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はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。
おはようございます。企業課で東京FMパーソナリティの関口舞です。
連続企業課でエンジェル投資家の柴田陽さんと、企業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
今日は久々に、陽さんの失敗サービスを供養する回をします。
何のサービスなんでしょうか。それではお楽しみください。
陽さん、おはようございます。
陽さん、おはようございます。
なんかポッドキャスト、最近やっぱ流行ってきてますかね。
なんかね、ポッドキャスト始めましたっていう人に会うことが増えてきた気がします。
うんうんうん。周りでもね、ぽつぽつ嬉しい、なんかポッドキャスト仲間が広がっていって。
まあきっとね、やる人が増えてきたら聞いてくれる人も増えてきて。
ああ、絶対そう思いますよ。
この業界が反映していってほしいなと思いますけれども。
うん。
音声ね、最近来てますかね、やっぱりね。
クラブハウスはインドでは流行っているらしいですよ。
インドで流行ってる。
まあそしたらね、日本なんかどうでもいいでしょうね。インドの方が人数多いからね。
そうですね。若者めちゃくちゃ多いですからね、インド。
素晴らしい。
なんか、これただ単に新聞で読んで聞きかじった話なんですけど、
インドで一番ユーザー数の多いサービスがもしかしたら、
まあ日本だとeコマースとかじゃないですか、会員数が一番多いサービスって。
まあ楽天かアマゾンかヤフーか。
なんかもしかしたら教育サービスになるかもみたいな。
えー。1位が。
なんか若者の数が世界で一番多いんですよね、インドって。
中国ってほら若者少ないじゃないですか。
そっかー。
で、なんかリモート学習がめっちゃ流行って、学生全員オンラインサービス使ってるみたいになったんで、
いきなりユーザー2億人みたいな状態になってて、
インドで最も使われてるサービスは学習サービスみたいになる可能性があるみたいなことを、
その学習サービスの社長がコメントしてました。
すごい激アツな感じですね。
日本でもプロゲートとかがね、インド進出して結構頑張ってるみたいな。
そうなんですか、すごい。
めっちゃ頑張ってほしい。
めっちゃ応援したい。
そんな今日この頃ですけれども、
ちょっとうまくいってるサービスの話をした直後にあれなんですけど、
久しぶりに洋さんのダメだったサービスを供養する回をやりたいなと。
やりましょう。
やりましょう、たくさんあるからね。
なんか音声の話が出たんですけど、音声つながりで前考えてたって話。
そうなんですよ。
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どんなやつですか?
音声スタートアップを一時期検討してやってみたことがあります。
それはいつでしょうか?
えっとですね、2017年の頭ですね。
早いな。
前半ですね、1月。
1月から半年間くらいかな。
どんな仮説でどんなことをやったんでしょうか?
音声インターフェースが普及するっていうすごいシンプルな仮説で、
これがちょっとその後どうだったかっていうのはちょっと後で論評するとして、
この時考えてたのは、インターネットは音声っていうインターフェースが新しく加わるんだったら、
音声で注文したりする商品とかを。
例えばイメージで言うとフォームを今キーボードで売ってるじゃないですか。
はい。
お名前とか住所とか電話番号とかEメールアドレスとか。
それを声で喋った方が早いんじゃね?みたいな。
若干その電話通販に後戻りしてる感みたいなのをちょっと置いておいて。
まあでもね、いちいち入力するのがめんどくさい時はたくさんありますよね。
で、あともう一個の仮説としては、17年前半ぐらいの感じで言うと、
コロナでも今一切そういう感覚なくなっちゃったけど、
シニアの人はもう最後のインターネット空白地帯というか。
確かに高齢者の方もね。
そうは言ってもインターネットが出てから20年ぐらい経つので、
今60の人は40の時からインターネットを触ってるって考えると、
十分そこら辺にが当たり前のインターネットサービスが普及するんじゃないかみたいな仮説もあって、
だからあらゆるミッション的な、ミッションビジョン的な感じで言うと、
あらゆるウェブサービスを音声化するみたいな。
すごい。めっちゃ面白そう。
これね、先に標語を考えると失敗するというすごくいい例ですね。
先に標語を考えると?標語?
