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スピーカー 1
おはようございます。VTuberヨシヨシ先生の仲の人、カグアです。
SNSで何かものを紹介するということが多いのではないでしょうか。
ただ、そういったことを気をつけましょうというニュースが入ってきました。
インスタグラムで初の刑評法違反という事案が舞い込んできました。
これね、本当に気をつけなくちゃいけないですよね。巻き込まれないようにもしたい。
さあ、それでは早速いってみましょう。今日の話題があなたを変える。
この番組はマーケターとして20年以上フリーランスで活動しています。
カグアがネットで好きなことで稼いでいくクリエイターエコノミーについてゆるーりと語るラジオ番組です。
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今日はリスクマネジメントという話です。
SNSで情報発信している全ての人に関わる話だと思いますので、ぜひ最後まで聞いてくださいね。
朝日新聞のこちらの記事ですね。2021年11月9日の記事です。
インスタ投稿の放狂サプリに根拠なし、消費者庁が措置命令ということですね。
いわゆる有料誤認と、あと捨て間という2つの問題があるかなと思います。
少し記事の内容をピックアップしますね。
消費者庁は9日、軽評法違反で、豊島区の2社に対して表示の停止などを求める措置命令を出した。
要はそのサプリメントを売っている2社に対して表示を改めなさいとしつつ、かつ根拠を提出しなさいということですね。
いわゆるサプリメントって、サプリメントとかそういうものって、効果をかけないんですよね、基本的には。
薬器法の絡みも含めて、基本的に痩せるとか、何か毛が生えるとか、何か効果をかえちゃうと医療品扱いになっちゃうので、基本的にそういうのNGなんですよね。
今回は薬器法ではなくて、軽評法違反ということなので、有料5人、胸が大きくなるということに対する根拠がないと誤認させたということなんですよね。
商品を無償提供する代わりに、少なくとも15人のインスタグラマーにハッシュタグバストアップ、ハッシュタグ胸を大きくなど、ハッシュタグ付きの写真投稿を指示していたということですね。
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スピーカー 1
これ試しに検索してみたんですよ。この商品名で。ジュエルアップとモテアンジュかな。ジュエルアップで検索してみたら、今でも1000件以上出てました。
中には投稿のコメント欄に、こうした措置命令出てますから削除した方がいいですよっていう、なんか親切なコメントを書いてる人もありましたね。
ですからインスタグラマーとしては、知らなかったこととはいえ、ある意味ステマの片方を担がれた状態とも言えるわけですよ。
さらにその投稿を見て、もしあなたのフォロワーの方がそれを買ってしまったとなったら、あなた自身もそういったステマの包丁をしているということになって、
あなた自身のインスタグラマー自身の信用にも関わることなので、やっぱりこれ早急にそうしたニュースが流れてきたら、やっぱり早急に対応して投稿削除して謝罪化するかどうかはまた微妙ですけど、
やっぱり何かしら対応しないと、投稿ってほら残っちゃうので、その後ね、この投稿を見て買っちゃいましたって言われて、もうっていう話あるじゃないですか。
ですからこれは対応した方がいいでしょう。で、この2者に対しては、その表示を改めなさいっていうこと、措置命令に従わないと、いわゆる課長金というものが罰せられるということになります。
スピーカー 2
いやー、ですからこういったこと結構身近にあると思うんですよ。いわゆる無料サンプルとか無料モニター、こういうことに巻き込まれないようにしたいですよね。
スピーカー 1
多分、ステルスマーケティングにならないように、これってハッシュタグアド、ハッシュタグPRって入れればいいんじゃないのって思われるかもしれません。
でもそれは単なるステマ対策の話であって、実際先ほど検索をして引っかかった投稿のほとんどは、どこどこの会社から無料提供してもらいましたサンプルですってちゃんとコメントで概要欄に書いて、ステルスをしてない投稿がほとんどだったんですよ。
ですから本質は有料5人の片棒を担いだってことが問題なんですよね、インスタグラマーとしては。要は紹介しちゃいけないものを紹介しちゃったってところが多分問題の本質なんですよ。
