1. 勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ
  2. 第39夜『看護専門学校、青春は..
放送回エピソード:「看護専門学校 ナイチンゲールに憧れて」(2022年1月14日放送)
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真夜中コンビニの駐車場で このポッドキャストは一つの場所を72時間にわたって停電観測する
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が番組についての感想や愛を語ります
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今回は看護専門学校ナイチンゲールに憧れてという回について語っていきます
場所は奈良県の生駒ですねにある看護専門学校が舞台と
学校と言いつつも看護の学校なので高校卒業の10代から社会人経験がある人までいろいろいると
コロナ禍というこの状況において看護師っていうのは注目というか
応援したりとか非常にこう大変な立場にある中でそれを目指す人たちっていうのはどういう思いを抱いているんだろうか
っていうのに密着した3日間の会になりますということで本田さんいかがですか
はい これは本当に看護学校っていう学校とあるんですけど
こんなに青春物語あんのかっていうぐらい なんかこういう青春物語からちょっとやっぱりこう
外れて久しい自分からするとなんかすごく久しぶりに感じるような青春物語だったなぁと思うんですけど
それでさらにやっぱすごいなと思うのはさっき山口さんが説明してもらった通り
実際にねあの高校卒業したての18歳とか19歳とかっていうよりはどちらかというとあの
社会人経験があってとかあのもうお子さんも生まれてっていうような20代それから30代の人も
すごくこの学校に入っているにも関わらずそれぐらい年齢は幅広いにも関わらず
やっぱりなんかこう学校の皆さんが生徒の皆さんが制服着てたりとかねジャージ着てたりとか本当に高校っぽい教室と机で授業を受けてたりっていう
ああいう環境にあるがためにあそこまで年齢関係なくみんな青春物語として
明日に向かっていけるんだなということにすごいなぁやっぱり思ったんですよね
その中でもやっぱりあの次の日が実際に1年生が実習に出るための一応試験を受けて合格した人が実習に出れる前日みたいな
待望式の前日だったんですけどそれになかなか浮かれない2人ぐらいの20代だったり30代の社会人経験のある2人がなかなかうまくいかなくてっていうところで
同世代の人の友達がちょっと教えに来てとかしてて翌日実際の試験で本当に緊張の瞬間があり
でまぁ実際それ合格するんですけど合格して涙を流すというねこの1年のこの青春物語が18歳とかいうだけではなく
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いろんな年代で関係なく繰り広げられている 学校の持つ力ってやっぱすごいなっていうふうに
思いましたよね 学校ってその年齢関係ないんだなみたいな話ですよね
本当そうですよね 本当に別に10代だから青春があるわけじゃなく別に
みんないても同じ一つの目的に向かっているみたいなことが重要
3日目とかにその1年生が待望式っていうナースキャップをもらうみたいな儀式ですよね
に向けておめでとうみたいなボード2年生が作るとかあるじゃないですか あんなのなんかもう青春じゃないですか
青春でしたね ちょっと見てみたいなあの声が来てる人とかもなんかする
学級委員長みたいな いるんだっていうね
それ本当にねやっぱり今おっしゃっていただいており何か目標に向かうっていうところすごくあるんだと思いますよね
本当ですよね 一緒に向かっていく仲間っていう感覚
いいですよねあれ しかもなんかちょっとやっぱ特殊というか僕も看護学校とかいろいろ
知ってるわけじゃないんですけどあんなになんか制服が普通の高校っぽいブレザーみたいな上着のある制服もあれば
ピンク色のジャージっぽいのもあってで白衣もあって本当待望式で帽子もナースキャップの本当にナイチンゲールっぽい
キャップをかぶるっていう式があるとかなんかああいうのって多分ちょっと特殊というか
そんなによくあるものじゃないんだろうなぁと思いながらなんか多分一つ一つがそういう青春感を強めていく
ギミックになっているというかっていう部分もなんか正直すごい感じましたよね
なんかその青春感っていろんな人がやっぱ学校っているから青春感って
意外と成り立つんだよなぁって思っててその社会人の人がいるとかもそうなんですけど
でもなんか僕がやっぱそのいろんな人いるよなっていうのは2日目に出てくる
