00:01
スピーカー 1
個人の鏡
個人でハンドメイド作家を続けていくとき、悩ましいのは模倣対策。デザインは簡単に真似されてしまうため、せっかくヒット商品に恵まれても、真似をされると個人作家にはなかなか対処が難しいですよね。
ニケルXPさんは個人でありながら、衣装研を取得し、作品を守ることに成功しています。さらにはブランド展開もお見事で。それでは早速学んでいきましょう。
おはようございます。クリエイターのカグアです。いつもご視聴ありがとうございます。それでは今日のお品書き。
ニケルXPさんはレジン作品の作家。透明USBメモリをパクリから守る。クラファンから研究まで。
今日もまたすごい人を見つけましたので、この創作活動は本当に多くのクリエイターさんに参考になると思うので、ぜひ最後まで聞いてください。
ではまずはこちら。ニケルXPさん。クリーマの公式プロフィールページを見てみましょう。
引用します。科学家出身の透明樹脂作家です。学生時代に学んだ応用化学の知識を生かし、主に混合レジンを用いた作品を製作しています。
クリーマで現在9339人のフロワー、そして絵師。販売している作品が47個と。
どの作品も軒並み10名以上が購入。
どんな作品が売られているかというと、代表作は透明のUSBメモリです。
これが本当にきれいなんですよ。
USBメモリって先端差し込む部分、金属部分あるじゃないですか。
ニケルさんが作っているUSBメモリはその部分だけがほぼ金属で、あとは本当に本体の部分が全て透明なんですよ。
びっくりですよね。どうやって作られているのか不思議なフォルムをしています。
透明USBメモリで検索しますと、実はあまりヒットしないんですよね。
もちろんニケルさんが守られているというのもあるとは思うんですけども、
一方でやっぱり難しいんじゃないかなというふうに思います。
Google検索でもクリーバーの検索でもほとんど出ないんですよね。
半分ぐらい金属部分があるぐらいのものとか、キットみたいなものは見つけたんですけど、
それでも本当にきれいに透明というのはニケルさんぐらいしか見つからなくて、技術力の高さもファンを引きつけるところかなというふうに思います。
これがヒット商品で横展開として光る蓄光素材といって明かりを蓄えておくような素材があるんですかね。
03:05
スピーカー 1
そういった素材を透明なUSBに入れて光るメモリということで、これも非常にきれいなUSBメモリになっているんですよね。
素晴らしい。本当にきれいなんですよ。
そんなニケルさんなんですけども、ある意味アイデア勝負じゃないですか。
透明のUSB確かに真似されそうですよね。
そこをどう守っているかというと、
登録168974号、2018年といって一生登録をしているんですね。
一時操作を確認してみます。
特許状の特許情報プラットフォームで出てきましたね。
ご本人さんの本名も出ています。
そして一生に確保ある物品、USBメモリということで、しっかり一生権取られています。
そしてこのフォルム、透明のUSBのフォルムの4方向からの写真が載っていて、
もう完全にこれをマンできないというふうなことになっています。
本当にすごいですね。
ここまで登録するのにいくらかかるかというのは多分個別に違うと思うんですけども、
いわゆる商標というのは5万円ぐらいから登録できる場合もありますので、
やっぱり個人の方が自分のブランドを守るといったときに、
法律で守るというたてつきを考えておくのは大事かなと改めて気づかされますね。
それから個人で活動しているということでは、
やはりこの透明のUSB、透明のレジンの樹脂の作品という、
やっぱり一つに特化して作品作りをするということが大事かなと思うんですよね。
やっぱり一人でできることって限界がありますので、
一つの作品から派生系を作っていく。
ただその一つはちゃんと法律などで守っていくという、
自分のヒット商品を本当に大切に育てていくという展開の仕方が、
やっぱり個人という規模感ですと一番重要なんだろうなというふうには思いますね。
いろんなものに手を出そうとしますと、
本当に時間がなくなったりですとか、
誰か、人に頼まなくちゃいけないというふうになったりしますので、
そうなるとなかなかマネジメントということも出てきますので、
得意不得意多分出てくると思うんですよね。
ですから一人でやるのが性にあったよという方は、
NIKELさん本当に参考になりますので、ぜひチェックしてください。
さあそれでNIKELさんなんですけど、本当にすごいんですよね。
同人活動的にこのレジンの冊子なども作られていて、
そちらも販売されています。
そしてさらにそれも10名以上購入ということで売れているんですよね。
それからさらにクリエイマのクラウドファンディングも使われています。
06:03
スピーカー 1
残念ながら100%は達成しなかったんですけども、
32万9千円を集めています。
何を作ったかというとこれがすごいんですよ。
レジンのテーブルなんですよね。
レジンって本当に小さいアクセサリーとか、
そういうものを作る分には紫外線を当てて固めてというイメージはあると思うんですけど、
これはサイズが45cm×80cm×厚さが2cmですよ。
どうやって作るのか全く想像つかないですよね。
ですから本当にご自身がこういう樹脂の研究をされている研究者なのと、
ということも本当によくわかりますよね。
ですからそういう探究心に多くの人が魅せられて、
いろんな作品が売れていくんじゃないかなというふうに思います。
こういう生き様もクリエイターエコノミーの一つだなというふうには思いますね。
実際ほとんどの商品がもう売れまくっているんですよね。
例えばその透明の樹脂じゃないもので言うと、
書籍レジンテーブル製作の研究報告書、これも10名以上売れてますね。
それからプリンのキーホルダー、ニケルさんのプリン、
これ1000円のプリンのキーホルダーですけど、これも10名以上購入されてます。
それからウニュエンコ写真集、これも2800円の写真集ですけど、
これも10名以上売れてるんですよ。
ニケルさんの探求心というか、人柄に見せられて多くのファンが付いているんじゃないかなというふうに思います。
個人で創作活動をずっと続けていくという方には本当に参考になると思いますので、
ぜひニケルさん見てみてください。本当にすごいです。
というわけでアフタートークです。
月曜日からですね、仕事の最中から嫌な予感はしてたんですけども、
なんだかんだネタが見つからないまま夜を迎えてしまいました。
今ですね、朝の5時半ですね。
ですのでこっそり録音をしています。
本当ならもう少し大きい声で録音してもよかったんですが、
娘がですね、試験中でして、こういう夜遅い収録の時にリビングで撮るんですが、
そこで多分勉強してるんですよね。
家の本当に本当に端っこのところでこっそり録音をしています。
というわけで、今日はいつもと違って聞きづらいかもしれませんが、ご了承ください。
一時放送をちゃんと確認するメディア、クリエイターエコノミーニュースでは、
神奈川が毎日クリエイターエコノミーに関するニュースをブックマークしていく中で、
心揺さぶられたものをお届けしています。
毎日の収録配信と週に1回の無料のニュースレター、
2つの媒体で情報を発信していますので、よかったらフォロー登録よろしくお願いします。
09:02
スピーカー 1
番組のネタやリクエストもお待ちしておりますので、
皆さんお気軽にご意見をフォローよろしくお願いします。
というわけで皆さん、いってらっしゃい。