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2023-12-04 38:47

#48 Coeto 湊健二さん 起業前のビジネス経験値の高さはトレードオフを伴うのか

オフ会は⁠こちら⁠ お便りは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠ 今回はゲスト回ということで、起業家のCoeto 湊健二さんを招きました。

今日のテーマは、

・リブセンス創業期とアトラエでの経験

・C向けサービスを始めた理由

・B向けとC向けプロダクト作りの違い

です。

サマリー

湊健二さんは、アトライの経験を経て、社会にインパクトを与える事業を起業しています。彼の起業のきっかけは、社会貢献性が高く、人材の領域で可能性を与えることだと言っています。現在の彼の事業は、C向けのサービスで、エンジニアを中心に転職する人に関わっています。議論では、ビジネス経験値の高さ、サービスのターゲット違い、ユーザーの理解力が必要性、ユーザーの声とデータの活用、そしてピッチの振り切り方などについて話が行われ、経験とリスクを結びつけたビジネス戦略についても触れられました。

湊健二さんの経歴とアトライでの仕事
BOOTUP RADIO エンジェル投資家の橋田一秀です。
BOOTUP RADIOは、スタートアップを立ち上げる上での疑問や企業に関するトピックを取り上げ、
シード企業家や企業家呼び込みに役立つ情報をお届けする番組です。
本日のゲストは、Coeto株式会社代表取締役、湊健二さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
一応、最初に言っておくと、僕の投資先の会社になります。
ちょっと簡単に、どういうサービスをやってて、みたいな話とか、自己紹介をお願いできますか。
分かりました。改めまして、Coeto株式会社で代表しております、湊と申します。
我々は音声のみのライブ配信のプラットフォームであるWATCHERというサービスを開発、運営しています。
もともとクラブハウスが熱狂的に流行った2020年に創業してたりするので、
もともとはクラブハウスに近いようなSNSモデルでやってたんですけど、
途中から本当に僅かにピボットというか、事業体変更しまして、今は主にライブ配信の領域で運営しているような事業になっています。
それは簡単に言うと、やっぱり音声のみのライブ配信っていうところですよね。
そうです。顔は一切出さないですし、逆に言うと、いわゆるアバター配信でもないので、
アバターも表示させず、あくまで本当に音声だけというような形になっています。
ありがとうございます。
なんか、そもそも社会人歴そこそこあると思うので、その会社の立ち上げの経緯とか経歴とかってちょっと軽く教えてもらえますか。
ありがとうございます。
僕もともとビジネスに出会ったきっかけは、大学1年生の時に当時リブセンスっていう会社が創業されて、
確か2期目くらいだったかなと思うんですけど。
2期目のリブセンスに出会ったタイミングってすごいですね。
本当に運が良かったというか、感じだと思うんですけど、
当時代表の村上さんとかが3年生で、僕が1年生だったのかな。
いる人みんな学生でした。
6人か7人くらいの学生で運営してて、
そこにひょこっと一番年下というか1年生の僕が知り合いの素手で知り合って入ったような形だったんですけど、
僕はもう冒頭お伝えしたときに、スタートアップにそもそも興味が強かった、当時わけではなかったので、
いわゆるアルバイトするぐらいだったらインターンした方が身になるんじゃないっていう友人の言葉を真に受けて、
確かにそうかもなと思って、一旦入ってみたというのは元々の、一応、きっかけにはなっています。
Weboxの立ち上げとビジネスサイドの成長
どれくらいやってたんですか、リブセンスは。
リブセンスは1年半ぐらいかな、いました。
なんかすごい地方の使者を立ち上げさせてもらったりとか、いろんなことをやらせてもらってたんですけど、
よく言うそのときめちゃくちゃ活躍してましたっていう感じでは多分あんまりなくて、
もちろんすごい頑張ってたし、いろんなことを僕が言及させてもらったんですけど、
