2024-11-14 19:09

#24 自己肯定感低くて恋愛ができません。どうしたらよいですか?(前編)

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24回目、前回23回のテーマは自己肯定感。今回は「自己肯定感と恋愛」についてお話をしています。

Yahoo!知恵袋に 自己肯定感を上げて恋愛したいけど、どうしたらよいですか というお悩みがありました。今回もだれせめ的に解決していきます。

この番組は、臨床心理士の「ゆ―こさん」とキャリアコンサルタントの「ぼーちゃん」の二人が 「だれせめ」を使って、お悩みやお困りごとの解決のヒントや応援メッセージをおしゃべりでお届けしていきます。 

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企画: ソウルフルパートナーズ

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⁠⁠⁠⁠#だれせめ ⁠⁠⁠ #他責 #自責 #カウンセリング  #メンタルヘルス #セラピー #自己肯定感 

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みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
ようこそ。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントのまおちゃんです。
この番組は、ゆうこさんとまおちゃん2人が、
誰も責めないコミュニケーション、だれせめを使って、
お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
今日のだれせめなんですけれども、前回、自己肯定感をテーマにフリートークしました。
今回は引き続き、自己肯定感と恋愛というテーマでお話ししていこうと思います。
はい。
これまた、登場するヤフー知恵袋なんですけども。
はい、はいですね。
自己肯定感というので、お悩みというのが2つほど見つかったので、
連続で読み上げてみますね。
はい。
まずですね、1つ目。
知恵袋ユーザーさんという方。
これ、2023年に書き込まれてますが、
自己肯定感が低すぎて恋愛ができないです。
自分に自信がないため告白をされても、
なんで私なんかをと思ってしまい、断ってしまいます。
普通、告白をされたら嬉しいという感情が湧くと思うのですが、
私は嬉しいというのが全くなく、
私を好きになるなんてこの人おかしいのかなと思ってしまうんです。
私なんかよりももっといい人がいると思ってしまい、
告白を断ってしまいます。
ここ最近も告白を受けたのですが、断ってしまいました。
逆に好きな人ができても自信がないため、
私なんか釣り合わないと考えてしまい、諦めてしまいます。
でも、恋愛に憧れは少しあります。
どうしたら自己肯定感を上げ、恋愛をできるようになるんでしょうか。
このままだと私は誰とも一生付き合えないまま終わってしまいそうです。
何かアドバイスをお願いしますというお悩みが一つありました。
それでまた別のお悩み、知恵袋に入っていたのですが、
こちらも読み上げてみますね。
こちら2024年の6月なんですが、
恋愛においての自己肯定感が低くて困っています。
私には今憧れの位置と兼好きな人がいます。
その人は頭も良くて運動もできて、何よりかっこいいしすごくタイプです。
でもそれに比べ私は頭もあんまり良くないし、運動はできないし、正直あんまり可愛くないのです。
好きな人のことは本当に好きなのですが、こんな自分が愛していてもいいのか分かりません。
話しかけたらもしかしたら気も割られてしまうのではないかなどと考えてしまいます。
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普段はここまでネガティブじゃないのですが、恋愛が関わるとネガティブになりやすくて困っています。
自己肯定感を高める方法はありますか?という知恵袋のお悩み2件でした。
ここでも自己肯定感という言葉の使われ方がちょっと本来の使われ方と違います。
前回も話しましたが、自己肯定感というのは自分が優れていると思えることではなくて、
そのままあるがまま、これでいい、私はこれでいい、僕はこれでいい、これが私なんだ、これが僕なんだと思える感覚が本来の自己肯定感です。
高くないといけないんじゃないかとか、低いままじゃいけないんじゃないかという類のものではないという話をしたところですが、
こんなふうに使われてしまっているというのが広まっちゃってるんでしょうね。
自身がないというフレーズはよく聞くけど、こうやって自己肯定感という言葉自体がお悩みのワードで普通に出てくるのは最近のことなのかな?
そうですね。この言葉のキーワードをいろんなところで高めましょうみたいなこともよく出てくるし、
高いとどうだとか低いとどうだみたいなこともよくよく出てきますよね。
でも本当は高い低いっていうよりは、これでいいと思えるかどうかなので、ちょっと心理学的な意味としてはずれて伝わっちゃって広まっちゃってるなっていうのがありますよね。
そうですね。これは2つ連続で紹介したのは同じようなところで悩んでるなっていうのがあったので。
