はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。 今週も始まりました。
ナノヒューマンというAIスタートアップをやっている伊藤です。 アメリカに拠点を置くテイラー代表の柴田陽さんと、起業や独立を考えている方に役に立つ情報を話していくポッドキャストです。
陽さん、おはようございます。 おはようございます。 めちゃくちゃあれだね。もう、のぶとい感じ。 そうなんですね。
ちょっとやっぱ、まゆさんの声の良さには全然かなわないですね。 いやいや、もう個性なんでね。
いやー、早速始まりましたね。 江太郎さんって呼んでらいいんですかね。 そうですね。お願いします。
江太郎さんについて、ちょっと掘り下げていきたいんですけど、まずリスナーの方もね。
でもこれ知ってる方もいるんじゃないですかね。そのYouTubeめちゃくちゃ聞いてる人多いと思うから。そうですね。
YouTubeチャンネルは結構YouTubeで見てる人多くて、ポッドキャストも出してるんですけど、あんまりそっちに流れてないので、実はそんなに知らない人の方が多いかもしれないですね。
はい。どういうスタートアップやってるか改めて伝えていただいてもいいですか。
はい。ナノヒューマンという会社やってまして、今AIのプロダクトを作る会社です。
今やってるプロダクトはですね、スーパーインターンという名前の会議をリアルタイムに支援するAIエージェントみたいなものをやってます。
リアルタイムに支援ってどういう芯で使うのかっていうところで言うと、一番便利なのは外国語の会議ですね。
英語の会議だったりとか中国語の会議だったりとか、何なら複数の言語が混ざって話されるような会議。
そういう時に全部の言語を理解、完璧に理解できる人ってなかなかいないと思うんで、そこを僕たちのスーパーインターンっていうアプリを起動しておくと、
AIが会話の内容を聞いて要約してくれたりとか、翻訳してくれたりとか、あとはAIが全部覚えてるんで、そのAIに対して内容の理解について聞けたりとか、そういうことができるようなプロダクトになってまして、
これを使うとどんな言語の会議でも内容を7割とか8割とかっていうのじゃなくて、もう100%理解できるというようなプロダクトをやってる企業家になります。
すごい。テイラーでも使えそう。
そうですね。テイラーも2言語でやられてますもんね。
結構バイリンガルの人多いんですけど、とはいえオールハンズミーティングとかで、みんなGoogleMeetの翻訳、リアルタイム翻訳オンにしてやってねみたいな、
やっぱりその発表者の人が、なんかあれなんですよね、自分の作ったものを発表するショー&テルっていうセッションをやってるんですけど、月に1回。
それとかだとやっぱり本当に普通の日本のスタジオのエンジニアみたいな方だと、英語だとどうしてもちょっと気遅れする部分があるんで、
日本語で喋ってもらって同時通訳がAIがするみたいな場面、今でもあるんで、めちゃくちゃ使えるなと思いました。
そうですよね。
あれ20代後半なんですよね。
そうですね、今。
で、エンジニア。
そうですね、キャリアはもうエンジニアをやってきたっていう感じです。
結構20代後半のエンジニアって、なんか最近はもう起業するよねみたいな感じなんですか?
どうなんですかね、そんなことは特にないと思いますけど、でも最近そうですね、若手の起業家はまた増えてるというか盛り上がってるような感覚はありますよね。
いいっすね、いいっすね。
昔さ、学生起業するみたいな人結構多くて、その後大企業に行く組と、企業界隈に続ける組みたいな、分かれたんですけど、
えたろうさんの場合はAIX行って、起業したのは何年前ですか?
