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放送回:「沖縄 オールナイトで弁当を」( 2023年6月23日)

サマリー

沖縄オールナイトで弁当をという間について語っていきます。舞台は沖縄にある24時間営業のお弁当屋さんで、朝から晩まで地元の人がやってきて、沖縄の今を切り取った3日間になっております。 →沖縄オールナイトでは、24時間営業のお弁当屋さんでの出来事についてお話しいたします。そのお弁当屋さんには、朝から晩まで地元の方々が訪れ、沖縄の最新の様子を体験できる3日間となっています。 先週オンラインで行われたオールナイト弁当屋「@夜食」は、沖縄の食文化をテーマにした食堂形式のイベントであり、参加者には地元の食事や料理の歴史、沖縄の現在の社会情勢について話す機会があった。 →先週オンラインで開催されたオールナイト弁当屋「@夜食」は、沖縄の食文化をテーマにした食堂形式のイベントであり、参加者は地元の食事や料理の歴史、沖縄の現在の社会情勢についてお話する機会がありました。 ウチナーの食生活をテーマにした沖縄オールナイト弁当屋の話。沖縄の多様性や米軍の人の有無など、沖縄の特性が描かれている。 →ウチナーの食生活をテーマにした沖縄オールナイト弁当屋の話です。沖縄の多様性や米軍の関与の有無など、沖縄の特色が描かれています。

沖縄の普段の生活
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、一つの場所を72時間にわたって停電観測する、
某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、沖縄オールナイトで弁当をという間について語っていきます。
舞台は沖縄にある24時間営業のお弁当屋さんです。
お弁当も沖縄ということで、沖縄そば、たこライス、サーターアンダギー、沖縄らしいものが、
しかもそれがワンコインで買えて、朝から晩までいろんな地元の人がやってきて、
っていうお弁当屋さんで、沖縄の今を切り取った3日間になっております。
ということで、本田さんいかがだったでしょうか。
いやー、これ弁当史上一番おいしそうだなっていうか。
一番ね、地元食出てますよね。
そう、地元食のザ・沖縄料理がすぐ並んでるわけですよね。
言ってもらった通り、たこライスとか、沖縄そばとか、てびちりとか、いろいろあるんですけど。
なんか、あれなんですよね。
それって、僕たちが考えるザ・沖縄料理とほぼイコールだったじゃないですか。
あそこに並んでるお弁当って。
結構、沖縄の人って本当に沖縄のものを普段から食べてるんですねっていうのがよくわかりましたよね。
いやー、本当っすよね。
基本的にはランチョンミートがついてるみたいな世界で、おかずとかにも。
沖縄そばもあって、自分でだし入れてみたいなので食べてたりっていうので。
こんなにみんな普段から沖縄っぽいもの食べてるんだ、そりゃそうかみたいな感じで。
いわゆる観光地の観光客向けのどうですかっていうところじゃなくて、市民が食べるものっていうところ。
特にしかもものすごい安いから24時間でっていうところで、働いて疲れた人たちみたいなのが続々と集まってきていたので。
そこも含めて、沖縄の普段の生活を知れたなっていうところが一番よかったところですよね。
お弁当屋の安さと沖縄のリアル
だって沖縄そば120円ってやばすぎません?
いやー、安すぎる。
やばいっすよね。安すぎますよね。
安すぎますね。
そんな店だって地元ってか近くにあったら絶対行くじゃないですか。
通う通う。
なんか今回も出てきましたけど、昼飯は家で食べるんだけどその前に食べてるみたいな人もいたじゃないですか。
そうですね。親子みたいな。
確かにでもそれぐらいの気持ちで120円だったら食べに来ちゃいますよね。
サーターアンダーゲーム80円ってめっちゃ安いですよね。大きなドーナツみたいなもんが。
しかもめちゃめちゃみんな買ってますからね、サーターアンダーゲーム。
あんな普通に買うんだと思って。でもそれあったら買うよなみたいな。
そこが本当に結構そこって割とでも本題かもしれないんですけど、いきなり過去買いと比べるんですけど、過去買いでも去年かな?