ミッションとかってさ、皆さん入社する時にミッション何なんですか?みたいなのあると思うんですけど、
あれ後付けなんですよ。後で考えてるんですね、経営人が。
そろそろミッション必要じゃね?みたいな。
なぜかって言うとそれは嘘っていうことじゃなくて、
経営者とかってミッション言語化しなくてもミッションをもう体現しちゃってるんで、
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改めて言語化する必要性がないっていうか、
幼馴染に改めて僕ら親友だよねって言わないみたいな感じで。
まあまあまあ確かに。暗黙の了解とか。
そうそう。もう既に共有されてるメンタルモデルなんで。
確かに。
ちょっと疑惑的にミッション後付けとか言っちゃったんですけど、
ちょっとそれ置いといて。
なんでそういうトレンドがあると思ったかというと、
一応時代背景を説明すると、
Amazon EchoっていうAmazonの、なんて話しかけんだっけ?
Alexaか。
ああ、Alexaか。
Alexaってやつが発売始まったのが2015年の5月なんですね。
はい。
話題になったのが2016年のスーパーボール。
スーパーボールって2月かな?のCMとかで、
新しいデバイスみたいな、スマートスピーカーって新しいジャンルがあるよみたいな感じで、
一般に知られ始めたのは2016年の頭から。
ちょうどその1年後ぐらいのタイミングで、
当時は最初のローンチされてから24ヶ月の普及率みたいな、販売台数みたいなところで言うと、
スマートフォンより早いペースで売れてたんですよ。
そんなにすごかったんですね。
そうそうそう。
初速すごくて、
それは知らなかった。
みんな暇だったのかなこの時代ね。
よくわかんないけど、スマホに1回飽きたんでしょう。
なるほどね。
スピーカーとして使えるから、みんなワイヤレススピーカーとして買ってたんだと思うんですけど。
確かにせっかくならみたいなね。
ただ家にAmazonのインターネットにつながってるマイクもついてて、
スピーカーもついてるデバイスが広がっていくと。
ちなみに日本で発売されるのは2017年の10月になってからなので、
まだ日本ではこの時期はなかったんですけど、
欧米、英語圏では次のプラットフォームみたいな予測もあんまりあったという時代背景と、
あとこれの要素技術なのかもしれないんですけど、
AlexaとかSiriとかMicrosoftだとCortanaとか、
そういう音声認識で、
今では当たり前でテレビのリモコン、子供は音声で操作すると思うんですけど、
それが人間を上回ったみたいな、ヒューマンパリティって言うんですけど、
が2016年の10月の記事に、
マイクロソフトの研究所で初めて上回ったって書いてあるんで、
割と歴史的なマイルストーンもその辺にあったので、
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音声インターフェース組んじゃね?みたいな風に思いました。
これ人間を上回ったっていうのは、
人間が聞いて理解できる人間の率を上回った?
人間が文字起こしするのより、機械を文字起こしした方が正確になったっていう。
それがこの時点でだったんですね。
そうですね。16年10月。英語だと思うんですけど。
スピーチトゥテキストっていうジャンルなんですけど、
話し言葉をテキスト、文字起こしするっていう。
その逆がテキストスピーチで読み上げですね。
技術的には裏表になってるんですけど、
音声認識の方、スピーチトゥテキストの方の
ヒューマンパリティ語彙が2016年10月に達成されたので、
だからこそAmazon Alexaとかができるようになったってことだと思うんですけど、
Siriとかね。
なるほど。
で、結構プラットフォーマー、ガーファ的な人たちは
これチャンスみたいに、要するにアップルのスマートフォンを
ひっくり返せるんじゃないかっていうことで、
例えばGoogleアシスタント、Hey Googleってやつですね。
あれにストア機能がライブラリーとして出て、
当時はちょっと実験というか、いくつかドミノピザとお花屋さんと
問いざらすか、なんか忘れたけど、いくつかのパートナー、
ベータ版みたいな感じでパートナーのストアのものが
Googleアシスタントで買えるようになった。
Hey Google、Give me a pizzaって言ったら、
何のピザですか?みたいなのを聞いてきて、
で、掲載しますか?って言ったらOKって言うと、
本当にピザが届くみたいなデモが、
2016年のGoogle IOWNかなってやってて、
結構新しいねみたいな感じ。
確かにセンセーショナルですね。
なってたり、当時のデータポイントとしてはそういう感じとか、
