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【令和8年度改定】連携型機能強化型在支診が2区分へ|要件を徹底解説
2026-05-04 06:07

【令和8年度改定】連携型機能強化型在支診が2区分へ|要件を徹底解説

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連携型機能強化型在宅療養支援診療所(以下「連携型機能強化型在支診」)は、複数の医療機関の連携によって地域の24時間医療提供体制を支えてきました。しかし、現行の施設基準では、自院で実際に24時間体制を確保している施設と、連携先に依存して体制を確保している施設が同一の評価となっています。本メルマガでは、令和8年度診療報酬改定における連携型機能強化型在支診の見直し内容と、その実務上のポイントを解説します。

連携型機能強化型在支診の見直しは、自院で24時間医療提供体制を確保する施設をより高く評価する内容です。具体的には、施設基準を区分イと区分ロの2つに分けます。区分イは、自院の医師による月4回以上の連続24時間往診体制を新たな要件とします。区分ロは、連携体制による24時間往診体制を要件とし、自院単独の24時間往診体制までは求めません。

改定の背景|自院で24時間体制を確保する施設の評価強化

改定の趣旨は、地域の24時間医療提供体制を自ら支える医療機関を更に評価することです。連携型機能強化型在支診は、複数の医療機関で連携体制を構築し、24時間往診体制を確保しています。この連携体制において、自院で実際に医療提供体制を確保している時間は施設ごとに大きく異なります。そこで今回の改定では、自ら実際に医療提供体制を確保している時間に応じて評価を見直すこととなりました。

改定の全体像|施設基準を区分イと区分ロに分割

改定の全体像は、現行の施設基準を区分イと区分ロの2区分に分割するものです。区分イは、平時から訪問診療等を行う自院の医師により時間外往診体制を確保している施設を対象とします。区分ロは、それ以外の施設、すなわち連携先との協力で24時間往診体制を確保している施設を対象とします。両区分とも、患家の求めに応じた24時間往診体制の確保と、往診担当医の氏名・担当日等の文書提供は共通要件です。

区分イの要件|自院医師による月4回以上の24時間往診体制

区分イの新要件は、自院の医師による連続する24時間の往診体制等を月に4回以上確保することです。ここでいう「自院の医師」とは、平時から訪問診療等を行う医師を指します。この医師には、往診担当日の前日またはそれ以前に診療録を閲覧でき、必要に応じて診療方針を訪問診療医と共有し、当該保険医療機関からの往診経験を10回以上有する往診担当医師も含まれます。なお、別表第6の2に掲げる地域(医療資源の少ない地域)の診療所では、看護師等といる患者に対する情報通信機器を用いた24時間診療体制で代替できます。

区分ロの要件|連携体制による24時間往診体制を確保

区分ロの要件は、在宅支援連携体制による24時間往診体制を確保することです。具体的には、在宅支援連携体制を構成する他の保険医療機関と協力し、患家の求めに応じて24時間往診が可能な体制を確保します。あわせて、往診担当医の氏名および担当日等を文書により患家に提供します。区分イとの違いは、自院単独での月4回以上の連続24時間往診体制が要件とならない点です。なお、医療資源の少ない地域における情報通信機器による代替規定は、区分ロにも適用されます。

実務への影響|自院の体制確認と区分選択の検討

実務上の対応として、まず自院の24時間往診体制の実態を確認することが重要です。具体的には、平時から訪問診療を行う自院の医師が、月4回以上の連続24時間往診体制を確保できるかを点検します。次に、確保可能であれば区分イの取得を、困難であれば区分ロでの届出を検討します。なお、往診担当医師に「往診経験10回以上の医師」を含める場合は、診療録閲覧体制と訪問診療医との情報共有体制の整備も必要です。

まとめ|自院体制の評価強化に向けた制度設計

令和8年度改定における連携型機能強化型在支診の見直しは、自院で24時間医療提供体制を確保する施設をより高く評価する制度設計です。施設基準は区分イと区分ロの2区分に分割されます。区分イは、自院医師による月4回以上の連続24時間往診体制を要件とする新区分です。区分ロは、連携体制による24時間往診体制を要件とする区分です。各医療機関は、自院の体制を点検したうえで、適切な区分の選択と届出準備を進めることが求められます。



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サマリー

令和8年度の診療報酬改定により、24時間体制の在宅療養支援診療所の評価基準が大きく見直されます。これまで一律だった評価が、自院で24時間体制を確保する「区分イ」と、連携体制に依存する「区分ロ」の2つに分割され、より公平な評価を目指します。これにより、各医療機関は自院の体制を厳しく見極め、適切な区分を選択し、地域医療の提供体制が根本から変化する可能性が示唆されています。