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スピーカー 1
いや、そんなことわからないでしょうと思われる人も多いかもしれません。でもですね、こういったサプリメントや医療品に近いものというのは、基本的にこの効果を言っちゃいけないとか、本当に効果があるのかっていう根拠が必ず求められます。
何か告知をするときにそういった根拠が求められるんですね。ですからそういった商品をちゃんとそもそも選んで投稿しないと、こういうリスクに巻き込まれる可能性は今後もあるんじゃないかなと思います。
例えば市販のドラッグストアとかで売られる市販の薬とかそういうものもいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、じゃあ今度そういう商品で、例えばこのクリームを塗ったら地金引っ込みましたとか、そういう個人の体験談であっても今度は薬器法とかに大抵の場合絡んできちゃうんだそうです。
なんかその医療機関でない人が医療効果とおぼしきことを多分言っちゃいけないんですよね。この辺私も法律の専門家ではないので、詳しくは刑評法違反とか薬器法違反などでぜひぜひ検索してみてください。
実際今回の件で薬器法広告研究所というところが今回のアフェリエイトの仕組みについてやっぱり取り上げていました。広告の表示に、報道を見る限りにおいては広告表示の決定に関与していることは明白なので完全にアウトですねと。
写真とともにこのハッシュタグをつけて投稿することを指示していたと。
だからこれはね。でまぁ、この辺ね、本当に巻き込まれちゃうと本当に今まで積み上げてきた信用というのが一気になくなっちゃうんで。
完全に防ぎ切るのは難しいかもしれませんが、もしこういうニュースが入ったらすぐに削除してお詫びなど訂正の投稿するとか、やっぱり前向き真摯に対応するっていうことが必要かなと思います。
やっぱり誰しも知らないことは知らないこととしてやってしまうことは当然あり得るので、問題はその対応なんですよね。
その後の対応でこういうことが起きたようですので知らなかったんですということで真摯に削除して対応すれば、いわゆる二次災害。
自分の投稿を見て間違えて買ってしまっちゃったという二次災害を少なくとも減らせるはずですから、そのこと自体は悪いことではないですから、そういう対応をするのがいいのかなと思います。
結構無料サンプルで投稿してくださいってよくある話ですけど、ただサプリとか医療品とか健康に関するものはね、これで本当に注意が必要なんですよ。
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スピーカー 1
本当に注意が必要、どちらかというと近寄らない方がいいかもしれないぐらいに僕自身は思ってます。フリーランスとして20年以上やってますけど、なるべくね、デリケートな案件にはあえて触れないようにはしてますね。
そのところは慎重すぎてちょうどいいかなという気はします。とにかく一回やっちゃうと後々の対応がとにかく面倒、そっちの方にコストがかかれることの方が面倒なので、やっぱり近寄らない方がいいのかなという気はします。
ただ美容系とかで売っているインフルエンサーの方々は避けられないかもしれないんですけど、だとすればやっぱりもともと紹介するものの吟味はより慎重に、もしくは仲間うちのインフルエンサー同士で情報を共有するとか、っていうことをやっぱり自衛を講ずるしかないのかなという気はします。
ただインスタグラム初と書いてありますが、今後もまだまだおそらくは増えるんじゃないでしょうかね。2018年から今年にかけて1800件相談が寄せられたってことですから、それはちょっとひどいなって話ですよね。ですから皆さんも商品を紹介するときには気をつけましょう。
クリエイターエコノミーで稼ぐという時に、何か自分が法律に違反することをしちゃいけないのは当たり前として、そういったことになるべく関わらないという視点もリスクマネジメント上では大事ですよという話でした。
はい、ですから著作権違反ですとか、薬器法違反、刑評法違反といった何か違反に関するニュースやトピックはGoogleアラートなどで定期的にニュースチェックするといいと思います。今後もですね、こういったクリエイターのリスクマネジメントに関する話題も取り上げていきますので、よかったらフォロー登録よろしくお願いします。ご視聴ありがとうございました。今日1日素敵な1日になりますように。それでは皆さん、いってらっしゃい。