2025-08-22 28:55

第193夜 『新宿駅前 ライオン像、募金にたくす願い。』

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放送回:「新宿駅前 ライオン像の募金箱」(2025年7月4日)


新宿駅前の黄金のライオン / ガオーと鳴く募金箱 / 3日間で56人だけ / 外国人が多い理由 / 雨の初日から始まる密着取材 / 真夜中のアルタ前 / お地蔵さんのように拝まれるライオン / 募金とお賽銭の不思議な重なり / 終電後にだけ見える景色 / 偶然の出会いが募金のきっかけに / 立ち止まれない街で立ち止まる瞬間 / 我欲と公共性の交差点 / 新宿らしい混沌と助け合い

サマリー

新宿駅前のライオン像が募金箱として取り上げられ、募金を行う人々の観察が続きます。ライオン像の存在を知らなかった人々は驚き、日常生活の中で見過ごしている募金活動に気づく様子が描かれています。このライオン像を通して、アニミズムと募金が結びつく現象が探求されます。その場での祈りや願いは、日本らしい独特の文化を反映しており、現代の若者たちと募金行為の交流についても語られます。新宿駅前のライオン像の周りで人々が募金する様子が取り上げられ、その場所が持つ引力や多様性について考察されます。

ライオン像と募金箱
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、1つの場所を72時間にわたって定点観測する、某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、新宿駅前、ライオン像の募金箱、ということで、ライオン像の募金箱というものが、新宿にあるよという回なんですけれども、
新宿駅の、本当に目の前の駅前広場に立っている、金色のライオン像があるんですけれども、実はそれが募金箱になっていて、
お金を入れると、ライオンのガオーという音が流れて、募金ありがとうございますという返事が返ってくるというですね、そんな募金像がある場所に3日間密着して、どんな方がここに募金に来るんだろうかというところを見守った回になるのですが、山口さんいかがだったでしょうか。
これ、誰が募金箱だってこと知ってるんですかっていう感じじゃないですか、まず。
これってどのくらい有名なんですか。正直私全く知らなかった。
いやいや知らないですよ。新宿なんて知るほど行ってますけど、行ってますしあの通りも、今回本当に駅前というかすぐじゃないですか、出て。
で、あのライオンの像があることはね、理解はしていて、なんかああいう、それこそモニュメントっていうかオブジェっていうか、なんかそういうのなんだろうなとずっと思ってたんですけど。
はいはい、あのハチ公的なね。
そうそうそうだし、なんか実際その募金してる人を見たこともなければ、あの喋ってるガオーみたいな言ってるの聞いたこともないんですよ。
聞いたことないんです、あれ。
いやそれ僕だけかなと思ってました。
あんなに何回も分かりやすい場所にあるのに、一回もそんな見たこともないし、ガオーも聞いたことないし。
そうそうそうそう。
なんかあるって思ったんですけど。
だからなんか、え、どういうことなのみたいな。
確かに。知らない世界がね。
そうそうそうそう、パラレルワールドみたいなのが見てて、え、なんかすごい知ってる場所だし、めちゃくちゃよく通る場所なんだけど、なんか知らないライオンがあるぞみたいな。
はい。
そういう気持ちでなんかずっと見てましたね。
いやめっちゃわかります、全く同じだ。
てか、あの場所って、日中は結構人多いんですよね。
人が多くて正直、あんまり細かく周りを見るっていうよりも、もういかに早くあそこをくぐり抜けるかっていうことに全神経を注いで歩いてるわけですよ、僕とかは。
そうそう、いや全く同じ。
もう人も多すぎるし、なんならライオン像の周りって今回も出てきますけど、結構座ってる人も多いじゃないですか。
多いっすね、結構ねあれね。
あそこは結構でタブロしてたりとか、それこそ休日になると覚醒器持って自分の思想を言ってる人がいたりとか。
わかります、あの人ねっていうのがわかりますね。
あとなんか、普通にストリートミュージシャンなのかなんのかわからないみたいなことやってたりとか、結構なんかすごいガシャガシャしてるとこじゃないですかあそこって。
あとはやっぱり結構ね、歌舞伎町ならではのホストとか、多分今回のあれにも出てたメンチカアイドル的な人が客引きというかチラシ配ったりとか、そういうのも多いので。
ちょっと申し訳ないですが、あんまり立ち止まる場所としてやっぱり認識してないですよね。
一早くあそこを抜け出したいと思っていて、やっぱり本当にもういかに早くあるたまえまでたどり着くかってことだと思うんですよ、あそこ通ってるときに。
なんならあそこ通らないように地下から行くぐらいなんで、僕とかはなるべく。
そうですね、もう一歩先ぐらいまで地下で行くからね。
でもなんかそれを今回見てすごい反省しました。
意外と募金する人多かったですね。
意外と募金する人多いし、そういうところにも気を張って生きていかないといけないんだなっていうことを胸に手を当てる思いですごい感じましたよ、僕は。
気を張って生きるってどういうことですか?