あといくつかですね、Siriクローンみたいなスタートアップがあって、
大型上達をしてて、そういうAIかける音声認識みたいな、
結構元々Siriにアプリにいたチームとか、
割とそういう技術力高そうな真剣なスタートアップが
いくつかあったっていうデータポイントとか、
あとはちょっとこれの1年くらい前に、
音声じゃないんですけど、
チャットでいろいろ注文したり検索したりっていう、
いわゆるチャットコマース的なものがトレンドとして流行っていて、
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これも思ったより普及しなかったんですけど、
今でもチャット自体は右下のあのとこってやつとかが、
多分昔よりは使われるようになってきているかなって思うんですよ。
そうですね。
なのでああいう感じのヘルプデスクとしてはすごくいいUIだと思うんですけど、
あれがよりヘルプデスクという、ある意味そのイレギュラーな
ユースケースシナリオだけじゃなくて、
よりメインストリームの、例えば検索してそれを注文するみたいなユースケースでも、
なんかチャットというインターフェースが採用され浸透され始めるんじゃないか、
みたいな予測もあって、
それもちょっと興味あって追いかけてたこともあって、
ただそれの問題点でやっぱり、
いちいち打つのめんどくさいとか、
だったら検索ボックスに打ち込んじゃった方が早いとか、
そういう問題があったんだけど、音声になるとだいぶそういうことじゃなくなってくるよなって思って、
技術的にはそれの上に打ち立てられるので、
なんかいいんじゃないかなって思ってたんですね。
当時はそういうプラスの材料を今バーッと上げたんですけど。
なんかね、すごい聞いてるとめちゃくちゃ、
当時伸び盛りの厚い分野で、
しかもアメリカで今こうなってますっていうのが、
かなりホットな感じで、
いい時期にいいところに参入したのではないかと思うんですけれども、
実際サービス内容としては具体的にどんな感じだったんですか?
そうですね、B to B to Cみたいな感じで、
簡単に言うとそのいろんな、
フォームが一番多分音声インターフェースに適してるかなと思ったんで、
フォーム、会員登録とか注文とかのフォームに、
JavaScriptを埋め込むと、
このGoogle Analyticsのタグを埋め込むみたいな感じでぺって、
JavaScript一行を埋め込むと、
フォームが音声インターフェースモードを備えるというか、
手で入れるパターンと音声で入れるパターン、
両方あるよみたいにするっていうのをまずプロジェクトにしようと思って、
両方あって、
じゃあ今度は名前を入れてください、住所を入れてくださいっていう読み上げ機能と、
その読み上げた後、言われたことを聞き取って、
テキストとして保存するっていう2ステップの機能になってるんですけど、
その1ステップ目の方が簡単で、
2ステップ目ってブラウザだとなかなかいろんな障害や障壁があって、
必ずしも当時のiPhoneのプラットフォームとかで、
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すんなり行く感じではなかったんですけど、
ファーストステップ目は結構すんなり行けたんで、
それをやろうって言って、知り合いのスーパーハッカーに頼んで、
ちゃちゃっと作ってもらい、
すごいですね、これ作るのめっちゃ大変そうですけど。
いやなんか1週間くらいで作ってましたけどね。
つまりそのサービスを、そのJavaScriptを埋め込むっていうのは企業さん向けに提供して、
その企業さん、このサービスを買った企業さんが自分ちのサイトにこれを埋め込んで、
お客さんが手で打ってもいいし声でもできるようにする的な企業向けってことですね。
そうです。
なるほどね。
すごい、これは斬新だな。
どうでしたか?
今言ったようにプロトタイプはすぐできましたと。
すごい。
実際知り合いの方にお願いして、割とトラフィックの多い大手の通販サイトに、
2社くらい埋め込んでもらったんですね、それを。
測定しましょうって言って。向こうとしてはコンバージョン率上がればそれでもいいんで。
そうですよね、別に損は何もないって感じですよね。
いわゆる単品通販系のサイトだったんですけど、2つの結構大手の有名な。
トラフィックは十分あって、数字もかなり安定して統計的にとれています。
そこで20%こっち出してみましょうみたいな感じでやりましたと。
ちょっと動いたんですけど、結果はクローズしたってことからもわかる通りCVRはですね、コンバージョンレートは下がりましたね。
下がっちゃったな。念のためね、知らない方のために説明するとコンバージョンレートというのは制約率?
