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おはようございます。ネットで稼ぐクリエイターが聞きたいラジオ、クリエイターエコノミーニュースのカグアです。
TikTokが広告とわからないような投稿をさせていたと報じられました。
TikTokはこの件について認め申し訳ないとコメントしたとのこと。
TikTokのモラルは問われるべきですけども、インフルエンサーも逆に気をつけなくちゃいけないですよね。
過去の事例をまとめてみましたんで早速いってみましょう。
今日の話題があなたを変える。
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カグアがネットで好きなことで稼いでいくクリエイターエコノミーについてゆるりと語るラジオ番組です。
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今日はリスク対策、リスクマネジメントの話です。
ですからいろんなインフルエンサーの方に有益だと思いますので、ぜひ最後までお聞きください。
まずはこちらの記事からいきましょう。
読売新聞のスッパ抜きなんですよね。独自って書いてありますからね。
1月24日、TikTok運営会社が一般投稿を装い、動画を宣伝。協力者に無愛性報酬年500万もと。
いやーこれねー、読売すごいですね。
これだからもう投稿をしていた人がネタを読売に提供したとかしか思えないですよね。
これで他はどこも報じてないので本当にスッパ抜きで、ただTikTokも認めているということですから、やっぱりそういうふうに裏が絶対あるはずなので、
裏が取れてるから報じたわけで、
まあそう考えると多分その投稿した人が売ったんじゃないかというところをねちょっと思っちゃうんですけどね。
いやーそのねすごいですね。メディアとしてはあるまじきことですよね。
一応日本ではステレスマーケティングというのは法律上は禁止はされていません。
しかし欧米では既に違法行為としてもう明文化されています。
ですのでやはり企業としてはモラルを問われて当然のことだろうなと思いますし、
それをいわゆる一プラットフォームがやってしまうということは大いに非難を浴びてしかるべきかなと思う事例です。
具体的にはですね協力者1人当たりの投稿が年間数千本に上り報酬額が500万円を超えるケースもあったと。
いやーだからこれあのある意味これねこの投稿をしていた人というのはある意味ネットで稼ぐクリエイターエコノミーとも言えなくないんですけど、
実際匿名のアカウントが多いのかな匿名のアカウントでフォロワーが10万人を超える人物らと書いてありますので、
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まあなんか匿名でいろんな面白おかしいことをつぶやいているBotのようなTwitterアカウントなんでしょうね。
そういうアカウントがTikTokの犬とか面白動画とかをこれ面白い面白いって言って、
彼らからお金をもらっているのにあたかも自分が面白い見つけたよというような雰囲気で投稿してたということだったわけですよね。
人によってはそれの何が悪いのという人もいるかもしれませんが、
やっぱり事実誤認というか、お金を払ってそれをさせていたということを隠蔽していたというのはちょっと悪質だなと思います。
逆に言えば単にハッシュタグPRって一言つければ済むだけの話なのに、それはちょっと休断されてべきかなと思いますね。
実際、ただTikTok自身も申し訳ないとコメントした。
要は取材があって、取材に対し申し訳ないとコメントしたという程度なので、
なんか公式発表するとかそういうのもないようなので、その部分もちょっと批判されるべきかなとは思います。
一方でインフルエンサー自身もこういうことに巻き込まれない。
もしくは片方を担がないということはインフルエンサー自身が気をつけないといけないと思います。
興味ある人はWOMマーケティング協議会という日本の広告代理店とか製作会社とかの団体があって、
その団体がいわゆるそのハッシュタグのPRをつけるとか、そういうネットの広告のガイドラインを作っているんですね。
なのでそれを遵守しましょうという意味ではこの原文をぜひ当たってください。
もしくはインフルエンサー事務所に入りたい入ろうと思っている人はおそらくこれを遵守させられるはずですので、
1回読んでおくことは本当に勉強になりますのでぜひ確認してみてください。
さてストレスマーケティングなんですけども、2010年頃からいろいろとあったりして物議を醸しています。
ただやっぱりその悪い評判がついちゃうと芸能人の方でもやっぱり表舞台立てなくなるとかダメージは大きいです。
やらないに越したことはありません。
例えばこちらの事例。文春オンラインの2021年4月の記事です。
井上アナは90万円分富士女子アナが申告した美容室捨て間の驚きの回数と。
こちらは注目点としてはお金もらってないんですよ。
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皆さんにもこう思っている人いません?