一人で模子の見直しをしている子なんですよね
彼がいることによってその学校というもののリアリティがめちゃめちゃ増すじゃないですか
2年生の途中で留年していてで割とこの間に出てくる人って割と女性で元気でみたいな人が結構多いんですよ
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しかもこの2日目もまさにこの男の子のインタビューの前後って教室の様子とか見ても割とみんなはしゃいでるんですよ
そうですね。もらったアルコールを入れるこうもらったなんかなんていうのポセットみたいなやつ
スマホが兵器かどうかみたいな話でめちゃめちゃ盛り上がってるわけですよ
その後に教室のわかりやすい廊下側の机の隅っこの前ともいえず後ろともいえず微妙な位置で
模子の見直しを黙々としている男の子がいるんですよ
本当に。もうそのリアリティですよ教室の。
本当。であの、水筒がなんかすごい擦り切れをしてるとか筆箱がめっちゃ古い使い込まれた筆箱とかって
あのセットは本当にエモかったですよね
いやエモいですよしかも流年しちゃってで話を言うとお母さんが乳がんでみたいな話があったりして
もうなんかそういうその全てを含めてあ、学校って感じですよね
本当本当。学校だなってめっちゃあれしましたよね
そうなんですよね。あそこがやっぱりリアリティはリアリティっていうか学校だなって
中学っぽいなみたいなやつだった一個のポイントかなと思いますね
やっぱりそこに一段プラスして、高校みたいなそういうちょっとモラトリアムではなくて
それぞれがなんか私こういう理由でちょっと看護師目指してますって当然インタビューで話もあるんですけど
それぞれがそのまあ一応その職業自体を自己実現としてそれに向かっていっている場でもあるわけじゃないですか
やっぱりこうまあベタにこういう看護師とかそういう形で社会に貢献したいって思いとか職業に対する尊敬度ってすごいいいなと思うんですけど
しかもそういうのが一段プラスされていることによってその学校が醸し出すエモさもなんかまた一段と増すというか
なんか同じその目的に向かって進むみたいな話だと例えば教習所とかもあるわけじゃないですか
はい だけど教習所にはこの感じないじゃないですか
ないですよね
別に同じだけ例えば合宿免許とかだったら割と同じだけその同じように入った人たちがいて
同じように受けているはずなのに、一体感はないじゃないですか
うん
あそこはここで描かれているようなそのみんなでなんかボードメッセージボード作るみたいな
仮名おめでとうみたいなのないですかね
ないじゃないですか、それの花作ってみたいな、ほちついて真ん中止めて広げて一枚一枚花作ってみたいな
そういうのないからそこですよねこの良さは
うん そういうなんというかねやっぱりこうなりたいんだって思いがみんな共有されていて
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ベタですけどそうやってみんなでやっていこうっていうのは当然それが苦手な人もいると思いますし
僕もそんな得意ではないのでそういう学校通ってないからなんですけど
そういうものってあったなーっていうのと
それが今2022年においても奈良県の生駒にて行われてるんだなぁと思いました
なんかそのバックボーン、さっきもんださんの話でもありましたけど
いろんな子みんなバックボーンっていうかこれまでの経験をしてきてるわけじゃないですか
はい
その学校っぽさってその生徒っていう役割を与えられることによって
今まで抱えてきたいろんなものが一回無効になるゼロになるんだと思うよ
うん
その例えばこれまでまあそれこそピアスがすごくてもともと金髪でみたいな
話出てきたじゃないですか
人もいれば元CAですみたいな
うん
人もいたりしてでもそういう人が一色他にあそこで制服を着て
で生徒っていう看板、名前を与えられた瞬間にみんな同じ生徒になるんですよ
うん
それはすごいこう均一で
例えば今の言葉で言ったら多様ではないわけですよ
うん
っていうね同じ制服とかそれこそ
だけどでも逆にそれによってみんなが対等に話せるようになってるんですよ
そうですね
だからそういう普通のいわゆる高校とかみたいな
こうみんなだいたい同い年でみたいなのがなくても
社会人入って人がいてもそうじゃなくてもみんなこう仲良く教室感が醸し出されてる
そうですね
先生と生徒みたいなそういう役割を与えられることによって
みんなこうなじめてるっていうか
うん
そういうなんか学校っていう舞台装置が機能してるんだと思うんですよね
うん
うん
なんかね本当になんか具体例になっちゃうんですけど
はい