起業したのはちょうど1年前ぐらいですか。
じゃあもう新鮮ですね。だから20代後半で起業したって感じで、そういうルート、昔あんまなかった感じがするんですけど、
要するにスペクトラムが断絶してたような気がするんですよね。
企業にエキストリームな人と、いわゆる会社員としてっていう間があんまないみたいな感じなんだけど、
最近は結構その中間みたいな層が厚くなってる感じは確かにする。
そうですね、あとはやっぱりテックスタートアップにおいてはやっぱり技術の波が来るタイミングに結構合致してるのかなとは思いますよね。
最近やっぱりAIがあるから、起業する人増えてるんですよ。
本当にちょっと前までネタねーなみたいな感じだったじゃないですか。
多分3年前、4年前ぐらいで、まさにスタートFMとかでもまいさんが今やるなら何ですか、波ないですよねみたいな感じで、
波ない波ないって言ってたら、AIっていうめちゃくちゃでかい波が来て、逆に言うと波が強すぎますみたいな。
変化激しすぎて逆にどうやったらいいのかわかんないみたいな感じの、すごく今やるんだったらケオティックな感じなんですごくいいタイミングなんじゃないかなと個人的には思ってるんですけど、
他に何か20代の起業家の最近の傾向みたいな思うことありますか。
そうですね、AIの話とあとはやっぱり日本国内のマーケットが縮小していくよねみたいな、そういう背景があって、海外で事業やりたいみたいな人が結構増えてるんじゃないかなっていう肌感はありますね。
これその日本国内のマーケットが縮小しているよねっていう感覚って、どこから来るんですか。
やる事業とかにもよると思いますけど、そもそも何でしょうね、おそらく多分起業しようっていう若手の学生の方とかが起業しようとなった時に、当然スタートアップとしてやるんだったらどれぐらい評価がくっつくのかとか、
資金調達できるのかみたいな話になると思うんですけど、結構やっぱ投資家側の目線が厳しくなっているのもあるのかなとかって思ってますね。
日本に対して。これ別に人口減少って本当に数十年スパンでも最初から固定されていることだから、多分別に僕が20代の頃も日本のマーケット縮小するっていう事実自体は多分ものすごくオビアスだったと思うんだけど、でも別に誰もこれ言ってなかったんだよね。
それは面白いですね。
だからなんかでも最近何なんだろうね、そのより健在化している感じが肌感としてあるんだろうね。なんか全然感覚は分かるし僕も同じ共感するんですけど、なんかこれみんなこれ言ってるよなっていうのはすごく思ってますね。
そうですよね。確かに何か契機があったわけではないんですかね。
結構あれなんですか、若い頃から若い頃っていうか例えば就活する頃とかからもう日本はダメだ日本はダメだみたいな感じの刷り込みがある感じですか。
いや僕の世代はそんなことはなかったですね。僕が大学生の時とかはそんなことはなくて、たださっきの話でスタートアップの波はないよねみたいな話はちょっとあったかなっていう感覚ですかね。
多分ここ数年はコロナ後とかじゃないですか。
そうだよね。やっぱ円安とかがね分かりやすいですね。
円安は確かに分かりやすいですね。
確かに。
そうなんですよね。なのでスタートFMの視聴者の方のこれから起業しようとかっていう若手の方の中にも結構海外で事業をやりたいという方増えてるんじゃないかなと思うんですけども。
増えてると思いますね。
なんかこの海外で大きな事業をやりたいっていうそれこそこの世界で海外で大きな事業をやりたいっていう目標で始められる起業家の方のルートとして
よく日本でまず成功してからグローバルに出ていくパターンといきなりもうグローバルでそれこそアメリカで起業しちゃうとかっていうパターンの2つのやり方が比較されて話されてるなっていう風に観測してるんですけど
確かに。
まさにこれ日本で複数回事業やられてその後今USで起業されてるYOさんってこれについてどう考えられてますか。
これそうですよね。僕も答えないんですけど自分でやってみて思ったのはまず大前提僕もこれちょっと悩んだんですよ。
これいくつか視点あると思うんですけどまず会社ってマーケット決めてチーム集めて最初プロダクト出してみてMVP出してみてそれでトラクションあるかないかみたいなことをやるっていうのが一番最初の一連の挙動じゃないですか。
それをどこでやるのかっていう話だと思うんですよね。
それでそれをアメリカでやったほうがいいんですかそれとも日本でやって大きくなってからアメリカに行ったほうがいいんですかっていうことだと思うんですけど
実際これやろうとするとその二項対立ってもうちょっとメッシュ細かいなっていうのが実感としてあってですね。
なんでそのこの二項対立は解像度として低いなと。
じゃあ何なのかっていうとなんかそのちょっと自分の話をまずすると楽天に事業売却しました楽天のお勤めを2年ぐらいやってました次やることを決めてネタを決めないままサバティカルっていうかフリーの立場になって
じゃあネタ探しからするかって言ってで日本ちょっとやっぱり何か幸ってる感じあるよなと思ってじゃあアメリカに引っ越そうと思って2015年に1回アメリカに住んでたことがあるんですね。