やっぱ周りの一緒にやってた人たちのレベルもすごい高くて、
そういう意味では常に一番だったみたいなことは全然なくて、必死についてきために頑張ってたみたいな印象の方が当時は強いなと思ってます。
へー、なるほど。
そこから就職っていう、どっかの会社に就職するんですかね。
そこから学生時代なんでリブセンスに就職させてもらって、社会人になるタイミングで当時はI&G Partnersっていう会社でしたけど、
に入社をさせてもらってました。厳密に言うとかなり留年してて、
留年の途中からI&G Partnersにはお世話になった。要は来年新卒で入るインターン生みたいな感じでお世話になりました。
そこからさらに僕2回留年したんで、入社する詐欺みたいになっちゃった。
こんな感じなんですね。来年新卒で入る詐欺を繰り返していた。
3年ぐらい待ったぞみたいな感じ。待ったぞっていうか、もはや馴染んでたみたいな感じでしたけど。
結局そのまま新卒で1個目の会社っていう意味で言うと、当時はI&G Partnersが1社目の会社になりました。
それちなみに何年の頃ですか、I&G Partnersに入ったのって。
えっとですね、僕がそのインターンという形で上位にし始めたのが2012年。
2012年。
はい。いわゆる2013新卒っていう入り口で入ってます。
なるほど。2013新卒。その時期ですね。
はい。
なんか僕、よくアトラエって会社ほんとすごいなって話をよくするんですけど。
アトラエはすごい会社だと思ってました、当時から。
何だろうな。
リーマンショックの時にピンチを迎えてたじゃないですか。
そこからの立ち直り含めて、本当にみんないなくなって、でも残ったメンバーで給与半分カットして、それでもやれるやつだけ残ってくれみたいな話とかは聞いたことがあって。
そこからやっぱり組織が強くなったっていう話を知ってたと思うんですけど。
その頃って、でももうあれですよね、グリーンとかありましたもんね。
グリーンは僕の時はもうあって、逆に言うともう人材紹介やめたぐらいのタイミングだったんですよね、僕の時は。
うっそね。
なんでグリーンだけはあったっていう状態だったの。
プロダクトというか、直接紹介するというかサービスに振り切っていくような時期っていう感じだったんですかね。
そうですね。グリーンである程度収益が見えてきていて、完全に黒字化してたかどうかっていうことはあんまり記憶には厳密にないんですけど、
なんか授業としても成長する目処が立ってきていて、かつ人材紹介でいうと当然収益性高いんですけど、
そこに依存してるとグリーン伸ばしきれないよねっていうことで、もう排水の陣じゃないですけど、
人材紹介をもう捨ててグリーン伸ばすんだっていう、意思も含めてちょうど切り替えたタイミングだったとは僕は聞いてます。
起業への決断と社会貢献性の追求
振り切ってますね、すごい。
そこは経営人の意思決定だと思うんですけど、僕アトライがいい会社だと思うのは、もちろん経営人の方々も大好きなんですけど、
社員の方、どの方と会ってもめちゃくちゃみんないい人っていう、それなんかやっぱすごい感じるんですよね。
もちろんいろんな人の話を聞くと、先行過程、もちろんめちゃくちゃカルチャーフィットを重視するし、
8回面談するとかそういう話とかも聞いたことあるし。
なので本当にフィットする仲間と一緒に働くっていうことに、それを徹底してやってるっていう印象ですね。
だからこそ強いチームが作られてるんじゃないかなっていうふうに思っていて。
まさに申し上げておくと、当然採用基準もすごい厳しいんですけど、当時プロパーが多かったんですよね、新卒入者の人が。
そうですよね、ほぼプロパー。
ほぼプロパー。
だいたい80割か、そうそうそう、85%とか、そんな感じだったので。
ある意味、人と気持ちよく仕事するということはどういうことかとか。
例えばそれこそ、自分に関係ない来客のお客様がいらっしゃったときに、関係ないけれども自分が気持ち良さにすることで会社がどう見られるのかとか。
その辺りはある種徹底して、特に研修とかがあったわけではないんですけど、
都度その先輩とか社長から、今やった行動って会社としてこう見られるよねみたいなフィードバックがあって、
それが社内としての当たり前としてどんどん循環していった結果なんだろうなと思って。
