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はじめるを応援するポッドキャスト、STARTFM。おはようございます。起業家で東京FMパーソナリティの関口舞です。
連続起業家でエンジェル投資家の柴田陽さんと、起業や独立を考えている方に役に立つ情報を楽しく語っていきます。
陽さん、おはようございます。
おはようございます。柴田陽です。
それでは発表お願いします。
何をですか?
前回から突如始まった、陽さん的おすすめ映像作品コーナーが、今日もたったこの瞬間に始まりました。
なるほど。
前回、ビリオンズを紹介したと思うんですけど、今回のおすすめはサクセッション。
サクセッション。
サクセッションというHBOというアメリカの放送局が作った連続ドラマです。
めちゃくちゃ面白いので、ぜひ見てください。
どっち系?何系?
日本語だと、メディア帝国の何とかという放題がついていて、メディアを一台で築き上げたかなり恒例になった経営者が、
サクセッションって継承する、継ぐっていう意味なので、それを二人の息子と一人の娘が誰が継ぐんでしょうかみたいな企業ドラマなんですけど、
めちゃくちゃ不適切で面白いです。
不適切で面白い。
すごい不適切。
すごい不適切。それは気になりますね。ぜひぜひ皆さんご覧になってみてください。
さあ、今日はこんなお便りが届いています。
ラジオネームOSさん。
千葉田さんへ質問です。
事業が成功するかどうかは市場選択とタイミングで8割決まるということをエンジェルポートの記事で読みました。
これから起業するとしたら、2021年4月現時点でどの市場、分野で起業しますか。
これから起業する身としてぜひお伺いしたいです。よろしくお願いします。
お便りありがとうございます。
あと、エンジェルポートを読んでいただいてありがとうございます。
だいぶ昔の記事ですけどね。
これね、市場選択とタイミング、めっちゃくちゃ私も本当に質問したいです。
毎回市場をちゃんと選択するというよりも、ノリとか単に自分が今思いついてほしいからみたいな、結構感覚だけでやってきてしまっており、そこが弱みだと思っているので、今回は私に代わって質問してくれて本当にありがとうという感じです。
まだ読んでいない方向けにエンジェルポートの陽さんのインタビュー記事の中の今回のテーマに関わる私が刺さった部分を抜粋してご紹介したいと思います。読みます。
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これまでは割とタイトに起業を繰り返してきたんですが、結局は市場選択とタイミングの方が大事なので、後先考えずに領域を決めるのは良くないって今更気づいたんですよね。
一度起業したら上手くいっても上手くいかなくても4,5年はかかるんですよ。その間の頑張りによって3から5倍くらいの差は生まれるかもしれないけど、100倍の差が生まれることは起こり得ない。
僕がやろうとザッカーバーグ並みの才能の持ち主がやろうとラーメン屋をやったら、同じマーケットで100倍の違いは生まれないわけです。だからマーケットを探す方が効率が良いと思うんですよ。
ということでこれを読んで確かに良いと思いました。
書いてある通り僕自身もノリで選んできて、ちゃんと選べば良かったって思ったことが何度もあるので、ちゃんと選ぼうと。ちゃんと選んだ方が良いよっていう。
ちなみにザッカーバーグがラーメン屋をやったら100倍の違いが生まれないって書いてあるんですけど、もしかしたら生まれるかもしれないですねって最近は思い始めています。
ただこの後話もしようかなと思うんですけど、ビジネスモデルは同じだと。
ラーメン屋っても儲かるラーメン屋さんと儲かないラーメン屋さんの差ってあまり100倍はないと思うんですけど、やり方を変えると同じラーメンっていうテーマでも100倍差が生まれるかなと思うんで、それも結局市場選択だと思いますけどね。
市場選択ってどうやったらいいんですかね。すごいそれが困ってて、というのも参入しようと思っても、この分野が今来てるとか暑いっていう風に体感できるレベルになっている頃にはもうだいぶ市場には競合が増えてて、すでにもうその時では遅いみたいなイメージがあるんですけど。
そうですね。暑いって思うのが最近よくテッククランチにこの話題乗ってるなみたいな感じだと、それって大体シード投資を受けましたみたいな感じでテッククランチに乗ったりすると思うので、そこに来るまで準備を挑んでスタートしてから少なくても12ヶ月ぐらい経っているので、それで暑いって思ったら12ヶ月遅いよっていう話はあると思うんですよね。
12ヶ月はだいぶ遅いですよね、この業界だと。
そうですね。ただ、じゃあファーストムーバーな方がいい、要するに一番乗りした方がいいのかっていうのは、実はそうでもないかもしれない。例えばよく言われている話ですけど、別にFacebookも最初のSNSじゃないし、Googleも最初の検索エンジンじゃないので、別にファーストムーバーである必要っていうのが本当にすごいあるのかっていう話はあると思うんですけど、
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また一方で、マーケットが参入することができるタイミング、ウィンドウ、窓が開いている期間っていうのも一方であるのは事実だと思うので、それをちゃんと選ぶっていうのは大事ですよね。
そうですよね。ただ、例えば大体情報収集って記事とか新聞、メディアみたいな感じで得ることが多いと思うんですけど、そういう記事になる頃には遅いってことになると一体何を見ればいいんでしょうか?