で本当何にも何もしないで別に就職するとかじゃなくて本当にネタ探しエンジェル投資家のフリするみたいなその頃に東京ファンダーズファンドとかやってたんですけど
で最初の立ちはだかった壁がですねチームをアメリカで集めるのがその裸一環からだとめっちゃきついっていう問題が差し当たって大変でした
その段階の予算できついなって
そうなんですよなんかそのサンフランシスコに住んでたんですけどイグジットしましたみたいな楽天にイグジットしましたみたいなのって
まあもちろんなんかそのゼロではないんですけどその完全な裸一環で平場じゃないことは確かなんですけど
でもなんかそんなやつスタバに行って座ってなんか打ち合わせしてたらあらゆるところでそういう話してるんで石放り投げたら当たるんじゃないかぐらい
そのレベルの企業家はたくさんいるなっていう感じがあったんですね
少しでも自分の肌感としてすごいねって言われるけどでもたくさんいるよねみたいな
なんかそのイーストベンチャーズでインターンしてました
イーストベンチャーズをディスってるわけじゃなくて一定数いるよねっていう意味で言ってるんですけど
ぐらいのなんか差別化要因でなんかじゃあ君がやるならお金出すよとか君がやるなら一緒にやりたいよっていうレバレッジが効いてる感じが特にしなかったですね
特に何にもアイディアがない状況でなんか一緒にアイディア考えて作っていこうみたいなのをその状況で見ず知らずのアメリカ人エンジニアを駆読みたいながこれ無理だなっていう感じがあったと
取っ掛かりがなさすぎて
そのぐらいサンフランシスコですよねサンフランシスコはもうそのぐらい連続企業家はもうめちゃくちゃいたと
まあという風に感じたっすけど
でなんかそれよりやっぱりなんか一緒にバークレー行きましたとか一緒にスタンフォード行きましたみたいなチームでやってる方がよほどレバレッジ効いてる感じがあったんですよね
だからこれはなんかあんまりチーム作り大事じゃないですか
だからそこで思ったのはやっぱり何かしらアイディアがあってすでにプロトタイプあるよとかすでにお客さんがデザインパータナーがいるよとか
なんかそういう風になってないとチーム作ることすら難しいっていうのがまあちょっと1年間フラフラした結論で
で日本に帰ってくるっていうのが2016年ぐらいあったんですよね
だから本当はアメリカでMVP作ってそこでトラクション出てそこでそのアメリカ投資家にファンディング受けるっていうのが一番きれいなことは間違いないし
そこに至る何か取っ掛かりがある人は絶対そうやった方がいいと思うんですよ
実際そのなんだろうなあの2年前ぐらいにYCに行ったジンバのチームとかはあれをしてましたよね
そのシェアハウスホッピングをしてでシェアハウスガチャを引きまくってでどんどんどんどんその企業化純度の高いシェアハウスに移ってって
そこでなんかいろいろ取っ掛かり作って食い込んでいくみたいなでまぁ結局そのYCに入っていくっていうなんかそういうことが
例えばその本当に一人暮らししてて独身の若者で友達作りが上手みたいなアビリティがあるんだったらまあそれも一つのアイディアだと思うし
何かしらねたまたまアメリカ大学行ってましたとかですねそういう取っ掛かりがあればそれを使っていきなりアメリカでチーム組成して
VVVV作って出してみるみたいなのをやる方が近いことは絶対近いと思います
でなんか逆に言うとその日本で成功してグローバルに進出っていうのってトラクション側のレバレッジは実はほとんどないんですよね
リソース側のレバレッジはあるんですけど例えば資金調達が進んでいるとかカーチームはいるとかっていうのはあるんですけど
マーケットが違うのでトラクション自体は持っていけないんですよね
これが持っていけると思って勘違いして多分日本のメガベンチャーみたいなが散々トライしたけど
まあ多分僕が観測している限りうまくいってるところないのでそれトラクションはポータブルじゃないんですよ
レピテーションとかですねだからまあ日本でやってっていうのはリソースとして日本をレバレッジかけてっていうところで
結局自分は僕はそれをやったんですけど結局日本だったらチーム集められるしシードマネーも集められると
でそれをそのリソースでUSでトラクション作りに行くみたいなことをやる
サンフランシスコにいる企業家とかもそういう人多いですよね結局日本の投資家でファンディング受けて
日本人だけのチームでアメリカでプロダクト出すみたいな
だから結局そのリソースとトラクションっていうのが別物だっていうことですよね
どっちでソーシングするのかでアメリカは結局そのトラクションはつくなきゃいけないからアメリカで広げようと思ったら
それをだからリソースのソーシングを日本でやるっていうワンクッション経由しなきゃいけないのか
アメリカで何かしら自分でとっかかりがあるのでいきなりそこで直接山を登りに行けるのかっていう
なんかそこの違いなのかなって思ったんですけど
なるほどトラクションを持っていけないっていうのはマーケットが違うから日本で売れててもその製品とかサービスがアメリカで売れるわけじゃないよね
