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2024-05-17 29:33

ゲスト回『札幌 灯油配達車、北海道のリアル。』(941さん)

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ゲストの方をお招きして、心に残る回についてお話を聞きました。

放送回:「札幌 雪道を走る灯油配達車」(2024年3月1日)
ゲスト:941さん(Podcast番組「ほっとテック」より)

サマリー

札幌では、北海道で灯油配達車が雪道を走る様子が密着取材され、灯油配達の厳しさや札幌の雪対策が紹介されています。札幌では一軒家が多く、外にタンクがあるため、自宅まで灯油を配達する必要がないことがわかりました。地方の人たちは雪の生活に厳しい状況で暮らしており、札幌では配送センターが重要だという印象を受けました。

北海道の札幌と雪道の特徴
スピーカー 2
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、一つの場所を72時間にわたって定点観測する、
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな二人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、札幌 雪道を走る灯油配達車という巻について話していきます。
放送は2024年3月1日ですが、タイトルにある通り、札幌の雪道を灯油を届ける配達車に密着した3日間となっております。
ここで、いつも本田さんに振っているのですが、今回は初の試みでゲストの方をお呼びしております。
ということで、自己紹介をお願いします。
スピーカー 1
こんばんは。私はホットテックというポッドキャストをやっております。くしぃと申します。よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いいたします。
スピーカー 1
実は僕、ドキュメント72時間が好きだというのをずっと言い続けていたら、東中野の雑談というバーでイベントをよくやってらっしゃるじゃないですか、ポッドキャスト関連の。
その時に、そういえばドキュメント72時間を語るのをポッドキャストやってる人いるよって言って、本田さんをご紹介いただいて、ああってなって、いつかちょっとゲストで行きたいんですって話をしていて。
その後に、ポッドキャストウィークエンドというイベントが下北沢であったんですけど、その時に山口さんと本田さんお二人でずっと中継するという企画をやってらっしゃったじゃないですか。
そこにお邪魔して、本当にゲストに行きたいんだって話をしてたのが一応きっかけで、今回お呼びいただけたのかなと思っております。
スピーカー 2
ありがとうございます。もう直談判いただいて。
そうなんですよ。
そんな中で、今回の回なんですけど、実は我々というか僕と本田君で、実はもう2020年の4月5日公開の回で、この回実は語ってるんですよね。
スピーカー 1
聞きました。
スピーカー 2
ありがとうございます。なんで僕らの見解は、そっちのポッドキャストも聞いていただくとして、くしぃさんの見解というか早速なんですけど、この札幌雪道を走る遠いハイタッチちゃんについて、そもそも今回ゲストにあたって、どの回にしましょうかって話したじゃないですか。
話しましたね。
これにした理由っていうところからお伺いしてもいいですか。
スピーカー 1
まずどの話にしましょうかっていうリストアップを僕のほうでバーっとしたんですけど、ちょっと厚すぎるリストになってしまって、すごいたくさんになっちゃって、多分40エピソードぐらいバーっと上げちゃって、これだったらこれについて話したいみたいなことをバーっと書いたんですけど、