あの2日目かなあの実習に行ってる3年生とかめっちゃ朝早いっていう描写があって
そうですね
あの朝実習に入っていく3年生の子たちが入っていく様子とかあったんですけど
はい
なんかこう入っていく時にこうなんていうんですかね
扉ガラス戸の扉みたいなところの入り口から入っていくんですけど
そこをなんかこう1人の子が入っていってそこの後ろに来たあの多分友達の子が
なんかちょっと押したりしてはしゃいでるんですよ
あの感じとかしかもあの方々も別にその20代とかだったと思うんですけど
あのはしゃぎってやっぱ学生じゃないとできない
友達の子が来るキャーみたいなね
そうだってあの実習の朝1ですよ本当もう何日も多分続いてて
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疲れ起きてる時なのになんか早く帰りなよみたいな感じでドンみたいな
あれはやっぱり学生じゃないと起こり得ないなっていうそういう魔法がかかってるなと思いましたよね
いや本当そうですよね
そこは本当にありますねなんか
そうなんですよね
ここから全然逆の話していいですか
はいどうぞどうぞ
でも一方でこれその今回ナイチンゲールに憧れてっていうサブタイトルついてるじゃないですか
今回って冒頭ナイチンゲールの像というか
ロウソク持った人たちが看護者たちがいてみたいな描写があって
でこれはなんかやや違和感があって
それは何かっていうとさっきの生徒っていう役を与えるっていうのと一緒で
彼女らにナイチンゲールとかっていう役をなんか押し付けてるような気がするんですよね
まああの儀式みたいなやつですよね
でこれってよくその医者も人間だみたいな話じゃないですけど
医療職医療関係者医療従事者みたいなものを聖職としてあの聖人とね聖人として見ちゃっていることがすごいあるなと思ってて
天使たれというね
白衣の天使まさに
白衣の天使的なアイドルとして
でまぁちょっとそのうがった見方をすれば
白衣の天使っていうアイドルでどんどん染まっていく3日間とも言うわけですよ
これはこの待望式っていう最後にナースキャップをもらうという儀式によって
白衣の天使っていう役割を担っていく
それは世の中からするとなんかこう
看護師っていう大きい括りにその中の祭っていうのが見られてないような気がしてて
やっぱりこう実はでもこの作品ってそういうふうにも見れるんだけど
逆でナイチンゲールに憧れている人たちはナイチンゲールじゃないよっていう話だと思うんですよ
ナイチンゲール的な白衣の天使的な人にみんな見てるでしょと
それは病院で働いてなんか言って
優しくしてくれる人はみんな看護師みたいな
そういう雑な考え方ではなくて
こういうのを見るとみんなナイチンゲールに憧れてるけど
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ナイチンゲールじゃない人たち
一人一人ちゃんとこういろんなバックボーンを抱えたりとかして
はしゃいだりとかしてる人たちっていう
その実はナイチンゲールになっている過程なんだけど
ナイチンゲールじゃない人たちの物語を描いている
回で多分意図しているそのこととは違うんだけど
この編集によってね
編集はもっとシンプルにみんなが羽ばたいていくみたいな
でもそれともすれば
そういうその医療職を聖職と見ちゃうっていうことにつながってきちゃうから
よく見てみるとそうじゃないんだよっていう話
勝手に深読みして
そんなことだっていうことですね
僕やっぱりそういうのって教育的な話の中で
そういうナイチンゲール的なものの教育の崩壊ってあると思ってるんですよ
これって一番近いのは軍隊の教育と一緒なんですよね
やっぱりその軍隊たれみたいな
軍人とはこういうものだとか
そういうのがきつい仕事とか
それを一緒に乗り越える仲間とか
教官と学生という役割とか
そういうものでどんどんどんどん
そうじゃない人たちがそうなっていく過程みたいなね
これまさしく今おっしゃってたナイチンゲールになっていく過程と一緒じゃないですか
もっと昔は結構日本中に
僕はあまり良くないことだと思ってるんですけど
もっとあったんですよね
たくさん
軍隊だけじゃなくてナイチンゲールの看護学校だけじゃなくて
いろいろな職業の中であったと思うんですよ
ただそれが一個一個終わりに返っていくと
別にそうならなくていいっていうことが
いろいろなところで分かり始めて
すごく解体していったと思うんですよ
分かりやすく言うと
新入社員教育みたいなやつも
昔はサラリーマンとはこうたれみたいな
最初の教育研修みたいなのがあったんですけど
そういうのはどんどんなくなってきてると
そういうのってやっぱり
このナイチンゲールのやつと一緒で
そうじゃないんだからっていうのがあるんですけど