そうですね、注文が完了、注文完了率みたいなことですかね。100人の人が来て何人買うかっていうところなんですけど。
せっかくわざわざ音声と手と両方用意して便利になるかと思いきや下がっちゃったんですね。
そうですね、多分音が流れてびっくりして閉じるっていう。
ああ、確かに。シンプルだけど意外とそれはあるかも。あれ?みたいなね。
それはそうだっていう話なんですけどね。
シンプル。ああ、そっか。
平行一周ですね。それはもちろんいろんなワークアラウンドあったと思うんですけど、あと実際それだと統計的にどうかって話なんで、ちょっと訂正的なところとして
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高齢者何人か捕まえてインタビューをしたんですよ。ユーザーデスト。
渋谷の貸し買い室にいろんなパネル募集サービスみたいなので人を集めてですね。
マックス80歳のおばあちゃんが来ました。渋谷に。
いいですね。
渋谷に20年ぶりに来たっておっしゃってました。
いいですね。
駅まで迎えに来ました。
渋谷もだいぶ変わってたでしょうね。
でね、まず一般的なインターネットの使い方みたいなと思ってタスクを与えてそれを横で見るっていうユーザーデストをしたんですよ。
例えば朝、じゃあ明日あなたは渋谷に朝9時に来ることになりました。
渋谷で9時からやってるカフェを探してその行き方の地図を確認してくださいっていうタスクを与えて、
まあ割と一般的なインターネットのユースケースだと思うんですけどもタスクを与えて、
じゃあいつもやってるようにどうぞって言って横で座って見てるっていうのをやってたんですけど。
へー面白い。
めっちゃ使えるんですよね、80歳のおばあちゃんのインターネット。
スマホ?パソコン?
タブレットでしたね。
タブレットか、じゃあちゃんと何時とかでググったりとか。
そうですね、まずヤフー開かれて渋谷カフェ9時って打ち込んで、
でバーって出てきてタブレットか何かを今度クリックして、
バーっと見て、これ9時からやってて駅から近いわって、で押して地図ページ出して拡大縮小とかして、
はいこれだったら渋谷駅から道順分かります、タスク完了みたいな感じで、
まあほんと10分もかかってないんじゃないか。
素晴らしい。
そうなんですよ。で、なんかそこで僕はちょっとシニアのインターネットリテラシーについて無知だったなと思って。
まあねその方が平均から比べてどうなのかはちょっとわかんないですけれども、
少なくともそれぐらい結構できるっていうことが割とあるって話なんですかね。
しかもなんかそれがすごいなと思ったのは。
だからじゃあ普段どんな感じでそのタブレット、まず何でタブレットかっていうとですね、
家にパソコンが1台しかないんですよ。おじいちゃんと共用してるんですね。
なるほど。
家族の方もいるので使うのが申し訳ないと、占有するのが申し訳ないし、
自分が何買ったのかとかもなんかその家族の見てる前でお前それ買うのかよとかって言われたくないから、
まあそういうタスクはipadでやってると。
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まあまあふんふんって感じじゃないですか。
で他にipadで何やってるんですかって言ったらレシピとかを見てる。
なんか今もうインターネットで無料で見れるからレシピ。
でてっきりですね、僕はクックパッド使うのかなと思ったんですよ。
クラシルを使ってたんですね。
動画のやつですね。
あんな若者向けみたいな感じじゃないですかって思うじゃないですか。
すごい。
そうめっちゃすごいなこの人と思って。
その人もすごいしクラシルもすごいな。
そうそうそうそう。
いやだからインターネットってこうやっぱりね、
なんかそういうデモグラフィックみたいなので切っちゃいけないなっていうのをすごい思ったんですよ。
まあそんなこともあってちょっとやっぱりこれはちょっと違うな。
かつもうちょっとストラグレしてみたんだ。
えっとそっからですね。
ちょっとまあじゃあ日本は分かったよと。
日本どうせまだエコーも発売されてないし遅れてるんでしょうと思って。
この海外のECにバーっとリストアップしてフィリピン人に2000個くらいリストアップさせて。
でそっからこうダイレクトコールドメールをハブスポットで送るみたいなやつをやって。
で実際何人かと喋れて商談できて。
でこんなん作ってるけど使ってみないみたいな営業してみたんですけど。
まあそのリアクションもちょっと早いんじゃないのみたいなのに。
音声インターフェース興味持って僕らも注視しているけど、
来年の予算に入れるか入れないか年末に検討したいぐらいな感じだからまた後でねみたいな感じで。
なるほどな。
まあありとそれもね有名じゃないけど多分それなりにイケてる通販の会社にたまたま話せての。
まあまあマーケティングマネージャーみたいな人と話せて。
まあ割とその何喋ってるか彼も理解して上で言ってるんじゃないかなって思ったんで。
それで2、3社喋ったんだけどみんなどっちかっていうとそういう感じのノリで。
なるほど。
まあちょっとじゃあ今じゃないか。
そっか惜しい感じだな。
ですね。
なんかそういえばさっきのおばあちゃんは、80歳のおばあちゃんはその洋さんが作った音声インターフェースについてはどう言ってたんですか?