ユンタク市場っていうので沖縄の他の場所ですけど、そこもロードサイドにある地元のための市場みたいなのがあって。
確かその時も朝方朝一にトラックの運転手の方とかが朝ご飯で沖縄そば食べに来てたんですよね。
来てましたね。
その時も確か100円ぐらいとかで沖縄そば食べてて、安いなって思ったんですけど、
ここのご飯の安さみたいなところが、やっぱりどうしても沖縄の厳しさも鏡写しなんだろうなっていうところはある意味安くて魅力的なんですけど、
その分の帰ってくるお弁当屋のご主人もはっくり束入りやってるんですよって言って、
当然儲けを第一主義でやってないっていうのは明らかにその弁当のラインナップとか見てわかるはわかるんですけど、
でもやっぱり同時にそういうのが非常に必要とされている状況っていうところが、
特に来ている本当に働く方々ばっかりだったと思うんですけど、
そういう働く方々のそれぞれの状況っていうのを聞けば聞くほど、
この安さみたいなのが、ただ安そうだな、通いたいみたいなところだけではない、
デフレ感っていうのが結構はしばしに出てきたっていうところは、沖縄のリアルを映し取ってるなっていう部分は結構ありましたよね。
世の中的にはインフルエンザなんだって言って、みんな値段が上がってる中ありますよね、本当にそういうのは。
だからこそですよね、お話もそう言ってる方もいらっしゃいましたけど、
沖縄のもので沖縄のご飯を食べるっていうところだけは、なんとか安くあってほしいっていうところに思いはかなり詰まってるんだろうなっていうのはすごく思いました。
本田さんが最初に言った話にも関係してくるんですけど、今回の回、観光では出会えないリアルな沖縄の姿を見たいなことだと思うんですよね。
でもリアルな沖縄の姿って何かっていうと、実は観光で見えてたものだったような気がするんですよ。
これって片方ずつでも一致する場合が全てではないと思っていて、それこそ名古屋の人毎日みそか作ってるのかみたいな話じゃないですか。
これ極端な例ですけど、食べてないじゃないですか。
別に大阪の人が毎日たこ焼き食ってるのかみたいな、頻度は多いかもしれないけどみたいな。
それあるじゃないですか、そういうの。
広島焼きそんな食べてないとか、わかんないですけど。
まあ香川のうどんぐらいじゃないですか、ちゃんとみんな毎日食べてるの。
そういう一致って意外としないもんなんですけど。
意外と少ないですよね。
しかも特に大きい場所になればなるほどそれって激しいじゃないですか。
海外とか行くと思うけど、フィッシュ&チップスとか。
そんなね、確かに頻度多いかもしれないけどみたいな、あるわけじゃないですか、イギリスとかで言うと。
でも今回の沖縄で言うと、観光で僕らが行っても沖縄そばとか食べるわけじゃないですか。
確かにサータンデリーとか食べるし、いわゆる沖縄メニューみたいなのをマジで日常として食べてるならみたいなのが結構見えたのが僕は面白かったなと思うんですよね。
そこが結構彼らの日常であって、でも唯一違うのは本田さんが後半に言ったお金のところですよね。
僕らは多分観光客価格で沖縄そばを食べているが、彼らは現地価格で食べていると。
そこの違いが多分大きくありますよね。
そこが単純に本当に流通の問題っていうのがあるんでしょうね。
沖縄の厳しい状況と物流の問題
あると思いますね。
沖縄の人はよくいつもあるあるで言ってますけど、送料無料ただし沖縄除くみたいなのがあるわけじゃないですか、大体。
日本の国内の流通においては、やっぱり沖縄まで届けるっていうところは一段階コストがかかることになっているので。
逆に言うと、日本全国一生全員牛丼食べますみたいな時に、牛丼といってもその材料を日本から、日本というか本土から送って沖縄で食べるってなった時に、ものすごいコストがかかる話になるんですよね。
だからその牛丼も多分高くなってしまうみたいな状況の中で、逆に言うと沖縄らしい食材とか、沖縄だからこそ作っているものっていうのは、
沖縄のうちな達の間では安く消費することができるっていうところが、多分すごいそこは充実に物流的な問題としてすごく現れてたんだろうなというところで、
沖縄料理とかが好きそうな人にとっては、それはもう夢のようなというか、僕とかもよく沖縄フェアとかを見かけて入って、高さにすごいびっくりするんですけど、
それだったら沖縄に行って毎日サラダあんだけ食べたいんですよ。どうしようその羨ましさは拭えなかったですけどね、本当に。