そういうカルチャーを作れてたってことが本当に後来の強みなんだろうなって思っていて、
それが結局事業というか、そういう人たちが作る事業なんで、そういうところにフィードバックされているのかなというふうに思いますね。
中野さんはどう思いますか。
そこからアトライで何やってたんですか、結局その後。10年くらい後やったことですけど。
アトライ自体は僕は長かったです。7年半在籍させてもらっていました。
アトライは7年半やった中で、新卒入った時は先ほど話した通りで基本的には求人メディアのグリーンがほぼ唯一の事業として存在していたので、
グリーンに配属をされて、新規のクライアント側の営業をはじめやってました。
その後に新規事業で現役エンターのかなり前の前身になるんですけど、
いわゆる対応広報の文脈で、要は働いている社員さんたちが友人をシェアしていくことで自分たちの新しい仲間を見つけようみたいな、
いわゆるソーシャルリクルーティングというか文脈の事業が長時立ち上がって、
僕は入ってすぐそこに移動というかそこの所属になって、
本当はゼロイチの授業だったので、新規の営業を中心にやってましたけど、
マーケティングを試してみたりとか、いろんなことをやらせてもらったのが2回目の移動というか所属になって、
その後僕はグリーンに戻って、また営業とかカスタマーサポートとかいろんなことをさせてもらっていて、
そのグリーンに所属した状態で、確かに記憶正しければ当初マザーズに上場しているはずです。
マザーズに上場したタイミングでまた新規事業を作るという話になって、
その時に一緒に働いていた、もともとグリーンにいたエンジニアがWeboxという事業を企画していたタイミングで、
僕もそこに早期にジョインさせてもらって、本当はビジネスサイドは僕しかいなかった。
僕とエンジニア3人とデザイナー1人みたいなそんなチームだったので、どういう風なプライシングでいくのかとか、
初期の顧客の獲得戦略どうするのか、中長期でいうとどういう風な業界に広げていくのかみたいな戦略書いて、
ただ戦略本来書いて仕事終わりたいところなんですけどやる人いないんで、そのまま僕がその戦略に乗っ取って自分をするみたいな。
だから自分用のメモみたいな感じで戦略が書かれてて、じゃあ明日これやるかみたいな。
これ俺やるのかーって思いながら企画に。
そうだから気持ちちょっと受注ハードルとか低く設定しなくなる感じなんですけど。
そこを一応やって。
割と早期のタイミングで、PMFって言ったらちょっと大げさなんですけど、
市場からのということは結構感じたサービスだったので、
割とその早いタイミングからグリーンのビジネスサイドのメンバーとかをちょこちょこ移動させてもらえたんで、
すぐビジネスサイドだけで10人ぐらいのチームがすぐなって、
そこからさらに加速度的に伸びていった事業をビジネスサイド全般ですね、
本当に見させてもらってたような感じが、アトライトのキャリアになってます。
なるほど、ありがとうございます。
なんかそこから、もうね、アトライについてもいろいろ言いたいことがあるというか、
YENTAもWeboxもすごくいいサービスだなと思っているんで、
上場直前、上場直後ぐらいでこういうサービス作れるって、
普通こういうのって生み出しにくいんですよね。
そのタイミングとかでそういう新規サービス作るって相当チャレンジだし、
しかもまして上場審査の前とかは本当に厳しいと思うんで、
YENTAとか大変だったんだろうなって結構思ってたんですけど、
そんな中でサービスを作っていったっていうところだったんですけど、
それ何年ぐらいやってたんですか?
Weboxですか?
はい。
Webox自体は3年ぐらいかな、やったような思います。
で、その後起業する感じですか?
そうです。
後来の期間が大体全部で?これ何年創業でしたっけ?
7年半。僕は2020年です。
なるほど、2020創業なんで7年半。
で、これ100回ぐらい突っ込まれてると思うんですけど、
そこからいきなりC向けサービスに突っ込むわけですよね。
突っ込むっていうか、そうっすね。
さすがに就職させてくれないから、やるんだったら自分でやるしかないなって思いましたね。
なんかその起業のきっかけとかやろうと思ったことってどういう感じなんですか?
