分の努力をとか自分が好きで続けてることをって、
例えば僕が格闘技をね、
そろそろやめようかなとかどうでもいいわけですよ。
とかとはまたちょっと違うっていうのが、
そこにもうすでに多数の人からの期待値が乗っかっているという
どっちの意味でも。
が結構大きな違いですよね。
思っていて。でですよ。
これも僕先に比較対象として、
用意してたんですけど、
分かりやすくサッカーで逆の引き際の例があるなと思って。
これも僕ら世代でいうとね、伝説級ですけど、
中田秀俊選手は逆にバリバリに世界的にも活躍してる中で、
29歳で引退なんですよ。
そんな早かったんですか?
そうなんですよ。
29?
29?
その当時もみんな、いやいや中田はまだいけるだろうみたいな、
まさに文字通り惜しまれながらで引退したんですよね。
はいはいはい。
29か。
そっちで言うと逆にいやまだやれよっていう方の声もすごく多かったし。
どうなんすかね。さっきの美学みたいな話でいくと、
中田選手は何を思って引退したのかなっていうのを考えてみると、
自分がね、おいおいその30代になり、
パフォーマンスも徐々に下がってきて、
いわばかっこ悪い姿を見せたくない、
そうなる前に全盛期で引退したいという思いのもと、
そういう美学のもと引退をしていったのか。
自営業の引き際
それとも根本は数と一緒で、
周りに何と言われようが関係ないと。
とにかくサッカーより自分はやりたいことがあったりとか、
自分は終わりと思ったから終わるみたいな、
そういう去り際の美学みたいなのを超越した何か信念があった上でやめたのか。
これですね、おそらく後者ですね。
ビジネスですか。
とかその前に一回旅を挟んでるんですよ。
ヒデっぽいな。
僕結構本当にサッカー選手としてもだけど、
すごく人としても好きなのがあって、
結構いろいろ本であったりとか、
インタビュー記事とかいろいろ読んだんであれですけど、
とりあえず直後一旦旅人になりましたもんね。
言ってましたもんね。人生は旅であるみたいな。
言ってましたよね。
いろんなのを見たり聞いたり読んだりした中でも、
そんなにめちゃくちゃにサッカーが好きみたいな印象を
意外と薄いかもしれないです。
僕の個人的な感覚としてはですけど。
だから実はヒデも数と同じなんじゃないかっていう説なんですけど。
そうですね。だからある意味それこそ周りからはまだ全然求められていたし、
っていう中で自分は世界を旅すると。
結局そういうことを経て今もそれを活かしたビジネスやってますよね。
活かしたビジネスをやっていらっしゃいますし。
ベクトルは全然数とサッカーに関して言うと逆に言ってるけど、
自分がその時に思うやるべきやりたいことをみたいな意味では
確かに共通してる気はしますね。
2人ともその元来の日本人の持ってる根本的なものからも逸脱してるというか、
人からどう見られるかとか、そういうのはもう関係ないみたいな
そういう超人的な強さを感じますね、2人とも。
すごいなあ。
行き切ってる人はそうなのかな。
でですよ。これは結局ご本人らしかわからないし、
僕らがどっちが好みみたいな話はできるかもしれないですけど、
結局妄想、想像の話しかできないですけど、
我々に置き換えてですよ。
今それぞれにエラ君は農業、僕は自分の店をやってるじゃないですか。
今まだね、僕もまだ全然カツカツ経営ずっと続けてますし、
エラ君に至ってはまだ新米農家始まりたてなところなんで、
本当に本当に。
まだ引き際を考える段階ではないですけれども、
後々にエラ君も農家としてある程度安定というか、
一橋の農家と呼べるような農業をやってますというところになったと。
僕もなんとか自分の店で食ってますよというところになったと。
とはいえこれもどっかで引き際いるじゃないですか。
そうですね。お互い自営業とはいえ。
農家さんで言うと結構やっぱり高齢の方のイメージはあったりもしますけどね。
本当に極端な話。定年はないので。
僕もそうなんですよ。
個人事業主なんで。
で言うと我々もちょっと引き際いつかは来るじゃないですか。
そうですね。
農業というのがあるのかもしれないですけど、
基本僕は金銭的な年金がもちろんないですから、
高齢年金が死ぬまで自分で稼ぎ続けなければいけないので、
そういった意味でも多分引退はギリギリまで。
それこそ僕の農業の師匠のお母さんが最近お亡くなりになるまでずっと畑に出てたんですけど、
その方も80何歳?