その中でもこの札幌雪道を走る遠いハイタッチちゃんはちょっと私思い出が2つあって、1つは私北海道出身なので、札幌っていう場所に関していろいろ言いたいことがあるっていうことと、あとは私の実家の家業がですね、プロパンガスと灯油を配達し、
かつスペースを余らせていたので、事務所を潰してコインランドリーをやってるっていうかちょっと変わった家業をやってるのが実家なんですよ。
なのでこの灯油配達をするっていう行為に対して思い出がありすぎて、ちょっといろいろ話したい。
スピーカー 2
まさにじゃないですか。そんな灯油配達者を職業として自己実家がやられている方なんてなかなかいないじゃないですか。
スピーカー 1
僕もあんまり聞かないので、これはぜひいろいろ話したいなと思ってるっていうので、今回このエピソード話したいっていうのでちょっとお願いしたっていう感じですね。
スピーカー 2
すごいそんな話、貴重な話を聞けるだなんて。
スピーカー 1
まず前提として、札幌ってめちゃくちゃ都会なんですね。
スピーカー 2
まあ北海道の中ではってことですか。
スピーカー 1
そうです。196万人が住んでるので、大都会なんですよ。
私よく言うんですけど、札幌は北海道じゃないですって言っちゃうぐらいちょっと別物なんですよね、存在として。
理由は2つあって、1つは都会すぎて、北海道特有の田舎感が全くないっていうことと、あともう1つは地下がすごい発達してるんですね、札幌って。
なので除雪が大変とか、そういう苦労があまりないというか。
都市としての機能がものすごい整備されてるので、ロードヒーティングも割と完璧になっているし、都市計画としてすごい大きな予算をかけて排雪事業やってたりするので、ちょっと別物なんですよね、札幌って北海道の中においても。
なので、札幌出身ですって言われても、ああそうなんですねって言って、同じ北海道とはくくらないっていうルールが僕の中であるぐらい。
灯油配達の厳しさと札幌の灯油市場
スピーカー 2
その同民ルールがあるんですね。
スピーカー 1
これは全員納得すると思います。
札幌の人はそんなこと言わないでよみたいな感じかもしれないですけど、本当に札幌or notみたいな感じなので、全く違う世界観がそこにはあるんですよ。
とはいえですね、札幌の雪っていうのは、札幌市が雪対策室っていうのを作って、そこがいろんなものを計画して予算取りをしたりとか、どこに雪を捨てましょうみたいな、やっぱり大きな土地がないと雪っておけないので、街中がどんどん道なくなっていくんですよ、雪が積もりすぎていって。
で、大体4車線ぐらいのところがもう2車線ぐらいになったりとか、ひどいときは片側交互通行みたいになったりするぐらい雪めちゃめちゃ降るんですけど、札幌はそういう計画がちゃんとなされてるので、割としっかりできてると。
で、この計画してるのが誰かっていうと、僕のいとこなんですよ。
そんなことあります?
そうなんです。私、自分の苗字が珍しいクシーって名前なので、Googleニュースをなぜか検索をかけていて、ニュースにキーワードが載るとアラートが来るっていうのを興味でやってるんですけど、そしたら札幌市建設局雪対策室の課長クシーって書いてあって、俺?と思って、いとこじゃんって思ったんで。
割と仲いいとこがやってるってのを聞いて、最近そういうことやってるなと思って。なので、彼の仕事をニュースで知るっていうのをやってるんですけど、そんな札幌の状況をこのドキュメント72時間も見ながら、彼の仕事を感じ。
遠い配達では、私の兄2人が実家の鍵をついてるんですけど、兄2人の仕事も感じ、思い入れのある回だなみたいな。
スピーカー 2
これ、クシー家の物語だったってことですか?