そうですね。記事って記者さんが情報源に取材をして、それが記事になっているので、情報源を一時データだとすると二次データになっちゃっていて、二次データってあんまりそれ自身に価値はないんですよね。
やっぱり何か自分しか知らない情報っていうのは未確保の一時情報にあってっていう話がある一方で、ただ記事が意味ないってわけじゃなくて、記事とか僕もいろいろ記事読んだり、いろんなポッドキャスト聞いたりしてるんですけれども、
それ大事なのは、これ今暑いんだっていう、今ボールがどこにあるのかじゃなくて、ボールがどこに転がっていくか。転がった先に走り込まないといけないわけじゃないですか。
ボールがこっちの方向に飛んできているっていうものを見るには全然その記事でも遅くないので。
それはつまりこの先どうなっていくかを予測するってことですかね。
そうですね。ボールがどっち向きに転がっていくのかっていうのをどのぐらいのスピードで転がっているのかっていうトレンドを把握する意味では別に記事すごい役に立つと思います。
ちなみに一時情報っていうのは具体的にはやっぱり誰かから直接聞くとかですかね。
例えば記事に載っている、記事でインタビューされているその人に直接話を聞くっていうのはこれは一時情報ですよね。
確かに。そっか。でもできればそれを記事になる前に聞けるとより早く。
記事になってからでもいいんですけど、やっぱり今最先端でどういう苦労があるのかっていう。
そうですね。なんかこのマーケット面白そうだなと思ったら基本的にはやっている人に聞くのが一番良いので、
その記事に登場してきたインタビューされている人っていうのは非常に貴重な情報源なんですけど、できればその人自身にどんな感じですかっていうのを
どういう向こうにメリットを与えて聞くのかっていうのはまたいろいろ考えなきゃいけない部分ではあるんですけれども。
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それで教えてもらえることっていう方がやっぱり大事な情報であることが多いと思います。
確かにそうですね。じゃあ割と最近だと洋さんはいろんなメディアで情報を収集しながら、今この市場とか分野、この先どういう風にボールが転がるかなって日々考えているみたいな。
そうですね。考えてかつやってみるっていう。
そうですよね。
やってみると一番一時情報が集まりやすいので。
自分がそもそも自分で自分のプロダクトを消費することをドッグフーディングって言ったりしますけど、
そういうドッグフーディングをする中で得た情報っていうのが一番の一時情報なので、それが一番効率が。
やれるのは一番効率がいいかなと思います。
確かになるほど。こういった市場選択のやり方とかもすごく大切だと思うんですけど、この質問者さんもリスナーさんもそして私も答えが知りたいという状況でございます。
結局今やるなら何がおすすめなのか。
ズバリ王さんがおすすめする2021年、今5月になったばっかりでも現時点で起業するとしたらどの市場を選択しますでしょうか。
そうですね。それよく聞かれるんですけど、これ端的に言うと人によって何をやったらいいかで違うっていう大前提はあるんですね。
それそうですね。
ただ、それを無視してあえて質問者さん、OSさん、これから起業されるっていう方にお伝えするとすると、マイクロ宗教プラットフォームですね。
マイクロ宗教プラットフォーム?
宗教。
宗教?王さんが何かこう信仰宗教の教祖さんなどになるということですか?