わかりますね。現地価格とか地元住民向けの店ってどこでもあるじゃないですか。そういうのってハードルが高くて入れないとかありますけどね。
でもここはそうでもない感じで、むしろこれを機に逆に人気になってしまうことが本当にこの店にとってはいいんだろうかみたいなのありますけどね。
そば買ってサラダあんだけ買ってくらいだったら自分でもあそこに行ってできそうだなっていうのはありましたよね。
ありますあります。
そこの絶妙じゃなかったですか、あそこの場所の匿名性みたいなのって、お店に来る人たちがみんな顔見知り風に話はするんだけど、それの息苦しさみたいなのが逆にあんまり見えてこなくて、
会話もちょっと知ってるみたいな、音楽活動やってたよねーとか、今日は暑いよねーとかっていう、絶妙に中に入り込みすぎない店主の方のご夫婦のコミュニケーション能力なのかわかんないですけど、
俗得のものがあって、実際来た人も普段の仕事だと喋ってばっかりで疲れるから、こういうプライベートではボーッとしたいっていう感じでボーッとご飯食べてる人もいたし、そうじゃなくて毎日来てるんですっていうのを楽しそうに店主のお母さんと話しながら食べてる整備士のカレーとか、
結構それぞれの温度感で来てたので、その辺の匿名性って絶妙だなーっていうのは思いましたね。
それはですね、明確な答えを僕は持っていて、おばさんがかなり適当なんですよ。それにつきますね。確かに初めの方から、こういう定食屋とかお弁当屋さんの夫婦でやってるって結構いろんなパターンあるんですけど、
途中ぐらいから、もしかしてこの人適当な人なんじゃないかなと思ってたわけですよ。やっぱり決め手は最後にミュージシャンですよね。ミュージシャンは歌を歌ってよ、みたいな。歌ってもらうじゃないですか。うまいうまいうまいって、ひどすぎる。
来たときから覚えてはいるんだけど、多くの方がやってるんだよね、みたいなすごい適当なノリで歌ってよ、しかも適当な振りがあって。その適当さが、その絶妙な匿名性って本当に生んでるんだよなーって思いましたね。
でも本当に途中に出てくるワンシーンで、僕こいつ大好きだし、ドラマの脚本とか絶対誰も書けないなと思うセリフは、突然客に向かって疲れたねって言うんですよ。客が疲れたって言うんですよ。
そんなコミュニケーションって想像しない、あることにはあるけど、あまりにも目的がないコミュニケーションっていうか、仕事が終わって疲れたとかじゃなくて、レジをする人とお客さんの間でレジをする人が疲れたねって言ってお客さんが疲れたって言うっていうそのコミュニケーション謎じゃないですか。
絶妙に何にも入り込んでこないコミュニケーションって。
あれ、めちゃめちゃいい。でもそれこそがすごいいいし、魅力だし人を引きつけるんですよ。
いや、まさしくそうですよね。結構入れ替わり立ち替わりでなんかすごいやんちゃそうな若者とかも結構来てたじゃないですか。
おきなわの成人式って結構すごいから、トップコックみたいな袴を16万円自分で買うんだって言ってた、すげえ顔かわいいんですよ。
そこの裏側も知れてたじゃないですか。彼らなんて基本的に成人式の時しか見ない、すごい格好してるなってニュースで流れる、それだけなんだけど、
オールナイト弁当屋「@夜食」の開催
実はその前後でこんなマグロ釣り上げたんですよとか、親父のコンテンツで普段働いてるんですよみたいなかわいい姿みたいなのが出されてたりとか、
それこそシングルマザーだけど今日は飲み回すみたいな若い3人組女子会みたいな子たちも来てたりとかっていうのがあって、
多分おばちゃんはそういうメンバーというかそういう若い子たちにも絶妙に適当にあしらってるから、
だからこそ彼らは行っても特に気もつかないしホッとする感じがあると思うんですよね。
要はお母さんではないというか、おばちゃんっていう感じなんですよね。
無責任なんですよね。
そうそう、無責任がすごいから、あれってドキュメント72時間でよく話題になる秋田の自販機の回ったりとか、
あの自販機並みのぼくとつさみたいなのが多分金備えてるんじゃないかなと思って、
ある意味これって最高のお店なのでは?って結構あのおばちゃんを見てて思いましたね。
いや本当なんかいいっすよね。
若者が行くって一個重要だと思うんですよね、ああいうお店に対して。
それってイケてる何かがあるとかそういうんじゃなくて、
実は自分を尊重してくれる、よく言えば自分を尊重してくれるに、
