アメリカの会社なんですけど売り上げは100%日本だって言ってました。
え、そうなんですね。
よくわかんないけど。
日本のスーモのサイトとかの写真にめっちゃ使われてる。
そうなの?でも確かにそれはそうですよね。
で、これめっちゃおいしそうじゃん。俺作ろうと思ってさ、よう挑んで作って、作れちゃうんじゃないですか。
結構そこなんですよね。参入障壁がねちょっと。
ゆるゆるで。
そこですよね。
だから、いわゆるモートの作り方がちょっとルールが変わる感じがしますよね。
もともとモートってなんだろう。モートっていうのは参入障壁というか、なんで、模倣されないかどうかみたいな話で。
もともとソフトウェアなんてそんなにたくさん模倣されない理由ってあんまりないんですけど。
一応5つあると言われててもともとね。
誰がこれ言ったんだろう。マイケルポーターさんかな。
ウォレンバヘッドだよ。
非常に低いコストで生産できる。あるいはスイッチンコストが高い。ネットワーク効果がある。
インタンジブルアセットって書いてあるけど、要するにブランドがある。
で、あとは地域独占みたいなやつがこうなのかな。鉄道会社の中で。
まだネットワーク効果はまだ残ってるけど、ローコストプロダクションとかの話で言うとやっぱりこれはね、特にAIで画像を作りますだったらさ、ほぼインフラは買ってこれるじゃん。
で、プロンプト書くじゃん。
で、ちょっとプロンプトをいろいろチューニングするじゃん。
で、それでおしまいだからさ。
その、参入コストが激低みたいな状況になっちゃってるから。
そうですよね。まっすぐ作れるからこそ他の人も作れるし、需要があったとしても結構ばらけちゃうんじゃないかっていう問題はありますし。
もう一つのモートの作り方としては、スイッチンコストを高めるっていうやり方があるんですけど。
今の自然言語のインターフェースだとそんなに自然言語でどんなプロンプトとしても比較的同じ安定した結果が返ってくるっていうのがむしろLLMのイノベーションなんで、言葉ってスイッチンコストすごい低いじゃないですか。
そうですよね。
だからそういう意味ではUI的なユーザーインターフェース的なスイッチンコストって作りづらくて、あとはそのデータスイッチンコストかかるようなデータの貯め方にするとかですけど。
ちょっと難しい。今までより難しくなっている感じがしますよね。スイッチンコストを高める工夫が。
そうですよね。
ここら辺もね、多分研究対象で、誰かが何かを見つけるはずなんで、そういうのを見つけたもん勝ちっていう説もありますよね。
だからその2つ開発しなきゃいけないのかな。
どの領域がいいか、不動産の写真をきれいにするっていう領域がまずいいっていうのを当てなきゃいけないし、
その後どうやってモートを作るかっていうゲームに勝たなきゃいけないっていう2段階になってて、
もしかしたらあれですよね、その後者に関しては多分どのAIスタートアップでもやってるうちにこういうのってスイッチンコストになるなみたいなの見つけられるから、
AIスタートアップで働いてみるとより解像度が上がるんじゃないかなっていうふうに思いました。
そっかじゃあまずはAIスタートアップで働いて、参入障壁とかスイッチングコストの作り方を学ぶというか模索する。
そうですね、なんかシリアルはあるかもしれないですね。
先が不透明だからこそチャレンジする価値はすごい高いと思うんですよ、こういう時こそ。
つまり自分の答えが分かっていればチャレンジする価値ゼロになっちゃうんで、
そうですよね。
そうすると企業家にチャンスなくなっちゃうから、不透明であればあるほどチャレンジするということの価値は高くなるんで、
企業家に有利な状況ではあると思いますと大変だと思います。
確かにそう考えるとめっちゃ、そうですよね、でも分かってたら確かにもうチャンスない。
分かってたらゼロだから価値。
そうですよね。
で、あとはそうですね、あんまりこうなんていうかその購買意思決定者も分かってない状況なので、こういう時って。
ちょっと一旦BtoBソフトウェアを念頭に置いてますけど、
買う側もさ、AIって言われてるからちょっとチャレンジしてみたいぐらいのふんわりしたクライテリアで製品選定してるんで、
そこにやっぱ騙されると長期的に買ってなくなっちゃうから、やっぱり小さい領域でもいいから明確なROIが出る。
本当にビジネスインパクトがあるっていうことにフォーカスするっていうのはすごい大事だと思うし、
あと不確実性が高いからあんまりこう、これ誰だっけかな、ヤフーの川部さんかなんかが言ってたけど、
バンクショット、ビリヤードでさ弾付きでこう壁に当ててそっから弾に当ててそっから弾に当てて落とすみたいなこう、
ランク視聴もあるやつをバンクショットって言うんですけど、
ああいうその過程が何段階にもなってるやつ、このLLMでこういうことが流行ってその結果こういう問題が起こって、
それに大手企業はこういうことをしてくるけど、それで発生する需要としてこういうのがあるからこれをやるみたいな、
あまりにもいわゆるツルハシを作ろうとするがあまりめちゃくちゃ過程がたくさん積み重ねられているアイディアは、
不確実性が高いと当たらない可能性が飛躍的に上がっちゃうので、
あんまり小賢しいバンクショットみたいのはせず、比較的まっすぐ小さくてもいいからROIが出るやつをやる。
で、今すぐにそのアプリケーションが見つからなかったらAIスタートアップで働いて、
仮にアプリケーションが見つかったとて何が起こるの、どういう競争軸になるのっていうのの解像度を上げるっていうことをすると、
何かアクショナブルなネクストステップなのではないでしょうか。
めっちゃいいですね。めちゃめちゃ具体的だった。
なのでまずはわかんないという場合はAIスタートアップで働くということで皆さんチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちょっとこの企業領域の話は定期的にお便りもたくさん来てますし、
何かまた思ったこととか思いついたことや変化などあれば頻繁に取り上げていけたらと思います。
ありがとうございます。
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