5病気で本当に立てなくなる直前ぐらいまで畑に出てたので。
物理的に不可能になるまでは。
までは多分僕もそれでやっていきたいなと思うんですけど、
ただバーティさんで考えると、
その80歳のバーティー。
そこなんですよ。
僕ちょっとエラ君とプロスポーツ選手とかの間というか、
どっちの要素もあるなとは思っていて、
作るだけではダメなので、
生産することが仕事ではないので僕は。
半分やっぱり求められていることもいるわけですよ。
80歳のバーテンダー、需要あるかね?っていう。
純粋に不安?
ですよね。
手ぷるっぷるしながらグラス置いて、
引き際とお金
さっき言った酒通ってんのかな?とか。
酔うてんのかボケてんのか分かんないしね。
話もちゃんと聞いてくれてるのか分かんないし。
それはそれで僕面白いというか楽しいと思うんですけど、
ちょっと不安がね。
うちとか苦労寸の店なんで、主に常連の方が支えてくれてるわけですよ。
下手すぎたら常連死んでるんで、ぼちぼち。
その頃には。
同い年ぐらいがバタバタとね。
とか思うとね。
今ちょっと想像したんですけど、
心配で通っちゃうかもしれないです。
生存確認というか。
生きてんのかな?みたいな。
倒れてないかな?店でとか。
そういうの考えて不安で通っちゃうかもしれないですね。
でもそれ心配する側も結構な年齢になってますよ。
同い年ぐらいが生存確認のために通ってるっていう。
だから今のうちにやっぱり、今はまだ若い方も来てくれてますけど、
そういう方々をガッチリ確保しとかないと、
その方々に様子を見に来てもらわんと。
その思うんですけど、例えば僕みたいに農業とかって、
それこそ後継者問題とかってあるんですけど、
農業だったら例えば自分の子供についてもらうとか、
畑を使ってくれる人だったり、
同じ作物を育ってくれる人がいれば、
それを継いでもらったりっていうのはあると思うんですけど、
お店の場合ってどうなんですか?
例えばワーティさんのお店みたいな。
バーとかってどうなるんですか?
引き継ぐみたいな形の例はちょこちょこありはしますよ。
あるんや。
引き継ぐというのもあるだろうし、店を売るっていう形もあると思うし。
店の名前が変わったりもだけど、
そのままホントにオーナー交代、
オーナー引き継ぎみたいな例もあるとは思いますけど。
バーテンダーというかバーの経営者としての引き際って、
マジで今回のテーマですけど、
どのタイミングなんだろうなっていう。
明確に僕らみたいに体の基準とかがあるわけじゃないじゃないですか。
酒が作れなくなるくらい手が上がらないとか。
そういうのって多分ないと思うんで、
やっぱりメンタル的なことになってくるのかな。
いやだと思いますね。
僕近いところでどっちの例も見ていて、
前も何かで話題に出したかもしれないですけど、
僕が自分の店をやる前に、
勉強がてらっていう感じで、
バンド関係の先輩の方がオーナーになって、
その先輩の方がオーナーをやってらっしゃる店で働いてて、
で、そこを別の回で話題に出しましたけど、
オーナーが引退されて、
今ヒーローコンプレックスっていう売れてるバンドの方が
オーナーを引き継いでるんですよ。
とかは40半ば後半ぐらいかなの時に、
コロナ期間っていうのもあって、
趣味がこうじて釣りの方に熱中されて、
バーが開けれないからっていう期間に。
で、釣り舟を買って仲間内でっていうのの延長で、
釣り舟事業に転向なさったんですよ。
なるほど。
別のことができたっていうパターンは一つありますよね。
あるし、客層との年代ギャップみたいなのはね、
この店でいうとオーナーさんはずっといるけど、
曜日ごとにスタッフは割と時々の地元のバンドマンとか、
バンド関係じゃないにしても若いスタッフがいたりする店だったんで、
うっすらご自身でもベタにジェネレーションギャップ的なこととか、
わちらほら感じたりはしてたんだろうなっていう節はあったんですけどね。
多分やっぱりメンタルというか、身体的なものではない原因で、