もうちょっと平たく言うと説教されない、何やってても自分らしくいられるっていうとこだと思ってて、
今回で言うと別にどんな格好してても何やってても別に何も言わなそうじゃないですか。
その中無関心さが安心感なんだと思うんですよね。
それが特に今回の場所っていうのが普天間基地の近くなわけですよね。
そういう社会情勢もあって結構いろいろ言われるんだと思うんですよ。
そういう風な他のエリアに比べると多分基地問題に対する反発とかももちろんあるし、
それこそへり墜落の話もあるし、
わりと若い人に対して正しく生きなさいみたいな圧力だったりとか、
正しいことをしなさいみたいなこととか、
それが正しいか正しくないかは別としてこうあるべきみたいなものの押し付けが、
もしかしたら強かったりとかそれは無意識に感じるような空気感みたいなのがあるのに対して、
この店のおばちゃんはめちゃめちゃ適当なわけですよ。
めちゃめちゃ適当だから、そんな空気感だからこそよりオアシス感があるっていうか、
ゆるっとできるっていうのがあるかもしれないですね、そのギャップで。
まさしくその戦地でパン屋をやるじゃないけど、
あまりにも普天間基地とかがある基地問題っていう、
何が正しくて何が正しくないのかというか、
いろいろな価値観が非常にコントラバーシャルにぶつかり合う場所だからこそ、
弁当屋だけは適当というか、
何も放置する、放任するみたいな雰囲気を、
だからこそ出せるというすごみが実はあるのかもしれないっていうところですね。
でもね、これ適当適当って言ってるけど、
夫婦で24時間やってるってとんでもなく働いてますからね。
そうそう、とんでもなく働いてます。
働きがいはすごい適当じゃないですよね。
あまり語られてないですけど、24時間って相当すごいですからね。
相当すごいですよね。夫婦のお店のレベルじゃないですからね、24時間やるって。
参考体制とかじゃないですからね、全然ね。
これまでのオールナイトとかって、もう少し店の規模が大きくて、
たくさん作って作り置きしておくみたいなところとかってあったと思うんですけど、
本当におっちゃんもおばちゃんも延々と料理作り続けて、延々とやり取りしてて、
しかも今回って絶妙なんですけど、お弁当屋ってことにはなってるんですけど、
みんなめっちゃ中でイートインしていくじゃないですか。
そば自分で作ってますからね。
半分くらい食堂の手を出してるわけですよね。
出してます出してます。
だから弁当屋としてはだいぶ異例で、異常なほどイートイン率が高いというか、
そこも加えて、あの夫婦で本当に24時間回せるの?みたいなところが面白かったですよね。
それあれやばいですよね。あんまり注目されてないっていうか、気づきにくいじゃないですか。
気づきにくい。淡々とやってるから。
淡々とやってるし、確かにずっと働いてるじゃないですか、あの二人。
そうですね。
このご夫婦。
それは本当に、そっちに力を割く分コミュニケーションが適当なのかもしれないですけど。
沖縄の食文化と歴史
分かんないですけどね。
でもそこがちゃんと抑えてることって、もちろん当たり前ですけど、味おいしくないと来ないんで人って。
飲食店って特に。
だからそこを抑えつつ、あのコミュニケーションっていうバランス感覚ですよね。
本当に素晴らしいところです。しかもそれをはっくり多倍でやってるっていうところも含めて。
本当にああいう、善意とも違うんですけど、絶妙なバランスで世の中が成り立ってるというか。
それがあるおかげで、たぶん24時間営業のお店は他にもあるかもしれないですけど、
そこの銀座市周辺の24時間というか、夜勤とかで働く人たちの本当にそのライフラインにもなってるわけですからね。
実際っていうところも含めて、わりと真剣に捉えれば結構壮絶な状況の中で、
なんか淡々と適当にやってていいなーみたいなのもある。
やっぱ沖縄界ってそういう不思議さというか毎回ありますよね。
なんかね、そのユンタクの会もそうですけど、いい意味も悪い意味も適当じゃないですか。
本当にそれでいいんだっけみたいなことって無限にあるじゃないですか。
東京とか三味線からしたら、いわゆる島時間みたいなこともそうですよね。
あるんですけど、でもその緩さみたいなものがある意味文化として根付いているし、それが認められるっていうところがいいなと思ってユンタクは見ていて、
今回のオールナイトで弁当をっていう会についても、あそこまで緩いのを許し許されっていう関係ではないんだけど、