ただ軍隊もそうですし
こういう看護学校とか
そうやってちょっとふざけたということが
その命に関わるとか
当然その聖職であるっていうことと関わってるんですけど
命に関わるとか
その病気、怪我を悪化させる可能性があるとか
なんかそういうことによって
ギリギリ守られてきたから
今ここに残ってるんだなと
確かにね
だからナイチンゲール的なものの崩壊は
本当に日本中で今ずっと行われてきていたんだけど
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軍隊とか
前の回で海上保安庁の学校とかもありまして
そういうのも含めて
そういうちょっとやっぱり
少しでもその規律とかナイチンゲールたれ
みたいなものからそれた時に
リスクがあるっていうことがあると
すごいそれだけは結構今まで
日本の社会でも残ってきているし
それこそその白衣の天使みたいな感じで
美談とされたままになっちゃってる
みたいなところあって
そこのなんか微妙な生き残りが
この奈良県に生き残っているのだなぁ
みたいな
そうですね
あるんですよね
そうだと思いますね
本当にそうで生き残ってるっていうことですよね
そうだと思います
なんか別にそのここも
なんだわからないですけど
別に善良性とかではなさそうじゃないですか
まあそうですね
煽ってるっぽかったし
だからそうではないんだけど
そういうなんか生き残ってる感ありますよね
そうだってやっぱりその
僕が別に看護学校行ってないですけど
行ってるような友達とかの話とか
そういうのを見てると
やっぱり現代の看護学校って
基本はどっちかというと
その国家資格だから
その資格に関わることに関しては
もちろん厳しく命に関わるので
それはやるけれども
それがあくまで内陳ゲールたれ
みたいなこととか
なんかここまでそのベッドの果てじわについて
ここまでうるさくなるのかとか
ちょっとそこは
呼び子ライクですよね
ちょっとその科学的なアプローチも含めて
別にここが科学的なアプローチがないって
言ってるわけじゃないんですけど
そのなんか呼び子ライクなところが結構ある
本当に資格の学校っていう雰囲気がある中で
ここはそういう内陳ゲールたれ的なところが
この待望式っていう
この儀式も含めて
セットされてますよね
それはその
どっちもあって別にいいと思うんですよ
やっぱり一個思うのは
世の中の流れとして
こういうものを求めちゃいけないと思うんですよね
別にあることもいいし
別にみんながそれやりたい
入りたくて入ってなってくっていうのも
それこそそういうふうに決まった方が
動きやすいっていう人もいるだろうから
いいと思うんですけど
世の中全体がこういう
内陳ゲール的なもの
そのハッピーの天使的なものに
例えば何か患者に言われても
嫌な顔しないで笑顔でやるとか
そういうのを
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ある種その強要するっていうのは
違うかなと思うんですよね
そうですね
結構難しい話だなぁと思うんですよね
やっぱり青春的なもので
楽しいしいいんだけど
それが全国的に行われるのはどうなんだろうとかも思うし
そうですよね
やっぱエクストリームになっちゃうと
そういう全体主義的な方向に
効かねないこの方式ですからね
基本的にね
ここでやってる分には全然いいし
楽しいから楽しいし
その楽しさも今回の前半で語ったように
分かるんだけどねっていう
そうですよね
そうそうそう色々思うんですよね
意外とこれって難しい問題を秘めてるんだなって
危うさねありますよね
結構危ういなぁと思いつつ見てましたね
とはいえああいう青春みたいなのをやりたいなって思いますけどね
とはいえね
やりたいかどうかちょっと僕あれですけど
やりたくないですか
あんまりやりたくはないですね
ああいう青春みたいなのをやりたかったなみたいな
ああなるほどね
あれありますか
そうですねだから
これがやっぱり今2022年にあるっていうことが
すごく大事というか
こういうのがあるのだなっていう認識ですよね
良い悪いって言うよね
はいはいはい
そうだと思います
そういう結構まあまあ色々考えさせられる
このコロナ禍だからっていうよりも
コロナどうこう関係なく
そもそもいつかぶち当たるというか
今ぶち当たっている壁みたいな話として
結構有意義な回というか
考えさせられることが多い回だったなと思いますね
こんな感じですかね
はい
はいということでありがとうございました
ありがとうございました
23:26

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