そうですね。
代替わりじゃないですけど、引き継ぎという形になったんだと思うんですけど。
そうそう、やっぱり入れ替えで若いお客さんが最近増えてきてるなとかっていうのとか、
だからフィジカルで言うと何ならね、よりハードなことを、
そうですね。
釣り舟の方がフィジカル大変ですから。
逆の例もあるんですよ。
ほんと70くらいでやってらっしゃるバーの方もちらほら周りにいるし。
おー。
渋いな。
なんか残念なジジイもいますけどね。
僕が一人喋りのことでいじってるジジイとかは、めんどくせいジジイに仕上がってますけど。
今はでもやっぱり飲み屋業としてで言うとやっぱりすごいなと僕も普通に尊敬するとこもあるし。
それって先ほどお話に出てた40代くらいでオーナーを交代された方については、
もしかしたら金銭的な問題もかかってるかもしれないじゃないですか。
釣り舟の方でも十分収益を上げられると判断されて、
それはそうですね。
このバーの方辞めてそっちに転校っていうのはあると思うんですけど。
そうなった時にやっぱりお金の問題っていうのは関わってくると思うんですよね。
うんうん。もちろん。
辞める辞めないの話の時に。
例えばその3億円4億円が手元にあった時に、
それでも今のことを続けるかみたいな。
そういう話にももしかしたらつながってくるかもしれないなと思って。
はいはいはい。
潤沢にお金があってそれをしなくても生活していけたとしても、
これを続けるかどうかみたいな。
引き際にお金がもし関わってくるとしたら。
なるほど。そっか。その観点もありますね。
やります?
僕明確にやりますね。
明確にやります。
すげえかっこいい。すげえかっこいい。
まじで。別にカッコつけてるとかじゃなくて。
全然やりますね。
それは何ですか?楽しいから?
はい。
僕は常々稼げる事業とも思ってないし、
ただ嫌いな人が何分多いんで、
嫌いな人間が多いんでとかもあって、
自分が機能を受ける数少ない好きな人たちと遊んでたいが大前提なんで。
まさにお店の名前もそうなってますね。
引き際の考察
うん。だから細々になるのは店の性格上しょうがないなっていうのはあってやってるんで。
これでお金に困んなかったらより…
逆にいいのか。
逆にいいっすね。何も考えずに遊べますからね。
それを考えると引き際にお金は今回関係ないということになると思うので。
そうですね。
そしたらもうやっぱり精神的な?物質的なところじゃなくて精神的なところ?
そうだな。僕はもう仮にお金があるとしたら、
友達専用公民館みたいな施設にしてもいいんですよ。
なるほど。
飲み台すらいらんみたいな。
僕は今の財力でそんなことにはできないので、
必要な分を対価としていただくことにはなってるけど、
僕からすると毎日酒もそうですけど、
いろんな遊びを一緒にやってくれてありがとうっていう感じの日々なんで。
いやーそうか。
逆に休みがなしになるかもしれないですね。お金があったら。
もう本当に遊びっていう感じですね。
横に家とか買うかもしれない。店のすぐ横とか。
店が好きすぎる。
ずっと立ってるとかじゃなくて、
誰か来たらセンサーでピンポーンとか鳴ったらノコノコ出てくっていう。
田舎の駄菓子屋みたいな。
そうそうそう。そうなんですよ。そういうのがいいですね本当は。
じゃあ本当にその引退をするっていうのもますます難しいと思うんですよ。
お金も体も関係ないとしたら、
もうよっぽどその辞めるっていう理由が明確にないと、
多分引かないと思うので。
そうかー。じゃあ引けないかー。
本当にその、例えばお客さんから、
あのすいませんその話はさっきもうしましたよとか。
8回目ですよとか。
そういうことを言われるぐらいになって初めて、
あ、もうそろそろかと。
あーねー。でもそれもですよだって、
酔うて8回目なのか、ボケて8回目なのか。
そうですね。判断つかないですもんね。
下手したらだってバーティさんね、今の状態でも酔った状態だと3,4回同じこと言ってる可能性ある。