あのね、アハハって笑われました。
これは便利ねとかじゃないんですか?
あなたのやりたいことはわかるよと。
でも別に私これ読めるから大丈夫だよ。
その読み上げなくても大丈夫だよっていう。
そういうことか。
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まあそれは暮らしてるよね。使われてるおばあちゃん。そうでしょうよと。
まあちなみにこのおばあちゃんだけじゃなくて何人もやったんですけど。何人やったかな。10人ぐらいやったのかな。
なるほどね。
一応そのリテラシー別にこうやったんですけど。
まあうーんって感じだったんで。
少し違えた。
結局読み上げはちょっと違うなと思ったし。
音声入力もなんかその人たちが言うにはなんか家族もいるしなみたいな感じ。
そこはね、実はそういうサービス出てみんなが使うようになったらまた変わるかなと思ったんですけど。
なのでこのコンシューマーサーベイは説がお修正するに与えた影響度で言うと全体の2割ぐらいに過ぎないんですけど。
まあでも一つの材料ではあったかな。
なるほど。でもね海外の商談できたイケてる会社もちょっとまだ早いかなぐらいの感じだったし。
なんか惜しかったなっていう感じがするんですけど、どの辺がその学びというか反省点ですかね。
まずタイミングが。何事もタイミングの重要性っていうのはね。
それ本当になんか早すぎてもダメなんですよね。
あと早すぎるときに何の変化に対して早すぎるかっていうところで、
やっぱり普及してないテクノロジーのプラットフォーム、風が吹けばOKがモーカル的な法則で言うと、
大事なんですけど何かが流行るからこれが流行るんじゃないかみたいな。
ただインターフェース系は変化予想するの結構難しいなというのを改めてちょっと今この話を振り返ってて思ったんですけど。
例えばさっき言ったチャットのインターフェースだったり、あとVRとかね。
音声も言うても別にスマートスピーカーも含めて言うほど普及してないと思うんですよね。
少なくともスマホに代わるような話になってないですと。
こういうのは結構難しいなと思って人々の習慣に結構影響するし、
逆にスマホが初めて出てきたときにこれがこんなに普及するって読めた人もすごい少なかったと思うので。
有名な例としては当時のマイクロソフト社長のスティーブバルマーがめちゃくちゃバカにしてましたからね。
なんかのカンファレンスでパブリックでリバミングの前で、
400ドルみたいなバカじゃないのみたいなぐらいのノリでした。
はぁはぁと笑ってました。
これは文賃だねって言ってたから。
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それはひどい。それは相当痛い。
茶目っ気なるおじさんなんですよね、スティーブバルマーさんはね。
文賃?