やっぱりリビセンスにいたこともそうですし、アトラリーにいたこともそうなんですけど、
やるんだったら社会にインパクトを与える事業をやりたいみたいなのが、
当たり前ですけど根底的に結構強くあって、
別にスタートアップ行って上場するとかってそういうことよりも、
いい影響を与えたいぜみたいな、よくある話の中で、
いわゆる人材の領域って社会貢献性が高いだろうっていうことで僕はやってたのが元々の背景でしたので、
今までに僕はHRは社会貢献性が高いなって振り返って思うし、
色んな人に可能性を与えるし、本当に素晴らしい領域だっていうのは今までに思っていて自負しているところではあるんですけど、
広く世の中全体を見た時に、どの範囲で自分は関われたんだっけっていうのを、
辞めるちょっと前のタイミングで考えた時に、
じゃあそれこそグリーンで転職する人、いわゆるエンジニアを中心に、
ビジネス経験値とサービスターゲット
スーパーハイクラスじゃなかったとしても一定以上のレンジの人の転職サービスですよねと。
具体的に言ったら年収500万から550万以上ぐらいの人が使うサービスってなった時に、
人口で言ったら上20%くらいとか30%くらい。
そこのアロケーションをし続けているっていう実態も一方で僕はあるなっていうのは思っていたと。
ただこれは変な話で、当然人材領域は市場がめちゃくちゃ大きいので、
どこかに絞ってプロダクトとしてはやるっていう意味で言うともちろん正解なので、
あえて僕は変なことを言ってるという前提なんですけど、
本当に世の中、日本全国の人間を見た時にやっぱり一部の人に対しての貢献だよねっていうのは感じたし、
あとWeboxに関しても同様で、
資金の話もそうだし、事業の話も、どの会社も成長させるのにすごい大変苦労してる中で、
従業員のコンディションがどうであって、そこを改善することで経営にレバレッジをかけるんだって言ってる会社って
めちゃくちゃ一部であると思うんですよ、本来は。
本当はそんなことに構ってらんないみたいなことが多いんだろうなと思ってて、
それについて、Weboxを使ってくださる企業もやっぱり大手の一部だったりとか、めちゃくちゃ伸びてるスタートアップの一部の人から使われ始めて、
今で言うと普及してますけど、やっぱりあくまで、
上か下かとかって表現じゃないんですけど、一部の人に対して提供し続けてるものに僕は感じていて、
それ自体が悪というよりは、もし自分がやるんだとしたら、本当に日本中とか世界中のすべての人が使って、
かつそれを使ったことによって人生が大きく変わるような体験を提供できるようなものを人生の中で作ってみたいなっていうのは感じていたところで、
そんなことから、ある種C向けのサービスであるっていうこともそうだし、
スマートフォン一台あって、Wi-Fiは、最悪スターバックスの前にいればスタバのWi-Fi入ったりするじゃないですか。
そこで配信したりすれば、自己表現ができて、可能性があれば日本全国の人に自分の声が届く、思いが届くみたいなことが実現したらいいなっていうのが、
もともとコンシューマー向けのサービスに行った大きいきっかけではあります。
なるほどですね。ありがとうございます。ようやくたどり着きました。サービスのところまで。
事業のコントロール性と拝見力
実際、B向けサービスとC向けサービスを、C向けサービスこの3年ぐらいやってみてって感じだと思うんですけど、何か違いってありますか?
違いは、もちろんあります。
ターゲット違いとか、人一人が使うお金が違うとかあると思うんですけど、一番感じているものって何ですか?
顧客をコントロールできるかできないかの話かなと思っていて、
なるほど。
まさにそこだと思っていて、BtoBの会社さんで、例えば、お宅のサービス使いにくいんだよねって言われて、
ここのグループ機能まだないからグループ機能使えないじゃんとかって言われたりするじゃないですか、新しいSaaSのレンダーさんとかが言われるんですけど、
いやでも、1年後にはそれをつけるつもりです。今はうちの会社でスプレッドシートでこういうふうに管理して見えるようにするんで、ちょっとそこまで我慢してもらえませんかって言ったら、基本的には使い続けてもらえるケース多いと思うんですよ。
僕らの、僕らというかコンシューマー向けの領域って、機能として限り満たせていたとしても、何となく使いにくかったりとか、言語化できない違和感みたいなものがあるだけで、
要は普通にサービスを平気で去っていくユーザーがとても多いわけなんですよね。そこのユーザーに仮に僕らがリーチできて、じゃあ何でやめたのか教えてくださいって言ったとしても、