僕じゃないんですけど、かつ宗教の教祖になるというよりは、宗教って呼んでいるのは、いわゆるインフルエンサーとかサロン主とかサロンをやっている方ですね。
これは宗教みたいな感じですよね。
割とそういうふうに例えられることは多いですよね。
宗教という言葉が不適切なのであれば、例えば友人のマーケティングのスペシャリストなんかは、トライブっていう表現を使っていました。
トライブっていうのは部族のことですね。
なるほど。
何かしら部族固有の言葉だったり、習慣みたいなものだったり、価値観みたいなものがあると。
このトライブのプラットフォーム、こういうトライブとか宗教みたいな小規模だけど熱量の高いコミュニティを運営するためのインフラを提供するっていうイメージが、今まさにこの瞬間にやったらまだ間に合うと思うし、すごいテーマだと思いますね。
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なるほど。
結構、いわゆるサロンを運営するプラットフォームのもっと熱量高い版みたいなことなんですね。
そうですね。たぶんサロンって、あれはサロンというフォーマットを、縦と横っていう話をするんですけど、サロンっていうフォーマットだったら何のテーマでも作れるじゃないですか。
今はサロンのプラットフォーム、例えばDMMさんとかがやられていると思うんですけれども、あれはお金儲けっていうテーマでもいいし、どうやったらコーチングを学べるかっていうテーマでもいいし、どうやったらプログラミングを学べるかっていうテーマ。
いろんなテーマの、サロンっていう月円回避を払ってスラックルームみたいなものを運営するっていうものの基盤になっているんですけど、今僕が言っているのはもうちょっとテーマを絞って、かつサロンというフォーマットだけじゃなくて、いろんなソーシャルメディアアカウントもあるし、昔からあるコミュニティの形式、例えば掲示板みたいなものもあるし、
メールマガジンとか、例えばポッドキャストっていうのもトライブを運営する重要なフォーマットだったりすると思うんですけれども、そういったものを基本的には全部ワンパッケージにするようなことですね。
テーマによってどういうパッケージングがいいのかって違っていて、例えばスポーツもサッカー上手くなるっていうコミュニティと資産形成どうやったらいいかっていうコミュニティって当然必要なフォーマットが違うと思うんですよ。
だから資産形成は資産形成の、昔で言うとSNSみたいな言い方の方がわかりやすいのかな、資産形成のSNS、サッカー上手くなるSNSみたいな、それと全然プロダクトとして違うと思うので、どこかテーマを一個選んで、それのマイクロ宗教プラットフォームを作るっていうのがタイミング的にはすごいいいんじゃないかなと思っています。
なるほど。いわゆるインフルエンサーマーケティングとはまたちょっと違って。
そうですね。インフルエンサーマーケティングってイメージすると、例えばインスタグラマーの事務所さんというかエージェンシーみたいなものだったり。
あれはあくまでインスタでフォロワーたくさん持っている人に何かPRしたい商品があって、まとめて事務所にアレンジをお願いするとPRタグをたくさん投稿してくれるみたいな。
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あれはめちゃくちゃ薄いんで、それよりもっともっとコミュニティとしては成立していないと思うんですよね。
はい。
そうじゃなくてもっともっと人数が少なくて、もっと影響力のある人ですね。
なので今でも有名なYouTuberさんとかビジネスリーダーみたいな方でいると思うんですけど、そういうふうに自分の力でやられている人がですね。
そうですね。
そういう人向けのサースみたいな感じですかね。
うーん。
とかはあるんじゃないかなと思ってて。
テーマで言うと、ヘルスケアとウェルネスが一番狙い目だと思ってるんですけれども。
例えばですけど、いろんな規制上の問題とかもあると思うんですが。
慢性疾患、アトピーとか、がんとか、末期のですね。
悩んでいる人、もうみんな頼れるもの、これといった定説がもうないわけですよね、そういう人たち。
で、それぞれこうやったらよかったとか、こういう生き方をするとうまく向き合えますよっていうのを提唱されている方っていうのが
いろいろいらっしゃって。
その人中心にその人のフォロワーみたいな、本当に宗教みたいな感じのものっていうのがあると思うんですよね。