24時間体制医療の現状と矛盾
えーっと、あなたの家族が、その夜中の2時に突然体調を崩したとしますよね。 はい。
で、地元のクリニックの夜間窓口に電話をかければ、すぐにお医者さんが駆けつけてくれる。 なんか、私たちは普段そういう24時間体制っていう言葉に、あの一直線で途切れない命なみたいな安心感を期待してるじゃないですか。
そうですね。 いつでも先生が起きて待機してくれてる安全網があるって皆さん思い込んでしまいますよね。
そうなんですよ。でも今日のトピックである令和8年度、つまり2026年度の診療報酬改定の資料を読み解いていくと、その命なの裏側が驚くほど複雑なことになっているんです。
はい。今回はその在死診、つまり私たちの家に駆けつけてくれる在宅療養支援診療所の大きなルール変更についての解説記事をベースにお話しします。
それでは紐解いていきましょう。今回の深掘りのミッションは、専門用語の壁を越えて24時間体制の地域医療の裏側で何が起きているのか、そしてそれがあなたの生活の安心にどう直結するのかを解き明かすことです。
よろしくお願いします。
まず、資料を見ていて一番え?って思ったのが、今の医療制度の矛盾なんですよ。
と言いますと。
その片方には、自力で血の滲むような努力をして、お医者さんが睡眠時間を削りながら24時間体制を維持している診療所があるわけですよね。
はい。単独で頑張っているクリニックですね。
なのに、もう片方では、夜間の対応は他の連携先のネットワークにすっかり任せている診療所もある。
でも今のルールだと、これ両者が全く同じ評価を受けているという事実があるんです。
これどう考えても不公平じゃないですか。
まさにそこなんですよね。
令和8年度改定の全体像と目的
ここで非常に興味深いのは、政府もついにこの体制の維持の仕方の格差にメスを入れたという全体像なんです。
なるほど。
不公平を解消するために施設基準が区分医と区分労という2つに完全に分割されました。
医と労ですね。
はい。簡単に言えば、一部のクリニックが夜間対応を外注して休んでいるのに、自力で夜中も対応しているクリニックと同じ報酬を受け取っているのはおかしいだろうと。
寺院で実際にアスイブをかいて体制を確保している施設を、より高く評価するための改定なんです。
ああ、なるほど。
例えるなら、フルマラソンを最初から最後まで自力で走り切る人と、チームで助けをつないで休む時間があるリレー形式の人が、これまで同じ金メダルをもらっていたのをルール変更したわけですね。
その例えすごくわかりやすいですね。まさにそういう背景です。
区分イの要件と現場の課題
でも、ちょっと待ってください。具体的にその自力で走るの基準ってどう定義されたんですか?
資料の区分位の要件を見ると、寺院の医師による連続24時間の応診体制が月8回以上ってありますよね?
はい、ありますね。
24時間対応を謳っているのに、たっと月4回ですかってこれ、患者のあなたからすると驚くほど低く聞こえるんですが、なんでここが基準になったんですか?
そこがまさに現場との摩擦が起きるポイントでして。
はい。
信用権を比較すると、確かに患者さんからすれば少なく感じるかもしれません。
でも、地域の診療所を回している単独の医師の視点で考えてみてください。
はい。
通常の日通の診療をこなした上で、夜中も絶対に駆けつけられるように24時間オンコールで待機する日を月に4回作る。つまり、毎週1回は確実に眠れない夜があるということです。
ああ、なるほど。そう言われると、むしろギリギリのラインというか。
そうなんですよ。想像以上に過酷なんです。だからこそ実務上の柔軟性も用意されていて、例えば、事前のカルテ閲覧が可能で、過去に10回以上の往診経験を持つ医師であれば、この寺院の医師としてカウントできるんです。
あ、なるほど。厳格にソロマラソンを求めつつも、まあ、現実的な限界には配慮しているわけですね。妥協点としては負に落ちました。
ええ。
区分ロの要件とICTの活用
じゃあそのリレーチームである区分路はどうなるんでしょうか。寺院単独の月4回要件はないってことですよね。
そうですね。区分路は連携体制による24時間往診になります。
結局のところ、これが私たちの生活にどう影響してくるのかというと、例えばあなたの住むような地域とか寄生先で過酷な区分Eを満たせる体力のある診療所がない場合よって、24時間対応から切り捨てられちゃうんですか?
いえ、全体像と結びつけると、そこはICT、つまり情報通信機器の活用が重要な干渉剤になっています。
テクノロジーの力ですね。
はい。医療科措置などでは、区分Eでも区分路でもICT等現場の看護師を活用した代替措置が認められている事実があります。
なるほど。
お医者さんがすぐに駆けつけられなくても、まずは看護師さんが向かってタブレット越しに医師が診察する。これが手法の医療を支える現実的な取り出になるように設計されているんです。
実務への影響と将来への問い
つまり、テクノロジーで補えつつも、今まさに全国の各診療所は、うちは月4回以上のソロマラソンが可能なのか、それともリレーチームに入るのか、その人員の実態をシビアに見極めて、区分Eか区分路の適切な選択と届けで準備に追われているわけですね。
いえ、まさに実務への影響はそういうことになります。
では最後に、これを聞いているあなたに一つ考えてみてほしいんです。資料には書かれていないんですが。
はい。
もし、この厳格な区分Eのハードルが高すぎて、結果的に大半の診療所が区分路に流れてしまった場合、私たちが思い描く、いつでもかかりつけ医が来てくれる安心というのは、将来根本から形を変えてしまうのではないでしょうか。
そうですね。非常に考えさせられる問題です。
ええ。今度近所のクリニックの前を通った時、彼らが単独でマラソンを走っているのか、それともタスキを繋いでいるのか、少し想像してみてください。
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