本人が悪気は全くなく、普通に言語化できないケースがほとんどだと思ってて、そうすると僕らも何を改善したらいいのかとか、何があったらその人が戻ってきてくれたんだろうっていうことがやっぱりコントロールできない領域だなと思っている。
難しいよね。
逆に運営側にユーザーの本当に思っていることとかを組む能力、これは別にNイコール1のインタビューでもそうだし、データを見て考えるとかってことでもそうだと思うんですけど、これは何を意味しているのか、言語化しきれないっていう前提の中で、
この現象、の前でインタビューしてこの人はこう言ってるっていう現象をどう捉えればいいのかとか、このデータを読み込んで、これは何かどういうユーザーの意図なんだろうなーっていう考える力がより必要ってことですよね。
まさにおっしゃる通りで、僕がすごい、ちょっとありきたりな話かもしれないんですけど、僕は今回新向けのサービスやって、大事だなと思った検証能力が2つで、1つはユーザーのヒアリングとかユーザーインタビューに対しての精度を上げるということ。
これも話すのめちゃくちゃ細かいんですけど、もちろん質問の仕方とかも変えるんですけど、普通に僕ら使ってもらうのを、たとえば10分間使ってくださいって言って、それを真上から見てて、すごい親指が届きにくそうなところにボタンがあると感じる、僕らが認知できるとか、
そういうB2Bやったときは考えられないような、自由に使ってもらったときに違和感をどれだけ感じてそうかみたいなことを気づく力もそうだし、あともう一つは、はじめさんおっしゃった通りで、データ要は、
データで俯瞰的に見たときに、結局どういうことが僕らのサービスで起きてそうかということを、ある種データから逆算して、たとえばパネルの中ですごいつまずいてるところがあるんだとしたら、その間の体験って3つぐらいしかないはずで、じゃあその3つのどれが今ネックになってんのかみたいなものを仮説として出す力。
もしくはその3つを同時にねじ伏せるほどスピード感のある開発をやるか、その辺りに帰着していくなと思ってて、そのどっちも、もちろんデータはSaaSでも見るとは思うんですけど、僕は過去データですごい改善したっていう記憶はあまりなくて、ユーザーの声のほうがメインだったんで、
その辺はやっぱりシーム系の領域っぽい特徴だなと思って取り組んだんですね。
なるほど。
なんかね、ユーザーテストの話とか僕も経験あるんでめっちゃ分かるんですけど、ペライチスのときって、やっぱりアプリじゃなかったんですけど、ブラウザで動くサービスだったんですけど、やっぱそのツールとしての使いやすさがどうかっていうのを結構初期、たとえばクローズドベータやってたときとかに検証してたんですよね。
ユーザーさんに来てもらって、それこそ30分の時間内でウェブサイトを作って公開してくださいっていうところだけお渡しして、あとずっと後ろで見てるみたいな。多分一緒だと思うんですけど。
はい。
はい。
で、使いやすさも後々差別化では大事になるんだけども、別にじゃあ、それこそWeboxだったら組織のコンディションを把握したいっていうニーズがあって、わずか3分の時間で終了したら少なく案件とか取れて、その結果が定量的に出て解決法も出てきます。
これは解決するよねと。その中でじゃあどういうふうなグループ分けしたいか、細かい話はあると思うんですけど、そこがずれてることはないんで、あとは顧客のニーズがある機能からどんどん付加していけば、別に自然とPMFしていく部分もあると思うんですけど、
なんかそれこそ機能は全く同じサービス、他の人気のサービスと全く同じ機能が付いてるはずなのに、全くユーザーがつかないC向けのサービスとかってザラにあると思ってて、そういう意味で言うと、やっぱりユーザーの拝見だったりとかその時に、そのページを開いた瞬間に感じた感情とか、そういうものが複合的に大事になってくるなっていうのは、ちょっとBMQよりは複雑性が増してるのかなっていう感覚は僕の中では。
経験値のトレードオフとリスクの意識
どっちも難しいんですけど、より個人的には難易度が高いなっていうふうに感じてはいますね。
なるほど。その部分結構差があるなっていうのは、これ結構やってみて実感したやつですよね、正直。
僕でも幸い、アトランキックに言えたチームは隣にいたというか、いたんで。
やっぱり全然僕の授業のアプローチの仕方とは違かったんですよね。
完全に当時はコンシューマーというか、前にも育ってもコンシューマー向けなんで、結局ユーザーの人がどこで躓いてるのかとかをすごい見てたし、
やっぱマジックナンバーみたいなもの、ウィーボックスも作ったんですけど、やっぱなんかちょっと観点が違うというか、なんかそのC向けなりの考え方があるんだろうなみたいな感じで。