そういう人たちがより宗教を運営しやすくするための一連のツールキットというか。
っていうのがあるといいんじゃないかと思っていて。
これはソフトウェアだけじゃなくて、もしかするとコミュニティマネージャーを提供してあげるとか。
スポンサー連れてきてあげるとか。
何かD2Cプロダクトみたいなものを作る手伝いをしてあげるみたいな。
商社的な感じでやっても面白いと思うんですけど。
ソフトウェアレイヤーだけやっても面白いと思うし。
マニカルによってちょっと戦い方変わるかなと思うんですけど。
そんなのがいいんじゃないかなと思います。
いやーすごい斬新ですね。
でも確かに自分も入りたいですもん。宗教。
わかるわかる。
なんか自分の中に自信、この分野に関してはもうここを盲信しようっていうものがあったらいいのになと思う時は結構ありますね。
そういう時代だと思うんですよね。
一つの答えってないし。
逆に一番世間的に言われていることって、
例えば病気で言うと標準治療っていう。
お医者さんに行ったらこういう診断をして、まずこの治療を試して。
それでうまくいかなかったらこの治療を試してっていう標準ガイドラインみたいなものがあって。
それ自体はGoogleに乗っかってるから、その情報の価値って、それが正しいか正しくないかっていうところを置いておいて、
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それの価値はもうすごい今無くなってて。
結局そうじゃないものにみんな興味が移ってるんですよね。
それが良いことか悪いことかっていうのは置いておいて。
なのでそういう答えがないことに対して何か答えをみんな見つけたいから、
そうするとトライブっぽい感じにみんな目が向いていって、
ファッションとか一番先にこういう現象ができたのは分かりやすいと思うんですけど、
雑誌で書いてあることじゃなくて誰々さんのファッションの真似をしたいと。
なんならその生き方だったり、写真の撮り方だったり、
全部真似したいと恋愛の仕方だったりってなっていくんですよね。
それがファッション以外のあらゆるテーマについて多分起こっていて。
確かに。
ヘルスケアとかユニネスが一番悩みとして重いので大きいと思うんですけど、
キャリアとか資産形成みたいなこととか、
教育、自己啓発もそうだし、自分の子供の教育って意味でもそうだと思うし。
なるほど。
あとスポーツとかも熱量高いのであると思います。
スポーツとかちょっとエキストリームなアクティビティ。
登山もスポーツなのかもしれないけど。
人と変わった深夜徘徊みたいなアクティビティとか。
確かにな。
情報があまりにもたくさんありすぎる時代だからこそ、
やっぱりこのコミュニティのここの情報を自分はまず第一に見たいとか、
そういうのが決まってたりする方がハッピーかもしれないですよね。
もうだって私、黒柳哲子さんとかがもしこのプラットフォームで宗教を開いてたら入りたいかも。
そうそう。しかもそれこそ1000トゥルーファンズのブログじゃないですけど、
結局1000人毎年1万円払ってくれる人がいたら、
その人って生活していけちゃう。
確かに。
だから別にめちゃくちゃ有名である必要って全然もうなくて。
そうなんですよね。結構前もあるコミュニティでオーラ鑑定みたいなものかな、
そういった方向でやってらっしゃる方がすごく収益を上げてるって聞いて、
本もたくさん売れてるんですけど、
ツイッターのフォロワー2000人くらいだったりとかして、
でもやっぱりすごく濃い人がそれくらいいるってことで成り立ってるんだなって。
逆によくわからない状態で何万人かいても成り立たないこともあるし、
熱量ってすごい大事ですよね。
ちなみにすごくこれ面白いなと思ったんですけど、
仮にこのマイクロ宗教プラットフォームというのを起業してやるとしたら、
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時期的にはどれくらいがおすすめでしょうか。
これはもう今ですね。
今サービスが立ち上がっている必要がある。
今全速力で頑張ってサービスインするぐらいのスピード感かなと思います。
なるほどな。
まっすぐできる方がいらっしゃったらぜひやってみていただき、
もしもう少しじっくり準備できるやつってありますかね。
例えばその時間軸の質問はすごいいい質問で、
結構これによってテーマ変わって、
だからこそ試乗選択とタイミングっていうのは2つで1個セットなんですけど、
ビル・ゲイツも言ってたんですけど、
What Idea?