何がきっかけというか、街中に何があるかわかんないから、それもある意味決めつけじゃないですか。
今新宿からJRの改札登って、そこからあるたまえたどり着くまでがもううぞうもぞうがいっぱいでごちゃごちゃしているところだから、自分には関係あるものは一つもなくて、そこを通り過ぎていく、ただの通過点として見てたんだけど。
実体としてはこういう今回出たみたいな募金箱だったりとか、こういうちょっと面白いっていうか不思議っていうか変なものがあるみたいなことに気づけてなかったわけなんで、そういう日常の些細なというかそういうものに気づけてないってことはやっぱ気を張れてないんだなみたいな。
新宿の多様な人々
反省、反省ですよ。
いやー、72時間でやっぱり気づかされることってありますよね、ほんと。こんなにこの街通ってたのにこんな場所あったんだとか、なんとなくは知ってたけどなんか入ったことないなんとかっていう場所とかお店をやってることも多いから、今回はね、それこそ新宿あそこは本当に多分人通り多いところなんで、
誰しもが多分通ったことがある、記憶がある人って多いと思うんですけど、なのにあんなに多分見覚えないんだろうなとかっていうのは肌と気づかされるし、結構ね冒頭に意外と外国の方とかが募金してたりするじゃないですか。
してます、してます。
あれ見て、やっぱり募金に対する思いというか、海外の人の方が募金文化とかあるし、それこそ払ったものとかが本当に青少年の育成とかに使われるみたいなところも書かれていて、募金してる外国の方とかどこまでそれを気にしてやってるかわかんないですけど、
やっぱその解像度で見れてるんだなってことに確かに、やっぱり肌とは思いましたよね。
いや、でもね、今回3日間密着して56人っていう話じゃないですか。
いや、少ない。
少ないんですよ。あの交通料で56人、鹿って言いますけど、鹿って多分めちゃくちゃ少ないと思うんですよ。
はい、はい。
だからやっぱみんな知らない場所なんだろうなっていうのは、数字を見ても思うんですけど、今本田さんが言ったみたいに意外と海外の人が気づいてるっていうのが、さっきの僕と思い込みの話と繋がるんですけど、やっぱ新宿ってそういう、何て言うんだろうな、あんまり僕の中、めちゃくちゃ偏見のイメージですけど、あんまりきょろきょろしていろんな人と目を合わせちゃいけない街だと僕は思ってるんで、新宿って。
危ないことも含めていろいろあるから。
いや、でもそうだと思いますよ。正直ね、やっぱりあえてね、やっぱり深夜に今回張り付いてたじゃないですか。で、いろんな人いるし、やっぱモザイク率高めだし、大都会って感じですよね。
そういう思い込みが逆に、僕らもそうですけど、海外とか行くとフラットな上で見るじゃないですか。そういう視点があるから、ライオンが好きみたいなネパールの人を募金したりとか、人を助けてあげたいけど自分に能力がないから募金してあげるみたいな、純粋にね。
そういうのすごい、やっぱそういうふうに街を見ることができてないなみたいなのは思いましたよね。すごく海外の方も含めて見ながら思いましたし、まあね、それは思いましたよね。
結構ね、冒頭ドア目で、あれもうこの企画終わったかと思いましたよね。
いや思いましたよ。もう完全にだってこれ雨だったら終わる企画じゃないですか。
広場でね。
広場でやるし。
初日結構なドア目降ってて、おいおいおい大丈夫かなんですけど、しかもめちゃめちゃストイックに、今回ほんと序盤とかなんか遠くから募金するかもなーみたいなすごい張ってて、
あの人募金しましたとかって言って突撃取材してたじゃないですか。これ別番組って思うぐらい、今あなた募金しましたよねみたいな。