だからそこがあったらなんとなく違うだろうな、流石に今までの経験でそのままいったらめちゃくちゃ苦戦するんだろうなっていう、
なんかざっくりそういう肌感だけは、一応持った状態で今の会社は始められたっていうのはあると思ってますけど。
なるほど。
確保しました。
だから、アトライの経験は一定は生きていて、言えんたとかも少なくてあったんで、それは良かったですね。
あと、この後出てくるかもしれないけど、アトライの経験が生きていけない話で言うと、事業管理は基本やっぱり一緒だなと思ってて。
ほうほう。
いや、もちろん新作の考えるアプローチとかが多少違うにせよ、基本的には新規で獲得したユーザーの数があって、そのユーザーが継続する率があって、
もちろん一方でチャーンする率がありますと。で、一人当たりのアープがあって、フリービアの中についているサースダップとしては同じような課金率がありますってなったら、
別にこの方程式って別にC向けの僕らなんで、特にライブ配信とかだったら分かりやすいんで、別に同じことだと思ってて、
それが法人だと営業の力量が一定幅が効くようになって、コントロールしやすくなる話あると思うし、C向けだとそこを広告でしか獲得が難しいとか、バイラル化広告ってなった時に打ち手が難しいみたいな、そこの差はあると思うんですけど、
トータル事業の構造として考えることは全く一緒なんで、事業計画引くときとかは、思ったよりは今まで通りの感じだなと思って引いてました。
なるほど。そういうとこが経験が生きたとこですね。
全然生きたとこですね。
逆に、今ビジネス経験あって良かったことみたいな話をしてくれたと思うんですけど、逆に悪かったことみたいなのってあるんですか?経験してたがゆえの何か。
これは経験して悪かったってことはないんですけど、これ僕だけかもしれないんですけど、リブセンスの時って学生でみんなやってるじゃないですか。働いたことないですよね、アルバイトぐらいしか。
そうすると怖いもんないんですよ。
自分たちがこれが良いと思ったらめちゃくちゃ強く踏み切って、上手くできなかった時に、やり方が悪くて上手くいかなかったんだろうなしか振り返らないんで。
本来いろんな要因があると思うんですけど、もちろん冷静に分析はしてたんですけど、やっぱり自分たちがもっとこういう風に営業したらもっと売れるんじゃないかとか、こういう提案が必要だとか、
ひたすら自分たちが起きる未来を信じて走り切るみたいなところがやっぱり強いなと思ってて。
一方で、ある程度いろんなこと経験してみえてくると、そもそも事業立ち上がるってまあまあ奇跡的な確率とまで言わないですけど、結構大変じゃないですか。
それでなんかBMKとCMKが違くて、CMKの方の成功確率ってBMKよりなんとなく低い感じがしててとかってことが色々分かってきちゃって、
なんかこう、何だろうな、継続しない理由ができやすいって言ったらちょっと良くないんですけど、なんかこうリスクばっか見えてきて強く踏み切れないみたいなのは一方でやっぱあるなと思ってて。
学生記憶の人と話すと特にそう感じたりします。
あるあるかもしんないっすね。
一般的に、年齢が言ってる方が経験値が高い。若手の方が経験値が少ない。一方で経験値がない分、そういう今の話ですよね。
向こう水にバッと振り切れるみたいな。向こう水に走り切れるって言った方がいいですかね。
で、その結果何か見つけるみたいな確率もある。で、それが結果的に大きなホームランになるみたいなっていう現象がたまにあるんですよね。
なので、なんかこう、なんか若者のがむしゃらさと経験値のトレードオフみたいな考え方っぽく見えるんですけど、なんか意外と僕そうじゃないかもって最近思い始めていて。
というのは、一般的には今言ってくれたことは正しいんですけど、要は経験してしまったが故にリスクが見えちゃって、そこ行かないっしょーっつって行かないみたいな。
なんだけど、もう一個それを年齢重ねてきて、もう一個それを乗り越えた上で行くみたいな、もう一回逆振りするみたいな。逆張りするみたいな。
だからそういう考え方できないかなーみたいなのは最近よく考えていることで、例えば投資家をやってるといろんなピッチを聞くんだけど、その中でなんかめっちゃ大人なのに、
ピッチの振り切り方
なんかこの振り切り方するんだみたいなピッチたまに聞く。たまにごく稀に聞くんですよ。こういうのは期待したいよねって思うことがあって。でもピッチ自体はめちゃくちゃ理路整然と語るんだけど、その領域行くん?みたいな。
あの突っ込んでる領域とかが、いやこれはでも分かってたらいかなそうなんだけど、でも実は裏の裏があってみたいな。そういうの見つけるとワクワクしますよね。
いやまさにそうだと思います。ぶっちゃけうちの会社もそうだと思うんですよ。
近い気がしてますよ。