そうですねー。
4,5回やってる恐れは全然、恐れというかやってますもんね。聞くところによると。
じゃあそのボケかどうかってより判断難しい。
むずいっすよねー。
じゃあ本当にもう店の中でぶっ倒れる以外ないんじゃないですかもう。
仕事の持続可能性
まあねー。
えらくん逆にどうすかもう、
潤沢にもう老後乗り切れるっていうお金確保できたら。
わかんない。
あーそうなんだ。
最近迷ってます。
全然僕は仕事としては嫌いではないし、
今までやってきた中ではすごく好きな仕事なんですけど、
もういかんせんしんどくて、
力仕事は体力仕事なんで、
純粋に続けていけるのかなっていう不安はありますけど、
潤沢にお金があれば気楽にできると思うんで、
自分が好きなものを好きなだけ作って、
好きな人に配るみたいな、
そういうことになるのかもしれないですね。
そう思えるのはちょっと幸せかもしれないけど。
確かになー。
だとしたらやっぱり引退っていうのは長引くかもしれないですよね、逆に。
そうですよねー。
そうですよねー。
農業という世界においてはさっきも言った通り、
70,80でもガンガンやってる人いるんで、
あれなんですけど、バーテンダーさん?
でも飲食店っていう括りでいくと、
全然いますからね。
そうですね、たまにめっちゃ腰曲がってるおばあちゃんが作る、
お好み焼き屋さんとかありますもんね。
お好み焼き屋さんとか、
お好み焼き屋さんとか、
お好み焼き屋さんとか、
お好み焼き屋さんとか、
一緒に飲んでるだけの店の管理者おじさんみたいな感じなんで、
僕の酒には多分ね、
そんなに期待されてないんで全然、
バーテンダーとしてっていう感じではないと思うんですけど。
じゃあもうお互いに引き際は、
だいぶ先になりそうですけどね。
そうだなー。
数どころか。
うんですねー。
いやー、お互いに引き際は、
だいぶ先になりそうですけどね。
数どころか。
うんですねー。
ヒデもかっこいいと思うんだけどなー。
そうなんですよ、かっこよくて、
それはそれでその後見てられないぐらいに事業が滑ってるとか、
そんなんだったら、
いやほらもうちょっとやっぱりサッカーで実績積めばよかったのに、
っていう風になった可能性だってあるわけじゃないですか。
バリバリ成功してますもんね。
それをしっかり自分の事業としてもちゃんと成功していて、
っていうのがかっこいいなーとか思って。
両方憧れるな。
数さんは近年はちょっと残念な意見があるかもしれないけど、
それでもやっぱり声を気にせずやってるってのはやっぱりかっこいいなと僕は。
そうっすねー。
姿を見てないからね。
思っちゃいますけど。
スポーツなんでね、
自分の意思だけではっていうのもあるんでね。
チームプレイですしね、サッカーなんて。
そうなんですよね。
僕らはね。
僕らはもう個人事業の人なんで、
自分で決めれるというか。
なるほどなー。
まぁそのね、
このポッドキャストもいつが引き際になるかも。
そうですね。
最後の方法はね、シラフでお互い何回も同じ話してて。
何回も同じ話をしてる、お互いがしてることにも、
お互い気づかない。
お互い突っ込まないから。
面白いじゃないですか。
編集する時にね。
これ、この話4回目やな。
編集とかできるのかな?
編集できない。
編集はさすがに外注しとかないけんか。
外注先から多分、
すいません、同じ話をお互いに4回ずつぐらいしてるんですけどみたいな。
なるかもしれないですね。
見苦しくなるまでは。
はい、もう見苦しいかもしれない。
引くかそろそろ。
恥をこれ以上重ねる前に。
もう思われてるかもしれない。
まだもう一息ね。
もう少し。
粘っていこうと思いますんで。
引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
38:31

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