いやー、それはもう絶対行きたいですよね。
ですよね。でもなんかミシュランって聞くと、パリッとした白いテーブルクロスに、数万円のコース料理みたいなイメージがあるじゃないですか。
普通はそう思い浮かべますよね。敷居が高いっていうか。
そうなんですよ。でも今回は、そんな私たちの先入観を完全に覆す、ミシュランのもう一つの顔について深掘りしていこうと思います。
はい。いわゆるビブグルマンですね。
はい。星関レストランの格式高いイメージとは対極にある、まあ日常の中にある極上の食体験というやつです。
今回は聞いているあなたが実際にこのビブグルマンの世界に飛び込むための究極のガイドをお届けしようかなと。
最新の2026年版東京セレクションのプレスリリースとか、ミシュランガイド125年の歴史についての資料なんかを今回いろいろ読み込んでみたんですが。
はい。これが本当に面白くて、副面調査員、いわゆるインスペクターたちがどうやって何万件もあるお店の中から選んでいるのか、その基準を知ると見方がガラッと変わるはずです。
いや、本当にそうなんですよ。高級フレンチから地元のラーメン屋さんまで、食の楽しみ方が根本から変わるような覇権が山ほどありましたよね。
ええ、ありましたね。
なので、まずは基本中の基本なんですけど、読者の方、あ、聞いてがあなたも気になっている値段の部分からいきましょう。
ビブグルマンって具体的にどれくらい手頃なんですか?
地域によって物価が違うので、上限価格が設定されているんですけど、例えば東京とか京都、大阪などの都市部だと6,000円以下ですね。
6,000円以下。
はい。地域によっては5,000円以下に設定されているところもあります。さらに北海道のような地方版だと3,500円以下という、もっと手頃な基準もあるんですよ。
3,500円ってちょっと贅沢なランチとか、週末の居酒屋のお会計と全然変わらないじゃないですか。
そうなんですよ。このカテゴリー自体が生まれたのが1997年なんですが、それまでミシュランガイドに乗るようなお店は高すぎて一般人には無縁だっていう不満の声が結構あったんですね。
あー、なるほど。確かにそう思っちゃいますよね。
そこで、一般人でも日常的に通える価格帯でありながら、価格以上の圧倒的な満足感が得られる良質な料理を提供するお店を評価しようということで誕生したんです。
素晴らしい試みですね。ちなみにこのビブ・グルマンっていうちょっと可愛い名前ですが、ミシュランのタイヤのキャラクターが関係してるんですよね。白くてもこもこしたあの…
あ、はい。ビバンダム、通称ミシュランマンですね。
そうそう、ビバンダム。
ビブっていうのは彼の愛称なんですよ。そしてグルマンはフランス語で食いしん坊っていう意味でして。
ってことは直訳すると?
食いしん坊のビブも大満足するお得で美味しいお店っていう意味が込められているんです。
なるほど。これ、資料にあった歴史を遡るとめちゃくちゃ納得がいくんですよね。そもそも1900年に発行された初版のミシュランガイドって、今みたいな権威あるレストランの格付け本じゃなくて。
あー、なるほど。お客さんが殺到するんですね。
そうです。ビブグルマンに選ばれた瞬間に1ヶ月前には予約が埋まってしまうとか、フラッと行こうとしたら2時間待ちの行列ができていたなんてケースは多々あるんですよ。
うわー、それは盲点でした。服装は近所のカフェに行くようなラフな感じでいいけれど、予約に対するスタンスは超人気のテーマパークのアトラクションに行くのと同じくらいの事前準備と覚悟が必要ってことですね。
まさにその通りです。だからこそミシュランガイドの公式アプリやウェブサイトをお勧めしたいんです。
アプリがあるんですか?
はい。GPSを使って現在地周辺の検索ができますし、行きたいお店のリストを保存したり、お店によってはそのままアプリの予約機能を使うことも可能です。
へー、めちゃくちゃ便利ですね。行く直前に探すんじゃなくて、旅行とか週末の計画を立てる一番最初にお店を確保しておくべきですね。
ええ、それがビブグルマンを楽しみ尽くすコツですね。
さて準備が整ったところで、最新のリストにはどんな魅力的な選択肢があるのか、2026年版の東京セレクションのデータを見てみましょうか。
はい、東京のセレクションですね。東京はなんと19年連続で世界で最も星付きレストランが多い都市なんですよ。
19年連続?それはすごいですね。
そしてビブグルマンの層も非常に厚くて、2026年版では114件が掲載されています。そのうち新規掲載が16件ですね。
114件もあるんですか。選び放題ですね。
しかも驚くべきは多様性で、料理のカテゴリーがなんと37種類にも及ぶんです。
37種類。その中で私が資料を見てて一番こんなジャンルもって驚いたのが、今回日本で初めてビブグルマンに選んだジャンルなんですけど。
東南アジア料理ですね。ナイトマーケットというお店。
そうそれです。ミシュランと東南アジアの良い市の屋台料理って私の頭の中では全く結びつかなかったんですよ。
確かに意外な組み合わせに感じますよね。
でもシェフが各国を旅して経験した良い市の屋台料理をあえて和の良質な食材を使って見事にアレンジしているという。
これってさっきの5つの基準にあった独創性の究極の形じゃないですか。
まさにその通りです。ストリートフードの熱気を日本の食材と可視化な調理技術でガストロノミーの領域に引き上げた。
インスペクターたちはそういう新しいボーダーレスな挑戦をしっかり評価しているんです。
素晴らしいですね。あともう一つ私が思わず二見したのがビリヤニ大沢というお店なんですけど。
はいはい。ビリヤニ専門店ですね。
ここメニューがマトンカチキンのビリヤニ一種のみなんですよ。選択肢がそれしかない。
これって基準の独創性とか調理技術をアピールする上で不利にならないんですか。
いろんな料理を出せた方が技術を見せられそうな気がするんですけど。