絶対ね、あの前でテレビクルーいたら、まずなんすかに逆にテレビクルーに集まっちゃうから、あんだけの人の多さだったら。なんか見えないところで張ってて、募金する人に、あれなんで募金したんですかっていう、やっぱすごいナチュラルを目指そうとするがあまり。
ただ、このルールを課してるにも関わらず冒頭から雨で、これ大丈夫って思ったんですけど、雨もね途中晴れてっていうのもありましたけど、意外とやっぱりいる、本当にまず募金する人結構いるんだなっていうのが一つでしたよね。
だって、今ホンダさん最初の頃なんて、ずっと張って入れた入れた入れたとかって言っていくじゃないですか。ほぼ満壁地面なんですよ、カメラが。
そういう系ね、警察24時とかの。
ほぼ警察24時のテンションでいくじゃないですか。別に募金だから真逆なんですよ、むしろやってることは。でもなんかそれぐらい多分いなかったんでしょうね。雨降ってるし、クルーも多分終わったと思ってたんでしょうね。多分ね。
そうそう。後半から割とフラットに広場のライオンの前でタムロする若者とかに声かけたりとか、そんなのもあったりとかはして、新宿らしさというかね、そういうのも垣間見える回。
そういえば新宿回って結構久々だなぁなんて思いながら見てるんですけど、やっぱ本当にこの都会だって思うのはなんか本当に訳がわかんなくなってくるというか、なんか取材NGの謎の深夜3日連続で募金していく男性とかいたじゃないですか。
3時ぐらいに大体募金してすごい勢いで立ち去る人ですね。
あれってもう謎すぎるじゃないですか。当然民放とかであればもうあれを絶対掴んで離さないわけですよ。しつこくね、あの男性が何者なのかっていうのは引きを作るんですけど、72時間なんでね。
聞くべきとか引いてると思うんですけど、だから結構多分、もう取材NGなんでしょうね。あの人なんでこんなに毎日来てるのかっていうのって。
だから募金なんですけど、お地蔵さんみたいな扱い知ってる人結構いましたよね。
幸福のライオンみたいなね。
新宿駅前のライオン像とアニミズム
言ってましたね。日本ダービーのためにみたいなのもあったけど、そうじゃなくても朝ボランティアのお掃除の方がまず手を合わせるってもうこれ完全に地蔵なんですよ。
なんかいましたよね。路上ライブしてる人が、自分も路上ライブですやって投げせんもらう身なので、その一部は少しでもなんか募金するようにしてますとかっていう人がいたりとか、なんかそのめぐりめぐるお金の回り方みたいなエビスさん的な扱いみたいなこともされていて、それもちょっと面白かったですけどね。
なんか新宿ならではですよね。そういうのも。つまりそういうこと神社とかあるじゃないですか。
花園みたいなね。
比較とかで言うとあれですけど、なんか今回も別に神社じゃないんだけど、それがちょっと神格化されてるというか。
金色でね。三角のモニュメントでみたいな。
全く日本でもないですけどライオンだから。
確かに。
別に像とかでもないしみたいな感じなんですけど、とはいえ、そういうものにすら祈ってしまうっていうのはなんかすごい日本っぽいなみたいなのが逆に見てて思いましたね。
めちゃめちゃ日本っぽいなと思いますね。
全くライオンっていう確かにその日本人の何の心の拠り所でもないモニュメントにあんだけ愛着を。
しかもよくそこをなりわいにというか、ボランティアの人とかそういう投げ銭の路上ライブの人とか、なりわいにする人ほどなんかこうあがめるというか、
近畿を破ってはならない存在みたいな扱いにしているのが。
神格化してますよね。
そうそう。あんな都会でもそういう日本人生のアニミズムみたいなものって感じれるんだなっていうのはやっぱりありましたし。
それが面白いなと思ったのがアニミズムみたいなことと募金っていうのがつながってるのが面白いなと思ってて。