これはすぐに文賃になれよって感じでした。
すっごい文賃だな。
今フェイスブックが全ベッドしているメタバースとかも、
フェイスブックとかアップルぐらい要素技術レベルからコントロールできてロードマップ持っていってるので、
僕らが何かにトレンドに乗っかろうみたいな話とは根本的に違うとは思うんですけど、
まあでもね、流行るかどうかってすごいリスク高いベッドだなとは思いますね。
インターフェース系はね、読みづらいんだろうなと。
フェイスブックの有名な、外した例で言うと、
HTML5 vs ネイティブアプリっていうのが、
たぶん2013年とか4年ぐらいにあったと思うんですけど、
フェイスブックがもうネイティブアプリ作らないって一回やったんですよ。
もうHTML5に世の中なるからっつって。
でも、1年後ぐらいにちょっと間違ってましたっつって、また再修正してるんですけど、
今は今の世の中も全部ネイティブアプリ。
インターネット滞在時間の7割でネイティブアプリなので、
むしろHTMLは、これはインターフェースというよりは、
インターフェース要素もあるのかな、プラットフォームというか。
そうそう、結構こういうのは、ザッカーワーグを持ってすら外してしまう予測だったり。
難しいですよね。そっか。
あと、マッキン生にいた頃に、2010年ぐらいにやってたプロジェクトで、
欧米にiモード的なもの、日本の柄系エコシステムを輸出できるかみたいな話で、
海外のモバイルインターネットはお金を払う習慣がないから、
絶対海外で月額300円みたいなサービスが来ることはないみたいな結論だったんですよ。
すごい、3ヶ月ぐらい散々調べた結果。
じゃあ、ネットフリックスとかスポティファイって何なの?みたいな話じゃないですか。
そうですよね。
だから、分かんないんですよね。
分かんないですね。
そういうのはあんまり良くないなと思って、そういうのにベッドする。
そっか。でもね、また時代が違えばね。
そうですね。音声入力も今キーボードで音声入力できるようになってきているので、
キーボードっていうのはスマホのね。
そうですね。結構やってる人いますよね。
ビジネスメールは全部、全部じゃないけど、スマホでビジネスメール打つときはできるだけ音声で打つようにしていますね。
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なんか日本語のビジネスメールって長いじゃないですか。
はい。
いつも大変お世話になっております。〇〇の柴田陽ですみたいな。
何卒よろしくお願いします。みたいな。
打つの超大変なんで、すごい早口で喋ってます。
へー。
いつも大変お世話になっております。〇〇の柴田陽。
そっちの方が早いんだ。
携帯だったら僕はそっちの方が早いですね。あと片手で、片手っていうか。
そっかそっか。
両手打ちだったらまあいい勝負だと思うんですけど。
まあ確かにスマホだとね。
そうですね。
ああ、そっか。
でもスマホで返信しちゃいたいじゃないですか。メール溜まっちゃうので。
確かに。
それありだな。
スラックとかだと手で打ってるんですよ。短くていいので。OKとか。
確かに。
ただビジネスメールだとね。
そうだよな。
承知しましたびっくりマークみたいなで返すわけにもいかないメールもあるじゃないですか。
なんか文章を長くしなきゃいけない雰囲気。
日本語って長い方が丁寧っていう言語なので。
それはそれ自体はしょうがないのでいいんですけど。
その一度僕はAIが打ってくれるようになると思うんで。
確かに。
別に僕らが日本語の習慣を変えようっていうキャンペーンをするより技術が瞬殺で進歩化してしまうと思うのでいいんですけど。
メール開いた瞬間いつも大変お世話になっておりますみたいな5行ぐらいバッと書いて。
あと自分で書くのは承知しましただけっていう。
絶対そうなる。100%そうなる。
まあそうでしょうね。
なんならそれを削除してくれる受信箱も登場するかもしれない。邪魔なところ。
早くできてほしいですけどね。
そしたらもうただのプロトコル同士の会話になる。
怖っ。
早くなってくれないかな。
だからそういう意味でまたどっかでこういう音声インターフェース的な来る可能性はあるかもしれないなとは思うんですけど。
確かにな。早すぎてちょっともったいなかったけどまたあるかもって感じですね。
まさにいつアイディアが、what is a good ideaが大事なんじゃなくてwhen will it become a good ideaが大事だみたいな。
よく言うと思うんですけど。ビルゲイツの言葉かな。
これはつまりアイディアそのものが?
いいアイディア悪いアイディアっていうのがあるわけじゃなくて、あくまでそんなものは存在していなくて、あくまでいついいアイディアになるかというのだけが存在しているみたいな。
なるほどな。さすがビルゲイツさん。
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そういうわけで音声インターフェースはしばらく遅れ入りをした2017年でした。
貴重な体験談を共有していただきありがとうございます。皆さんよかったら参考になさってください。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
そして最後まで聞いてくださったそこのあなた、チャンネル登録高評価よろしくお願いします。
今回も聞いてくださりありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。