どのアイディアがいいか悪いかじゃなくて、
When そのアイディアがいいアイディアになるかっていうのが大事だと。
今の質問に戻ると、10年コミットできるんだったら、
僕はシンセシックバイオロジー、合成生物学やりたいですね。
僕が15歳だったら合成生物学を勉強すると思います。
和田 合成生物学って何ですか?なんか剥がれんの途中でできたキメラみたいな。
宮田 錬金術みたいな話。
遺伝子を操作して新しいタンパク質を作るですね。
日本だとスパイバーっていう、私の地元山形県が誇るスタートアップがあるんですけど、
蜘蛛の糸で素材を作るって聞いたことありますね。
多分すごい金額調達してると思うんですよ。
和田 なんか聞いたことあります。
宮田 結構昔からあるやつで、本当にコアテクノロジーな、ディープテクノロジーなスタートアップだと思うんですけど、
なんかああいう感じですね。
あれは蜘蛛の糸っていうのを人工的に合成して、今までの繊維にはなかった繊維素材を作りましょうじゃないですか。
最近、食べ物もできるようになってきてて、卵の黄身だけ作り続ける。
樽の中で卵の黄身のプロテインだけ人工的に作り続けると、卵を作らなくても卵の黄身が。
これは何でもできて、赤身肉でもできるし。
和田 やば、そんなんできるんですか。
宮田 技術的には既に成立していて、生産コストも僕が聞いた話だと結構いい感じになっていて、
あとは倫理だったり、人々の社会的な受け入れみたいな。
食べ物だとちょっとキモいじゃん。
和田 なんかちょっと怖いとか思っちゃいますね。
宮田 そうで、あとは当然医療もその次にあって、さらにちょっと怖いですけど、だからiPS細胞的な世界観。
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和田 そっか、前も何でしたっけ、熊虫とかいう生き物。何しても死なない。
宮田 そうですね、一万年生きるみたいなやつですね。
和田 みたいなのを展示しているやつを見たことがあって、顕微鏡で見たらちょっとヒューって動いてたんですけど、
その無敵の生き物を使って、何かめちゃくちゃ無敵のものを作るみたいなのを言ってたことがあって、それも一部なのか。
宮田 そうかもしれないですね。たぶん合成生物学、いろんな定義があるんですけど、
今流行っているのは、タンパク質を合成するために、DNAのゲノムの配列を操作をして、特定のタンパク質を生成するゲノム配列を人工的に作って、
それをバイオウキというか、試験管のお化けみたいなものの中で生成すると、そのタンパク質がモリモリできて、
一応タンパク質的には全く同じなので、例えば卵の黄身と全く同じなので、物質としてはね。
というのが、僕は次のインターネットだと思いますけどね。
藤井 めちゃくちゃね、ロマンもあるし、誰かにやってほしいけどね、さすがに質問者のOSさんやリスナーさんや私が今からチャレンジするには難しすぎるなと思ったんですけど、
さっき言ってたマイクロ宗教プラットフォーム、今すぐやらなきゃいけないっていうのと、10年後の合成生物学の間くらいのやつないですかね。
それが一番難しいんですよね。結局これって明日の天気わかるじゃないですか。
で、10年後の天気とかもだんだん温暖化してるよねみたいなのがわかるんですよね。
でも、二週間後の天気とかが一番難しいやつで、わかんないんですよ。
わかんないんですけど、わかんないからすごいウェーグになっちゃうんですけど、いろんな物事のAPI化。
APIってアプリケーションプログラマブルインターフェースかな、プログラミングインターフェースかな。
要するにコンピューターとコンピューターが通信してリクエストを送ると、そのリクエストに合った答えが返ってくるってやつで、
たぶん一般の我々が一番使ってるAPI的な動きをするものはGoogle検索だと思うんですけど、
Google検索に検索ワードを入れると検索結果っていう答えが返ってきますと。
こういう物、こういう動きをする物、世の中全部がこういう動きをする物にだんだん置き換わってると思ってて、
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一番すごいなと思ったのが、木を植えるAPIっていうのがあって、
APIで何本ってリクエストすると、木を植えましたっていうのが返ってきて、裏側では木を植え、植林してるんですね。
実際に植えるんです。
何のためかっていうと、カーボンオフセットのためで二酸化炭素を出すじゃないですか。