やっぱり優れてないといけないっていうニュアンスがこの自己肯定感にあるのと同様、恋愛するにも優れてる人じゃないとそもそも恋愛なんてしちゃいけないんじゃないかみたいな感じの2つのニュアンスがありますけど、
それはおそらくテレビとかドラマとか映画とか雑誌とかイメージから来てるんじゃないかなって思うんですけど、美しい男女の写真とか美しい芸能人の今時の若手俳優さんと若手女優さんの物語とか、
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そういうのを見てると多分そういう人たちがするものだと恋愛は美しいかっこいい人とか綺麗な人がやるものだみたいなイメージがどうしても残っちゃうのかなって思いますよね。
恋愛モードトレンディドラマって昔からもちろん流行るものってたくさんあるけれど、あそこに出てる人たちって、ごめんなさい昔の話でごめんなさい。昭和トーク。そこまでそんなにバリバリね、美男美女?
じゃなかったですよ。
じゃない人もいましたよね。もちろん主人公の人たちはキラキラしてたけど、脇役とかそんなでもなかったような気がする。
男性チームが3,4人とか女性も3,4人いて、その中の人間模様みたいな、この人とこの人がこうで、あの人とこの人がどうでみたいなね、そんな感じでしたけど、全員が全員美男っていうよりは、あれじゃなかった、柳沢慎吾さんとかもそこから出てきたもんね。
不揃いのリンゴたちと。
そうかもしれないですね。
笑っちゃいけない。
美男美女だったわけではない。
わけじゃなかったですよね、そうそう。だからなんかそういう意味では最近、特にこう、いわゆるルッキズムみたいなのが、もしかしたら昔より蔓延してるのかなっていう気は、なんとなく感じますよね。
出てる人たちみんな。
シュッとしてる美男美女みたいな。
すごい綺麗。
そうなんですよ。そうするとね、なんかそのイメージが先行して、あれが本当だっていう、あの美しい男女の物語の方が本当で、普通の人々の普通の暮らしの中にあるとは、ちょっと想像がつかなくなっているのかもしれないですよね。
そうかもしれないですよね。
そういう意味じゃね、その誰攻め的には、たとえ恋愛がうまくいかないとかできないとか、とかね、それ自分の政治にしなくていいってことは言えますよね。
そうね。
そういうなんか、虚構って言うと言い過ぎかもしれないけど、美化されたものが強調されやすい、そういう時代性みたいなのもあって。
だから、なんだろうな、そのコミュニティが崩壊してるとか、昔ほどご近所の付き合いがないとか、身近に隣近所のお兄さんお姉さんとかおじさんおばさんとか、昔はあったけど今はそんな関係性すらないみたいな、なんかそういう社会構造自体の変化もあって、
なんか恋愛するとかっていうのは、とってもこう難しくなってるっていうのは事実だと思うんですよね。少子高齢化を見てもそうですね。
手軽なものじゃなくなっちゃってる?
そうそうそう。なんかそこら辺にあるものじゃなくなってるのかもしれないなっていうのは思いますんで。だから結構大変かもしれない上に、自分が肯定感が低いからとか、さっきの相談みたいにあんまり可愛くないんですとかっていうこととは多分無関係なんじゃないかなって思いますよね。
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もともと恋愛って、そういうふうに美しくテレビとかドラマでは描かれてますけど、生活の中にあるものは生殖行動なので、生きることそのものでもあるし、生殖行動っていうのはね。
だからそんな綺麗なかっこいいもんじゃなくて、食欲、睡眠欲、性欲、三大欲求っていうね、まさにあんなもんで、本当に日常中の日常っていうか、特に結婚生活なんてね、もうそんなもんで、それが現実っていうようなね、そういう世界なんだけど。
深刻化するものじゃないってことですね。
そうなんですよ。あんまり理想化、深刻化はするタイプの現象では本当はないんですけどね。
まあでもね、そういう映画とかドラマとか、若い時はみんなね、そういうの見るし、見たいし。
だからそういうもんだって、どうしても思っちゃうと。
多分それは、それ自体はね、昔も今もあんま変わらなくてね。
でも最初に話したみたいに、やっぱりちょっと、中に出てくる人のその感性度みたいなのが、今厳しいかもしれないですね。
ビジュアルがなんか第一みたいな感じになっちゃったよね。
そうそう、それはなんかね。
ビジュアルイマイチだけど性格がいいっていう、そういうドラマもありましたよね。
あったあった。うん。
そうそう、なんだっけ、竹田哲也さんがね、美女に恋をして結婚するっていうドラマとかね。
なんかいっぱいありましたよね。
ありましたよね、意外とね。
漫画でもドラマでもね。
最近そういえばそういうの何枚?
あんまないですよね。
なんか三の線とかね、いうのがあって、2枚目3枚目みたいな言葉もあってね、昔は。
別に2枚目だけがモテるわけじゃなくて、いや私は3枚目の男の人が好きなんだよ、みたいな人もいましたしね。
だからなんかその、深刻化というかね、理想化があって、まあそれ自体はまあ、こういうメディアの発達した現代を生きる私たちにとってはあるんだけど、
それと、本当はこうなんだよって現実が離れすぎちゃってるっていうかね。
そんな感じはしますよね。
そうですね。
まあそれはね、社会構造上、単身世帯が増えてるとか、