それって現象としては別にお賽銭だって、別にあれは募金っていう行為だと思って僕らはしていないけれども、神にとってお金を出して祈ってるわけじゃないですか。
だから今回で言うと、お賽銭っていうことと募金っていうのがつながってるんですよね。なんとなく頭の中で。
それっぽい感覚でやってる人も多かったですよね。
それが脱宗教っていうか宗教的な作法っていうものが全て行為だけ、脱構築というか行為だけになって。
感覚が合体してみたいな。
お金を入れるということが祈りであり、それが願いが叶うことにつながるんだっていう宗教的なことを一切廃した手順だけの話っていうものが、
このライオンにも適応され、ライオンが神になるっていうすごい話だなと思いながら。
それがしっかり恵まれない方に抜けられるお金として回っていくっていうことこそ、まさに宗教の存在意義とかと同じくであるみたいなことがあって。
そういう募金みたいなで深刻化されたライオン像に、紅葉ってまじ透明性ないじゃないですかみたいなマジレスする若者がやってきて。
現代の募金行為と若者
しかも深夜2時にあそこのところで本を読んでいるって、それはどういうことなんだみたいな人ですよね。
よくわかんないけど、めっちゃ現代人マジレスするんですけど、それにもちゃんと対応してて、QRコードが付いてるじゃないですか。
募金の詳細みたいなね。
読み取ったらマジレスした青年もすごい納得したのか、じゃあ入れますみたいな感じで、しっかりお金を入れていて募金していて、そっちにも対応?みたいな。
透明性中抜きとか言ってる人にも対応している、マジで本当に現代のあるべき宗教観みたいな実務的な面も兼ね備えてるっていうところがね、やっぱり新宿らしいなというか、面白いものを見たなっていうのはありましたね。
不思議ですよね、本当に。
募金とかで最後の方に終電逃した若者も全くこういう募金箱とかって知らないで、タップしてる若者に話聞きに行くじゃないですか。
で、QRコードとか読んで、被災者支援みたいなことにも使われてますっていうのを見て募金して、若者も24時に16歳があそこにいていいのかみたいなのは思うんですけど。
令和らしからんというか。
そうそうそう。思うんですけど、お父さんが迎えに来るみたいなそういう話だったんで。
それもいいのかみたいなのもありつつね。
24時間テレビとかで募金よくしちゃうみたいな、そういう世界観なの?みたいな。
結構そういう世界観なんですよね。
そういう世界観なんですかね、今。
でもそうじゃないですか。
自分のことと目に見えない他人のことが繋がっていくというか、それがすごいさっき言ってたような宗教観みたいな、例えばキリスト教でいう愛みたいな。
そういう形で繋がるというよりは、お互い大変だよねみたいな。
これも新しい考え方なのか、もともとあったものなのかわかんないですけど、そういうのも多い気はしますよ最近。
SDGs的な話じゃないですけど。
SDGsほど意識も高くないっていうか、本当にお互い大変だよねのノリですよ、言うとすれば。
それは結構今の新しい世代の考え方っていう感じしますね。ちょっと選挙行こうとかじゃないですけど、そういうムードとか風潮含め、そんな感じがして。
いわゆるちょっと前の、自分がやっても変わらないみたいな、さっきのマジレス青年じゃないけど、これ関係いくらするか知ってますかみたいな話にすり替わっていくみたいなのと、ちょっと違う、それがいいか悪いかは別として、すごいピュアに考える。
結構これ良くも悪くもだと思うけど、っていうのはあんのかなと思いましたけどね。
文化と公共の場の交流
なるほどね、いわゆる霊障主義的なことというか、そういうことに対して、行動じゃないけどそういう繋がりを大切にするとか、行動でみんなが幸せになるならみたいなことが。