スピーカー 1
いや、そういうわけでもないと思うんですけど、違いとしては、私出身がルモイって町なんですけど、場所としては朝日川。札幌と和歌内の間ぐらいに朝日川っていう町があるんですけど、そこの一番近い日本海側にある町なんですね、ルモイっていうのは。
スピーカー 2
人口2万人ぐらいしかいないので、札幌でいうと196万人住んでて、ルモイは2万人切ってる町なので、放送の中であったセンターみたいな、歯医者センターみたいなのがあって、そこがあそこにすぐ行ってくれとかやってたんですけど。
ありましたね、歓声等みたいな。
スピーカー 1
そういうのは全くないんですよ。もちろん全くなくて。田舎なんですけど、投油も配達するよっていう会社は実は競合が結構多くて、2万人しかいないのに10社以上かな、参入されているので、もう本当に厳しい戦いがあるというのを聞いて。
で、ルモイっていうのは特に雪が多かったんですよ、去年は。去年は気象庁によるとですね、昨年は寒節開始から最も雪が降った年だったんですって。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
なので、もう本当に大昔からずっと観測はしてるんですけど、24時間で降った量が78センチを記録して、統計開始が1999年らしいんですけど、それ以来最大となったのが昨年で。
で、雪が多いのももちろん知ってるので、日本海側なんでちょっと変わっていて、雪が海から降ってくるんですよ。海に乗って雪がブワーってくるので、何が起こるかというと、水分をすごく含んだ雪がドワーって降ってくるので、めちゃめちゃ積もるんですよ。
スピーカー 2
なるほど。水分を吸った雪が積もるみたいなのも、東京とか僕ずっと神奈川で育ってるんですけど、その感覚がまずあんまりないんですよ。水分を吸った雪。イメージ感覚はなんとなくわかりますよ。水持ってると雪積もりやすいんだろうなみたいな。それが肌感覚とか土地によって変わるみたいなことが全くないですね、感覚として。
スピーカー 1
で、東京だと、僕ももう東京の方が長いのでよくわかるんですけど、すぐ溶けるじゃないですか。
スピーカー 2
そうですそうです。
スピーカー 1
雪降ると傘さすじゃないですか。
はい。
地元では絶対そんなことしなくて、なぜなら寒いから、溶けないんですよね、積もったとしても。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
なので腹って終わりなんですよね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なので、ちょっと雪に対する感覚違うし、10年ぐらい前に久しぶりに帰省したんですけど、やっぱり雪は憎む対象なので、どっちかというと地元の人にとっては。
スピーカー 2
あー、まあそうですよね。
札幌の雪対策と高齢者の苦労
スピーカー 1
で、実家とか兄の家とかの、お客さんで行ってるからちょっと手伝いをしようみたいな感じで、雪をどかす、雪掃除をするんですけど、一面やるじゃないですか、車3台分ぐらいかな、やるんですけど、振り向いたらもう同じ量積もってるんですよ。
うーん。
がっかりして、もう嫌だと思って。
スピーカー 2
いやー、だって今回のその72時間の回でも、僕もやっぱり結構びっくりしたのが、投油代結構すぐなくなっちゃうみたいな話で何回も出てきて。
あります。
ワンシーズンに12、3万かなみたいな。
そうですね。
やっぱそんなにかかるんだと思って。
スピーカー 1
そんなにかかりますよ。
スピーカー 2
いやそれがまず、信じられないというかわからない、感覚としてわからないっていうことは結構大きかったですね、今回の回でいうと。
スピーカー 1
ただ番組の中で触れられてないんですけど、北海道の会社ってだいたい暖房手当てって出るんですよ。
スピーカー 2
あ、そうな、それは働いてるとその暖房手当てっていうのが入ってくる。
スピーカー 1
そうです。だいたいの会社で出してると思うんですけど、そうです、だいたい11月から4月ぐらいまでかな。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
月に、僕の知ってる感じだと5000円から2万円ぐらいまで幅はあるんですけど、暖房手当てっていうので本当に投入ないと死んじゃうので、そういうので出してる会社多いんですよ。
スピーカー 2
あ、そうなんですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
それってあれですか、会社に所属してると会社の福利構成の一部としてそういうのがあるって感じですね。
スピーカー 1
そうですそうです。
カンレッジしようみたいな感じで。
あとは車を必ずみんな持ってるので、ガソリン代みたいな感じで別の手当てが出るところもありますね。
交通費みたいな感じですね、そっちは。