何にせよにしても会では見られない適当さがあって、でいいなって思うんですよね。
でもなんか今回の会って、今ずっとご夫婦の話してきましたけど、やっぱり今回の会ってもう一人僕は主役がいると思っていて、
沖縄の凄みを語るあの方ですよね。
そうですよね。ボリビアから養老の滝でお馴染み。
そして今飽き感を拾う毎年。
あの人凄いですよね、おじいさん。
本当に一家が、当然沖縄の本当に壮絶な歴史ですよね。
戦後にアメリカの占領下に入って、そういう意味もあって、なかなか生活厳しい中で一家で丸々ボリビアに移民ですよね。
そのおじいちゃんのおじいちゃんおばあちゃんというか、さらに上の世代も含めて行ってて、
沖縄に帰りたいわけですよね。こんな山の中来てどうするのって言って帰りたがってたってもうまさにその通りで、
本当にボリビアに移民して、ナレーションでさらっと言ってましたけど、一家でジャングルを切り開いた10年ってやばくないですか?
そんな何か聞いたことないですよ。一家でジャングル切り開いて20年って、なかなかないじゃないですか。
壮絶なんですよね。本当にそういう南アメリカに行って、本当に移民して開拓して、それでも生活のために逆にそのおじいちゃんは沖縄に戻ってきてるわけじゃないですか。
たぶん地元とか故郷なんだろうけど、ほぼ全てが変わった状態?本の返還だとか、いろいろなタイミングとかで帰ってこられて、
でもそれも出稼ぎというか、ある意味日本で働いた方が稼げるっていう意味合いで帰ってきて、
その勤め先が養老の滝ですか?
何があったんだって感じしますよね。
何もなかったのがあったのか。
そうなんですけど、あるじゃないですか、英語を活かすとか、何かあったはずじゃないですか。何かあった結果養老の滝になっていると僕は信じたいんですよ、やっぱり。
でも彼の口振りだと帰ってきて養老の滝で65歳まで勤め上げましたって感じでしたけどね。
そんなストレートなコースじゃないんですよ、別にボリリアから養老の滝って。
最後は養老の滝ってことだと思うんですよね、たぶん。
そんな王道で歩むコースじゃないんですよ、そこ。
それやっぱり引っかかりますよね、やっぱね。
あれは本当に神のようなタイミングであんな人にちゃんと出会えたなっていう感じですよね。
本当に壮絶な沖縄の歴史っていうか体験をあのおじいちゃんの感じで語っていくっていうのは頭が上がらないっていうか、
体験してきたことの壮絶さと彼の今の明らかんとした空き缶拾った合間に蕎麦食べに来ましたっていう感じと、
もうやっぱ人ってすごいなって本当に思う回です。
やっぱり歴史を生きてる感じしますよね。
ちゃんと生きてるところが歴史になってるっていうか、すごい思えますよね。
本当に全然スケール違うじゃないですか。
オリビアでジャングルを切り開き20年、そして養老の滝、今は空き缶を拾っていますって16キロで3000円ですみたいな話って、
一直線になかなか結ばないぐらいスケールが違う話なんだけど、
沖縄の現在の社会情勢
結構このスケール感の連れみたいなのが多分沖縄だと思うんですよね。
それが繋がるのが沖縄って感じなんですよね。
この場所もそうじゃないですか。
適当なお母さんがいる弁当屋があって、その上にはめちゃめちゃヘリが飛んでて普天間基地があって、
そこがその中は米軍の土地だったとか、いろいろあるわけじゃないですか。
その話でも本当にスケール感が大きすぎるものと小さいものとで、
120円の沖縄そばから普天間の話までが一直線で繋がってるっていうのが沖縄だと思うんですよね。
それがさっき話していたおじいさんの話もそうだし、
それが決して過去のことじゃなくて、今も歴史と日常とか世界と日常っていうのが非常に近く結びついている場所なんだろうなっていうのは、
本当にこのおじいさんの話を聞いてはたと思いましたね。
それを本当に本人が淡々と語っていくっていうところに凄みが出てた回でしたよね。
そうなんですよ。
本当にこのおじいちゃんがエクストリームすぎましたけど、結構それ以外の方もそれぞれの歴史を抱えてっていう感じが。
その凄みは全部背中にあったなっていう感じで。
京都出身でエイサーサークルに入り、離島看護院みたいな話だったりね。
学生さんたちね。
そこも含めね。
なんかね、いろいろあるじゃないですか。
沖縄の多様性
例えばミュージシャンの人もそうですよね。
娘の心臓病がみたいな話もそうだし、結局基地の仕事をしてる人も多い土地だから。
そもそも仕事っていうこと?