これが面白いのが、そういう行為っていうことと、ダービーでパブリックビューイングしてて、よしフォーメーション取ったみたいなことが、雷音像の中で同じ場所にあるっていうのがめっちゃ面白いですね。
我の欲みたいなことと、そういう公共のみんなの福祉みたいなことが、一緒の募金箱を中心に繰り広げられてるっていうのが、すごい新宿だなって思いますよね。
あそこの広場って、歴史的にも結構意味ある場所ですよね、あそこって。
そうそうですよ。
フルカとか最近なくなっちゃったけど、アルタがあって、いわゆるアルタ前みたいなのもあったし、その前とかも結構ね、ガンダムのアニメ新世紀宣言が行われたりとか。
あそこの雷音像がある広場からアルタ前にかけたのは、あそこの空間で今可愛い猫ちゃんの3Dモニターがあって、海外の人が本当にすっごい携帯構えてるじゃないですか、あの場所。
何周回ってんだっていうくらいカメラ録画してる海外の観光客とかめちゃいるところになってて。
あそこって結構やっぱなんか、本当さっき山口さんが言った通りその我みたいな、我欲みたいなものを通す場でもあり、そういう募金みたいな、助け合いみたいなのもありみたいな、なんかそういう日本を動かしてきた場でもある感じするんですけど、どうなんですか山口さん的には。
うーん。
僕あんまり知らないんですけどそんな詳しく。
なんかあそことかいろいろ新宿はあってあるんですけど、あそこが変だなと思うのは広場じゃないんですあそこって。っていうのも広場にしては狭いし、通路にしてはなんか謎にこう街路樹みたいなのが入ってて狭い。意外と通路狭いじゃないですかそこ。
だから渋谷の八戸前広場より狭いですよね。
そうそうそう狭くて、なんか物もなんかガシャガシャ置いてある気もするし、結構だから本当に通路みたいな感じなんですよね。通路というか正確に言うとなんだろうな道の幅的にはこうちょっとした路地の積み重ねみたいな、なんか変な場所なんですよねあそこって。
あそこの広場自体はね。そこから道路挟んでなんか丸田前とかにかけてでまた何かこう一つ土日とか歩行者全国とかにもなったりして、なんか場を作ってますよねあそこって。
そうなんですよね。だからまあ行き交うっていう意味だとそのスクランブル交差点とか、別に渋谷八戸前とかと一緒なんですけど、やっぱあそこにはそういうこうなんか不思議なのがライオン像の前で待ち合わせをしようって言わないじゃないですか?新宿って。
ライオン像の存在自体初めて知るくらいですからね。
それこそ渋谷だと八戸前とか、池袋だと池袋とかなんかいろいろいるわけじゃないですか。なんですけど、新宿ってやっぱりその後丸田前みたいな、なんか丸田前とか新宿って不思議で丸田前とか東横とか、結構大きい建物の前とか横とかっていうのでなんか場所を示すことが多いんですよね。
不思議なんですけど。なんかそれが東横広場、今の東横広場、丸田前集合ですとか。なんかライオン像になってもいいのになぁと思うのにならないのはなんでなんだろうなって思うと、やっぱりみんながこういう人よりも建物とかその上にあるものっていうんですか。
八戸ぐらいでは見えなくなっちゃうっていうか、高さ的に人もごちゃごちゃしてるから、やっぱり圧倒的なものの横とか近くみたいなことじゃないと集まれないぐらい人がいてゴミゴミしてるから、なんか集合場所自体がそういう都市スケールのものがアイコンになるみたいなのはあるのかもなっていうのは思いますけどね。
田舎もんからすればでも初めて八戸前広場行った時、八戸をどこよってめっちゃ思っちゃう。普通に。
八戸も隠れてますけどね。
どこよって思ってるんですけど、それ以上にあのライオンは本当に普段土日とかにもなるともう人手あふれて結構もう全く見えないですかね、多分ライオン。