スピーカー 2
あ、そうなんですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
でもそれで言うと今回の会で最後の方に94歳のおばあちゃんみたいなの出てくるじゃないですか、食器片付けてて、そうですそうです、食器片付けてて気づいた投入切れててみたいな。
ああいう94歳とか年金暮らしみたいになってくると、年金の中からそういう投入の費用を出さなきゃいけないとかっていう感じになってくるってことですかね。
スピーカー 1
そうだと思います。だから相当大変だと思いますよ。
まあそうですよね。
札幌の灯油配達車
スピーカー 1
あれってすごい札幌っぽいなって思って、うちの地元で言うとやっぱり定期的に回るんですよ。そろそろ給油しに行く時期だなってこと。
あとは札幌って今回そのお家の中にタンクがあるっていう話がいっぱいあったじゃないですか。
ただ地方だとそんなことは全くなくって、必ず外にタンクがあるんですね。
スピーカー 2
そうなんですね。
スピーカー 1
なぜなら土地がいっぱいあるので、かなり一軒家が多いっていうのと、あとはマンションだと集合のタンクになってるので、それが外にあるんですよ。
300リッターとかもっと入るでかいのがあるので、そこにドアーっと入れて終わりになるので、ああやって家の中まで行くってことはほとんどないですね。
スピーカー 2
マンションとかだとその場所に一括で投油を貯めて、そこから各10戸に分配されてる感じってことですか。
スピーカー 1
そうみたいですね、最近は。
定期的に行くので、サポート側だと来てくれって言わないと来てくれないと思うんですけど、
ハイシーズンというか投油が必要なシーズンは3週間に1回とか、家のタンクの大きさによって定期的に行くって言ってました。
兄に話を聞いてきたんですけど。
スピーカー 2
取材済みで。
すごいですね。
今回の話の中で僕一個疑問っていうか聞きたかったのが、途中で警備員の方が芝居で上京したけど、北海道戻ってきて、働けば暖かいところに住めるのがいいよみたいにした人が、
前オールデンカだったけど、それやめて投油にしましたみたいなこと言ってたじゃないですか。
他の方も投油の方がやっぱり暖かいんだよねみたいなこと言ってて、それってやっぱり全然違います、投油と定期って。
スピーカー 1
そうですね、そもそも北海道の家って断熱がすごい効くんですよ。
なので空気が逃げていくわけじゃないんですけど、いわゆる東京のエアコンみたいな感じのパッと一瞬暖かくなるんだけど、またすぐ寒くなっちゃうっていう感じが多分オールデンカとかの暖かさだと思うんですけど、
オールデンカでいわゆるセントラルヒーティングみたいな感じで、ずっと暖かいとか、ずっと空調がコントロールされてるっていうその電気がずっとある前提だったらまあまだ違うと思うんですけど、
つけて消してっていうのを繰り返してると寒くなりやすいっていうのがありますね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なので断熱は効いてるんだけど、すごく一瞬で寒くなっちゃって、また温めるのに時間かかる感じですね。
スピーカー 2
だからどう投油がいいって感じですかね。
スピーカー 1
そう、投油で言うとファンヒーターみたいな感じで、いわゆる普通のストーブみたいな感じのやつでしたと思うんですけど、あれ本当にめちゃくちゃ暖かくて、あれをずっと一番低い用のでつけていてもかなり暖かいぐらいなんですよ。
あれ不思議ですよね、なんであれずっと暖かいんだろう。
うちの実家はやっぱりガス屋なので、シャワリが効くからずっと。
シャワリ。
効きます。
スピーカー 2
ガス屋のシャワリってすごいですね。
スピーカー 1
ガス屋のシャワリが効くんで、基本的に年中暖かい家なんですけど、それでもやっぱり消すってことがそもそもないですね。
スピーカー 2
消すことはもう死に直結するというか、寒すぎて危なくなっちゃうみたいなことも含めてですね。
スピーカー 1
本当に寒いのと、あとは水道が凍結しちゃうんですよね、すぐ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
そうなんですよ。なので暖かくしてるっていうのはあると思いますね。
スピーカー 2
なるほど。
これちょっと僕からまた質問であれなんですけど、札幌って最初の話で都会だっていう話あったじゃないですか。
はいはい。
この灯油配達車って、例えばノキメント72時間の別の回で言うと、僕の印象ですよ。野菜の移動販売とかそういうのみたいに、ちょっと集落同士が離れてるからしょうがないから車で行って結ぶみたいなイメージがこの灯油配達車にも僕の中にはあって。
で、都会でも今クシーさんの話聞いてると、なんか都会だったら言っても灯油買いに行けるから、別に灯油配達車の事情ってそこまでないのではみたいなことも、高齢者の方とは別ですよ。