むしろその日本で売れてたらアメリカで売れないと思いますね
日本で売れるってことはアメリカで売れないっていうことぐらいに思った方がいいと思います
あえて強めに言ってますけどトラクション持っていけんじゃねっていう幻想を抱いてるとしたらそれをちょっと潰すために言ってるんですけど
やっぱりそのマーケットが全然違うので例外あるんですよ例外ジャンルがあって例えばハードウェア系とか
そもそも日本のコンテンツ売ってますみたいな話とかあとはデベロッパー向けのマーケット
これってグローバルでワンマーケットになってるんでこういうやつとかっていうのはちょっと違うと思うんですけど
いわゆるビジネスBtoBのソフトウェアだったりBtoCのウェブサービスみたいなのがおそらく違うと思います
なるほど
アメリカの方がねその細分化されてるんでマーケットがだから大体そのMVPってそのピンポイントに作っていくんで
なんていうのかなよく言われてるけどそのNイコール1の人に対して作ってそれで横に広げていくっていう感じになってるんで
日本で流行っちゃってるってことはそのNイコール1にアメリカに持ってくとなんないってことになるんで
そのぼんやりしすぎてるっていうオチになっちゃうと思うんですよその一般論としてはですね
だから日本で流行ってたらアメリカで流行らないっていうのはむしろなんか今のロジックで僕はそう感じています
なるほど今のとこちょっと深掘って質問させていただくと
例えばノーションとかスラックみたいなのってアメリカで流行っていて日本とか他の国でも流行るわけじゃないですか
逆はこれ成り立ってるわけですよね
逆は成り立ってる
これはなんでなんですかね
アメリカの方が細分化されてるんでアメリカでニッチで流行って
例えばアメリカで100社お客さんがいるプロダクトで日本でもドンピシャで多分2社とか5社とかはいるんですよね
だからそっちはできるんですよね逆に日本で2社とか5社しかいなかったらそんな2社しか5社しか使わないプロダクト作ってもしょうがないから
100社に向けて作るじゃないですか
そうするとそれアメリカに持ってくと1万社向けのすごいぼんやりしたサービスになっちゃうんで
だからその細分化されてるものを日本に持ってくればマーケットちっちゃいかもしれないけど通用するっていうのに対して
マーケットを広く取っちゃってアメリカに持ってくとぼんやりしすぎてて十分に深く誘わないっていうことが起こります
というのがまず1つ目のロジックで
そうですよね日本でリソース集めてチームとお金を集めて
最初の製品作って一定のトラクションを出して成果を出して
それを取っ掛かりにアメリカに行く
最初からアメリカで出しちゃった方がいいと思いますその場合はね
日本の投資家に例えば自分が少しVCの方とつながりがあるとか
日本人的に見ると立派なバックグラウンドみたいな人とか
日本人のエンジニアとかビジネスピープルの
ツテが多いみたいな人はそこでチームとかリソース確保して
アメリカじゃなくてもいいですが他の市場向けに
ローンチするっていうのが理想的かなと
日本でこういうのもあると思うんですよね結局
日本でまあまあ流行っちゃいましたみたいな
これが一番かわいそうっていうか
いやいいことなんですけど日本で流行ってるっていうのは
結構やっぱ引力として日本でやるインセンティブが出ちゃうんで
アメリカに行くタイミングを失っちゃうと思うんですよね
これは結構第二創業みたいなこと言わなきゃいけないですよね
まさに例えばキャディさんとか多分今社長の加藤さんとかは
アメリカに引っ越してアメリカの事業やってると思いますけど
あんな感じで日本ですごい立派なスタートアップとして認知されていて
じゃあアメリカやるぞつってアメリカでやるみたいな
これができるなんて言うんですかね
リスクテイクとそれを許容してくれる周囲のステークホルダーがあれば
それなんですけどそれって結構周りのステークホルダーのところが
むずいケースが多いなって思ってて
やっぱりうまくいってたらVC的にはこのままなんか言ってくれみたいな感じになるじゃないですか
あまりにもコンテキストさがあるので結構みんなを巻き込みながら引っ張っていくっていうのが
正直無理だと思うんですよ
これはテイラーでも無理だなと思っても諦めてるんですけど
完全にコンテキスト共有するとアメリカ側で起こってることと
日本側で起こってることをお互いですねこれ無理ですね
そんな時間ないですね起業家に
そうするとなんか別動態みたいになっちゃうんですよ
別動態を許容してくれる組織ってかなり懐の深い組織だと思うんですよね
だからそれがましてやファウンダーがアメリカやりますみたいに言ったときに
ちゃんと日本の事業を継続的に伸ばしていくみたいなことって
結構恵まれた状況にないとできないから
これに期待するのは最初からかなりプランしていかないと難しいだろうな
例えば組織の作り方とかもそもそも2つ日本柱を作るみたいにしておかないと
なんかやっぱり子会社的に海外事業を作ってきますみたいなそんな簡単じゃないんで
そこはやっぱ難しいよねっていうのは観測している範囲だと思いますね