からまあなんだろうけど、あの場所って本当ちょっと不思議だなというか、なんかすごく人が動員されてるというか、なんかあんなパブリックビューイングも見ろかってやっぱちょっと思っちゃったりとか、あの場所でね。
新宿駅前のライオン像の魅力
っていうちょっと新宿の不思議さは山口さんが言った通り、まあちょっとその都市のビル的なものにはひも付くっていうのはちょっと確かに、まあなんかわかる気はすると思ったんですけど、あそこの魔力とそこにあるライオン、ボキンみたいなものっていうのはちょっとやっぱり都会とはいえ何かすごい引力を感じますよね。
そうね、なんか引力というか、やっぱ今回出てきた人が僕が気になったのは、なんでこの場所を知ったんだろうっていうのは気になりましたけどね。
通りすがりもいたけど。
そうそうそう。たぶんみんな通りすがりでなんとなく、それこそその3時とかに謎のお急ぎ男性いる3日間連続出てくるじゃないですか。その最終日にそのお急ぎ男性に連れてボキンする人登場するじゃないですか。
はい。 じゃないですけど、たぶん誰かがボキンしてるのを見て、あ、それボキン箱なんだみたいのを見て、それこそ海外の人とかはあ、なんか吠えてるなみたいなので行ってボキンしてるってことなんで、たぶん誰かがやってるのを見てだと思うんですけど。
まあたぶんですけどやっぱりその僕とかあんまり経験ないですけど、やっぱり終電マギアとか逃したとか、あの辺のタイミングで初めてライオン像が目に入るんじゃないですかね。
じゃあライオン像は絶望と共にあるってことですか?
ああそうそうそうそう。
すごいこと?
まあ絶望っていうかね、別に終電もなんか開き直りの方じゃないですか。
ああまあまあね。
ちょうど始発の時とかも結構人がガンガン吸い込まれつったりとかっていう絵もあったじゃないですか。
たぶん終電から始発までの何時間があの広場のアイドルタイムじゃないですか。
あの時間じゃないとライオンの像って見れないんじゃないかなと思ってて。
ああ逆に落ち着いてってことですね。
ああそうですね。
っていうところの、そこでなんか出会うみたいな。
でもそんななんか酔っ払って終電逃して、でなんかもう駆け込むんだけどJRの改札閉まっちゃって、乗れねえやって言ってあそこで悲しい思いをしてパッて顔を上げたら黄金のライオンがあったら神だと思いますよね。
確かに確かに。
そのシチュエーションでなんかすげえ酔っ払ってて、ああもう無理だとパッてめちゃくちゃ光ってるライオンがいて、でなんか募金したらガオってどういうことなんだよみたいな情報量が多すぎて。
いやそうだと思う。僕らはこの72時間見てこんなところにライオンあったんだってなるじゃないですか。あれが本当にあの場所で終電逃して起きたら、それは確かにオワッとなりますよね。
確かに刑事に近い何かですね。
そうそうそう。
確かにね。
それはそうかもしれない。
やっぱりライオンだし三角形って一番力が強いですしね。
急にやめてください。うちはスピリチュアルエネジーさんで。
だって言ってたじゃないですか。今回でも占い師になりたい彼が。
何での理由に三角だからねっていう。
三角は力が一番強いって言ってたんで。
そうですそうです。
そういうこと言う人絶対いるだろうなと思ったらやっぱりいたなっていうのが新宿だなって思いましたね。
新宿の多様性というかめちゃくちゃ今回もそれこそ高校2年の人もいるし16歳もいるし。
そうですね。
免治家もいるし。
免治家もいるし。
おばあちゃんとかもいるしみたいなすごい話でした。
今年の新宿会ということでしたね。
はい。
ということで今回は以上となります。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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