なんか思ったりしたんですけど、それってそんなこともないんですかやっぱり。
スピーカー 1
そんなことは全くないと思っていて、頑張っていくというよりかはもう必要に迫られて入れに来てくれっていう話でしかないので。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なのでそこにコミュニティ的なものはないし、ただただ生活のためにみんな注文して入れてるだけっていう感じはありますね。
自分で買いに行けるじゃんって思うと思うんですけど、量が半端ないので、あんなものを持ち歩きたくないですよ。
スピーカー 2
なるほど、お米買いに行くとかそのレベルじゃないですもんね、確かに。
スピーカー 1
やっぱりほら、20リットルを2つとか一気に入れないといけなくて、それを大体北海道の地方の家庭って1階が車庫になっていて、2階から住居みたいな。
風助室といって雪がたまらないように差しでくくられててみたいな玄関が2枚扉になったりとかするんですよ。
だから大体の住居で階段があるので、その20リットル20リットルを持ってそこをよっこらせて歩いて登っていく必要があるんで、そんなの絶対やりたくないんですよね。
スピーカー 2
そうですよね、絶対嫌ですね。
スピーカー 1
なのでまとまった投油タンクがあるところは必ず入れに来てもらう。買いに行くっていうのはほとんど選択肢としてないと思います。
スピーカー 2
じゃあもうこの投油入れるってなったら配達者に頼むっていうのがもうデフォルトって感じなんですね。
スピーカー 1
だと思います。
投油の便利さ
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ただこの間聞いたら、今も古い建物だとベランダの外に、東京で言うとベランダに洗濯機あるみたいな感じで、ああいう感じで古いタンクがあったりする場合もあるんですって。
それは入れるのめっちゃ大変だけど、他は別に普通かなとは言ってましたね。
スピーカー 2
入れるまでのルートとか入れ方も含めてってことですか。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
ただ雪が深いので、タンクローリーってめちゃくちゃ重たいんですよ。もともとトラックだから重いっていうのと、あとは満載にして入れに行って。
スピーカー 2
タプタプで動いてるわけですからね。
スピーカー 1
なのでスタックしやすいんですって。雪にはまりやすいから、勇気を持って道路の真ん中を走りますって言ってました。
それは道路交通法上は問題ないというか。
スピーカー 2
そうなんですか。すごい。
スピーカー 1
片側交互通行になってたりするので、行き来をするっていうか、お互いに譲り合いながらやらないと。
後半の方で雪でおじいちゃんスタックしてて、また助けてあげてたじゃないですか。
ああいうことがタンクローリーで起きちゃうともっと大きい問題になっちゃうので。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
なので雪にはまらないように、自分の重さを理解しながら、あと坂道を行かないようにしてるって言ってました。
スピーカー 2
すごい。そんな。
スピーカー 1
そういう苦労があるみたいな感じですね。
スピーカー 2
すごいですね。そんな苦労あるんですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
だから、投油のタンクって大体、本編の中でも流れてましたけど、大体家の人が入れられるように密閉汁を立ててくれるんですよね。
雪掃除をして。じゃないと入れられないんですけど、やっぱりみんながみんなそうしてくれるわけでもないので、タンクの場所はみんな完全に理解をしていて、
タンクとガス管が、プロパンガスなんで交換しないといけないんですけど、その場所は完全に熟知していて、そこまでのルートを見つけに、まずは雪掃除から始まるときもみたいですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
だから家の中まで入ってって、おばあちゃん元気?みたいな、そういうコミュニケーションはないんですけど、そもそも投油のタンクをちゃんと見つけるっていうところから彼らはやってるから、
ドラマはないけど大変そうな仕事だなって感じでしたね。
札幌での特殊な仕事
スピーカー 2
なんかこれちょっと変な質問なんですけど、今回の投油配達車って今お話聞いたように、クシー家の物語と言ったら過言ではないぐらいの感じだったじゃないですか。
本当に例えばクシーさんが今回投油配達車を撮るなら、実は今回映ってないけどこういうとこもっと撮るとか映したいみたいなことって、本当のクシー版札幌投油配達車を撮るとしたらどんなのがあるかみたいなのってあります?