例えばデータセンターとかで、今日これぐらいの量の電気を使ったので、これぐらいの量の二酸化炭素が出ましたっていう、
これを例えばGoogleとかってデータセンターのカーボンゼロ、カーボンニュートラルを追求してるので、
この出た電力分を何らかの方法で消さなきゃいけないんですね。地球上から。
そのために木を植えると一つ二酸化炭素を吸収する手段なので、
そのスタートアップは、本当にGoogleと提携してるか分からないですよ。
そのスタートアップは植林をして、
植林をして、かつそれが二酸化炭素固定のカーボンクレジットとして認められるためには、
ちゃんとそれが切り倒されてまた燃やされてるとか、そうじゃないことを保証しなきゃいけないので、
基準みたいな、サーティフィケーションみたいなのがあって、
そのサーティフィケーションも取得をするし、それを管理しなきゃいけないので、
管理するダッシュボードみたいなものがあって、
例えばそれをデータセンターの今月このくらい出ましたっていうのを、
例えば総務部が受け取って、
総務部が植林業者に発注して納品書をもらって、
それを実際本当になっているかって監査をしに行ってみたいな、
そういうものを全部API的なやり取りにラップしちゃっていて、
それが例えば植林でさえAPIになるよっていう話の例なんですけど、
例えばウーバーにとってのウーバードライバーもほぼAPIみたいなもんで、
今ここの店にこういう注文があってここに届けてくださいっていうのを
ポンって投げると裏側の人が誰かは知らないけれども、
それを受け取ってその仕事を完了させるという風になっているじゃないですか。
そういう動きをすることを指して今API化というかAPIフィケーションって言ったんですけど、
そういうもの自体は今後あらゆる分野に浸透していくと思うので、
全ての仕事をあるいは全てのサービスをAPIフィケーションするっていうテーマは
すごく考えるに値する市場の捉え方かなという風に思います。
なるほど、確かに植林とかっていうとさすがに今からそれを構築しようと思うと大変そうですけど、
もしかしたら身近にまだAPI化した方がいいのにされてないものがゴロゴロ転がっていて、
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チャンスがあるかもしれないということですね。
そうなんですよね。
なんかこのポッドキャストもテーマを打ち込めば
ポッドキャストの録音されたWAVファイルとして出てこねえかなみたいな。
相当なシステムが必要そうですね。
でも何事もそういう風に考える余地っていうのはあるんじゃないかなと思っています。
そのぐらいがたぶん2,3年スパンで始めるんだったら、
今のってものすごいベーグなんで、じゃあどこのテーマなのっていうのはあると思うんですけど、
そのタイムスパンだと逆にそういう感じのAPI化みたいなテーマじゃないとちょっと決めづらいというか、
それより細かくなると間違うと思うし、それより荒くなるとあまり意味ないと思うからちょっと難しいんですよね。
だから今の話って当たり前の話だと思うんですけど、
結構意外と当たり前に世の中そうなるでしょうっていうことを真剣に具現化するってそんなに取り組んでる人いないので、
それは割と落とし穴っていうか、すごい面白いことないかなって考えるよりは、
世の中どう考えてもそっちに行くよねっていうものを真剣にやるっていう方が良かったりするっていう印象があります。
逆にそこってどうせこうなるよなっていうものに関しては、
どうせ誰かがやるだろうと思って逆に変な方向に差別化しようとして、よくわかんないことをやっちゃいがちですけど、
割と正面から逆に突き詰めてやるっていうことが大事な気がします。
面白い。改めて今、世の中がこれからどうなるかみたいなことも考えつつ、真正面から勝負してみるのもありかもしれませんね。
これあれですよね、今日話したやつみんな実際やってもいいんですもんね。
マイクロ宗教プラットフォームぜひ誰か作ってください。
ぜひ参考にしてみてくださいね。ありがとうございます。
スタートFMではあなたからの質問やメッセージを引き続き募集しています。
ポッドキャストの概要欄から送ってください。
というわけでエピソード13、聞いてくださりありがとうございました。
次回はですね、モチベーションの源泉、なぜ頑張れるのかみたいなことについて考えていきたいと思います。
お楽しみに。
それでは素敵な一日をお過ごしください。