企業からモニターとして商品もらって、とりあえずお金はもらってないけどただだと。
それを宣伝するんだから別にハッシュタグPRいらないよね。
いやこれね、今回のこの記事はハッシュタグPR、お金が発生してないので彼女もつけてなかったようなんですけども、
ものすごくもう急断されています。文春がもう報じたぐらいですから。
文春がスクープって書いてありますから。
やっぱりこの誰が言うかなんですよね。
アナウンサーという報道に一番近い人が、真実を伝えなくちゃいけない人でありながらやっぱりそういうことを隠していた。
というところがやっぱり一番の急断ポイントだと思います。
実際文春が報じたところによると、45回ほどその美容室に通ってこんな感じにヘアセットしてもらいましたよ、このお店オススメですよみたいなことをつぶやいてインスタに投稿していたと。
で、総額にすれば90万円ぐらいにはなるんだと。
まあ確かにこれは急断されちゃうようなという感じですよね。
いくら無料と言ってもやっぱりユーザーはそういう意味で見ちゃうわけですよね。
ましてそういう立場であれば。
ですから無料と言っても気をつけなくちゃいけないという事例です。
次、あのディズニーが捨て間疑惑です。
これも記憶に新しい人多いんではないでしょうか。
2019年12月ITメディアニュース、ディズニー映画アナ雪2に捨て間疑惑。
同時刻にレビュー漫画が複数投稿されたと指摘が相次ぐと。
これも覚えてる方いらっしゃるんではないでしょうかね。
アナ雪2が出た時に、上映する時に、あるタイミングで一斉に漫画家の人が
アナ雪2のレビュー漫画みたいなのを投稿しまくったんですよね。
あまりにもタイミングが一緒すぎておかしいっていうことで騒ぎになったんですよ。
で、PRタグとかついてなかったんですね。
そうしたら騒ぎになった後に、ある漫画家さんが謝罪するツイートを投稿したと。
試写会に招待されて描いたものだったと釈明したと書いたんですね。
これも火に油を注いだんですね。
なぜかというと、これ本来ならディズニーとか代理店がお詫びをするのが筋だと思うんですね。
しかであるにもかかわらず、クリエイターがお詫びをしてると。
なんだと。
要は代理店が本来ハッシュタグつけてねって言うのであれば、
ハッシュタグつけてねって言わなきゃいけないのをクリエイターさんが忘れたならいいんですよ。
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でも全ての漫画を描いた人がハッシュタグをつけていなかったってことは、
まあそういう趣旨がなかったって考えるのが普通、自然じゃないですか。
何もかかわらず、クリエイターが間違ってやっちゃったというような感じで謝らせた。
というようにユーザーは受け止めたんですよね。
実際、ディズニーもどう謝罪したかというと、
伝達ミスだった。ステマではないと認識。
というように、私たちはそういうことを意識していたけれども、
どこかでコミュニケーションミスがあり抜け落ちてしまったという、
半ば言い訳のような発表をしたんですね。
これは多くのクリエイターが楽談した事件でした。
だってディズニーって彼ら自身もクリエイションしてる会社じゃないですか。
クリエイターを大事にするっていうふうに思われる会社じゃないですか。
そういう会社がそういうクリエイターをかばう発言じゃない発言をした時点で、
かなり当時物議を醸しました。
この辺り、代理店なのかディズニーなのかっていうところがあるんですけど、
これも当時ものすごく話題になりました。
ですからクリエイター側としては大手代理店から仕事が来てワーってなりがちなんですけど、
やっぱり一歩踏みとどまってハッシュタグをつけるべきじゃないかと考えてるべきなんですね。
なのでクリエイターが身を守るためにはそういうガイドラインは絶対に守るという強い意思が必要なんですね。
ハッシュタグをつけなくてもいいと指示されてもそこはガイドラインを重視しますと、
それが許されないんであれば受けませんという強い意思がインフルエンサーとして長くやっていくんであれば本当に必要だと思いますね。
ぜひ皆さんもそのWOMマーケティング協議会のガイドラインぜひぜひ読んでください。原文を読みください。
というわけで今日はステマ疑惑に巻き込まれないためにクリエイターができることをお伝えしました。
本当に長く続けていくためにはいろんなリスクを排除していかなくちゃいけないんですよ。
そういう時には利益抜きに自分の信念を貫く必要があるんですね。
本当に世の中怖いこともいっぱいありますのでお互い頑張りましょう。
というわけで最後までご視聴ありがとうございました。それでは皆さん、いってらっしゃい。