スピーカー 1
ただ単にそれを撮るだけだったらいくらでもあると思うんですけど、例えば雪の重さがとか、雪が降るからとか、今日はもう午後天気崩れるから今行かないとやばいとか、なんかそういうところ撮りたいなと思うんですけど、
ドキュメント72時間のいいところというか僕が好きなところってやっぱり人と人との交わりであるとか、そこで生まれる意外性みたいなところだったりすると思うので、ちょっとそれで言うと今回のはやっぱり札幌っていういろんな人がいる場所であるから成り立ってるのであって、単品で田舎の街の投油配達車やってもマジつまんないと思います。
スピーカー 2
なるほど、その微妙なバランスの上にこの回は成り立ってたっていうことですね。
そうですね、やっぱり結局沖縄出身で寒いんだけどもうずっといるんだよねみたいな話とか、お子さんがもう結構昔亡くなってて釣りだなみたいな、もう投油配達関係ねえじゃんみたいな話がそっちの方がやっぱり印象に残ったりするじゃないですか。
スピーカー 1
なのでああいうエピソードを引き出せるっていうのは札幌ならではだなと思いながら、なんとなく僕は勝手にそう思いながら見てましたね。
スピーカー 2
今回の回でいうと、そういう配達先の過程もそうですけど、もう今回の主人公と言っても過言ではない本業野球選手のカレーもいるじゃないですか。
カップ麺を2つともやしを食べるカレーですよね。
実際ああいう出稼ぎじゃないですけど、季節で冬だから稼ぎるみたいので、やっぱり結構こういう配達員とかってやられたりしてたんですか、そのご実感のとこも含めてなのかな。
スピーカー 1
それは全然ないと思ってて。
スピーカー 2
札幌だからって感じですか。
スピーカー 1
札幌っていう大都市ならではだなと思って、その出稼ぎで来るのって基本的にやっぱりシーズナルというか、夏にしか工事できないから。
夏場ってすごい工事の人が多いんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なのでそういう出稼ぎの人は来ますけど、冬だけ出稼ぎに来るっていう人は全くいないですね。
スピーカー 2
じゃあそこも含めてこの札幌感がすごい、実は強い回ってことなんですね。
スピーカー 1
そうか、札幌こういう仕事あんのかって思って見てましたね。
夏は野球やって、冬は投油配ってっていうのは、これは札幌しか成り立たないやり方だなと思って見てましたね。
スピーカー 2
だいぶ特殊ですけどね、彼も。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
いやーすごいっすね、そんななんか札幌、僕とかは札幌とか北海道に住んだことがないんで、今最初の話ですけどそのやっぱ北海道の他の町と札幌の違いみたいなのがあんまり多分解像度高くなかったんですけど、
スピーカー 1
今日聞くとなんかよりこう札幌でやる意味みたいなのすごい感じましたね、話聞いてると。
地方の人たちの厳しい生活
スピーカー 1
やっぱり札幌以外だと、もっとこう雪との戦いが壮絶なんですよ。
で、夏行くと不思議だと思うんですけど、すごいズバーっと長い直線の高速道路みたいなところに壁があるんですよ。
ちゃんとした壁じゃなくて、スポットスポットでなんかこう5メートルぐらいの風だけ防ぎますみたいな謎の壁が点在してるんですけど、
それって何のためにあるかっていうと、真冬で雪がこう吹いて、こう吹きだまりになっちゃって、道路を潰しちゃうんですよね。
っていうのがちょくちょくあるんですけど、それぐらい雪って本当に目の前すぐ見えなくなっちゃうんで、1メートル先も本当に見えなくなることって当たり前にあるんですよ。
で、自分ちの近くなんだけど、雪で遭難して死んじゃうとかあるんですよ。
スピーカー 2
あー、なるほど。
だから、マジで命がけの生活をして、僕からすると、なんでそんなところに今も住んでいるのかな。