結局車の整備士っていう人も途中で出てきましたけど、それはもしかしたら軍の車かもしれないし。
っていうところもあるわけじゃないですか。
普通の車かもしれないですけど。
実際このウォールナイトの弁当屋さんにも外国人がいなかったっていうのはやっぱり一個ポイントだと思うんですよね。
別で沖縄海でいうと、クラムチャウダーのところ。
シーサイドドライブインもあったじゃないですか。
あそこはめちゃめちゃ外国人っていうか米軍の人多かったじゃないですか。
たぶん若者も多かったじゃないですか。
専教師とかが来て。
今回逆にそれが全然なかったっていうのもある特徴的だなと思ってて。
やっぱここのお店はパッキリ分かれてるんだなって感じしたんですよね。
ユンタクとか。
売ってるものがそうだっていうのもあるでしょうしね。
ユンタク市場とかだと来てたじゃないですか。
沖縄オールナイト弁当屋の特徴
アメリカ人の人が来てましたね。
わりと72時間が扱った沖縄海の中でここまでパッキリ分かれてる海ってなかったと思うんですよね。
一括に別に人種で語るつもりはないけど、ただ普天間っていう問題がある以上米軍の人がいるかいないかってやっぱりその土地の特性も表してると思ってて。
沖縄っていうある意味強制的に多様性に触れさせられざるを得ない、意識せざるを得ない場所だからこそ、こういう場所がスポットであることがむしろ他の人たちの癒しっていうか休憩スポットみたいになってる可能性はあるなと思いましたね。
それはたぶん間違いなくそうだし。
本当にそういう多様性とならざるを得ない状況の中でも全てが全てそうなってるわけではないだろうし、本当にその中で必死に生きる人たちのオアシスであったりライフラインであったりっていうところで、
本当に絶妙なところというか、沖縄の中では避けて通れないようなところをしっかり切り込んでいるというか、ドキュメント72時間ってこうやっていろいろ多面的なところで沖縄を浮かび上がらせていくのが本当に得意だなって思いましたね。
多様性を受け入れることって24時間層であるのってなかなか大変じゃないですか。やっぱりバランスだと思うんですよね。
同じ仲間とか同じ価値観を持った仲間と一緒にいるみたいなことは結局、それがいわゆる男子好取りみたいなやつだったりとか、女子トークでもなんでもいいんですけど、そういうのって一定バランスとして必要だと思うんですよね。
人により大なり小なりはあるけど、そこの仕事ではいわゆるそうやって、米軍の人とか沖縄の多様性みたいなところに触れられるからこそ、ここでは休めるっていうポイントとして機能しているのが、24時間それがやっているっていうのが、また多様性に24時間晒されざるを得ない沖縄にとってはいい意味のオアシスだと思うんですよね。
本当に単純にやっぱり食べ物っていうのはそのカルチャーとかをすごく如実に表すなっていうのがあるので、ここに最初にも言ったような普段沖縄の人が食べる沖縄料理が並んでるっていうところがまさにそれを端的に表しているというか、オアシスたるところなんでしょうね。
そう思います。
結構この回は語りしろがあるというか、いろいろな面で語れる部分があるなっていう、お弁当だけじゃないっていう回でしたね。
むしろお弁当屋じゃないんですけどね。
ほぼ言いといんですけどね。
というところでした。
では今回は以上となります。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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