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なんか繰り返しになっちゃうけどね、あんまり周りにそういう人見ないとかっていうこととも関係するんで、
逆を、その逆を考えたら多分解決策っていうと、逆を考えたらいいと思うんですよね。
現実の世界になれる。
なれる。
なれる、まずは。
あんまり見ないとすると、まず見ることでしょうしね。
え、じゃあ具体的にどうするかな。
具体的にはね、テレビで見かけるカップルじゃなくて、電車の中で見てみようとかね。
電車の中にこう付き合ってるっぽい人っているじゃないですか。
いますね、なんか。
そんなにすごい見てくれるんじゃないですよね。そういうとこで見る人、普通の人ですよね。
例えば、カフェとかね。
カフェとかでも男女でこうなんか話してる男女結構いるじゃないですか。
いるいる。
耳をちょっと傍立てて。
そう、そうなんですよ。
そういうふうにね、まあ生活圏内で目を向けると、普通に多分いるんですよ、その。
それは決してテレビやドラマや映画屋のように特別な人たちではきっとないんですよね。
自己肯定感、間違った使われ方した自己肯定感が高いとかっていうこともあんまり関係ないっていうかね。
そうね。
まあそうでしょうね、きっとね。
時々私も隣にそういう男女が座ってたりとかすると、結構聞いちゃったりとかすることがあるんですよ。
ピーランも。
ピーランもなっちゃってね。
若いカップなんか、かわいいなーっていうね、そんな会話をしてたりとか。
なんか深刻そうな10年のカップルのところの会話とかも聞いてると、
あ、そうかそうなんだーなんて思いながら聞くこともたまーにありますね。
ありますよね。
だから結構、事実は小説より気なりじゃないけど、結構現実の生々しい世界には、
そんななんか見た目とか自己肯定感とか関係なく、
普通の人が普通にそういう会話をしたり、そういうドラマが展開してるとかね、
観察できることですもんね。
そうね。
逆にその理想的に描かれているイメージを脱却していくのが多分正解で、
まずは生身の人間の、そこは最初は恋愛とか男女とか関係なく、
とにかく電脳空間から出るっていうのがね、
現実の世界の人とのつながりを増やしていくことが、
第一ですかね、一歩ですかね。
そうですよね。いろんな方法あると思います。
バイトやったりとか、あとバランティアとかでも全然いいと思うんですよ。
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そうそう。そういうところで、別にパートナーを探しに行くってことじゃなくて、
人々の人間同士の関わり、生身の人間の関わりって、
こんなもんなんだっていう相場感というかね、慣れっていうかね、
あ、こんなんでいいんだみたいな、こんなに普通なんだっていうのが分かれば、
そうするとね、そこにちょっといいなと思う人が出てくるかもしれないし、
出てこないかもしれないけど、まずはね、そこから入っていくといいかな。
男の人と話すという慣れを作るだけでも相当違うんじゃないかなって思いますね。
そこからね、話していくうちに、
あ、私こういうタイプの男の人好きか、恋愛かどうかは去っておき、
素敵な人だなとか、いい人だなとかね、
ことごとく完成された綺麗な幻想の世界を、
どんだけ壊していくかにかかってるっていうかね、
どんだけぶち壊せるかの旅に出るといい。
旅に出るといい。
心の旅みたいな。
観察と経験とやっていくと。
だからイメージの世界にいるよりは、イメージ思考の世界にいるよりは、
何か行動していった方がおそらく近道で、
自己肯定感をあげるって結局、
間違った使われ方をしているとはいえ、
肯定感がある人、私はこれでいいんだって思ってる人は、
多分、その泥臭い世界の中にリアルにいる人たちは、
そう思いやすいと思うんだよね。これでいいのだとか。
そうですよね。
あんな風にならなきゃいけないって言うほど、
幻想が少ない世界に生きてればいいのでね。
あとはね、
綺麗じゃなきゃいけないとか美人じゃなきゃいけないとか、
美男子じゃなきゃいけないんじゃないかとか、
それもね、思わされちゃってる節があって、現代人はみんなね、
どこ見ても綺麗な人のポスターとか、
綺麗な人の宣伝とか、
綺麗なかっこいい人の映画とかね、
慣れてると、そうじゃないといけないんじゃないかって、
脳は勝手にそう捉えちゃうんだけど、
それは本当に嘘の世界だっていうことを、
そこは強く思った方がいいと思うんですよ、積極的に。
あれは嘘なんだっていうのは。
なので、現実の世界にどっぷり行ってみるってことと、
その幻想を打ち破ったもん勝ちってことですかね。
あとは、自分に厳しくしすぎないことかな。
こうでなければならないって思わない方がいいですよね、またね。
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つい思っちゃうのかもしれないけど。
だれせめ相談室 自己肯定感と恋愛について
お話は次回に続きます。
だれせめ相談室ではお困りごとを大募集しています。
応募方法は概要欄にあります。
ラジオネームでどんな小さな女の意味でもOKです。
お待ちしております。
では次回もだれせめお楽しみに。
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