スピーカー 1
だったらなんか冬だけ札幌に行くとか、もちろんそんなわけにはいかないと思うんですけど、っていうぐらい厳しいんですよね、地方の人たちが雪と一緒に暮らしていくっていうことが。
なので、みんな生きてるなって思いながら。
スピーカー 2
なんかでもそれを聞くと、こうこの遠いハイタッチ車とかのありがたみみたいなのはすごいよりありますよね。
スピーカー 1
はい、そうです。
で、都会だとまたね、パッてできると思うんですけど、今回札幌でも結構周辺までカバーしてたと思うんですけど、
スピーカー 2
そうですね、はい。
スピーカー 1
それが本当に結構つらいと思うので、ああいう配送センターみたいなところがあるっていうのはものすごい大事だろうなと思ってます。
スピーカー 2
なるほど。
いや、やっぱ有識者の方に話を聞くと解放度が。
スピーカー 1
まあ、僕別に問いを配ってるわけではないんですけど。
スピーカー 2
そうですけどね。
スピーカー 1
はい、いとこが雪の対策室をやっていて、兄が問いを配ってるだけなんですけど。
スピーカー 2
いえいえ、そんな。
いやあ、すごいなあ。なんかクシーサルの中でもしこの回でここはもうちょっと語りたいみたいなポイントってあったりします?
スピーカー 1
ああ、この回ですか?
スピーカー 2
この回についてで。
スピーカー 1
やっぱ札幌っていろんな人がいるなっていう当たり前の感想を持ちましたね。
僕の実家では全然いないタイプの人たちばっかりだなっていう。
ああ、そうなんですね。
スピーカー 2
やっぱその辺もなんか都会感っていうのが。
スピーカー 1
うん、ありますね。
スピーカー 2
ありますよね。札幌ってそれこそ一言で言っても、この72時間で言うとサンドイッチ屋さんとか。
一応札幌っていうか、ススキノとかの方です。確かそうですよね。
まだちょっと雰囲気違いますけど。
でもなんかあそこもやっぱ人がいっぱい来るからいろんな人がいるなみたいな。
新宿とかに近いような感じ?
札幌の多様性
スピーカー 1
いや、そうだと思いますね。
スピーカー 2
多様さはありましたけど。今回もすごいありますよね、だいぶ。
スピーカー 1
だって他にNHKの72時間で、北海道で撮ったドキュメント72時間の書いてないですよね。ありましたっけ?
スピーカー 2
北海道は。
北大の寮とかですかね。
北大の寮とか、あとコンビニとかもじゃないですか。
スピーカー 1
ああ、初産別村。
スピーカー 2
そう、初産別村。
スピーカー 1
初産別村はちょっとそれはそれで話したいことがあるので。
スピーカー 2
本当ですか。
スピーカー 1
もうちょっとお時間いただきたいぐらいですけど。
スピーカー 2
その話はまた後半というか。
スピーカー 1
いいですか。ありがとうございます。
スピーカー 2
もちろんどっかでまたできればと思います。
ありがとうございます。
東洋ハイザー社についてはこんな感じで以上で大丈夫そうですかね。
スピーカー 1
言い残したことはないと思います。
スピーカー 2
ありがとうございます。
今回のゲストは改めて串井さんでした。
なんかポッドキャストのご宣伝とかあれば最後ぜひお願いします。
スピーカー 1
私とあと同じ40代の男性2人でやっている相方エンジニアをやっているので
最先端じゃなくて一周回ったぐらいのテックな内容をゆるく紹介するみたいな感じのポッドキャスト
ホットテックっていうのをやっているので皆さんぜひよかったら聞いてみてください。
スピーカー 2
ぜひお願いします。
ということで今回のゲストは串井さんでした。
ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
29:33

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