それを狙ってたわけじゃなく結果的にそうだったって感じなんですけど。
でもね、ピッチというかプレゼン自体はそう見えると思うし、
だってあれじゃないですか、声だけでライブ配信やって投げ銭するみたいなのが大テーマじゃないですか。
大テーマでしたね。
そこ掘る?みたいな。
普通は言葉選ばず言えば、可愛い女の子とかがやってるところを応援したいみたいな気持ちで投げ銭する人が多いと思うんですけど、
それで本当に声だけで成り立つんでしたっけ?って言ってみんな踏み込まないところを踏み込んでいって、
今チャンスを掴みつつあるっていうのが今だと思うんで、そういう意味で言うと。
そこいくんの領域かもしれないですね。
ある意味経験というか年なのか分からないですけど、減るといろんなものに出会うきっかけと確率が上がるわけじゃないですか、生きてる時間長いので。
それをうまく掛け合わせるときに、経験が生かせながらリスクを取るじゃないんだけど、僕とかは明確に世の中の若い人たちの立ち感が変わってきたなっていうのを、
いい意味で間の世代、ちょっと上なのかもしれないですけど、若い人と、昔は上司とか先輩はみんないわゆるZ世代ではない人たちであって、
ただ一方で若い人たちとも接点があるぐらいの年次ではあって、両方見たときに価値観の変遷とかをすごい感じてたんですよね。
家とか車とかお酒とかにお金を使うのが好きな世代と、純粋にお仕事としてその予算を持ってる世代。
かつ、僕の年齢でも副業とかって最近始まった感覚がありますけど、今って若い人たち、学生のインターネットでもすごいお金を稼いでたりするじゃないですか。
そうなると、昔投資家説でよく言われてた、年配の人をターゲットにしない限りは儲かんないよみたいな言葉ももはや軽く崩壊しつつあって、
日常的な支出を考えると、過処分で言ったら実は若い人が多いんじゃないかみたいな仮説とかも全然あり得ると思ってて、
そういうものに触れてきた掛け算の中で今回出た仮説でやってるわけなんですけど、そこは人生の経験を経ていろんな変性を見てきたからそっちに晴れるっていう要素の、
確かに橋田さんの言う通り、あるっちゃあるなって今話し聞きながら思ったって感じですね。
経験とリスクを結びつけたビジネス戦略
なるほどっすね。ということで、言うても、あれ皆さん何歳でしたっけ今?
今年36になりました。
スタートアップで言うとちょっとベテラン企業家みたいな、年齢で言うとベテラン企業家の域に少し中堅ぐらいの域に入ってきてる人が多いなっていう感じかなと思うんですけど、
逆にそれはそれで経験してきてる部分がすごく僕はいいなと思っていて、どうしようさせてもらっていて、しかも張ってる領域が若者向けのC向けみたいなところなんで、
非常に、そこ行くっていう領域には確かにはまってるなと思っています。
ということで、実はまだまだ話したいことがたくさんネタとしてはあったんですが、
次回にさせていただこうかなと思っております。
Boot Up Radioでは毎回これ一番最後に言ってるんですけども、
今目指せフォロワー300人ということで、300人フォロワーがいったらオフ会をやりますという話をしてまして、
今日これ収録日時点で11月28日に収録してるんですけども、なんと今ダッシュボード見たらSpotifyのフォロワーが312人ということで達成してました。
お、すごい。
みなさん記念の回ですよ、これ。達成してましたよ。やりました。
めでたいですね。
さっき見た時は280何人とかだったんですけど、一気に。これね、反映が1日ぐらい遅いんで、
なんか更新されて、カウンターが更新されたイメージですね。300人超えてましたので、
オフ会を開催は一応告知はしてたんですけど決定しておりまして、
12月18日の夕方都内某所にてオフ会を開催します。
申し込みフォームはSpotifyの配信の詳細が書いてあるところに、
募集ページ、参加用のイベントページのURLを貼っておきますので、そちらから応募ください。
これやること決定したんですけど、何人くるのかなとかちょっとドキドキしてるんで、
3人ぐらいしかもらったらどうしようとか思ってるんで、ぜひ早めの申し込みをお願いします。
ということで、ちょっと皆さんまた収録しましょう。
ぜひぜひお願いします。
もっと面白いお話聞けると思ってるんで、ぜひ次回もよろしくお願いします。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
それではありがとうございました。
声と株式会社のミナトさんでした。
ありがとうございました。
38:47

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